chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
司一筋 https://tsukasalove.com/

花より男子の二次小説。 司ラブの管理人が、 すべてハッピーエンドでお送りしています。

司一筋
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2020/07/26

arrow_drop_down
  • こはるびより 23

    最近の俺たちは、まるで新婚のような暮らしをしている。別々だった寝室もいつしか一緒になり、仕事中以外は常に一緒。どこに行くにも2人で……が当たり前になった。そして今日は、月に一度のこはるの検診日。午後から仕事の休みを取って俺も一緒に病院に付い

  • こはるびより 22

    店を出てタクシーに飛び乗ると、類から携帯に動画が送られてきた。さっき見たあの動画だ。まさか4年前のあの呑み会で動画を回していたとは夢にも思わなかった。けれど類には感謝してもしきれない。これをこはるに見せれば、こはるに対する俺の気持ちが証明出

  • こはるびより 21

    あきらが日本に帰国した。半年後の結婚式を控えて色々と準備が忙しそうだ。あきらの婚約者はアジア系アメリカ人で、仕事の付き合いで3年前に知り合い、その後ゆっくりと関係を深めていった。昔はマダムキラーと呼ばれていたあきらだが、結婚相手として選んだ

  • こはるびより 20

    あの日以来、俺たち夫婦はお互いを意識しあっている。それもそのはず、あんなに濃厚なキスをしたあと、普通に何も無かったようには暮らせない。正直、近頃はあのキスを思い出し夜も眠れなくなるほどだ。攻めて攻めてこはるの舌を誘い出し、吸い上げ唾液を絡ま

  • こはるびより 19

    出張最終日の夜。父と夫は経済界の重鎮らが集まるパーティーに招かれていて夕方からその準備でバタバタとしていた。「こはるも一緒に行かないか?」そう父に聞かれ、即座に首を振ってみたけれど、テーブルに置かれた招待客リストを何気なく眺めているうちに、

  • こはるびより 18

    事故を目の当たりにして、どうやら私たち夫婦は感情のコントロールがおかしくなってしまったようだ。まぁ、こんな事は珍しいことでは無い。病院に勤めていると、生死をさまよう患者やそれを見守る家族らが、時に慰めあったり時に喧嘩をしたり、揺れ動く感情を

  • こはるびより 17

    次の日、午後から本屋を数件周り最新の医学書を探したり、NYで一番大きなシューマーケットでスニーカーを購入したりしたあと、約束の17時少し前に老舗のデパートであるバーグドルフグッドマンへ向かった。一日中歩き回っていたから足がもうヘトヘトに疲れ

  • こはるびより 16

    こはるが仕事をやめて1ヶ月がたった。もともと、活発に出歩くタイプでもないし、仲の良い友達が沢山いる訳でもない。だから、この1ヶ月ほぼ邸の中だけで過ごしていると言ってもおかしくない。今までバリバリ働いていたから、さぞかし退屈で憂鬱なのでは…と

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、司一筋さんをフォローしませんか?

ハンドル名
司一筋さん
ブログタイトル
司一筋
フォロー
司一筋

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用