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  • 安閑神社の神代文字 立日十の声

    安閑神社の神代文字 立日十 桜のころ琵琶湖西部の安曇川町三尾里にある神代文字を見に行った。見学者は私一人で誰もいない。三尾里は継体天皇の父である三尾の君が治めていた土地。安閑神社は継体天皇の長子である安閑天皇を祀っている。文字というより「絵」で、ペトログリフと呼ぶのがふさわしいようだ。他にも国東半島、下関、宮島など意外にたくさんあるものらしい。若い頃から変な石があることは知っていたけれど灯...

  • 極、近況のこと 人美の声

    極、近況のこと 人美 今。私は禁煙と言うより断煙に挑んでいる。喫煙歴は55年ぐらいか、かなりのヘビースモーカーだったと、自負している。何故そうしようと思ったのか、多分に世間の風潮もあるが、今更、健康の為と言うのもいささか説得力に欠けると思う。なぜなら、今まで我慢する事なく、臆面と生きていて、人生の終盤を迎えて自分に我慢を科したといえば、綺麗事か。とにかく喫煙者は、世間を敵に回しているという感覚...

  • R4-7-24 七月句会レポート

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。ぜひ句会にご参加ください。2022年7月24日  七月句会 全27句選句・鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • 8月句会のご案内

    泉の会 8月句会のご案内時:8月14日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 2階 会議室4投句〆切:8月11日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表します...

  • 種田山頭火 其中日記 昭和8年 7月13日

    昭和8年 7月13日 七月十三日朝月はよいな、蛙のうたもよいな、キヤベツはうまいな。桔梗が咲いた、虫の声がしんみりしてくる。……網代笠を修繕する、いつぞや緑平老は、ずゐぶん破れましたねといつた、樹明君は、新らしいのを買つてはどうですかといふが、物を活かせるだけ活かすのが禅門の教であり、同時に新らしい笠をかぶるよりも一杯やりたいのが私の煩悩でもあり、熱心に紙を張り渋を塗つて役立てるのである、このと...

  • 種田山頭火 其中日記 昭和8年 7月12日

    昭和8年 7月12日 七月十二日月明に起きて蛙鳴を聴く、やがて蝉声も聴いた。玉葱といつしよに指を切つた、くれなゐあざやかな血があふれた、肉体の疵には強い私だが、疵の痛みには弱い私だ。生死一如、物心一枚の境地——それは眼前脚下にある、——それが解脱だ。五時半出立、九時から十二時まで秋穂行乞、三時半帰庵。  米 二升二合 酒 弐十銭今日の所得 今日の...

  • 種田山頭火 其中日記 昭和8年 7月11日

    昭和8年 7月11日 七月十一日天気明朗、心気も明朗である。釣瓶縄をすげかへる、私自身が綯うた棕梠縄である、これで当分楽だ、それにしても水は尊い、井戸や清水に注連を張る人々の心を知れ。百合を活ける、さんらんとしてかゞやいてゐる、野の百合のよそほひを見よ。椹野川にそうて散歩した、月見草の花ざかりである、途上数句拾うた。昼食のおかずは焼茄子、おいしかつた。此頃は茄子、胡瓜、胡瓜、茄子と食べつゞけて...

  • 春紫苑と姫女苑 立日十の声

     春紫苑と姫女苑  1978年にリリースされた「ハルジョオン・ヒメジョオン」は松任谷由実の作詞作曲。漢字は「春紫苑」「姫女苑」と書いて、「ハルジオン」「ヒメジョオン」と読む。「ハルジョオン」はユーミン意図あっての改名だと思う。「待宵草」を「宵待草」にした竹久夢二には、意図して変えた創作説と、知らなかったが訂正するには遅かった説があるらしい。 ユーミンと中島みゆきはフォークソングのイメージを一変...

  • 燕子花 立日十の声

     燕子花  物心がついた頃から止むことなく引きつけられる花があった。琵琶湖岸のよし原に紫色の花が咲くとずいぶん気になった。話しかけてくると言うよりも吸い込まれてしまう花だった。私は羨望のまなざしで見つめるだけで手出しは出来ない。そこに足を踏み込めばずぶずぶとどこまでも沈んで行く沼地で、蛇や蛭がいるのは知っていた。今もそのイメージは変わらず、手の届かない永遠の女性である。上村一夫、つげ義春な...

  • 柳原白蓮の30首

    柳原白蓮の30首    「踏み絵」よりわれはここに神はいづくにましますや星のまたたき寂しき夜なり踏絵もてためさるる日の来しごとも歌反故いだき立てる火の前天地の一大事なりわが胸の秘密の扉誰か開きぬ或時は王者の床も許さじとまきしかひなのこの冷たさよ ※まきし=枕きし追憶の帳のかげにまぼろしの人ふと入れて今日もながむる美しう君に背くといふ事もいつか覚えし悲しき誇誰か似る鳴けようたへよと...

  • もう、ええ歳 人美の声

    もう、ええ歳 人美 もう、ええ歳の私はテレビばかり見ている。なぜかしら誰も、相手にしないKBS京都をたまに見る。曜日毎に整理してみた。 月曜日   太田和彦のぶらり旅 彼は吉田類と共に。居酒屋探訪で知られている。前半は訪れた街の紹介で、彼がグラフィックデザイナーの目線で、街並みを紹介し、彼一流のウンチクが聴ける。後半は、お馴染みの居酒屋訪所だが、むかしの印象ではまだ名前が...

  • 昭和56年7月19日 七月句会

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。ぜひ句会にご参加ください。  昭和56年7月19日 七月句会於:扇町北会館 得点順 かたちばかりの乳房がさびしい薄ものの頃 和子 10点 朝市、シワもならべてくったくがない 吐余...

  • R4-6-19 六月句会レポート 選句と鑑賞

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。ぜひ句会にご参加ください。2022年6月19日 六月句会 全17句存えて納豆買いに行く 人美日和呂・秋海棠・弥生・貞徳 選・存えての言葉の使い方が秀逸。(秋海棠) 夢だからって拳銃一発撃たず死ねるか ...

  • 酒井仙酔楼の60句(2/2)

    酒井仙酔楼の60句(2/2) 水に春雨の傘さしてあるく疊もはだかも月夜の山が冷えて來た秋風の無心者去なした秋の日の暮れるところへ來てかける虫鳴く引出しの國の母の手紙星屑、靴がつめたい足入れてもどる私の葬ひにも來られる人と葬ひから戻るやぶの涼しくうごく處まで戻つた天の川涼しい夜ふけの猫が居なくなつた板塀夢が涼しい草に星があつてまた寝る 夜の冷たい石に落ちたのが蝉動く齒をうごかしてゐる虫ないてゐる...

  • 酒井仙酔楼の60句 (1/2)

    酒井仙酔楼の60句 (1/2) 子の顔ねてゐる蚊帳から旅立つ鳥柿の夕日を見て鳴いた咲き切ゝつて月の面のこすもす木の實おちる眠りに入らうとするおそい月が出たさいせん箱のねずみ杉が立ち星が出てしぐれる山は鳥の大きな聲で暮れた春雨たまれば映るもののかげさて寝るばかりの春の山の流れ星犬もおちる葉を見ていた 旅にて水田の星を通る草の花、つかひにあるく蝉を放つ冷たい夜の手犬に買ふて食べて犬にもやる父の鏡を...

  • 第6回 尾崎放哉賞のご案内

    第六回 尾崎放哉賞のご案内「尾崎放哉賞」は、放哉の愛した自由律俳句の魅力を世に広め、多くの方々に自由律俳句に親しんでいただくことを目的として自由律俳句を公募し、青穂の大会で表彰を行うものです。「咳をしても一人」「こんなよい月を一人で見て寝る」等、自由律俳句の名作を残した尾崎放哉。「尾崎放哉賞」は、小豆島の俳人、故 井上泰好氏の献身的な努力により長年続けられた「放哉賞」を受け継ぎ、このたび自由律...

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