気分の悪くなる児童文学「にんじん」ジュール・ルナール

気分の悪くなる児童文学「にんじん」ジュール・ルナール

久しぶりの投稿 梅雨の低気圧と不眠症にやられて、しばらく動けないでいたけどなんとか復活 読んだ本もたまりまくってるので、少しずつここで記録をつけていけたらいいなあ ということで にんじん (新潮文庫) 作者:ジュール ルナール 新潮社 Amazon 童話みたいなもんだろうと軽い気持ちで読んだら、かなり気分の悪いものでした… ☆あらすじ 髪が赤いからにんじんと呼ばれている少年にんじんの家族との日常を描いた物語(この作品の作者ルナールの自伝的小説) だけど、母親が典型的な毒親 兄弟間差別や、にんじんへの人格否定、おもらしをしたらその尿を飲ませるなどの虐待を加える にんじんは自分が悪い子だからと思い…