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アスペルガー@京都生活 http://kyo-as.sblo.jp

ハイコンテクスト文化の中心地:京都で生まれ育ったオバハンです。子供の頃から変人扱いでしたが、中年になってから自閉スペクトラム症の診断がでました。京都人のなかで試行錯誤した記録やら処世術やらを、ASD目線からお伝えします。

下名 慧
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2020/07/18

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  • 資本主義は人類にとって幸せな選択なのか

    私が子供だった頃に東欧の共産主義国家が崩壊し、冷戦が終結しました。(ある意味、まだ継続しているように見えなくもないですが)しかし今の世界を見ていると、資本主義が必ずしも正解とは言えないような気がします。 崩壊する前の共産主義国家は、一部を除いて皆が貧しい社会でした。そして資本主義は…というと格差を是とするシス…

  • 日本人的なコミュニケーションが失われた30年を作った説

    私が子供の頃といえば、いつか日本の景気が悪くなる未来を想像する大人なんて、誰もいませんでした。人口は増え続け、金利や土地価格は上がり続けるといった前提は、今にして思えば変な話ですよね(;´∀`) では日本人が楽観的なのか?というと、特にそういった傾向はなさそうです。不安遺伝子をもつ割合は、他国よりも多いくらいですから… いったい何が問題だったのか気になって…

  • 苦手な電話応対を克服していった話

    若いころの私は、ものすごく電話応対が苦手でした。 今でも好きではなく苦手意識も残っていますが、仕事上では問題なく過ごせています。母親にも「知りあいに電話をかけることすらダメだったアンタがねぇ…」としみじみ言われます。 思いかえせば「当たり前のことが当たり前のようにできない」人間なりに、いろいろ試行錯誤したものです…( =…

  • 「京都の接客」を、今の時代に見直してみる

    他府県民には「京都の接客は怖い」と思われているようで、正直に言うと私も、敷居の高い店は多いな〜と思っていますが、ずっと住んでいると慣れるもので。 むしろ他府県に行くと「そこまで丁寧にしなくても…」などと恐縮してしまうんです(;^_^A

  • 『議論』というコミュニケーションの難しさ

    人間だれしも、気の合う人・合わない人はいるものです。私も、若いころはそれなりに悩みました。しかし、よく見れば定型発達者同士でも、表面で仲良くしつつ陰口を言い合っていることだって、珍しくありませんよね? これは発達障害/定型発達の違いよりも、「自分と違う考え方への耐性」の問題であり、議論がケンカになってしまう理由にもつな…

  • 人間関係に労力を割きすぎる問題

    会社が儲かっていないのに、仕事が忙しいという理不尽。 従業員教育に時間を割いているわけでもなく、利益を出せる量の仕事を受注してもいないのに、なぜか忙しいことがあります。 もちろん私が『処理速度の遅いASD』なせいもあるのですが、職場全体で業務がちっとも進んでいないときは、だいたい『人間関係』に問題アリ。 仲良くするのは大事なのですが、最優先事項にするの…

  • 同性婚の生産性について考えてみた

    ときどき物議をかもす「同性婚は非生産的」という意見ですが、何をもって生産的と呼ぶかで話は変わると思うのです。 人口の再生産に対して、直接の影響がない事は否定しません。しかし目線を変えれば「生産性が全く無いとは言えない」んですよね…(゜-゜)

  • 失われた30年が、更に延長されそうな件

    このコロナ禍は、本当なら産業の大転換になり得るチャンスだったと思うのです。 しかし、そうはならないような気がしています。 それどころか、失われた30年が更に40年50年と続き、『そういう国』に落ち着くのでは? 原因は複数あって絡み合っているため、何か一つを変えたところで劇的な変化も望めません(-_-;) 私が生きている間に、少しでも前に進むところを見たい…

  • ジェンダーギャップと働き方問題

    日本は政治でも企業でも「組織の上にいくほど女性が少ない」とは、よく聞きますね。2019年春のデータでは、日本がG7で最も低かったとか。 差別意識が無くならない。あるいは女性側の意欲が足りない。そもそもの能力に差がある…等々、語る人の立場によって様々な意見が飛び交っていますが、諸悪の根源は『働き方』にあるとしか思えないのです。 日本の働き方問題は発達…

  • 物の善し悪しとは何なのか

    これからの時代は、コロナ禍で世の中の産業が大きく変化しそうですが、意外と変化しなさそうでもあり、何だかよく分からないです(~_~;)今まで当たり前のように手に入った物が、貴重品になりつつあるのは感じるのですが… 物の善し悪しの価値観も時代を反映しますから、要らないものが淘汰されるのも、自然といえば自然。 でも、本当に無くしてしまって大丈夫?って思うこともあるので…

  • 飲み会文化の謎について考えてみた

    昔から謎なのですが、飲み会文化の楽しさがサッパリわかりません。 でも、好きな人っているんですよね…… 好みの違う人とは適切な距離を保ちたいのですが、棲み分け=敵認識の人をどうやって回避すればいいのでしょうか。困ったものです。若い頃は試行錯誤したものですし、今でも悩むことは多いです。 今日は、そんな思い出と絡めた話をひとつ。

  • ASDが語る京都人との付き合い

    当たり前の話ですが、ものの考え方は、定型発達者であっても人それぞれです。 そのため人間が複数寄ると、価値観の違いで揉め事が起こるのは、実によくある話でして… 京都人は冷たい、排他的と言われますが、それも単なる価値観の違いに過ぎないのかもしれません。

  • SNS社会のルールもややこしい

    今や、SNSを使ったネット越しのコミュニケーションは、すっかり世間一般に定着しています。 対面が苦手なASDは希望を抱いてしまいそうですが、これを使いこなすのは、なかなか難しいのではないでしょうか。 初対面が相手のコミュニケーションにおいて、相手の地雷が分かりにくいのは対面コミュニケーションと同じです。双方の文章力と読解力に差があると齟齬が起こることも、…

  • 美と猥褻との境界線

    『美』とは何ぞや?と考え始めると、哲学に辿り着きます。『美学』という言葉になると、 美の本質や価値についての学問と、人生論の意味が含まれますよね。 よって、『美』に対する意識は生き方にも反映されますから、たかが趣味と侮れないと思うのです。

  • 古き良きインターネッツの思い出

    私がPCを持ったのは、Win95の頃だったと思います。 ASDらしく変化が嫌い…というか苦手ですから、できるだけ長く同じOSを使っていましたので、よく知らないOSの方が多いかもしれません。 回線も、けっこう長い間ADSLだったと思います(;^_^A スマホの民がインターネット主流派になった今、失われつつある古のオタクの知恵を伝えるのも年寄りの役目…のような気もし…

  • 文民統制と民主主義の限界

    ネットといえば個人のホームページだった時代の年寄りとしては、今のSNS文化に驚かされっぱなしです。 誰でも手軽に情報発信できるようになった分、専門家の意見も素人の感想も、あるいは販売目的の記事も混ぜこぜですから、昔よりも注意して読まないといけなくなりました。これは便利になったようでいて、かえって不便になってきたような? 誰でも意見を言えるのは良いことです…

  • 若い頃に知っておきたかったこと体調編

    「元気があれば何でもできる」 わかりやすくて、実に良い言葉です。しかし裏を返せば、感覚過敏などが原因で疲れやすいASDには、ハンデがある訳でして… 疲れるとイライラしたり、気力が失われることは、定型発達者も体感的に理解しやすいのではないでしょうか。人間は元気でいないと、本当に大事なときに頑張れません。

  • 琅燦の犯行動機を考えてみた(十二国記読了②)

    前回から引き続き、十二国記シリーズ「白銀の墟 玄の月」のネタバレしかない雑記です。 今回も、前回と同じく、未読でネタバレ不可派は回れ右お願いしますm(_ _)m(※ネタバレOK派でも、未読だと心底意味不明なのも前回と同じです) 4巻あって登場人物も多く、うっかり読み飛ばすと「?」になる部分も出てきましたので、今までのシリーズより…

  • 謀叛の起こらない戴国の人事を考えてみた(十二国記読了)

    中華風ファンタジー小説、十二国記シリーズの最新刊「白銀の墟 玄の月」を読み終えましたので感想をひとつ。 内容についてのネタバレしかありませんので、ネタバレ不可派は回れ右お願いしますm(_ _)mネタバレOK派でも、未読だと心底意味不明の内容かも…ぞれ以前の問題で、私の文章が意味不明な可能性も……

  • 若い頃に知っておきたかったこと職場編

    長いこと生きていると、「それ、もっと若いうちに知りたかった…」と思うことは多いです。 私には子供がいませんが、世の中にはASDの若い子もたくさんいて、その苦労に自分の若い頃を思い出して身につまされるような…もし息子や娘がいたら、あれこれ話したんでしょうか。 そんな感じで今回は、わりとしょうもない思い出ではありますが、ASDにとって難しかった職場の思い出話をして…

  • 日本人と2回目の敗戦

    日本は世界において、2回の大きな敗戦を経験していると言っていいでしょう。 まず1回目は太平洋戦争。 そして2回目は、戦後の経済戦争。そろそろ認めたほうがいいと思うのですが、日本はこの30年の間に、先進国で1人負けといっていいくらい負けました。 これは、太平洋戦争からの課題を全く克服していないのがダメだったのではないでしょうか?

  • 京都の生活と宗教行事と

    さて明日で、世間一般のお盆休みも最終日。日本人の宗教は生活に根差しているので、あまり意識されていないと言われていますよね。正月もお盆もクリスマスも除夜の鐘も、お宮参りも結婚式も葬式も、よくよく見れば何かの宗教が絡んでるのですが、割と忘れているものです。 そんな感じで、全国どこでもある行事だと思っていたら、実は京都単独の風習だったと歳とってから知ることもあり…Σ(…

  • 怪力乱神を語ってみた

    京都には、いわく付きの場所がたくさんあります。むしろ、いわくの1つや2つくらいあるのが普通。 洛中民による洛外民差別のような話はネタとしても、確かに洛外が墓地だった時代もあり、その時代なら近づくの怖いな…と思ったことでしょう。東山の六道の辻は、元は髑髏原と呼ばれていて、すぐ近くの鳥辺野は鳥葬の場所。西の化野や、北の蓮台野なども、風葬が普通だった時代なら、近づくのは怖…

  • 仕事は簡単であるべきでは

    コロナ禍でまた有効求人倍率が下がっているようですね。残念なことに、就職氷河期やリーマンショック世代にはお馴染みの状況が、また戻ってきてしまいました。 あの時代から、企業の求めるものが増えたんだと思います。学歴に容姿に対人スキル、資格や経験など、求職者の努力が足りないのが良くないと。ちょっと前のバブル時代だと面接に行けば交通費がもらえたのですから、えげつない落差です…

  • 見た目には気を付けよう

    定型発達者のすごいところは、『人に対する観察と興味』だと思います。 私もやはりASDですから、新しく知り合った人のプライベートには、さほど興味が沸きません。かといって、その人が嫌いとも言えないのです。街路樹の1本を指さして、好きか嫌いかを聞かれるような感じです。 そうはいっても、正直に「興味ないです」なんて言ったら、相手は敵認識されたと誤解して怒りますから、本音がバレない…

  • 『正常な人』とはどんな人なのか

    脳内物質の『オキシトシン』には、いろいろな効果があるそうで。 どうやら自閉症にも効果があるのではという説を知り、興味を持たざるをえなかったのですが、あまり嬉しくない効果も知ってしまって、なんだか複雑な心境です。 また『正常』とは何なのか、けっこう考えさせられました。

  • 八ツ橋はお土産用のイメージ

    京都みやげの定番といえば『八ツ橋』。八ッ橋とか八つ橋とかいろいろ表記がありますが、細かいことはキニシナイ( ゚∀゚) そういえば、私は子供の頃に八ツ橋を食べた記憶がありません。食べたらダメだったという訳でもなく、何故か食べる習慣がなかったのです。 阿闍梨餅や豆餅のほうが馴染みがあり、とりあえず茶菓子が必要なときには無難なチョイスでしたが、近年はこれらをお土産に買う人も…

  • 頭がよくないことは罪なのか

    人類とサルを分けるのは何か?と問われたら、まず『火を扱う』『道具を使う』『衣服を着る』などの行動が思い浮かぶのではないでしょうか。火や道具を扱うことができる『知恵』が文明を作り、人類はここまで繁栄してきました。 文明の恩恵を受ける我々は、当たり前のように「人類とは知性を持つ生き物」と思いがちですが… …その錯覚が、人間社会を歪にしているのではないでしょうか…

  • 『京都人の脳内地図』はどこまで本当?

    以前にツイッターで出回った?『京都人の脳内地図』という画像がありましたよね。 転載しないほうがいいだろうと思いましたので、見たことない方は恐れ入りますが画像検索してください(*_ _) あの画像、私の所感としてはだいたいあってると思います。ガチ中心部の人々に関わるのはちょっとこわい(;^_^A

  • 投資家がいなくても世界は回る…?

    21世紀の資本論で、ピケティ先生の発表した r>gの法則 。 rは資産運用の利益率で、gは労働して得られる所得の増加率。 ざっくり言うなら、せっせと労働するよりも、資本家がお金を転がすほうが儲かるという残念な図式…… …でも、私…

  • イケメンでもオッサンになると残念になる事例

    『いいね!光源氏くん』のTVドラマ化は、なかなか評判もよかったみたいで何よりでした。 私はあまりドラマを見ないので比較のしようがないのですが、日本が舞台になっている漫画の実写化は、案外ハズレが少ないような気がします。ハリウッドが日本の漫画を実写化すると、なんであんなに残念になるんでしょうねぇ… それは置いといて。 この漫画(ドラマも)のストーリーは、源氏が失…

  • 発達障害という身近な異文化

    ずいぶん昔に働いていた職場の話です。 同じ部署にいた二人を、仮にAさん、Bさんと呼ぶとして。 「あの人、全然やる気ない」「いつもいい加減だし」「ミスをしない日がないんだけど」……などと、BさんがAさんのことを愚痴っておられましたのを覚えています。

  • 京都人の『いけず』についての傾向と対策

    私はASDゆえ『いけず』に気づかず生きている部分もありますが、ASDでも気づくレベルの『いけず』な人々もいます。 認知の歪みから誤解している部分もあるでしょうが、誤解も含めて『ASDから見た京都の人々』の一例をご紹介できれば良いのではと思いました。

  • アスペルガーな人に100の質問

    やってみました。

  • ごあいさつ

    はじめまして。下名慧(仮名)と申します。 京都生まれの京都育ち、他府県に住んだ経験ゼロ。なんとなく周囲から浮いてるなーと思って過ごしてきました。ASDが判明したのは40歳を過ぎてから、自分で検査に行って判明しています。

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