ピアノだけではありませんが、 他の人と比べない、というのは役に立ちます。 私は、上手な人の演奏を聞きますと、 感激するのと同時に、
私は、クラシックピアニストですが、 ヒップホップダンスも、やっています。 と、言うと、 びっくりされることが多いです。 それを始めたのは、 55才の時です。 けれど、 始めるまでに、何年もかかりました。 ぐだぐだ、迷っていたのです。 どこで、習おうか。 10〜20才代の人の中に...
いったん、譜読みはできあがって、 ゆっくりテンポでなら、弾けるようになりました。 これから、 もっとテンポをあげていきたい、 でも、 速く弾くと、くずれる。 どうしたらいいのでしょう。 ゆっくりめの曲でしたら、 少しずつあげていくと、 いいかもしれません。 アップテンポの曲で...
ペダルの使い方が、よくわからなくなってしまった場合。 ペダルは、 譜面に書いてあるとおりに、きちんとやっても、 うまくいかないことがあります。 お料理の、塩かげんのように、 ほんのちょっとの差で、 お料理が、ひき立ったり、 からすぎて、台無しになったりすることがある。 これは...
ピアノを上手に弾けるようになるために、 一生懸命に、情報を集めます。 知識をさがします。 どんどん知識が増えていきます。 それもいいですが、 また、手放すことも、けっこう楽しいです。 たとえば、 ピアノで表現するときに、 恥を捨てると、本番に強くなります。 あぁ、こんな感じでい...
以前はできたのに、今は、どうのこう、などと、 年を重ねることは、ディミニュエンドのようにお話しする方が多いです。 私も、 見かけの方は、髪の毛に銀の筋が入っていたり、 他にも、いろいろとあり、 どう見ても、若いとは言えません。 あぁ、年を重ねたな、と思います。 ですので、 人生...
ピアノを習っていて、 つかんでおくといい感覚 があります。 それを、見事に、つかまれた受講生の方がありますので、 書いておきます。 数ヶ月前に、「ふだん塾」へ来られた、 大人初心者の女性、Pさんです。 ゆくは、ポップス系の曲を、 楽譜を見て、自分で弾けるようになりたい、と、 た...
ピアノではなくて、お習字のことですが、 上手になる条件 、という古い話を読んだことがあります。 それは、 1)長男であること 2)凝り性であること 3)不器用であること というようなことでした。 長男というのは、その時代では、 習い事に必要な材料などを買ってもらえる、 恵まれた...
タッチがすっきりしないで、 ネチネチとした感じのレガートになってしまう場合。 みなさん、指に注目します。 もちろん、指でピアノを弾くのですが、 もう少し視野を広げて、 体全体のバランスをよくするのも、いいことだと思います。 ネチネチするのは、 弾いたあとの、指上げが足りないか、...
ピアノ演奏での、呼吸(ブレス)の取り方です。 当たり前ですが、 ピアニストが呼吸しても、音は、切れません。 管楽器でしたら、 息つぎの時に、自然とブレスとなります。 それを、意識的に、 ここ、と印をつけて呼吸をとっても、 なかなか、ぎこちない動きになってしまうこともあります。 そ...
ピアノ演奏の本番が控えていると、 何かと、緊張してきます。 まったく緊張しない、というのは、ありえないと思うのですが、 まぁ、程度の問題です。 「ミスしないで弾けるだろうか」 「音は、ちゃんと思うように出せるかしら」 「クレッッシェンド、強弱、できるかしら」 「暗譜は安全かしら」...
片手ずつならうまくいくのに、 両手だと、うまくいかない、と言って嘆く人は多いです。 たしかに、初めての曲を譜読みしていくのは、 なかなか大変なことがあります。 そんなとき、 チェックすることは、2つ。 * 片手ずつ、しっかり弾けてるかどうか * 両手の段階に入るとき、テンポを落と...
ピアノ技術の中でも、レガート奏法というのは、 一番、独特です。 どんな楽器でも、だいたい、普通にメロディを奏でていれば、 レガートになってしまうのに、 ピアノだけは、そうもいかないのです。 ちょっとタイプライターっぽい、と言いますか、 パーカッション的になる、と言いますか。 そ...
ピアノを弾いていて、 右手と左手が、離れる時に、ほんのちょっと難しくなるように思います。 ということを知っておくと、 少し、改善されることがあるので、お試しください。 もし、 たとえば、何かが故障して、 一体、何が起こったのだろう、とその物体を見る時、 両手でその物体を、顔に近...
きのうは、しんみり感動しました。 そして、同時に「!」と、驚き、 なんだ、なんだ、とちょっぴり悔しい気持ちも、 ありました。 何が起こったかと言いますと。 ここ、しばらくレッスンに来られなかった、大人の方がありました。 2ヶ月ほど、です。 悩み事があって、来られなかったのです。...
この曲は、中級〜上級レベルの、短い曲です。 まるで、宝石のように美しい曲なのですが、 あまり知られていないように感じています。 リスト作曲 「即興曲( もしくは ノクターン)」 実は、この曲は、 私がリスト国際コンクールを受けた年に、 一次試験の中に、課題曲として提案されていま...
今、音楽院では、コンサート、フェスティバルなどは、 ちょっと控えめになっています。 とはいうものの、ミニコンサートに出る生徒さんもあります。 さて、 そんな時に、みなさんよく練習をなさるのですが、 ちょっとした注意点があります。 幼い生徒さんには、あまりお話ししませんが、 ある...
リズム感が出ていて、 聞いているだけで、踊りたくなるような演奏にするには、 どうしたらいいか。 まず、 弾く人が、そのリズム感を、いいなぁ〜と感じていることが、 大前提になります。 それでも、 あとで録音を聞いても、うまくいってない、と感じる時。 ひとつ、注目してみるといいことが...
ピアニストにとっての、筋トレはなんですか、という質問がありました。 それは、とってもいい質問だと思います。 私には、そういう発想がなかったのです。 長いこと、 ただ、ひたすら、ハノンやチェルニーを練習する、というのが、 筋肉をつけるものだと思っていました。 それでも、 自分の指の...
新しい年が、やってきました。 ところで、 みなさんは、お弾き初めをなさるのでしょうか? 私は、お弾き初めに、 リスト編曲のバッハの曲を、弾きました。 バッハならば、ピアニストにとっては、すでに、 たくさんの曲がありますから、何も、わざわざ、 編曲を弾くこともないのです。 それに...
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ピアノだけではありませんが、 他の人と比べない、というのは役に立ちます。 私は、上手な人の演奏を聞きますと、 感激するのと同時に、
何かを計画して、それを着々とできればいいですが、 そうはいかないこともあります。 急用ができた、とか、 単にその気が起こらなかった、とか、 いろいろ理由はありますが、 「挫折」した場合。
ふだん塾」オンラインレッスンの受講生の方には、 日本から、フランスからの方が多いですが、 それ以外、イギリス、アメリカからも 受講があります。
エチュードでもなんでも、 難しい曲を速いテンポで弾けるようになるには、 どうすれば良いのでしょう?
先月、大人初心者の方が入ってこられました。 お年は、だいたい70代半ば、 もしかすると、後半かもしれません。 とても順調に行っています。
私が、ピアノをこんなに長く続けていられるのは、 やはりコツみたいなものがあると思います。 以前に、 どこかで読んで、深く納得したことが あります。
先週、たったの5時間で、 3年間の悩みが解決する、という感動的なことが おこりました。 どういうことかと言いますと、 実は、3年前に、私のピアノは ダメージを受けてしまったのです。 これは腕の良くない技術者に任せた私のせい、といえば、 私のせい。
前回は、オンライン受講生の方が「ぐん!」と上達なさった、 という話をしました。 もちろん、これまで(私のところでは3年間)、 コツコツと、深く掘り下げて、 研究、練習なさってきたからなのですが、 ここへきて、 ずいぶんと変化がありました。
もちろん、そのきざしのようなものはあったのですが、 今回、ガクンと上達なさって受講生の方がありましたので、 とても嬉しく、おめでたく(?)思いました。 技術的にも、最近、
最近よく思いますが、 60歳を超えた私は、20歳のときとは違う 練習のしかたをしています。 おおまかにいいますと、 自分の弱点がよくわかっているので
ここロワール地方では、けさは10℃と、 とても涼しいです。 朝の散歩では、手袋をしてくればよかった、と 思うほどでした。
レッスンでも、コンサートでも、 本番が近くなると、緊張します。 上手に弾きたい、という気持ちがあれば、 緊張するのは仕方ありません。
フランスでは、2週間のイースター休みが ありましたので、 私も東京に帰省することができました。 その間、音楽院の生徒さんは、、、。 人それぞれですが、 今回、ものすごく変化した生徒がいます。
(オンラインレッスン、再開しています!) 2週間ほど、東京に行っていました。 お天気もよく、桜や富士山に迎えられて、 日本という国は、 なんて、美しい国だろうとあらためて思いました。
フランスでは、イースターの休みに入っています。 その間、2週間ほど、 「ふだん塾」オンラインレッスンは、お休みにいたします。 そして、東京に出張して、 対面レッスンをいたします。
たまに私がピアノを演奏しているときに どんなことを考えているか、と聞かれます。 自分でも、以前、それを観察してみたこともあります。
日本の生徒さんの中にはみられませんが、 フランスで、よくみられるケースです。 最近のソルフェージュレベルが、 ちょっとアヤシイらしいのです。 そうすると、 ショパンのノクターンでも、メロディがちっとも
今、春のお花の時期だから ことさらそう感じるのかもしれませんが、 今まで、地道にやってきた生徒さんが 突然、すごいことを見せてくれたりして、 うれしく、驚きます。 冬の間も、コツコツと練習してきて、 今、春になって、ポンと花が咲いた、というような 気持ちがします。
音楽院で、 新しい生徒さんが編入学なさいました。 もう、かなりのレベルを持っている男性。 とても音楽がお好き。 したがって、そういう心を持っておられるので、
今日は、 オンラインレッスン「ふだん塾」の受講生、 きらさんのお話をしたいと思います。 4年前から受講しておられます。 以前にも、 ストリートピアノを弾かれた、というお話
先ほど、YouTubeで、マルタ・アルゲリッチの演奏を 見て、聞いていました。 ずいぶん古い動画ですので、 マルタさんも若く、 プロコフィエフの曲を、いとも簡単に弾いています。 私のような昭和の人間は、
オンラインレッスン「ふだん塾」には、 いく人か、海外からの受講生があります。 たまたま、その中には庭いじりの好きな方があったので、 ご紹介しています。 きょうは、受講生ではなくて、
私のピアノは、23歳ですが、 去年の春に、「ハンマー全とりかえ」を行いました。 ハンマーが変わると、これほど音が変わるのか!というのは、 本当に、びっくりものです。 とりかえる前に、テクニシャンに、 「音が変わりますよ。 まるで、夫をかえるようなものですよ」と さんざん言われていましたので、覚悟
けさ、オンラインのレッスンをしていましたところ、 お仕事が忙しくなってきた受講生の方がありました。 北海道にお住まいのMさんです。 その方がおっしゃるには、 仕事は忙しくなってきているけれども、 ピアノを弾くのを楽しみにしながら、 仕事を頑張っています、ということです。
ピアノの先生、と一口に言っても、 いろいろな人がいますので、それぞれだとは思います。 少なくとも私の頭の中では、 レッスンをしている時はもちろん、 そうでない時でも、 気にし続けていることがあります。
一生懸命弾いているのに、 どうも、成果が出ない、というときはあります。 それは、プロでも、趣味ピアノでも、 大きなモチベーションを持って努力している方に よく起こるようです。 そういうときはどうすればいいかと言い
きのうは、フランスではルマンというところで 24時間自動車レースがありました。 それとは関係ありませんが、 先日、私は12時間ジャッジをするという仕事がありました。 まぁ、休憩はあるのですが。
きょうは、「ふだん塾」海外組のもうひと方、 野ばらさんのお庭を紹介したいと思います。 野ばらさんは、アメリカ、ワシントン州にお住まいです。 「ふだん塾」で数年前からお勉強中の女性。
片手ずつ弾けても、両手で弾くのが、むずかしい。 確かに、そうです! 私も、それでよく苦しみます。 そういう時に、よく観察してみますと、 まず、 片手ずつちゃんと弾けているかというと、
本の読み方に、 熟読、 速読、 斜め読み、など、 いろいろな読み方があるように、 ピアノの練習の仕方も、いろいろあると思います。
先日、同業者の方に(つまり、ピアノ教師の方に) 質問を受けました。 数年前のことですが、 音楽院、教師就職試験の際、 私の生徒さんの一人が、レッスンの試験台となりました。
「ふだん塾」受講生の中には、 海外からの方が、幾人かあります。 オンラインですから、どんなに遠くても、 まるでそばにいるように、レッスンを行います。 さて、 イギリスにお住まいの方から お庭の写真をいただきましたので、紹介します。
ある程度、曲を弾けるようになると、 楽しいですから、 なんども、なんども、繰り返して弾いたりします。 さて、 ここが、肝心なところです。
音楽院では、年末テストも終わりました。 7月になると、学年も終わりです。 でも、この1ヶ月はイベントがいろいろありますし、 レッスンも、続きます。 先日のテストでは、皆さん、 ストレスフルだったようですが、 でも、そのおかげでずいぶん練習したようです。
先日のテストでうれしかったことを書きます。 いくつか、「とてもうれしかった」件があるのですが、 そして、 それは、だいたい、生徒さんが実力を発揮できた時。 それどころか、 いつもよりもっと上手に弾けたりすることもあります。
ある曲を、しばらく弾いていると、 なんだか、ちっとも改善しない、 変化がない、という時が来ることがあります。 それは、 両手で、音楽的に弾き続けている時に、 よく起こるような気がします。
今、フランスの音楽院では、テストの時期です。 テストの時は、外部の先生がジャッジに来ます。 私も、別なところへ行って、ジャッジします。
まったく初心者でなくとも(再開)、 大人になってからピアノを始める方は多いです。 逆に、 そんなことはできないはず、と 決めてかかっている方も多いです。
前回は 「音色」について書きました。 それでは、どのように、「色付け」をしていくかと 言いますと。 まずは、 全体的に、丸くて深みのある音色を 目指します。 これは、まるで、質の良い楽器を選ぶようなものです。
先日、日本のどこかで、マルタ・アルゲリッチが 古いアップライトで、 バラバラっと、 シューマンやらラベルの曲で、試し弾きをしていました。 その音を聞いて、 「あ、アルゲリッチの音」と思いました。 とてもアップライトとは思えない音でした。