ピアノだけではありませんが、 他の人と比べない、というのは役に立ちます。 私は、上手な人の演奏を聞きますと、 感激するのと同時に、
みなさん、どのような一年をすごされたのでしょうか。 私は、静かに、ちょっと日本式に、 軽くお掃除をすることにします。 そして、 悲しみとか、後悔は、持ち越さない! ですので、 きょうは、残った涙を流して、スッキリする曲を、 ご紹介します。 ただ聞くのもよし、 ご自分で弾かれるの...
今年も、クリスマスはすぎました。 ここフランスでは、飾りつけは、しばらくそのままにしておきます。 お正月も、クリスマスの飾りつけで、ゴー!となります。 ところで、 毎年、音楽院のピアノのクラスでは、 「クリスマスソングを弾きたい」というリクエストが出ます。 生徒さんが、リクエスト...
ピアノを弾くときの脱力について、気になさる方があります。 だいたい、「脱力」と考えたら、 トタンに、どこかに力が入ってしまうのが、ふつうです。 ですから、考えないほうがいいのですが、 どうしても気になってしまうとき。 だいたい、どうして力が入ってしまうのかといいますと、 も...
ひとえにスタッカートといっても、いろいろな種類があります。 中くらいのテンポならば、普通にスタッカートできます。 それが、テンポの速い曲で、 細かい音符を切って弾きたいとき、 普通のスタッカートのやり方では、追いつきません。 そして、重くなります。 そういう時には、 手はあまり...
初心者の方だけが、 「片手ずつ練習」をめんどくさがるのではありません。 どんなレベルの方にも、 片手練習は、人気 がないようです。 私も、ですので、そのお気持ちは、よくわかってしまいます。 特に、左手だけの練習。 これほど、地味で、退屈なものはありません。 早く、両手で、あのス...
ワルツでも、メヌエットでも、3拍子の曲は、 ちょっとした工夫が必要です。 2拍子や4拍子のように、すっぱり割り切れませんから、 イッチニ、イッチニ、と行進するようにはいきません。 「字余り」のようになってしまいます。 ですので、 出だしの拍に、うんと重心をかけておいて、 2、3...
私のスキー技術は、大したことありませんから、 傾斜がすごいところには、行けません。 また、自分の目の前に、あまり上手でない方が、 滑っていたりすると、大変なことになったりします。 あまり上手でない方は、スピードも出ませんから、 その方に合わせて、私もスピードを落とさなくてはなら...
ジャッキ(弱起)について、 私は、よく、先生から注意されていました。 何度も何度も、言われるのですが、 それでも、何度も繰り返し言われていましたので、 それは、私が、注意深くなかったか、 あと、もう一つの可能性は、 先生の説明の仕方が、いまいちだったか、です(笑)。 それは、と...
ピアノを弾くとき、手の形は、アーチ型にして、 指は、立てて弾きましょう、と言います。 このごろでは、 立てすぎは良くない、という先生もあります。 一方、 プロのピアニストを見ていると、 指が立っていないような時も、あります。 いったい、どうするのがいいのでしょう?! 初心者の方...
ピアノの前で、謙遜していても、なかなか上手くいかないです。 もう少しビッグな態度で、 自分は、こうしたい、というのをはっきりさせて、 それに向かって練習している方が、 どんどん上達するように思います。 ピアノ演奏は、コミュニケーションです。 楽譜を、まぁちゃんと弾けるようになった...
きのう、自分の演奏を動画に撮る、という話をしましたら、 「どうしても、集中が続かない」という方から質問がありました。 録画に撮ろうとしても、 どうしても、一曲最後まで、集中がもたない、ということです。 ですので、細切れの動画になってしまう。 それは、ツライですね。 私も、何度もや...
自分で、自分の弾いているところを動画で撮るのは、 ちょっと勇気がいることかもしれません。 以前は、動画を撮る、なんて、 なかなかできませんでした。 テープで録音、というのが、精一杯。 それでも、自分の弾いているところを聞くのは、ドキドキです。 まぁ、それでも、 一度やってしまえ...
(きのう、もみの木を、家にかざりました。 今、そのそばで書いているのですが、、、とてもいい香り!) さて、ピアノに関してだけ言えば、 ともかく、実行に移せる人は、上達します。 今までに、 才能がない、とか、 センスがよくない、とか、 いろいろ言われてきた人たちが、 長い目で見ると...
一曲弾き終わって、手首をさすりたくなったら、 ちょっと、チェックが必要かもしれません。 指 や、 腕 がくたびれた感じがするのでしたら、大丈夫です。 でも、手首は、デリケートですので、 ちょっとでも、何かを感じたら、もう一度、 体の使い方を、チェックしてみましょう。 ピアノを弾い...
中級以上のレベルの方に。 ドビュッシー「子供の情景」から、出だしの、さわやかな曲です。 「グ ラドゥス アド パルナッスム 博士」という、 とてもややこしい題名がついています。 まず、このややこしい題名は、よく教則本についている名前です。 「芸術の山パルナス」、その頂上に、たど...
クリスマスが近づくと、 クリスマスの歌を、弾きたくなる子どもさんが、たくさんいます。 私も、こういう曲は大好きなのです。 まだ、手のろれつがよく回らないのに、 "We wish you a merry Christmas! "を弾きたい、といえば、 とってもいい曲ですから、納得...
「ふだん塾」オンライン講座の受講生の方から、 コロナが終わっても、講座は続く のですか、と、たまに聞かれます。 答えは、「はい、もちろん喜んで!」。 この講座は、こちらの音楽院で、 2020年、ロックダウン中にオンライン講座をしいられた時に、 始まりました。 動画をやりとりして、...
みなさんのお宅では、どうだかわかりませんが、 私のピアノは、ただ今、 ずるずると、調律がくずれているところです。 季節のせいか、湿度のせいか、 なんだか、この数日で、かなり動いています。 のちほど、 調律師の方に、ランデブーをお願いすることにします。 ピアノ調律は、定期的にお願...
ピアノ音楽は、西洋音楽ですので、 東洋人である私には、わからないところがあるのかどうか、 ずっとそういう疑問をもっていました。 ですが、そう簡単には、答えは出ません。 私には、 わからないところが、わからない 。 すっぽり抜けている部分がある、という感覚しかありません。 ですの...
これだけ練習すれば、良くなるだろうと思っているのですが、 いっこうに良くならないことがあります。 もう、長いこと、繰り返し練習しているのに、です。 そういう時は、 いったん、ストップ! もしかすると、「できないやり方」を、 一生懸命、練習してしまっているかもしれないのです。 つ...
大人の、まったくの初心者という方は、少数ですが、 たしかにいらっしゃいます。 およそ6ヶ月くらいで、 「ハッピーバースデー to you 」とか、 「ジングルベル」くらいなら、 両手で、弾けるようになります。 30代くらいの方でも、 「私なんかには、ムリ」とおっしゃる方がありま...
オンラインではなくて、 オンラクイン(音楽院)でのことです。 中学生のお嬢さんが、小さなエチュードを練習しています。 それは、1〜2小節ごとに、強弱がコロコロ変わります。 すばやく、強弱を変えたり、 短い期間に、クレッシェンド、ディミニュエンドをする、 その目的の、練習曲です...
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ピアノだけではありませんが、 他の人と比べない、というのは役に立ちます。 私は、上手な人の演奏を聞きますと、 感激するのと同時に、
何かを計画して、それを着々とできればいいですが、 そうはいかないこともあります。 急用ができた、とか、 単にその気が起こらなかった、とか、 いろいろ理由はありますが、 「挫折」した場合。
ふだん塾」オンラインレッスンの受講生の方には、 日本から、フランスからの方が多いですが、 それ以外、イギリス、アメリカからも 受講があります。
エチュードでもなんでも、 難しい曲を速いテンポで弾けるようになるには、 どうすれば良いのでしょう?
先月、大人初心者の方が入ってこられました。 お年は、だいたい70代半ば、 もしかすると、後半かもしれません。 とても順調に行っています。
私が、ピアノをこんなに長く続けていられるのは、 やはりコツみたいなものがあると思います。 以前に、 どこかで読んで、深く納得したことが あります。
先週、たったの5時間で、 3年間の悩みが解決する、という感動的なことが おこりました。 どういうことかと言いますと、 実は、3年前に、私のピアノは ダメージを受けてしまったのです。 これは腕の良くない技術者に任せた私のせい、といえば、 私のせい。
前回は、オンライン受講生の方が「ぐん!」と上達なさった、 という話をしました。 もちろん、これまで(私のところでは3年間)、 コツコツと、深く掘り下げて、 研究、練習なさってきたからなのですが、 ここへきて、 ずいぶんと変化がありました。
もちろん、そのきざしのようなものはあったのですが、 今回、ガクンと上達なさって受講生の方がありましたので、 とても嬉しく、おめでたく(?)思いました。 技術的にも、最近、
最近よく思いますが、 60歳を超えた私は、20歳のときとは違う 練習のしかたをしています。 おおまかにいいますと、 自分の弱点がよくわかっているので
ここロワール地方では、けさは10℃と、 とても涼しいです。 朝の散歩では、手袋をしてくればよかった、と 思うほどでした。
レッスンでも、コンサートでも、 本番が近くなると、緊張します。 上手に弾きたい、という気持ちがあれば、 緊張するのは仕方ありません。
フランスでは、2週間のイースター休みが ありましたので、 私も東京に帰省することができました。 その間、音楽院の生徒さんは、、、。 人それぞれですが、 今回、ものすごく変化した生徒がいます。
(オンラインレッスン、再開しています!) 2週間ほど、東京に行っていました。 お天気もよく、桜や富士山に迎えられて、 日本という国は、 なんて、美しい国だろうとあらためて思いました。
フランスでは、イースターの休みに入っています。 その間、2週間ほど、 「ふだん塾」オンラインレッスンは、お休みにいたします。 そして、東京に出張して、 対面レッスンをいたします。
たまに私がピアノを演奏しているときに どんなことを考えているか、と聞かれます。 自分でも、以前、それを観察してみたこともあります。
日本の生徒さんの中にはみられませんが、 フランスで、よくみられるケースです。 最近のソルフェージュレベルが、 ちょっとアヤシイらしいのです。 そうすると、 ショパンのノクターンでも、メロディがちっとも
今、春のお花の時期だから ことさらそう感じるのかもしれませんが、 今まで、地道にやってきた生徒さんが 突然、すごいことを見せてくれたりして、 うれしく、驚きます。 冬の間も、コツコツと練習してきて、 今、春になって、ポンと花が咲いた、というような 気持ちがします。
音楽院で、 新しい生徒さんが編入学なさいました。 もう、かなりのレベルを持っている男性。 とても音楽がお好き。 したがって、そういう心を持っておられるので、
今日は、 オンラインレッスン「ふだん塾」の受講生、 きらさんのお話をしたいと思います。 4年前から受講しておられます。 以前にも、 ストリートピアノを弾かれた、というお話
もう大人ですし、 趣味で練習しているピアノですので、 そもそもモチベーションの問題はないはずです。 それでも、 繰り返し練習が必要だとわかると、 やはり、 そんなことをしなくても、早く弾けるようになりたい! と、思ってしまいます。
先ほど、YouTubeで、マルタ・アルゲリッチの演奏を 見て、聞いていました。 ずいぶん古い動画ですので、 マルタさんも若く、 プロコフィエフの曲を、いとも簡単に弾いています。 私のような昭和の人間は、
オンラインレッスン「ふだん塾」には、 いく人か、海外からの受講生があります。 たまたま、その中には庭いじりの好きな方があったので、 ご紹介しています。 きょうは、受講生ではなくて、
私のピアノは、23歳ですが、 去年の春に、「ハンマー全とりかえ」を行いました。 ハンマーが変わると、これほど音が変わるのか!というのは、 本当に、びっくりものです。 とりかえる前に、テクニシャンに、 「音が変わりますよ。 まるで、夫をかえるようなものですよ」と さんざん言われていましたので、覚悟
けさ、オンラインのレッスンをしていましたところ、 お仕事が忙しくなってきた受講生の方がありました。 北海道にお住まいのMさんです。 その方がおっしゃるには、 仕事は忙しくなってきているけれども、 ピアノを弾くのを楽しみにしながら、 仕事を頑張っています、ということです。
ピアノの先生、と一口に言っても、 いろいろな人がいますので、それぞれだとは思います。 少なくとも私の頭の中では、 レッスンをしている時はもちろん、 そうでない時でも、 気にし続けていることがあります。
一生懸命弾いているのに、 どうも、成果が出ない、というときはあります。 それは、プロでも、趣味ピアノでも、 大きなモチベーションを持って努力している方に よく起こるようです。 そういうときはどうすればいいかと言い
きのうは、フランスではルマンというところで 24時間自動車レースがありました。 それとは関係ありませんが、 先日、私は12時間ジャッジをするという仕事がありました。 まぁ、休憩はあるのですが。
きょうは、「ふだん塾」海外組のもうひと方、 野ばらさんのお庭を紹介したいと思います。 野ばらさんは、アメリカ、ワシントン州にお住まいです。 「ふだん塾」で数年前からお勉強中の女性。
片手ずつ弾けても、両手で弾くのが、むずかしい。 確かに、そうです! 私も、それでよく苦しみます。 そういう時に、よく観察してみますと、 まず、 片手ずつちゃんと弾けているかというと、
本の読み方に、 熟読、 速読、 斜め読み、など、 いろいろな読み方があるように、 ピアノの練習の仕方も、いろいろあると思います。
先日、同業者の方に(つまり、ピアノ教師の方に) 質問を受けました。 数年前のことですが、 音楽院、教師就職試験の際、 私の生徒さんの一人が、レッスンの試験台となりました。
「ふだん塾」受講生の中には、 海外からの方が、幾人かあります。 オンラインですから、どんなに遠くても、 まるでそばにいるように、レッスンを行います。 さて、 イギリスにお住まいの方から お庭の写真をいただきましたので、紹介します。
ある程度、曲を弾けるようになると、 楽しいですから、 なんども、なんども、繰り返して弾いたりします。 さて、 ここが、肝心なところです。
音楽院では、年末テストも終わりました。 7月になると、学年も終わりです。 でも、この1ヶ月はイベントがいろいろありますし、 レッスンも、続きます。 先日のテストでは、皆さん、 ストレスフルだったようですが、 でも、そのおかげでずいぶん練習したようです。
先日のテストでうれしかったことを書きます。 いくつか、「とてもうれしかった」件があるのですが、 そして、 それは、だいたい、生徒さんが実力を発揮できた時。 それどころか、 いつもよりもっと上手に弾けたりすることもあります。
ある曲を、しばらく弾いていると、 なんだか、ちっとも改善しない、 変化がない、という時が来ることがあります。 それは、 両手で、音楽的に弾き続けている時に、 よく起こるような気がします。
今、フランスの音楽院では、テストの時期です。 テストの時は、外部の先生がジャッジに来ます。 私も、別なところへ行って、ジャッジします。
まったく初心者でなくとも(再開)、 大人になってからピアノを始める方は多いです。 逆に、 そんなことはできないはず、と 決めてかかっている方も多いです。
前回は 「音色」について書きました。 それでは、どのように、「色付け」をしていくかと 言いますと。 まずは、 全体的に、丸くて深みのある音色を 目指します。 これは、まるで、質の良い楽器を選ぶようなものです。