chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • さよならも言えないうちに(川口 俊和)

    「コーヒーが冷めないうちに」シリーズの第四弾は、タイトルの通り、別れてしまったことへの後悔を引きずった人が、過去に戻ることで、納得してこれからの人生を歩んでいけるようになる4つの物語である。現実を変えることはできなくても… 全文を読む

  • 出星前夜(飯嶋 和一)

    歴史を学ぶというのは、年号を覚えることに非ず。なぜ人々がそのような歴史を歩んだのか、そこにあった人々の心を想像し、未来への学びとすることこそ、歴史に学ぶということなのだろう。そのことを痛感させられる作品である。 小中学生… 全文を読む

  • 神様の貨物(ジャン=クロード・グランベール)

    ユダヤ人迫害が激しさを増す戦争の時代、ひとつの小さな命を守るために、両親はその命を投げ捨てるかのように他人に託した。その命を拾い受けた木こりの夫婦は、天傘の授かりものとしてその子を大切に育てるのだが、そのためには犠牲が伴… 全文を読む

  • 狐笛のかなた(上橋 菜穂子)

    人にはない力を母から引き継いだ小夜は、あるとき犬に追われる子狐を助けた。その狐はこの世と神の世の境に棲む野火という名の霊狐であった。また、小夜は、森陰屋敷という大きな屋敷から出ることを許されない少年と出会い、心を通わせる… 全文を読む

  • 約束(石田 衣良)

    生きている限り明日が来る。その明日が辛くて、自分の生きる価値がわからなくなる時がある。あとから振り返ってみると、前を向けるようになったきっかけは誰かの温かさだったりする。そして、その温かさはずっと前から寄り添ってくれてい… 全文を読む

  • コンビニ兄弟 -テンダネス門司港こがね村店-(町田 そのこ)

    フェロ店長、ツギさん、光莉さん、魅力的なスタッフが揃ったコンビニ・テンダネス門司港こがね村店。コンビニというと、どこでも同じサービスという安心感がある一方、個性を感じることがあまりなかったが、このコンビニはそこにしかない… 全文を読む

  • 歌うクジラ(村上 龍)

    未来の人間社会──物理的な意味での不老長寿を手に入れた人間だが、社会は成熟するよりもむしろ交配し、人の心は成長しないまま、よりエゴが露出した社会となっていた。犯罪者とその子孫たちを隔離し、それ以外の場所で理想的な社会を作… 全文を読む

  • らんたん(柚木 麻子)

    明治初期から大正、昭和と、激動の時代を生きた河井道という女性。その視線の先には、すべての人々が平等な社会と、それに基づく世界平和という大きな志があった。女性の社会的な役割を認め、教育機会を作り、地位を向上することは、今な… 全文を読む

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、たくさんをフォローしませんか?

ハンドル名
たくさん
ブログタイトル
まったくの拓の読書備忘録
フォロー
まったくの拓の読書備忘録

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用