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実践的演劇教育ーことばと心の受け渡し https://blog.goo.ne.jp/engekikyoikuron

四十数年の小学校と大学での教師体験からの演劇教育の理論と実践、そして、憲法を守る市民運動の現在(いま)を報告します。<br>

福田三津夫
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2020/05/24

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  • 〔721〕美術史家・エミール・マールの3部作の『中世末期の図像学』(上下、国書刊行会)がついに手に入り、表紙にびっくり。

    フランスの著名な美術史家・エミール・マール(1862-1954)の3部作と言えば『ロマネスクの図像学』(上下)、『ゴシックの図像学』(上下)、『中世末期の図像学』(上下)になりますが、先日最後に手に入れたのが『中世末期の図像学』でした。まずもって興味深かったのが表紙の写真でした。私が予想したとおりですが、フィリップ大胆公の墓(ディジョン)の写真でした。昨年パリから東へ特急TGVで2時間ぐらい行ったところがディジョンでした。マスタードの名産地です。この作品を訪ねようと思ったのは、当時ボーデ博物館館長のジュリアン・シャプュイさんからフィリップ大胆公の墓碑の写真集をいただいたからです。このカタログに魅了された連れ合いがパリに行くなら是非ここにも立ち寄りたいと言ったからでした。そして裏表紙を見てまたまたびっくりし...〔721〕美術史家・エミール・マールの3部作の『中世末期の図像学』(上下、国書刊行会)がついに手に入り、表紙にびっくり。

  • 〔720〕写真集『パリ その光と影』(鎌田遵、論創社)を、パリオリンピックの宴の後に開いてみるのも良いかもしれませんね。

    大学4年間と、教職を辞してから現在までバドミントンを楽しんでいる私は、スポーツ大好き人間です。大リーグなどのライブ中継が好きで、小学校退職後はイチロー、現在は大谷翔平に興奮しています。パリオリンピックにも熱を入れました。そんな今、写真集『パリその光と影』(鎌田遵、論創社)を手にしています。静謐さの漂う、モノトーンの写真集です。いきなりセーヌからの様々な眺望が映し出されていきます。撮影時は2024年晩冬。オリンピックのインフラ整備に慌ただしい風景が垣間見られますが、人間がようやく遠目に登場するのはほぼ2枚のみです。カメラのアングルはセーヌからパリの街中に向けられます。壁面の落書きなども人種の坩堝と化したパリの日常の風景です。私のお気に入りは小川に架かる鉄橋の写真です。パリの庶民が日常的に使うであろうちょっと...〔720〕写真集『パリその光と影』(鎌田遵、論創社)を、パリオリンピックの宴の後に開いてみるのも良いかもしれませんね。

  • 〔719〕白梅学園大学非常勤講師として13年間お世話になりました。実に楽しい日々でした。

    小学校の教師生活を33年で切り上げ、1年後に埼玉大学非常勤講師(特別活動論、生活科指導法)になりました。同大学のある方の推薦です。埼玉大学で数年勤務した時、同僚の方から白梅学園大学非常勤講師(教育実習指導)の推薦を受けました。埼玉大学で9年間、白梅学園大学では13年間の勤務が先日無事終了しました。2つの大学に同時期通っていたことが3年ぐらいありますが、トータルで19年間の大学教師生活が完結したことになります。小学校と大学で52年間教職にありました。小学校を定年退職した方より十数年長く教職に就いていたことになります。まあ良くやってきたと自分では思っています。白梅学園大学ではこんなプリントを担当の学生に渡していました。教師の仕事-「考える現場人」(村田栄一)福田三津夫●教師の3つの仕事-授業づくり・学級づくり...〔719〕白梅学園大学非常勤講師として13年間お世話になりました。実に楽しい日々でした。

  • 〔718〕『密航のち洗濯 ときどき作家』(文・宋恵媛、望月優大、写真・田川基成、柏書房)は「労作」の一言に尽きます。

    今年の1月に発行された本で、かなり前にある方からいただいていたのですが、なかなか本ブログには紹介できませんでした。320ページの労作ですが、けっこう字が小さくて、私の目には優しくありませんでした。そうこうしているうちに、朝日新聞の書評欄でこの本が取り上げられました。字のサイズをうまく揃えられなかったのですが、これで本書の紹介に換えさせてもらいます。安田浩一さんの書評は素晴らしく流石といったところです。私が興味深かったのは、夫を亡くして住んだ1箇所に清瀬市の野塩団地がありました。ひょっとしたらどこかでお会いしていたかも知れません。意外なところに自分との接点があることに驚いています。〔718〕『密航のち洗濯ときどき作家』(文・宋恵媛、望月優大、写真・田川基成、柏書房)は「労作」の一言に尽きます。

  • 〔717〕現在、カフェギャラリー縁(えん)では「中村忠二展」が開催されています。

    第3回福田緑写真展「祈りの彫刻リーメンシュナイダーと同時代の作家たち」(10月26日~11月6日)については以前のブログでお知らせしたとおりです。会場はカフェギャラリー縁(西武池袋線秋津駅徒歩1分、武蔵野線新秋津駅徒歩5分)です。1階が喫茶店、2階が展示スペースになっています。現在「中村忠二展」が開催されているので連れ合いと行ってみました。店内では新井狼子の作品も同時に展示されていました。まずは2階の展示から見学しました。太い屋根の梁がむき出しで、良い雰囲気を醸し出しています。予想以上に写真を掲示できそうです。テーブルも豊富で、資料や本などもいっぱい並べそうです。絵画を鑑賞した後は1階の喫茶室でゆったり寛ぎました。喫茶室には様々な絵や陶器、外国の小物などが所狭しと並べてあります。鑑賞用でもあり、販売用でも...〔717〕現在、カフェギャラリー縁(えん)では「中村忠二展」が開催されています。

  • 〔716〕NHKラジオ深夜便出演がきっかけで久利将輝さんの『ドイツの国家資格 眼鏡マイスターへの道』いただきました。

    ■『ドイツの国家資格眼鏡マイスターへの道』久利将輝、神戸新聞総合出版センター2016年6月17日発行、900円+税、156ページ、新書版巻頭言:俵万智、カバー写真前鴨居玲「街の楽師」、後鴨居玲使用のパレット連れ合いの福田緑が唐突に1冊の本を差し出しました。『ドイツの国家資格眼鏡マイスターへの道』という新書です。彼女は2022年4月19日、NHKラジオ深夜便「明日へのことば」に「祈りの彫刻を撮り続けて20年」というタイトルで出演しました。33年勤めた教師生活のことから、退職後にリーメンシュナイダーや同時代の彫刻を撮り続けて写真集を出した話などがそのメインでした。この放送は想像以上に多くの人が聞いてくれていたようで、様々な反響がありました。その詳しい顛末は彼女のブログに譲りますが、その反響の1つは、見知らぬ人...〔716〕NHKラジオ深夜便出演がきっかけで久利将輝さんの『ドイツの国家資格眼鏡マイスターへの道』いただきました。

  • 〔715〕「夢みる公立校長先生~子どもファーストな公立学校の作り方~」は教育とは何かを考えるきっかけになる映画ですが…。

    2024年8月4日(日)、清瀬市児童センターころぽっくるホールでNPO法人清瀬子ども劇場の主催の映画「夢みる公立校長先生~子どもファーストな公立学校の作り方~」を観ました。事前にチィケットを購入して地域の仲間4人で出かけました。焼け付くような猛暑の中でしたが、会場にはかなり多くの人が訪れていました。まずはいただいたチラシから紹介しましょう。更なる作品情報です。■映画.com作品情報より「いただきます」シリーズのオオタヴィン監督が「教育」をテーマに制作した映画「夢みる小学校」のスピンオフ作品で、“子どもファースト”な学校改革を行った6つの公立学校の校長先生にスポットをあてたドキュメンタリー。60年前から通知表や時間割のない「総合学習」を続けてきた長野県伊那市立伊那小学校、2020年度の通知表を廃止した神奈川...〔715〕「夢みる公立校長先生~子どもファーストな公立学校の作り方~」は教育とは何かを考えるきっかけになる映画ですが…。

  • 〔714〕『袴田事件再審無罪・死刑廃止へ』(年報・死刑廃止2023)の紹介です。

    27巻目の「年報・死刑廃止」だそうです。毎年、死刑廃止デーの10月10日前後に行うファオーラム90「響かせあおう死刑廃止の声」という集会に合わせて刊行しているそうです(編集後記より)。少し大きな本屋さんで手にしてみてはどうでしょうか。カラー写真が素敵です。*[インパクト出版会のサイトより]■『袴田事件再審無罪・死刑廃止へ』(年報・死刑廃止2023)年報・死刑廃止編集委員会編2,300円+税2023年10月13日発行10月末に再審公判開始、24年3月に結審が予定されている袴田再審裁判を特集。無実の人を死刑にしかねない死刑制度はなくさねばならない。死刑囚表現展2023から主要作品をカラーで紹介。この1年の死刑関連情報を網羅。死刑廃止を願う人の必携誌。●年報・死刑廃止2023目次巻頭座談会袴田再審から死刑廃止へ...〔714〕『袴田事件再審無罪・死刑廃止へ』(年報・死刑廃止2023)の紹介です。

  • 〔713〕またまた鈴木清隆さんから、ご著書『橋本義夫の見た光景』(橋本義夫論Ⅳ)をいただきました。

    以前にもご紹介した鈴木清隆さんのご著書『橋本義夫論』のⅣ巻をいただきました。題して『橋本義夫の見た光景』です。252ページの力作、労作ですので、これからゆっくり拝見しようと思っています。私が教育実習指導で通ったことのある八王子市立陶鎔小学校や先日まで非常勤講師で働いていた白梅学園大学のことなども出てくるので、楽しみです。〔713〕またまた鈴木清隆さんから、ご著書『橋本義夫の見た光景』(橋本義夫論Ⅳ)をいただきました。

  • 〔712〕「腰越9条ニュース(216号)は14歳年上の兄から聞いた体験談です。」(塚越敏雄さんより)

    塚越敏雄さんから腰越9条ニュースが届きました。読みやすいニュースです。■お元気でしょうか?鎌倉では、月に5〜6回程度、スタンディングを続けています。チラシの受け取りも、署名してくださる方も少なくなりましたが、続けることが大事と思い続けています。腰越9条ニュース216号ができましたのでお送りします。これは、14歳年上の兄から聞いた体験談です。戦争に向かって進みつつある今、歴史を振り返ってみる必要もあるかと思い、過去の記録を元に書いてみました。塚越敏雄◆宙ぶらりんの核廃棄物鎌田慧(ルポライター)6日はヒロシマ、9日はナガサキ。8月は原爆廃絶と平和を祈る日々である。その9日、青森県は柏崎刈羽原発(新潟県)の使用済み核燃料を引き受けるための協定を締結する。他県では嫌われている核廃棄物を引き受けるのは税収と寄付が増...〔712〕「腰越9条ニュース(216号)は14歳年上の兄から聞いた体験談です。」(塚越敏雄さんより)

  • 〔711〕「国鉄分割・民営化」の実態を生々しく告発する『JR冥界ドキュメント』(村山良三、梨の木舎)にヒリヒリしました。

    中曽根内閣による「国鉄分割・民営化」とは何だったのか、国鉄元運転手の実にリアルな現場報告です。国労を壊滅させるための当局のいじめ、諸組合間の壮絶卑劣な抗争、現場人でしか知り得ない労働現場のありのままが語られています。さすがに新日本文学会会員だけあって、文章がこなれていて読みやすいのです。筆者の心臓の音も聞こえてきそうなドキュメントです。これを読みながら想起されたのは、私自身の教育現場での体験です。55歳で早期自主退職した真実です。東京都公立小学校教員を33年続けた現場で起こっていたことを、そろそろその詳細を語らなければいけないなと催促されたような本でした。■内容紹介(出版社より)国鉄の分割・民営化は、中曽根康弘元首相による戦後民主主義に対するクーデターだった。憲法を破壊し、その後の「失われた30年」を呼び...〔711〕「国鉄分割・民営化」の実態を生々しく告発する『JR冥界ドキュメント』(村山良三、梨の木舎)にヒリヒリしました。

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