まさに「きれいな空気を吸う権利」という「嫌煙権」運動の屋台骨を背負ってきた渡辺文学さんの『日本の嫌煙権運動45年史』が、今年の1月末日に発刊されました。私にとっては珍しくこの新刊を早速池袋のジュンク堂で購入してきました。すぐにでも手にしたい理由があったのですが、それは後程。「嫌煙権」はコピーライターの中田みどりさん(我が家にもたびたびみえて、彼女から可愛い猫ちゃんを引き取ったことが2回あります。)の造語で、1978年「嫌煙権確立をめざす人びとの会」の旗揚げが嫌煙権元年になったようです。1980年、国鉄と国(厚生省)、専売公社を相手取って、東京地裁に「すべての列車の半数以上を禁煙に」と提訴したのが「嫌煙権訴訟」です。(弁護団長、伊佐山芳郎氏)その訴訟に私の連れ合いが4人の原告の1人として参加していました。教...〔667〕祝出版!『日本の嫌煙権運動45年史-「きれいな空気を吸う権利」を求めて』(渡辺文学、花伝社)