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実践的演劇教育ーことばと心の受け渡し https://blog.goo.ne.jp/engekikyoikuron

四十数年の小学校と大学での教師体験からの演劇教育の理論と実践、そして、憲法を守る市民運動の現在(いま)を報告します。<br>

福田三津夫
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2020/05/24

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  • 〔804〕私にとってタイムリー、「フランスの歓び-美術でめぐる、とっておきの旅ガイド」(芸術新潮、2002年8月号)を読む。

    手元に「ドイツの歓び」「イギリスの歓び」(芸術新潮)を揃えていますが、「フランスの歓び」は当面必要がないなと判断したのでした。ところがどうしても読みたくなったのです。それは私が今一番気になっている中世に彫刻家、クラウス・スリューテルのことが書かれているからでした(「中世屈指の彫刻家スリューテルをもとめて」)。スリューテルについてしっかり書かれているのは『世界美術大全集ゴシック1』(小学館)しか思い浮かびません。ところが最近「シニイ」というサイトは本だけでなく研究論文なども検索できることを知りました。ちなみにリーメンシュナイダーは47、シュトースは13ヒットしました(他の彫刻家は0です)。スリューテルはというとただ1つだけ、「フランスの歓び」に書かれていることがわかったのです。その内容を詳しく見てみると、「...〔804〕私にとってタイムリー、「フランスの歓び-美術でめぐる、とっておきの旅ガイド」(芸術新潮、2002年8月号)を読む。

  • 〔803〕5月3日(土)、3万8千人が参集した2025憲法大集会(有明防災公園)、パレードまで完遂しましたよ!

    2025年5月3日、憲法記念日。清瀬の仲間と会場の有明防災公園に着いたのは12時半頃でした。メインステージ開会は1時ですが、すでに多くの人が詰めかけていました。3人分の座る場所を確保するのに昨年より難儀しました。今年の参加者は3万8千人と発表されました。天気が良すぎてとにかく暑い!滅多に被らない帽子を用意して大正解でした。撮影は福田緑。若い司会者2人が新鮮でした。ノーベル平和賞被団協の田中煕巳さんは93歳で登壇。プログラムに記載されてない方では沖縄の風の伊波洋一さんがスピーチしました。市民連合連帯のあいさつのの佐藤学さんは政治学者で、教育学者の佐藤学さんではありませんよ。3時頃豊洲コースのパレードに参加しました。さすがに暑くて堪えましたが、仲間とビールで乾杯、お疲れ様でした。お二人の「本音のコラム」もどう...〔803〕5月3日(土)、3万8千人が参集した2025憲法大集会(有明防災公園)、パレードまで完遂しましたよ!

  • 〔802〕中世美術研究の碩学、エミール・マールを継ぐアンリ・フォシオンの『ロマネスク彫刻』(辻佐保子訳、中央公論社)が手に入りました。

    ティルマン・リーメンシュナイダーの彫刻をヨーロッパやアメリカで追ううちに、同時代の作家にも強く引かれるようになった緑と私でした。美術史的には後期ゴシック期ということになりますが、当然前期ゴシックやロマネスクも心騒ぐものがあります。今一番注目している作家はクラウス・スリューテルで、今夏、ディジョンで彼の最高傑作「モーゼの井戸」を拝観します。ハンス・ムルチャーより少し前の作家でしょうか。中世美術研究者としてはマイケル・バクサンドール(英)の著書(ドイツ語未訳、岡部由紀子さんがかなりの部分翻訳していることを最近知りました)が我らの種本になっているのですが、ロマネスクにも徐々に守備範囲が広がってきて、エミール・マール本を8冊手にしていることはブログで触れたとおりです。ソルボンヌ大学でのエミール・マールの後任がアン...〔802〕中世美術研究の碩学、エミール・マールを継ぐアンリ・フォシオンの『ロマネスク彫刻』(辻佐保子訳、中央公論社)が手に入りました。

  • 〔801〕鴨下全生(福島原発被害東京訴訟原告)さんの「フランシスコ教皇の昇天に寄せて」に感動しています。

    鴨下全生さんはまだ学生さんでしょうか。お若いのに福島原発被害東京訴訟原告の一人として裁判に関わられています。1,2年前に武蔵野市のある会館で、彼の生い立ちや裁判に関わるようになった経緯を聞くことができました。フクシマからの避難者として学校でいじめに遭いながらご両親のご支援の元、裁判闘争に参加しています。その彼が「フランシスコ教皇の昇天に寄せて」(たんぽぽ舎メルマガ、5188号)を認めています。多くの方に読んでいただきたく転載させていただきます。■フランシスコ教皇の昇天に寄せて原発事故当事者の想いを肯定し、勇気を与えてくださったフランシスコ教皇に、心からの感謝鴨下全生(福島原発被害東京訴訟原告)今はただ辛く悲しいですキリスト教的には、使命を果たして天に招かれることは、褒むべきことと思いますが、僕はそんな気持...〔801〕鴨下全生(福島原発被害東京訴訟原告)さんの「フランシスコ教皇の昇天に寄せて」に感動しています。

  • 〔800〕「石川一雄さん追悼集会」参加者の追悼の言葉に目頭が熱くなりました。

    2025年4月16日、「石川一雄さん追悼集会」(東京・日本教育会館)に清瀬の仲間と駆けつけました。教師生活をスタートさせた70年から80年代にかけて、日本演劇教育連盟の夏の集会(2泊3日)が10年連続でこの会館をメインに繰り広げられました。私のクラスの上演劇もここで演じられたのです。ちなみにもう1回は日大芸術学部でのことでした。集会開始20分前に会場に入ると、800の席はほぼ満席状態でした。第2会場も用意されたとのことで、1000人くらいの方が参加したようです。会場を取り囲むように4,50の花輪が所狭しと並べられていました。ショートムービー、追悼のうた、開会のあいさつ、黙とうと続きました。追悼のことばはどの方も素晴らしく、心に響くものでした。とりわけ袴田秀子さん、福島瑞穗さん、鎌田慧さんのことばには目頭を...〔800〕「石川一雄さん追悼集会」参加者の追悼の言葉に目頭が熱くなりました。

  • 〔799〕「宮沢賢治や谷川雁のことばに心を寄せながら、ブドウや米をつくりながら百姓をやってきた。」-矢部顕さんのお便り-

    いつも大切な情報を寄せてくださる矢部顕さんのお便りです。■福田三津夫様わたしが「定年帰農」して15年。それ以前からではあるが、宮沢賢治や谷川雁のことばに心を寄せながら、ブドウや米をつくりながら百姓をやってきた。●おれたちはみな農民である「おれたちはみな農民であるずゐぶん忙がしく仕事もつらいもっと明るく生き生きと生活をする道を見付けたい」の序論からはじまる『農民芸術概論要綱』(1926年宮沢賢治)『農民芸術概論綱要』は宮沢賢治が農民の芸術の重要性を説いた熱のこもった作品。農民こそ真の芸術家であり、農民の生活こそが芸術そのものであると主張している。●東京へゆくなふるさとをつくれ有名な詩「東京へゆくなふるさとをつくれ」だけでなく、日本の「村」への谷川雁の「きびしくふるえる心もち」が表れている詩や文章が多い戦後の...〔799〕「宮沢賢治や谷川雁のことばに心を寄せながら、ブドウや米をつくりながら百姓をやってきた。」-矢部顕さんのお便り-

  • 〔798〕「腰越・憲法9条ニュースの第224号ができましたのでお送りします。」腰越の塚越敏雄さんからメールが届きました。

    ■いつもお世話になります。腰越・憲法9条ニュースの第224号ができましたのでお送りします。塚越敏雄◆トランプという無法者必要なのは対米追随ではなく国際協調だ前川喜平(現代教育行政研究会代表)米トランプ大統領が発した「相互関税」の報道に接して、学生時代に学んだリカードの比較優位の理論を思い出した。イギリスとポルトガルで毛織物とワインの生産性を比較したとき、イギリスで毛織物の生産性が高く、ポルトガルではワインの生産性が高いのなら、イギリスは毛織物を作ってポルトガルに売り、ポルトガルはワインを売れば両国とも利益を得る。しかし、もしイギリスがポルトガルのワインに関税をかけると、このウィンウィンの関係が崩れる。だから自由貿易が望ましいという理屈だ。WTO(世界貿易機関)は基本的にこの考え方で自由貿易を進めてきた。保...〔798〕「腰越・憲法9条ニュースの第224号ができましたのでお送りします。」腰越の塚越敏雄さんからメールが届きました。

  • 〔797〕本日「リーメンシュナイダーの最高傑作のひとつ『マリア祭壇』をいつまでも見ることができますように」クラウドファンディングを立ち上げました。

    リーメンシュナイダーの最高傑作のひとつ「マリア祭壇」は、ドイツの有名観光地のローテンブルグに近いクレークリンゲンのヘルゴット教会にあります。その教会が今財政難で危機的状況にあり、連れ合いの福田緑が長い準備期間を経て、本日ついにクラウドファンディングを立ち上ました。以下の文章は、報道関係者向けのものですが、クラウドファンディングページやブログ「リーメンシュナイダーを歩く」などを覗いていただけると詳細がわかります。是非ご協力いただけますようお願い申しあげます。福田三津夫■報道関係者各位2025年4月11日福田緑MotionGalleryクラウドファンディングヘルゴット教会にご支援を!リーメンシュナイダーの最高傑作のひとつ「マリア祭壇」をいつまでも見ることができますようにこの「マリア祭壇」はドイツ中世後期の彫刻...〔797〕本日「リーメンシュナイダーの最高傑作のひとつ『マリア祭壇』をいつまでも見ることができますように」クラウドファンディングを立ち上げました。

  • 〔796〕「桜を植えた人びと 多磨全生園70年の桜並木」(国立ハンセン病資料館)が開かれています。満開の桜、椿や菜の花もきれいでした。

    清瀬・くらしと平和の会の終了後のことでした。残念ながらギャラリー展には時間的に間に合わなかったのですが、桜並木だけでも見たいというので仲間と数人で全生園に行きました。夕方に見る桜もなかなか素敵です。桜並木は壮観ですが、一角に菜の花が咲き乱れていました。ここはさらに椿並木が素晴らしいです。落ちた花の赤い絨毯を敷き詰めたようです。桜見学だけでも3回目になるでしょうか。入所者が植えて70年、枝振りに躍動感があります。大好きなドイツですが、枝を揃えたドイツの桜並木にはがっかりしました。やはり枝を自由に伸ばしている桜が好きです。朝日新聞にこの展示会の記事が掲載されました。13日まで開催しています。◆「再審法」成立!(エイプリルフール話)鎌田慧(ルポライター)衆参両院がともに全会一致で「改正再審法」をようやく可決した...〔796〕「桜を植えた人びと多磨全生園70年の桜並木」(国立ハンセン病資料館)が開かれています。満開の桜、椿や菜の花もきれいでした。

  • 〔795〕展覧会場の龍珠院はまさに桃源郷でした! 【「漆LABO Vol.2」ー退院した器たちの快気祝い展ー】

    絶好のお出かけ日和の今日、2025年4月4日、早速【「漆LABOVol.2」ー退院した器たちの快気祝い展ー】に行ってきました。会場の龍珠院はまさに東京・あきる野市の桃源郷でした!本ブログは言葉を少なくして写真をじっくり見ていただきましょう。まずは主宰者2人の漆工房・皎月の案内と本展覧会のめざすものです。現地に到着して溢れるばかりの花々に圧倒されました。花の名前、わかりますか。紙の原料のみつまたに注目!では会場の内外にどうぞ!素敵な手作りの小物の販売もありました。いざ、展示場へ。1つ1つ丁寧に説明してくれました。漆作品とプラスチック製の違いの実演です。石仏がとても良い!また来年やってほしいな。〔795〕展覧会場の龍珠院はまさに桃源郷でした!【「漆LABOVol.2」ー退院した器たちの快気祝い展ー】

  • 〔794〕今年も「漆LABO Vol.2」ー退院した器たちの快気祝い展ーがあきる野市で開催されます。【4 月4 日(金)~ 6 日(日)】

    娘の福田奈々子が関係した漆の作品展が開催されます。人里離れた素敵な桃源郷のようなお寺が会場です。宜しければどうぞいらしてください。■「漆LABOVol.2」退院した器たちの快気祝い展金継ぎ教室「つぎつぎ」の生徒さんによる金継ぎした器たちの展示会をメインに漆作品の物販などを予定しております。龍珠院は桃源郷ともいうべき、桜の名所としても有名な人気のスポットです。どうぞこの機会にお誘い合わせの上ご来院ください。●会期:2025年4月4日(金)~6日(日)時間:10:00~16:00●会場:龍珠院本堂横の書院にて東京都あきる野市乙津1422アクセス:武蔵五日市駅からバス養沢方面行「乙津花の里」バス停下車徒歩13分檜原村方面行「荷田子」バス停下車徒歩約10分☆臨時有料駐車場ありメンバー一同楽しみにお待ちしております...〔794〕今年も「漆LABOVol.2」ー退院した器たちの快気祝い展ーがあきる野市で開催されます。【4月4日(金)~6日(日)】

  • 〔793〕〈続〉3月30日、清瀬市で「図書館感謝会」(住民投票で夢のある図書館を創るきよせの会主催)を開催、下宿図書館に行ってきました。

    2025年3月30日(日)、本日の朝のことです。「図書館感謝会」は4箇所で開催されるのですが、私共は下宿図書館に行ってきました。一番利用しているのは中央図書館ですが、ここは午後4時に開催するということで、参加できないからです。開始時間の11時より十数分早く会場に着いたので、図書館を見学することにしました。図書館は下宿体育館と同じ建物ですが、2階にあることは知りませんでした。体育館にはスポーツや選挙開票見学でよく訪れたのですが。図書館の入口に持ち帰り自由の除籍図書が数冊並べられていました。そこにはなんと見覚えのある『小さい劇の本』があるではありませんか。私が長年所属していた日本演劇教育連盟編集の脚本集です。とても見捨てられずにいただいてきました。11時丁度、集会が始まりました。40名はいたでしょうか。毎日新...〔793〕〈続〉3月30日、清瀬市で「図書館感謝会」(住民投票で夢のある図書館を創るきよせの会主催)を開催、下宿図書館に行ってきました。

  • 〔792〕3月30日、清瀬市で「図書館感謝会」(住民投票で夢のある図書館を創るきよせの会主催)を開催。月刊「機」(藤原書店)も紹介します。

    清瀬市の澁谷市政による図書館4館閉館を受けて「図書館感謝会」が開催されます。閉館されるのは今のところ下宿図書館、野塩図書館、竹丘図書館、中央図書館です。住民投票による閉館阻止はなりませんでしたが、せめて感謝の集いを開こうという趣旨です。私は時間の関係で下宿図書館に参加しようかなと考えています。もうひとつ紹介したいのは月刊「機」(藤原書店、2025年3月)です。藤原書店の宣伝誌ですがいつもながらなかなか充実しています。巻頭にはNHKの前身の東京放送局の総裁だった後藤新平の放送初日に語った言葉全文が再録されています。先日NHK総合で「後藤新平の大風呂敷」(歴史探偵)が放送され興味を持ちました。刺された板倉退助を助けた医師でもあり、関東大震災後東京大改造を成し遂げたのも後藤でした。鶴見和子、鶴見俊輔の母方の祖父...〔792〕3月30日、清瀬市で「図書館感謝会」(住民投票で夢のある図書館を創るきよせの会主催)を開催。月刊「機」(藤原書店)も紹介します。

  • 〔791〕加藤登紀子さんと亡き夫・藤本敏夫さんとの思い出、岡山の矢部顕さんが歴史的な一齣を披瀝してくれました。

    矢部顕さんからこんなメールが届きました。びっくりするような本当の話です。■予告岡山の地元の放送局RSK山陽放送のテレビで「加藤登紀子さんへのインタビュー」番組があるそうなんです。加藤登紀子が亡き夫・藤本敏夫のことにふれて「藤本敏夫が古い仲間としてFIWCの仲間のことをいちばん懐かしがっていた」と喋ったそうなんです。(FIWC―フレンズ国際ワークキャンプの略)それで、RSKのなかで、「FIWCとはなんなんだ?」となったけれど「矢部さんに訊けばわかるし、資料を提供してもらえるだろう」と言った上司がいる、とのことでRSKから電話がかかってきました。(この上司の人は、10年ほど前、FIWCや矢部を取材して報道してくれた人でした)そんなことがあって、藤本敏夫の鶴見俊輔ゼミの仲間の写真やら、FIWCが交流(むすび)の...〔791〕加藤登紀子さんと亡き夫・藤本敏夫さんとの思い出、岡山の矢部顕さんが歴史的な一齣を披瀝してくれました。

  • 〔790〕「ドキュメンタリー映画『Blach Box Diaries』何を問い、何が問われるのか」(週刊金曜日)と特集「原発ゼロの社会にむけて」(生活と自治)に注目!

    読んでほしい雑誌を紹介しましょう。「週刊金曜日」と「生活と自治」です。まずは「週刊金曜日」から。久し振りに「週刊金曜日」を購入しました。広告を掲載しない自立した「週刊金曜日」が創刊されたのは1980年代だったでしょうか。共に「演劇と教育」の編集をしていたある高校教師に勧められて、支援のためもあって数年購読を継続していたのでした。いつのころか興味を持った教育などの特集号のみを購入するようになっていたのですが、書店に「週刊金曜日」を置くところも少なくなっていきました。嘆かわしいことに、最近では保守系の雑誌オンパレードで、リベラル系の「世界」「創」などを置く書店も珍しくなっています。しかし、私が時々行く秋津駅近くの書店は貴重な本屋です。そこで「週刊金曜日」を購入しました。その理由は「ドキュメンタリー映画『Bla...〔790〕「ドキュメンタリー映画『BlachBoxDiaries』何を問い、何が問われるのか」(週刊金曜日)と特集「原発ゼロの社会にむけて」(生活と自治)に注目!

  • 〔789〕たまにはのんびりと。小春日和の中、ジャガイモの植え付けを手伝いました。

    あれだけ肌寒い日が続いたのに、今日はもう春の陽気です。我が家の玄関先に花桃の花が一斉に咲きました。娘が小学校に入ったぐらいの頃、30㎝ほどの花桃の鉢植えを購入し部屋に置いていました。それが年々大きなるので、玄関脇の地面に植え替えたのでした。それが信じられないことに、5メートルほどの大木になり、毎年枝を切らないと電線に絡むようになってしまったのです。その花桃の花が今満開です。2025年3月23日、今日、清瀬の市民グループの仲間の阿部洋二さんから声がかかり、清瀬市立清瀬第四中学校前の畑でジャガイモの植え付けを手伝いました。すでに阿部さんが草むしり、畝づくりなどの下準備してくれていました。私がやる仕事は、植え付けのための穴を掘り、ジャガイモを植えることでした。穴を掘っているときに、3人ぐらいの助っ人が現れました...〔789〕たまにはのんびりと。小春日和の中、ジャガイモの植え付けを手伝いました。

  • 〔788〕永田浩三著『原爆と俳句』を絶賛。「原爆に関わる俳句と作者について論究されたこれほど素晴らしい本は他に類を見ません。」(田中煕巳、日本被団協代表委員)

    先日、永田浩三さんの退官記念の最終授業に参加したときに、受付で購入したのが『原爆と俳句』(大月書店)でした。昨年12月の出版にかかわらず、今年の2月に2刷が刊行されています。オビは、ノルウェーでノーベル平和賞受賞演説を数十分間にわたって矍鑠として演説した日本被団協代表委員の田中煕巳さんです。この本のテーマについては、「はじめに」で永田さんは次のように述べています。「この本のテーマは原爆という人類の課題に対して、俳句がどのように向き合い、闘いを挑んで来たかを問うものである。」(9頁)そもそも1954年大阪生まれの著者がなぜ「原爆」なのか、と思いました。本文中に次のような記載があり合点がいきました。広島での被爆2世であり2頁にわたってその自己史が語られます。「わたしの母や祖父・祖母は原爆投下の際、八丁堀で被爆...〔788〕永田浩三著『原爆と俳句』を絶賛。「原爆に関わる俳句と作者について論究されたこれほど素晴らしい本は他に類を見ません。」(田中煕巳、日本被団協代表委員)

  • 〔787〕「前ブログ〔786〕に掲載された写真は、自然石からの線量が高いので毎年同じ石を定点計測している特殊例です。」(福田緑からの補足)

    連れ合いの福田緑から以下のような補足と写真が届きました。〔786〕に掲載された写真は、自然石からの線量が高いので毎年同じ石を定点計測している特殊例です。今年で6年継続しています。最初の頃はモニターを持って歩き、そのときに線量が高かった場所で計測していました。これから送る写真は、新しい児童遊園やポケットパークの調査です。設置された全ての遊具、ベンチ、水飲み場で地上1mの線量と地上5cmの線量を計測しています。2分間、10秒ごとの線量を測定し、一番高いデータと低いデータを除去して残った10回のデータで平均値を出しています。その平均値が0.08μSv/hを超えた場合は小さなお子さんたちが遊ぶのに注意していただければと思い、年に一度、「きよせの環境・川まつり」(7月最終土曜日開催)で発表しています。こうした公園・...〔787〕「前ブログ〔786〕に掲載された写真は、自然石からの線量が高いので毎年同じ石を定点計測している特殊例です。」(福田緑からの補足)

  • 〔786〕初めて「放射能から子どもを守る会・清瀬」の活動に立ち会いました。まだフクシマは終わっていません。

    昨年の暮れ、私たちのかけがえない仲間の山田文子さんを不慮の事故で亡くしました。清瀬・くらしと平和の会、清瀬・憲法九条を守る会の重要なメンバーでした。さらに彼女は「放射能から子どもを守る会・清瀬」でも中心的な役割を果たしてくれました。ご冥福をお祈りします。合掌。「放射能から子どもを守る会・清瀬」の活動については清瀬市議・ふせ由女の発行する「ゆめ通信」のバックナンバーをご覧いただきましょう(2020年秋号、25号)。さて、「放射能から子どもを守る会・清瀬」から依頼され初めてこの活動に参加しました。場所は、神山公園の親水広場です。夏場はここに水を流し、子どもの遊び場になっているところです。福島から14年経過しているにもかかわらず、0.1マイクロシーベルトを越す箇所が数カ所ありました。本会では0.08マイクロシー...〔786〕初めて「放射能から子どもを守る会・清瀬」の活動に立ち会いました。まだフクシマは終わっていません。

  • 〔785〕「亀山城西の丸 跡にある浮田小学校と秀家終焉の地で近くにお墓がある八丈島大賀郷小学校と、 姉妹校交流」の仕掛け人は矢部顕さん!

    岡山で御活躍の矢部顕さんからのメールです。■福田三津夫様本日、友人から以下のようなお知らせが来ました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・NHKのBSで3月17日(月)午後9時より、「英雄たちの選択」〜知られざる島の歴史旅〜という番組で八丈島が取り上げられ、島流しにあった宇喜多秀家をはじめとした流刑人たちが島人と過ごした様子などが放映されるようですよ。お知らせまで。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以前、お知らせした歴史講演会の件ですが一貫した信念をもってやっているわけではありません。たまたま裏山が岡山城の前のお城で、近くで生まれて、何の関心もなくきていましたが、保存会の役をやらされるようになってから、若干興味を持ったということにすぎません。講演会をやっても...〔785〕「亀山城西の丸跡にある浮田小学校と秀家終焉の地で近くにお墓がある八丈島大賀郷小学校と、姉妹校交流」の仕掛け人は矢部顕さん!

  • 〔784〕「元町こども図書館、存続へ!」(住民投票で夢のある図書館を創るきよせの会)と「平和のメッセージを世界に」(高校生平和大使)、頑張っています。

    清瀬市の澁谷市政は市民の圧力に抗しきれず、当面、元町こども図書館、存続を認めるしかありませんでした。問題山積の清瀬市、まだまだ清瀬市民の闘いは続きます。「住民投票で夢のある図書館を創るきよせの会」は「夢のある図書館を創るきよせの会」として生まれ変わります。3月30日(日)、図書館ありがとうという感謝会が開かれます。(チラシ下部に記載)インド・パキスタンで核実験が強行された1998年、「ながさき平和大集会」に参加する約50の平和団体は、未来を担う若者を「高校生平和大使」として国連に派遣することにしました。こうした高校生の活動を理解し、協力していきたいと願うものです。◆恐怖と侮辱の原発社会鎌田慧(ルポライター)あれから14年。福島原発事故直後の反省を忘れ「原発を最大限活用する」と強弁、同じ過ちを犯そうとしてい...〔784〕「元町こども図書館、存続へ!」(住民投票で夢のある図書館を創るきよせの会)と「平和のメッセージを世界に」(高校生平和大使)、頑張っています。

  • 〔783〕「千葉さんの裁判を支援する会ニュース」と沖縄意見広告運動に注目しています。

    2021年4月15日、名護市辺野古の新基地建設反対するカヌーでの海上抗議行動中、海上保安庁のゴムボートに衝突され、頸椎損傷など全治1か月のけがをしたとして、千葉和夫さんが国に約280万円の損害補償を求めた訴訟を起こしました。本日判決が言い渡されるそうです。注目しましょう。画像は支援する会のニュースです。沖縄意見広告運動があるの知ったのはここ2,3年です。応援しています。◆日本学術会議解体法案学術会議は今後とも独立した国家機関として存置するべき前川喜平(現代教育行政研究会代表)政府は今、日本学術会議を法人化する法案を準備している。これに対しては、歴代会長6人が撤回を求める声明を出したほか、さまざまな学協会も反対声明を出している。僕も「学術と表現の自由を守る会」の発起人の1人として、その撤回を求める声明に加わ...〔783〕「千葉さんの裁判を支援する会ニュース」と沖縄意見広告運動に注目しています。

  • 〔782〕「『諏訪史 第一巻』(大正13年刊)の刊行100周年記念展」のご報告です。(瀧沢敬三さんより)

    以前ブログで数回にわたって瀧沢敬三さんのことを取り上げました。早稲田大学の学生時に仲間と共にドイツを訪ねた時の旅行記や、御尊祖父の地方史家であり俳人としての生涯を掘り起こした御著書にまつわる紹介などでした。さらにその御尊祖父も登場する『諏訪史第一巻』(大正13年刊)の刊行100周年記念展のお知らせも掲載しました。今回は瀧沢敬三さんから「刊行100周年記念展」の様子をメールで伝えていただきました。お近くの方は足を運ばれたらどうでしょう。■福田緑さま福田三津夫さまご報告です。先日、先にご案内のチラシをお送り申し上げました、諏訪市博物館に行ってまいりました。祖父・瀧沢益作が、信州の岡谷、諏訪地方で、明治、大正期に収集研究した考古資料が、初めて公に記録された『諏訪史第一巻』(大正13年刊)の刊行100周年記念展が...〔782〕「『諏訪史第一巻』(大正13年刊)の刊行100周年記念展」のご報告です。(瀧沢敬三さんより)

  • 〔781〕旅行仲間の町野不二雄さんからリーメンシュナイダーの「悲しみのマリア」を表紙にした雑誌「シグネチャー」が送られてきました。

    小学校教師を辞した2005年7月、連れ合いとペルーのツアー(JTB旅物語)に参加しました。折角自由の身になったので年に2回ぐらいは海外旅行に行きたいと2人で考えたのです。その旅行で妙に気が合うご夫妻がいらっしゃいました。町野夫妻です。その後、久喜市のご自宅に招かれてご馳走になり、3回あった福田緑のリーメンシュナイダー写真展には必ず駆けつけてくれただけではなく、写真集発刊の度に購入していただきました。BS・NHKなどでリーメンシュナイダー関連のテレビ番組があるとメールで知らせてくれました。本日、郵便受けを見ると画像にある大きな封書が届いていました。古い切手が前面に貼られたユニークなものでした。そういえば昨年の写真展の後に大量の切手が町野さんから送られてきました。小さいときにご両親に買ってもらったという貴重な...〔781〕旅行仲間の町野不二雄さんからリーメンシュナイダーの「悲しみのマリア」を表紙にした雑誌「シグネチャー」が送られてきました。

  • 〔780〕寒さを吹き飛ばす3000人参集「さようなら原発3.8全国集会」から「永田浩三教授最終講義」へ梯子しました。

    昨2025年3月8日、おそらく東京では今年最後の寒さの土曜日でした。久し振りの都心を目指して2つの大切な集会に参加しました。「さようなら原発3.8全国集会」(代々木公園)から「永田浩三教授最終講義」(練馬、武蔵大学)へ梯子です。「さようなら原発全国集会」は春と秋に開催されます。秋はドイツ旅行と重なって参加できないことも多いのですが、極力参加することにしています。それにしても春の集会は雨や風、雪などで天候不順のことが多く、今年も例外ではありませんでした。タビーブルーのオープニングライブを聴きながら、いつもの会場の左側に座り込みました。防水した座布団を持参しているため、コンクリートの上でも寒さは感じません。会場入り口で配布していたステッカーは3種類、裏にはこの日のプログラムや出展ブースやパレードコースの案内が...〔780〕寒さを吹き飛ばす3000人参集「さようなら原発3.8全国集会」から「永田浩三教授最終講義」へ梯子しました。

  • 〔779〕「追悼 谷川俊太郎」、特集「さよならは仮のことば」(芸術新潮、2025年3月)は谷川さんの仕事が俯瞰できるタイムリー企画でした。

    谷川俊太郎さんは詩の巨人であることは疑いないでしょう。でもその全体像をどれだけの人が捉えられているでしょうか。私もそのひとりです。昨年暮れ、谷川さんが92歳で亡くなられました。我が家で購読している朝日新聞は谷川追悼記事が数回続きました。他の人にはない破格の扱いでした(同程度の扱いは大江健三郎さんくらいでしょうか)。その多くは交流のあった詩人や文学者、新聞記者などの追悼文でした。私はそれらの記事を丹念に読みました。一番心に残ったのはアーサー・ビナードさんのものでした。これは秀逸で、最も評価したいものです。これについてはいつか取り上げてみたいと思っていますが、その切り抜きが見つからないのです。谷川さんから唯一いただいた直筆の葉書があります。大切にとってあったのですが、どこかに紛れてしまって今は取り出すことがで...〔779〕「追悼谷川俊太郎」、特集「さよならは仮のことば」(芸術新潮、2025年3月)は谷川さんの仕事が俯瞰できるタイムリー企画でした。

  • 〔778〕「小学校の6年生に『国際理解教育』のテーマで2時限の時間を使って話をしました。」(いつも御活躍の矢部顕さんより)

    ■福田三津夫様先日、近くの小学校の6年生に「国際理解教育」のテーマで2時限の時間を使って話をしました。毎年この時期に依頼されますので、わたしにとっても楽しみです。子どもたちがどういう反応をするのかが。レジュメを添付します。(以前にも送ったことがあるとは思いますが)日本の世界地図(日本が中心)、イギリスの世界地図(イギリスが中心)、オーストラリアで買ってきた世界地図(南北が反対)を前に張り出して、そこから話を始めました。いろいろ授業での講話をやっていますが、これだけは専門家なのです。青少年の国際交流に40年近く携わってきたのですから。矢部顕●浮田小学校6年/異文化理解教育異文化って何だろう?2025年2月26日講師・矢部顕1.はじめに青少年の異文化理解のための仕事へのかかわり2.異文化理解教育国際理解教育、...〔778〕「小学校の6年生に『国際理解教育』のテーマで2時限の時間を使って話をしました。」(いつも御活躍の矢部顕さんより)

  • 〔777〕前ブログの続編・本日掲載「図書館 なくすまち、生かすまち 下」(朝日新聞)では瑞穂町の意欲的な図書館運営が取り上げられました。

    前ブログの続編です。本777号は前号に続き武田遼記者の素敵な記事です。(東京むさしの版、赤線は筆者)本日朝日新聞に掲載されたのは「図書館なくすまち、生かすまち下」で、「『お家の居心地』来館倍増」と題して意欲的な瑞穂町の取り組みが紹介されました。瑞穂町は清瀬市の半分くらいの人口です。住民たちの声を集め「お家の居心地」をコンセプトに約7億円かけて図書館をリニューアルしたというのです。その結果、資料を借りた人、借りずに来館しただけの人、いずれも倍増したといいます。詳細については記事を判読してください。次の瑞穂町の司書と町長の方のことばに深く共感しました。「本の力や図書館の大切さを実感しているからこそ、図書館を閉める自治体があることは『寂しいですね』」(司書)「誰もが本の魅力を五感を使かって味わうことができ、世代...〔777〕前ブログの続編・本日掲載「図書館なくすまち、生かすまち下」(朝日新聞)では瑞穂町の意欲的な図書館運営が取り上げられました。

  • 〔776〕本日掲載「図書館 なくすまち、生かすまち 上」(朝日新聞)で清瀬市の図書館削減問題が取り上げられました。

    本日、2025年3月2日、朝日新聞の朝刊に「突然『閉館』市民ぼうぜん」という大きな記事が掲載されました。このブログでもたびたび書いてきた、6館を4館閉館するという清瀬市政の図書館問題を考える企画です。「図書館なくすまち、生かすまち上」とあるので、明日にも「図書館なくすまち、生かすまち下」が掲載されるのでしょうか。それとも3回連載か、いずれにしても期待したいところです。記事は図書館を3分の2にするという市政に呆然とする市民の声と、なぜ閉館なのかという市長側の取材もあり、一応両論併記のスタイルをとっています。サイズ的にスキャンがうまくいかないのですが、継ぎ接ぎになってしまいますがうまく読んでください。(赤線は筆者)記事にもあるように、市長の発言で奇妙なのは、「宅配と6館維持の両立は難しい」としているところです...〔776〕本日掲載「図書館なくすまち、生かすまち上」(朝日新聞)で清瀬市の図書館削減問題が取り上げられました。

  • 〔775〕新着ミニコミ2つ「原発やめようニュース」(反原発自治体議員・市民連盟)と「PRISM」(立教大学共生社会センター)を紹介します。

    ここ1,2日で届いたミニコミを紹介したいと思います。まずは「原発やめようニュース」(反原発自治体議員・市民連盟)です。連れ合いが会員になっていて時々届きます。私たちの仲間で清瀬市議であった故・布施哲也さんがこの会の共同代表を務めていました。そんなことからこの会を知り、フクシマ3.11の翌年、この会に導かれて、福島での脱原発大集会に参加しました。鎌田慧さんの講演はある会館で、大江健三郎さんのアピールは大きな野球場で聴きました。私たちの清瀬・憲法九条を守る会、清瀬・くらしと平和の会では近々東海第2原発再稼働反対統一行動を行う予定です。清瀬駅ペデストリアンデッキになると思います。近隣の方、見かけたら声をかけてください。もうひとつのミニコミは、「PRISM・プリズム」(立教大学共生社会センター)です。ここでアーキ...〔775〕新着ミニコミ2つ「原発やめようニュース」(反原発自治体議員・市民連盟)と「PRISM」(立教大学共生社会センター)を紹介します。

  • 〔774〕「ありがとう図書館!! また必ず会いましょう!」報告会。4館閉鎖の暴挙、闘いは始まったばかりです。

    2月16日(日)、清瀬駅北口のロータリー脇のアミューで、「ありがとう図書館!!また必ず会いましょう!」報告会が開催されました。自公市政は住民投票をひたすら恐れ、結果的に住民投票の成立がなりませんでしたが、定足数の6倍以上の7674票を集め、「しばらくの間」元町こども図書館の存続が決まりました。住民投票成立に反対した松本議員、石川議員に言われるまでもなく、間違いなく私たちの運動の成果です。こうした思いを共有する多くの人びとが参集しました。負けたと落ち込んでいる人はまったく見かけませんでした。次にどう繋げていくか、活発なグループ討論で盛り上がりました。さて、次はどうしてくれましょうか。(写真は「経過報告」の一部と清瀬市条例制定請求書)◆8月15日を建国記念の日に建国記念の日は紀元節が名前を変えたものではない前...〔774〕「ありがとう図書館!!また必ず会いましょう!」報告会。4館閉鎖の暴挙、闘いは始まったばかりです。

  • 〔773〕「岡山の戦国時代を振り返る―『現代語訳 備前軍記』の監修を通して」という「郷土の歴史講演会」を開催しました。(矢部顕さんより)

    地域の活性化に大活躍の矢部顕さんからの元気になるメールが先日届きました。私も頑張らなくてはと気を引き締めています。■福田三津夫様先日の土曜日、2月15日、わたくしたち亀山城跡保存会が主催しました「郷土の歴史講演会」は無事終わりました。「岡山の戦国時代を振り返る―『現代語訳備前軍記』の監修を通して」という演題で監修者の内池英樹氏を講師とした講演会でした。約130名ほどの参加者がありました。岡山では、一昨年11月に市長を先頭に、官民一体で「戦国武将宇喜多家を顕彰する会―大河ドラマ化をめざしてー」なるものが発足しました。宇喜多直家と秀家の2代をドラマ化しようと署名運動も始まりました。我が家の裏山は、直家が備前を支配したときの居城で、秀家はここで生まれたと言われています。宇喜多秀家は関ケ原の戦いで西軍の主力として...〔773〕「岡山の戦国時代を振り返る―『現代語訳備前軍記』の監修を通して」という「郷土の歴史講演会」を開催しました。(矢部顕さんより)

  • 〔772〕清瀬市議ふせ由女の「ゆめ通信」(42号、2025年春号)が本日発行されました。

    ふせ由女はひとり会派「共に生きる」で活動していますが、現在3期目です。「ゆめ通信」は年4回、議会の終了後に発行しているふせ由女の議会便りです。仲間と地域や駅頭で配布しています。拡大して読んでくださると嬉しいです。〔772〕清瀬市議ふせ由女の「ゆめ通信」(42号、2025年春号)が本日発行されました。

  • 〔771〕清瀬市の図書館危機の今、木村まきさんの遺してくれた『疎開した四〇万冊の図書』(金髙謙二、幻戯書房)を手にしています。

    清瀬市の図書館危機をブログで再三綴ってきましたが、今こそ木村まきさんからいただいた『疎開した四〇万冊の図書』(金髙謙二、幻戯書房)を手にして読んでいます。木村まきさんは私どもと同世代、清瀬の住民で清瀬・憲法九条を守る会などで行動を共にしてきた仲間です。惜しくも2023年の夏、自宅で亡くなられました。多くのマスコミでそのことが取り上げられました。■「横浜事件」元被告木村亨さんの妻、木村まきさん死去元再審請求人編集委員・北野隆一2023年8月25日19時08分朝日新聞戦時下最大の言論弾圧とされる「横浜事件」元被告の木村亨さんの妻で、再審請求人として亨さんの無罪を訴えた木村まきさんが14日、東京都清瀬市の自宅で発見され、警視庁が死亡を確認した。74歳だった。岩手県生まれ。出版社などに勤務した。中央公論社の編集者...〔771〕清瀬市の図書館危機の今、木村まきさんの遺してくれた『疎開した四〇万冊の図書』(金髙謙二、幻戯書房)を手にしています。

  • 〔770〕「今回は、韓国の戒厳令を日本の緊急事態条項と関連して書いてみました」塚越敏雄さんから腰越9条ニュースが届きました。

    またまた腰越9条ニュースが届きました。「韓国の戒厳令を日本の緊急事態条項」についてです。このような腰越の活動を知ると、私も頑張ろうと励まされます。●腰越9条ニュース222号ができましたのでお送りします。今回は、韓国の戒厳令を日本の緊急事態条項と関連して書いてみました。塚越敏雄〔770〕「今回は、韓国の戒厳令を日本の緊急事態条項と関連して書いてみました」塚越敏雄さんから腰越9条ニュースが届きました。

  • 〔769〕「びっくり箱通信」と「日本軍『慰安婦』問題解決全国行動」、2つのミニコミを紹介します。

    様々なミニコミが私どもの手元に届きます。世間的にはそれほど知られていないのですが、とても大切な問題提起をされているミニコミが多いのです。興味もたれた方がネットなどで検索されることを願ってこれからも紹介していきたいと思います。まずは「びっくり箱通信」(弦地域文化支援財団、隔月刊、8頁)です。作家の井上ひさしさんが山形の地に残した「東ソーアリーナ」の友の会が発行するミニコミで、丁度百号記念号です。井上ひさしさんの長女、井上都さんを中心に発行されているようです。記事としては、金平茂紀さんの「井上ひさしさんの芝居と世の中①」がおもしろかったです。金平さんがこんなに井上芝居にぞっこんだったとは。他には山田洋次、松元ヒロ各氏のコメントも掲載されています。次に登場するのは「日本軍『慰安婦』問題解決全国行動」(24頁)で...〔769〕「びっくり箱通信」と「日本軍『慰安婦』問題解決全国行動」、2つのミニコミを紹介します。

  • 〔768〕「最高水準の地域誌・郷土誌の専門書」の『諏訪史』第一巻刊行100年記念展開催中です(『破片堂人の歩み』著者、瀧沢敬三さんのメールより)。

    以前このブログで瀧沢敬三さん(中野区在住)のご著書『破片堂人の歩み』を紹介しました。地方史家であり俳人でもあったご祖父の生涯を活写した労作でした。今回いただいたメールはご祖父が深く関わっている、『諏訪史』第一巻の刊行100年記念展の案内です。『諏訪史』第一巻は「最高水準の地域誌・郷土誌の専門書」として評価が高いものだそうです。お近くの方は足を運ばれたらどうでしょう。●福田緑様私事のご案内にて、失礼いたします。先月、諏訪史博物館から、別添の展覧会案内チラシが送られてきました。一瞬迷いましたが、昨年小著『破片堂人の歩み』をご案内したところ、有難くもご主人さまが、さっそくに入手していただきました。とすれば、このたびの展覧会は、まことに偶然というか、ご縁、めぐり合わせというか、人生の出会いというかーーーこの熱い思...〔768〕「最高水準の地域誌・郷土誌の専門書」の『諏訪史』第一巻刊行100年記念展開催中です(『破片堂人の歩み』著者、瀧沢敬三さんのメールより)。

  • 〔767〕清瀬市臨時議会の傍聴で、懐かしい緒志久子さんに再会しました。

    前ブログに書いた清瀬市臨時議会の傍聴に赴いたところ、実に久し振りに懐かしい緒志久子さんに再会しました。最初緒志さんに出会ったのは小学校教師として3校目、東久留米市立滝山小に赴任した1985年、市の演劇鑑賞教室実行委員会の会議でのことでした。東久留米市の演劇教室の組織的鑑賞は、当時から全国的に著名な存在でした。各校1名が委員として出席して、翌年の演劇教室の劇団と演目を決めるのです。主として夏休みに様々な劇団の公演をそれぞれ鑑賞し、2学期にその感想を出し合い、翌年の演劇教室の劇団と演目を話し合いで決めるのです。緒志さんは当初からその組織のまとめ役でした。市内の本村小で音楽専科をしていたように記憶しています。民間の教育研究団体、音楽教育の会の中心メンバーでもありました。私も当時、日本演劇教育連盟で「演劇と教育」...〔767〕清瀬市臨時議会の傍聴で、懐かしい緒志久子さんに再会しました。

  • 〔766〕「10時間超えのフジテレビ会見」をさらに超える住民投票条例を巡る清瀬市臨時議会は「お笑い劇場」でした。

    清瀬市臨時議会について語る前に、その前日の2025年2月2日(日)、清瀬市民の「市内図書館4館閉館についての賛否を問う住民投票実現を願う」アピール行動について報告しておきます。テレビの週間天気予報で、この日は雪になるだろうという情報が流れていました。しかも日中5度以下のこの冬1番の寒冷日だというのです。午前11時、清瀬駅北口から歩いて数分のところにあるかぜのこ広場(新小金井街道にほど近い)に三々五々約80名の参加者が集まったときには、小雨が降り始めていました。発起人の挨拶の後、スピーカーを先頭に、シュプレヒコールが住宅地に谺しました。かぜのこ広場から清瀬駅北口のロータリー、小金井街道の踏切を越えて都立清瀬高校方面に右折して、中央公園に到着し、総括の集会です。清瀬・教育って何だろう会や清瀬・憲法九条を守る会...〔766〕「10時間超えのフジテレビ会見」をさらに超える住民投票条例を巡る清瀬市臨時議会は「お笑い劇場」でした。

  • 〔765〕松宮崇之さんの力作、卒論「ある家庭科教師の語りから考える家事参加」がついに届きました。

    *1989年発行、なぜかアマゾンで約3万円で販売されているとは驚きです。昨年の10月の上旬のことでした。立教大学の4年生、松宮崇之さんが我が家にみえました。拙著『男の家庭科先生』(福田三津夫・福田緑著、冬樹社)を読んで、卒業論文を書くために私にインタビューを申し込んできたのです。立教大学はなにかと馴染みがあります。演劇教育の大先輩の冨田博之さんはここで講師をしていたことがありました。彼が教授として白百合女子大学に移った後、立教での講師の後釜に演出家の如月小春さんを指名したことがありました(2人とも随分前に故人になられていますが)。如月さんがお元気だった頃、私に電話をかけてきて、立教の教え子の卒論の相談に乗ってくれないかと言われたことがありました。もちろん快諾したのですが、学生の聞きたいことは演劇教育の理論...〔765〕松宮崇之さんの力作、卒論「ある家庭科教師の語りから考える家事参加」がついに届きました。

  • 〔764〕あの「カフェギャラリー縁」で田辺正樹君(ピアノ)と佐々木舞さん(フルート)のミニコンサートが開かれました。

    昨日、2025年1月25日(土)、教え子でピアニストの田辺正樹君とフルート奏者の佐々木舞さんのミニコンサートが開かれました。会場は、連れ合い・福田緑の第3回写真展「祈りの彫刻リーメンシュナイダーと同時代の作家たち」(2024年10月26日~11月6日)が開催されたカフェギャラリー縁でした。私がこのコンサートに立ち寄った話の発端はこうでした。私たちが写真展の会場使用のお礼に伺ったところ、オーナーの藤沢さんから、写真展の後で私の教え子が訪ねてきたというのです。それが田辺君でした。2003年度、東村山市立秋津小で2年生を担任した39人の1人でした。それは私が早期退職する2年前のことです。田辺君は縁で私のことを知り、コンサートのことも電話で教えてくれたのです。コンサート会場で隣同士になった彼のお婆ちゃんの話による...〔764〕あの「カフェギャラリー縁」で田辺正樹君(ピアノ)と佐々木舞さん(フルート)のミニコンサートが開かれました。

  • 〔763〕第3回、核兵器禁止条約締結を祝う会( 清瀬駅北口ペデストリアンデッキ)が開かれました。

    2025年1月22日、本日、正午を合図に、第3回、核兵器禁止条約締結を祝う会(清瀬駅北口ペデストリアンデッキ)が鐘や鈴の音と共に開かれました。「みんなが主役」市民の会の主催です。2021年、核兵器禁止条約が締結された時、連れ合いは我が家のポスト脇の私設掲示板に「祝・核兵器禁止条約締結」と書き込みました。それから3,4年、色あせたマジックを赤で補修したのがつい先日です。それは改めて核兵器禁止条約締結の初心を思い起こすためでもありました。昨年の暮れ、さらに嬉しいニュースが飛び込んできました。日本被団協にノーベル平和賞が授与されたのです。ノルーウェーでの代表委員の田中煕巳さん(92歳)の演説をリアルタイムで聞き入ってしまいました。時々新聞に掲載された演説を読み返しています。「…二つの基本要求を掲げて運動を展開し...〔763〕第3回、核兵器禁止条約締結を祝う会(清瀬駅北口ペデストリアンデッキ)が開かれました。

  • 〔762〕『ケストナーの「ほらふき男爵」』(池内紀、泉千穂子訳、筑摩書房)と『独裁者』(エーリヒ・ケストナー、酒寄進一訳、岩波文庫)のこと。

    久し振りにブックオフに行ったところ、目の前に突然『ケストナーの「ほらふき男爵」』が出現しました。「ケストナー」の文字に不意を突かれました。恥ずかしながらこんな本が出版されていることなど知らなかったのです。ケストナー本で自宅にあるのは岩波の「ケストナー少年児童文学」(全9冊)のうち『飛ぶ教室』『エーミールと探偵たち』『点子ちゃんとアントン』の3冊です(髙橋健二訳)。いずれ少しずつケストナーの古本が手に入れば良いなと思っていたのです。いつの日か完読するつもりではあるのです。『ケストナーの「ほらふき男爵」』などという本が出ていたのですね。よくよくまえがきと解説を読んでびっくりしました。ケストナーは子どもの本を19冊書いているのでが、そのうち再話の仕事は『長靴をはいた猫』『ドンキ・ホーテ』『ガリバー旅行記』『ほら...〔762〕『ケストナーの「ほらふき男爵」』(池内紀、泉千穂子訳、筑摩書房)と『独裁者』(エーリヒ・ケストナー、酒寄進一訳、岩波文庫)のこと。

  • 〔761〕「図書館4館閉館する市政は替えるしかない!」こんな原稿をあるミニコミに投稿しました。

    図書館4館閉館する市政は替えるしかない!福田三津夫(清瀬・憲法九条を守る会)清瀬市も参加する最新の「多摩六都図書館案内」に「中央・下宿・野塩・竹丘・元町こども図書館は、令和7年3月末で閉館します」とあります。清瀬市立図書館は駅前図書館と南部図書館(令和8年2月オープン)の2館のみとなります。つまり6館体制から2館体制に大きく後退することになるのです。しかも南部図書館が完成するまでの9ヶ月間は1館体制なのです。ところが市側は市報や「more!KIYOSE」という冊子を緊急発行し、新しい図書館体制の宣伝に躍起となっていますが、元町子ども図書館は廃止ではなくあくまで駅前図書館に移転という立場なのです。「図書館案内」との整合性をどのようにとるつもりなのでしょうか。しかも驚くべきことに、編入された子ども図書館では、...〔761〕「図書館4館閉館する市政は替えるしかない!」こんな原稿をあるミニコミに投稿しました。

  • 〔760〕澁谷清瀬市長に住民投票条例制定の請願書を提出しましたが、直接は受け取ってもらえませんでした。

    清瀬の地域図書館4館を廃止するという市議会決定に対して、きちんと市民の意見を聞いてほしいということで住民投票を提起して、署名活動を展開してきたことは以前からブログでお知らせしてきました。その結果、7674筆の署名が集まりました。住民投票条例を求めるのに必要な有権者50分の1を大きく越えました。これはなんと定足数の6倍以上の数になります。2025年1月15日(水)。今朝10時、清瀬市役所1階のロビーに参集した市民は一目100人でした。ここで本日の流れを簡単に確認して向かったのは3階の小さな部屋でした。ここは私たち夫婦がコロナのワクチン接種証明をもらいに来たところでした。普段2,3人しか受け付けられないところです。「なんでこんなに狭いところしか用意できないの。」と怒りの声も聞こえてきました。市民を大切にするな...〔760〕澁谷清瀬市長に住民投票条例制定の請願書を提出しましたが、直接は受け取ってもらえませんでした。

  • 〔759〕「九条チラシのリニューアル版を作りました。」(腰越で奮闘する畏友、塚越敏雄さんから)

    ●9条チラシを11月に作りましたが、ほとんど無くなったため、リニューアル版を作りました。添付します。今年もよろしくお願いいたします。塚越敏雄◆「曖昧な決着」への疑問袴田巌さんの無罪確定に対する検事総長、法務大臣の意見鎌田慧(ルポライター)死刑囚・袴田巌さんの無罪確定は今年の大きな喜びだったが、畝本直美検事総長は控訴断念後、「証拠を捏造(ねつぞう)と断じたことには強い不満を抱かざるを得ない」と判決を批判した。年末に発表された最高検「検証結果」も、捏造説を「不合理」と反論した。自己剔抉(てっけつ)の精神がない。58年前に発生した殺人事件。今年5月の再審結審時でも、検察は死刑を求刑した。論拠の供述調書ばかりか、最重要な衣類5点とその端切れが、捜査官による「捏造」とされて、面目を失ったのは理解できないわけではない...〔759〕「九条チラシのリニューアル版を作りました。」(腰越で奮闘する畏友、塚越敏雄さんから)

  • 〔758〕自閉症の概念を覆される『声なき声で語る-ボクが過ごした日々、その世界と自閉症』(ティト・ラジャルシ・ムコパディアイ、石田遊子訳、エスコアール)

    この本を手に取るきっかけになったのは、訳者の石田遊子さんが私の妻の高校時代の友人だったからでした。千葉県立船橋高校の仲良しグループ数人の一人で、私も2、3回お会いしたことがあります。ちなみに、船橋高校といえば立憲民主党の野田佳彦党首は彼女たちの後輩ということになるようです。石田さんの略歴を読んで私との接点が多いのに驚きました。彼女が卒業した千葉大学教育学部は私が同時に受験したところで、入学していればそこで出会っていた可能性もありました。さらに彼女は白梅学園短期大学専攻科講師ということで、白梅学園大学非常勤講師の私とどこかですれ違っていたかも知れません。さて『声なき声で語る-ボクが過ごした日々、その世界と自閉症』の話になります。著者のティト・ラジャルシ・ムコパディアイさんは、インドに住む自閉症の青年です。こ...〔758〕自閉症の概念を覆される『声なき声で語る-ボクが過ごした日々、その世界と自閉症』(ティト・ラジャルシ・ムコパディアイ、石田遊子訳、エスコアール)

  • 〔757〕前田憲二映画監督の『祭祀と異界-渡来の祭りと精霊への行脚』(現代書館)と季刊「はぬるはうす」を堪能しています。

    清瀬市議のふせ由女を支援する清瀬・くらしと平和の会の総会と「望年会」が12月末に旭が丘団地の集会所で開かれました。この会には毎年のように著名な前田憲二映画監督(清瀬在住)が参加してくれています。昨年もその例に漏れませんでした。前田監督の映画作品は「神々の履歴書」と「百萬人の身世打鈴」を見たことがありますが、いずれの作品も現地調査を入念に行って、実証的で説得力のある映像に仕上げられていることに定評があります。まさに「力作」「労作」以外のことばが見つかりません。以前にも季刊「はぬるはうす」(ハヌルハウス運営委員会:前田憲二編集・発行)をいただいたことがありますが、今回も最新82号をいただきました。前田監督の、ノーベル文学賞受賞者、ハン・ガンさんの父親に会った話や、和田春樹さんの「日韓、日朝関係はいまや混沌とし...〔757〕前田憲二映画監督の『祭祀と異界-渡来の祭りと精霊への行脚』(現代書館)と季刊「はぬるはうす」を堪能しています。

  • 〔756〕年末から年始にかけて繰り返し眺めていたのが『寺社の装飾彫刻』(若林純撮影・構成、日貿出版社)シリーズでした。

    久し振りに清瀬市中央図書館(3月で閉館)を覗いたところ、なんと『寺社の装飾彫刻』シリーズを「発見」しました。清瀬市はお金がないので蔵書が多くないといわれているのに、1冊4000円近くする本が揃っていたのです。ちなみに『寺社の装飾彫刻』シリーズは全8冊ですが、地域ごとの『寺社の装飾彫刻』は6冊になっています(関東編上下、中部編、近畿編、北海道・東北・北陸編、中国・四国・九州・沖縄編)。「日蓮宗寺院」編と総集編的な「宮彫り-壮麗なる超絶技巧を訪ねて」を加えると全8冊ということになります。正月を控えて、図書館にあった7巻(近畿編は貸し出し中)を借りることにしました。その理由はブログ読者にはおわかりと思いますが、暮れの石川雲蝶と小林源太郎を巡る旅で日本の装飾彫刻に興味を持ったからでした。暇を見つけてはこの7冊の写...〔756〕年末から年始にかけて繰り返し眺めていたのが『寺社の装飾彫刻』(若林純撮影・構成、日貿出版社)シリーズでした。

  • 〔755〕4館閉鎖の清瀬市立図書館問題の続報です。住民投票目指した署名は、定足数の約7倍に達し提出されました。

    あろう事か、来年4月から清瀬市立図書館が6館のうち4館廃止されることは以前のブログでお伝えしたとおりです。しかも残りの1館(南部図書館)はしばらくの間、建て替えで使用できません。つまり来年4月からは駅前図書館だけしか使用できません。ふせ由女市議はこの事態を評して、古代中国の焚書坑儒やナチスドイツの焚書事件になぞらえました。はじめはなんと大げさな言い回しと思っていたのですが、あながちこれは間違えた表現ではないと今は思っています。このことに多くの市民が怒り心頭に発しました。そして住民投票で意見を聞いてほしいと、署名活動を全市で展開しました。11月の約1ヶ月間でした。署名を集める受任者はなんと360人、8218筆もの署名が集まりました。これは定足数の約7倍になります。私どもチーム福田もこれに取り組み77筆集める...〔755〕4館閉鎖の清瀬市立図書館問題の続報です。住民投票目指した署名は、定足数の約7倍に達し提出されました。

  • 〔754〕新発見! クラウス・スリューテルの彫刻が『世界彫刻美術全集』(小学館1975年)になんと6頁も写真掲載されていました。

    こんなことがあるのですね。普段訪れることのない近隣の東村山中央図書館で開架式の図書を見ているときに思わぬ発見があったのです。クラウス・スリューテルの彫刻が『世界彫刻美術全集』(小学館1975年)に6頁も写真掲載されていました。私にとってはまさに新発見!でした。私が、ロマネスクやゴシック彫刻で今一番関心が高いのはクラウス・スリューテルです。フランドル出身の彫刻家で、フランスのディジョンで活躍しました。緑の『祈りの彫刻』シリーズでたびたび紹介してきたゲルハールト・フォン・ライデンは後期ゴシックの名だたる彫刻家ですが、彼が手本にしたのがスリューテルだと言われています。昨年夏、見損なったスリューテルの彫刻を見にディジョンに来夏訪れる予定です。「モーゼの井戸」が代表的な作品です。以前『世界美術大全集』(小学館、19...〔754〕新発見!クラウス・スリューテルの彫刻が『世界彫刻美術全集』(小学館1975年)になんと6頁も写真掲載されていました。

  • 〔753〕ふせ由女の「ゆめ通信」最新号(41号、2024年冬号)が届きました。

    清瀬市議・ふせ由女の事務所に届いたばかりの「ゆめ通信」、どうぞご覧ください。ふせ由女を支援する鎌田慧さんのコラムもどうぞ!◆世代を結ぶ平和の像鎌田慧(ルポライター)前回、沖縄・読谷村の鍾乳洞「チビチリガマ」での集団死について書いた。米軍侵攻中の悲劇だ。が、7年前に起こった、少年たちの破壊行為について、スペースの関係で書けなかった。戦争中の悲惨がよく伝わっていなかった、もう一つの悲劇だった。上陸してきた米兵に恐怖して、村の鍾乳洞に避難した住民が恐怖に駆られ、子どもや家族を自分の手で殺害した。捕虜になるより自決せよ、というのが日本軍の強制だった。85人の住民が犠牲になった。その現場は保存されてきていた。ところが7年前の9月、洞窟内で、つぼに入っていた遺骨が撒き散らされ、飾られた折り鶴が引きちぎられる、乱暴狼藉...〔753〕ふせ由女の「ゆめ通信」最新号(41号、2024年冬号)が届きました。

  • 〔752〕「腰越9条ニュース220号ができましたので、お送りします。」(塚越敏雄さんから)

    ●いつもお世話になります。腰越9条ニュース220号ができましたので、お送りします。塚越敏雄◆原発推進への変節首相が政治力維持のため危険覚悟の原発を進める鎌田慧(ルポライター)「国民全体の福祉をのみ念じて国政の方向を定め、論議を尽くしていくように努めたい」とは言論人であり、戦後、首相になった石橋湛山内閣の施政方針演説の一節。それを石破茂首相が先月末、所信表明演説の結語に引用した。少数与党の首相だからなのか、「他党にも丁寧に意見を聞」く、それが「基本方針」という。石橋湛山、大平正芳、宮沢喜一以来の「保守リベラル」を標榜(ひょうぼう)し、日米地位協定の改定を主張していたが、所信表明では一切触れず「我が国の防衛力の抜本的強化を着実に進める」と言うだけだ。一言も触れなかったのは、総裁選前に「依存度をゼロに近づける」...〔752〕「腰越9条ニュース220号ができましたので、お送りします。」(塚越敏雄さんから)

  • 〔751〕3日目、足を伸ばす人が少ない栃尾の雲蝶作品群、凄い彫刻が待っていました。〈雲蝶の旅 その5、最終回〉

    いよいよ新潟滞在最終日です。雲蝶の三大彫刻群を有する永林寺、西福寺、本成寺を堪能し、さて最終日は二,三箇所寄り道をして、早めに帰途につこうと思っていましたが、大きく予定を変更する事態が起こってしまいました。素晴らしい雲蝶作品群に出会ってしまったのです。まずは栃堀区事務所に電話連絡し、神社の入口を開けておいてもらうことになりました。貴渡神社(長岡市)へ直行です。地元の大きな神社ではなく、小ぶりの可愛らしい神社が目差す所でした。風雨から庇護したり、外部の人が入れぬように囲われていました。向拝の獅子や貘や龍、手挟の松の枝に停まる鳩と雀を見て、素人ながら、これは充実期の雲蝶の作品に違いないと直感しました。さらに素晴らしいのが「桑負いから機織りに至までの様子」です。優雅な曲線を多用した心温まる庶民の暮らしが活写され...〔751〕3日目、足を伸ばす人が少ない栃尾の雲蝶作品群、凄い彫刻が待っていました。〈雲蝶の旅その5、最終回〉

  • 〔750〕2日目、雲蝶最初の逗留地、本成寺とその塔頭、さらに五十嵐神社を巡りました。〈雲蝶の旅 その4〉

    越後路2日目、まずは開館直後で無人の十日町市博物館に立ち寄り、国宝の火炎土器などを心安らかに堪能することができました。民宿のご主人の推薦の博物館でした。そしていよいよ本成寺(三条市)へ向かいます。雲蝶が江戸から最初に向かったのは本成寺でした。ここに長期滞在し、本成寺とその塔頭に多くの作品を残しています。残念ながら本成寺の作品はほとんどが灰燼に帰してしまいました。しかしながらその塔頭には多くの作品が現存していると聞きます。紅葉真っ盛りの越後路をマイカーで順調に走ります。黄葉が敷き詰められた本成寺境内にしばし佇みましたが、一転、拝観中止の掲示に我々は落胆するのでした。しかしここは元々焼け残った赤牛だけの拝観とか、それで500円とはなんでなのでしょう。たぶん他に見どころがあるに違いありません。ならば気を取り戻し...〔750〕2日目、雲蝶最初の逗留地、本成寺とその塔頭、さらに五十嵐神社を巡りました。〈雲蝶の旅その4〉

  • 〔749〕1日目の続き、西福寺・龍谷寺を巡りました。〈雲蝶の旅 その3〉

    雲蝶観光の最大の目玉はなんと言っても西福寺です。永林寺からの車移動は容易かったです。赤や黄色の紅葉を楽しみながら車を走らせました。信号が少なく、車もまばらなのでのんびりしたものです。意外と制限速度は50㎞が多かったです。西福寺の駐車場にはすでに2台の車が置いてあり、すぐに観光バスが到着し、その賑わいはかなりのものでした。駐車場脇の鐘楼の彫刻に早速目が行きました。小林源太郎の秀作です。その向こう側にお目当ての開山堂が鎮座していました。向拝は雲蝶の傑作です。しばし写真撮影に勤しんで、観光客を避けるようにおもむろに受付に向かいました。見どころはなんと言っても開山堂の内部です。スイッチで音声が流れる仕組みになっています。圧倒的な迫力の彫刻は、2体の仁王像と天井の「道元禅師猛虎調伏の図」、なるほど「越後のミケランジ...〔749〕1日目の続き、西福寺・龍谷寺を巡りました。〈雲蝶の旅その3〉

  • 〔748〕1日目、いきなり雲蝶彫刻のハイライト、永林寺・西福寺・龍谷寺を巡りました。〈雲蝶の旅 その2〉

    雲蝶が江戸から越後にやって来て、最初に滞在し、彫刻の仕事に着手したのは本成寺(三条市)とその塔頭群だったようです。その本成寺は残念ながら火災(放火と言われている)に遭い消失しました。雲蝶の作品はほぼ塔頭に残るだけです。雲蝶の活動舞台はその本成寺と永林寺及び西福寺(魚沼市)です。永林寺と西福寺は最も多く雲蝶作品が残る場として拝観の目玉です。第1日目は永林寺と西福寺、そして雲蝶作品の貴重な欄間を残す龍谷寺を巡りました。優雅で美しい天女像で有名な永林寺には、雲蝶は13年間滞在し、百数点の彫刻、絵画を残しています。雲蝶ファンにとっては垂涎の寺なのに、しんしんと冷える寺には我々の他だけもいませんでした。しばらくして2組の観覧者がありましたが。まずはパンフレットと購入した小冊子(34頁、500円)を紹介しましょう。「...〔748〕1日目、いきなり雲蝶彫刻のハイライト、永林寺・西福寺・龍谷寺を巡りました。〈雲蝶の旅その2〉

  • 〔747〕紅葉絶景の越後路、石川雲蝶・小林源太郎の超絶技巧にただただ魅せられました。

    2024年11月18日。実に久しぶりの国内旅行に夫婦で出掛けました。かつてはよく利用した関越自動車道を経由しての2泊3日の旅でした。国内旅行なら行きたいと念願していたのは2箇所、仏都会津(古寺、さざえ堂、大内宿など)と出雲地方(出雲大社や一畑寺など)でした。そこに猛然と「割り込んできた」のが越後新潟です。前ブログにも書きましたが、石川雲蝶・小林源太郎の彫刻や絵画を拝観したいからでした。どんな旅行だったのか、連れ合いが概略をコンパクトに押さえてくれました。雲蝶の旅福田緑〔2024年11月18日~20日〕11月18日(月曜日)1日目清瀬を7:08出発→途中で休憩を一度取る→堀之内ICで高速を下りる。(1)永林寺魚沼市10:55着・演奏する天女像が有名・欄間には鳥や様々な物語が描かれ、合計25点の絵画・彫刻があ...〔747〕紅葉絶景の越後路、石川雲蝶・小林源太郎の超絶技巧にただただ魅せられました。

  • 〔746〕3回も来場の方、雲蝶で談論風発の方、写真集4冊買ってくださった方…豊かな交流づくしの写真展でした。

    12日間の写真展で210人の方が来場されました。奇しくも2回とも500人いらした以前の写真展にも劣らないほどの豊かな交流がそこここで展開されました。連れ合いの福田緑が以下のようにその出会いを書いています。▶心に残る愛のエピソード(その2)*福田緑のブログより連れ合いも受付の友人たちも深く感銘を受けた一人のお客様がいます。その方は11月4日にいらして、その後は最終日まで毎日ギャラリーに見えたのでした。しかも4日になんと写真集4巻まとめてご購入!背中のリュックに3冊、手許に1冊お持ち帰りになりました。その理由が入院中のお連れ合いに見せてあげたいとのこと。お連れ合いは現在気官切開・胃瘻で寝たきりだそうですが、若い頃から絵を描き、結婚前に一人でヨーロッパを回った時には感想を度々彼にハガキで送ってきたとのこと。その...〔746〕3回も来場の方、雲蝶で談論風発の方、写真集4冊買ってくださった方…豊かな交流づくしの写真展でした。

  • 〔745〕袴田事件の後は狭山事件ですね。再審無罪を勝ち取りましょう。

    70年代の後半に埼玉県狭山市に引っ越しました。新規入居した狭山台ハイツは狭山事件現場のまっただ中に位置していました。石川一雄さんの家、犯人を取り逃がしたお茶畑、被害者が殺害された畑に囲まれたようなところでした。月に1回ぐらいだったでしょうか、狭山事件の現地見学会が開かれ、参加しました。ああ、石川さんは間違いなく無罪だなと確信したのは、石川さんの小さな家に入ったときでした。警察が3度目の捜索で、入口すぐの鴨居の上から脅迫状を書くのに使われた万年筆が発見されたというのです。鴨居は小学生でも手が届く低いところでした。捜査の専門家の刑事が見逃すはずはありません。しかも脅迫状のインクの色と違っていました。脅迫状は、ほとんど学校に通っていなかった石川さんに書けるはずがありません。稚拙を装った学識の高い者の仕業と思われ...〔745〕袴田事件の後は狭山事件ですね。再審無罪を勝ち取りましょう。

  • 〔744〕「小学校5年生は総合学習の時間にお米つくりをしています。」(矢部顕さんのお便り)

    矢部顕さんからいつものようにお元気なメールでの便りが届きました。福田三津夫様●小学校5年生は総合学習の時間にお米つくりをしています。11月5日、稲刈りをして竿掛けをして、天日干しをした後、11月11日、足ふみ脱穀機で脱穀し、唐箕で選別をしました。籾摺をしたところ玄米60kgの収穫がありました。写真を添付します。私は稲作体験を指導する農家のおじいさんなのです。●また、11月13日は、小学校6年生の亀山城跡清掃と歴史講話がありまして、八丈島から贈られた蘇鉄を見ながら講話を聴いてもらったその演題は「八丈島赦免花伝説」でした。講話をする人は亀山城跡保存会事務局長の私でした。レジュメを添付します。●11月15日(土)は小学校の体育館で、五次元キーボードを駆使して、ひとりでオーケストラの演奏をするコンサートがあります...〔744〕「小学校5年生は総合学習の時間にお米つくりをしています。」(矢部顕さんのお便り)

  • 〔743〕あの瀧沢敬三さんが7人のお仲間と写真展にやって来られました。

    瀧沢敬三さんのご著書はブログ〔725〕で紹介しました。その瀧沢さんが写真展に7人のお仲間を連れてやって来られました。緑の写真展ではかつてない最大の「ツアー」でした。連れ合いの福田緑が一通り展示物を案内した後、真ん中のテーブルを挟んで8人が椅子に座わられるや、立たたれるやら。私たち2人からは後期ゴシックの彫刻のことを中心に話しました。熱心に耳を傾けて下さいました。そして来場者の皆様にもいろいろ質問も投げかけました。どのような方々がお越しになっているのか興味があったからでした。「リーメンシュナイダー展」への「策略」なども授けていただきました。しばし話題沸騰、さながら大人の寺子屋状態と相成ったのでした。皆さんは小一時間滞在されたでしょうか。その後階下のカフェに移動されて食事をされたようでした。思いも寄らなかった...〔743〕あの瀧沢敬三さんが7人のお仲間と写真展にやって来られました。

  • 〔742〕第3回福田緑写真展「祈りの彫刻 リーメンシュナイダーと同時代の作家たち」を終え、「没後500年・リーメンシュナイダー展」開催の夢へ邁進します。

    2024年10月26日(土)から11月6日(水)まで、第3回福田緑写真展「祈りの彫刻リーメンシュナイダーと同時代の作家たち」が、西武池袋線秋津駅徒歩1分のカフェギャラリー縁(えん)で開催されました。来場者は1,2回目のそれぞれ約500人に比べると、今回の210人はやや減少しましたが、その分ゆったりとした雰囲気の中で、丁寧で充実した交流がそこここで展開されました。来場者と私ども主催者の満足度はマックスと言って良いと思います。なんと3回も足を運んでくださった方、さらに2回という方も数人いらっしゃいました。写真展の充実感を日々感じるなかで、ある確固たる念いが大きく頭をもたげてきました。それは日本で「没後500年・リーメンシュナイダー展」を開催したいという願いです。常々緑はあと2回は写真展をやりたいと言っています...〔742〕第3回福田緑写真展「祈りの彫刻リーメンシュナイダーと同時代の作家たち」を終え、「没後500年・リーメンシュナイダー展」開催の夢へ邁進します。

  • 〔741〕「久々に、新しい憲法チラシができましたので、お送りします。」(塚越敏雄さんより)

    ●おはようございます。久々に、新しい憲法チラシができましたので、お送りします。塚越敏雄〔741〕「久々に、新しい憲法チラシができましたので、お送りします。」(塚越敏雄さんより)

  • 〔740〕清瀬市議・ふせ由女の「ゆめ通信」(40号、2024年秋号)は図書館を3分の1に減らす市の暴挙と、鎌田慧さんの講演「ハンセン病と私」特集です。

    内容は表題の通りですが、じっくり読んでください。図書館削減暴挙は現在進行形です。いずれ「反攻」の市民運動を報告したいと思います。〔740〕清瀬市議・ふせ由女の「ゆめ通信」(40号、2024年秋号)は図書館を3分の1に減らす市の暴挙と、鎌田慧さんの講演「ハンセン病と私」特集です。

  • 〔739〕「佐々木松雄さん追悼 「鶴島哀歌」のうたがながれる」〈矢部顕さんより〉

    ■福田三津夫様お米の収穫作業が終わったことを、このあたりの古老たちは「秋が終わった」と言います。わたしは、自分の秋が終わったら、11月は亀山城跡保存会の活動が忙しくなります。6年生への亀山城歴史講座、亀山城プレーパーク(冒険遊び場)開催、五次元キーボード演奏会<宇喜多家をめぐる歌物語>協賛準備、宇喜多家法要。ほかにも、五年生の学習田のお米の収穫作業やらで、そちらのほうが忙しくなります。先回のメールで、9月1日にあった「青い鳥楽団」復活のニュースと資料をお送りしました。10月14日には、次のようなイベントがありました。(お米の収穫作業で忙しく参加できませんでしたが)長崎のキリシタンが岡山県の無人島に強制隔離されて、はげしい労働とキリスト教の棄教を迫られ、何人かの人が亡くなりました。その人たちを追悼する集いで...〔739〕「佐々木松雄さん追悼「鶴島哀歌」のうたがながれる」〈矢部顕さんより〉

  • 〔738〕「九条守って世界に平和」(マスコミ・文化 九条の会 所沢)-素敵なミニコミが続きます。

    「九条守って世界に平和」(マスコミ・文化九条の会所沢)のバックナンバーをいただきました。最新が200号でしたが、ある筋からメールで201号が送られてきました。〈転送歓迎〉ということなので、紹介させていただきます。通常は8頁立ての隔月刊のようです。内容は多岐にわたっていますが、レベルが高く、じっくり読み込みたい記事ばかりです。著名人の執筆者も多いようですが、中嶋里美さん(所沢市)、植竹しげ子さん(清瀬市)など知り合いのお名前も見えて嬉しかったです。◆映画「学校」の黒井先生(亡くなった西田敏行さんが日本アカデミー賞を受賞した役)前川喜平(現代教育行政研究会代表)亡くなった西田敏行さんが日本アカデミー賞を受賞した役は、夜間中学を描いた1993年の映画「学校」(山田洋次監督)の黒井という教師の役だった。この黒井先...〔738〕「九条守って世界に平和」(マスコミ・文化九条の会所沢)-素敵なミニコミが続きます。

  • 〔737〕「キラキラ星通信」(無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会)、「茨木のり子手帖」(茨木のり子の家を残したい会)、「現代女性文化研究所ニュース」(現代女性文化研究所)いずれも素敵なミニコミです。

    今読んでいる素敵なミニコミを紹介します。綺羅星のようなミニコミ群です。トップバッターは「キラキラ星通信」。東村山市の門間夫妻を中心に結成された無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会が発行する通信です。本114号は14頁の冊子です。先日袴田巌さんの再審無罪が確定しました。私たちの清瀬・憲法九条を守る会や清瀬・くらしと平和の会では、袴田秀子さんや門間夫妻の話を聞いたりしてきました。署名を集めたり、様々な請願葉書を送ったり、カンパを集めたりもしてきました。無罪確定は本当に嬉しいことです。10月26日(土)「袴田秀子さんをお迎えして」の学習会がカトリック清瀬教会であります。「茨木のり子手帖」は茨木のり子の家を残したい会の季刊紙です。第21号(2024夏)は茨木のり子の詩や写真が満載の手作り感溢れる34頁の冊子です。編集...〔737〕「キラキラ星通信」(無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会)、「茨木のり子手帖」(茨木のり子の家を残したい会)、「現代女性文化研究所ニュース」(現代女性文化研究所)いずれも素敵なミニコミです。

  • 〔736〕「評価できる首相なんていません。逆に評価できない首相が3人までなんて少なすぎる!」(朝日新聞掲載)という意見に共感しきり。

    土曜日の朝日新聞に「be」という別紙が付いてきます。昨2024年10月19日(土)のランキング欄は「歴代首相、評価するのは?」でした。自分が同じ質問を受けたら誰も思い当たらないので途方に暮れたことでしょう。下掲のような声が紹介されていて、いたく共感した次第です。「『まだまし』と仕方なく選んだだけで、評価できる首相なんていません。逆に評価できない首相が3人までなんて少なすぎる!」(静岡、52歳女性)それでもこんな人が選ばれていました。1位、田中角栄601票2位、小泉純一郎547票3位、伊藤博文440票4位、吉田茂408票5位、村山富市273票ちなみに「評価が低い歴代首相」のランキングは以下の通りです。1位、安倍晋三1114票2位、森喜朗714票3位、東条英機597票〔736〕「評価できる首相なんていません。逆に評価できない首相が3人までなんて少なすぎる!」(朝日新聞掲載)という意見に共感しきり。

  • 〔735〕『言葉果つるところ』〈新版〉(石牟礼道子・鶴見和子、藤原書店)を読んでみようかと思っています。

    朝日新聞の朝刊1面に鷲田清一さんの「折々のことば」というコラムがあります。図書や新聞などの一部を紹介し、コメントすることが多いようです。「天声人語」の前後に目を通すのが習慣になっています。なぜか、ここ数日は『言葉果つるところ』〈新版〉(石牟礼道子・鶴見和子、藤原書店)が連続して取り上げられています。宣伝になってはまずいと判断しているのでしょうか、出版社名は書かれていません。以前にもこのブログで紹介しましたが、藤原書店の「機」という宣伝誌が充実しています。32頁の小冊子ながら内容が実に濃いのです。2024年9月号(390号)の巻頭と最終頁を紹介します。5頁にわたって『言葉果つるところ』の対談の1部と推薦文が掲載されています。「折々のことば」と重ね合わせながら再読しているところです。〔735〕『言葉果つるところ』〈新版〉(石牟礼道子・鶴見和子、藤原書店)を読んでみようかと思っています。

  • 〔734〕第3回福田緑写真展「祈りの彫刻 リーメンシュナイダーと同時代の作家たち」がアサココに紹介されました。

    アサココは第1・第3木曜日に多摩地区(町田市と稲城市は除く)に配布される朝日新聞と一緒に届けられる多摩地区のタウン紙です。8頁の決して大きくはない新聞ですが、私たちに多くの有益な情報をもたらしてくれます。全体的にはリベラルな傾向に心落ち着きます。前回の第2回写真展(国分寺、司画廊)の時にも一面に大きく取りあげてくれました。アサココを読んだという読者数人が、開館前にいらしていたということを鮮明に覚えています。今回も編集長の長田米子さんが我が家に来てくださって、緑にインタビューをしてくれました。読みやすい記事に纏めてくれました。感謝です。〔734〕第3回福田緑写真展「祈りの彫刻リーメンシュナイダーと同時代の作家たち」がアサココに紹介されました。

  • 〔733〕大どんでん返し、市内の公共施設に写真展のチラシ陳列がほぼ許可されました。

    妻が中里地域市民センターに写真集のチラシを置いてほしいと話したところ、拒否されたということを以下のブログに書きました。●ブログ〔728〕初めてのことです。なんと、写真展「祈りの彫刻リーメンシュナイダーと同時代の作家たち」のチラシが公共施設に置けなくなりました。ところがところが、なんと大逆転、清瀬市内の公共施設ほぼすべてに置けることになったのです。その顛末を記録しておきましょう。10月14日(月)、清瀬けやきホールで清瀬・憲法九条を守る会と清瀬・くらしと平和の会の合同会議がありました。終了後、エントランスのチラシ置き場を見回すと、そこには清瀬市以外の様々な催し物(コンサートや演芸など)のチラシが置いてありました。そこで、写真展のチラシを置いてもらえないのか頼んだところ、快く受け取ってもらえました。ならばとい...〔733〕大どんでん返し、市内の公共施設に写真展のチラシ陳列がほぼ許可されました。

  • 〔731〕「伊勢大神楽」という国指定重要無形民俗文化財があるのはご存知でしょうか?(矢部顕さんのメール)

    矢部顕さんから以下のようなメールが届きました。岡山県の「伊勢大神楽」という国指定重要無形民俗文化財についての情報です。懐かしい日本の原風景とでも言えるものでしょうか。「伊勢大神楽」という国指定重要無形民俗文化財があるのはご存知でしょうか?毎年9月16日、朝、川向うの隣の村から笛の音が聞こえてくると、やがて獅子舞の一行が橋を渡ってわが村に入って来るのが見えます。100年もそれ以上の昔から、毎年毎年、獅子舞が来るのは9月16日と決まっているのです。この日は、沼村のすべての家庭を1軒1軒訪ねて、それぞれの家の玄関で獅子が舞い、お祓いをしてまわり、御神札を配布していきます。午後には、村の鎮守のお宮の境内で、総舞という芸能、舞や踊りや漫才や曲芸などを見せてくれます。わたしが子どもの頃(高度経済成長の前)には、村中の...〔731〕「伊勢大神楽」という国指定重要無形民俗文化財があるのはご存知でしょうか?(矢部顕さんのメール)

  • 〔731〕「とこ地区まちかど保健室」のお知らせが正嘉昭さんから届きました。

    こんなチラシが正嘉昭さんから届きました。随分前に秋津駅近くで会ったことがあるのですが、お元気のようです。〔731〕「とこ地区まちかど保健室」のお知らせが正嘉昭さんから届きました。

  • 〔730〕復活「青い鳥楽団」―近藤宏一さん作詞作曲の楽曲のCD化―〔矢部顕さんのメールより〕

    久しぶりの矢部顕さんのメールです。じっくり目を通してください。●福田三津夫様いつ終わるともしれない酷暑の夏でしたが、すっかり秋らしくなってきました。ご無沙汰していますが、お元気でお過ごしでしたでしょうか。私のほうは、9月にブドウの収穫、10月のお米の収穫、と1年中で一番忙しい季節です。さて、―交流(むすび)の家の活動も息の長い活動ですねーと言ってくださった方がいますが、その長い活動を思い出す出来事が9月1日にありました。それに関しての、資料を送ります。�9月1日のイベントの新聞記事�そのイベントに関しての小生の文章復活「青い鳥楽団」(下掲)�らいを聴く夕べ・青い鳥楽団演奏と講演当日パンフレット(B5版20頁)表紙、1頁、2頁のみコピーを送ります。(ほんとは20頁全部送りたいのですが)<2頁のごあいさつの文...〔730〕復活「青い鳥楽団」―近藤宏一さん作詞作曲の楽曲のCD化―〔矢部顕さんのメールより〕

  • 〔729〕お待たせしました。塚越敏雄さんからの新しい腰越九条ニュースです。

    神奈川県腰越で地道に反権力、護憲の闘いを続ける塚越敏雄さんから腰越九条ニュースが届きました。鎌田慧さん、前川喜平さんのコラムと共にお読みください。■鎌倉の塚越です。9条ニュースができましたのでお送りします。今回は総選挙が迫っているので、それに関連して書いてみました。塚越敏雄◆原発は災難つづきまるで転落の始まり沈思実行(209)鎌田慧(ルポライター)原発は災難つづき。まるで転落の始まりの様相である。福島(第一)原発のメルトダウン事故から13年たっても、溶けだした核燃料棒はいまだ圧力容器を破って、格納容器の底で凝固したまま。猛毒デブリとなって高濃度の放射線を放っている。8月下旬、2号炉のデブリを採取する作業に入った。といってもたかだか3mg度を試験的に回収するだけだった。ところが、伸縮式のパイプをつなぐ順番を...〔729〕お待たせしました。塚越敏雄さんからの新しい腰越九条ニュースです。

  • 〔728〕初めてのことです。なんと、写真展「祈りの彫刻 リーメンシュナイダーと同時代の作家たち」のチラシが公共施設に置けなくなりました。

    数日前のことです。10月26日(土)から始まる、福田緑写真展「祈りの彫刻リーメンシュナイダーと同時代の作家たち」のチラシを清瀬市内の公共施設に置いてもらおうと車で出かけました。今回で3回目の写真展なので我々も手慣れたものです。10箇所ほどの施設をどう回るのか家で「作戦」を練りました。今年は清瀬市の野塩で開催するので、市内の3つの大学にも置いてもらおうかということも話していました。最初に向かったのは我が家から近い中里地域市民センターでした。車の運転は私で、チラシを持参しての交渉係は緑でした。車に戻ってきた緑が血相を変えています。市長が替わってチラシが置けなくなったというのです。入場無料の写真展のお知らせです。唖然とするだけでした。そして猛然と怒りが沸いてきました。澁谷桂司市長になって、図書館6館のうち4館が...〔728〕初めてのことです。なんと、写真展「祈りの彫刻リーメンシュナイダーと同時代の作家たち」のチラシが公共施設に置けなくなりました。

  • 〔727〕祝!袴田巖さん 再審無罪。期せずして 鎌田慧さん、『冤罪を追う』(セレクション1)出版おめでとうございます!

    至極当然の判決ではあるのですが、袴田巖さんに再審無罪が言い渡されました。マスメディアは次のように伝えています。(たんぽぽ舎のメルマガより転載)◆袴田ひで子さん会見主文が「神々しく聞こえた。涙止まらず」弟・巖さんに「無罪になったよと言いたい」1966年6月に当時の清水市にある味噌製造会社の専務宅で一家4人が殺害された強盗殺人放火事件、いわゆる袴田事件の再審公判をめぐっては9月26日に静岡地裁が袴田巖さん(88)に対して無罪を言い渡すとともに、捜査機関による証拠ねつ造を認定しました。閉廷後、弁護団とともに会見に出席した袴田さんの姉・ひで子さんは、開口一番、集まった支援者に対して「本当に皆様、長い裁判でありがとうございました。無罪を勝ち取りました」と挨拶。その上で「裁判長が『主文被告人は無罪』と言うのが神々しく...〔727〕祝!袴田巖さん再審無罪。期せずして鎌田慧さん、『冤罪を追う』(セレクション1)出版おめでとうございます!

  • 〔726〕「9.16さようなら原発全国集会」(代々木公園)には5000人が参集しました。

    2024年9月16日(月、敬老の日)、連日の猛暑とは打って変わって、比較的涼しさも感じる日和でした。でも雨の心配もあり、折りたたみ傘は持参です。代々木公園に着いたのは12時半頃、「9.16さようなら原発全国集会」の会場手前で社民党と新社会党の合同集会が開かれていました。本会場脇にはいつものように31団体のブースが軒を連ねて、集会に関連した様々なグッツが販売されています。道々受け取ったチラシは十数種類ありました。本会場には若いシンガーソングライターの片平里菜さんの伸びやかな歌声が響き渡っていました。水たまりを避けて持参の座布団に腰を下ろします。連れ合いは簡易椅子を広げました。司会はピースボートの畠山澄子さん、「サンデーモーニング」では歯切れの良いコメントを披露している若手です。この集会の司会は何回目になるで...〔726〕「9.16さようなら原発全国集会」(代々木公園)には5000人が参集しました。

  • 〔725〕「さようなら原発全国集会」「カウントダウン袴田判決」、そして秀作映画目白押しの秋です。

    連日酷暑が続きますが、いずれも大事な大集会が今週開催されます。どこかで皆さんとお目にかかれますように!そして秀作揃いの映画が続々上映されます。どれかに参加したいと思っていますが、早く涼しくなってくれないかな。◆いま、プロレタリア文学をいま、都心の路上に寝ている人や公園で食料をもらう人らがふえている沈思実行(208)鎌田慧本誌に連載されていた、大崎哲人さんのプロレタリア文学紹介の記事が一冊にまとめられた。「プロレタリア文学への道」(論創社)である。葉山嘉樹や黒島伝治、私の好きな作家たちが登場する。最近は労働運動の停滞から、労働や職場をテーマにした作品が鳴りを潜めている。寂しい限りだ。現実社会の大きな部分、それももっと矛盾の激しい局面からの表現が、失われていることになる。大崎さんの著書に登場する。長野兼一郎(...〔725〕「さようなら原発全国集会」「カウントダウン袴田判決」、そして秀作映画目白押しの秋です。

  • 〔725〕『破片堂人の歩み』(瀧沢敬三編著・発行、信濃毎日新聞社)はまさに「歴史は常に民衆と共にある」を体現しています。

    瀧沢敬三さんの労作『西方見聞録1-4』は本ブログで紹介したことがあります。1964年、最初の東京オリンピックの年に、早稲田大学ドイツ研究会の仲間3人と共に、西ドイツ1周旅行を4か月半かけて敢行した記録です。実に贅沢な造りの自費出版本でした。そもそも瀧沢さんと連れ合い福田緑との出会いは、日本自費出版文化賞の授賞式のことでした。『西方見聞録1-4』と緑の写真集『祈りの彫刻』が共に受賞し、偶然にも隣り合わせたということで交流が始まったのです。その後、瀧沢さんは緑の写真展にも来ていただきました。先日こんな葉書をいただきました。それは、瀧沢さんのご祖父の業績を掘り起こし纏め上げた本の案内でした。興味をそそられて早速本を購入しました。ご祖父の瀧沢益作氏はアマチュア考古資料研究家としても著名だったようです。「ある時は野...〔725〕『破片堂人の歩み』(瀧沢敬三編著・発行、信濃毎日新聞社)はまさに「歴史は常に民衆と共にある」を体現しています。

  • 〔724〕どうやら「団地のふたり」(NHKテレビドラマ)の舞台は東久留米市の滝山団地のようですね。

    新しく始まった「団地のふたり」(NHKテレビドラマ)を録画してとりあえず見てみました。特別関心があったわけではありません。面白かったら引き続き見てもいいかな、ぐらいのスタンスでした。第1回を見始めて気を引かれたのは、はて、ここの団地は見覚えあるなということでした。小泉今日子役の短大講師の中年女性が、花小金井のバス停でバスが来ないので、歩いて団地に帰宅するのです。そこは滝山団地に違いありません。以前より整備された印象の団地内ですが、やはり面影は残っています。つい最近も行った団地内の料理店「おまかせ田中」の目と鼻の先でしょう。1980年代から15年間勤めていたのが東久留米市立滝山小学校と東久留米市立第九小学校でした。いずれも学区域が滝山団地でした。懐かしさに釣られて2回目も見てしまいました。小林聡美が素晴らし...〔724〕どうやら「団地のふたり」(NHKテレビドラマ)の舞台は東久留米市の滝山団地のようですね。

  • 〔723〕「機」(藤原書店)は小さいけど読みでのある冊子です。

    皆さんは藤原書店が月刊で発行する「機」という宣伝誌をご存じでしょうか。32ページの小冊子ですが、内容はずっしりと重いものがあります。知的な好奇心を刺激するには十分の読み物です。ちなみに2024年8月号は上掲の通りです。巻頭の永田浩三さんの四國五郎『戦争詩』(四國光編)推薦文が読ませます。四國五郎と言えば児童読み物『おこりじぞう』の挿絵を描いた人として私は知るだけでしたが、このような戦争詩を書いていたことは知りませんでした。永田さんは広島出身で、『ヒロシマを伝える-詩画人・四國五郎と原爆の表現者たち』の著者でもあります。現在武蔵大学教授で、福田緑の写真展「祈りの彫刻」でも様々助言をいただきました。四國五郎のご子息、四國光さんとともにギャラリー古籐でお会いしたことがあります。さて8月号の「機」ですが、山口昌子...〔723〕「機」(藤原書店)は小さいけど読みでのある冊子です。

  • 〔722〕「写真展では私たちの本をお安く販売します。」(福田緑のブログの転載)

    連れ合いの福田緑のブログを転載します。本物はこちらからどうぞ!https://blog.goo.ne.jp/riemenschneider_nachfolgerin/e/0ec53d7944e73f0a4a16f96cdcdea51a355.写真展では私たちの本をお安く販売します。▶「写真展のお知らせ」に書いておきたかった本の話です。❤これは今まで発行したリーメンシュナイダー写真集です。左上から1巻目、2巻目と並んでいます。2008年以来、教会や美術館を回るときに持ち歩いた1,2巻目は特に表紙がすり切れています。▶上の写真は今まで自費出版してきた5冊のリーメンシュナイダー写真集です。9月4日に発送した「写真展のお知らせ」で書くつもりでいたのは、この写真集の2~5巻(初巻は完売)と、下に写真を載せた教育関係...〔722〕「写真展では私たちの本をお安く販売します。」(福田緑のブログの転載)

  • 〔721〕美術史家・エミール・マールの3部作の『中世末期の図像学』(上下、国書刊行会)がついに手に入り、表紙にびっくり。

    フランスの著名な美術史家・エミール・マール(1862-1954)の3部作と言えば『ロマネスクの図像学』(上下)、『ゴシックの図像学』(上下)、『中世末期の図像学』(上下)になりますが、先日最後に手に入れたのが『中世末期の図像学』でした。まずもって興味深かったのが表紙の写真でした。私が予想したとおりですが、フィリップ大胆公の墓(ディジョン)の写真でした。昨年パリから東へ特急TGVで2時間ぐらい行ったところがディジョンでした。マスタードの名産地です。この作品を訪ねようと思ったのは、当時ボーデ博物館館長のジュリアン・シャプュイさんからフィリップ大胆公の墓碑の写真集をいただいたからです。このカタログに魅了された連れ合いがパリに行くなら是非ここにも立ち寄りたいと言ったからでした。そして裏表紙を見てまたまたびっくりし...〔721〕美術史家・エミール・マールの3部作の『中世末期の図像学』(上下、国書刊行会)がついに手に入り、表紙にびっくり。

  • 〔720〕写真集『パリ その光と影』(鎌田遵、論創社)を、パリオリンピックの宴の後に開いてみるのも良いかもしれませんね。

    大学4年間と、教職を辞してから現在までバドミントンを楽しんでいる私は、スポーツ大好き人間です。大リーグなどのライブ中継が好きで、小学校退職後はイチロー、現在は大谷翔平に興奮しています。パリオリンピックにも熱を入れました。そんな今、写真集『パリその光と影』(鎌田遵、論創社)を手にしています。静謐さの漂う、モノトーンの写真集です。いきなりセーヌからの様々な眺望が映し出されていきます。撮影時は2024年晩冬。オリンピックのインフラ整備に慌ただしい風景が垣間見られますが、人間がようやく遠目に登場するのはほぼ2枚のみです。カメラのアングルはセーヌからパリの街中に向けられます。壁面の落書きなども人種の坩堝と化したパリの日常の風景です。私のお気に入りは小川に架かる鉄橋の写真です。パリの庶民が日常的に使うであろうちょっと...〔720〕写真集『パリその光と影』(鎌田遵、論創社)を、パリオリンピックの宴の後に開いてみるのも良いかもしれませんね。

  • 〔719〕白梅学園大学非常勤講師として13年間お世話になりました。実に楽しい日々でした。

    小学校の教師生活を33年で切り上げ、1年後に埼玉大学非常勤講師(特別活動論、生活科指導法)になりました。同大学のある方の推薦です。埼玉大学で数年勤務した時、同僚の方から白梅学園大学非常勤講師(教育実習指導)の推薦を受けました。埼玉大学で9年間、白梅学園大学では13年間の勤務が先日無事終了しました。2つの大学に同時期通っていたことが3年ぐらいありますが、トータルで19年間の大学教師生活が完結したことになります。小学校と大学で52年間教職にありました。小学校を定年退職した方より十数年長く教職に就いていたことになります。まあ良くやってきたと自分では思っています。白梅学園大学ではこんなプリントを担当の学生に渡していました。教師の仕事-「考える現場人」(村田栄一)福田三津夫●教師の3つの仕事-授業づくり・学級づくり...〔719〕白梅学園大学非常勤講師として13年間お世話になりました。実に楽しい日々でした。

  • 〔718〕『密航のち洗濯 ときどき作家』(文・宋恵媛、望月優大、写真・田川基成、柏書房)は「労作」の一言に尽きます。

    今年の1月に発行された本で、かなり前にある方からいただいていたのですが、なかなか本ブログには紹介できませんでした。320ページの労作ですが、けっこう字が小さくて、私の目には優しくありませんでした。そうこうしているうちに、朝日新聞の書評欄でこの本が取り上げられました。字のサイズをうまく揃えられなかったのですが、これで本書の紹介に換えさせてもらいます。安田浩一さんの書評は素晴らしく流石といったところです。私が興味深かったのは、夫を亡くして住んだ1箇所に清瀬市の野塩団地がありました。ひょっとしたらどこかでお会いしていたかも知れません。意外なところに自分との接点があることに驚いています。〔718〕『密航のち洗濯ときどき作家』(文・宋恵媛、望月優大、写真・田川基成、柏書房)は「労作」の一言に尽きます。

  • 〔717〕現在、カフェギャラリー縁(えん)では「中村忠二展」が開催されています。

    第3回福田緑写真展「祈りの彫刻リーメンシュナイダーと同時代の作家たち」(10月26日~11月6日)については以前のブログでお知らせしたとおりです。会場はカフェギャラリー縁(西武池袋線秋津駅徒歩1分、武蔵野線新秋津駅徒歩5分)です。1階が喫茶店、2階が展示スペースになっています。現在「中村忠二展」が開催されているので連れ合いと行ってみました。店内では新井狼子の作品も同時に展示されていました。まずは2階の展示から見学しました。太い屋根の梁がむき出しで、良い雰囲気を醸し出しています。予想以上に写真を掲示できそうです。テーブルも豊富で、資料や本などもいっぱい並べそうです。絵画を鑑賞した後は1階の喫茶室でゆったり寛ぎました。喫茶室には様々な絵や陶器、外国の小物などが所狭しと並べてあります。鑑賞用でもあり、販売用でも...〔717〕現在、カフェギャラリー縁(えん)では「中村忠二展」が開催されています。

  • 〔716〕NHKラジオ深夜便出演がきっかけで久利将輝さんの『ドイツの国家資格 眼鏡マイスターへの道』いただきました。

    ■『ドイツの国家資格眼鏡マイスターへの道』久利将輝、神戸新聞総合出版センター2016年6月17日発行、900円+税、156ページ、新書版巻頭言:俵万智、カバー写真前鴨居玲「街の楽師」、後鴨居玲使用のパレット連れ合いの福田緑が唐突に1冊の本を差し出しました。『ドイツの国家資格眼鏡マイスターへの道』という新書です。彼女は2022年4月19日、NHKラジオ深夜便「明日へのことば」に「祈りの彫刻を撮り続けて20年」というタイトルで出演しました。33年勤めた教師生活のことから、退職後にリーメンシュナイダーや同時代の彫刻を撮り続けて写真集を出した話などがそのメインでした。この放送は想像以上に多くの人が聞いてくれていたようで、様々な反響がありました。その詳しい顛末は彼女のブログに譲りますが、その反響の1つは、見知らぬ人...〔716〕NHKラジオ深夜便出演がきっかけで久利将輝さんの『ドイツの国家資格眼鏡マイスターへの道』いただきました。

  • 〔715〕「夢みる公立校長先生~子どもファーストな公立学校の作り方~」は教育とは何かを考えるきっかけになる映画ですが…。

    2024年8月4日(日)、清瀬市児童センターころぽっくるホールでNPO法人清瀬子ども劇場の主催の映画「夢みる公立校長先生~子どもファーストな公立学校の作り方~」を観ました。事前にチィケットを購入して地域の仲間4人で出かけました。焼け付くような猛暑の中でしたが、会場にはかなり多くの人が訪れていました。まずはいただいたチラシから紹介しましょう。更なる作品情報です。■映画.com作品情報より「いただきます」シリーズのオオタヴィン監督が「教育」をテーマに制作した映画「夢みる小学校」のスピンオフ作品で、“子どもファースト”な学校改革を行った6つの公立学校の校長先生にスポットをあてたドキュメンタリー。60年前から通知表や時間割のない「総合学習」を続けてきた長野県伊那市立伊那小学校、2020年度の通知表を廃止した神奈川...〔715〕「夢みる公立校長先生~子どもファーストな公立学校の作り方~」は教育とは何かを考えるきっかけになる映画ですが…。

  • 〔714〕『袴田事件再審無罪・死刑廃止へ』(年報・死刑廃止2023)の紹介です。

    27巻目の「年報・死刑廃止」だそうです。毎年、死刑廃止デーの10月10日前後に行うファオーラム90「響かせあおう死刑廃止の声」という集会に合わせて刊行しているそうです(編集後記より)。少し大きな本屋さんで手にしてみてはどうでしょうか。カラー写真が素敵です。*[インパクト出版会のサイトより]■『袴田事件再審無罪・死刑廃止へ』(年報・死刑廃止2023)年報・死刑廃止編集委員会編2,300円+税2023年10月13日発行10月末に再審公判開始、24年3月に結審が予定されている袴田再審裁判を特集。無実の人を死刑にしかねない死刑制度はなくさねばならない。死刑囚表現展2023から主要作品をカラーで紹介。この1年の死刑関連情報を網羅。死刑廃止を願う人の必携誌。●年報・死刑廃止2023目次巻頭座談会袴田再審から死刑廃止へ...〔714〕『袴田事件再審無罪・死刑廃止へ』(年報・死刑廃止2023)の紹介です。

  • 〔713〕またまた鈴木清隆さんから、ご著書『橋本義夫の見た光景』(橋本義夫論Ⅳ)をいただきました。

    以前にもご紹介した鈴木清隆さんのご著書『橋本義夫論』のⅣ巻をいただきました。題して『橋本義夫の見た光景』です。252ページの力作、労作ですので、これからゆっくり拝見しようと思っています。私が教育実習指導で通ったことのある八王子市立陶鎔小学校や先日まで非常勤講師で働いていた白梅学園大学のことなども出てくるので、楽しみです。〔713〕またまた鈴木清隆さんから、ご著書『橋本義夫の見た光景』(橋本義夫論Ⅳ)をいただきました。

  • 〔712〕「腰越9条ニュース(216号)は14歳年上の兄から聞いた体験談です。」(塚越敏雄さんより)

    塚越敏雄さんから腰越9条ニュースが届きました。読みやすいニュースです。■お元気でしょうか?鎌倉では、月に5〜6回程度、スタンディングを続けています。チラシの受け取りも、署名してくださる方も少なくなりましたが、続けることが大事と思い続けています。腰越9条ニュース216号ができましたのでお送りします。これは、14歳年上の兄から聞いた体験談です。戦争に向かって進みつつある今、歴史を振り返ってみる必要もあるかと思い、過去の記録を元に書いてみました。塚越敏雄◆宙ぶらりんの核廃棄物鎌田慧(ルポライター)6日はヒロシマ、9日はナガサキ。8月は原爆廃絶と平和を祈る日々である。その9日、青森県は柏崎刈羽原発(新潟県)の使用済み核燃料を引き受けるための協定を締結する。他県では嫌われている核廃棄物を引き受けるのは税収と寄付が増...〔712〕「腰越9条ニュース(216号)は14歳年上の兄から聞いた体験談です。」(塚越敏雄さんより)

  • 〔711〕「国鉄分割・民営化」の実態を生々しく告発する『JR冥界ドキュメント』(村山良三、梨の木舎)にヒリヒリしました。

    中曽根内閣による「国鉄分割・民営化」とは何だったのか、国鉄元運転手の実にリアルな現場報告です。国労を壊滅させるための当局のいじめ、諸組合間の壮絶卑劣な抗争、現場人でしか知り得ない労働現場のありのままが語られています。さすがに新日本文学会会員だけあって、文章がこなれていて読みやすいのです。筆者の心臓の音も聞こえてきそうなドキュメントです。これを読みながら想起されたのは、私自身の教育現場での体験です。55歳で早期自主退職した真実です。東京都公立小学校教員を33年続けた現場で起こっていたことを、そろそろその詳細を語らなければいけないなと催促されたような本でした。■内容紹介(出版社より)国鉄の分割・民営化は、中曽根康弘元首相による戦後民主主義に対するクーデターだった。憲法を破壊し、その後の「失われた30年」を呼び...〔711〕「国鉄分割・民営化」の実態を生々しく告発する『JR冥界ドキュメント』(村山良三、梨の木舎)にヒリヒリしました。

  • 〔710〕今秋、地元清瀬で第3回福田緑写真展「祈りの彫刻 リーメンシュナイダーと同時代の作家たち」を開催します。

    10月26日(土)から11月6日(水)までの約2週間、地元清瀬で、第3回福田緑写真展「祈りの彫刻リーメンシュナイダーと同時代の作家たち」を開催します。場所は西武池袋線秋津駅から徒歩1分のカフェギャラリー縁(えん)です。ここは清瀬市野塩になります。私がよく買い物に行くいなげ屋の目と鼻の先です。今回の写真展の特徴は、リーメンシュナイダーの秀作だけでなく、個性的な同時代の作家たちの作品も展示することです。日本で初めてのリーメンシュナイダーの写真集は『祈りの彫刻リーメンシュナイダーを歩く』(完売)ですが、その後も同時代の作家たちの作品も含めて写真集を計5巻出版し続けました(会期中に手持ちの4巻の割引販売も予定しています)。実は、この5巻に収まりきらない後期ゴシック彫刻の優品が数多く存在しています。今現在も2年に1...〔710〕今秋、地元清瀬で第3回福田緑写真展「祈りの彫刻リーメンシュナイダーと同時代の作家たち」を開催します。

  • 〔709〕新刊『ノーモア原発公害』(副題、最高裁判決と国の責任を問う、吉村良一、寺西俊一、関礼子編著、旬報社)を推薦します。

    2022年6月17日、最高裁の判決は、東日本大震災を契機に発生した東京電力福島第一原発事故に関し、国には責任がないとしました。ただし裁判官の判断は3対1に分かれ、責任ありという裁判官も1名いました。本書はその判決の不当性を様々な角度から批判検討しています。本書出版の意義は、過去の原発政策における国の責任を免罪しないこと、今後の原発推進政策にお墨付きを与えないことにあります(はしがきより)。福島第一原発事故のような重大な事故は二度と繰り返してはならないということで、まさに「ノーモア原発公害」であり、そして、広範囲にわたる放射能汚染という新しいタイプの公害と捉えています。巻末には「ノーモワ原発公害市民連絡会」の発起人が54名、特別賛同人が70名紹介されています。発起人の一人、鎌田慧さんのコラムを読んでください...〔709〕新刊『ノーモア原発公害』(副題、最高裁判決と国の責任を問う、吉村良一、寺西俊一、関礼子編著、旬報社)を推薦します。

  • 〔708〕新刊『ラボっ子旅に出る。』(副題、異文化をめぐる50年、そしていま、神山典士著、冨山房インターナショナル)には半世紀にわたる国際交流の歴史が凝縮されています。

    株式会社ラボ教育センターについてはたびたび紹介してきましたが、単なる地域の英語教室ではなく、独特の方法(ラボ教育メソッド)により「英語力と社会力を獲得する」学びの場とでも言えるのでしょうか。私のラボ教育センターとの出会いやその研究組織での活動については拙著『実践的演劇教育論-ことばと心の受け渡し』や『地域演劇教育論-ラボ教育センターのテーマ活動』(いずれも晩成書房)に書いていますので、読んでいただければ嬉しいです。ラボ教育センターの活動は、物語(ラボライブラリー)を丸ごと表現するテーマ活動などの日常活動と、キャンプや国際交流などの非日常活動に大別されるように思います。新刊『ラボっ子旅に出る。』はラボ教育センターの歴史も踏まえ、とりわけ50年にわたるラボ国際交流に焦点を宛てて書かれたものです。著者の神山典士...〔708〕新刊『ラボっ子旅に出る。』(副題、異文化をめぐる50年、そしていま、神山典士著、冨山房インターナショナル)には半世紀にわたる国際交流の歴史が凝縮されています。

  • 〔707〕新刊『国家権力による虚構―歴史の歯ぎしりが聞こえる、「泊・横浜事件」と「大逆事件」』を心して読みました。

    ここ1週間ほどブログが更新できなかったのは表題の本を読んでいたからです。視力の衰えを感じながら、内容の重いこの本にじっくり目を通していたのです。■『国家権力による虚構―歴史の歯ぎしりが聞こえる、「泊・横浜事件」と「大逆事件」』向井嘉之/金澤敏子/西村央【著】・細川嘉六ふるさと研究会、能登印刷出版部、231頁、2024年4月20日発行明治時代の「大逆事件」とその30年後、昭和時代の「泊・横浜事件」の共通項はいずれも権力犯罪による事件だという点です。まさに「国家権力による虚構」、権力によるフレーム・アップ(でっち上げ)ということで通底しているのです。「大逆事件」は明治の「泊・横浜事件」、「泊・横浜事件」は昭和の「大逆事件」である、と言った人がいたということでした。なるほど、言い得て妙です。本書発刊の狙いは次の...〔707〕新刊『国家権力による虚構―歴史の歯ぎしりが聞こえる、「泊・横浜事件」と「大逆事件」』を心して読みました。

  • 〔706〕「わたしは小学生に稲作体験授業を教える農家のお爺さんなのです。」(岡山の矢部顕さんより)

    ●福田三津夫様今年は梅雨入りが遅く、梅雨に入る前に田植えが終わりました。自分の田の田植えが終わると、小学生の学習田の田植えです。田植え前の水入れ代掻きのための足ふみ水車(みずぐるま)体験、そして田植えの写真を添付します。足ふみ水車体験は大正時代のものを使って行いますので、とっても珍しい風景ですので、「日本農業新聞」に掲載されました。わたしは小学生に稲作体験授業を教える農家のお爺さんなのです。矢部顕〔706〕「わたしは小学生に稲作体験授業を教える農家のお爺さんなのです。」(岡山の矢部顕さんより)

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実践的演劇教育ーことばと心の受け渡し
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