「古民家暮らしの素晴らしさ」と題した講演会を夫とさせていただきました。 当日の講演会の内容をまとめたものをご紹介しています。 まずはこちらをご覧ください。 それでは、続きをどうぞ! ----- 藤枝市空き家バンクへの登録 【妻の記】 私は思い立ったらすぐ行動する人間なので、帰国すると、すぐに藤枝市の「空き…
過日「古民家暮らしの素晴らしさ」というタイトルで講演をさせていただきました。 これまでも何度か、里山への移住についてお話させていただいたことがあるのですが、今回は初めて夫婦揃っての登壇となりました。 その講演内容をまとめたものが後日、冊子となりましたので、少しずつご紹介したいと思います(一部改変しております)。 はじめに 【夫の記】 約半世紀、東京での生活を謳歌してい…
時の流れとは恐ろしいもので、我が家も里山に移住し7年目に入ろうとしています。 いつの間にか、私たちも移住を希望する方に助言を求められる立場になってしまいました。 先日はこのような質問を受けました。 「車の免許を持っていないのですが、何とかなりますか?」 これはもう即答です。 「いいえ、なりません。」 本当です。 私たちも東京に暮らしている頃は「車がないと多少不便かもしれないが、何と…
私の趣味はサイクリングです。 自転車で美しい景色の中を走っていると本当に幸せな気持ちになります。 一度、夫も誘ってみたのですが、全く興味を示しませんでした。 「風になれるんだよ?」と力説してみましたが 「そんなものになりたくもない」と一蹴されました。変わった人もいたものです。 思い返せば、この地に暮らしたいと思うようになったのは、サイクリングで訪れたことがきっかけでした。 その日、私…
長男は小学校2年生まで東京で育ったせいか、虫という存在に不慣れです。 ゴキブリ、ムカデ、毛虫などはもちろんのこと、てんとう虫や蝶、アリ、といった比較的難易度の低い虫でさえも「無理」と言い放ちます。 しかし、そうも言っていられません。 気密性のない我が家は虫の出入りも自由です。 昨夜も次男が寝ながら髪を掻きむしっていたので、不審に思い、見てみると、髪の毛から巨大なムカデが出てきました。 …
山間地の小さな集落に暮らすためには、さまざまな地域の仕事を請け負う必要があります。 その内容や負担、やりがいなどは多岐にわたりますが、軽微な労働としては不燃ゴミの分別や公民館の掃除といったものが挙げられます。 これらは年に1回程度、必ず回ってくる仕事になります。
農家の方のところへ遊びに行き、鶏小屋を見せていただいた時のことです。 美しい水色の卵があることに気づきました。不思議に思って聞いてみると 「あれはアローカナの卵ですよ。卵かけご飯にすると最高なんですよ。」 とのこと。そして 「飼ってみますか。卵の孵卵器も貸しますよ。」 と言ってくださいました。 大喜びで卵をいただき、帰り際 「あ、そうだ、食べるための卵もありますか?」と聞くと 「…
ご近所に日本ザーネン種の雄ヤギがいます。 その名も元気くん。 我が家にもザーネン腫の雌、ミニーちゃんがいたので、発情したらペアリング(交配)させようということになりました。 ヤギの発情を見分けるのは簡単で、とにかくよく鳴き、尻尾を盛んに振り、落ち着きなく歩き回ります。 このような兆候が出てから2日間は妊娠可能なので、このタイミングで元気くんのところに預けることになりました。 元気くんの…
こちらに引っ越してきて間もない頃、ご近所の方がいらして 「イノシシが罠にかかったから、今からばらすけど見にくる?」 と声をかけてくださいました。 ... ばらす? よく分からないままついていくと、見たこともない大きなイノシシが檻の中で暴れていました。 子どもたちは「わあい!」と大喜びで近づいて行き「手伝う、手伝うー!」と張り切っています。 これから解体が行われるであろう現場には槍のよ…
私たちが暮らす集落から少し下(しも=山間地から遠ざかる方向)に降りた清流沿いに「志太泉(しだいずみ)酒造」という酒蔵があります。 ここのお酒が最高に美味しいので、ご紹介したいと思います。 堂々の明治15年創業。 やわらかな口当たりの伏流水をそのまま使った吟醸は、全国新酒鑑評会で度々金賞を受賞しているそうです。 地元の酒米を使用し、伝統的な和窯蒸しで、外は硬め、中はもっちりと柔らかい蒸し米を…
私たちが暮らす古民家は、障子や建具を取り払うと広い一間になります。 窓を開ければ家中に風が通り、今の季節は本当に快適です。 家は全面、大きな窓で囲まれているので、外と中がつながっているようで、全く閉塞感がありません。 (ただ、隙間だらけで、高気密・高断熱の真逆をいっているため、冬は極寒です)
毛虫の季節になりました。 去年も庭の柿の木にアメリカシロヒトリという毛虫が大量発生し、ご近所の方に消毒していただいたのですが、今年はまた別の種類の毛虫(おそらくマイマイガ)が出ている模様です。 アメリカシロヒトリは、全体的に白っぽいので、消毒後に毛虫がバラバラと降ってくる光景が、まるで雪が降っているかのようで、遠目から見る分に風流です。 しかし近づいてみると、とんでもない気持ち悪さです。 …
以前「里山暮らしの苦労」というタイトルで恒久的に続く除草作業について書きました。 http://satoyamama.seesaa.net/article/461940536.html 今回は別の切り口から里山暮らしの苦労について書いてみたいと思います。 里山の古民家に暮らすということは、周囲の生き物と折り合いをつけて共に暮らす、ということになります。 我が家の畑はイノシシによって一夜にして荒らされますし、飼っていた鶏も次々とハクビシン…
こちらに移り住む直前のこと、空き家バンクの利用等でお世話になった市の担当の方から「オープンハウスをしませんか?」とお声がけいただきました。 オープンハウスというと「購入希望者が自由に見学できる建売住宅」のイメージが強いかと思いますが、ここでは「自宅を開放して、どなたにでも中を見ていただける催し」という意味合いです。 この辺りは、市街化調整区域なので、新たに土地を購入し、家を建てる、ということ…
ここに移り住む前に、一年ほど市の農園をお借りし、農家の方に野菜作りを教えていただきました。 休みの日に子どもたちと畑へ向かい、ジャガイモの植え付け、インゲンやほうれん草の種まき、サツマイモの苗さしなど、基本的なことを習います。 育てた作物はどれも驚くほど味も形もよく、私は何か特殊な能力を新たに身につけたような気になっていました。 野菜作りって、なんて楽しいのだろう!私の趣味は野菜作りです! …
里山に移り住み、初めて迎えた夏、非常に困惑したのが広大な庭を覆う雑草の勢いです。 数日放置すれば、たちまちジャングル化する敷地を眺めながら、何か良い方法はないかと考えていたところ、友人に「羊やヤギを飼ってみたらどうか」と勧められました。 それは名案です。 草食動物を飼育すれば、我が家の雑草問題は解決し、庭はたちまち美しい芝生のようになることでしょう。 とは言え、どうすればヤギが飼えるのか…
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