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あらまほしき里山暮らし http://satoyamama.seesaa.net/

東京から静岡の里山に移り住んだ一家のささやかな暮らしを綴ります。ヤギと鶏もいます。

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2020/05/16

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  • この夏の畑

    今朝も里山には清々しい秋の風が吹いています。 ご近所の農家の方々は秋野菜の準備に取りかかっていますが、我が家の畑は、紫蘇や胡瓜、ナス、トマト、オクラなどが雑草に埋もれつつも、最後の力を振り絞っています。 この夏はジャガイモが豊作でした。 3月も終わろうかという頃、そろそろジャガイモの植えつけをせねば、と行きつけの種苗店に足を運んだのですが「今頃来たんじゃ遅いよ、もうないよ」と呆れられてしま…

  • 在宅勤務あれこれ

    9月に入り、暑さは和らぎましたが、感染症の蔓延はなかなか収まらないようです。 私の暮らす静岡にも、緊急事態宣言が発令されており、子どもたちはオンライン授業、私も在宅勤務が多くなっています。 往復2時間の通勤時間がないので仕事が捗るかと思いきや、不思議とそうもいきません。 まず、家にいると、あちこち汚れが気になります。 シーリングファンに埃が積もっているなあ、換気扇も汚れているなあ、といった…

  • 近況報告

    またしてもブログを放置してしまいました。 記事を楽しみにしてくださっている奇特な方々、本当に申し訳ありません。 それでは、この3ヶ月に起こったことをハイライトでお送りしたいと思います。 (1) ある日「首が痛いなあ」などと思っていたら、徐々に悪化。寝返りを打つだけで痛みで目が覚めるほどに。ようやく受診したところ、MRIにぶち込まれ、頸椎症性神経根症と診断される。絶賛治療中。 (2) ある朝、歯に強い…

  • 畳の裏返し

    またしても一ヶ月ぶりの更新となってしまいました。 本日は、畳の裏返しと障子の張り替えについて書きたいと思います。 この古民家に移り住むに当たって、村の畳屋さんに畳の状態を見ていただきました。 その際に私は初めて、畳の内部構造を目にしたのですが、先人の知恵に驚嘆するばかりでした。 まず表面(畳表=たたみおもて)はイグサの茎を折り合わせた茣蓙(ござ)になっています。 イグ…

  • 庭のミモザと絶品オリーブオイル

    この冬の寒さは本当に堪えました。 度重なる寒波の襲来で、温暖な静岡でありながら、気温は何度も氷点下となりました。 居間には空調がありますが、天井を全破壊した我が家にあっては、まったく意味をなさない無用の長物と化してしまいました。 夫は「工務店に連絡して、また天井をつけてもらおう」と半ば本気で言っていました。 二台の灯油ストーブを焚き続け、その輻射熱が届く範囲で寒さを凌ぎます。 ストーブ…

  • 家の照明、決まりました

    天井工事に伴い、照明器具を一新することになりました(詳しくはこちらをご覧ください)。 しかし、「古民家 照明」といった語で検索したところ、数多のウェブサイトが表示され、私の情報処理能力を遥かに超えるという事態に陥ってしまいました。 ある程度の値段で妥協するべきか、有り金を強気で投入すべきか、という基本的方針も定…

  • 天井工事、終わりました

    皆様、我が家が第二期工事に入っていたことなど、既に忘却の彼方かと思います。 これはすべて、長きにわたってブログを放置してしまった私の不徳(?)の致すところです。 昨秋、夫が大病を患い、第二期工事も中断していましたが、昨年末、無事に終了しております。 お時間の許す方は「古民家リフォーム」というカテゴリーに置か…

  • 「ふじえだ元気賞」をいただきました

    本当に申し訳ありません。 すっかりご無沙汰してしまいました。 新年あけましておめでとうございます、などと書いていいものでしょうか(反語=いや、いいはずがありません)。 友人知人に会うたびに、ブログの更新は一体どうなっているのかと問われ、その度に俯いておりました。 さて、久しぶりの更新となってしまいましたが、タイトルにあるように、私が携わる移住定住支援団体「さとやママ」が「ふじえだ…

  • 夫の入院、そして退院

    前回の記事の続きとなります。 夫が急性心筋梗塞で緊急手術、入院となったことは、光よりも速く村中に知れ渡ることとなります。 私の暮らす集落は、市内で最も光回線の導入が遅れ、最近までADSL回線(というものをご存知でしょうか...)しか使用できなかったのですが、こういった人伝の情報が周知される速度たるや、驚嘆すべきものがあります…

  • 夫が心筋梗塞になったこと

    ブログを見てくださる皆様、ご無沙汰してしまい、申し訳ありません。 タイトルにあるように、10月初旬に夫が心筋梗塞で緊急手術、入院となり、気づけばこんなにも時間が経っていました。 ようやく正気に戻ってきましたので、当時のことを振り返ってみたいと思います。 10月11日、日曜日、日付が変わろうという時間のことでした。 横で寝ていた夫が「具合が悪い」と言い、布団から出て、水を飲んだり、トイレに行った…

  • 今季、初ストーブ

    昨日は朝晩と冷えたので、納戸にあった石油ストーブを拭き掃除し、居間に出しました。 夫は「最後のガソリンスタンド」の看板を掲げた、近所のスタンドまで車を走らせ、灯油を購入。 先日までの暑さが嘘のように、里山はじんわり気温が下がっています。 霧雨の中、立ち込める靄が山肌をゆっくりと上がるのを眺めながら、寒い冬の到来を思います。 例年、ストーブは11月になってから出すのですが、今年は早々と冬支度…

  • ピアノの先生、我が家へ

    先日、子どもたちのピアノの先生とお弟子さん、そして友人(お料理の先生)が我が家に遊びに来てくださいました。 先生が、その時のことをブログに書いてくださいました。 夫の手料理の写真がたくさん出ています。是非ご覧ください。 ピアノの先生との出会いは、もう10年近く前のことになります。 まだ市街地に住んでいた頃、長男がピアノ…

  • 珍しく悩んでいます

    私は、幼い時から、何か決断を迫られるような場面で思い悩むことがなく、自分の心のままに良いと思ったものを瞬間的に選択してきました。 周囲の助言に耳は傾けるのですが、それが意思決定に影響しないことは、旧知の友人たちがよく知っています。 良い選択もあれば悪いものもありましたが、それはそれで、貴重な学びの機会であったと考えています。 これまで大小さまざまな物事に対して、迷うことなく、直観で決定を下…

  • 華麗なる脱走劇

    先日、うちの子犬(ライアン)が脱走騒ぎを起こしました。 縁側のガラス戸を開けて、桟を拭き掃除していたら、ひょいっと外に出てしまったのです。 最初は庭を走り回ったり、ヤギに飛びかかったりして遊んでおり、そんな光景を微笑ましく見つめていたのですが... そのうち、家の敷地から出て、隣家の庭に入り、次第に行動範囲を広げ、ついには道路に出てしまいました。 この周辺は車の通りが少ないとは言え、やはり…

  • ついに見積もりが!

    我が家、数十年前に取り付けられたであろう天井を取り払い、古民家を可能な限り、築当時の形に戻そうというプロジェクトが進行しております。 本日、初めてブログを見てくださったという方、あるいは、何の話だっけ?という方は、画面右側の「古民家リフォーム」というカテゴリーをご覧ください。 さて、ブログを遡ると、天井が全破壊されたのは9月2日…

  • 今年こそ長火鉢を使いたい!

    以前、こちらの記事で、家主さんが古民家に眠る貴重な民具を庭でガンガン燃やしていた、ということを書きましたが、その際に救出した関東長火鉢があります。 灰は、非常に年季が入った様子だったので、新しいものに総入れ替えし、火起こし鍋なども購入、これでいつでも使える、と思いながら、早7年... これまでは土間や縁側に飾るばかりでしたが、今年こ…

  • 碍子(がいし)が張り巡らされた旧天井

    先日、天井解体工事をしていただいたのですが、その結果、これまで見えなかった碍子(がいし)なるものが姿を現しています。 碍子とは、糸巻き状の金具のようなもので、そこに電線が巻きついています。 剥き出しの銅線ではなく、絶縁のために黒い布が巻きつけてあります。

  • 筋肉痛がこない恐怖

    毎年5月に開かれる子どもたちの運動会ですが、今年は新型ウィルスの影響で延期となり、異例の11月開催となっています。 娘は今年「南中ソーラン」を踊るそうです。 言わずと知れた北海道、日本海沿岸の民謡です。 元はニシンの作業場で歌われた沖揚げ音頭とのことで、動きやかけ声に力強さを感じます。 娘が動画を見ながら練習していたので、私も一緒に踊ってみたのですが... これ... とんでもない運動量…

  • 美味しい山ご飯

    今年は一度も山歩きに行っていません。 新型ウィルス感染拡大を防ぐため、山岳関連団体が、登山自粛を呼びかけた時期もあり、登山道が閉鎖されたり、あるいは規制のない山でも山小屋が閉鎖されていたりと、登山計画を立てるのが困難です。 今年は立山に行きたいと考えていたのですが、近所の山に行くことさえも憚られる状況になってしまいました。 山に行きたい... せめて登山雑誌などを眺めて気を…

  • イノシシに荒らされる前に

    この辺りの畑が次々、イノシシに荒らされているそうです。 サツマイモが全て掘り返され、全滅した、という恐ろしい話も聞きました。 娘がこよなく愛するサツマイモをイノシシに食べられるなどということがあったら大変です。 死守せねばなりません。 サツマイモは苗を植えてから約100日で収穫となりますが、そこは、いい加減で適当な私のこと、いつ植えたのかさっぱり覚えていません。 今朝、ご…

  • 夫の料理

    何気なく、夫が料理をしている姿を写真に収めてみました。 夫に見せたところ 「これ... なんか... 父親が土曜日のお昼に気まぐれでカレー作ってる、みたいな絵じゃない?」 と不満そう…

  • 「鼻スースー」が欲しい

    今日は、古民家とはまったく関係のない話題なのですが... どなたか、こちらの商品をご存知の方、いらっしゃいますか。 これは、作家であり、友人でもある

  • 清春芸術村へ

    八ヶ岳で演奏会(詳しくはこちらをご覧ください)を楽しみ、帰路につこうかという時、夫がふいに 「高校の時の同級生のお父さんが作った美術館が近くにあるんだけど、行ってみようか」 と言い出しました。 はて、何の話だろうと不可解に思っていると、その同級生というのは、日本を代表する銀座・吉井画廊のオーナー、吉井篤志氏だ…

  • なぜ八ヶ岳は人気の移住先なのか (2)

    皆様、こんにちは。 前回の続きになります。 (前回のあらすじ) 移住相談会で大人気の八ヶ岳に来てみたら、うちの村とは違った ということで、八ヶ岳の人気の秘密を探るべく、書き進めていきたいと思います。 前回書き忘れましたが、なぜ我が家が八ヶ岳に来たかというと、日本を代表するフラメンコ・ギタリスト、沖仁さんと…

  • 今年最後の川遊び

    先日「今年最後のバーベキュー」なる記事を書きましたが(こちらの記事は空腹時に見ると危険です)本日は、今年最後の川遊びについてです。 私は海育ちなので、夏は毎日のように海で泳いでいました。 玄関を出て、10秒後には海に飛び込めるような場所に住んでいました。 今思えば、幸せな子ども時代だったなあと思います。 一方、我が家の子どもた…

  • 今年最後のバーベキュー

    いよいよ朝晩は涼しくなり、日差しもすっかり柔らかくなりました。 ここからは一気に気温が下がりますが、寒くなる前にバーベキューをしよう、と友人からお誘いがあり、尻尾を振って出かけて行きました。 本当にバーベキューというものは、なぜこんなにも楽しいのでしょうか。 友人宅は、我が家から山をひとつ越えた集落にあり、通りから少し奥まっているせいか、とても静かな場所にあります。 広々とした庭は芝生の…

  • 雑なアンパンマン

    先日、「ショパン」という名のベーカリーを見かけました。 看板には「スペイン石窯パン」とあります。 石窯で焼いたパンなんて美味しそう! 駐車場も広々としており、多くのお客さんが出たり入ったりしています。 期待に胸膨らませ、店内に足を踏み入れ、真っ先に目に入ったのが...

  • なぜ八ヶ岳は人気の移住先なのか (1)

    先日、家族で八ヶ岳に行って来ました。 八ヶ岳といえば、言わずと知れた別荘地ですが、移住先としても高い人気を誇ります。 全国規模の移住相談会に行くと、山梨県北杜市や長野県茅野市のブースには常に人だかりができています。 八ヶ岳での生活に憧れる老若男女が、少しでも有益な情報を得ようと長蛇の列をなしているのです。 ブースにお洒落なポスターやパネルが掲げられ 八ヶ岳に抱かれて暮らす...

  • 犬のいる暮らし

    犬は素晴らしい生き物だと常々感じています。 およそ2万年前から犬は人間と共に移動するようになり、その後、猟犬として、そして家族の一員として暮らすようになったようです。 人間は、長い時間をかけて犬と親密な関係を築いてきたのだと感慨深く思います。 私は子どもの頃から犬のいる家庭で育っており、もちろん結婚後も日々の暮らしに犬がいることが当然だと思っていました。 しかし、犬どころか虫も魚も飼育し…

  • 料理の鉄人

    皆様、こんにちは! 今日は在宅勤務をしております。 そして、夫は不在... となると当然、自分で食事を作らねばなりません。 何度か書いておりますが、私は料理が壊滅的にできません。 よって、台所に立って何か作らねばならないと考えただけで、東尋坊からダイブしたくなります。 さて、昼食の時間です。 ふるさと納税で入手した冷凍の

  • ようやく草を刈りました!

    先日「止まらない草の勢い」という記事を書いたところ、大変多くの反響をいただき、本当にありがととうございました。 お勧めの草刈機を教えてくださる方や、遠方から草刈りに行くと申し出てくださる方までいらっしゃり、皆様の優しさに涙目になっておりました。 私の説明が足りずに大変申し訳なく思っているのですが、我が家にはエンジン式の草刈機があ…

  • 鳥を間近で見たいと願ったら

    我が家の庭には一年を通して、さまざまな野鳥が飛んできます。 長年放置され、蔦に覆われた化け物のようになってしまった隣家の木(写真右方)には、毎朝鳥たちが集まり、賑やかです。

  • ハーブの収穫

    化け物のごとく、育ちすぎてしまったハーブ類を収穫しました。 レモングラス、レモンバーム、ローズマリー、ラベンダー、セージ、ミントなどなど... そのままハーブティーにしても美味しいし、家の中に飾ると非常にいい香りです。

  • 止まらない草の勢い

    皆様、こんにちは。 いつもブログを見てくださって、ありがとうございます。 少しずつ暑さも和らぎ、朝晩は過ごしやすくなりました。 空はすっかり秋の色、吹く風も涼しく、夏の終わりを感じさせます。 さあ、これで庭の雑草の勢いも少しは衰えるに違いありません。 それでは、我が家の現在の庭の様子を見てみましょう。

  • 里山で知った用語=ブンポウ

    里山へ住まいを移したばかりの頃、ご近所の方が 「ブンポウ!ブンポウが始まった!」 と大興奮で我が家にいらっしゃいました。 ブンポウ...? 文法...?(←言語学者の発想) 訳が分からないまま見にいくと、数百もの蜂が凄まじい羽音を立て、空中を飛び回っています。 「な...何ですか、これ... 普通に怖いです...」 「ブンポウだよ!ブンポウー!」 その方は庭に蜂の巣箱を複数設置し、ニホンミツバチ…

  • 羊のいるリアル山奥へ

    先日、毛糸を買いに、大井川上流部に位置する川根本町(かわねほんちょう)へ行って来ました。 毛糸など100円ショップで購入できるのに、なぜ? という疑問には後ほどお答えするとして、 あなた、毛糸なんて使いませんよね? という疑問にも後ほどお答えするとして、 とにかく、川根本町の平栗と呼ばれる集落へと車を走らせました。 しかし、鬱蒼とした樹木が生い茂る山道…

  • そこそこ便利な里山〜「ショパン 200年の肖像」へ

    先日、静岡市美術館で開催されている「ショパン 200年の肖像」を見て来ました。 クラシック音楽のことはさっぱり分からない私ですが、「音楽室に飾られていた肖像画を見てみたい」という浅慮に突き動かされ、静岡駅周辺まで車を走らせました。 フリデリク・ショパンがポーランド出身だということ、39歳という若さで夭逝したということ、さらには「ピアノの詩人」と呼ば…

  • 天井に指の跡が...

    皆様、いつもブログを見てくださって、本当にありがとうございます。 丸ごと剥がした天井は、今もそのまま放置されているのですが(詳しくはこちら)実はちょっとした変化がありました。 これ、少々怖い話なので、ご注意ください。 先日、前住人が設置した天井をすべて破壊したため、築当時の旧天井が姿を表しました。 当然なが…

  • 古民家に間取りは重要ではない

    皆様、本日もブログを見てくださって、ありがとうございます。 意外な方から「いつも読んでいますよ」とお声をかけていただき、本当に嬉しく思います。 先日は「古民家の話って泥臭くなりがちなのに、それを感じさせないね」と言っていただきました。 喜びつつも、古民家=泥臭いという発想がなかったので、思わず「古民家 泥臭い ブログ」で検索してしまったのですが、謎が解けました。 古民家…

  • 天井の張り替え工事 (2) → コード剥き出し

    先日、天井を全破壊したと書きましたが(詳細はこちらをご覧ください)あれから4日ほど経ちました。 現在、天井はどうなっているのかというと... どうもなっていません。 工務店の方から連絡も来ません。 このまま放置されたらどうしよう、と考えあぐねております。 というのも、実は一部、旧天井が残っているのです。 電…

  • 都会で感じていた「季節の変化」を思い出す

    毎朝、犬の散歩をしています。 (我が家に来たばかりのライアン、とにかく小さくて可愛い...)

  • 村の花火大会のシステムに驚く

    毎年、9月初旬に村の花火大会(=地元の神社の奉納祭)があります。 ここに移り住んで、まだ数日しか経っていない頃「祭典委員」という役職を担う方が我が家にいらっしゃり、何やら書類を置いて行かれました。 見れば、花火の種類や値段、昼打ち、夜打ち、曲つき、曲なし、などを選ぶ欄があり、代金を添えて提出するようです。 「...もしかして、花火って自分たちでお金を出し合って上げるのかな...」 夫に聞くと、…

  • 静岡方言を使った表示を探しています

    日々のくだらない文章からは想像もつかないことと思いますが、私、言語学者をしております。 ここ数年は「言語景観(Linguistic Landscape)」つまり、街や公共施設、店舗などに見られる言語表記に関心があります。 よって、あちらこちらに出没しては、興味深い看板やメニューなどを撮影しています。 静岡県は外国人の集住団地などもあり、興味深い言語景観に出会えることが多々あるのですが、最近、目を引くのが

  • 木製建具の職人さんに出会う

    天井の工事に伴い、島田市の伊藤建具店の職人さんが来てくださいました。 天井に建具、関係ないやろ、とお思いの方はいらっしゃいませんか。 ということで、ブログ記事も増えてきましたので、この辺りで復習しておきたいと思います。 木目のビニールクロスが貼られた天井をどうにかしたい、というのは積年の願いでありました。 ちなみに、とても驚いたのですが、もう一つの…

  • 天井の張り替え (1)

    この古民家に移り住んで、7年目の夏になります。 ようやくようやく、長きに渡り、どうにかしたいと願っていた天井を修繕する日がやって来ました。 感無量です。 まだ工事は何も始まっていませんが、既に涙目です。 まず初日は、後から設置された天井を全破壊します。 この天井、石膏ボードとビニールクロスによって作られた美的センスの片鱗もない代物です。 ああ、この天井を破壊したら、どうなるのだろう。 …

  • 天井の張り替え、その前に

    いよいよ天井の表替えが始まります。→ ここまでの経緯はこちらをご覧ください。 工事にあたっては、家具を一箇所に移動させておくことになっていました。 「じゃあ、そろそろやろうか。」 夫に声をかけると、 「...なんだっけ?」 まさか失念していらした? しかも「時間がない、もう家を出ないと」とか何とか言いながら…

  • 粗大ゴミの処理とソファの新調

    うちの人が突如、ソファを購入しました。 これまでも、何の前触れもなく骨董品などを買って来ることはありましたが、ソファには驚きました。 以前使っていたソファは子どもたちが暴れまくり、見るも無残な姿となって、数年前に処分されました。 東京に住んでいた頃は、こうした大型家具の処分の際、自治体の担当部署に電話を入れれば、数日で取りに来てくれました。 費用も数百円だったと思います。 ところが、静…

  • 今年の柿は全滅か

    空き家見学会で初めてこの家を訪れた時のこと。 細い砂利道を入っていくと、敷地が突然大きく開け、山々が広がる風景に心打たれました。 庭には、大きな柿の木があり、それがまた背景の山と調和して美しく、印象的でした。 こちらの柿の木、我が家のシンボルツリーでもあり、子どもたちの遊び場でもあります。

  • 天井の表替え

    数年前のことですが、古民家に移住したという知人が「改修について相談したい」というので、ご自宅を訪問しました。 そのお宅は、昭和初期に建てられており、伝統工法を用いているものの、我が家と同様、ある時期に魔のリフォームがなされた形跡がありました。 * 魔のリフォーム(勝手に命名)=基本的に外に設置されていた水回り(お風呂、トイレ、台所)を家の中に移したり、防寒のため、吹き抜けだった天井を塞いだりと…

  • 100年後など、どうでもいいのか

    古民家愛に溢れる私には信じがたいことですが、我が家を一瞥するなり 「こんな古い家のどこがいいの?」 と言う方も、中にはいらっしゃいます。 本当に信じがたいことですが、結構な数、いらっしゃいます。

  • 私の心霊体験

    先日、我が家の守護霊「てっちゃん」のことをブログで読んでくださった方から「霊感あるんだね」と言われたのですが、私、そういった類のものは、まったく、これっぽっちもありません。 非科学的なものに関心がなく、占いなども信じた試しがありません。 うちの夫が、私と結婚する前に、よく当たると評判のトルコ人占い師を訪ね、結婚について占ってもらったと聞いた際には、引けるだけ引いておきました。 「で、なんて…

  • 森の音楽会

    夫はピアノとバイオリンを弾きます。 さらに、趣味はクラシック音楽の鑑賞、ときたもんです。 一方、私は楽器どころか、楽譜もまったく読めません。 クラシック音楽を聴けば、2秒で爆睡です。 夫に、子どもの頃の思い出話をしていた時のこと。 「近くに肥溜め(=動物や人間の屎尿を貯蔵し、堆肥にするための穴)があってさ、友達とふざけて飛び込んだら、意外と中が冷たくて... で、家に帰ったら、めちゃくちゃ…

  • 息子、闇の世界へ飛び出す

    かつて長男は2度、家出をしたことがあります。 どちらも中学生の頃で、1度目はまだ市街地に住んでいました。 些細なことから父親と口論になり、家を出た息子がなかなか戻らず、心配であちこち探した記憶があります。 家出と言えば、公園だよな、きっと目に涙を溜めて「父さんのバカ...」とか言いながらブランコに揺られてるわ、と思い、近隣の公園を探して回りましたが、人影はなく... 次第に悪い想像が頭をもたげて…

  • 娘が個室を欲しがりまして...

    古民家に暮らしていて、つくづくいいなあと思うのが「継ぎ目のない空間」です。 現代の住宅は、用途ごとに部屋が分かれていますが、従来の日本家屋は変幻自在です。 我が家に初めていらしたお客様は不思議に思うらしく、以下のような会話が繰り広げられたりします。 「寝室はどこですか。」 「適当ですね... その日の気分で、好きな場所に布団を広げて寝ています。」 「じゃ、あご主人の書斎は…

  • 古民家の改修は「元に戻す」が正解

    以前、古民家再生を手がける富田さんとの出会いについて書きましたが(こちらをご覧ください)早くも2回目の打ち合わせが行われました。 私たちが暮らす家は、一度修繕されており、外にあった水回り(台所、お風呂、トイレ)が土間部分に移され、吹き抜けだった天井が塞がれ、戸はアルミサッシに変えられ、外壁はまさかのトタン張りになっています。 ト…

  • 夏は涼しいはずの古民家ですが...

    酷暑が続いていますが、皆様、ご無事でしょうか。 古民家は南向きに建てられており、軒の出が長いため、直射日光がほとんど入りません。 風もよく通ります。 さらに土葺きの瓦屋根(詳しくはこちらをどうぞ)は遮熱効果があり、畳や土壁などは調湿効果があるので、夏は大変快適です。 「ここ、こんなに広いのに、エアコン1台ですか?」 「そう…

  • ついに合併浄化槽を設置します!

    里山に移り住んだものの、浄化槽というシステムについてまったく把握しておらず、一年ほど放置し、異臭騒ぎを起こしたことは以前書きましたが(詳細はこちらをご覧ください)我が家の浄化槽は「簡易浄化槽」と呼ばれるものです。 これは、トイレの汚水のみ浄化槽で処理するというもので、では生活排水はどうなっているかというと、そのまま垂れ流しています…

  • 屋根瓦の下に何があるのか?

    少し前のことですが、ご近所の方に 「屋根の瓦がずれて、土が見えてるよ」 と言われました。 ...え、土? なぜ屋根に土があるのだろう... 不思議に思い、庭に出て屋根を見上げてみると、確かに瓦が下方へと動いており、隙間には土らしきものが見えます。 瓦って土の上に置かれていたのか!(これは土葺き工法と呼ばれるものだそうです) おそらく土の下は杉の皮が張られているだけ(↓)なので、すぐに修理…

  • 熱海のMOA美術館へ

    熱海のMOA美術館に行って来ました。 また美術館の話かよ、とブラウザーを閉じようとしているそこのあなた... どうぞ、そのようになさってください... 今回も古民家や田舎暮らしとはほぼ関係のない話題です。 さて、いきなり補足しますが、MOA=エム・オー・エーと読みます。 そんなことは常識だとお叱りを受けそうですが、私は長年、モア美術館と言っておりました。 き…

  • 下田の上原美術館へ

    先日、下田の上原美術館を訪れました。 平安時代後期の二天像が新たに収蔵されたということで、これは相当な混雑だろうと覚悟し、車を走らせました。 しかし、到着してみると、我々以外、誰もいませんでした。

  • 修禅寺の純和風建築「新井旅館」へ

    修禅寺の新井旅館を訪れました。 歴史ある木造日本建築を見るのが目的です。 こちらの宿、なんと1852年創業だそうです。 歴史的価値が認められ、1998年には国の登録文化財となっています。 専任ガイドの方が館内をめぐりながら、建物や宿に縁ある文人墨客について説明してくださるとのことで、張り切って申し込んだところ、参加は我々夫婦のみでした。 50分ほどかけて、館内…

  • 日本開国の舞台、玉泉寺へ

    夫が突如、下田の玉泉寺というところへ行きたいと言い出しました。 「どこ、それ?」 「日本で初めて米国領事館が置かれた場所」 「...へぇ...」 ということで、よく分からぬまま、車を2時間半ほど走らせ、伊豆半島の南端に位置する下田にやって来ました。 県内と言えども遠い... 伊豆縦貫道は一体いつになったら下田まで開通するのでしょうか。 さて、無事…

  • 東京ではどんな家に住んでいたのよ?という疑問にお答えします

    こちらのブログで、古民家暮らしの素晴らしさを連日お伝えしておりますが、よく聞かれることがあります。 「東京では、どんな暮らしをしていたのですか。」 と。 東京を離れて12年以上経つので、だいぶ記憶も怪しくなっていますが、本日は我が家の東京での生活についてご紹介したいと思います。 私たちは渋谷区に暮らしていました。 渋谷区といっても新宿寄りで、オペラシティや都庁まで歩けるような場所に住んで…

  • 古民家ホストクラブ?

    先日、次男の友人たちが我が家に遊びに来てくれました。 「うわあ、何これ!昔の家だ!」 と大はしゃぎの子どもたち、鴨居梁にぶら下がって遊んだり、ハンモックに揺られたりして、楽しんでいました。 屋根裏で駆け回る子どもたちの声を聴きながら、賑やかでいいなあ、と思っていると、何やら頭上から白い粉が落ちてきます。 子どもたちの巻き起こす振動により、天井裏の土埃が階下に落ちている模様... 興奮状態…

  • 我が家の大黒柱に大きな亀裂が!

    今日は、我が家の大黒柱についてです。 このように、上から下まで亀裂が入っています。 この写真を何も考えず、友人たちに晒したところ 「え、大丈夫なん?笑」 という反応が多い中…

  • 我が家に起こった奇跡(畑編)

    里山に暮らすようになり、7年目の夏を迎えています。 この夏の大きな変化といえば、夫が畑に出るようになったことです。 と言っても、除草したり、土を耕したり、畝を立てたり、肥料を敷き込んだり、作づけをしたり、というのは相変わらず私の仕事なのですが、毎朝、カゴを手に畑へ出て、野菜を収穫するようになったのです。 これは本当に大きな変化です。 私が市民農園で農家の方々に野菜づくりを習っている頃(移…

  • 念願のバーベキュー!

    昨日は全国各地で猛暑日となりましたが、そのような中、友人宅でバーベキューを楽んできました。 以前、バーベキューがしたくてたまらないのに、料理係の夫がまったく興味を示してくれないという記事(こちらをご覧ください)を書いたところ、友人が 「うちでやるからおいでよ」 と声をかけてくれました。 もつべきものは、高級なバーベキューグリ…

  • 戦前のグランドピアノ「HORUGEL」と古民家

    我が家、なぜか土間にグランドピアノが置かれているのですが、先日、調律をしていただきました。 今年の2月以来、約半年ぶりになります。 古いピアノなので、すぐに音が狂ってしまいます。

  • 村の草刈り

    今日は、村の草刈りの日でした。 先日、夫がご近所の方に 「あれ、草刈りっていつでしたっけ?」 と聞いたら、その場にいた全員が即答したというエピソードからも分かりますが、非常に重要なイベントです。 草刈り以外にも、ゴミ集積所や公民館の清掃など、やるべき地域の仕事は多種多様です。 この集落には「組」という組織があり、これは地域行政の最小単位とも言えるものです。 私たちの組は12世帯で構成さ…

  • 古民家再生を手がける建築士との出会い

    以前もご紹介したのですが「クロニカ」というウェブサイトを愛好しております。 こちらのポータルサイトの執筆者は、新たに自宅を建てようとハウスメーカーの展示場などに足繁く通っていた大原氏です。 氏は、新築の住宅を検討する中で、どうにも違和感が拭い切れず、そんな折にふと遠い日の記憶から日本家屋のよさに目覚めます。 サイト内の「リノベーションブログ」では、氏が築10…

  • ヤギの多頭飼い時代

    2016年にヤギの柵と小屋を作っていただきました。 ヤギが増えてしまい、気づけば子ヤギ含め7頭という状態で、本格的な飼育環境が必要になったのです。 この頃、私は博士論文なるものを執…

  • 放置小屋 → 更地に!

    ついに、我が家の敷地に隣接した放置小屋の解体工事が始まりました。 詳しくはこちらをご覧ください。 こちらの小屋、どこからどう見ても正真正銘の「ボロ屋」でして、台風が来る度に、ご近所の方々から 「この小屋、吹き飛んじゃえばいいのにねぇ...」 などと言われていたのですが、解体現場を眺めていた我々、大変な衝撃を受けました。 想像…

  • 解体工事、始まりました

    皆様、覚えていらっしゃるでしょうか。 長年の懸案事項であった放置小屋の存在を。 里山では決して珍しくない、この…

  • 残置物の処分、その前に

    改修費用について書いた昨日の記事、多くの方に読んでいただき、大変ありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。 我が家がこの家の修繕に投じた費用を余すところなく晒した甲斐がありました。 さて、次は残置物の処理にどのぐらいの費用がかかるのか、というテーマに移りたいと思いますが、その前に、です。 ここで大切なことをお伝えしようと思います…

  • お金の話(古民家改修編)

    空き家バンク制度を利用する場合、通常は入居者が片付けや修繕を請け負うことになります。 なぜか。 それは、長年空き家になっている理由を考えれば自ずと答えが見えてきます。 荷物に占拠され、不具合も多く、とても人に貸したり売ったりできる状態ではないのです。

  • 夏の里山の美味しいもの

    梅雨が明けたようですが、今夜は雷雨です。 さて、今日は「村の美味しいもの 夏編」をお送りしたいと思います。 (1) 森下菓子店のかき氷 今年も瀬戸谷で美味しいかき氷がいただける季節となりました。 ご近所の森下菓子店のかき氷は、自家製のイチゴのシロップ漬けを丸ごと使ったものが人気です。

  • トイレのリフォーム

    引き続き、古民家リフォームのお話、本日はトイレについてです。 以前の記事で、この家は、土間を潰して、水回りと玄関が作られている、ということを書きました。 トイレは、玄関を入って、すぐ右手にあります。 結論から先に言ってしまいますが、我が家、トイレはほぼそのままです。 初めてこの家のトイレを見た時には 「これはないな」 と…

  • 床のリフォーム

    今日は床のリフォームのお話です。 この家は10年以上空き家だったにも関わらず、居室部分の床に大きな傷みがありませんでした。 大家さんが頻繁に家の換気をしてくださっていたので、湿気により床材がふやけることがなかったようです。 以前の記事でも書きましたが、古民家の床下は土場で、湿気を含んでいます。 この湿気が床下から上がってきて、…

  • 台所のリフォーム

    今日は、台所の改修工事について書きたいと思います。 空き家見学ツアーでこの家を訪れた際、眼前に広がる景色や日本家屋の美しさに惹かれ はい、この家に住みます、決めました! と心の中で叫んだ私ですが、同時に、水回りだけは全取り換えだな、とも考えていました。 こちらの家、台所、風呂場、トイレは、一度リフォームの形跡があります。 おそらく南から北へ抜ける広土間を潰して、新たに(当時としては最新…

  • 我が家の耐震をどうするのか問題 (2)

    耐震に関する記事の後半です。 前回までの話を簡単にまとめますと、まず市から連絡がありまして 「市の空き家バンク制度を利用して古民家に入りましたよね、市の補助制度も活用して改修工事をしましたよね」 「はい、50万円いただきました」 「しかし耐震補強はしていませんよね、耐震の工事にも補助が出ますよ、市の無料耐震診断があるので、受け…

  • 我が家の耐震をどうするのか問題 (1)

    以前の記事で耐震診断を受けた時のことを書きました。 結果は、予想通り「耐震等級=0」 ...この家、地震に耐えられる可能性、まったくないですよ、と宣告を受けました。 しかし、いらした診断士の方が、同じ村の、しかも長屋門や蔵まであるようなガチ古民家に住んでいらっしゃる方で、 「耐震工事って、やっぱりした方がいいんですかね?」 と…

  • 築500年の古民家 (2)

    浜松市の「中村家住宅」についての続編です。 前回の記事では、長屋門から敷地内に入ったところで、主屋の茅葺屋根に心を射抜かれる、というあたりで力尽きてしまいました。 今日は内部の荘厳さをお伝えしたいと思います。 主屋に入ると、ひんやりと冷たい空気が流れていました。 暑く湿った外気からは想像もつかないような涼しさです。 昔なが…

  • 楽しい整理整頓 (2)

    一般的に、古民家は収納が少ないと言われています。 我が家も、一間(いっけん)の押入れが2つのみで、天袋もありません。 ここに家族全員の洋服、子どもたちの学用品、布団、夫の思い出…

  • 築500年の古民家へ (1)

    先日、浜松市にある「中村家住宅」を見学させていただきました。 中村家住宅は築500年以上になる古民家で、敷地面積は約3000㎡、屋敷も200㎡を超える規模の大きさです。 入り口の長屋門からして、古民家好きには失神レベルの美しさです。

  • 楽しい整理整頓 (1)

    我が家は夫が炊事全般と裁縫を、その他の家事は私が担当しています。 家事というのは本当に多岐にわたる労働で、名もなき作業が山のようにありますが、私が得意とするのは片付け、整理整頓です。 田舎に暮らしていると、頻繁なゲリラ訪問を受けるので、家の中を常に美しく保っておくことが重要になります。 日中は鍵もかけないので、突然ガラガラと玄関が開き、2秒後にはもうお客さんが上がり框(かまち)にちょこりと…

  • 休日のモーニング・ルーティーン

    私は研究職に就いているため、休日であっても、仕事から完全に離れることが困難です。 特に、論文や原稿の締め切りが近い場合は、昼夜を問わず、PCの前に張りつくことになります。 それでも、休日は可能な限り、のんびりとした朝を過ごすよう心がけています。 今日は我が家のモーニング・ルーティン(休日版)をご紹介したいと思います。 5時に起床し、まずは家中のカーテン、窓を開け、山の清々しい空気と光を室内…

  • 里山のベトナム・ハンモックカフェ

    先日、我が家の近くのとろろ店をご紹介しましたが(こちらをご覧ください)もう少し奥へ行くと、ベトナム・ハンモックカフェ があります。 今日は、山里の川沿いにある小さなカフェ Hoa Sua をご紹介したいと思います。 店主のタンちゃんはハノイ出身、ベトナム北部のフォー(米粉の麺)と春巻き、蓮茶などがいただけます。 ハーブや野菜がたっぷりで…

  • 私の理想の古民家

    静岡に移り住み、真っ先に足を運んだ場所、それは私が傾慕する染色家・芹沢銈介(けいすけ)氏の美術館です。 沖縄の「紅型(びんがた)」の影響を受け、美しい型染作品を数多く世に出した人間国宝です。 こちらの美術館、型染はもちろんのこと、芹沢銈介が国内外で収集した民芸品のコレクションも楽しむことができ、開館から閉館まで1日楽しめる場所です。 とはいえ、…

  • 美味しい自然薯料理のお店

    先日、自然薯(じねんじょ)について書きましたが(こちらをご覧ください)、我が家の近くにある自然薯のお店をご紹介するのを完全に失念しておりました。 食べることをこよなく愛する私としたことが、なんたる失態でしょう。 メディアにも何度も取り上げられている名店「中里の庄・和(なごみ)」です。 こちらのご主人は、旅先で…

  • 人が集まる古民家に

    この家に移り住んだ際、人が集う場所になったらいいなあ、と願っていました。 気のおけない仲間たちを招いて、一緒に美味しいものをいただき、おしゃべりをしながら、楽しい時間を過ごしたいと。 東京で極小空間に身を寄せていた頃には難しいことでしたが、今は、近くから、遠くから、多くの友人たちが訪ねて来てくれます。 今日は我が家で友人の誕生日をお祝いしました。 こちら(↓)は、友人が持参してくれたオー…

  • 陶芸の美しさに触れた日

    我が家の近くには「陶芸センター」と呼ばれる市の施設があり、子どもから大人まで陶芸体験ができます。 私も、子どもたちと幾度となく楽しませていただきました。 (陶芸家の先生が丁寧に指…

  • バーベキューに続く険しい道

    雨続きの日々です。 梅雨が明けたら、あれもしたいなあ、これもしたいなあ、と考えを巡らせています。 本日、私の頭の中を占拠してしていたもの、それはBBQです。 気温が一気に上昇し、美しい青空が広がる夏がやって来くれば、当然屋外でBBQをしたくなるのが人の常というものです。 私は子どもの頃、海岸沿いに暮らしていました。 夏になると、庭や浜辺でBBQを楽しんだものです。 今は亡き父親が、張り切って…

  • ちょっくら地場野菜の直売所へ

    山間地に移り住み、食の「質」がぐんと上がりました。 「質」に伴い「量」も増え、それに随伴する形で、体重も増加するという三段論法(?)も体験しております。 静岡は、その地形や温暖な気候から、食材の宝庫と言われています。 伊豆から浜松まで、どこへ行っても最高の海の幸、山の幸に巡り合えます。 しかし、やはり地元で採れた新鮮野菜に勝るものはなく、今朝も犬の散歩を兼ねて、近くの農産物直売所「ちょっ…

  • 静岡に移住して良かった...と思わせてくれたもの

    静岡に移り住み、「自然薯(じねんじょ)」なるものを初めて口にしました。 日本原産種の山芋で、学名はジャポニカだそうです。 ジャポニカといえば、学習帳を思い浮かべるのが我々中高年の宿命ですが、数年前「ジャポニカ学習帳から昆虫の写真が消えた」というニュースが報じられた際には驚きました。 子どもや保護者、教員からも「気持ちが悪い」という声があり、一人でも不快になる方がいるならやめよう、との決断だ…

  • 300万円以下の家は安いのか?

    久しぶりにこちらの雑誌(↓)を購入しました。 </ifram…

  • ヤギの飼い方

    このブログを読んでくださる方々からいただく反応で、最も多いのが 「旦那さん、よく発狂しませんね。」 といったものなのですが(笑)次に多いのはやはり、ヤギの飼育に興味がある、という声です。 私はすぐに 「ヤギを飼うのはいいですよ!」 などと言ってしまうのですが、飼育に伴う困難もやはりあります。 この記事では、家庭でヤギを飼育するための重要なポイントをお伝えしたいと思います。 (1) 飼い…

  • おふくろの味、爆誕!

    長雨が続き、我が家の畑は「ぬかるんだジャングル」と化してしまいました。 今日は本当に久しぶりに太陽が顔を出したので、方々から草刈機が作動する音が聞こえてきます。 夫も…

  • キャンプに思いを馳せる雨の休日

    長雨が続いています。 ご近所の農家の方々は、ほんの一瞬雨が止むと、ポップコーンが弾けるかのように、わっと外に出て来て、草刈りをしています。 その、後期高齢者とは思えない俊敏な動きに驚懼しつつ、私も畑の様子を見に行こうかなと思い、よっこらしょと腰を上げるのですが、すぐに雨がポツリポツリと降り出す… そんな休日です。 雨続きで、趣味の登山にも行けません。 私が好きな山は青笹山(あおざさやま)…

  • 心地よい縁側

    縁側がたまらなく好きです。 結婚したいほどです。 この、外とも中ともつかぬバッファーゾーン(中立地帯)が、なぜこうも魅力的なのでしょうか。 子どもたちも家では、多くの時間を縁側で過ごしているように見受けられます。 折り畳み式の文机を持ち込めば書き物もできますし、昨日の記事でご紹介したように、ハンモックに揺られながら、至福の時…

  • よきかな、ハンモック

    昨日の記事で屋根裏部屋の改修について書きました。 長男が進学のため上京してからというもの、屋根裏部屋はすっかり夫のくつろぎスペースになっています。 こちら(↓)のハンモックを設置してから、特にその傾向が顕著になりました。

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