JUGEMテーマ:映画 まだ読んでいなかったシリーズ1冊目。当たり前だが2,3同様に熱くてウザい香川照之の魅力(といって良いとすればだが)満載の一冊。だが、相変わらず姜文と始めとする中国映画関係者を語る口調は一段と熱い。まだ一本も見たこ
JUGEMテーマ:時代小説 この話は実在の人物達による実際の史実に基づいたもの。なので全くのフィクションではないわけだが、この中には、藩主の浪費、財政悪化、進まない殖産振興、重臣の対立等々、作者の武家物時代小説のもとがぎっしり詰まっ
JUGEMテーマ:時代小説 「逆賊の旗」所収の「幻にあらず」の長編版といっていいだろう。名君として名高い上杉治憲(鷹山)が、藩主となる前の英邁な世子として家臣たちの期待を担っていた頃から、藩主の座を子に譲り隠居した後も藩の振興に尽く
JUGEMテーマ:時代小説 上にいる者の立ち位置の変化で、上巻では敵側であった者が味方に近くなったり、味方側だった者が敵側に回ったりで飽きさせない。上巻で描かれたサイドストーリーは下巻でも続き、さらに老剣士同士の戦いがあったりと、面白さ
JUGEMテーマ:時代小説 元御家人の主人公がひょんなことから幕政に絡む陰謀に巻き込まれていく伝奇小説。謎の集団「八嶽党」、それを利用しようとする幕府の重鎮とそれを阻止しようとする老中とその命を受けて動く公儀隠密。これに主人公の友で絵の世界
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JUGEMテーマ:映画 まだ読んでいなかったシリーズ1冊目。当たり前だが2,3同様に熱くてウザい香川照之の魅力(といって良いとすればだが)満載の一冊。だが、相変わらず姜文と始めとする中国映画関係者を語る口調は一段と熱い。まだ一本も見たこ
JUGEMテーマ:日本文学 吉村昭の初期短編集。彼の本を読むのはおそらく初めてだが、文章に穴がないという第一印象。テーマはどれも死ということになるのだろうが、収録作の半数以上は死体への執着、さらにそのうちの数作は死体の骨への執着が描かれ
JUGEMテーマ:政治 少子化の進展に伴い、いつからか漠然と「今切りとった周囲の写真から人が何人も抜け落ちている光景」をイメージするようになっていたが、それを可視化させてくれる本。人手不足というより「その人手不足を補う人手がいない」社会
JUGEMテーマ:日本の歴史 とにかく読むべし。そうとしか言えんわ。南京事件についてはいろいろと議論になってきたけど、この本で紹介されている陣中日記を読めば議論するのも嫌になってくる。それと当時の陸軍に所属していて兵士が撮影し出版した写真集
JUGEMテーマ:政治 東日本大震災の翌年に出た本。NHKのETV特集で放送された番組を私は見ていないが、この本を読むだけでも緊迫感は伝わってくる。特に番組放送に対するNHK局内の「政治的」な動きも隠すことなく書かれていて、それが緊迫感
JUGEMテーマ:政治 酷いなぁ…というのが最初の読後感。いや、読んでいる間もその言葉しか無かった。砂川裁判の結果について日本の司法が主体的に判断を下したのであれば批判はあれども納得はできる。しかし、ここまであからさまにア
JUGEMテーマ:映画 そんなわけでシリーズの3。2で書いたような香川照之の圧倒的な熱量はここでも発揮されている。熱い、ウザい、しつこい、これ全部褒め言葉です。紹介されている映画、どれも見たくなるもんね。だから、まんまと香川照之の企みに
JUGEMテーマ:映画 書店の立ち読みでキネマ旬報のこの連載を読んでその熱量に引き込まれ単行本を買ったものの、以来ずっと積ん読だった。たぶん2と3は買ったが1を買えなかったのでそれを買ってから一気に読もうと思ったのかな。でも1が揃わずそ
JUGEMテーマ:映画 映画作りという魔物に取り憑かれた人々が東映京都撮影所を舞台に、いやこう書くと東映京都撮影所は脇役だな。そうじゃなく、あくまで主役が東映京都撮影所で、そこに吸い込まれあるいは吐き出された映画に取り憑かれた人達を描い
JUGEMテーマ:映画 ベテラン俳優のインタビュー集だった「役者は一日にしてならず」の第二弾。23名のインタビューが収められているが私のお目当てはただ一人。著者が別の本で最近の時代劇の衰退の原因として彼(のような俳優)がいないことを挙げ
JUGEMテーマ:映画 女優岩下志麻のオーラルストーリー。仲代達矢の話も面白かったけど、岩下志麻の話も面白い。どうしても極妻のイメージが強いけど、若い時は所属が松竹だったこともあって文芸作品にもたくさん出ていたんだね。尊敬する女優として
JUGEMテーマ:映画 2006年に「時代劇は死なず!」を書いた著者が(出版は2008年)、その8年後に真逆の本を出した。その8年の間に時代劇に何があったのか。いや前作でもあとがきにあったように原稿を書いた2006年に比べ出版した200
JUGEMテーマ:映画 時代劇を死なすな! とばかりに、京都太秦で時代劇作りに携わってきた面々が、かっての時代劇絶頂の時代から急激に人気の下降を辿る時代劇を、活躍の場をを映画からテレビに移して守っていこうとする姿が描かれているが、個人的
JUGEMテーマ:映画 ベテランの俳優が語る話は面白いね。特に仲代達矢は名匠と言える日本の映画監督たちや名優と言える俳優たちと仕事をしてきたので、面には出てこない監督や俳優たちの特徴とかエピソードを、また正確な記憶で語っていく仲代達矢に
JUGEMテーマ:歴史 時折聞かれる「ナチスがしたことには良い事もあった」という言説への反論本。大まかにいうと、ナチスが始めたとされる「良い事」が実はナチスが始めたことではなかったという反論と「良い事」とされるものも実は残虐な目的のため
JUGEMテーマ:日本の歴史 長い歴史の話になると文字数が収まらなくなるけど、明治以降でいうと、やはり天皇制をどう意識しているかだろうなぁ。太平洋戦争以後は天皇制に加えて戦争をどう意識するか。それが文化の背後に常について回った意識じゃな
JUGEMテーマ:政治 15年前に出た本。読むのも15年ぶり。この手の本は年月が経って読むと面白いな。宮台真司、東浩紀、香山リカ、北田暁大、菊池誠、三浦展、鈴木謙介等々、懐かしい名前が出てくる。今でも名前を聞く人もいるし、聞かなくなった
JUGEMテーマ:政治 最近、また、中東情勢が大騒ぎになっている。といっても、私は、中東が今のような状況になった何時からで何故なのかをハッキリ知らないまま来たので、遅まきながらそもそも論から始めるためにこの本を購入した。今から10年以上
JUGEMテーマ:日本語 著者は三省堂国語辞典(三国)の編集委員。内容は、この辞書の第七版を作る過程の紹介。どういう人達によって辞書の編集会議が開かれ、実働部隊となった編集委員たちはどのように辞書の編集を進めていくか、ドキュメンタリー番
JUGEMテーマ:日本語 前半は「新明解国語辞典」(新明解)の面白項目の紹介、後半は著者が雑誌に連載していたエッセイをまとめたものでこちらは新明解とは関係ない話ばかり。私としては前半だけで良かった内容。本の発行時期の関係で新明解の第一版
JUGEMテーマ:ミステリ 図書館本。読む前に前作を再読しておけば良かったと反省。前作の登場人物の名前が出てきても、ぼんやりとした記憶しかないので、焦点がぼやけた感じ。年齢的に記憶力がねぇ…。 内容は「安定」のひと言に尽きる。
JUGEMテーマ:ミステリ シリーズ2冊目。これも六編を収録。今回の進行役は自分の進む道に悩んでいる旧家の令嬢。そして各話には1冊目同様、田山花袋、添田唖蝉坊、福來友吉、平塚らいてう等実在の人物を登場させ書店の店主が彼らの話を聞き、また
JUGEMテーマ:ミステリ 六編を収めた連作集。「弔堂」をなんと読むのかと思ったが「とむらいどう」か。いかにも京極夏彦らしい。狂言回しがふわふわした生活を送っている元旗本の息子で主人公が書店店主とくれば作品の型としては京極堂シリーズと同じ。
ウクライナとロシアの戦いの起きる直前から昨年9月までを冷静な筆致で描いた一冊。まさに今読むべき本と言って良い。実際、両国がこうなるに至った理由について今ひとつ把握してなかった私には両質の参考書だった。この戦争の今後について見通しが立たない
JUGEMテーマ:経済全般 自動車がもたらす問題を取り上げているが記述は平易で経済学の基本的な考え方を知る上でも参考になる。ほぼ50年前に出版されているので、いわば自動車が社会に及ぼす影響について予想した本ともいえる。その答え合わせをしなが
JUGEMテーマ:ミステリ 最近、ドラマがTverで放送されていた。14年ぶりの視聴だったが今見ても面白い。そういえば原作は読んでなかったな。というわけで読んでみた。ドラマの最後は原作と違うと聞いていたが、犯人が別人というわけでもなく、あれ