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ブログタイトル
医新伝心
ブログURL
https://ishindenshinishindenshin.hatenablog.com/
ブログ紹介文
医師横山啓太郎個人のブログです。 腎臓・高血圧内科に行動変容外来開設し、 現在は慈恵医大晴海トリトンクリニック所長をしています。
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91回 / 365日(平均1.7回/週)

ブログ村参加:2020/04/24

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ishindenshinさんの新着記事

1件〜30件

  • コロナ禍のオリンピック開催が教えてくれるもの

    オリンピック開催まで、後4日となりました。コロナ禍のオリンピック開催については賛否両論ありましたが、いつの間にか開催が前提となり、開催方法が議論されるようになりました。 管総理は「オリンピックが始まれば、オリンピック開催に対する逆風は収まる」と言い、小池都知事も「スポーツの力を信じる。」と述べ、オリンピックに抑制的な規制については国が決めることと責任を負うことを避けている印象があります。 日本国民は。海外からウィルスが持ち込まれることを恐れ、選手の管理体制についてピリピリしています。 しかし、これは日本人からの目線であると思います。 海外の選手は「ワクチン政策が遅れた日本に行くことはリスクが高…

  • 新型コロナウィルス感染拡大後に備え、健康リテラシーを上げる。

    海外ではインフルエンザや風邪でクリニックを受診すると数万円かかることもあるということですが、日本では数百円の診療費で終わることもあります。日本人はクリニックにかかるコストが安いのでクリニックにかかる敷居が極めて低いという事実があります。 日本の医療制度は優れていて、個人の収入に関わらず、ほぼ均一の治療を受けることができます。しかし、このことが、健康意識を高めることに邪魔をしている可能性があります。健康を意識してジムなどに行くことの方が、はるかに高いコストを支払う可能性があるのです。 このような日本人の受診行動を新型コロナウィルス感染拡大が大きく変えた可能性があります。 コロナ禍では患者さんの受…

  • ワクチン接種後の生活

    私たち医療者の多くの人は、既にコロナワクチンを接種しています。 慈恵医大病院でも90%以上の医療者がコロナワクチンを接種し、4月以降は接種した医療者のコロナ感染者は出ていません。医療者の中では既に集団免疫を獲得していると思われます。 従って、医学的には慈恵医大の医療者同士であれば、会食することも可能と思われますが、大学のルールで家族以外との会食は原則禁止されています。 会食警察ではないですが、会食していることを同僚に見つかれば、言い訳できない状況です。ワクチンを接種していても、オリンピックのウガンダ選手団のようにコロナ検査で陽性になってしまったら、職場での評判を大きく落とすことになります。 私…

  • オリンピック延期の経費

    コロナ禍でオリンピックを開催するかしないかの議論が行われている最中に、無観客か有観客かの議論になり、今は有観客の上限が1万人か5千人かと言うことが議論の中心になっています。 私は、「オリンピック延期」の選択肢がなくなったことが残念でありません。当初から、猛暑のオリンピックより10月頃の開催を望む声がありました。 しかし、オリンピック中止なら開催都市契約違反で賠償金1兆円の可能性もと言う記事や、https://www.fnn.jp/articles/-/188701 既に、NBCユニバーサルは2014年にIOCと2032年大会まで総額120億ドル(約1兆3200億円)でパートナーシップを結んでい…

  • 4つの要素を意識して話す。

    人は一般的に、過去に起こったことを悲観的に捉え、その知見を相手にも理解してもらうために抽象的に表現します。 あるやり方で失敗したので、そのような取り組みは貴方にとっても避けるべき取り組み方である。ということは、相手が失敗しないために有用な情報と思われています。 ここで、「人は、過去に起こったことを悲観的に捉え、その知見を相手にも理解してもらうために抽象的に表現します。」 文章を分析してみましょう。①過去、②起こったこと(Do)、③悲観的、④抽象的という要素がこの文章に含まれています。 この逆は①未来、②あり方(Be)、③楽観的、④具体的という要素となります。 「将来、〇〇みたいに生きていたら楽…

  • 新型コロナウィルスのワクチンがダブついている?

    昨日、新型コロナウィルスワクチンが足りなくて、クリニックの個別接種は中央区在住の方しか撃つことができないというブログを書きました。「中央区は夜間人口に比べ日中の人口が大幅に多いことから、中央区で働いていて中央区在住でない方にワクチンを打つと中央区在住の方のワクチンが不足する」という説明を行政から受けました。 しかし、本日、2つの会社のワクチン担当者から相談がありました。政府から十分なワクチン量が6/21には配布されることになったけれど、医療者が不足している。政府の急な決定だったため医療者が集まらない。医療者を派遣する会社のCapacityを超えていて医療者の取り合いになっている。モデルナワクチ…

  • 新型コロナウィルスのワクチン接種は政府が言うようにスムーズに進んでいるのでしょか?

    昨夜、中央区の新型コロナウィルスワクチンの個別接種の説明会に行ってきました。私が所長を務める慈恵医大晴海トリトンクリニックでもワクチンの個別接種を開始しようと思っています。昨夜の説明会はクリニックの先生方が中央区保健所の説明を聞くと言う会でした。 保健所の説明を聞いて質疑応答が行われます。 「クリニックの個別接種により、区民からの問い合わせが多く電話がひっきりなしになるために通常診療ができなくなってしまう。これに関して行政の方で予約管理をお願いしたい。」という希望が出ましたが、中央区では受け入れられませんでした。私のクリニックでも新たに電話回線を増設する準備を行い、それが終わったらワクチン接種…

  • 接種前の質問をマークシートに

    新型コロナウィルスに対するワクチン接種が開始されています。 注射をする医療者不足のために、歯科医や薬剤師に特例的に注射をさせることが予定されています。 5月22日に母を連れて、新宿区の高齢者の集団接種に行ってきました。 注射を打つのは看護師でしたが、問診は医師が担当していました。 万が一、注射後に強い副反応が出た時の責任を取るのは医師であるという前提でしょう。 しかし、そのために担当する医師が足りないと聞きます。 接種前の質問は十数問あるかと思います。 その問診票の中で、当日の発熱者や他の予防接種で重い副反応が出た人は自動的に摂取することはできません。ですから、医師の判断が本当に必要なのは定型…

  • ワクチン接種の効率を上げるために

    新型コロナウィルスに対するワクチン接種が開始されています。 巷では、注射をする医療者不足のために、歯科医や薬剤師に特例的に注射をさせる準備をしていると言う報道があります。 このこと自体は、私も良いことだと思います。 しかし、本当に注射をする医療者が不足しているのでしょうか? 先日、私が属する中央区医師会でも高齢者のワクチン接種に対して医師の募集がなされました。通常の業務日でなく休日の当番の募集でした。私も手を挙げましたが、医師の希望者が殺到しているとのことでした。開業医の先生方のやる気に頭が下がります。 政府は民間の医師派遣会社に医師の供給を依頼していると聞いていますが、そのような手法が良いの…

  • 患者数の議論より、ワクチン接種の方策を

    内閣官房参与の高橋洋一氏が日本の新型コロナウィルス患者数が増加していることについて、この程度であれば「さざ波」であるとTwitterで呟き炎上しているといわれています。 欧米のピーク時の1日数万人の新規患者数に比べて、日本の1万人に満たない患者数は「さざ波」であるとの主張です。 しかし、欧米と比べ、PCR検査数が極めて少ない我が国の状況を欧米と患者数を比較する事はできません。我が国では1日のPCR検査数が数万であることも多く、陽性率100%でないと患者数は数万に達しません。 また、高齢者で入浴中に亡くなる方は年間1万7千人と試算され(東京都健康長寿医療センター副所長髙橋龍太郎による)、新型コロ…

  • ワクチンの電話予約

    新型コロナウィルスに対するワクチン接種が開始されています。 市町村が高齢者にクーポン券が郵送され、その後にインターネット及び電話予約を行うことになります。 私は、新宿区在住で母は94歳です。5月6日からインターネットと電話予約が行われました。 私は、インターネット予約を試みましたが、午前中にはインターネット枠がいっぱいになりました。その後、ひたすら電話をかけまくりましたが、数百回かけてもつながりません。 その中で分かったことは、 N T Tの「只今電話が混み合っています。暫く経ってからおかけ直しください。」というアナウンスは、数種類あることです。 もう一つわかったことは、iPhoneの電話の履…

  • 新型コロナウィルス感染症ワクチンをうつことについての「かかりつけ医への質問」

    高齢者への新型コロナウィルス感染症ワクチンの接種の案内が区役所から郵送されるようになってきました。 「新型コロナウィルス感染症ワクチンの接種の是非や保証は政府が持つ」と発表されていますが、みなさんに配布される用紙には「かかりつけ医にワクチンをうって良いかの判断を仰いでください。」と書かれています。 ワクチンの接種予定の方が、「私はうって良いのですか?」と聞かれた時に私たち医師はどのように答えたら良いのでしょう? 現在我が国のワクチン接種者は200万人を越え、ワクチン接種後の死亡者は10名程度と報告されていて、その死因とワクチン接種との因果関係は明らかになって言いません。 そうは言っても、重篤は…

  • 新型コロナウィルス感染症ワクチンをどうしてうつのか?

    慈恵医大では、現在医療者に対する新型コロナウィルス感染症ワクチン接種が行われています。90%程度の医療者がワクチン接種を希望しましたが、10%の医療者がワクチンを希望しませんでした。希望しない医療者の中には予防接種に対するアレルギーの既往がある方もいましたが、多くは「怖いから打ちたくない。」と言う理由です。 医療者は、多くのタイプの患者さんを診たり、医療的な知識のために予防接種を怖がる割合が多いのかも知れません。 ワクチンを打つことの感染しにくくなるメリットと得体の知らない怖さを比較しているのかも知れません。 しかし、ワクチンを希望しない部署は集簇的に認められ、当人の「怖い」と言う意志が身近な…

  • 新型コロナウィルス感染症ワクチンによる集団免疫獲得への道筋

    今週初めから一部の地域で高齢者に対する新型コロナウィルス感染症ワクチン接種が開始されました。 しかし、八王子では高齢者の人口16万人に対して1900人の摂取のみで、次のワクチン供給の日程は決まっていないとも報道されています。 我が国の一般高齢者への接種開始の報道が、アピールに過ぎないという印象を持ってしまいます。 政府は6月までに高齢者に必要分のワクチンを入手できると発表していますが、重要なことは「多くの国民が、ワクチンを摂取して、何時集団免疫を獲得できるか」と言うことです。英国ではそのことが実現されつつあります。 摂取開始がいつかが問題ではなく、集団免疫を獲得できる時期が問題であることである…

  • 2021年ロンドンオリンピック

    巷では、池江璃花子選手のオリンピック出場を決めた活躍で沸き立っています。 新型コロナウィルス感染拡大でオリンピック開催を望む国民は20%と言われていましたが、池江選手の活躍や聖火リレーの開始により開催を望む国民は30%まで増加しました。 実は、本日、私の外来に来た患者さんが、「先生、私聖火リレーを走る事になりました!先生のお陰です。」と言ってきました。この患者さんは腎移植患者さんで、20年前に腎移植をして現在は47才になっています。「移植によって元気になった姿をみんなに見せたい。」と笑顔で続けました。 私は、何もしていませんが、経過がよく、今では東京から長野に移り住み農業を始めています。そんな…

  • 運動習慣を失うという悪循環対処法

    新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、多くの人がそれまでの運動習慣を失いました。 我が国ではジムや卓球場が最初のクラスターでした。室内だけでなく、隔離生活やソーシャルディスタンスから運動の制限が起こり得ます。 社会的孤立と運動不足によって、幸福感を司る化学物質であるセロトニンやドーパミンなど、脳内の神経伝達物質量が低下します。このようなストレス下では交感神経が亢進し、血圧が上昇し、血小板凝集が促進されます。こうした変化によって脳卒中や心臓発作のリスクが高まります。免疫能の低下にも関連します。 ストレスが、睡眠不足を引き起こし、血圧を上昇させることも容易に想像できます。 そもそも、運動するに…

  • 新型コロナウィルスワクチンの接種スケジュールについて

    巷では新型コロナウィルス感染症拡大による第4波が懸念されています。その中で新型コロナウィルスワクチンに対する期待が高まっています。 河野担当大臣も4月から一般市民へのワクチン接種が開始されると明言されてます。 私も患者さんに、「いつ頃になったらワクチンはうてますか?」と聞かれます。 しかし、臨床現場での感覚は、まだまだかかると思います。 私は、大学病院に勤務していますので、すでにワクチンを摂取していますが、一般的な開業医の先生は、まだワクチンを打たれていないのです。 一般の方にワクチンを摂取することが予想されている医師会の先生方がワクチンを摂取していないとすれば、一般市民へのワクチン接種は本格…

  • 桜プロジェクト

    今、東京の桜は満開です。 私たち医療者は「末期の患者さんに桜を見せたいという気持ち」が強いです。患者さんは冬に症状が悪化することが多く、「春は越せないかもしれない。」ということが多くあります。 私たち医療者もご家族の方も「桜を見せてあげたい。」という共通の気持ちで入院患者さんの外泊調整など行っています。 「末期の患者さんに桜を見せるプロジェクト」は其々の患者さん毎に様々なハードルがありますが、御家族も頑張ってそのプロジェクトに全力を傾けます。 そして桜の季節が過ぎ患者さんが亡くなった時に「お父さんは桜を見て嬉しそうに笑っていたね。」と生前の患者さんを懐かしがります。 私の父もそうでした。大腸が…

  • 近未来リモート診療

    新型コロナウィルス感染症は日本がIT後進国であることを私たちに教えてくれました。米国の振り込み詐欺はAIがディープラーニングで進化した対応をする音声システムで行われるようになってから、それまで人が行っていた時よりもはるかに効率よく相手をだますことが出来るようになったそうです。 医療の世界でも同じようで保健指導を人間が行うのとバーチャルアドバイザーが行うのとどちらが有効であるかという研究報告が、Mueller先生から報告されました(JAMA Intern Med 2020 Sep 28)。 その結果、バーチャルアドバイザーと人間のアドバイザーは、いずれも歩行時間を週に2時間超増加させたとのことで…

  • 具体化から抽象化、そして具体化へ

    小さな集落で暮らしていた紀元前5世紀の頃は、集落ごとに神話が信じられていました。しかし、集落がまとまっていくと「星が神様のお告げだ。」という考え方と「星は神様のことを照らす灯りだ。」という考え方など沢山あることを初めて人々は知り、世界の共通の真理を求めるようになりました。 目の前のことだけでなく普遍的な真実を求める企ては具体化から抽象化への作業と言えるでしょう。ギリシャ哲学から現在まで続く考え方です。 具体化から抽象化の作業の効率を劇的に上げたのが科学です。科学的真理は多くの人を納得させるものです。 医学もこの潮流の中にいます。「目の前の患者さんだけでなく、多くの患者さんに当てはまる真理は何だ…

  • 真理を求めるのが難しいということ

    人と動物の違いは何か?という問いに多くの哲学者が回答しています。 その一つに「人間は選択するから」という解答があります。人から殴られた時に動物なら逃げるだけかもしれませんが、人間は「これは愛の鞭かもしれない。」と考える場合があります。「選択している:考えている」ことが、世の中の唯一の真実であると説いた哲学者もいます。 私からすると真実を追求すること自体、人間しか行わないだろうと思います。 皆さんは何を真実であると考えますか? そう考えると「100%正しいことが少ない」ことに気が付きます。私は「100%正しいことが少ない」というのは当たり前だと思っていましたが、実は奥深い言葉だと考えるようになっ…

  • 2面性を整理する。

    患者さんに行動変容を促す動機付け面接法という手法があります。 習慣を変えようとする患者さんの気持ちは2面性を抱えています。「ダイエットしたい。」けれど「難しい。」という感じです。 例えば、 患者さんが「ダイエットしたい。」と言った時、 医師が「そうしたら良いですね」と答えると、 患者さんが「だけど、ダイエットは難しいですよ。」と言い出し時、 医師が「じゃあ難しいですか?」と答えると進みません。 患者さんが「ダイエットしたい。」と言った時、 医師が「ダイエットしたいって考えているのですね」と答えると、 患者さんが「だけど、ダイエットは難しいです。」と言い出しても、 医師が「それでもダイエットしよ…

  • 人の悩みの相談を正面からでなく斜めから受け止めた方が良い時があるということ。

    私は、長年医師をやっていて患者さんの悩みをうかがうことがあります。「この病気とどう付き合って言ったら良いか解らない。」「仕事が出来なくなってしまう。」「結婚が出来なくなる。」など様々です。 その時に勿論相談を正面から受け止めてお話します。しかし、多くの場合、患者さんはその問題を長い間悩んできたことなので、私のアドバイス通りやって上手く行かないことも十分考え抜いています。相談を正面から引き受けても上手く行かないこともあるように思います。 患者さんは、「ただ話を聞いてもらいたい。」こともありますが、「聞いてもらうだけでは満足できない。」こともあります。 この状況で、私は患者さんに元気になってもらい…

  • 行動変容を起すキッカケになる動機付け

    本日は患者さんに行動変容を起すキッカケを作る医療者のメソッドについて書いてみます。行動変容を起すキッカケになる動機付けをする時に「患者さんの行動変容へのやる気」について考えてもらうことを行っています。 先ず、「やる気を10段階でどの位のレベル」かを尋ねます。 10段階中レベル2-9であれば、何故1でなくレベル1と比べてどうしてレベル2-9であるかを説明してもらいます。 その前向きな部分を患者さんに説明してもらいます。この時に患者さんは前向きなことも後ろ向きなことも言うことが多いと思います。これを両価性と言います。ここでは、前向きな部分を拾い上げてその話を盛り上げていきます。 患者さんが言葉に詰…

  • 患者さんが医師を選ぶこと。

    私は、大学病院に長年勤めていて、何時かは新しいスタイルの開業をしたいと50代半ばから考えていました。教授であること、学会でガイドラインを作成したこともあり、大学病院では、全国から紹介患者さんが集まっていました。 50代半ばの時に医療コンサルタントの方に開業について相談した時に「横山先生は開業には既に歳をとりすぎています。若い人は若い医師を好みます」と言われて驚いたのを覚えています。「大学病院と一般のクリニックでは全く異なります。男性の産婦人科の教授がクリニックを開業すると大学病院のように女性が来なくて大変です。」と彼は続けました。 私が所長を務める慈恵医大晴海トリトンクリニックは晴海トリトンス…

  • 目で聞き、目で話す。

    目はものを見るものであり、話をするのは口であるのは当たり前ですが、「目で聞き、目で話す。」という言葉を思浮かべて下さい。 目で、音を聞こうとすると耳で聞こえない音が聞こえてくることはないでしょうか? 風が桜の花びらを落とす音や光が露を照らすときの音まで聞こえる感じがします。また、言葉を発すること無く、目で話そうとすると心の奥で言葉を発する前の気持ちを相手に伝えている感じがします。 目で見ることも話すことも脳で感知したり、脳でまとめた情報を言葉で伝える訳ですが、音になる前の僅かなさざ波のような空気の揺れが存在するような気もします。 ※2021年2月9日時点の医師横山啓太郎個人の意見です。

  • 心筋梗塞の予防に大切なこと

    2021年1月6日(水)にNHKガッテン!「激痛でも放置!?心筋梗塞の意外な落とし穴」に出演しました。 この番組は、心筋梗塞がテーマでしたが、私への取材内容は「激しい胸痛があったにもかかわらず、直ぐに救急車を呼ばなかったのはなぜか?」という問題に対する解答でした。救急車を呼ばない理由は、様々にみえても、実は「直ぐに日常を大きく変えたくない。」という、共通の考え方が奥底にあることが解りました。 その番組をみて、岩手で開業している友人から添付のポスターの紹介がありました。 以下の内容の啓発です。 「心筋梗塞の死亡率は約40%ですが、殆どは病院にたどり着く前に命を落とします。経験したことのない胸痛や…

  • ProducerかActorか?

    私は、大学病院で初めて行動変容外来を開設して、今は行動変容外来のコンセプトを社会に浸透させたいと思っています。そのために、ビジネス化も必要と考えました。 多くの人と出会いました。そのうちの1人の方に「横山先生はProducerですか?Actorですか?」と質問されました。 行動変容外来のコンセプトを社会に浸透させるためにはProducerである必要があると思いましたが、一方でActorとして医療現場にいないと患者さんから学ぶことが出来ないと考え、答えに窮しました。私より、プロジェクトを強力に推し進められる医師はいますし、好印象を与える医師もいると思いました。 気を取り直して考えてみると、私は脚…

  • 血圧と医療の物差しの続き

    私は、血圧が今も医療の物差しであることに疑問を持っています。 自動車のエンジニアが車を動かして性能を見るのと異なり、人は、早朝・空腹時という24時間で5分程度しかないタイミングで安静という条件で、しかも100年以上前と同じ機器で血圧を測定しています。 医療を科学と呼ぶにはあまりにお粗末な臨床の実情です。 そして、私は血圧が生体を評価するのに正確かどうか分からないというだけでなく、血圧が高い人が生活習慣を改善しても殆ど血圧が下がらないことを問題視しています。 多くの研究で、生活習慣を改善することは生命予後や心血管合併症に寄与することが解っていますが、運動や過食を控えても血圧はせいぜい数mmHgし…

  • 血圧と「医療の物差し」

    私は、血圧が今も医療の物差しであることに疑問を持っています。 自動車のエンジニアが車を動かして性能を見るのと異なり、人は、早朝・空腹時という24時間で5分程度しかないタイミングで安静という条件で、しかも100年以上前と同じ機器で血圧を測定しています。 医療を科学と呼ぶにはあまりにお粗末な臨床の実情です。 血圧は1733年 イギリスの生理学者Stephen Halesがウマの頚動脈にガラス管を挿入して 、その高さにより血圧値を認識したことが起源だと言われています。そして、1905年、ロシアの軍医ニコライ・コロトコフが、カフ(腕帯)で上腕の動脈を圧迫し、続いて減圧したときに生じる血管音(コロトコフ…

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