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2020/04/05

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  • こどもサピエンス史 ~生命の始まりからAIまで~

    コロナ二年目の夏がやってきましたが、皆様いかがおすごしでしょうか。 私の住むスウェーデン中部はエゾノウワミズザクラもライラックも終わり、今は芍薬や石楠花が咲き乱れています。長引くステイホームに、隣もそのお隣も庭にプール設置工事をしていて、せっかくのよい季節なのに外に座るとわりとうるさいです。私も負けじと芝刈りの猛音で対抗しています。 ちょうど一年前、コロナで県外への旅行が憚られていたときに、普段なかなか訪ねられずにいた日本人のお友達が経営するB&Bに行ってきました。うちから車で2時間ほどのHaveröという自然豊かでクマも出たりする(!)場所で、この地方の人たちには心の故

  • 海馬を求めて潜水を --作家と神経心理学者姉妹の記憶をめぐる冒険

    中村冬美さんとの共訳書が発売になりました! 書籍の内容について、みすず書房の編集者さんが素晴らしい要約を書いてくださりました。 探究心旺盛なノルウェー人姉妹がコンビを組んで、記憶の不思議をめぐる旅へ。海馬はいつ見つかった? 記憶と思い出す場所の関係は? 記憶力をよくする方法とは? なぜ人は忘れるの? 未来を想像するのにも記憶力は必要?――ときに記憶研究の歴史を紐解き、ときに記憶に問題を抱える人たち(テロの生存者、海馬を損傷した人など)を訪ね、ときに記憶のスペシャリストたち(研究者、タクシー運転手、チェスのグランドマスター、舞台女優、オペラ歌手、記憶力チャンピオン、未来予測家など

  • イラストレーターの起用も戦略!?

    いうまでもなく書籍の<命>はその中身です。あらかじめ書評や広告、あるいは知人・友人や図書館司書の紹介などで、その書籍のことを事前に知っている場合は別として、書店などで初めてその書籍のことを知った人たちに手にしてもらうには、タイトルや装丁が鍵になる、と思っています。 そこで今回は、フィンランドの児童書で、戦略的に挿絵を使っているに違いない、と思われるティモ・パルヴェラ(フィンランディア・ジュニア賞なども受賞している、フィンランドの代表的な現代児童文学者)の作品『エッラと友だち』シリーズをご紹介します。 パルヴェラが『エッラと友だち』シリーズの第一作を出したのは19

  • 大手オンライン書店以外から本を買う(スウェーデンの場合)

    日本にいてスウェーデンの本を物理的に手に入れようとすると、選択肢は限られてきます。出版されるほとんどの本が取り揃えられている大手オンライン書店はスウェーデンにもいくつかあります。けれども、国外への発送はあまり盛んではなく、ヨーロッパ圏外への発送を行っている書店はたったのひとつだけなのです。その唯一の書店 BOKUS は1997年創業と、スウェーデンでは老舗のオンライン書店です。ちなみに、BOKUS に先駆けること3年、1994年創業のアマゾンは、スウェーデンには長らく進出していませんでした。昨年秋にスウェーデンでもサービスが始まりましたが、現時点では国内発送のみとしています。

  • 北極圏ミステリーはいかが?

    以前、グリーンランド人をヒロインとする冒険小説『スミラの雪の感覚』について書きました。 この小説の舞台はほとんどコペンハーゲンで、氷に覆われたグリーンランドは少し出てくるだけです。今回はグリーンランドの普通の生活を描いた小説をご紹介したいと思います。 グリーンランドというと南極のようなイメージを持っていた私ですが、2016年7月に研究集会でグリーンランドのイルリサットを訪れる機会があり、それまでのイメージが塗り替えられました。 イルリサットの町中を歩く人々はアジア系の顔立ちが目立ち、みなさんよく日焼けしています。イルリサットの7月は快適で、Tシャツだけの人もいますし、ジャ

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