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北欧語書籍翻訳者の会note
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北欧語書籍翻訳者の会noteブログです。メンバーが北欧、翻訳、書籍、映画などについて自由に書いています。
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52回 / 365日(平均1.0回/週)

ブログ村参加:2020/04/05

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北欧語書籍翻訳者の会さんの新着記事

1件〜30件

  • Books from Denmark2021年上半期の選書リスト(ノンフィクションと児童書)――『つきのぼうや』を輩出したデンマーク発、判型、めくる方向が独特な絵本にご注目を

     早いもので、季節はもう秋ですが、前回に引き続きBooks from Denmark2021年上半期の選書リストを紹介いたします。今回はノンフィクション(大人向け)と児童書です。リストを作っているのは、デンマーク文化庁。つい先日、世界の翻訳者を集めて翻訳者セミナーをデンマーク第三の都市オルボーで行ったばかり。執筆者(枇谷)も参加したかったのですが、コロナの状況を鑑みて泣く泣くキャンセルしました。 Kavt og gratv脱rk - overs脱ttere blev klogere p奪 dansk humor og dialekt Klik og

  • アイスランド大学での学生生活

     アイスランドへの関心が高まり、学生の留学先にも希望する声が増えているらしいが、アイスランドでの学生生活についての率直な意見を目にすることは難しいようで、先日「実際どうですか?」と訊かれた。そこで、アイスランドで延々と学生生活を続けている私が、その経験と思うところを(とくにアイスランド大学での勉強について)いくらか書いてみることにした。  下記に述べるのは、国立アイスランド大学で正規学生である場合なので、交換留学生用のプログラムや、レイキャヴィーク大学、アイスランド芸術大学についてはよく分からないことを、ここで予め述べておく。  アイスランド大学の新年度がはじまるのは、夜に空

  • この秋はトーベ・ヤンソン! 映画x評伝x自選短篇集

    以前こちらのブログで、訳書『メッセージ トーベ・ヤンソン自選短篇集』についてご紹介させていただきました。自伝的要素が多く詰まっていて、「トーベ・ヤンソンってどんな人間、そして芸術家だったのかな?」という好奇心を満たしてくれる作品でした。 そんなトーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE』が、日本では10月1日に公開になります。 映画『TOVE』公式サイト わたしはこの春、一足お先にスウェーデンでこの映画を観てきました。ただ日本語の字幕にも興味があったので、その後、日本版の試写をオンラインで拝見させていただきました。なるほど、セリフとはこうやって訳せばいいのか……と大変

  • 読書の季節を前に(2021年ヨーテボリブックフェアのことなど)

     前回の担当記事で書いたスウェーデンの大手オンライン書店BokusのEU圏外への輸送停止問題は、いまだ解消されていません。6月下旬に更新されたお知らせには、8月中には落ち着く見込みとあり、夏季休暇期間中の進展はないと悟りましたが、8月ももう下旬、いまだ進展はありません。そんなわけで、いまはもっぱら、イングランドとオーストラリアに拠点を持つ大手オンライン書店Book Depositoryを利用しています。Bokusの事情を反映しているのかどうかは定かではないですが、スウェーデン語書籍の取扱いが急増しています。ちなみにフィンランド語などの書籍もそろっているようです。  さて、夏休みも終

  • ヴァランダー警部のイースタ

     ヘニング・マンケルの警部ヴァランダー・シリーズは、日本での北欧ミステリー・ブームの火付け役ともいえるでしょう。本格ミステリーとは言えないのですが、主人公の心理と市民の目線で見た社会問題がみごとに描かれています。ヴァランダー警部はごく普通の中年男性。不摂生がたたって糖尿病持ちです。自分の老いに対する不安、時代に取り残されるのではないかという不安が繰り返し描かれています。それでも警部としては優秀です。警部42歳から始まるシリーズの中で、認知症の父親や反抗的な娘との関係、そして遠くにいながら互いに惹かれあうリトアニアの女性バイバとの関係がそれぞれのペースで発展していき、シリーズ最終巻の『

  • スウェーデンの刑法改正と同意

     現在翻訳中のスウェーデン作品のテーマの一つは性的暴行。1985年から2011年にかけて被害に遭った女性たちが登場する。そのうちの一人は何年も経ってから「私はあのとき確かに抵抗した」ということを確認しようとする。  2018年の刑法改正で「同意なき性交」はレイプと見なされるようになったが、当然それ以前は違った。そこで1980年代から現在までの刑法のレイプ罪の規定(刑法第6章第1条第1項)の変遷について調べてみることにした。  1984年改正により、男性もレイプ被害者として扱われるようになった。 だが相変わらず暴行や脅迫によって性行為を強要されたことが要件で、被害者が飲酒のため

  • スウェーデン出身のアニメーション監督:ニキ・リンドロス・フォン・バール

     今回は、スウェーデン出身のアニメーション監督、ニキ・リンドロス・フォン・バール(Niki Lindroth von Bahr)をご紹介したいと思います。 NORDISK PANORAMA 2020 などのインタビューでご本人が語っている内容を元に構成しています。Stop Motion Geekのブログ記事(①、②)は、話の内容もさることながら、キャラクター考案時の資料や制作過程の写真が載っていたりして、とても興味深いです。他にも参考にした動画や記事のURLを末尾に掲載していますので、さらに詳しく知りたい方はぜひご参照ください。 トールとトール【※上

  • 幸福な記憶

     昔私は、カップルが遊園地や駅前やフラワーガーデンで点灯されるイルミネーションを見にいく意味が分かりませんでした。大抵はクリスマスや年末で寒い時期なので、そんな時期に灯りを見に行って楽しいの? と思っていました。独身時代の12月、仕事の帰りにどこかの駅前で輝くイルミネーションを見ると、「う~~、寒い。早く帰って鍋つつきたい~」と考えていました。こういうものを見にいくカップルは寒いからこそ寄り添って、愛を深めるのかもしれないですが。 そんな私がイルミネーションの効果に開眼する出来事が起こりました。それは今年、2021年5月の母の日でした。その日一緒に過ごしたのは愛する夫・・・ではなく

  • コロナ禍でのオンライン通訳

    お久しぶりです。今回は同じく言葉を扱うという仕事という括りで、通訳について、それもコロナ禍が始まったあとの仕事の形態がどう変わったかという体験談を書いてみたいと思います。 まずは少し昨年の状況について思い出してみます。 欧州で特に南の国からSarsCovid-19のパンデミックとなった2020年3月第一週、最後のお客様たちと4日間の対面での通訳を終えていました。 この方々はもうどうしても延期できないプロジェクトがあり、そのために来られていたのですが、社内調整も大変だったと伺っています。 その後、依頼のキャンセルや無期延期のメールがばたばたと受信箱に入ってくるようになりました。 年

  • Books from Denmark2021年上半期の選書リスト(フィクション)――デンマークのユニークな新興出版社が大躍進

    Books from Denmark2021年上半期の選書リスト  デンマーク芸術基金がデンマークの優れた本を年2回選定、推薦する選書、翻訳推進プロジェクト、Books from Denmarkの2021年上半期の選書リストが発表されました。 フィクション  今回のNOTEでは、フィクション、ノンフィクション、児童書の3つの部門のうち、フィクション編を紹介いたします。 くそったれ――私達が立てた中指を、あなたは涙で洗い流すの?  『くそったれ――私達が立てた中指を、あなたは涙で洗い流すの?』(Suget eller&n

  • アイスランド語の教材について

    アイスランド在住の朱位昌併(あかくらしょうへい)です。 今回は、1)以前noteで紹介したアイスランド語教材についての補足と、その後に受けた、2)2)アイスランド語のワークブックはないか、という質問にお答えしたいと思います。 以前noteで紹介したアイスランド語教材についての補足 去年、以下の通りアイスランド語の教材を紹介しました。 後者「アイスランド(語)を読もう!(初・中級者向け教材)」で取り上げた『Árstíðir』という掌篇集のオーディオブックが4月に発売されていたので、その紹介をします。 Árstíðir (Hlj

  • こどもサピエンス史 ~生命の始まりからAIまで~

    コロナ二年目の夏がやってきましたが、皆様いかがおすごしでしょうか。 私の住むスウェーデン中部はエゾノウワミズザクラもライラックも終わり、今は芍薬や石楠花が咲き乱れています。長引くステイホームに、隣もそのお隣も庭にプール設置工事をしていて、せっかくのよい季節なのに外に座るとわりとうるさいです。私も負けじと芝刈りの猛音で対抗しています。 ちょうど一年前、コロナで県外への旅行が憚られていたときに、普段なかなか訪ねられずにいた日本人のお友達が経営するB&Bに行ってきました。うちから車で2時間ほどのHaveröという自然豊かでクマも出たりする(!)場所で、この地方の人たちには心の故

  • 海馬を求めて潜水を --作家と神経心理学者姉妹の記憶をめぐる冒険

     中村冬美さんとの共訳書が発売になりました! 書籍の内容について、みすず書房の編集者さんが素晴らしい要約を書いてくださりました。 探究心旺盛なノルウェー人姉妹がコンビを組んで、記憶の不思議をめぐる旅へ。海馬はいつ見つかった? 記憶と思い出す場所の関係は? 記憶力をよくする方法とは? なぜ人は忘れるの? 未来を想像するのにも記憶力は必要?――ときに記憶研究の歴史を紐解き、ときに記憶に問題を抱える人たち(テロの生存者、海馬を損傷した人など)を訪ね、ときに記憶のスペシャリストたち(研究者、タクシー運転手、チェスのグランドマスター、舞台女優、オペラ歌手、記憶力チャンピオン、未来予測家など

  • イラストレーターの起用も戦略!?

     いうまでもなく書籍の<命>はその中身です。あらかじめ書評や広告、あるいは知人・友人や図書館司書の紹介などで、その書籍のことを事前に知っている場合は別として、書店などで初めてその書籍のことを知った人たちに手にしてもらうには、タイトルや装丁が鍵になる、と思っています。 そこで今回は、フィンランドの児童書で、戦略的に挿絵を使っているに違いない、と思われるティモ・パルヴェラ(フィンランディア・ジュニア賞なども受賞している、フィンランドの代表的な現代児童文学者)の作品『エッラと友だち』シリーズをご紹介します。  パルヴェラが『エッラと友だち』シリーズの第一作を出したのは19

  • 大手オンライン書店以外から本を買う(スウェーデンの場合)

     日本にいてスウェーデンの本を物理的に手に入れようとすると、選択肢は限られてきます。出版されるほとんどの本が取り揃えられている大手オンライン書店はスウェーデンにもいくつかあります。けれども、国外への発送はあまり盛んではなく、ヨーロッパ圏外への発送を行っている書店はたったのひとつだけなのです。その唯一の書店 BOKUS は1997年創業と、スウェーデンでは老舗のオンライン書店です。ちなみに、BOKUS に先駆けること3年、1994年創業のアマゾンは、スウェーデンには長らく進出していませんでした。昨年秋にスウェーデンでもサービスが始まりましたが、現時点では国内発送のみとしています。  

  • 北極圏ミステリーはいかが?

     以前、グリーンランド人をヒロインとする冒険小説『スミラの雪の感覚』について書きました。  この小説の舞台はほとんどコペンハーゲンで、氷に覆われたグリーンランドは少し出てくるだけです。今回はグリーンランドの普通の生活を描いた小説をご紹介したいと思います。  グリーンランドというと南極のようなイメージを持っていた私ですが、2016年7月に研究集会でグリーンランドのイルリサットを訪れる機会があり、それまでのイメージが塗り替えられました。  イルリサットの町中を歩く人々はアジア系の顔立ちが目立ち、みなさんよく日焼けしています。イルリサットの7月は快適で、Tシャツだけの人もいますし、ジャ

  • 北欧理事会/会議文学賞の日本での認知を広めたい!②

    スウェーデン系フィランド人作家にご注目を!  前回の①の記事で、北欧理事会/会議文学賞(Nordisk Råds litteraturpris/The Nordic Council Literature Prize)の概要と邦訳されている作品をお伝えした。  ①の記事に書いた通り、本賞受賞作の大半は未邦訳なわけだが、とりわけスウェーデン語系フィンランド人作家による重要な作品が未邦訳なのが気になる。ムーミン・シリーズが特に有名で、今年、本会の久山葉子さん翻訳で自選短篇集が発売されたトーベ・ヤンソンなども、スウェーデン語系フィンランド人作家だと言うと、分かりやすいだろう

  • 映像翻訳における「ら抜き言葉」の現在地

     最近、ら抜き言葉が気になる。身の回りの会話や文章で、たくさんのら抜き言葉に遭遇する。みなさんも普段、日常的に使っていると思う。もしかしたら「正しい(あるいは美しい)日本語ではないから撲滅すべき」という反対派の人もいるかもしれないが、個人的には、言語学を学んでいた立場から、ら抜き言葉は日本語の変化の1つであり、抗いようのないものだと考えている。言語学は言語の正しさを定義するものではなく、言語そのものを観察し研究する学問なのだ。言葉は移ろいゆくものであり、その変化こそが面白いと思う。  だから「気になる」というのは「言葉の乱れを指摘したい」という意味ではない。字幕や吹き替えの翻訳をし

  • 『ゴリランとわたし』  とっても愛おしいゴリラのママの物語

    5月の第2日曜日は母の日。 母の日にぴったりの児童文学を一冊紹介したいと思う。 その本は『ゴリランとわたし』 作:フリーダ・ニルソン 訳:よこのなな 絵:ながしまひろみ ~主人公ヨンナは児童養護施設『ヨモギギク園』で育つ9歳の女の子。 ヨモギギク園の子どもたちはいつも園長のヤードに、布団干しや掃除、ジャガイモの皮むきなどに追い立てられている。  時々子どもが欲しい大人がやってくると、子どもたちは品評会のごとく整列させられ、自分が選んでもらえないかとドキドキしながら待つ。  ある日ヨモギギク園に子どもが欲しいという人・・・いやゴリラがやってきた。誰もが怖がって蜘蛛の子を散らすように

  • 翻訳に意外と(?)役立っていること4つ

     翻訳者として仕事をしていくには、原語(私の場合はスウェーデン語)の理解を深めること、日本語力を磨くこと、本をたくさん読むこと、調査力を上げること、これらの努力が最低限であり近道はないと断言できますが、そのほかに「意外と役立つな」と思うことはたくさんあります。中には偶然の産物も多く、たまたま接した漫画や映画に、友人との会話に、遊びに出かけた先に、そのとき取り組んでいる翻訳のヒントが隠れていた、などということはしょっちゅうです。  私は中学からキリスト教系の学校に通っていたため朝の礼拝や聖書の授業があり、当時ははっきり言ってお昼寝の時間でしたが、それでもなぜか頭に残っているキリスト教や

  • 北欧理事会/会議文学賞の日本での認知を広めたい!(前半)

     英語圏には、ピュリッツァー賞、ブッカー賞、カーネギー賞など、日本でも知られる賞があまたある。  北欧語圏の文学賞は、どうだろう? ガラスの鍵賞や、スウェーデンのアウグスト賞受賞作の邦訳は案外進んでいるので、名前を耳にしたことのある人もいるかもしれない。  だが他にも知られるべき北欧の大きな文学賞がたくさんある。そのうちのひとつが、北欧理事会/会議文学賞(Nordisk Råds litteraturpris/The Nordic Council Literature Prize)だ。ちなみに北欧理事会とするか、北欧会議とするかは話が長くなるので私のHPにまとめている。

  • アイスランドのバラ

    オイズル・アーヴァ・オウラヴスドッティル(Auður Ava Ólafsdóttir)の小説『Afleggjarinn』が、神崎朗子さんによって翻訳され、『花の子ども』として早川書房より刊行されました。 以下のリンク先で冒頭が公開されています。 とても美しい装幀のようですので(筆者はまだ実物を手に取れていません)、見て触れて堪能していただきたい本ですが、電子書籍版もあります。 実は、縁あって本作の解説を書きました。 この解説では、作者オイズル・アーヴァの紹介や、作品が執筆された当時のアイスランドについて述べ、作中で重要な役割を果たす八弁の

  • あとがきには書けなかった『メッセージ トーベ・ヤンソン自選短篇集』翻訳裏話

    春になる頃にはパンデミックも収束傾向にあるだろうと思っていたら、意外とそんなこともありませんね。 わたしが住んでいるVästernorrland県は人口密度が11,3人/km²で、ストックホルム県の約32分の1という広々した場所なのですが、なぜか今、国内でもっとも感染拡大率が高くなっています。町中はもともと人がまばらで、今も密な場面を見かけることはないのですが、なんなんでしょうね……。当県ではついに公共の場所でのマスク着用推奨(2004年以前に生まれた人のみ)が発令されたので、人生初のマスク生活の始まりです。日本の皆様が大先輩に見えます。 さて、今日は最新訳書のことを少しお話させ

  • フィンランドの「歯のお手入れ」と「文芸作品で扱われた歯をめぐる物語」

     先日、重い腰を上げて歯科医院の門をくぐりました。そこに残されていた記録によれば、今回の受診は10年ぶりとのことでした。かねてから口腔衛生、特に、普段の歯のお手入れは、歯の疾患予防にとって極めて大切なことだということは分かっていても、あのキュイ~ン!? という高いモーター音が口の中で響くことを想像するだけで腰が引けてしまいます。  毎回担当する記事をアップすると、次のネタはどうしよう、とすぐ考え始めるのが常ですが、ちょうどそうしたときに久方ぶりに歯科医院の診察台に座ることになり、そこで自分の口腔内のレントゲン写真を見ながら、あたかも神の啓示のごとく「歯とフィンランド」をテーマにしよ

  • スウェーデン北部地方の文学フェスLITTFEST

     オンラインの打ち合わせやイベントが当たり前のようになってはや1年。当初は「オンラインなら、これまで参加できなかったイベントに参加しやすいかもしれない」と思ったものの、なかなかそんなには参加できるはずもなく、あれも聞きたかった、これも観たかった、ということが続いています。とはいえ、世界中のイベントにアクセスしやすくなっているのも事実です。  毎年3月の半ば、第11週目の木曜から土曜の3日間に、スウェーデンの北の都市ウーメオで開かれる「Littfest」という文学フェスティバルがあります。2007年から開かれているこのイベントは、当初は出版業界の商業化に反旗を翻す草の根運動として始

  • 復活してほしいグリーンランドの小説

       『ミステリーズ!』(東京創元社)はミステリーに関する月刊誌です。その中に「私はこれが訳したい」という連載記事があり、2020年6月号では久山葉子さんが『スミラの雪の感覚』について書いていました。この本は英語版からの重訳で、しかも今は絶版になっています。この記事を読んで、「そうだよ!北欧語から直接訳せる翻訳者さんたちが何人もいる今こそ、この本の新訳を出してほしい!」と思いました。この本はグリーンランド人がヒロインの小説です。  グリーンランドにはもともとイヌイット(エスキモー)が住んで採集・狩猟・漁労生活を営んでいました。1720年代にデンマーク=ノルウェー

  • ノルウェーで売れてる本 2021-03-15

    ノルウェーのオンライン書店 Adlibris の総合ランキング・トップ10から、ノルウェー語原著を紹介します。 第2位 Fremtidspiloter(未来のパイロット) Mia Börjesson 十代の親になるということは、変化の時代にいるということ。子どもは自分の進路を決めるパイロットになりつつある。航空管制塔にいる親は、新しい役割を見つける必要がある。 著者は、一般向け心理学の本を10冊以上執筆しているベテラン。本書は2013年発行だが、価格が下がったので売り上げが急上昇した。 第4位 Beredskapshagen(非常時用菜園) Maria Nordrum,

  • 粒ガヤを作ってみよう!

     翻訳の仕事を始めてからずっと字幕翻訳ばかりやっていたのですが、最近になって吹替翻訳に関わる機会に恵まれました。吹き替えは翻訳学校のカリキュラムの一部として少し習ったくらいで、ひと通りの知識はあったものの、仕事として20〜30分の映像を1本まるごと訳すことなど初めてでした。最初は『何これ字幕の100倍大変なんだけど!?』と思いましたが、アニメやドラマ作品の吹き替えを何話か経験した今は、『100倍は大げさだったけど、やっぱり字幕の3倍くらいは大変な気がする……』というところに落ち着いています。 吹替翻訳の難しさ  なぜ3倍大変なのか? それは私の経験&力不足によるところも大きいと思

  • 『よるくまシュッカ ぐっすりねむれる あいの ことば』

    私ごとで恐縮ですが、3月18日『春の睡眠の日』に発売される、拙訳 『よるくまシュッカ ぐっすりねむれる あいの ことば』 を紹介させてください。 春眠暁を覚えずと言いますが、みなさん夜しっかり眠れていますか? 自粛ムードが続くと、お出かけもままならず、運動不足も続いて夜ふかしになってしまう方も多いのではありませんか? 特に体力がありあまっているお子さんは、夜ベッドに入っても興奮してしまってなかなか眠れない、そんな日々が続いていませんか? 『よるくま シュッカ・・・』はそんな時にぴったりの、眠りのメディテーションの絵本です。 『よるくまシュッカ ぐっすりねむれる あいの ことば

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