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アルコール依存症(否認からの脱却) https://isoji-club.blog.ss-blog.jp/

始まりは保護室(檻)。断酒を始めて5年目、 肝硬変から肝臓がん併発。私の心中をブログという形で放出します。 少しでも「酒」で悩んでいる人たちの力になれたらなと思っています。

七(なな)
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2020/03/27

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  • 心を鍛えれば・・・?

    今日は週の始まりであり月末でもある。 現場と事務所と銀行をグルグル回るので、 屋内と屋外の出入り、車の乗り降りも多い。 こんな日は冷房病で頭が痛くなるのは違いない。 予防策として、事務所は30℃設定、カーエアコンは極力使わない。 しかしなぜ、銀行やオフィスビルは夏場にキンキンに冷やすのだろう? 全国でコロナの1.7倍の患者を生み出し、 東京でコロナの8倍にもなる死者を出している熱中症。 今の段階でもコロナは、「ただの風邪扱いしてはいけない恐ろしい病気」という位置づけで、 経済活動を止めてまでしっかりとした対策をすることが求められている。 コロナではあれだけ騒いでいたのに、 熱中症に関するニュースは、「気を付けてください」だけだ。 俺たち屋外作業の多い職種では、コロナより熱中症のほうが何倍も怖い。 去年の夏も、「マスクしてたら熱中症でやられちゃうよ」と、 ..

  • 「消防団=酒」は昔の話

    先日、消防団を題材としたドラマのことを書いた。 酒離れや車離れと並んで問題となっているのは、「若者の消防団離れ」だ。 巷では「少子高齢化」とか「団員の負担が・・・」とかキレイごとを言って、 消防団の問題は組織自体の存続についてだけ話題が盛り上がりがちだが、 こういう組織体質や運営の無駄については未だなかなか触れられていないのが実情だ。 消防団員減少の原因としては人口減少と少子化もあるが、そればかりではない。 式典や操法大会の練習への出役が入団拒絶のいちばんの理由である。 ネットでの情報が簡単に手に入れやすい昨今、 誰だってスマホひとつで調べることが出来る。 「10年で辞められる」と言われ、騙されて入団した俺たちの時代とは違う。 今の若者は簡単に騙されない。 消防団に必要なのは自分の地域を守りたいという責任感だと思う。 入団したからには火災や地震災害水害などの..

  • 土用の丑の日

    この1週間、毎日体温越えの気温の連続で、 いくら水を飲んでも、いくら休んでも、疲れが抜けにくくなっている。 体力が弱ると、気力も持続しなくなってしまう。 以前のように酔っぱらって疲労を麻痺させるような生活をしていたなら、 今年の夏はぶっ倒れていたことだろう。 暑すぎてビーチでは海水浴客もまばらだとか。 今夜は隅田川花火大会だそうだが、「暑い中ご苦労様」としか言いようがない。 30年ほど前、当時は彼女だった妻と上野に行ったとき、 「今日は何でこんなに混んでいるんだろう?」と話していると、 浴衣を着てうちわをあおいでいる人が多く、 「どこかのお祭りだね」とあまり気にしていなかったが、 彼女のアパートに帰ってテレビを付けると、隅田川の花火大会がやっていた。 「テレビのほうが落ち着いて見ていられるね」と笑ったのを思い出す。 土用の丑の日なのに国産ウナギの在庫がはけ..

  • コスパ、タイパ

    最近コスパやタイパについて話題にされる事柄が多い。 めんどくさいことや時間がかかることを嫌い、楽をして得をすることこそが正解といった風潮だ。 「急がば回れ」は時代遅れなのか? 長期間の修行を経て身に着けた技術や人脈も無駄なのか? コスパやタイパで浮いた金や時間を、趣味やゲームに費やすことは無駄ではないのか? 俺も空白の時間を嫌い、早く答えを求める傾向がある。 スケジュールを詰め込んで、余った時間を次の仕事で埋める作業をしがちだ。 その思考の根底には、「ヒマな時間に飲酒欲求が起きたらヤバい」という不安がある。 断酒7年目でも、まだまだ気持ちにゆとりが無いのだ。 過去の俺は、年間20~30万円、700時間くらい飲んでいた。 断酒している今から考えると、コスパもタイパも悪かったと言える。 コスパやタイパのメリットとしては、 金や時間を効率的に使える、他の物事に割け..

  • 連日39℃オーバー

    言っても仕方ないが、暑い。。。 連日39℃オーバーって・・・ 鼻で吸い込む空気が熱い、アスファルトの上を歩いていると足の裏がジンジンする。 昨日の最高気温も40℃に迫る危険な暑さとなり、体に酷な暑さが続いている。 7月としては、観測史上最も猛暑日が多くなる予想で、 熱中症警戒アラートと言う言葉も珍しく思えなくなってきた。 最高気温は高いのだが、梅雨明け前までよりも朝晩が過ごしやすいと思うのは俺だけだろうか? 夜は寝苦しくなく、朝も25度くらいまでは下がる。 空気が乾いているから、風が吹いていれば日陰は涼しく感じられる。 ただ、日中のアスファルトやコンクリートの上では、過酷な暑さだ。 それに、車に乗るときがたまらない。 極力日陰を見つけて駐車するようにしているが、 日陰の無い場所では、乗車時にハンドルが持てないほどになっている。 盆前が1年で一番暑い..

  • 若者の〇〇離れ

    酒飲みに対して、飲酒自体を「時間のムダ」、「金のムダ」とよく言われる。 ただそこにはデメリットもあるだろうがメリットも多い。 酒の飲みすぎに対するリスクを考えている人は、過去の俺みたいなバカな飲み方をしない。 アルコール依存症者とちがって、「適量」を守ることが出来る。 飲む飲まないは人の勝手だと思うから、嗜好品ぐらいの感覚で良いと思う。 ”若者の酒離れ” 節約のため、健康にもマイナス、自分のコントロールを失うことが怖いなど、 「アルコールを飲むと生産性が著しく下がるから」という理由で飲まない若者が多い その原因の一端は、スマホを媒体としたコミュニケーションにもある。 若者はものすごく高い生産性でコミュニケーションを繰り広げている。 飲酒によるコミュニケーションは時間のムダであり、金のムダなのだ。 若者の酒離れと同様に車離れもある。 ”若者の車離れ”って、そも..

  • 飲酒は悪?適量は善?

    酒を飲んで酔っぱらうのホントの意味 飲んで楽しくなるのはウソ 飲んで考えられなくなるがホント 脳の機能が低下しているだけなのだ。 極論→脳を委縮させている。 長年の飲み続けると脳に悪影響を及ぼすはウソ 少量でも飲めば脳を委縮させるがホント 厚労省が推奨する「適量」はあ、仕方なく提示した量 首相の趣味である税収が減るし、大手酒造メーカーが怖いので、 「飲むな!」とは絶対に言わない。 酒が分解されるとアセトアルデヒドが発生する。 アセトアルデヒドは、発がん性を高くしたり、睡眠妨害となったり、老化の速度を速める。 これだけのカウンターパンチを食らうと、ダメージも大きいだろう。 アルコール依存症者は、言い訳や隠し事についてはプロフェッショナルである。 しかし、アルコールは依存性のある薬物の一種となっており、 それを詳しく説明されると、さすがの嘘つきのプ..

  • 再飲酒のプロセス

    昨日は日曜日だったのでゆっくり断酒について再考してみた。 断酒7年目の俺、現在飲酒欲求は一切起きていない。 実際、飲みたい気持ちを我慢しているんじゃない、「酒なんてどーでも良い」とすら思っている。 俺は、アルコール依存症と診断される以前から、根っからの酒好きで、 「酒が趣味」、「酒が飲めないなて人生無駄にしている」なんて周囲に言い放っていた。 しかし酒は万能薬ではない。味や香り、酔いによる高揚感を楽しんでいるまでは良い。 酔って嫌なことを忘れるため、ストレス解消のため、寝つけないから眠るため、となってくると、 それは本来の酒の使用目的とは異なってくる。 アルコール依存症で精神病院に5か月間入院し、それと同時に重度の肝硬変が発見された。 そして3年前の肝細胞癌の切除手術も追い打ちとなり、飲酒欲求なんて起こす余力も無くなった。 人間、底つきを経験し、これ以上ないとい..

  • イベントの有料化

    今年はメダカの幼魚の生存率が低い。 先週末から続いた連日体温越えの猛暑が原因だと考えられる。 昨日の夕方、メダカの入っている水槽とバケツの水替えをしていて、 「これではダメだ」と、幼魚の入っているバケツを玄関の中に入れた。 成魚の入っている水槽は重くて持ち上がらないので、古い葦簀(よしず)で覆った。 メダカがいる場所は、夏は桜の葉で日陰になっているので、 昨年までと同じような飼い方をしていたのだが今年はちがう、暑すぎる。 夏本番を迎えるこれからが思いやれれる。 メダカも飼い初めて5年目、ここ数年買い足していない。 自分の周りを泳いでいるメダカが、親であり子であり兄弟姉妹である。 近親交配の影響もあるのかもしれないな。 ウチの地域では、3年ぶりに夏祭りが先週開催された。 昨夜も近隣の町の花火の音がしていた。 全国各地で夏祭りや花火大会が復活している。 そんな中..

  • 消防団が舞台のドラマ

    来週後半から全国で10年に一度レベルの高温と予想されている。 「10年に一度」とかキャッチーなことを言われても毎年のことなので響かない。 「生命の危険」と言えば本気で危機感を持たれると思う。 サクラチェッカーの話を長女から聞いた。 商品レビューには、「サクラレビュー(やらせ)」が混じっていることがあり、 そのサクラレビューを見抜けるサイトで、 恥ずかしながら俺は、娘に教えてもらい最近初めて知った。 まあ俺の場合は、頻繁にネットショッピングをするわけではないし、 必要に迫られたときだけ、一度買って良かった店へのリピーターとなっているため、 偽レビューなど気にしたことは無い。 店の住所も書いてない、メーカ名不詳で激安の怪しい転売っぽい商品は最初から見ない。 別に激安なら、期間限定のポイント消化で騙されるのを前提に買うのも良いかも? 消防団を題材とした..

  • 肝臓がんの再発無し

    肝臓外来に行ってきた。 先日のMRIの検査結果を聞くのと、血液検査が目的だ。 血液検査を終え病院に入っているコンビニでパン昼食、これが俺の病院でのルーティーンだ。 診察は14時30分だったが、14時15分には俺の番号が呼ばれた。 これはラッキー! 早く帰れる。 普段なら30分~1時間は待たされるのが当たり前なのに、 昨日に限っては、逆に早く呼ばれて少し驚いた。 暑くてキャンセル続出なのかもしれないな。 診察室に入ると、担当医がMRIの画像と血液検査表を眺めていた。 この時間がいちばん緊張する。 それは、3年前に昨日と同じタイミングで肝細胞癌を告知されたからだ。 画像と表を見ながら医師が、「大丈夫ですね、問題ありません」 ホッ 癌の再発は無く、血液検査の結果も良好だった。 「この表を見る限りでは、正常な肝臓と何ら遜色ありません」 「肝硬変だと言われなければわか..

  • 冷房病(クーラー病)

    週末から続く体温越えの猛暑、 家ネコはエアコンのある部屋で、外ネコは日陰でダラ~ン。 日陰のメダカも1匹また1匹と、残念なことに日々命を落としている。 昼休みにはメダカの水を入れ替え、外ネコの寝場所のそばには水を撒いてあげている 人間様は早出をして、30分おきに休憩をはさみながら昼まで外仕事、 昼休みを長く取り夕方から再始動し、夕暮れまで惰性で動くか、無理せずデスクワーク。 とてもじゃないが38~39℃の午後の炎天下には出ていられない。 アスファルト上は、靴の裏が溶けるんじゃないかと思うほどに焼けている。 若いころなら無理もできたが、50代後半の今では最初から諦めている。 暑い!と言うとなぜか毎日埼玉県の熊谷市から中継が入る。 毎日最高気温を記録しているのは別の場所なのに。 熊谷市は「暑い!」を売りにしている。 元気の良い熊谷市民は、最高気温が群馬や栃木、埼..

  • 仲間が廃業の挨拶に

    連日の災害レベルの猛暑に、昨日は午後から現場作業を中止とした。 気温が体温を超えると、体も頭もボ~っとしてくる。 平熱が36度の俺は、39℃では3日連続高熱でうなされているようだった。 コロナにはかかったことが無いが、こんな状態が何日も続くのだろうか? 連日の猛暑に、もう体が持たない。 これで寝込んで今週1週間を棒に振るくらいなら、 半日デスクワークで身体を休める方が良い。 近所の職人さんが、廃業の挨拶に来てくれた。 その人は61歳、工場をたたんで来月から新しい職に就くそうだ。 「この歳じゃ まだ遊んでいられねーからな」と言った。 物価高、増税、インボイス制度、 我々零細企業にとっては、世知辛い世の中になってしまった。 トラブル続きのマイナンバーカード、 デジタル大臣の暴言&失言 「名前を変えることを検討する」 「マイナンバー制度を始めたのは旧..

  • 電動キックボード

    昨日は週末帰省していた長女を最寄りの駅まで送っていった。 就活帰省していた長男とはすれ違いとなってしまい残念そうではあったが、 久々の連休に、娘もリラックスできた様子だった。 娘を送る道中、県道を走行中にヒヤッとした。 前の車がブレーキを踏み右に膨らんで走っていたので、「チャリンコだな」と思ったら、 ノーヘルの電動キックボードだった。 田舎の車道をノーヘルで自転車よりも遅い速度で走られたら怖いよ。 ハンドルの幅も狭いし、ペダルをこぐ足も動いていない、 それにタイヤも小さいので、一瞬歩行者と見間違えてしまった。 調べてみたら ↓ 7月から改正道路交通法の一部が施行され、特定小型原動機付自転車という種別が追加。 条件を満たした電動キックボードは16歳以上であれば免許なしで運転ができ、 ヘルメットも努力義務でしかないそうだ。 さらに時速制限などを切り替えることで..

  • 夏祭り回避できず

    秋田では記録的な大雨で大変なことになっている。 大雨や台風と言えば、西日本や太平洋側を想像してしまう。 東北の日本海側の大雪のニュースはよく目にするが、 豪雨情報はあまり聞かないような気がする。 そんな中、「緊急安全確保」が発令されるような大雨に、 生命への危機感も感じていることだろう。 被害にあわれた地域の皆さんには命を優先する行動をとってもらいたい。 大雪に対する備えは万全だろうが、水害が少なかった地方のせいか、 河川改修が豪雨地域に比べると遅れているのか? 今回の被害を見ていると、日本どこに住んでも災害リスクを負うんだなと実感した。 いつどこでどんな災害が起きても不思議ではない、これが異常気象なのか? 一方、俺の住む関東地方では昨日も猛暑日、 暑くなるのを予想して朝7時から畑の除草作業をしていたが、 休憩を繰り返しても、どんどん上がり続ける気温と照り..

  • 高血圧、低血圧、貧血

    血圧の「上」と「下」についての記事を見た。 たしかに俺は、上の数字しか気にしていなかった。 「上と下の差が少ないと良くないよ」とも言われていたが、 何のことだかチンプンカンプンだったが調べようとも思っていなかった。 Ans ↓ 『上』は『収縮期血圧』(最高血圧) 『下』は『拡張期血圧』(最低血圧) そもそも『血圧』とは、心臓から送り出された血液が血管の壁を押す力のこと 『上』は、血液を全身へ送り出すときに心臓が収縮し、血管に強い圧力がかかっている状態の値 『下』は、心臓が収縮した後、次に送り出す血液を充填するために、心臓が拡張しているときの値 なお、血圧に使われる単位は『mmHg』 自宅で測定する『家庭血圧』の正常値は、上が125mmHg、下が75mmHg未満 酒を飲んでいたころの俺の血圧は上が135~145くらい、下が80くらいだった。 断酒後の現在の血..

  • 閣外協力

    今日は近所の夏祭りだ。 先週末のやぐら組立て、明日の片づけが俺の出役だ。 お祭りの時間帯は酒の誘惑を恐れて毎年自宅に居ないようにしている。 去年までは末にの時間帯には断酒会の例会に出席していたが、 今年の場合は開かれる例会が無い、どうしよう? この夏祭り、10年ほど前までは地域の祭りであったが、今は違う。 過疎化と少子高齢化により、従来通りのお祭りのカタチが困難となり、 現在は有志を中心に実行委員会を組織し存続している。 お祭を残したい、神輿を担ぎたいと言う気持ちのみが先行しがちだが、 神社の宮司さんからの言葉にもあったように、 まず最初にお祭りを開催する意味を熟知しなければならない。 それまで継続してきた祭りの伝統を崩してはならない。 執行部には、お祭の私物化と見られてしまわれないように注意してもらいたい。 しかし近年は、神事、祭典というより、お祭がイベ..

  • 嘘つきのプロ

    酒には「アルコール依存症」 タバコには「ニコチン依存症」 と言われても、実際に禁酒禁煙できる人は少ない。 何が、どんな風に体に悪いのか? どうやったら禁酒禁煙を成功させられるか? 実際に止められる人、止めようと思った人が少ないから、「まだいいや」となっていまう。 成功者に詳細を説明されても、本気で止めようと思っていないから、 聞いたふりをしてスルーしてしまう。 要は、体に悪いことは承知していても、飲酒欲求喫煙欲求には勝てない。 表向きは禁酒禁煙を公言しても、隠れて裏で飲んだり吸ったりしている。 依存症者はウソつきのスペシャリストだ。 施設内全面禁煙でも、喫煙スポット探すプロだ。 アルコールチェッカーにも綿密に計算して対策する数学者だ。 病院の駐車場で車を停めて人待ちをしていた時、 ゴミ集積所の奥に看護師が数人屯していた。 よく見ると皆建物の陰に隠れ塀に..

  • MRI中、睡魔に襲われる

    今朝は雨上がりで涼しい。 朝晩はこれくらいじゃないと体がまいってしまう。 それにしても猛暑に豪雨、それに突風と、めちゃくちゃな天気が続く。 体温を超える気温のこんな日は、灼熱の屋外とキンキンに冷えた屋中の、 出入りの繰り返しで、頭が痛くなり膝から下が重くなる。 梅雨も明けていないのに、早くも秋が待ち遠しい。 「人生100年時代」、「80歳の壁」といった記事を目にする。 老後資金の枯渇問題、健康や認知症といった老いへの恐怖で不安になると言う。 肝臓がんを切除手術した俺にとっては、 「60歳の壁」である。 癌を切除してから10年以内に再発する割合は75~80%、 確実に再発するものと俺は見ている。 老いや認知症については考えたことが無い。 しかし、「これから家族にどれだけ迷惑をかけるのだろう?」 「正常な精神状態を保ち続けていけるのか?」 「残された妻..

  • 今日はMRI検査

    今日は、今年に入って初めてのMRI検査の日だ。 俺は4か月に1回、肝臓のCTとMRIを交互に行っている。 2月にCT検査を行ったので今回はMRIの順番だ。 俺のMRIやCTの検査は造影剤入りなので、もしものために妻に付き添ってもらっている。 病院には車で行くので、検査後に気分でも悪くなったら運転できないからだ。 今まで6年間、何度も検査を受けて来たが、不調を訴えたことは無い。 ただ、「造影剤入りますよ~」と言われた瞬間に、 身体が熱くなって、ほろ酔い気分にはなる。 俺の経験上、MRIよりもCTの造影剤のほうが、身体全体が火照る。 その感覚は、飲んでいたころを思い出す。 昨日は朝晩2回、息子の就職試験のために最寄りの駅まで送迎した。 昨日は二次試験の日で論文試験だったそうだ。 この試験に合格すれば最終試験の面接が8月にあるのでまた一時帰郷する。 猛暑の中..

  • 大雨と猛暑

    九州では大雨続きで地盤も緩み、 ウチのように裏に山を背負っているお宅は夜もおちおち寝ていられないだろう。 音や揺れなど異変に気づいたら即行動し、命を守る行動をとってもらいたい。 昨日は朝から暑く、日中には気温が体温を超えた。 熱中症警戒アラートも出た。今日も37の予報・・・ 熱中症警戒アラートが出されている日は運動は原則中止だそうだ。 たしかに日陰で長い休憩を取りながらじゃないと、昨日のような天気では体が持たない。 昔ならこんな日は、夕方シャワーを浴びてキンキンに冷えた生ビールだったな。 熱中症対策としては、アルコールを飲む人は二日酔いと睡眠不足は命取りとなる。 アルコールの利尿作用からの脱水と、アルコールを飲んだときに身体の中で起こるアルコール代謝。 二日酔いや寝不足が重なると、身体のメカニズムが崩壊し、大人でも命の危険に晒されたりする。 俺も飲んでいたころ..

  • 酒の試飲はキケン

    長男が、就職活動のためにまた一時帰郷している。 「お土産は要らないよ、手ぶらで来いよ」と言ったが、 今回もやはり「新潟と言ったろこれでしょ」と、笹団子と柿の種を買って来た。 「新潟は日本酒が定番だけど、おとうちゃんが飲めないらなー」と言っていた。 彼はお土産を買うのが好きである。 それは、妻の実家のある北海道に幼少期から何度も訪れており、 新千歳空港の2階を知ってしまっているからだ。 彼を駅まで迎えに行き、帰りの車中で、 「アキバで日本酒フェアやるらしいよ」と言ってきた。 そこではアニメの声優さんがトークショーをするそうで、そのあたりからの情報らしい。 彼はアニメ好きでもある。 ウチの子供たちが愛してやまない秋葉原、 9月と10月にアキバで日本酒飲み比べイベントを開催するそうだ。 調べてみると、「Tokyo SAKE Collection 2023 ~サケ..

  • 夏祭りの準備

    来週末に行われる夏祭りの準備に行ってきた。 コロナも第9波が来ているらしいが、 周りの地域でも夏祭りが復活しているといった影響もあり、 ウチの地域でも今年からまた夏祭りが再開する。 俺の仕事は毎年やぐらの組み立てとお祭り後のやぐら解体だ。 「酒」が伴うので、俺はお祭の本番には顔を出さない。 参加しなくとも、お祭りを間近で見てしまうと、 ただでさえお祭り男の俺は昔の記憶がよみがえり、絶対に血が騒いでしまうと確信する。 お祭りのメンバーの中には、昔の飲み仲間や後輩たちが多数参加する。 絶対に酒を勧められる、もしくは酒の席に誘われる。 間違いない。 だから、6年前に精神病院を退院してからは準備と片付けだけ出役し、 お祭り本番の時間帯は断酒会の例会に出席するようにしている。 しかし、今回はお祭りに当たる日に例会を行っている会場が無い。 「お祭り中はドライブにでも行こ..

  • 余った時間はラッキー!

    来週のMRI検査を前に反復学習。 アルコール依存症と同時期に診断された重度のアルコール性肝硬変(チャイルドピュー分類C)、 断酒により肝硬変はほどなくチャイルドピュー分類Aまで回復したが、 診断されてから3年で肝細胞がんが発見された。 癌細胞は1つで直径1.1cm、腹腔鏡下肝切除からそろそろ3年が経ち、現在自覚症状はない。 切除された癌細胞からステージはT1と初期~中期の段階であった。 俺は肝硬変治療を始めてから4か月に1度、MRIとCTを交互に検査している。 なので早いうちに処置することが出来た。 しかし肝臓癌は外科手術によって癌細胞を切除したとしても、 術後2年以内におよそ7~8割の確率で再発する。 手術(肝切除)1年以内に再発する率は25~30%。5年以内なら70~80%となる。 俺は3年が経過するので、とりあえず2年の壁はクリア! がんを完全に切除し..

  • 熟年離婚

    熟年離婚が増えてると言う。 俺自身は離婚を考えたことは無いが、 妻から三下り半を突き付けられるならば、それはそれで良いと思っている。 子供たちも自立して、もしそのようなことになったならば、 「長く縛り付けて悪かったね」と言って送り出すことだろう。 その思考の根底には、自分に自信を持ってないということがある。 俺は稼ぎが良いわけでもないし、メンタルが弱くて酒に逃げ家族に多大なる迷惑をかけて来た。 妻には不自由な思いばかりさせてきた、我慢ばかりさせてきた。 その中でも、妻とばあちゃんの嫁姑間の確執が大きい。 俺は常に妻側に立って接してきたつもりだが、 「お義母さんの目があるから何もできない、どこにも行けない」と、ことあるごとに言っていた。 サザエさん一家のような昭和な家庭は過去の話し、 今でさえこんな状態なのだから、これから先は三世代居住など不可能に等しい。 ..

  • 友人が新車購入

    友人が新車を買ったので乗せてもらった。 中型のハイブリッドで30㎞/L走るそうだ。 納車してから1週間しかたっておらず、扱い方がまだよくわからないと言っていた。 以前の彼の車は20年以上乗っていた。最近の車にはまだ追いついてけていない。 「子供たちがみんな就職したから少し余裕が出来た」と言うのが新車購入の理由だ。 大学の授業料と仕送りが終わった彼は新車を運転しながら清々しい顔をしていた。 ウチもあと半年で子供たちが全員社会人となる。 でも俺は36年目の愛車を手放すことは無い。 20歳から乗っている、乗りつぶしだ。 ハンドパワーウィンドウだしラジカセだし、エアコンの効きこ良くないが、 快適ではないところがまた可愛い。 俺の身体の一部と化しているので新車を見ても羨ましくない。 マイナンバーカードの管理に不安を感じる高齢者らを対象に、 暗証番号の設定がなくて..

  • 昼例会でイラッ!

    妻と断酒会の昼例会に行った。 例会場に着く前に仕事で3カ所ほど立寄るところがあったので、 仕事のついでに2時間の例会タイムと言ったところだ。 断酒会に本気の妻は、 「例会前にこんなに待たされるのなら別々の車で行けばよかった」と言った。 俺は、「断酒会にはたまに顔を出して、忘れられない程度にしておこう」程度のスタンス。 俺と妻の断酒会に対する温度差を感じた。 月に1度のこの例会は普段の例会とは少し違っていて、 酒害体験談ではなく、一つのテーマについてのディスカッション形式となっている。 俺も妻も秘かにこの例会を楽しみにしているところもある。 酒害体験談も6年も続けているとそろそろネタ切れだからだ。 今回のテーマは「共依存」についてだった。 アルコール依存症者には使い古されたテーマかもしれないが、 共依存について俺の中の経験と知識をもとに喋ることが出来た。 ..

  • 「肝臓がんだ」と暴露

    親友の親父さんは脳腫瘍が元で亡くなられた。 おばさんも脳疾患が原因で亡くなられた。 遺伝の可能性も無いわけではないので、彼に脳ドックに行くことを勧めた。 ウチも3代に渡って脳ミソの病気にヤラレている。 俺のおじいちゃんが脳溢血、おばあちゃんと親父が脳梗塞、 そして俺は13年前にクモ膜下出血ということで、 ウチの子供たちは血統書付きのサラブレッドなので、 近いうちに脳ドックを受けさせるつもりだ。 日曜日の弔問の時、親友2人に俺の肝硬変と肝臓がんのことを明かした。 このことは、彼らにはいずれ話すつもりだった。 でも、「営業に支障をきたすから公言しないでね」と釘は刺しておいた。 ただでさえ周りからは「アイツはアル中だ」 と言う目で見られているのはうすうす気づいている。 これ以上同業他社に弱みを握られたくない。 2024年パリ五輪では、会場内でのアルコー..

  • 草刈りと弔問

    日曜日は朝から地域の河川清掃があった。 河川清掃は8時開始なのだが、7時半には方々で草刈り機の音がし始める。 年寄りが多いため、フライングは毎年のことだ。 地域の集会なども遅くとも10分前にはいくようにしている。 定時に行ったのでは、「遅いよ!」と言わんばかりに遅刻扱いで冷たい視線を感じる。 その河川清掃だが、定時より早くから始めたのだから、一生懸命頑張るのかと思いきや、 早く終わらせて早く帰りたいという思考のほうが優先するので作業は雑だ。 特に今の時期は、「暑くなる時間になる前に早く終わらせよう」となる。 それに、年配者が自分の畑や庭を刈るように草刈り機を振り回すので、危なくて仕方ない。 他の地域では、高齢者が川に下りて作業するのは危ないと、道普請に変えたとも聞く。 コロナ前までは、河川清掃が終わると集会場で慰労会があった。 慰労会だけを楽しみにしている人も..

  • 依存症の回復とは

    妻がプリズンサークルと言う映画を見に行ってきたそうだ。 初めて日本の刑務所にカメラを入れた圧巻のドキュメンタリーで、 暴力の連鎖に反対する人たちに捧げられている。 官民協働の新しい刑務所で、受刑者同士の対話をベースに犯罪の原因を探り、 更生を促す「TC(Therapeutic Community=回復共同体)」というプログラムを導入し なぜ自分は今ここにいるのか、いかにして償うのか?と言った内容だ。 彼らが向き合うのは、犯した罪だけではない。 幼い頃に経験した貧困、いじめ、虐待、差別などの記憶。 痛み、悲しみ、恥辱や怒りといった感情が根底にある。 これをアルコール依存症の回復に当てはめてみたらどうだろう。 アルコール依存症に苦しむ個人が身体的、心理的、および社会的な健康を回復し、 アルコールの摂取を制御できるようになるプロセスを指す。 依存症は脳の変化に..

  • 依存症予備軍

    アルコール依存症者の9割は自覚がない。 日本には約900万人の“アルコール依存症予備軍”がいると考えられている。 その内訳は、アルコール依存症疑いが約300万人、問題飲酒者が約600万人だ。 アルコール依存症者の数はおよそ100万人と言われているが、 依存症者と予備軍の境目はグレーソーンだ。 ごく普通に働いている人の中にも、無自覚なまま依存が進行している人は少なくない。 もしかして自分もグレーゾーン?と、 飲酒の習慣がある人なら、自分のリスクレベルがさっそく気になるところだろう。 当時俺も「酒は百薬の長」を言い訳に好き勝手に飲みまくっていた。 気の合う仲間と酒を飲むと楽しいし、目上の人とも流暢に会話が出来た。 辛い時、ムカついた時には鎮静剤ととして役に立った。 マイナス面は睡眠不足とたまの二日酔いくらいだった。 健康面の不安など微塵も感じたことは無かった。 ..

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