日曜日の昼間、勤務中の妻から電話があった。 「〇高の応援団がテレビに出てるよ」 姉からもLINEがあった。 「〇〇高校応援団出てるよ テレビ見てる?」 慌てて自宅に戻り、テレビを付けて見た。 話しの通り、俺が高校の時所属していた応援団がテレビに出ていた。 あの頃を思い出し、懐かしく視聴した。 校歌と応援歌のリーダーと太鼓を見ながら口ずさんでみると、 あれから40年も経っているのに全部歌えた。 記憶を辿りながら2番3番を思い出してみても、ほとんど覚えていた。 勉強そっちのけで、それだけ本気で活動していたんだなと自分に感心した。 応援団と言えば、責任、団結、礼儀、節度、 キッチリした上下関係のタテ社会、自己犠牲的な精神。 俺たちの高校時代はまだスポ根も通用していた。 応援団は、現代の若者にはいちばん敬遠されそうな集団だ。 それに似たような精神と人間関係..