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アルコール依存症(否認からの脱却) https://isoji-club.blog.ss-blog.jp/

始まりは保護室(檻)。断酒を始めて5年目、 肝硬変から肝臓がん併発。私の心中をブログという形で放出します。 少しでも「酒」で悩んでいる人たちの力になれたらなと思っています。

七(なな)
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2020/03/27

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  • ペットの飼育放棄

    04.30現在朝4時、曇ってはいるがまだ雨粒は落ちていない。 ゴールデンウィーク前半は全国的に雨や風が強まり、 まとまった雨が降り、荒れた天気になるという。 一方、ゴールデンウィーク後半は「10年に一度の高温」だとか。 やっと防寒着を脱いだばかりだというのに、ちょっと早すぎやしませんか? 当然身体は暑さに慣れていないというか寒さを覚えているくらいだ。 そうなると、屋外での作業も、帽子をかぶったり、水分補給をこまめに行うなど、 暑さ対策を行う必要がある。 早くもエアコンを回すことにもなるのか? 寒暖の差には慣れていないが、「10年に一度」というフレーズには慣れた(笑) いっそのこと「例年取りの暑さです」で良いのではないか? ただ、豪雨による「50年に一度」だけは被害が大きすぎるので避けたいところ。 そして、また去年みたいに6月中に梅雨明けにならなけれれば良いの..

  • 春季祭典

    今日は祝日「昭和の日」 2006年(平成18年)までは「みどりの日」だった。 昭和天皇の誕生日4月29日は昭和の日で祝日、 みどりの日は5月4日にスライド。 平成天皇の誕生日は12月23日で平日扱いとなった。 (去年は祝日だと勘違いした) おまけに海の日や山の日などの新しい祝日も増え、 それに、振替休日が入ってくると訳が分からない。 昔は、1月15日は成人の日、10月10日は体育の日などわかりやすかったが、 現在はカレンダーで確認しないと、いつが祝日かわからない。 まあ、うちらの業界では 祝日 = 平日 なので、大勢に影響なないのだが、 電話が繋がらないのだけは困りものである。 だが今年は違う。 コロナで休止していた神社の春季祭典が本日行われる。 順番で地域の神社関係の役員を受けてしまっているため、 今日は終日神社に詰めていなければならない。 以前ならば..

  • 格差を助長するだけ

    少子化対策に関する記事を読んだ。 少子化が加速しているといっても、ここ20年、東京23区内で生まれた子どもの数は減っていない。 大卒の大企業の正社員同士の共働きのパワーカップルが集中している。 ここでは育児休業制度の推進や保育所の整備が成功した。 パワーカップルにとっては子どもを産みやすくなっている。 一方、夫が中小企業勤めで、妻がパートという地方の典型的な世帯や、 そもそも結婚していない人に対してはあまり意味のない対策である。 そもそも異次元の少子化対策とは、 夫婦ともに正規雇用の大卒で大都市に住む大企業勤務に偏った政策である。 非大卒、地方居住、中小企業、非正規雇用、自営業、フリーランスの声は届いていない。 地方には、正社員同士の共働き世帯なんて少数派なので、育休はとれないし、 もともと保育所は余っていて、廃園するところさえある。 男女共同参画も同じ..

  • 長男が就活

    昨日から、就活のために一時帰郷している長男が事務所で勉強している。 事務所の机は子供の学習机として10年以上前からひとつ確保している。 引き出しの中は子供たちのものが入っているので、俺は開けたことがない。 彼らのホントの学習机は、自宅の2階で「宝物入れ」と化している(笑) 事務所には有線でPC用の光が入っていて、Wi-Fiはいわゆるバリサンなので、 ストレスなく彼らの手持ちのノートパソコンが使える。 昨日は都内で説明会があったそうで、 久しぶりの東京に、「帰って来たなあ」と言っていた。 ただ、もともと杉桧に囲まれた田舎育ちの彼にとっては、 日本海側のゆっくりとした今の生活も嫌いではないと言う。 なんといっても海が近いということが、 山っ子の彼にとっては、こたえられない景色だそうだ。 はたしてどんなところに就職するのだろうか? ただ、事務所でのお勉強の邪魔になる..

  • 大廃業時代

    関連業者さんから電話があった。 「そろそろ工場を畳もうと思うんだ、電話ですまんな」と。 話を聞くと、大口の取引先の経営難によって仕事を切られたそうだ。 ウチもその人とは少し違う形だが、ここ数年は非常に厳しい経営状態だ。。 請負単価は上がらないのに、コロナ禍に加え、材料費高騰、光熱費値上げ、 そうなると人件費を下げるしかない。 たとえブラックと言われようとも残業や休日出勤は、「無かったこと」として目を瞑るしかない。 大企業は社員の年収UPを声高に訴えているが、深海魚の我々にまでは届かない。 元請けの私腹を肥やすため、逆に下請けの我々は値引きをさせられる始末。 今後、個人事業主や零細企業は「隠れ倒産」が激増する。 倒産数自体は減っているが、いわゆる隠れ倒産は凄まじく増加している。 経営難に追い込まれた個人事業主や零細企業は、 休業や廃業、解散という形で、続々と会..

  • 今年の畑も準備OK

    日曜日は畑で野菜の苗植えをした。 2週間前に堆肥と苦土石灰を混ぜて撹拌し、 マルチとキュウリネットもスタンバイOKだ。 種類は例年と同じでキュウリ、ナス、ゴーヤー、ピーマン、オクラの5種類。 理由は、育てるのが簡単でよく食べるものだから。 散水とたまに肥料を蒔いて、あとは毎朝収穫するだけだからね。 トマトやカボチャも簡単だが、余って腐らせてしまう。 春先に埋めたジャガイモも順調に育っている。 ジャガイモも簡単で保存が利く。 用心に用心を重ねていたので、心配の種だった腰痛も起こることはなく、 苗植え後には畑の周りの除草も終えることが出来た。 今週は雨降りの日が多そうなので、次はタケノコ堀りが早朝の仕事となる。 今週末には長女と長男が帰省してくるそうなので、 少しは手伝ってもらえるよう頼んでみる。 同県内に住む長女は、いつも通りの週末帰郷だが、 北陸に..

  • あばちゃんの携帯電話

    ウチのばあちゃんの携帯電話が突然換わった。 姉が自分のスマホの機種交換のためにドコモショップに出向いたところ、 「ゼロ円だから」、「お店に来なくてもダイジョブだから」と、 ついでにばあちゃんの携帯も勝手に換えてきてしまった。 ばあちゃんの携帯電話は、名義人は姉、月々の支払いはばあちゃんと、 なんだかめんどくさい契約をしているためにそのような事態となった。 そもそも俺は、ばあちゃんがいつ携帯電話を持ち始めたのか知らない。 たぶん俺の脳が酒に支配されていた時期だと思う。 確かに3G回線サービスは2026年に終了するが、まだあと3年もある。 データ移行もせずに、手さげ袋に入った新品を持ってきたので、 これからmicroSD経由でデータ移行しなければならない。 それに、らくらくホンからふつうのケータイ(4G)に変えたので、 操作方法がわからないし、ボタンが小さくて見えな..

  • おじさんは叩いて良い?

    昨夜、畳んだ着替えの中から長さ10㎝越えの大きなムカデを発見! 胴体は黒光りして無数の足はオレンジ色、 妻に殺虫剤のありかを聞いた。 妻が持ってきたのは「凍殺ジェット」 凄いネーミングだ。 至近距離からスプレーしたら瞬殺だった。 凍殺ジェットは名ばかりではなかった。 「おじさんは叩いて良い風潮」といったコラムを読んだ。 高給取りなのに仕事の手を抜く「働かないおじさん」、 「臭い」とか「キモい」といった容姿への中傷など。 社会が不安定になると、不満のはけ口として何かを叩くというのは昔から繰り返される。 2000年代はニート、もっと最近では生活保護受給者がその対象になっていた。 ネガティブなイメージが広まった一因として、 情報収集の仕方が劇的に変わってきていることが挙げられる。 SNSでの情報収集が主流となり、短くてインパクトのある言葉、写真が繰り返し閲覧..

  • 忘れかけのコロナ

    新型コロナウイルスのニュースがめっきり減った。 第9波が起こり、第8波より大きな規模になる可能性もあるらしい。 人々の気も緩み、これから夏に向けて感染拡大するかもしれない。 でも、可能性や懸念などはいつでもどこにでもあるものだ。 5類移行により、「コロナは風邪」と軽視する人も増えるだろう。 ワクチンの効果も時間が経って薄れているんだろうな? 来週から始まるゴールデンウィークには旅行者もコロナ禍前と同じ水準まで回復するようだ。 コロナについて忘れかけていたので覚書き↓ 5類に移行したあとの療養期間は、発症の翌日から5日間。 無料となっている検査や、陽性が判明したあとの外来診療の費用は自己負担。 ただ、急激な負担の増加を避けるため、高額な治療薬は引き続き公費で無料。 入院費は、原則として自己負担(負担軽減措置アリ) ワクチンの接種は、重症化リスクの高い高齢者などは5..

  • 10歳違っていたら?

    昨夜寝入る前にふと思った。 今の齢と10歳違っていたら? 10歳上だと65歳、 社会人になり、バブルの恩恵を全身で浴びていた世代だ。 現在定年退職して悠々自適の人も居るだろう。 俺も、入社した会社が居心地が良く、そのような立場だったかもしれない。 だが、酒の話は別だ、お調子者の俺はもっと酒の沼にハマっていただろう。 俺の若いころも酒宴や団体旅行も多かったが、 もし俺が10年前に生まれていたら、「酒」で今はこの世に居なかったかもしれない。 アルコール依存症という病気は今以上にタブー視され、 精神病院入院なんて口が裂けても言えなかった。 酒が原因で亡くなっても、「肝臓が悪かった」、「あの人は酒が好きだった」で, 話はうやむやのまま終わる。 しかし現在は精神疾患に対する見方も変わり、アルコール依存症=精神病と認知されつつある。 俺が今生きていられるのも、「酒好き」..

  • 「結婚=嫁ぐ」という感覚

    俺たち夫婦は同い年だ。 28歳の時長女、30歳で次女、32歳で長男が生まれた。 長女と長男の年の差は4歳、短いスパンのように感じられるが、 周囲を取り巻く環境は、その4年間でがらりと変わった。 バブルの余波の記憶がある俺たち世代から、 第二次ベビーブームと就職氷河期世代の転換期だ。 長女の時は両親がそろい2人兄弟の子が多かった。 4歳下の長男の時は片親でひとりっ子が増えた。 そのころから子供の人数も見る見る減り始めた。 核家族化が加速し、三世代が居住するお宅がわかりやすく減った。 若い人も住み慣れた我が家を後にし、都市部へと移住した。 嫁入り、婿入り、実家を守るという言葉を聞かなくなっていった。 そして周囲は、すごいスピードで高齢化が加速した。 「私はこの家に嫁いだわけではない、あんたと結婚したんだ」 俺が家業を継ぐことになり、第一子の長女が産まれ、実家..

  • 犬の肝臓腫瘍続編

    日曜日は畑の土づくりとキュウリネットを設置した。 土曜日も休みだったのだが、あいにくの終日ドシャ降り。 朝から快晴だったので、午前中に終わらせてしまおうと7時から作業開始。 腰の調子がヤバかったので、例年より1週遅めの春野菜の準備だ。 昼まで少し時間が余ったので、メダカの水槽の水替えもした。 お昼ご飯が待ちきれずに、3匹のノラたちも俺の周りに座って待っていた。 そこをハイキングの人たちが通りすがり、スマホで写真を撮ろうとした。 「ちょっと待って!」 作業中だったが、俺は席を外した。 猫の写真にオジサンが写り込んでちゃダメでしょ。 それに、SNSにでも上げられたらイヤだしね。 午後は、山にタケノコの様子を見に行った。 毎年連休前くらいには出始めるのだが、既に数本地面から顔を出していた。 計6本ほど出ていたので掘って帰って、皮をむいて灰汁抜きをした。 翌日の..

  • 腰痛の弊害

    先週末は雨、腰には最悪な天気だった。 突然のピキンッ!が怖くて、無理が出来なかった。 汚い話、トイレで座っても思い切って踏ん張ることが出来ない。 100パーの実力が出せないわけだ(笑) せっかくの休日なのに、 この雨で山のタケノコも出始めているかもしれないが、見に行くことが出来ない。 畑も堆肥と苦土石灰を撹拌して、春野菜の準備(土づくり)ができなかった。 ウチのタケノコは北面なので、出る時期が少し遅い。 例年どおりならば、GWが最盛期だ。 キュウリやナスの苗も、そろそろ買いに行かないと残り物ばかりになってしまう。 とても歯痒い。 灯油が残りわずかになっていたので、妻が俺の代わりにGSに行ってくれた。 普段から灯油の買出しとタンクへの給油は俺の役目だが、 妻は俺の腰を気遣って、灯油が入ったポリタンクは重たいのに代役を買って出てくれた。 そこまでは良かったの..

  • 婚姻届けの証人

    昨夜、ごく近しい知人から妻に入電アリ。 その人の息子さんの結婚についての話だったそうだ。 息子さんは、既に婚姻届けを役所に提出済みなのだそうだが、 その人は新郎の母親なのだが、婚姻届けの証人として二人から依頼されず、 新婦側の両親が婚姻の証人になったそうだ。 その人は、籍は残しているが旦那さんとは別居中で、 旦那さんと苗字は一緒でも住所が違う。 息子さんもそのへんに気を使ってのことだったのだろう。 調べてみた、【証人の署名】証人は誰にするのか? 証人の定義、『二人がお互いに結婚する意思があること』を証明してくれる人のこと。 証人の条件は、「18歳以上の人、2名」なので、18歳以上であれば誰に頼んでもOK。 親や祖父母、友達、同僚や上司など、条件を満たしていれば誰でもOK。 両親にお願いすることが多いが、友人や上司、恩師に頼んでも良い。 氏名、生年月日、住所..

  • 今年も腰痛

    この季節、また腰が痛み始めた。 一昨年は腰部椎間板ヘルニアで3ヵ月内勤を余儀なくされた。 去年は日々の浴槽内ストレッチのおかげもあったのか腰痛は起きなかった。 しかし天候の影響もあり、昨日あたりからまた腰というより背中が痛み始めた。 前回ヘルニアになったときも同じような場所から痛み始め、 無理して仕事をしていた結果、足の指先までしびれ、二足歩行も困難となった。 アルコール依存症者によくある大腿骨骨頭壊死を疑ったが、腰部椎間板ヘルニアだった。 今回痛みがあるのは、背中の左下部、 一昨年腰の痛みについて勉強した時、膵炎や膵臓がんも疑った。 「背中の左下が痛む場合は、膵臓の病気が隠れている可能性がある」ということを知った。 身体に弱い部分が見つかると、どんどん悪い方に思考が向いてしまうものである。 膵炎について、いま流行のチャットGTPに聞いてみた。 「急性膵炎..

  • 年忌法要は必要?

    ウチのばあちゃんは、相手のことを試す癖がある。 毎度のことながら、見ていてそれはすごく俺をイラつかせる。 先日の親父の十三回忌の時も、 来てくれる姉には何も言わずに勝手に引き出物を用意していた。 「姉ちゃんには言ってあるの?」と聞くと、 「そんなこと、あの子もわかっているよ」と。 案の定、何も知らずに例年通り手ぶらで命日の墓参りに来た姉もビックリ。 そこでばあちゃんは(常識がないヤツ)と判断するわけだ。 相手の出方を試して、自分の思った通りに動かないと、「非常識」と相手を見下す。 自分の中の常識こそ正義なのである。 普段から常にそんな感じなので、俺とも妻とも何度も衝突してきた。 まあ最近は妻も、「あ、そうですか」と聞き流すようにしているので、 期待していた返事が帰って来ないので、ばあちゃんも不満そうである。 毎度毎度そんなのに付き合っていたら疲れちゃうよ。 ..

  • 6回目入院記念日

    6年前の2017年(平成29年)4月14日、 俺は上から下から血まみれの状態で精神病院に担ぎ込まれた。 (詳細については過去ログ参照) 入院生活は鉄格子で囲まれ施錠された便器1つしかない保護室(檻)から始まった。 入院手続きをするときにも、離脱症状で手が震えて、 自分の名前すら書くことが出来ない状態だった。 自分のいる場所が精神病院だということにも気付いていなかった。 鉄格子の檻の中に居ることにも違和感が無かった。 完全に俺の脳は酒に支配されていた。 そしてその日は、この先俺が生きている限り続く、 俺とアルコール依存症との闘いの始まりの日となった。 入院して初めてアルコール依存症が精神病だということを知った。 6年間でアルコール依存症 → 肝硬変 → 肝臓がん まるで教科書に書いてあるような経緯で今日まで来た。 今のところ、2年半前に切除した肝細胞がんの..

  • 年忌法要?命日?

    駐車場の桜の木もほぼ葉桜となり、 今朝も地面とトラックの荷台の茶色くなった花びらと真っ赤ながくを、 ブロアーで吹き飛ばしてきた。 花びらって、濡れてこびり付いたら取れないので、 ある意味葉っぱより始末が悪いんだよね。 昨日は親父の十三回忌だった。 妻とばあちゃんは前日にお供え花と引き出物を揃えた。 俺も塔婆を寺まで引取りに行き、墓地清掃も終わらせてあったので、自準備は完了。 俺は通常通りに朝から仕事に出た。 昼休みに帰宅すると、ちょうど姉が到着したところだった。 姉夫婦が来るのかと思っていたが、姉は一人で来た。 まあ十三回忌といっても法事をするわけじゃないんだからそんなものだよ。 仏壇に線香をあげ、4人で墓地に行き墓参りを済ませた。 帰宅し、昼食を取りながら暫し歓談。 13時になったので俺は、「じゃあごゆっくり」と言ってまた仕事に戻った。 夕方..

  • 十三回忌

    今日は亡くなった親父の十三回忌だ。 昨日は墓地清掃に行ってきた。 お彼岸に大きく掃除をしているので、今回は昼休みにちょこちょこっと1時間で済んだ。 今日はお寺さんに頼んでおいた塔婆を立てて墓参りをするだけなので、来客は姉夫婦だけだ。 以前のように大々的な法事はない。 現在は一周忌の法要も行わないお宅が多いと聞く。 コロナの影響か家族葬も増え、葬儀への参列もめっきり少なくなった。 今から12年前、東日本大震災の1ヵ月後に親父は亡くなった。 震災の影響で斎場に空きが無く、葬儀は2週間待たされた。 あれからもう12年も経ってしまったんだなぁ。 現場監督としてサラリーマンを6年経験し、仕事が楽しくなってきた矢先、 親父に「そろそろ帰って来ないか?」と言われた。 実家は俺のおじいちゃんから続く建築業を営んでいる。 「何年か修行をさせてくれ」と言った手前、いずれは引っ..

  • 犬の肝臓に腫瘍

    知合いのお宅のワンちゃんが病気だそうだ。 話を聞くと、俺と同じ肝臓に腫瘍が見つかったそう。 飼い主のその人も、さぞかし心配だろう。 その犬は15年も一緒に居るそうで、そうなるともう家族だよね。 我が子より世話がかかる分、自分のこと以上に心配がどんどん膨らんでしまうだろう。 「早くよくなると良いね」と気やすく言いたいところだが、 肝腫瘍となると、病気が病気なだけにことは重大だ。 そのお宅では、早めに何らかの決断が求められる。 うちのシロも危ない時が数回あったので、その人の今の心情は痛いほどわかる。 迅速に且つ、時間をかけて家族会議していただきたい。 気持ち、時間、労力、金 簡単に天秤にかけることはできないだろう。 「とても難しい判断だとは思うけど、よく話し合ってください」と言った。 肝臓は沈黙の臓器と言われているので、なかなか症状に現れないが、 目が虚ろで..

  • 命の境界線

    今朝、ネコのトイレ掃除のとき、 猫のトイレの中に1匹のゲジゲジが入って脱出不能になっていた。 ネコのウンチを入れながらそのゲジゲジもすくってしまい、ビニール袋にIN 密封してしまうのもかわいそうなので、そっと窓の外に逃がしてあげた。 そこでふと思った、虫ってどこまでが殺して良い虫なんだろう?と。 蚊やゴキブリは容赦なく殺せるがバッタやクワガタは殺せない。 体長何センチまで? 害虫だから? そのほかにも、我々の普段の食生活の中では、 ニワトリは食べるがスズメやツバメは食べない。 豚牛は食べるが犬猫は食べない。 クジラは食べるがイルカは食べない。 その土地土地の食文化によって多少の違いはあれど、だいたいそんなところ。 それ以外にも境界線がハッキリしないグレーな部分はたくさんある。 ハラスメントとおやじギャグ、虐待と躾け、公営競技とパチンコ、など。 俺の病..

  • 飲まずにはいられない

    ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシア軍の死傷者のうち、 多数の兵士らが戦闘以外の原因で死亡しているらしい。 ロシア軍内で、飲酒に関連する偶発的な事故や犯罪行為による死亡がかなりの数に上っている。 ロシア社会の飲酒の習慣から、軍内では作戦の遂行中でさえ、 飲酒が暗黙の了解として認められているそう。 訓練なしで戦地に派遣され命の保証はないとなれば、飲まずにはいられないだろう。 ロシア人はウォッカを飲む習慣があり、アルコール中毒も多かった。 だが、国家レベルでのアルコール依存症対策で、ロシア人のアルコール摂取量は年々減っている。 それに、実際は日本よりも飲酒の頻度は低い。 ロシアでは、理由もないのに日常的に飲むようなことは不適切と考えられているようで、 もちろん毎日のように飲んでしまう人もいるにはいるが、 それはアルコールに溺れた一部の人たちであって、 決して平均的な..

  • 借りて来た猫

    例会からの帰りの車中、妻との会話の中で妻は、 「私はココじゃなく、違う自助グループのほうが良いんじゃないかって思い始めた」と言った。 アルコール依存症酒害者の家族である妻は、「共依存」に関心を持っていた。 そこから、彼女の父親(俺の義父)の、妻子に対するDV(暴言)や、 AC(アダルトチルドレン)について深く勉強するようになった。 昨夜もDVに関するZoomミーティングで部屋から出てこなかった。 月末には都内で催されるDVに関する講座に出席するそうで、 「おとーちゃんも行く?」と聞かれたが丁重にお断りした。 だって俺DVしてねーし、されてねーし、 妻からのプレッシャーを吸収して消化するのに苦労しているくらいだ。 俺も以前から、「彼女は断酒会じゃないよな」とは思っていた。 最近では、DV,AC,ネグレクト、ハラスメント、女性差別などの話は、 妻の前では安易に話せなくな..

  • 親が入社式に出席

    坂本龍一さんが亡くなった。 当時中学生だった俺はYMOの音楽に衝撃を受けた。 YMO、ソロの坂本さん、細野さん、はっぴいえんど、矢野アッコちゃんの音楽は、 今でも車とスマホに入っていて聴き続けている。 坂本さんは癌が身体中に転移し、帰らぬ人となった。 弱音を吐かなかった坂本さんも医師に「つらい。もう、逝かせてくれ」と頼んだそうだ。 俺も2年半前に肝臓がんの手術を受けている。 肝細胞癌は、必ずと言って良いほど再発する癌だ。 俺もその時が来たら、坂本さんのように悔いなく最期を迎えることが出来るのだろうか? コロナも一段落し、対面での入社式を再開する企業も増えている。 最近では親が入社式に出席すると言ったケーズもあるという。 実際に出席したという親は1割を超えたそう。 来るのを良しとする企業、行こうとする親、来ても良しとする子供。 旧式人間の俺にはまったく意味がわか..

  • 現代の酒は贅沢品

    昼例会に参加した。 年度初めなのに多くの人が集まっていた。 若い人からベテランさんまで、酒害者本人のみならず家族の人の顔も多かった。 なので、アルコール以外にもDVやACの話題も次々と出て、 内容は多岐に渡り、とても興味深い話を聞くことが出来た。 しかし俺が例会に行った理由は、途中で役所に寄って書類を提出したり、 帰り道のホームセンターでネコたちのゴハンを買うというのが目的だったが、 それは同行した妻には言っていない。 酒タバコはむかしストレス発散や癒しのための嗜好品だった。 しかし現在は、酒 = 嗜好品から贅沢品になりつつある。 良い家に住む、良い車に乗る、海外旅行に行く、良い酒を飲むは、 一握りの富裕層の身に与えられた特権で、一般庶民には夢の中の話となりつつある。 金がもったいないから飲みに行かない、パチ屋にも行けない。 アルコール依存症者やギャンブル..

  • ”ヒマ”は天敵

    昼休みに一時帰宅し昼食を取った。 俺の足音がすると、3匹のノラたちも昼寝から目が覚めたようだ。 俺が事務所に戻ってくると、ノラたちはニャーニャー鳴いてすり寄ってくる。 この時間は3匹のごはんタイムでもあるのだ。 カリカリに夕食の残りのアジを切り刻んだものを混ぜたら、 奪い合うようにがっついて食べていた。 その後、散りゆく桜を見ながら玄関わきの椅子に腰かけ昼休憩を取った。 前の道を通るトレッキングの人たちが口々に、 「きれいな桜ですねー」と声をかけてくれる。 でも、桜を見てくれるのは通り過ぎる間の10秒だけ。 消防団の分列行進で言う「かしらーなか!(頭中)」みたいなものだ。 ウチの桜は建物と建物の間にある駐車場に立っているので、遠くからは見えない。 急に大きな桜の木が出現するのでビックリするようだ。 トレッキングの人たちは、俺の周りにいる3匹のネコたちにも気..

  • タイヤ交換

    俺「明日は休日だから、晴れたら一緒にタイヤ交換しよう」 妻「わかった(渋々)、洗濯が終わってからね」 翌朝、 妻「台所の洗い物しておいて」 俺「わかった、ネコたちのゴハンが終わってからね♪」 「午後、タイヤの入れ替え手伝ってね♪」 妻「え~、洗濯があるし~、台所片づけなくちゃだし~、2階も片づけなくちゃいけないし~」 「だったらそっちも手伝ってよ」 俺「いいよ、でもどれをどう片付けたら良いかわからないから指示してね」 妻「やってみなくちゃ私だってわからないよ」 ん? なんだか話があさっての方向に向いて来た、軌道修正しなくちゃ。 俺「とりあえず順番を決めよう」 妻「ブツブツぶつぶつ・・・・」 俺「わかった。もういいよ」 結局妻はタイヤ交換がめんどくさいのである。 文句を言われないように、あらかじめ前日から約束していたのに。 妻の言う台所や2..

  • 世代間ギャップ

    先日、映画「PLAN 75」を見たと書いた。 75歳の人が“死を選べる”社会になった日本…みたいな映画だ。 この映画のように、そんな制度が出来たとしたら、 死を選ぶ人も少なからずいるのではないか? 俺は持病のために75歳まで生きること不可能だろうが、 子供たちへの負担を考えると、 健康体だったならきっと「YES」と言うだろう。 癌が再発転移を繰り返しても、延命措置よりも緩和ケアを望む。 長生き出来るのは金持ちだけとなってしまうのか? 結婚して子供を持てるのも金持ちだけとなってしまうのか? 高齢者と若い世代の考え方のギャップ、 自分が後期高齢者になったときに自分が年金で生活していけるのかという不安と、 若いエリートたちが弱者を冷笑するような文化がある。 そもそも能力がある人とない人に分けること自体に無理があり、その区別は誰がどう作るのか? 単純に世代間のい..

  • 腰の疼き2023春

    桜も散って駐車場の車は水玉模様だ。 乗り出すたびに掃除するのがめんどくさい。 しかし、苦労の甲斐あって車はキレイでいられる。 今日は妻と娘の車のタイヤを夏タイヤに交換する予定なのだが、 週末から腰の疼きか止まらない。 また椎間板ヘルニアが起きても困るので、作業には細心の注意が必要だ。 2年前のちょうど今頃もこんな感じだった。 足の付け根がたまに激しく痛み始め、日を追うごとにその痛みは増していった。 たまにギックリ腰の時のような痛みを足の付け根に感じる時もあり、 多量長期間飲酒による「大腿骨骨頭壊死」を疑った。 その痛みは、しばらくすると治まるのだが、 「今? なぜこのときに??」みたいに、ふいに襲って来た。 もし大腿骨骨頭壊死ならば、 壊死した部分は生きた骨の持つ修復能力がないため、 壊死の範囲が大きかったり部位が悪かったりすると、 しばらくして形がつ..

  • くも膜下出血と記憶障害

    俺は49歳でアルコール依存症と重度の肝硬変と診断された数年前、 42歳の時にくも膜下出血で開頭クリッピング手術を受けている。 その前日は酒宴に参会しており、「日付が変わったから帰ろう」という時間まで飲んでいた。 翌日朝10時ごろ、工事現場で配達中に材料を肩に担いだまま目の前が真っ暗になり倒れた。 子供のころからしばしば貧血で整列中に倒れていたので、 また貧血か飲み過ぎによる脱水症状だと思っていた。 少し車の中で休んでいたが、激しい頭痛と大量の汗、それに吐き気が止まらなかった。 その場に居続けては現場の人に迷惑だと思い、残りの材料の荷下ろしを終えその場を去ることにした。 やっとの思いでコンビニまでトラックを運転していったがそこで力尽きた。 家の人に電話を入れ、「運転できそうにないから2人で来てくれ」と、迎えに来てもらうよう頼んだ。 体調はどんどん悪くなり、結局..

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