南砂町駅で行われている、線路切り替え工事。これに伴い東京メトロ東西線の、東陽町〜西葛西が終日運休となっています。代行バスには首都圏の路線バス各社が勢揃い。単線を行ったり来たりする葛西〜西葛西では、タブレットに見える代用閉塞や手信号が用いられるなど、令和の地下鉄とは思えない光景です。
【格安グリーン個室】長野電鉄スノーモンキー乗車記 成田エクスプレスE253系の今
長野〜湯田中で走る長野電鉄の特急。スノーモンキーではかつて成田エクスプレスで活躍した、E253系電車が活躍しています。かつてのグリーン個室はSpa猿〜ん、指定席個室として利用できます。料金はなんと1200円!1〜4人で自由に使え、安くて快適です。
【武豊線211系】引退寸前の車両が来た!東成岩行き臨時 はんだ山車まつり
はんだ山車まつり開催に伴い、JR武豊線で臨時列車が運行されました。中央本線から退く211系が応援に駆けつけ、最後の勇姿となります。さらに東成岩駅止の普通臨時列車も設定。全線単線の中で行き違い設備をフル活用し、随分を実現しました。半田駅高架化工事も進みます。
【1日限り鉄道復活した神栖市】貨物線用鉄道に乗る!鹿島臨港線特別列車[2310長野(8)]
鹿島臨海工業地域には貨物輸送のための鉄道が敷設されています。鹿島臨港線は貨物専用線であり、旅客列車は5年間しか走りませんでした。2023年鹿嶋まつり開催時、1日限りで旅客輸送が復活しました。鹿島サッカースタジアム駅より、鉄道がない神栖市を往復。特別運行の様子をお届けします。
【10月廃止】東海道新幹線車内販売オススメ 山崎12年ウイスキー・シンカンセンスゴクカタイアイス[2310長野(9)]
2023年10月末をもって廃止される、東海道新幹線普通車のワゴン車内販売。グリーン車のモバイルオーダーのみになります。シンカンセンスゴクカタイアイスと山崎12年ウイスキー、東海道新幹線弁当をご紹介します。一番オススメできる販売メニュー、最終日までにぜひお試しを
【日本最北の離島】定期観光バスで行く利尻島の旅[2305礼文(4)]
近場の稚内より遠い日本最北限の離島、礼文島。ハートランドフェリーから香深港へ、非常に便利な定期観光バスのご紹介です。澄海岬、レブンアツモリソウ、スコトン岬、北のカナリアパークなど主要な観光地を巡ります。車窓含め島の魅力を極限までご紹介します。
2024年春デビュー予定の新型やくも273系電車、東海道本線・湖西線での試運転が行われました。サンダーバードどの並びも見られます。やくもブロンズをまとった車体は非常に美しく、全国初の車上型制御付自然振り子方式を採用しています。50年ぶりの新型車両には、セミコンパートメントも備えられました。
【地下駅通過】特急ゆけむり号がメトロ車両に!長野電鉄3000系特急(東京メトロ03系)[2310長野(6)]
長野から湯田中温泉で運行されている、長野電鉄の特急列車。小田急で活躍したHiSE「ゆけむり号」が運用変更となり、通勤電車が充当されました。譲渡された東京メトロ03系が3000系として活躍しており、地下駅を地下鉄車両が通過するという非常に珍しい光景を見られました、
【復活】大和路快速うれしート運行開始!奈良〜大阪 通勤輸送の今後
加茂・奈良〜大阪を関西本線経由で結ぶ、大和路快速。10月23日から1号車後ろ寄りに、有料座席うれシートがデビューしました。座席はこれまでと変わらず、転換クロスシート。のれんで仕切るだけの実験的導入です。やまとじライナー廃止から10年、その需要はどれほどでしょうか。
【特急かいじ高尾行き】運休中の中央線 代行輸送バスで高尾・八王子駅を観察[2310長野(7)]
2024年以降導入される中央線快速グリーン車。 高尾駅線路切替工事に伴い、八王子〜高尾駅では運休、バスによる代行輸送が実施されました。定期特急列車が停まらない、高尾を終着駅とする特急かいじ号に乗車し、全列車折り返しの高尾駅と八王子駅の様子を観察しました。
【どこまで乗り継げる?】気動車特急リレー旅[宿毛〜紀伊勝浦]
電化されていない区間含め、より多くの場所で走れるディーゼル特急。西日本を中心に沢山運行されており、地方都市まで長距離輸送のネットワークを維持しています。最も長い気動車特急の乗り継ぎを実施。第三セクター鉄道の通過も含め、四国の宿毛駅から紀伊半島の紀伊勝浦駅まで、3日間かけて遠回りしてみました。
【隣はパーテーション】ビジネス新幹線SWork Pシート導入開始! 料金・予約方法
東海道新幹線に新たなビジネス座席、SWorkPシートが導入されました。B席にパーテーションを設け、テーブルやリクライニングにも加工が施されています。+1200円の追加料金で、隣に人が来ないプライベート空間です。こだま・ひかりにも導入され、N700S全車両にビジネスブースも。
【鉄道と煙草】東海道新幹線N700喫煙ルーム廃止 列車禁煙までの歴史
JR東海・JR西日本、・JR九州は2024年春をもって、東海道山陽九州新幹線の喫煙ルーム全てを廃止すると発表しました。 東海道山陽新幹線ではN700・N700Sの3号車・10号車・15号車。山陽九州新幹線ではN700系3号車・7号車に設けられています。喫煙車廃止まで鉄道とタバコの関係に注目してみました。
【ひかり車両基地行き】博多総合車両所へ乗り入れ⁉︎ 団体臨時列車で行くふれあいデー
博多総合車両所で行われた新幹線ふれあいデー。新大阪駅から日本旅行の旅行商品で、車庫行きのN700Sが運行されました。JR西日本の最新造車両です。山陽新幹線から博多南線の先まで、回送列車として直通する団体臨時列車。車庫におけるイベント等も魅力的です。
【夜行グリーン個室】WEST EXPRESS銀河・紀南ルート プレミアルーム乗車記/運行ダイヤ[2310WEST銀河(2)]
WEST EXPRESS銀河紀南ルート夜行便に乗車。2人用グリーン個室(プレミアルーム)からまるで寝台特急の旅です。和歌山ラーメンや橋杭岩などのおもてなしも盛り沢山。復活した京都・大阪から新宮を走る夜行列車、その運行ダイヤや行違い列車も徹底的に解説します。
【夜行グリーン個室】WEST EXPRESS銀河・紀南ルート プレミアルーム乗車記/運行ダイヤ[2310WEST銀河(2)]
WEST EXPRESS銀河紀南ルート夜行便に乗車。2人用グリーン個室(プレミアルーム)からまるで寝台特急の旅です。和歌山ラーメンや橋杭岩などのおもてなしも盛り沢山。復活した京都・大阪から新宮を走る夜行列車、その運行ダイヤや行違い列車も徹底的に解説します。
【和室フェリーの旅】新日本海すいせんステートA 苫小牧→敦賀21時間乗船記[2309北海道廃線]
北海道〜関西を結ぶ新日本海フェリー。和風個室で21時間の旅です。苫小牧東港→敦賀の深夜フェリーでして、船内にはレストランや露天風呂まで備わっています。徒歩客による浜厚真駅を利用したアクセスから、船内から見られる日本海の景色まで、詳しくご紹介します。
【JR初の廃止路線】幌内線廃線跡めぐり 石炭輸送を支えた北海道最初の鉄道[2309北海道廃線]
北海道最初の鉄道である、官営幌内鉄道。幌内線は国鉄分割民営化から3ヶ月で廃止された、JR最初の廃止路線です。石炭輸送のために敷設された、岩見沢〜幌内・三笠〜幾春別。産業の衰退によるゴーストタウンも見られます。三笠駅、幌内駅の跡地は三笠鉄道記念館となりました。
【日本一長い路線バス】八木新宮線を乗り通し 7時間の乗車記[2310WEST銀河(3)]
日本最長路線バス、奈良交通八木新宮特急バス。新宮駅から大和八木駅まで紀伊半島を縦断します。全長169.8km、所要時間6時間55分、停留所数168。バイパス線を避けた酷道を走り、温泉地や十津川、国鉄五新線の未成線など、魅力的な車窓が続きます。
【10時間昼の旅】WEST EXPRESS銀河紀南ルート ファーストシート乗車記
WEST EXPRESS紀南ルートの昼行便に乗車。グリーン車のファーストシートを選びました。ボックスシートを1人で独占できて、ベッドにも展開可能。夜行便でも快適に過ごすことができます。沿線のおもてなしやその車窓など、魅力を徹底的にご紹介します。
【名古屋→京都】近鉄特急ひのとり遠回りルート 乗り継ぎより早い?
近鉄特急が発着する近鉄名古屋駅と京都駅。特急列車を乗り継いで大和八木駅経由で結ぶこともできます。先発で甲特急のひのとりで、大阪難波から京都まで戻ったほうが早いのではという検証です。どうしてもプレミアムシートに乗りたい、そんなときでも実用的です。
【復活ホバークラフト】不便な大分空港に海上輸送デビュー! 跡地と建設現場を観察[夜行ソニック]
日本一不便な空港と言われる大分空港。別府湾を挟んだ国東半島にあり、遠回りの高速バスで1時間かかります。2009年に廃止されたホーバークラフトですが、2023年度末に復活予定です。かつての基地跡、建設工事中のターミナルの様子などを見てきました。
【乗り通し困難】快速ニセコライナー(蘭島・倶知安→札幌)乗車記 廃線になる山線の直通列車
蘭越・倶知安〜札幌を直通する、快速ニセコライナー。山線唯一の直通快速で、2030年北海道新幹線開通と共に、路線自体廃止が決まっています。蘭越駅周辺には宿がなく、乗り通しが困難。倶知安・余市を経由するルートから、利用状況などを観察してみることにしました。
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南砂町駅で行われている、線路切り替え工事。これに伴い東京メトロ東西線の、東陽町〜西葛西が終日運休となっています。代行バスには首都圏の路線バス各社が勢揃い。単線を行ったり来たりする葛西〜西葛西では、タブレットに見える代用閉塞や手信号が用いられるなど、令和の地下鉄とは思えない光景です。
ゴールデンウィークのUターンラッシュで、渋滞する東名高速道路。大阪〜東京の高速バスに乗車し、その様子を観察します。事故のためJAMJAMライナーが走る新東名経由からルートが変わり、迂回経路へ。約20kmの渋滞を越えて2時間遅れで、バスタ新宿に到着します。
普段は直通列車が走らない、名古屋本線〜三河線。団体列車トヨタヴェルブリッツ号が運行され、金山〜豊田市を直通しました。普段は通らない分岐部を走行し、山線へ。リニア中央新幹線に合わせ、三河線複線化と知立駅高架化により直通特急を走らせる計画もあります。
日本一運行時間が長い列車として知られる、臨時寝台特急サンライズ出雲92号。年に6回ほど設定されており、年々出雲市駅の発車時刻が早まっていました。遂に発車時刻は13時台へ。東京駅まで16時間半に及びます。新型やくも・381系復刻塗装と行き違い、追い抜きも見ることができました。
北陸新幹線敦賀延伸に伴い、乗り換えが必要になった大阪〜金沢と名古屋〜金沢。初めての帰省ラッシュとなる春の大型連休を迎え、敦賀駅での乗り換えが無事に行えるのか注目されていました。在来線特急とつるぎ号でペアの組まれたダイヤ設定。係員さんによる誘導にも注目されます。
新幹線敦賀延伸で、利用者が低迷している特急しらさぎ。東京〜福井のメインルートが北陸新幹線へ変わり、しらさぎの利用者は4割以上減っています。一方でGWの需要は大きいらしく、全車指定席が満席になっているところも。ガラガラの便も多くある中、一体どうなっているのでしょう。
大阪駅、三ノ宮駅で乗降できる、臨時サンライズ出雲92号。普段は乗れない大阪駅から出雲市駅、東京発の下りサンライズの寝台個室で行くこともできます。山陰まで在来線特急一本で結んでくれる、臨時列車。大阪から米子までソロ個室を朝だけで利用してみました。
ダイヤ改正で博多駅19時発へ繰り下げられた、のぞみ64号東京行き。新大阪駅の停車時間短縮によるもので、これを可能にしたのが臨時のぞみ488号でした。最繁忙期の数日間設定され、新大阪始発として設定。東京までの最終列車を分散しています。全車指定席の中、混乱無い運行です。
2024年3月に引退したSL人吉。50系客車をDE10形機関車で牽引し、久大本線で快速ゆふいんが運行されました。SL廃止後初めての、客車一般運行です。D&S列車としての車両デザインはそのまま、蒸気機関車時代と同様の雰囲気を楽しめます。特急ゆふいんより停車駅が少ない快速です。
久大本線のD&S列車として、新たにデビューした特急かんぱちいちろく。水戸岡鋭治さんではなく、鹿児島の建築デザインメーカーIFOOによるデザインです。これまでの観光列車とは異なる車内空間。食事やビュッフェ、初日ならではの駅おもてなしにも注目します。
あいの風とやま鉄道の観光列車、一万三千尺物語。通常は富山〜泊を走りますが、年1回だけえちごトキめき鉄道の糸魚川駅まで運行します。雪月花との相互乗り入れが行われており、今回は富山湾鮨コースで参加しました。立山連峰を見つつ車内で握ったお寿司を頂ける、素敵な列車でした。
北陸新幹線敦賀延伸に伴い、鯖江駅から消えた特急列車。北陸最大級のドームであるサンドーム福井の最寄り駅で、アクセス方法が注目されていました。ハピラインふくいは敦賀〜鯖江・福井〜鯖江ノンストップの臨時快速を運行。新幹線の越前たけふ駅からも、シャトルバスが設定されています。
木曽福島駅のさわやかウォーキング開催に伴い運行された、中津川〜木曽福島の臨時快速。315系電車が運用に就き、中津川以北で初めての営業運行となりました。最新通勤電車が木曽路の奥地を走る最初の機会。列車の案内や停車駅など含め,臨時列車としての様子もお届けします。
西鉄天神大牟田線で、臨時有料座席列車のNライナーが運行開始しました。週末やイベント開催時を中心とした多客時に運行します。300円で必ず座ることができ、かなり空いている状況。混雑する時間帯に快適な帰宅を支えてくれます。近年各都市で見られる有料座席、ライナーとして福岡を走る日常は来るのでしょうか?
富良野線から函館運輸所へ転属した、キハ150形気動車。キハ40引退へ向けた置き換えによるもので、道南いさりび鉄道への譲渡も考えられているのではと予想されます。苗穂編成はラベンダー色へ塗装変更も行われました。キハ40と比較しつつ、車内の様子や乗り鉄の楽しみ方をご紹介します。
2024年コナン映画『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』、舞台は北海道函館市です。観光地として知られる市内が、至るところで描かれています。函館運輸所の戦闘シーンは、鉄道ファンも必見。丸1日掛けて函館市・北斗市の聖地をなるべく多く巡ってきました。
有明海が隔てる熊本〜長崎には、フェリーや高速船が就航しています。鉄道では遠回りが必要な両都市間ですが、有明海をを横断する九商フェリーが最短ルート。島原鉄道と合わせて長崎まで移動し、かなり便利なルートです。新幹線による鉄道ルートと比較してみます。
北陸新幹線敦賀延伸後、大阪・名古屋からも速達性が向上した富山。高速バスの独壇場と化した名古屋〜富山でも、比較的便利になっています。終電では敦賀駅の乗り継ぎ時間が8分で、最短乗換時間に。名古屋から最速2時間35分を記録しており、速達性に貢献しました。
伯備線特急やくもの新型車両273系電車。セミコンパートメントが導入され、フルフラットで足を伸ばせる昼行寝台列車のようです。デビュー初日にグリーン車と2人用・3〜4人用セミコンパートメントに乗車。山陰への旅をより楽しくしてくれる、素敵な車両でした。
武豊線にデビューした315系電車。大垣駅から走っている、武豊・浜松行きの連結運用についても、315系と313系の併結となりました。315系電車が他系列と一緒に始めて走る、最初の例です。LCD案内や肉声放送など、普段の315系とは違った姿を見られます。
播但線・山陰線経由の特急はまかぜ。1日 1往復だけ大阪〜鳥取を結ぶ便が設定されています。2023年春のダイヤ改正で、臨時かにカニはまかぜのダイヤへ変更。明るい時間帯に車窓を楽しみながら、4時間以上の長距離特急に乗車できるようになりました。スーパーはくとにはない楽しみを提供してくれます。
非常に速い気動車特急として名高い、特急スーパーはくと。行き着く先の山陰本線でも高速の特急列車が走っています。それがキハ187系気動車によって運行される、特急スーパーまつかぜ号です。鳥取県と島根県が出資した山陰本線高速化事業により、120km/h運転を実現しています。
特定地方交通線に指定され、多くの路線が廃止された北海道の鉄路。その中で唯一、第三セクターで残されたのが国鉄池北線でした。北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線は、道東の池田駅〜北見駅を結ぶ140kmに及ぶ長大路線。廃止から14年後も街の中心に位置する、廃駅の現在を観察します。
かつて上野〜金沢を結んでいた在来線特急はくたか号。北越急行ほくほく線を走る160km/h最速特急へ引き継がれ、北陸新幹線の種別に移りました。GWの臨時列車として、上野行きはくたか582号として復活。富山の次が上越妙高という、普段見られない停車駅も面白いです。
GW最終日、伯備線が大雨により運転を見合わせ、定期寝台特急サンライズ瀬戸・出雲号が全区間運休に。一方で臨時サンライズ出雲91号の運行日。西出雲への回送も兼ねるため、臨時便のみ運転されました。JR神戸線、伯備線では徐行運転のため、遅れ増大の運行です。
16両編成で運行される東海道新幹線。必ず新大阪〜東京に乗り入れる新幹線のぞみ号は、16両編成と決まります。しかし、ゴールデンウィークの臨時列車では山陽新幹線完結ののぞみ616号が設定。さらに8両編成のみずほ車両が使われる、かなり珍しい運用となりました。
博多駅線路切り替え工事により、一日限りで特急リレーかもめ二日市行きが誕生しました。博多まで一本で繋がっていない西九州新幹線。しかし、長崎駅の新幹線発車標には特急リレーかもめと一体化して博多行きと表示するのが通常です。いつもと違う新幹線や在来線特急の様子をご覧ください。
年に数回運行される臨時サンライズ92号。出雲市から東京行きの寝台特急は運行される日本一長時間走る特急です。これが2023年GWの臨時便より、14時発にダイヤ改正されました。さらに長い間寝台個室の旅を楽しめるようになった理由である、追い越しや行き違いなど運転停車のダイヤをご覧いただきます。
北海道最長路線の根室本線。末端部の花咲線と特急おおぞらが走る区間の、冬景色を堪能します。日本で一番美しい車窓と言っても過言では無く、四季折々異なる良さを持ち、エゾシカの大量発生地です。太平洋沿岸の疾走感とともに、北の大地の自然も感じられます。
883系青いソニックのグリーン車には、パノラマキャビンが設定されています。130km/h運行を行い、国内有数の評定速度を誇る列車。パノラマ車両を売りにする列車では、国内最速の特急です。歴史ある幹線の日豊本線、2時間立ちっぱなしでお楽しみいただきます。
北陸新幹線開業以前は、多く設定されていた和倉温泉行き特急サンダーバード。多くが金沢発着の能登かがり火号に役割を移し、大阪から七尾線へ直通する特急サンダーバードは1日1本だけになりました。非常に長距離を走るサンダーバード、金沢駅が途中駅になる貴重な列車です。
国内有数の酪農地、根釧台地を走っていた標津線。中標津から根室本線まで南北に結ぶ、厚床支線を根室交通のバスでたどります。2023年9月の路線廃止による減便が報道。朝の通学時間帯、高校生の需要も観察しました。廃線跡を歩くフットパスも楽しめる路線です。
釧網本線から酪農が盛んな根釧台地を走ったJR標津線。2025年には標茶〜西春別が廃止予定とされており、廃線代替バスも無くなってしまいます。根室中標津空港があり、鉄道が無くなった後も栄えていることで有名な中標津町へ。その利用状況も共に観察します。
外国人観光客にも人気の観光路線、釧網本線。オホーツク海の流氷も見られ、駅舎にカフェが入居していたりと大きな魅力が詰まっています。釧路から標茶駅で折り返す、リニューアルしたSL冬の湿原号も観察。消火栓からの給水や、後ろ向きでの発車など面白いポイントが沢山です。
西九州新幹線開業後、特急かもめが走らなくなった長崎本線。肥前鹿島駅は新幹線ルートから外れました。鹿島市は特急かささぎの運行を求め、今後23年間は維持されます。地味な列車に思われますが、博多への通勤時間帯の需要を観察。乗車中途中からの利用者も見てみます。
1日限定で設定された臨時のぞみ619号。みずほの列車番号を乗っ取って、福山駅に停車します。新大阪〜博多だけで運行する山陽新幹線完結のぞみ。設定された理由はももクロ春の一大事イベントにあります。4打点チャイムと肉声放送を組み合わせた、昔の新幹線を思わせる車内でした。
2010年に廃線代替バスが撤退した湧網線。佐呂間町中心部から網走へ抜けるバスは、週1水曜日に1往復だけ運行される、ふれあいバス網走線だけです。停留所は病院にだけ設定されており、完全に通院バスと化しています。公共交通機関で走破するのが困難な路線です。
中湧別と網走を結んだ湧網線。1987年の廃止後、網走バスが廃線代替バスを運行していましたが、2010年にこれも廃止。湧別町から佐呂間町を結ぶバスは無くなり、町営バスとふれあいバスを乗り継ぎ間を歩くことになります。史上最長片道切符の旅最大の難関とも言えます。
福知山駅から園部駅を結ぶ西日本JRバス、園福線。国鉄バスを引継いだ路線バスで、当時自動車駅として活躍した桧山駅が大きな魅力です。廃止検討もされており、2022年12月には存続困難と申し出がありました。コミュニティバスなどに転換される可能性がある路線です。