chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
某塾講師の備忘録 https://jukukoshinohibi.hatenadiary.com/

底辺出身の塾講師である僕が、『教えること』に役立ちそうな情報を、『心理学』から『勉強法』までまとめるブログです。(教育に関するヘンな話への愚痴も少々)

中元 俊也
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2020/02/21

arrow_drop_down
  • 同族嫌悪と自己嫌悪の関係性についての考察・・を始めようと決めたという謎の報告。

    今日は少し変わったテーマだが、「次はこれを勉強してみよう」と誓ったことについて、温度が冷める前に備忘録として書き残しておく。 僕は以前から、子供や子供じみた言動をする人が苦手だと公言している。これは何か理由があって「嫌い」というより、潜在意識に根付いた「嫌悪感」に近い。 例えばクモや蛇を忌み嫌う人は多いが、なぜそうなのか、論理的に説明できる人を僕は知らない。こんな風に「嫌い」と「嫌悪」は、似てるようでちょっと違うのだ。 そのため、この感情の原因を分析することは非常に難しく、そもそも意味があるのかどうかさえ、最近は懐疑的だったくらいだ。 しかし最近、ここを深掘りするにおいて、新しい観点になる言葉…

  • 【英文読書ルーティン日記200】"The Code Book"読書感想ブログ15 ~歴史の闇を暴けるか~

    タイトルを打ち換えて気付いたが、毎日英語の長文を読むという習慣を始めて、200週経ったという。僕は1400日程度、英語に触れていることになる。 英語が苦手だった中学生の頃には、全く想像できなかった暮らしを、今の僕は送れている。成長というより、好奇心に従った賜物ではなかろうか。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 自分は言葉自体が好きである。振り返れば子供の頃からそのケはあったと思うのだが、20年以上を経て、振り返ってやっと、そこに至ったという感じだ。 そういう長き道を噛みしめながら、今週も読み進めてみよう。まぁ、大袈裟であることは認めるけれども。

  • 「勉強法の指導は意味があるのか?」

    保護者アンケートを見ていると、「勉強法を教えてほしい」といった要望がよく書かれている。これについては、賛否両論というか、論戦が絶えないように僕は思う。 先に、勉強法の指導に、本当に意味があるのかということについて、僕の立場を述べたい。結論から言うと、僕は勉強法の指導は必要だと考えている。 勉強法自体の指導も、僕らが子供の頃に比べて学習の質も量も変化した今、非常に重要なものになってきていると思うからだ。 以下、諸々の理由について書いていく。

  • 有給休暇が”好きじゃない”ので、前向きな解釈を考察する。

    頭の中の整理を目的として、今日は「有給休暇」という言葉について考えてみる。先に白状すると、僕は有給休暇の”意義”について、何一つ実感が伴なっていない。 最近は有給消化率が非常に重視されるようになり、多くの人がその取得率を気にしている印象がある。ブラック企業という言葉が登場してから10年くらい経つだろうか。 その頃を踏まえたら、日本全体として改善しているとみていいし、改善しようという方向へ世論が向かっているのも感じている。 実際、僕が就活生だった頃から格段に、「働きがい」や「やりがい」ではなく、むしろ法定休暇や有給が確保されているかを気にする学生が増えたと感じている。 しかしながら、さっき書いた…

  • 『仕事は楽しくやるもの』という教えが持つ、本質的な意味が見えた。

    仕事は「楽しくやるべきだ」という考え方がある。正直なところ、僕は以前、この言葉にどうしても懐疑的だった。 極端に言えば、やりがい搾取の類ではないかとさえ考えたこともある。その理由は今ならわかるのだが、主に経営者・成功者の方々が異口同音に唱えていたからだ。 【中古】斎藤一人 仕事は面白い (当代きっての実業家が明かす仕事術の神髄!)/斎藤一人 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon しかし今では全くの逆。むしろ、【仕事は楽しくやるもの】という考え方がないと、マジで本当にやっていけないとさえ納得している。 今日はそこに至るまでのプロセスを、なるべく手短に紹介してみようと思う。

  • 「誰のために、何を提供して、自分は働いているか」という問いに答えられるだろうか。

    僕は誰のために働いているのか。冷静に考えれば、就活に励んでいた頃を最後に、この根本的な問いを真面目に考えたことが無いように思う。 この盲点に気づいたきっかけは、これまた完全なる偶然だった。今再読中の「感情は、すぐに脳をジャックする」という本の、【感謝】の項がそれだ。 感情は、すぐに脳をジャックする【電子書籍】[ 佐渡島庸平 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 本書の後半は、著者たちが様々な感情をテーマに鼎談するという内容だったが、その最後に出てきた、「感謝とはどのような感情か」というテーマに、僕はハッとした。 特に、経営者は、従業員に対する感謝の気持ちを、給料を通して…

  • 「心の強さ」が1種類しかないと思うとすごく苦しい。

    最近、「心の強さ」という言葉の解釈が、自分の中で変化しているのに気が付いた。自分が憧れる「心の強い人」の像が、知らない内に変わっていたのだ。 そもそも、「心が強い人」と聞いて、皆さんはどんな人を思い浮かべるだろうか。僕は、まさに唯我独尊、自分の意思を周囲を気にせず押し通す人をイメージする。 普通の人であれば、他人との軋轢なんて構図には、恐れや不安を強く感じる。だが心が強い人は、衝突さえも気にしない。そんな人だ。 ただ、このイメージは「心が強い」というより、いわゆる「サイコパス」のような人物だと気付いたのが、ざっくり数年前の話である。 そして自分がサイコパスになる素質があるかどうかを考えてみると…

  • 短期的な成功に囚われず、長期的な視点を持つ重要性を偶然学んだ日。

    今日は珍しく、ある動画の紹介をしてみようと思う。昨日、たまたま時間があったので、バズーカ岡田こと岡田隆教授の動画をなんとなく開いてみた。 内容は、ダイエットが停滞したときの対処法についてだと思った。実際に僕も減量のモチベを失っていたのもあり、それこそ技術的な話を期待して開いたのだ。 www.youtube.com 蓋を開けてみれば、意外にも精神的なケアに関する内容だった。しかし結果、その話が僕にとって非常に重要だった。 今抱えているジレンマや不安、そして様々な負の感情や思考に対する答えがそこにあったためだ。救われたと感じるほど感動したので、この記事に思ったことを書き殴る。

  • 【英文読書ルーティン日記199】"The Code Book"読書感想ブログ14 ~忘れられた英雄たち~

    たまたまだが、今、メタルギアソリッド4の小説を読み返している。戦争・軍事に伴うあまりにも重厚な物語。プレイ動画を知らないと、ついていけないと思っていた。 しかし今、それと並行してこの”The Code Book”を読むことで、相互補完的というか、両方の理解度が高まっているのを感じるのだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com これはメタルギアでも出てきていた言葉だな。これは暗号解読で説明されていた話だな。そして僕の中の知識が網目状に繋がっていく。 学びにおいて、知識のネットワークが作られていく瞬間ほど心が躍る時間はない。本当に嬉しく思う。だから今週も、前置きはこれくら…

  • 授業と演習のジレンマ。テスト直前対策の最適解を探る。

    今日はとてもニッチな、完全にこの業界の人向けの内容だが、他にネタも無いのでそれで記事を書いてみようと思う。 今はちょうど、特に中学生のテスト対策シーズンの佳境であり、それこそ明後日に中間試験を控えている学校もある。つまり、ピークで忙しい。 ただ、この時期は同時に、テスト対策と銘打って、【無料体験授業】というイベントを行い、新規顧客を呼び込む絶好のチャンスでもある。 だからこそ、その内容に関しては、この仕事を始めて何年も経った今でも頭を抱えている。正直、最適解など出せていないのだ。 なぜそんなに悩んでいるかというと、授業内容として何を扱うべきかを考えると、ここに良心の呵責とでもいうべき、結構な葛…

  • 『ビジョナリー・カンパニー3』と昨今の失敗例から学ぶ、衰退する組織が大体やってるミス。

    紹介するまでもないが、『ビジョナリー・カンパニー』という優れた本がある。サイバーエージェント社長の藤田氏も強く影響を受けたというから、非常な名著だと思う。 僕はシリーズの1~3作目を読んだことがあるのだがが、どちらも素晴らしい内容だった。しかしながら、今になって一番印象深く思い出すのは、その3作目だ。 ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階【電子書籍】[ ジム・コリンズ ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 『ビジョナリー・カンパニー3』。この本の主題は、「偉大な企業がなぜ衰退に至ったのか」という恐ろしい問いの答えを突き止める、という感じだ。 優れた企業が衰退すること…

  • 「感情を受け入れる」≒「受容する」≒「脱フュージョンする」≒「切り離す」・・ことが、急に納得できた!!!!

    本日もまた、「感情」に関する記事を書いてみたい。というのも、完全に偶然ではあるのだが、またそれに関して新しい発見があったためだ。 具体的に言えば、認知行動療法などでよく言われる「受容」の意味が急に理解できた、という話になる。もちろんそれ自体勘違いの可能性もあるのだが、納得感は強い。 今日はその記憶や手応えが完全に霧散してしまう前に、割と慌てて記事に書こうという、そんな内容である。

  • 「自愛」の定義は無茶苦茶深い。 ーその由来は忘れたけれど。

    今日は片頭痛発作の2日目だ。頭痛がかなり和らいだが、次のフェーズである、熱が出ていないのに高熱のときのように身体がだるく重い、という症状が出ている。 幸い、薬が効いて、頭がズキズキして辛いという感覚は無い。しかしながら、とにかく怠く、集中も深まらず、背中なども筋肉痛があり、すなわち良くない状態だ。 本来、こういう時は早退や休養を取るべきだと我ながら思うのだが、自分の中の変な「マッチョな部分」がその決断の邪魔をしてくる。 例えば、「仕事を休んで迷惑をかけるわけにはいかない」とも思うし、「そもそも自分の代役を立てたら人件費が掛かる」とも思う。そのため、今も職場に向かっている。 正直、今日は戦力には…

  • 片頭痛唯一のメリット?【心の静寂】を確かに感じているなう。

    今日は体調不良によって得られた、ある「気づき」について記事を書く。僕はよく、メンタルをどう整えて、かつそれをなるべく安定させるかということを考えている。 それを記事にしたりもしているが、やはりキーワードとなるのは、「意識と自分を切り離した感覚」だと思う。 かっこよく言えば、自分という存在をさらに俯瞰するようなメタな視点を持ち、自分という生体を遠巻きに観察するという感じだ。 それは似た感覚としては、例えば小説を読んでいるとき、あるいは映画を観ているとき、この辺りに近いという話は、よく耳にする。 ―突然話が変わるのだが、実は今、体調が悪い。具体的には、片頭痛の発作が起きていて、頭痛薬や風邪薬で、割…

  • 「多忙」が消えると「不安」になる。僕は「退屈」をもっと味わえるようになりたい。

    さっき、あることに気付いてゾッとした。今はその驚きは幾分薄まり、どこか呆けたような気持ちに至り、そして恐る恐るこの記事を書いている、という感じだ。 そんな風に思うほどショックだった出来事として、何が起こったか。それは、僕が完全に、「多忙」を渇望し、「退屈」を否定していると気付いてしまったことだ。 私とは何かーー「個人」から「分人」へ (講談社現代新書) [ 平野 啓一郎 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon あれほど仕事が片付いた状態を欲し、あれほどオンオフの切り替えの重要さを口酸っぱく人には伝えてきたのに、なんという自己矛盾だろうか。本当に自分が怖い。 ただ、今回は幸…

  • 【英文読書ルーティン日記198】"The Code Book"読書感想ブログ13 ~エニグマVSボンブ~

    数学は苦手だが、数学者のドラマは不思議と心が惹かれる。僕が想像することすら叶わない抽象世界を探検し、未知の理論を打ち立てて、後世へ語り継がれる天才たち。 特に好きな数学者は何人かいるが、今回登場しているアラン・チューリングはその一人だ。【素数の音楽】でも登場したため、また別の側面を学べる好機である。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 第二次世界大戦の戦禍の裏で、亡命をしたり、裏で計画に関わったり、数学者と物理学者はこの時代、激動の中でその知恵を使い続けていたという。 難問と困難と悲劇と苦闘と天才。これらが揃ったドラマが陳腐なわけはない。面白さが担保されたドキュメン…

  • 「努力」を楽しくするのはいいけど、「遊び」にまでユルめたらアカン。

    今日は先日の記事の続きみたいな内容を書いてみる。ざっくり言えば、「努力」を楽しくするのはいいけど、「遊び」にまでユルめたらアカン、という話だ。 これはどちらかと言えば自戒の言葉なのだが、先日僕は、「努力自体が楽しくなれば無敵だよね」みたいなことを記事にした。 無敵の思考 誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21 (だいわ文庫) [ ひろゆき ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon しかし、だからと言って無条件に「楽しい」というベクトルに向かって突っ走ると、努力ではなく単なる「遊び」に変わっていくような気がしてきた。 「楽しい努力」と「ただの遊び」の境界線は、思った以…

  • 「努力」について、とりあえず僕が思っていることを棚卸し。

    今日はあえて、手垢だらけのテーマについて記事を書いてみたいと思う。それは聞かない方が珍しい、「努力」という言葉についてだ。 特に令和の昨今では、泥臭い努力はどこか毛嫌いされているというか、ナンセンスなヤツの行動原理の特徴という風に、マウントの根拠として扱う風潮を感じる。 むしろ、最小限の努力で最短ルートを目指せればそれこそが至上であり、科学が発達した今においてはそうしないと失礼だ、とさえ言い切る論も聞いたことがある。 実は僕自身も、20代半ばから後半にかけて、そうした「効率厨」と揶揄されるような考え方をしていた時期がある。 その頃は今とまるで異なり、精神論や成功体験に興味がなく、科学的な根拠に…

  • 「観察瞑想」の雰囲気を掴むのにぴったりなイメージを2つ見つけたので紹介する。

    何日か前に記事にした通り、僕は「観察瞑想」という瞑想法を取り組んでいる。もはや取り組んでいるという言い方より、”ハマっている”といった方が正確かもしれない。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 瞑想というとしっくりこないので、あえて「自分の心の徹底した観察」と言い換えて理解しているのだが、日頃からそれを意識的に実践し続けている。 この「観察瞑想」の熟達度を高めたい理由は、常に自分がしていることを第三者の視点から眺めることができるようにするためだ。もっと言えば、他人事化したい、となる。 例えば、恥ずかしいからやらない、面倒だから避けるといったように、自分の感情や反応に…

  • 「努力」を”報わせる”のもこちらの仕事だと思っている。

    「努力は実る」という言葉がある。僕はこれについて愛憎入り混じるのだが、「努力は実るとは限らないけど、実った努力は嬉しいよね」というところは納得している。 僕は好奇心が強めというありがたい気質があるため、自分を変えることへの興味、そのための努力量、いずれも同年代の人の水準を考えれば高めではないかと思っている。 熟達論 人はいつまでも学び、成長できる [ 為末 大 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon その最たる理由は、なんだかんだで努力したという自覚がありつつ、それが実った経験がいくつかあるからだ、と感じている。 少年野球チームに入ってから毎日素振りを繰り返した日々と、そ…

  • 「恐怖」と「好奇心」をもう少し掘り下げる。

    今日はこないだアップした記事の続きみたいな内容を書いてみる。「恐怖」と「好奇心」はかなり近しいという気づきを基に色々調べたら、結構同じ意見の人がいた。 その方々の言葉を参照してみると、面白い考えをたくさん学ぶことができ、また結果として、僕の中の仮説が更新に至ったという手応えがある。 【中古】ぼくらの仮説が世界をつくる /PHP研究所/佐渡島庸平(文庫) posted with カエレバ 楽天市場 Amazon てことで、その記憶が薄れる前に、ざっくりと言葉にしておく。以下、本題である。

  • あほな自由研究・報告レポート 第十八部 ―ChatGPTに”パパ活”を尋ねた秋―

    職業病か知らないが、よく耳にする言葉であっても、自分できちんと調べて理解し納得するというプロセスを経ていないものは語りたくないと、僕は思ってしまう。 例えば生徒から「ウクライナの戦争」について尋ねられても割とはぐらかすのは、まだ自分の勉強がそこに追い付いていないから、というのが大きい。 そんな性分な僕だが、今日何故か30分程度手が空くという時間ができたため、自分が実はよくわかっていない言葉をChatGPTに聞いてみようと、本当になんとなく思った。 よりによってこの際閃いたのが、「パパ活」という言葉だ。言葉自体はひろゆき氏や岡田斗司夫氏の配信や、日常会話で知っていたのだが、意外と腑に落ちない点は…

  • 【英文読書ルーティン日記197】"The Code Book"読書感想ブログⅫ ~好きな数学者登場~

    昔書いたが、僕は和訳されたこの本を大学生の頃に買い、読んだことがある”はず”だ。だが筆者が苦心した後のはずの数学・理系用語に挫折し、一読して終わったのだ。 今僕は、正直言ってほぼ全て、新鮮な気持ちで楽しむことができている。読んだ記憶があるのは今のところ、ビール暗号とエニグマだけなのだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com これは一粒で二度美味しいということだろうか。でも訳書と洋書で2回金を払っているわけなので、単に2冊別々の本を買ったに同じということもできる。 とはいえ今の僕は、過去の自分が日本語で書かれていたのに挫折した内容を、英語で読んで、それを毎朝の楽しみにす…

  • 「恐れ」と「不安」を丁寧に紐解くとわかったこと。

    今日は何となく、「恐れ」という感情について考えていた。「恐れ」は「不安」と”全く同じ感情である”と混同されやすいが、区別が難しいだけで、少し異なるらしい。 僕は日頃よく不安を感じる性質なのだが、今は少し恐怖に近いことを感じる場面が増えているので、これはこれで観察の好機だと思ったためだ。 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか (SB新書) [ 佐渡島庸平 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 主観的と言えばそれまでだが、「この子は僕のことが嫌いだろうな」と思う生徒がいる。そして明日、その子にサシで授業する機会がある。 これを思った際に胸に湧いてくるの…

  • 最近、【観察瞑想】がとてつもなく面白い。

    急がば回れではないが、色々と踏ん張りどころが続いている今、自分の心をしっかり整える重要さをひしひしと感じている。 例えば僕の主観的な好き嫌いで物事を決めないとか、不安・苛立ちといったネガティブ感情から思考を切り離すとか、この辺りのスキルは身に着けないとマジで詰む。 自分の感情を深く観察する力というのは、何もクリエイター畑にいる人だけが身に着けるべき特殊なスキルというわけではない。もはや全員必修ものではないかとさえ思う。 「感情的な部分」にどうやって理性を届かせて、心を安定させていくか。これはやはりとても難しく、一筋縄ではいかないが、幸いにもその探求自体はすごく楽しい。 それに関連して、今日はそ…

  • 自分を上手に甘やかせないとマジヤバい、ってことはよく忘れちゃうからマジヤバい。

    自分に厳しくするべきか、それとも優しくするべきか。これに対する意見は人それぞれだと思うが、僕はストレスに対するセンサーが鈍くなると非常にまずいと感じている。 何度か書いた話だが、僕は過去、根を詰めすぎたことが祟って、適応障害で4ヶ月間充電に費やす羽目になった時期がある。 今思えば、その原因は自分の疲労や精神的な追い詰めを、自分自身が認識できなかったことにあったと理解している。 当時、休日の終わりが近づくと、また明日から仕事なのかと、涙が溢れることもあった。今思えばどう考えても異常だが、当時は実のところ、そうは”思えなかった”。 無理矢理近い言葉で定義づけするなら、「学習性無力感」という言葉がし…

  • めんどくささの正体とは、「妄想が作るストレス」に過ぎないのかもしれない。

    今日は自分の心の中で起きている「謎の悟り」について、言葉にしてみようと思う。より正確には、「達観」とか「諦観」と表すべきだろうか、とも思う。 突然なんだという話だが、火曜日、水曜日、木曜日の仕事を思うと、割といつでも気が滅入る。接していて苦手なタイプの子供が、大挙して押し寄せるためだ。 一時期は人に任せようとしたが、色々あってつまり僕が管理しなければ回らないことが発覚したため、もう逃げられないと腹は括っている。 しかし、だからといってストレスが無くなるわけじゃないので、どうしても3日間はそこそこ憂鬱で、木曜が終わるとかなり安堵する。このループは長いこと続いている。 時には、月曜日の夜からすでに…

  • コミュ力の”秀才”の方法論を真似したらめっちゃ良かった件について。

    コミュ力という言葉がある。僕はこの言葉自体は愛憎入り混じるというか、”ある”側の人が、”無い”側の人にマウントを取る際に振りかざす言葉という印象を持っていた。 しかしこの言葉の解像度が上がっていく内に、むしろこの言葉から逃げず、総合力としてこれを高めていかなければならないという決意に至りつつもある。 思うに、コミュ力は結構奥が深い。だから不十分な言語化で他者にあれこれ言うと、本当に理解している人から強烈なカウンターを食らう類のフレーズだと思っている。 まずはその定義というか、その私見から書いてって、その後でタイトルの話を回収していこうと思う。では以下本題である。

  • 「社畜w」という冷笑をするヤツに任せたら、多分店が潰れる。

    今日はチラ裏みたいな内容だが、「社畜w」という冷笑を、中小企業の支店長に使ったり、或いは立場ある人間が使ったりするのは、どうなんだろうという話をしたい。 実際、僕は今この記事の元になる話を、出勤途中の車内で、運転しながらスマホに吹き込んでいる。ただし出勤と書いたが、実は今日は定休日だ。 しかしながら、今は高校生のテスト週間真っ最中のため、休んでいる塾の方が圧倒的に少ないという状況だ。しかも、「開けてほしい」と要望もあったので、猶更である。 こういうことは労働基準法的にはかなりグレーだと承知しているが、人件費が掛かる手前、部下や上司に肩代わりしてもらう訳にはなかなかいかない。そういうことだ。 こ…

  • 【英文読書ルーティン日記196】"The Code Book"読書感想ブログⅪ ~数学者VSエニグマ~

    僕は世界史があまり得意では無かった。カタカナで書かれた馴染みのない土地名も人名もまるで興味が持てず、高校でも苦手科目のまま過ごしてしまったくらいだ。 しかし今は、その頃よりは多少興味が持てている部分もある。どの知識から入っても、最終的には世界史の大きな流れに合流することに気が付いたからだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 暗号を巡るドラマを辿っていくと、自然と第一次・第二次世界大戦に辿り着くように、歴史はどこまでも大河のようなものだと思わされる。 エニグマを巡る話も、気付けば戦争の真っただ中に突っ込んでいた。どんな展開が待っているか、判る部分も判らない部分もある…

  • 他人からの攻撃が”癒し”に? ―過去の罪と恥の意識を軽くする発想に、遂に行き当たった。

    今日はすごく唐突だが、罪や恥についての考え方が自分の中で変わったので、それを一度言葉にしておこうと思う。 自分で言うのもヘンだが、多分偏差値で言うと60くらいの水準で、僕は自分の過去のイチイチが嫌いだ。正確に言うと、後悔しているイベントがとても多い。 頭に来てもアホとは戦うな! 単行本【中古】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 「今思うと、なんであんなことをしたんだろう?」とか、「どうしてその結果を予測できなかったんだろう?」と、己の未熟さに対し、何度も悔しさが込み上げてくる。 例えば、高嶺の花である人に、己の圧倒的に劣るステータスも考えずに告白し、さも当然の如く玉砕し…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、中元 俊也さんをフォローしませんか?

ハンドル名
中元 俊也さん
ブログタイトル
某塾講師の備忘録
フォロー
某塾講師の備忘録

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用