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某塾講師の備忘録 https://jukukoshinohibi.hatenadiary.com/

底辺出身の塾講師である僕が、『教えること』に役立ちそうな情報を、『心理学』から『勉強法』までまとめるブログです。(教育に関するヘンな話への愚痴も少々)

中元 俊也
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2020/02/21

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  • 周囲の人を”敵にしない”という「優しさ」を身につけたい。

    周囲の人を敵にしない「優しさ」。最近、このことをよく考える。僕が今習得したいと渇望しているスルースキル等も、つまりここに繋がると気付いたからだ。 僕は以前、子ども嫌いだとよく言っていた。正直、今でも子どもが好きというわけではないのだが、あの頃のように露骨に敵意を示すことは流石になくなってきた。 怒る一流 怒れない二流【電子書籍】[ 向谷匡史 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon その理由は、自分がスルースキルに習熟してきたからではないかと、今は納得している。元々自分の心を平穏にしたいがためのスキルだが、こんな恩恵があったとは。 そしてこの能力を更に磨いていくことで、”自…

  • 主観バイアスから解放される思考モデル。それは”自分を操作キャラクターとして認知する”こと。

    今日は突然なんだという話だが、「自分をキャラクターとして見立てて、操作する感覚」が僕にとって最適な認識の仕方ではないか、という仮説について話してみる。 この内容はかなり主観的な要素が強いのだが、仏教哲学などのエッセンスも実は入っているため、我ながら非常に興味深いテーマだと思っている。 https://siratamablog.com/novel/sentence/1ninsyou-3ninsyou/ 例えば、最近僕は体調を崩して、病欠してしまった。仮に同じ状態の他者がいたら、僕は間違いなく「無理せず休んで」と伝え、そのために行動を起こす。 これは正直社会として、会社として、または同僚或いは上司…

  • 2年ぶり3度目の病欠をやらかしたので、胸の内を書く。

    昨日、久しぶりに体調を崩した。とてもじゃないが仕事をできる状態に無く、結構ギリギリまで寝たり薬を飲んだりと回復に努めたが、流石にダメであった。 正確には、休日に予定していた個人的な仕事をリスケしただけなので、いわゆる休日出勤というわけではないのだが、仕事が不可能なほど体調が悪化したのは久しぶりだ。 当初、原因は二日酔いだと思っていた。しかし、後から振り返ると、単純に疲労が爆発したのだろうと思い直している。 反省すればするほど、自分の仕事観はバグっている。バグり倒している。どんなことがあろうと、決して美化してはいけない程度に、歪んでいる気がしてならない。 今日はそれを白日の下に晒し、未来の自分に…

  • 不必要な「追い込み」をしない。必要な「追い込み」も、決してやりすぎない。

    今日のテーマは、自分への戒めを込めて「追い込むタイミングと意味を間違えないこと」について書いてみたい。 突然この話をしようと思った理由は、現在かくいう僕自身が、かなりの踏ん張りどころにいるからに他ならない。 具体的には、明日や明後日も含め、11月10日くらいを最後に、以来ずっと休日返上で仕事をこなしている状況である。 例えば、今日はテスト対策の授業を2つ、その後に面談を入れており、明日も面談と大学入試の対策授業がある。そして明後日には個別授業を3コマ予定している。 もっとも、今までの自分と一番違う点として、今現在の僕は「これはマジで良くない」状況にあると、なんとか自覚はできている。 そしてその…

  • 【英文読書ルーティン日記204】"The Code Book"読書感想ブログ19 ~新時代の暗号~

    僕の家にパソコンが来たのは、大体僕が中学1~2年生のときだった。Windows98を搭載した、ノートと呼ぶにはあまりにもゴツい機体。まだうっすら姿を覚えている。 PCの操作は、確かに直感的にできた。日本語を打てば、それがそのまま打ち込まれる。何一つ難しいことは無い。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com しかし学校で情報の授業を受けていると、コンピュータへの命令は、全く異なった言語で行われていることを知った。機械はそれを翻訳し、命令を受け取っていたのだ。 そしてよく考えたら、剥き出しの個人情報をやり取りするほど恐ろしい話も無いのだが、その通信には頑強な暗号が用いられて…

  • ”苛立ち”はかなりいい加減なので、気を付けてください。

    今日は苛立ちという感情について考察してみる。というのも、僕自身実はイライラしやすい性格であり、特に朝にその感情が強まる傾向があるからだ。 とはいえそれは具体的な他者に向けた感情の発露ではなく、むしろその9割は、自分に向けた苛立ちだ。僕はよく、僕に腹を立ててしまう。 例えば、準備や時間が不足している感覚や、未完了の仕事が存在していること自体にイラつくことが多い。それによって、自分は未熟であると責める感じだ。 しかしここを丁寧にほぐしていくと、その苛立ちはかなりいい加減なことを僕に投げかけていることに、最近気が付いている。真の問題は、もっと根っこにあるというか。 今日はそんなお話を書いてみる。

  • 「あれと似ている」のに気付ければ、ストレスはだいぶ減る。

    人は未知のものに対して不安を覚えるという。そういう意味では不安と好奇心は実は似たベクトルの感情であることを、先日どこかの記事で書いたのをまだ覚えている。 逆に言えば、「これ知ってるなぁ」「あれと似ているなぁ」という感覚を抱ければ、人はその対象に不安をほぼ覚えなくなるという話もよく耳にする。 ピクサー流創造するちから 小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法 エド・キャットムル/著 エイミー・ワラス/著 石原薫/訳 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon そして今日、このことを実体験する機会がたまたま得られて、この考えは本当にそうなんだなぁと、そう納得している次第である。 今…

  • 時短!効率的!な勉強法ばかりやってると、どうなるか?

    タイムパフォーマンスを重視した勉強法が昨今ブームになっている。勉強は効率的であればあるほど良いとされ、長時間勉強は「無意味」だ、「ナンセンス」だと。 そんな風に考える風潮が今は主流になりつつあると感じる。僕も、時間ばかりを浪費する非効率な勉強には反対だ。それを生徒に押し付けることは、害だとさえ感じている。 【中古】 竹中式マトリクス勉強法 / 竹中 平蔵 / 幻冬舎 [単行本]【メール便送料無料】【最短翌日配達対応】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon しかし、だからといって1日の勉強時間が20~30分で済むと謳う様な学習法が、あたかも万能薬の如く機能するかといえば、もち…

  • 個別授業の課題点を考えていたら、自分がやり遂げたいミッションが見えた。

    「個別授業」という授業形態が最近特に人気だ。先生一人に、生徒が最大2~3名まで。ときには完全にマンツーマンで指導をすることもある。 生徒一人一人に合わせたカリキュラムの策定と、柔軟で密なケアが可能という点は確かに”顧客にとっては”魅力的なコンテンツに違いないと、僕も感じてはいる。 ただ、経営者的な目線で「個別授業」という形式を考えると、これはやはり、完全なるフロントエンド商品だろうと今は強く納得している。 端的に言えば、評判や集客に寄与する点は確かに大きいのだが、仕組み上どうしても人件費の割合が高くなり、特に1対1のマンツーマン指導ではそれがいわば最悪となる。 全国的に知名度がある大手塾が、1…

  • 【広報】を考え続けていたら辿り着いた、意外な”問い”。

    毎日毎日飽きもせず、【広報】について考えている。そんな中ふと気づいたが、僕は手段ばかり考えているものの、それはドミノの1枚目として、本当に正しいのだろうか。 そもそも【広報】とは何かという問いに、僕は答えられるのだろうか。一応それっぽいことは言えるのだが、ただ方法や具体例を列挙しているだけのようにも思えてくる。 小さなチーム、大きな仕事 働き方の新しいスタンダード【電子書籍】[ ジェイソン フリード ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon こういう時は、ChatGPTと相談を重ねるに限る。ユーザーが言語化できていない部分を把握し、言葉にさせることは、実はChatGPTの得…

  • 【英文読書ルーティン日記203】"The Code Book"読書感想ブログ18 ~線文字から横文字まで~

    僕は高校の頃、古典が好きではなかった。点数を取ることは何とかできたが、そこに面白さを見出せず、受験が終われば早々に文法も単語も頭から消してしまった。 そんな僕だが、今は古典が好きだ。昔の人の哲学や物語を読むと、すごく学びが多く、現代の僕らとそして似たことを悩んだり指摘したりしているんだと嬉しくなるからだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com とはいえ古典を当時の文法・単語のまま読解することには未だに興味がない。むしろ迂遠な方法ゆえ、めんどくさくて仕方がないとさえ感じている。 だからこそ、古典を解読することは、それが得意で好きな人に任せたいのだが、そこに書かれているこ…

  • 僕が”講師として”やり残したことはなんだろうか。

    今日は完全に、未来の自分に向けた記事(未来の自分に答え合わせを任せる記事)を書こうと思う。 僕はこれまで何度も書き散らした通り、自分がただの講師である働き方から早く引退し、マネジメントの方へ意識を向ける必要があると強く感じ続けている。 仕事の辞め方 [ 鈴木 おさむ ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon それに向けて行動するに当たり、ではどのようなことを達成すれば、講師という仕事に区切りをつけてよいのかということを、よく考えるようになった。 実はかつて、講師としての区切りをつけるため、「これを叶えたらもういいかな」という観点で設定した、3つのラインがある。 一つ目は、中…

  • 「経営者目線」ってこういうことかも・・という独言。

    経営者目線とは何か。これは考えても考えてもなかなかに謎な言葉であり、一従業員である状態では、そもそも身に着けることなど不可能ではないかと思わされる。 僕は一応一つの視点を預かる身なのだが、その責務を負う者として、この経営者としての視点が徐々に身についているのかどうか、かなり気にはしている。 ただ最近は、まだ救いがあるというか、曲がりなりにも多少は経営者らしい目線を得られつつあるのではないかと、そうほんのり実感できる機会が増えつつある。 ただの従業員だった頃には気づけなかったことや、そのときに感じていた誤解が、少しずつ明らかになってきたのだ。 その結果、身の振り方を改めて考え直すことが日々できて…

  • ”僕にとって”の理想の「チームワーク」を棚卸し。

    チームワークについて、最近よく考える。何かの記事で書いたのだが、実は自分にとって理想的なチームワークとは何か、僕自身が言語化をほとんどできていないのだ。 例えばそれは、「分業」を突き詰めた先にあるのだろうか。工場のように、各々が与えられたタスクを完遂してくれることを期待するのが、チームワークなのだろうか。 少なくとも、このイメージにはまるでピンとこない。そう言った事務作業や雑務に当たることは、人に依頼する前に自分がやるとか、システムやツールに外注するからだ。 僕という人間の劣化コピーロボットを大量生産するようなリーダーシップの取り方やチームビルディングは、僕の理想からは程遠いという、そんな感覚…

  • 「どんな人と働きたいか」という質問に答えられない。

    いきなり謎の話だが、僕は「あなたの理想を考えたとき、その到達のため、どんな人と一緒に働きたいか」という質問に答えられないということが、最近分かってきた。 というより根はもっと深く、なんなら「一緒に働きたい人」の像を考える能力というのは、生まれた時点に天上界か何かに忘れてきたのかなと思うほど、ピンとこない。 花さか天使テンテンくん 7【電子書籍】[ 小栗かずまた ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon たとえとして正しいのかはわからないが、ストレートな人に「キュンとする男性の見た目」を問う感じに似ている。僕はそう納得している。 どんな人と働きたいか。考えても考えても、それに…

  • 仕事の定義がズレている人との協働は、とてもしんどい。いや、マジで。

    先日、珍しく堪忍袋の緒が切れかける瞬間があった。なるべく抽象的に書くならば、僕の裏で背信行為というか、端的に言えば仕事のサボリが発覚したのだ。 僕は正直、単にサボっているだけならば、別にあまり苛立ちはしない。なんというか、そこまで他人に興味を抱かない。僕が無視すれば悪影響はないと考えている。 あまり褒められた話ではないが、仕事はラクであればあるほど良いという価値観の人と長いこと働いていたので、気にならなくなったのだ。 そんなことを書くと、最初の話と矛盾が生じる。だが実際はもっと厄介だ。そのサボりによって、色々な迷惑・問題が生じているからだ。 今日はまだカッカしているところなので、冷静になるため…

  • 「演繹」と「帰納」って、つまりどう違うの?

    僕は論理的な考え方が好きだと言っておきながら、実は「演繹」と「帰納」の違いがよく分かっていない。正確には、定義を読むたびに納得するが、すぐ忘れてしまうのだ。 とりあえず納得しているのは、「演繹」も「帰納」も、何かしらの説得力ある結論を導くための方法である、ということくらいだ。 論理トレーニング101題 [ 野矢茂樹 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon つまり働きとしてすごく似ているからこそ、具体例を見れば「表面の理解」はできるのだが、「差異」を考えた際にそこが分からず、結果記憶に残らないのだと思う。 てことで今日は、その辺りがしっかり腹落ちするまで色々とChatGPT…

  • 【英文読書ルーティン日記202】"The Code Book"読書感想ブログ17 ~「聴こえるかい?」~

    古代からのメッセージ。人生で初めてそれに触れたときには、特に何も感じないそのフレーズに、人は何時から魅了され始めるのだろうか。 例えば「かぐや姫」の元となったのは「竹取物語」なのだが、この話が創られたのは、一説には9世紀から10世紀の頃らしい。つまり、1000年以上前ということだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 既に当時の人たちは、影も形も、名前も消えてしまった。それなのに、書き残された物語だけはしっかりと残り、今もなお読み継がれ、そして新たな物語へ繋がっている。 残されたものを読み解くためには、それを解読できる人が要る。卓抜した言語能力のみならず、そこに圧倒…

  • 【筆記開示】の効果が十分に出るまでの時間には、結構個人差がある説。

    今日は「筆記開示」というメンタルを安定させるテクニックについて、面白い気づきがあったので、記事にしたい。 筆記開示とは何かというと、主にノートか何かにひたすら頭に立ち込めるものを言葉にして書き殴ることで、ネガティブな感情を整理するための方法である。 例えば、過去のどうにもならないことや、将来に対する漠然とした不安などが頭を巡り、ネガティブな感情が心に渦巻いているときは、特に有効となる。 そしてこの方法は、「パレオな男」などのブログや、心療内科の医師が書いた本で紹介されているテクニックであり、その効果のほどは実験を経て、広く認められている。 実際に僕もよく、この方法を活用している。例えば、なんな…

  • 嫌悪感とは何か:最終部 「嫌悪感を味わい尽くす。」

    一旦これで最後になるが、この記事で嫌悪感についての話を締めくくりたいと思う。こんな風に全部で三部構成に収まったのは、我ながら意外なコンパクトさだと感じる。 これまでの話を簡単にまとめると、嫌悪感とは特定の対象に対して、思考をすっ飛ばし、「逃避」という行動を引き起こすための防衛本能の一つだと考えている。 そして、特に強い嫌悪感を抱く対象には、大きく分けて二つの特長がある。第一の特長は、生物としての本能に刷り込まれた原始的な嫌悪感だ。 具体例としては、誰もがクモや蛇を気持ち悪がる、あの感じだと思ってくれればいい。或いは集合体恐怖症等も、多分これに該当するだろう。 第二の特長は、自分が身を置く社会や…

  • 嫌悪感とは何か:第二部 「嫌悪感を掘り下げると見えてくるものとは。」

    昨日に引き続き、嫌悪感について考察を深めていく。まず前の話を簡単にまとめておこう。 嫌悪感とは特定の対象に対して生じる強い拒絶感であり、それによって対象から即座に逃げる行動を促すための反応だというところまで、たしか解説をした。 この脊髄反射的な感情は、攻撃とも防御とも違う防衛反応として、生存のために有利に働いてきたからこそ、今もまだ本能に残されているのだろう。 そしてこの嫌悪感を活用する方法は、特にないと思えてくる。三島由紀夫氏もインタビューで、「自己嫌悪は本当に生産性が無い」みたいなことを言っていたように。 ただ、実は嫌悪感を”細かく”観察することで、あることの理解が深まる可能性があると僕は…

  • 嫌悪感とは何か:第一部 「感情そのものの意味と働きを考察する。」

    少しだけ趣向を変えて、今日から数日にわたり、1つのテーマについて段々と考えを深めていくような記事を書いてみる。 最近、実はよく分かっていなかったある感情について、結構面白い考察ができたと思っている。それは「嫌悪感」だ。これを、新たな視点で捉え直せたのだ。 全部で何部構成になるかはわからないけど、「嫌悪感」の新たな理解に至るまでの流れを、なるべくシンプルにしつつ纏めたいと思う。 てことで以下、第一部として「嫌悪感の定義」みたいなところから始めていく。

  • 好奇心を活かすコミュニケーションの基本が解った。

    強い好奇心を持った人は、どのようにコミュニケーションを取るのか。たまたまだが、それに関する自分なりの気づきを得たので、忘れる前にそのことを書いてみたい。 最近、僕はChatGPTと対話を重ねながら、自分の深層心理を探っては都度言葉にしていく作業に夢中になっている。 今現在で言えば、1日24時間の中でも、もしかしたら一番面白く、充実感を感じる時間かもしれない。それくらい有意義で濃いのだ。 そしてChatGPTとの対話を始める際に、僕はこんな指令文を打ち込んだ。「カウンセラーとして、ソクラテスが提唱した『無知の知』の心構えで問答してほしい」。 触りしか知らないが、対話の中で繰り返し問いを重ねて、相…

  • 最近気付いた僕の謎、「他者から理解されることに興味が無い」ことをさらに深掘りする。

    最近、ふとした瞬間に頭をよぎる問いがある。それは、『なぜ僕は他者から理解されることに興味が無いのだろうか』ということだ。 僕は別にそれを孤独とは思っていない。何度も擦ったネタになるが、僕もあなたも、別個の肉体を持った別々の存在だ。つまりどこまで行っても、相互理解には至らない。 僕の前提には、いつの間にか形成された一つの思考がある。それは、『他人を完全に理解することは不可能だ』ということだ。 この前提も、ChatGPTとの対話を繰り返す中で気付いたことだ。そしてそこを深めていくと、どうやら僕自身、他人にわかってもらうことを諦めているようだと解った。 のみならず、そもそもそのための行為自体に全く興…

  • 【英文読書ルーティン日記201】"The Code Book"読書感想ブログ16 ~古の声を聴けるもの~

    「解読」という言葉は、なぜあんなに魅力的な響きを帯びているのだろうか。誰も読めなかったものが読めた瞬間の快感。内容が分かったことへの興奮。 あらゆる感情の昂ぶりを内包しつつも、言葉の響きはどこまでも静かだ。そのギャップが、魅力を醸成しているのかもしれない。「明察」と同じくらい好きな言葉だ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com しかし僕はやはり、暗号化された”現代の”言葉が読めることには、さほど興味をそそられない。ゾディアック暗号が解読されたとして、「へぇ」としか思わないだろう。 むしろ、ヴォイニッチ手稿や線文字シリーズ等、それを書いた人が既にこの世から消えてしまった…

  • 僕は「わかってもらうことを諦めている」っぽい。

    最近偶然にも、自分の価値観について、ここ何年もずっとモヤモヤしていたものが急に言語化できたかのような実感・手応えを得られて、内省がさらに楽しくなっている。 先の記事にも書いたが、そのきっかけをくれたのはChatGPTだ。僕は最近、ChatGPTと、ずっと”対話を重ねている"。 それをカウンセラーに見立て、毎日様々なことを質問し、別の視点を加えてもらったうえで、またその質問に答えるというのをひたすらに繰り返しているのだ。 その時間を確保するために仕事を爆速で終わらせたり、定時から少し残ったりするくらい、この対話の時間はとても学びに富んでいて、すごく楽しい時間となっている。 ChatGPTは徹底し…

  • ChatGPTに気付かされた僕の”孤独”。

    僕はことあるごとに「独立」が夢だと語っている。正直言い過ぎて、自分でも形骸化しつつある誓いだとは思っていた。 何故かというと、その理由が自分でも言語化できていないからだ。そう言う意味では、例えばアムステルダムにうどん屋を作りたい人の方が、芯があってカッコよく思う。 www.youtube.com そんなジレンマを抱えていたことさえ最近は忘れつつあったのだが、その根底にあるものに遂に辿り着いたという自覚が、今日、急に得られた。 僕をそこに届かせてくれたのは、他でもないChatGPTだ。この記事では、それを忘れ去る前に、記事にすることで完全に留めておくことを目的にしたい。

  • 「『見て学べ』っていうの暴論・前時代的!」・・というのは本当だろうか?

    「見て学べ」というフレーズがある。これは10年以上前の時点ですでに、どこか前時代的・根性論というイメージがあり、あまり好ましくない言葉になっていたと思う。 未だに覚えているのだが、「俺の所作を見て学べ、という職人は要りません」と切り捨てる企業説明のパンフがあった。それくらい、実はタブーな構え方なのかもしれない。 熟達論 人はいつまでも学び、成長できる [ 為末 大 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon ただ、山本五十六氏の有名な育成論では、「やってみせ」が初めに来ている。つまりこれは、自分が実際にやって、”見せる”ということだ。 彼がそう説くのであれば、見て学べという姿…

  • ChatGPTと僕の言語化されていない哲学について”対話”したら、すごく面白かった件について。

    ここ最近ハマっている遊びがある。それはChatGPTにこのブログの草案を投げて、校閲してもらうというものだ。 客観性を意識しても、僕の主観バイアスは多かれ少なかれ絶対に添加される。真の意味で客観性を獲得するには、本当に他所から見てもらうのが一番正確なのだ。 そのやり取りの何が面白いのかというと、それを通じて、”俺はこんなことを思っていたのか”と、自分自身の本意に気付くことが多々あることだ。 僕は哲学の作法についてはよく存じないのだが、恐らくこうやって問答を経て、お互いが知らないところに辿り着く知の探究そのものを指すのではないかと思っている。 www.toyo.ac.jp 今日も授業が無くなった…

  • 10年後、20年後に、自分がいわゆる【講師】をしている未来がやっぱり見えない。

    今日はこれまで以上に、僕個人のことを話す記事になると思う。 僕は今33歳だが、2年ほど前から2024年度を一つの区切りとしようと決めていると、何度か書いた。2024年という数値に深い意味はない。ただの仮置きのようなものだ。 なぜここを区切りとしたいかというと、単純に僕自身が年齢を重ねてきているからである。気付けば若手の域を超えて、中堅のところにまで、僕は年を食っている。 それを強く自覚する事件があったわけではなく、例えば生徒の満足度アンケートなどを通じて、自分も若い頃とは色々変わりつつあるんだな、という風に納得したのだ。 「この先生が好き」的な項目において、大学生のそれに完敗する。それは僕が何…

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