また1週間が始まりましたね。先日の『茶遊庵』稽古で出した上生菓子の銘は花手水はなちょうず手水鉢に花が浮かぶ姿の可愛らしいお菓子でした。先日訪れた鎌倉の一条恵観山荘も様々な花手水が見事でした。入口で出迎えてくれたのは・・・同時期に異なる場所で同じ言葉に出会うと縁を感じます。花手水という言葉は普段あまり耳にしませんが、ご存知ですか?神社やお寺で参拝をするとき、柄杓で水をすくって身と心を清める場所を手水舎(ちょうずしゃ)といいます。そして、手水舎の手水鉢に花を浮かべたものが”花手水”と呼ばれています。コロナ禍になってからは感染拡大防止の観点からほとんどの神社仏閣では手水舎使用をやめました。代わりに手水舎や手水鉢に花を飾るようになり、それを花手水と呼ぶようになったようです。インスタ映えすると話題にもなっていました...2つの花手水古と現代の知恵