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2020/02/14

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  • クマとよむ『失楽園』下【ジョン・ミルトン】

    はじめに さてさて、今回は失楽園の続き。 サタンはどのように復讐するのでしょう... baroquema3.hatenadiary.jp あらすじ 悪意をいっそう強めたサタンはイブを陥れようと美しい蛇に姿を変えて近づき、彼女を誘惑して神に食べることを禁じられた善悪の樹からその実を食べてしまいます。 さらにはアダムまでもイブの勧めに従い実を食べ、2人からは「無垢」が消え去り、「羞恥」が彼らを覆います。 アダムとイブは互いに言い争うも、己の罪を悔い改め、神は彼らを受け入れます。しかしながら、彼らがエデンの園に留まることは許されず、園からの追放が命じられるのでした。 思うこと 座天使、主天使、権天使…

  • クマとよむ『失楽園』上【ジョン・ミルトン】

    はじめに。 サタンの復讐。 今回は、だいぶ前から読みっぱなし状態だった失楽園について書いておきます。 失楽園 上 (岩波文庫 赤 206-2) 作者:ミルトン 発売日: 1981/01/16 メディア: 文庫 ミルトンの紹介をしたのも懐かしい...。 baroquema3.hatenadiary.jp あらすじ 物語の大枠は、アダムとイブがサタンの奸計によって堕落し、最終的にエデンからの追放を命じられるというもの。 上巻では主に、堕落したサタンがいかにして神に対する復讐を図るかが描かれます。 アダムに対して天使ラファエルは、どのようにサタンが地獄へと追放されることとなったのかを語ります。 サタ…

  • クマでもわかるジャン・パウル

    もうすっかり秋ですな。 <ジャン・パウル> 幻想やウィットに富んだ文体で優れた作品を多く生んだジャン・パウル(1763-1825)。 彼が活躍したのは、古典主義からロマン主義へと文学のあり方が移行していく時代でした。 ジャン・パウルはこうした当時のドイツ文壇の流れや、同時代を生きたゲーテ やシラーからは距離をとっていました。 後に紹介するヘルダーリンやクライストとは異なり、彼は生前から高い評価を受けていました。 そんな彼の有名作品は、『陽気なヴッツ先生』(1793)や『生意気盛り』(1804)など。 次回は陽気なヴッツ先生について!

  • クマでもわかる啓蒙期 II

    はじめに。 今回は啓蒙期の哲学面を少しみてみましょう。 前回扱った啓蒙期の側面とは嗜好を変えて、今回は思想面を主に。 この時期の哲学から得られた知識はとても重要なもので、欠かせないモノ。 僕らがイメージする「自由」や「民主主義」のような思想は、啓蒙期の哲学無しには存在しなかったのです。 ルソーやカントなどを紹介しながら、啓蒙期の哲学的な面を概観していきます。 啓蒙の時代 <ジャン・ジャック・ルソー> 少しドイツ文学から逸れるけど...今回はルソーの思想について。 ルソーの著作の中でも、『社会契約説』(1762)は特に有名な作品。 ルソーによれば、人間は本来、その自然状態において「自由」な存在な…

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