【保育】ねえ、せんせい・・・
特別支援員として働いていると、 一斉保育の時間に「ねえ、せんせい…」と小声で呼ばれる機会がとても多い。 小声で呼んできているということは、進行をしている担任には言いづらいことなのだ。 その子に向けて声は出さず、「OK、わかった、今聞く」という意志を込めて 大きく頷く。 わたしが動くことで気が散る子にそっと声をかけながら、呼んできた子に 「どうした?」と小さな声で問いかけた。 「さっきまで遊んでいたガチャガチャのカップ、外に置いてきちゃった…」 ととても困った顔で言うその子。 「そうか、それがないことに気づいて、困っているんだね?」と問い直すと、 今にも泣きそうな顔で小さく頷くその子。 「わかっ…
2020/11/04 15:16