今日からピオーネの粒間引き(摘粒)を開始しました。昨年、ピオーネの摘粒を開始したのは6月20日だったので、今年は5日も早く摘粒を開始したことになります。ピオーネの摘粒を開始
昨日設定した構成で、500W出力時のスプリアスを確認しました。まず、432MHz±50MHzをスイープしました。M1~M4はいずれも70dBc以下のレベルなのでOKです。次の画像は30MHzから530MHzをスイープしたものです。M1,M2は-70dBc以下なのでOKです。M3@168MHzにある-63.39dBcのスプリアスは、以前から問題にしていたものですが、スペアナのスプリアスなので除外します。次の画像は、400MHzから3GHzをスイープしたものです。M2@864MHzに-68.47dBcの第2高調波、M3@1.296MHzに-61.81dBcの第3高調波によるスプリアスがあります。これらは-70dBc以下というハードルをクリアする必要があります。マーカを付けていませんが、2.4GHzあたりに-7...430MHzの落成検査に向けて(その2)
この1ヵ月はフィルター設計について興味を惹かれたので、やや脱線気味でしたが、これも430MHz帯のQRO落成検査の準備の一つとして欠かせない学習だったように思います。色々紆余曲折はありましたが、エキサイターはIC-705にするよということで変更申請の変更をすることにします。IC-705とリニアアンプの間にBPFを挿入して、IC-705のヘテロダインによるキャリア近傍(±40MHz)および第2高調波のスプリアスを除去します。BPF無しでは、いくら優秀なリニアアンプを使っても-70dBc以下というスプリアス規制のハードルをクリアすることができないことは、これまでの実験で分かっています。1年程前にHenry-radioで購入したBirdの30dBアッテネータの容量は300Wなので、このままでは500Wでのテスト...430MHzの落成検査に向けて
マイクロストリップラインで作る430MHz帯用BPF(その2)
一昨日製作した430MHz帯用BPFを改良するために、KiCadでアートワークして、CNC3018Proで切削加工しました。切削するのに2時間近くもかかりましたので化学的にエッチングした方が精度が出て良かったかもしれません。以下にVNAuhfで測定中の写真を示します。VNAuhfでの測定結果は次のようになりました。流石に、インピーダンスマッチングはちゃんとできていて、SWR=1.17@434MHzですが、挿入損失(S21)が5.5dBもあります。スカート特性は良好なので、NFの小さなMMICの前段に置いてLNAを作る場合などには利用できるかもしれませんが、送信系には使えそうにありません。MarkiのHPで周波数特性が確認できないのが残念ですが、挿入損失が大きい原因は、三つのマイクロストリップラインの間隔が...マイクロストリップラインで作る430MHz帯用BPF(その2)
昨日、12月と1月にQSOした中で目ぼしい相手にOQRSを通じてQSLを請求しました。今朝、その結果を確認するためにLoTWを開いたところ、多数のNewをコンファームできました。中でもFT8WWはMidedでもNewなので、これらの中ではピカ壱です。まだまだサイクル25は始まったばかりなので、これからピークに向けてハイバンドのコンディションが上昇する中、ハイバンドで取りこぼしのないように一つ一つバンドニューをモノにして行きたいと思います。LoTWでFT8WW等をコンファーム
430MHz帯用BPFが作りたくてインターネット図書館で色々調査しています。昔のCQ誌などでよく見かけたキャビティー型やトラフ型のBPFの製作記事や設計方法に関する文献が少なくて残念です。代わりに、マイクロストリップラインを使ったBPF等の設計に関する文献が多く、今頃流行りの5G携帯電話用と思われる4GHz帯のものなどを沢山見つけることができました。4GHzに近い2.4GHz帯や5GHz帯などにもアマチュアバンドがありますが、今の処、興味がありません。今製作したいのは430MHz帯ですが、設計手法は参考になります。高周波関連部品メーカであるMarkiのサイトでBPFを設計することができます。LCフィルターの他、マイクロストリップラインでBPFを設計できるので、それを利用して432MHz±10MHzを通過帯...マイクロストリップラインで作る430MHz帯用BPF
ヤフオクでゲットした「400MHz帯妨害波除去ろ波器」の周波数特性を測定してみました。まず100MHzから1000MHzにおけるS11,S21の周波数特性を以下に示します。大域的にみればLPFのような周波数特性を示していますが、431MHzあたりに共振点があります。900MHzあたりでS21が最小になっていて、430MHzのλ/4ショートスタブの周波数特性に類似しています。400~500MHzの部分を掃引した時の画像を以下に示します。447MHzあたりにS21のディップ点があり、-6.23dBという値を示しています。妨害波除去ろ波器という名称なのですが、BRF(BandRejectFilter)として440MHz近傍のキャリアを除去するには減衰量が小さすぎるような気がします。八木アンテナ株式会社の銘板が付...400MHz帯妨害波除去ろ波器の周波数特性
430MHz用のキャビティータイプのBPFに興味があって、製作記事などを探しているところですが、バラバラに解体された「400MHz帯妨害波除去ろ波器」なるものが出品されていました。ゼロから製作するよりも、たとえ通過帯域が少々違っても、電力的な強度が不足していても、参考程度にはなるだろうと思って落札しました。出品者は、バラバラに分解して構造を観察したそうで、私の目的にも合致していますので、たとえ動作しなくても問題ありません。銅製のケースでてきていて、重量感があります。3つのキャビティーを持っていて、一端はロウ付けしてあります。それぞれのキャビティーはLCで構成されたπ型LPFのような回路で結合されています。このセラミックコンデンサは50V位の耐圧のもののように見えます。パイプの直径が10㎜長さ152.5㎜で...ヤフオクで落札したBPF
今月のEME適期がやってきました。DGRDが2.0dB以下なのでコンディションは良いのですが、月の位置が赤道よりも南にあるため、ヨーロッパと同時に月を見ることができる時間が短いのが今一つです。今晩午後6時頃から8時頃までがチャンスです。しかし、その時間の天気予報は雪で、しかも強風です。今月のEME適期のために、エキサイターをFT991AMにして、IC-705と同時受信するようにシステムを組み直しました。FT991AMは垂直偏波受信専用(送信時は垂直または水平を選択)、IC-705は水平偏波受信専用に使います。それに加えて、AFE822xSDR-VHFx2で垂直偏波と水平偏波を同時に受信して、LINRADV5.0+MAP65V3.0でJT65BとQ65を同時にパノラミック受信できるようにセットアップしました...お月見の準備は出来たけど・・・
1月19日・20日の両日には太陽黒点数が200を越えました。太陽表面のフレア発生によるX線の強度も活発な状態が続いています。黄色のゾーンの状態が続いています。次のグラフはNOAAが発表しているSSN月平均の予想と推移を重ね合わせたものです。予想よりもSSNは急ピッチで増加していることが分かります。2025年頃に予想されているサイクル25のピークには凄いことになっているかもしれません。2年程前の今頃は、SSNがゼロ行進だったことを思えば夢のような話です。太陽活動が活発になったことにより、ハイバンド(18MHz~28MHz)が活況を呈しています。28074KHzを覗いてみると、14074kHzよりもデコードできる局が多いという状況です。コンディションが良いんだから、空いているところでCQを出せば応答がありそう...太陽活動が活発
無線機のスプリアス発射を測定するためにスペアナを使っていますが、どうにも解せない現象に遭遇しています。1月13日のブログに書いているように、432MHzの基本波に対して168MHzに-63dBc程度のスプリアスがあるというのです。しかも、無線機を取り換えても同じ周波数に同程度のスプリアスが観測されました。スプリアスというのは、声紋のようなもので、無線機内部の方式等によって独特の周波数に出てくる筈なのに、同じ周波数に出るというのも変です。比較し易いように同じスパン(start,stop)で測定していましたが、168MHzにスプリアスがあるんだったら、センター周波数を168MHzにして測定してみると、別の場所に-65dbm程度のスプリアスがでてきます。これは益々変です。まるで逃げ水のようなのです。何が間違いの...スペアナのスプリアス
昨日設計した165MHz用BRF(BandRejectFilter)を製作しました。例によって、PCBと銅箔テープの組み合わせで、ちゃっちゃと作ってみました。C2は68.5pFと容量が大きいので、厚さ1.0㎜の両面銅張基板を使いました。薄い方が同じ面積でも大きな容量が得られます。QucsStudioのTools-->ComponentDesingerを用いると、40x37.7mm(t1mmのFR4)で66.66pFになります。ベースの基板は暑さ1.5㎜の片面銅張基板なので、C1=C3=5.068pFを得るには11x12㎜の銅テープを張ることで5.071pFの容量になります。L1=L3=185.1nHのコイルは、φ0.8㎜のスズメッキ線を215㎜にカットして、直径6.0㎜のアルミパイプ(D=6.8㎜)に巻き...BRFの製作
432MHzの基本波に対して165MHzのスプリアスがあるので、これを除去する方法を検討しています。最初に思い付いたのは、HPF(HighPassFilter)です。QucsStudioを使ってHPFを合成しました。3次チェビシェフフィルターとし、カットオフ周波数を270MHzにすると、432MHzでリターンロスが最小になり、165MHzでは約16dBの減衰量になりました。165MHzのスプリアスだけを除去するのであれば、その周波数近傍を阻止するフィルターを使うという方法もあります。この手のフィルターはBRF(BandRejectFilter),BSF(BandStopFilter),BEF(BandEliminateFilter),NotchFilterなどと色んな呼び名がありますが、どれも同じものです...QucsStudioで設計するHPFとBRF
1月8日頃からQRVを開始したTN8K(コンゴ)ですが、そろそろ終わりが近づいています。リニアアンプの修理ができたので、今朝は早起きしました。80mや160mでQSOできればバンドニューなのですが、思うようなところにはオンエアしていませんでした。40mのCWにオンエアしていましたが、弱くて呼ぶ気になりませんでした。6時半頃朝食をとって、その後も無線小屋に行って日の出前後に何か良いことがあるかと期待しましたが、160mのFT8は全くデコードできないし、80mのSSBはアンテナがないし・・・(;´д`)トホホでした。暫くすると、40mのFT8に出てきました。40mはバンドニューではありませんが、TN8Kとは未だQSOできていなかったので、ちょっかいを出してみました。信号は-20dB前後と弱くいためデコード出来...やっとTN8Kでバンドニューをゲット
先週送ったばかりで、修理には当分かかるだろうと思っていましたが、なんと日曜日には修理完了したという連絡があり、昨日配達されました。朝の草刈りの後で、一輪車で無線小屋まで運んで、やっと設置しました。先週、パチッという音と共に壊れたばかりだったので、こわごわと電源を入れました。まだQSOしていませんが、増幅器として動作することを確認しました。良かったぁ~!ブーベに間に合いました。メータの麦球まで修理してあり、感謝感激です。ありがとうございました。リニアアンプ修理完了!
昨日のブログで紹介しているλ/4ショートスタブ(@432MHz)を、実際に片面銅張プリント基板と銅テープを用いて製作しました。VNAuhfを用いて、S11およびS12を測定した結果を以下に示します。銅テープをカッターナイフで切って貼り付けただけという工作手法で製作した割りには、かなりいい線の出来です。864MHz付近で約20dBの挿入損失があるようなので、第2高調波を除去できそうです。期待を込めて、スペアナに接続してスプリアスを測定してみたところ、約5dB改善されて-67.87dBcになりましたが、-70dBc以下に抑え込むことはできませんでした。続マイクロストリップラインで作るノッチフィルター
435MHzの第2高調波である870MHzを除去するためには、λ/4ショートスタブを利用することができます。435MHzのλ/4ショートスタブは、基本波である435MHzではインピーダンスが∞(実際には無限大ということはあり得ないので、かなり大きい値)になりますが、第2高調波である870MHzではλ/2となり、λ/2の伝送線路では先端のインピーダンスがそのまま現れるという特性から、先端がショートされているのでインピーダンスはゼロになります。つまり、435MHzの信号は無損失で通過し、870MHzの信号はショート(全損失)するということになります。QucsStudioを使って435MHzでλ/4となるマイクロストリップラインを作成し、その先端をショートした時の周波数特性をシミュレーションして確かめてみました...マイクロストリップラインで作る第2高調波用ノッチフィルター
町内に住む娘夫婦を招いて、裏庭で焼き牡蠣パーティーをしました。昨年の今時分に、牛窓ヨットハーバーに行ったついでに、牛窓港で牡蠣の直売をしている一歩牡蠣を訪れて購入して、とても良かったので、今年はメールで注文して宅配便で届けてもらいました。半缶もあれば、大人7人でもお腹一杯になります。牛窓まで車で片道1時間半かかります。それを思えば送料なんて安いものです。先ずは、焚火をして燠を作ります。寒い時に屋外で焚火で暖を取るのも乙なものです。牡蠣の他にも、娘婿が串焼きを作ってくれました。そして、締めはホルモンうどんです。裏庭で焼き牡蠣パーティー
1月3日に設計した430MHz帯用LPFを、超お手軽に試作してみました。材料は、厚さ1.5mmの片面銅張基板(材質はガラエポ=FR4)と銅テープとSMAコネクタです。コンデンサは、銅テープを鋏で切って加工しました。13x13.5mmの銅テープをPCBに貼り付ければ6.5pFの容量が得られるという計算です。コイルは、手持ちのスズメッキ線(0.8φ)を38mmに切って、φ5.0mmのアルミパイプに2回巻いて、長さを約6mmに整えました。これで、18.1nHになる筈です。Cの値は銅テープの面積に比例し、Lの値はメッキ線の長さにほぼ比例します。CとLの寸法はQucsStudioのToolで計算しました。コネクタからコンデンサに至るまでの配線は、特性インピーダンスが50Ωになるように計算したマイクロストリップライン...430MHz帯用LPFの試作
借用中のBPFをIC705/IC9700に接続して、スプリアスを測定したので、測定時のスナップショットを見ながら評価しました。通貨帯域幅が狭いこともあり、IC-705のヘテロダインによるスプリアス(±40MHz)などは無くなりました。最初の画像がBPF無しの場合で、次の画像がBPF有りの場合です。しかし、300MHz以下や800MHz以上のスプリアスは低減することができませんでした。1月8日にトリプレクサを接続して実験した時に、これらの領域ではスプリアスが低減できなかったことと同様の結果です。以下に、2つのエキサイターについて、BPF無しと有りの場合について、スプリアスの違いをまとめたものを示します。数値は、すべてdBc(キャリアに対するスプリアスの比)です。法令では、430MHz帯における50Wを超える...430MHz帯用BPFの評価
今朝は8時頃からブドウ園で落ち葉を搔き集める作業をしていました。10時半頃には疲れたので、作業を止めて家に帰りました。リニアアンプ修理のために、佐川急便に集荷依頼をしているので、11時頃からは家の周りに居なければならないという事情もありました。スプリアス測定でもして遊ぼうと思って、無線小屋に来てPCを起動し、スペアナをウォーミングアップしていたところ、DXscapeにTN8Kが21091kHz出ているという情報があったので、無線機のスイッチを入れてアンテナを南東に回しました。弱いながらもデコードできたので、100W出力ながらダメ元で呼んでみたところ、5分位呼んだところで応答がありました。この時間にスタンバイしているJA局が少なかったようで、QSOできちゃいました。TN8Kを何回かワッチしましたが、いつも弱...TN8KCongo
今日は、寒中だというのに小春日和の良い天気でした。午前中は、ブドウ園でブドウの落ち葉を搔き集める作業をしました。昼食後の休み時間に、無線小屋から故障したリニアアンプを一輪車に載せて運び出しました。昨日の内に段ボール箱を探し出していたので、掃除して梱包しました。明日、集荷してもらう予定です。天気が良いからこそ、こんな作業もできるというものです。お日様さんありがとう!発送準備の後、ブドウ園で草刈をしました。その後、夕方はいつものようにワッチしましたが、TN8Kの電波は弱くてFT8ですらデコードできません。CWは全く聞こえず、どこに出ているのか検討も付きませんでした。こんな状態じゃあ、いくらリニアアンプがあっても出番がありません。そもそも、24890kHzなんてバンドエッジじゃないですか!なんでそんなところに出...リニアアンプの発送準備
いつもやっているオンライン飲み会で、430MHz帯のスプリアスで困っているという話をしたところ、430MHz帯用のBPFを持っているという方がいらっしゃったので、今日病院に出かけたついでに、借りてきました。BPFの大きさは、165x135x44mmで写真に示すように、VNAuhfと同じ位の大きさです。まず、VNAuhfで広帯域(100MHz~1GHz)の通過特性S21を測定してみました。あまりにも狭帯域なので、測定範囲を狭めて行って、最終的に432±10MHzでスイープし、帯域幅は4MHz位かなぁという結果を得ました。この周波数範囲におけるポートA側からみたインピーダンスやSWRを以下に示します。SWRが最小となる周波数は431.32MHzに調整されているようです。ネジが4つあるので、それらを弄ればf特が...430MHz帯用BPFを借りてきました
昔から正月とゴールデンウィークは電波の飛びが悪いという経験が身に染みているので、正月はNYPに参加するだけにしていました。FT8WWとは年末に20/30mでQSOできていますが、それ以外には17mに少しとQO100(静止衛星)に出ていたようです。昨晩、入浴を済ませた後AmazonPrimeVideoでも見ようかと思ってPCの電源を入れたついでにDXscapeをチェックすると、15mバンドにFT8WWが出ているというので無線小屋に行って、ワッチを開始しました。当初は、NYPのために3.5MHz用のアンテナを接続していた事に気付かず、弱いな~と思っていましたが、11エレトライバンダーに接続すると、そこそこの信号で入感していました。コールする局も多かったのですが、周波数を変えながら彼方此方で呼んでいると10分程...2023年初のバンドニューFT8WW15m
第一電波工業のMX-3000Nというトリプレクサを付加して、IC-705を430MHz帯で運用した時のスプリアスを低減できるんじゃあないかと思って、試しに購入してみました。まず、VNAuhfを使って、S21とS11の周波数特性を測定してみました。期待した通り、430MHz帯では挿入損失が殆どゼロで、300MHz以下や500MHz以上では損失があるというBPFの特性を備えていることが分かります。(緑色の線)ポートAから見たSWRなどの特性を測定したのが次の図です。144MH帯用のコネクタと1200MHz帯用のコネクタの先には50Ωの終端抵抗を接続していますので、430MHzでSWRが1.0近傍になるのは当然として、160MHz以下や740MHz以上の周波数でもSWRが1.0近傍になっています。(SWRは赤色...トリプレクサでスプリアスが低減できるか?
11月20日に壊れたリニアアンプ(JRL-3000F)を修理するつもりで、ネジを外してみました。筐体の側板と、内部にある両側のアルミ板を取り外したところ、ご本尊の終段部が見えるようになりました。1枚の基板にFET(2SK410)が一列に8個並んでいます。1枚の基板に2つのPAが搭載されていて、左右に2枚の基板が搭載されています。1つのPA部(250W)の回路は次のようになっていて、プッシュプル回路が2パラ(4つのFET)で構成されています。1kWを得るために4つのPA部を合成するようになっています。故障の症状は、電源投入後PAスイッチを押すとIdが約50A流れ、Vdが0Vになり、アラームが表示されるというものなので、4つあるPA部のどれか1つが壊れているんじゃあないかと目星をつけていました。4つのPA部に...JRL-3000Fを修理しょうとしたら・・・
IC9700とIC705に共通な165MHzのスプリアス(約-63dBc)は、同軸ケーブルで作った1/4波長オープンスタブで低減できるのではないかと思って実験してみました。まず、手持ちのNコネクタ付同軸ケーブルを、VNAuhfのポートAとポートBに間にT型コネクタで接続して、165MHzでS21が最大になるように少しづつ切り詰めていきました。コネクタの先端から同軸のカット部までの長さは365mmで165MHzの1/4波長となりました。(同軸ケーブルはCLF240で、誘電体は発泡ポリエチレン製)このようにして作った同軸ケーブルとT型コネクタを30dBアッテネータとスペアナ入力の間に接続して、接続する前と接続した後で165MHzのスプリアスが、どの程度低減するのかを比較してみました。結果は、全然変化なし・・・...スプリアス低減の実験(オープンスタブ)
IC9700にリニアアンプを接続してスプリアスを測定してみました。IC9700の出力設定を5%にするとTAJFUN(リニアアンプ)の読みが202Wになりました。この時、Bird43の読みもほぼ200Wでした。この時の30MHzから530MHzのスプリアスと400MHzから3GHzのスプリアスを示します。法令の基準を超えるスプリアスが低域側に2つ、高域側に4つ存在します。リニアアンプの電源をOFFにして、20dBアッテネータを取り外して測定した時の画像を以下に示します。リニアアンプをOFFにした時でも、法令の基準を超えるスプリアスが低域側に2つと高域側に2つあることが分かります。これらの測定結果から、リニアアンプを接続することによって生じているのは、1.3GHzの第3次高調波だけであるということがわかりまし...IC9700に430MHz帯用リニアを接続して
足の怪我が回復してきて、リニアアンプのような重量物を持ち上げることができるようになったので、IC-706に430MHz帯用リニアアンプ(スロバキア・vuhelectronics社製TAJFUN1000)を接続してみました。まず、知人からバード43用の430MHz帯に適合するエレメント(500D)を借りているので、これを使用してTAJFUNの表示とBridModel43の表示の差異を調べました。結果は次のように差異は5%以下なので、TAJFUNのデジタル表示を信用しても良さそうです。(測定に使用した30dBアッテネータが300W仕様だったので、測定は200Wまでにしました。)IC705の設定が40%といういうことは4Wであり、このときリニアアンプの出力が200Wということは、ゲインが50倍=17dBというこ...IC-706に430MHz帯用リニアを接続して
昨日に続きQucsStudioを使って、今日は430MHz帯用のローパスフィルターを設計してみました。500Wリニアアンプの後段に設置することを念頭に置いています。机上の空論とならないように、実際に製作し易いように配慮しました。QucsStudioには、カットオフ周波数やフィルタのタイプなどを入力すると、シミュレーションモデルを自動的に生成してくれるツールが付いています。チェビシェフ型3次ローパスフィルターとし、カットオフ周波数は600MHzとしπ型回路としました。作成された回路と、そのシミュレーション結果を示します。第3次高調波(1305MHz)は23.9dBに、第5次高調波(2.175GHz)は37.5dBにそれぞれ減衰されることになります。しかし、435MHzにおけるS11は-16dBなので、SWR...QucsStudioで設計するローパスフィルター
430MHz帯のQROを予定しています。購入したリニアアンプを接続してのスプリアス測定は未だ実施していませんが、430MHz帯のアマチュア局の場合、スプリアス領域の許容値は-70dBcなので結構厳しいのです。スプリアスが発生するとすれば、奇数次高調波で、その中でも3倍高調波(435*3=1305MHz)が一番強いと想定されます。そこで、実際に製作するかどうかは別として、スプリアスを除去するためのノッチフィルターを、とりあえず設計してみました。ノッチフィルターは減衰特性が急峻なので、特定の周波数だけ阻止するには最適です。1/4波長オープンスタブは、ノッチフィルターとして動作することが知られています。そこで、今回は、qucsStudioという高周波回路用のシミュレータを使って設計しました。qucsStudio...qucsStudioで設計するノッチフィルター
大晦日の夜、TVは一切見ず、もっぱらPCでネットサーフィンをして過ごしました。ちょっと前から高周波回路シミュレータQucsStudioに興味があって、これを使いこなすためにネット動画などを見て学習していました。そんな時、本を買おうかな・・・という気持ちがふと湧き上がりました。早速Amazonで注文しようかと思ったのですが、大晦日に注文してもいつ配達されるか知れたものではありません。Amazonのページを良くみると「Kindle版は無料」とあります。無料というのには色々条件がありますので、そのまま鵜呑みにするのは危険です。KindoleUnlimitedの30日間無料体験というのがあったので、早速これを申込みました。このサブスクの月額料金は980円なので、毎月購読しているCQhamradioよりも安い!もう...KindleUnlimited
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今日からピオーネの粒間引き(摘粒)を開始しました。昨年、ピオーネの摘粒を開始したのは6月20日だったので、今年は5日も早く摘粒を開始したことになります。ピオーネの摘粒を開始
5月の下旬から連日ブドウの世話が忙しくて、キャンピングカーの製作に時間が割けませんでした。忙しいながらも時間を作って、少しずつ進めていました。今日も朝の内は、シャインマスカットのジベ処理2巡目やピオーネの副梢摘心などの作業をして、午後からキャンピングカー弄りをして遊びました。何しろ真夏の暑さなので、日陰での作業の方が楽というものです。天井の材料となるファルカタ合板4mm厚が1枚足りなかったので、昼食後に近所のホームセンター(コメリ)に買いに行きました。今日の作業で、やっと天井貼りが終わりました。屋根と天井の間には、断熱材としてスタイロフォームを詰め込んでいます。構造変更の車検までに必要な作業は、2段ベッドを残すのみになりました。やっと天井貼りができました
今年はブドウの開花が例年よりも早かったので、成長も早い感じです。防除⑤は、ブドウの粒の大きさが小豆位の大きさになるまでという縛りがあるので、早めに散布しました。既に安芸クイーンは小豆というより大豆位の大きさになっています。ピオーネは大きいもので小豆位の大きさです。ペンコゼブ(1000倍)+フルピカ(3000倍)+コテツ(2000倍)の薬液を最初400リットル調整して散布した後に、200リットル追加で調整しました。少し薬液が余ったので、モモにも散布しました。SSで散布している最中の様子を自撮りしてみました。SSで散布する時には、合羽を着用しています。でないと、びしょ濡れになってしまいます。ちなみに、着用している合羽はモンベルのストームクルーザージャケットという一番値の張るヤツです。雨合羽としてだけでなく、冬...防除⑤
前回新アンテナファームの草刈りをしたのは5月8日でした。もう一月が経過するので草が伸びていたので、今年2回目の草刈りをしました。6mのアンテナ(ブーム長15mの10エレ八木)は、ずっと下したままです。時間が取れれば、マルチホップEs伝搬にチャレンジしたいものです。そのためにも最低限草刈りだけは怠らないようにしています。安芸クイーンの1回目ジベ処理をしてから1週間になります。花穂は果房に変化していて、粒の大きさは大豆粒位になってきました。後が閊えているので、早めに粒間引きをしました。これくらいの方が鋏を入れやすくて、粒間引きがし易いのです。安芸クイーンの粒間引きの後で、シャインマスカットの副々梢の芽を掻き取る作業をしました。芽が小さい内は、指で掻き取ることができますが、大きくなると鋏が必要になるので、早めに...新アンテナファームの草刈り・安芸クイーンの粒間引き
毎年この時期になるとマメコガネに悩まされています。ウチのブドウ園は山の中にあるので、周囲の山から飛来してくるようなのです。昨年までは農薬に頼らず、耕種的方法で駆除していました。それはそれで、ゲーム性があって面白いのですが、そのことに費やす時間を他の有意義なことに仕向けることができた方が良いと思うので、今年は農薬の力を借りることにしました。先ずは、5月上旬に「モスピラン」を散布しました。マメコガネが出現するのは6月上旬なので、いくら長期間薬効があるとは言え、やはり効き目はなかったようです。二三日前からマメコガネが飛来していて、今朝も見かけました。そこで、第二弾として「テッパン」を散布することにしました。2000倍の薬液を400リットル調整して、SSで散布しました。夕方に、ブドウの葉の上に居るマメコガネを触っ...マメコガネの防除
今日はデラウェアとピオーネのジベ処理をしました。デラウェアは5月30日頃に満開を迎えたので、今日で11日目にあたり、2回目のジベ処理をしました。房が大きくなり始めているので、処理液を入れるカップもそれなりの大きさが必要です。写真のカップは500mlのもので、これを片手で持って花穂を浸漬処理するのは疲れます。ピオーネは6月6日頃に満開を迎えたので、今日ジベ処理をしました。一発処理なので、ジベ処理は今回だけです。ブドウの栽培管理で重要なのは、花が咲く時期を揃え、ジベ処理を一回(一巡のみ)で終わらせることだと、栽培管理の方法を教えてくださった有〇先生が口を酸っぱくして仰っていましたが、なかなか上手くいきませんでした。しかし、今年は芽かき、捻枝、誘引などの各段階で花が一斉に咲くように気を着けてきた甲斐があって、ジ...デラウェアとピオーネのジベ処理
毎日のように夜中の2時3時に起き出しては、FT4GLが7MHzにQRVしていないかとチェックしていますが、今朝もQRVしてきませんでした。今日は一日中雨の天気予報なので、何をしようかと無線小屋にやってきました。DXscapeを開くと、スポットランキング1位は5U5Kで、FT4GLは2位になっていました。5U(Niger)のコンファーム状況を調べると、15/12/10mで未コンファームです。是非、この機会にお手合わせ願いたいと思い、QRZ.comなどを調べると、5U7Kは女性DXペディショナーナーと名高いIV3FSGElviraのソロDXペディションであることがわかりました。ClublogLiveStreamsもサポートしています。早速ClublogLiveStreamsを開いて見ると、12/17mのDat...5U5KNigerbyElvira(IV3FSG)
朝一番は、道路沿いのワイヤメッシュ下の草刈りをしました。その後で、モモの袋掛けをしました。モモの樹は、白鳳とおかやま夢白桃が各1本づつ計2本ありますが、自家用として栽培しているので小さく作っています。このため、袋掛けの時にも三脚等は一切使わずに作業ができるので大変楽です。もはや正真正銘の高齢者なので、楽で安全に作業できるのが一番です。それこそSDGs(サスティナブル)そのものです。白鳳とおかやま夢白桃に、それぞれ150(合計300)の袋掛けをしました。袋掛けする時に重要なのが、双胚子を避けるということですが、私の見立てでは双胚子の方が多い位なので、結構苦労しました。昨年などは、収穫時に何も入っていない袋が半分位あったような気がします。生理落果したものと思われます。モモの袋掛け
SSNが高い時期なので、ハイバンドは楽勝だと思っていましたが、なかなかJAとオープンする時間帯に10mにQRVしてくれませんでした。30/20/17/15/12mの各バンドではQSOできていましたが、10mはQSOできていませんでした。やっと先程QSOできました。まだClublogでコンファームできていませんが、多分大丈夫だと思います。80mや6mは無理として、残るは40mですが、中々QRVしてくれていないようです。しかし、これからDXペディションの終盤を迎えるので、QRVしてくれるのではないかと期待しています。やっとFT4GLと10mでQSOできた
今朝もブドウ園に行って、除草剤の散布をしました。散布しながら、ピオーネの花の様子を観察した結果、今日がピオーネの満開日と判断しました。まだ開花していない花穂もありますが、7割方の花穂が満開になっていましたので、そのように判断しました。ピオーネの1発ジベ処理では、満開後3~5日目に処理するとされていますので、6月10日頃にジベ処理する予定です。ピオーネが満開
今朝は5時に目覚めたので、そのまま起床して朝飯前にブドウ園に行って防除作業をしました。今日の防除では、①リドミルゴールド(1000倍)、②カンタスDF(1500倍)、③スタークル(顆溶)(1000倍)の薬液を先ず400リットル調整し、200リットル散布した後で100リットル追加調整しました。この頃になると、ブドウの新梢が伸び始めて、棚を覆いつくすようになります。農薬の散布量も10アール当たり300リットル位とされているので、手遣りで防除するのは辛くなるので、SSの登場となりました。7時半頃には作業を終えて、朝飯にありつけました。その後、昼までピオーネの副梢摘心をしました。安芸クイーンが満開になったので、昼から1回目ジベ処理をしました。マイシン処理の時とは違って、浸漬処理できました。今年は、安芸クイーンの花...防除④・副梢摘心・ジベ処理
午前中、ピオーネの副梢を摘心していたところ、農機具屋さんがスピードスプレーヤーを届けてくれました。流石にプロです。仕事が早い!早速、午後から試運転してみました。ノズルが何カ所か詰まっていたので、掃除をしてちゃんと噴霧するようになりました。明日朝にでも防除作業ができるように、タンクに400リットルの水を溜めておきました。スピードスプレーヤーの試運転
今日もブドウ園で農作業をしました。2日程前からシャインマスカットの花穂整形をしています。今日で、この作業を完了しました。これで、私のブドウ園の全ての品種の花穂整形が完了したので、後は花が咲いて満開になるのを待つばかりです。5月20日頃からブドウの世話で慌ただしい毎日を過ごしていましたが、少しはキャンピングカー弄りなど、他のことができるようになりそうです。シャインマスカットの花穂整形完了
以前GPSdesciplinedOSCを自作したときに、1インチ位の超小型LCDパネルを使ったことがありますが、もう少し大きなLCDパネルを表示部および操作部として使いたいと思っています。思っていただけでは中々計画が進まないので、試しにQVGA(320x240)とHVGA(480x320)のLCDパネルを購入してみました。QVGAのものは2.8インチで¥1,450@秋月電子、HVGAのものは3.5インチで¥2,522@Amazonでした。購入して比較してみると、袋のラベルのフォーマットは同じで、SKUの番号も類似していて、同じところで製造しているような感じです。コントローラ(Driver)はILI9341とILI9488の違いこそあれ、同じデバイスメーカの製品のようです。どちらのLCDパネルもタッチパネル...小型LCDパネルを購入してみました
昨年の農業日誌によると、安芸クイーンは6月8日、ピオーネは6月11日、シャインマスカットは6月13日が満開日でした。しかし、今年は、どの品種も開花日が早まりそうです。晴れの日が多くて、梅雨入りが遅れていることも関係がありそうです。開花(満開)に合わせて、どの品種も種無しにするために植物ホルモン処理をする必要があるので、満開日が何時なのかを観察するのが重要なのです。まず、安芸クイーンが咲き始めるだろうと見にいくと、蕾が赤くなりキャップが取れ始めています。ピオーネの若木は元気が良いので他の成木よりも一足先に開花の兆しが見え始めました。一番驚いたのは、シャインマスカットの一部の花が咲き始めていることです。シャインマスカットは摘心作業を終えて、これから花穂整形に取り掛かろうという作業ステージなので、花穂整形作業を...安芸クイーンもピオーネもシャインマスカットまでも開花直前
少し前からSS(スピードスプレーヤー)の試運転をするためにあれこれ準備しています。半年以上放置していたので、バッテリーが上がっていたので充電しました。バッテリーを外す時に、エンジンルームの中を見る機会があり、エンジンのシャフトに着けられたプーリに掛かっているVベルトが切れかけているのを発見しました。余程重要な部分なのか3本も掛かっていますが、どれも同じように摩耗しているようです。ちょっと見た感じでは、どうやってベルトを外せば良いのか見当が付きませんでした。自動車や農機具の修理などをしていた友人に見て貰ったところ、軸受けを外して交換するらしいのです。Vベルトを外すのも面倒だし、どうせ摩耗しているので、1本だけ金切鋸で切断しました。交換用にVベルトを注文したいのですが、サイズが不明なので困っています。相当に摩...Vベルトの寸法?
自家消費用として栽培しているデラウェアの花が満開になりました。開花前ジベ処理を5月17日に行いましたので、そこそこ妥当であったと言えます。満開前ジベ処理の際にフルメットを入れているので、5月13日頃でも大丈夫だったのかと思います。デラウェアは、毎回後10日後(6月9日)頃に2回目ジベ処理を行う予定です。その頃には、房が更に大きくなっていて紙コップでは入らない程に成長している筈です。デラウェアが満開
クビアカスカシバらしき虫の食害痕を冬に見つけては毎年のように嘆いています。今年こそは、ちゃんとした予防措置を講じることにしました。予防措置はいくつかの方法があるようで、当初はスタークル顆粒の2倍液を主幹に塗布する方法を試そうかと思っていて薬も買いましたが、雨に流される心配があるので別の方法にしました。今日、フェニックスフロアブル(500倍)+アビオンE(500倍)を動噴で散布しました。予め100ml入りの瓶1本だけ購入していましたが、それでは50リットルの薬液しかできず、散布してみて全然足りないことが分かりました。仕方なく、99時頃までピオーネの花穂整形(仕上げ)と摘心作業を行った後で、JAに農薬を買いに行きました。動噴を使って、主幹と亜主枝に農薬を散布しました。新梢や葉には散布しません。クビアカスカシバ...クビアカスカシバの予防
5月25日にRR73が受信できなかったFT8GLとのQSOについて、昨日Clublogを確認すると見事OKになっていました。これで一先ず安心です。これまでのところ、シングルオペレータながら精力的に同時2バンドで運用しているようです。私にとって、どのバンドでQSOできてもバンドニューなので、40m以上のバンドで合計7つ位はバンドニューをゲットしたいと欲がでてきました。攻略法を検討するために、VOACAPで伝播予測を見てみました。幸い、サイクル25のピークに近い状況なので、ハイバンドは楽勝のようです。ローバンドは、夏という季節でもあり、厳しいようです。現地の日没時刻は、日本時間の午前0時頃なので、夜中の1時から3時頃が40mバンドの狙い目のようです。30/20mバンドも昼間は厳しそうなので、40mを狙って夜中...FT4GLの攻略法を検討
今朝は小雨が降っていましたが、その内に上がるだろうことを期待しつつ、ブドウ園にピオーネの花穂整形器を使っての花穂整形(粗仕上)を完了しました。引き続き、ピオーネの花穂整形(仕上げ)と摘心をしました。この仕上げと摘心は、あと3列を残すのみなので、もう一日あれば終わる見込みです。しかし、明日は雨の予報ですし、午後から歯医者に行く予定があるので、明日中に終えることができるかどうかは微妙です。ピオーネの花穂整形(粗仕上)完了
今朝は5時過ぎに起きて、ブドウの防除作業をしました。ペンコゼブ(1000倍)、フルピカ(3000倍)、コテツ(2000倍)の薬液を先ず400リットルSSのタンクに調整して散布してから、後で200リットル追加で調整して散布しました。今回も10aあたり300リットルだったので、前回と同様にギヤポジション2L、圧力メモリ18で散布したところ丁度でした。今日は概ね晴れで時々曇りでした。お日様が出ると日中は汗ばむほどでした。防除作業の後で、モモ(白鳳)の袋掛けをしました。今日の処は150袋掛けました。双胚果を避けて正常果を見定めて摘果と同時進行で袋掛けをしました。未だ袋の掛かっていない果もありますので、明日おかやま夢白桃という品種の袋掛けをした後で気が向けば追加で袋掛けをしようと思います。1週間程前から袋掛けをしな...防除⑤とモモ(白鳳)の袋掛け
今日も曇り空の一日でした。シャインマスカットの摘心しました。6月1日に未展葉部を指先で摘まむという方法で摘心を行いましたが、今では新梢が太く長くなっているので、このままでは大変なことになりそうなので、「本葉4~6枚で摘心」というレシピに従って摘心をしました。今年は日照時間が短いのに蔓だけはしっかり伸びています。ウチのシャインマスカットは、毎年遅伸びして困っています。摘心の位置が本葉7~8枚であることが遅伸びの原因になっているかもしれないと考えて、思い切って本葉4~6枚で摘心しました。本葉4枚という位置は、ビニールから少し出た位の位置です。そこまで短く切るのは初めてなので、ホントに大丈夫なんでしょうか?と少し不安ですが、何事も経験!です。それにしても、昨日ジベ処理をした時に花ぶるいしていることに気付いたのは...ウチのシャインは蔓ボケか?!
今日は小雨が降ったり止んだりするような天気でしたが、シャインマスカットのジベ処理をしました。ジベ処理を始めて気づいたのですが、花穂の1割から2割が花ぶるいっポイ感じです。花ぶるいというは、花穂を手で持つと果粒になるべき部位がボロボロと落ちてしまう現象です。花ぶるいすると、正常な果にはならず、実がぽつぽつと着いたブドウの房とは呼べないような情けない形状になってしまいます。もう少し時間が経てば、実留まりが確定するので、どの程度の花穂が花ぶるいしたのかがわかるでしょう。ひょっとしたら今年の我が家のシャインマスカットは不作になるかもしれません。3割増位の花穂は確保しているので、大丈夫だと思うのですが、多少心配です。花ぶるいの原因は何なんでしょうか?私は満開前の日照不足が原因じゃあないかと思ったりするのですが、それ...シャインマスカットが花ぶるい
今朝は晴れていましたが、昼前から急に雲行きが怪しくなり俄雨になりました。朝一番に1時間程草刈りをして、その後、ピオーネのジベ処理をしました。雨が降っている間は作業を中断して昼寝をしていましたが、雨が上がって日差しが戻ってきたので、作業を再開しました。やっと4時過ぎにピオーネのジベ処理を完了しました。今年は、ブドウ栽培を開始して以来、初めて1巡目だけでジベ処理を完了できました。まぐれかなぁ?それとも栽培技術が向上したのかなぁ??その後、安芸クイーンの2巡目ジベ処理をしてから、シャインマスカットの棚に行って花穂の状況を確認しました。8割方の花穂が開花していて、満開であることが確認できました。明日、ジベ処理をしようと思います。ピオーネと同様に、ジベ処理は1巡目だけで終える予定です。シャインマスカットが満開
今日も一日中曇りでした。朝一番は露があるので、草刈りをしました。10時頃からピオーネのジベ処理を始めました。広田というブドウ棚のジベ処理に一日掛かりました。明日は別のピオーネの棚でジベ処理をする予定です。今年は、例年と違って、開花時期が揃っているので、一巡するだけで完了しそうです。未開花の花穂は切除しました。それでも1スパンあたり最低でも16花穂は確保できています。1スパンあたりの着房数はピオーネの場合、16房を目標にしています。ジベ処理する時に、1スパンあたりの花穂の数を数えながらやったので時間がかかったのかもしれません。多い所では23花穂というスパンもあり、平均でも20花穂はありました。このまま粒間引きに突入すると、花穂の数が多いだけ余分な手間がかかりそうです。粒間引きの前にに、花穂を間引いた方が良さ...ピオーネのジベ処理
今日も一日中曇りでした。梅雨らしいと言えばそれまでですが、ぐずついた天気が続いています。そういう天気の影響なのか、ピオーネの開花が昨年に比べて1週間程遅れています。今日もブドウ園で蔓切りや副梢の摘心などの作業をしながら、開花の状況を観察していました。主観的な判断ですが、8割の花穂が満開を迎えているようです。今年は例年になくピオーネの開花が揃いましたので、例年ジベ処理を2巡させていましたが、1順だけでジベ処理が完了できそうです。天気にも依りますが、できれば明日または明後日にはピオーネに満開時ジベ処理を施したいと思います。ピオーネが満開
今日は3時過ぎから娘夫婦一家を迎えて、裏庭でBBQをしました。その時、赤ワインを持参されていたので、赤ワインを生地で飲んだ後、drinkmateでスパークリングワインにしてみました。赤ワインはメルローで、程よい渋みがあって、割りとさっぱりとした良い感じのものでした。drinkmateの大型のボトルに350ml程の赤ワインを入れて、炭酸ガスを吹き込みました。問題のお味ですが、verygood!でした。スパークリング化することで、ドライなテーストになり、全く別物の飲み物に変化しました。これは有り!です。drinkmateでスパークリングワインを作る
安芸クイーンの大半の花穂が満開になっていることを昨日確認したので、今日は満開時ジベ処理として、ジベレリン25ppm液に浸漬処理しました。凡そ9割の花穂に満開時処理を施しました。未処理の花穂には3日後に同様の処理をする予定です。デラウェアの満開日は、昨年とほぼ同時期である5月30日でした。今日は満開から10日目にあたるので、満開後ジベ処理として、ジベレリン100ppm液に浸漬処理しました。安芸クイーンの満開時ジベ処理とデラウェアの満開後ジベ処理
今朝もブドウ園で草刈をしました。安芸クイーンの棚に行ってブドウを観察すると、半数以上の花穂が満開になっていました。記録によると、昨年の満開日は6月2日でしたので、6日遅い満開日になりました。昨日は晴天でしたが、一昨日は曇り後雨、今日は午前中曇りで午後からは雨が降り梅雨らしい天気になっています。こういう天気なので、昨年よりも開花が遅れているのでしょう。ピオーネやシャインマスカットも多分6日~7日、昨年よりも満開日は遅くなるんでしょうね。安芸クイーンが満開
ブドウの世話が少し落ち着いてきたので、早朝から新アンテナの草刈りをしました。6時半頃から開始して、8時頃には完了しました。前回、ココの草刈りをしたのは5月6日なので、1ヵ月前です。その間、ブドウの世話が忙しくて新アンテナファームに行くこともなくあッと言う間に時が過ぎてしまいました。6mのアンテナを上げてマルチホップのDXingに備えるとか、2mのアンテナを下げて12月にQSYしてもらったLFAクロス八木4パラ(2x2)を上げてみるとか予定倒れになっています。新アンテナファームの草刈り(2回目)
10時頃までは曇り空でしたが、小雨がそぼ降る一日になりました。今朝の早い時間帯に、シャインマスカットの花穂整形(仕上げ)をしました。花穂を一つずつ点検するので、花がどの程度咲いているのか把握することができました。1割弱の花がボチボチ咲き始めていますが、多分1週間後にも満開とはなっていないだろうなと思えるようなモノが2割位あります。この2割は多分切り捨てた方が良いのかもしれません。昨日の時点で、安芸クイーンの一部(約5つ)は満開になっていましたが、未開花のものもあり5分咲きという処です。ピオーネは、満開の花は見当たらず咲き始めという感じです。この分だと例年とは違い、三品種が同時に開花することになり、満開時ジベ処理を同時並行処理することになりそうです。品種毎にジベ処理する薬剤の処方が異なるので、間違えないよう...シャインマスカットの花穂整形とモモの摘果
5時過ぎに起床して、予定通り防除④をしました。リドミルゴールド(1000倍)、カンタス(1500倍)、スタークル(2000倍)の薬液を、400リットル調整し、後で150リットル追加しました。SSのタンクが500リットルなので、2回に分けて調整するのは仕方ないことです。一昨年のブログを見て、SSのギヤポジション2Lで、圧力を18にすれば丁度良いということを事前に調べていたので、この通りにしたところホントにピッタリでした。記録は役に立つものです。防除④
今日は、自治会の草刈りが午前と午後のダブルヘッダーで開催されました。明後日からぐずついた天気になるようなので、是非明日は防除作業をしたいものです。そのためには準備が肝要なので、夕方4時頃からSSの試運転をしました。1ケ月程前に、バッテリーを充電してエンジンが始動することは確認していました。今日点検したのは次の項目です。①エンジンオイル(約500ml追加した)②プランジャポンプに注油③ノズルの詰まり(何カ所か詰まっていた処があったので清掃した)④燃料(軽油)のレベルSSを最後に使ったのは昨年8月なので、約10か月振りの運転です。圃場の土の柔らかさが気になりますが、動噴で防除作業をするのはしんどいし、折角SSを所有しているので、少々轍が出来ようともSSで防除作業をしたいのです。SS(スピードスプレーヤー)の試運転
天気予報によれば、今日は晴れですが、風が出てきそうです。昨日の雨で圃場は大量の水分を含んでいてスピードスプレーヤーで踏むと轍ができそうな状態だったので、動力噴霧器を使って3回目の葉面散布をしました。動力噴霧器を使う場合、風は大敵なので5時起床すると朝食も採らずにブドウ園に直行しました。ブドウの世話が少し落ち着いたので、久しぶりに家の周りの草刈りをしました。午後からは、シャインマスカットの新梢の数を減らす作業をしました。今年は芽かきを控えていたので新梢の数が多いため、誘引が完了した今の時期に新梢の数を1スパンあたり24本に整理しました。朝飯前に葉面散布
今日は大雨注意報が出ていましたが、どうしてもピオーネの花穂整形(仕上げ)完了したかったので、雨の中で作業しました。昨年の記録を見ると、ピオーネの満開日が6月3日だったので、少し焦っていました。安芸クイーンは昨年6月2日に満開したと記されていましたが、今年は未だ開花していないので、昨年よりも遅れているようです。昨年よりも梅雨入りが早かった影響なのでしょう。昨年は、漏水により池が干上がってしまい、5月下旬の防除作業の際には家の井戸水をSSで運んだのですが、今年は漏れるよりも流入する水の方が多いためか、今のところ水は大丈夫です。そろそろ3回目の葉面散布の時期ですし、6月上旬には防除作業をしたいのですが、雨続きなのでブドウ園の圃場がぬかるむような状態のため、SSを使っての防除は難しそうです。困ったもんです!!雨が...大雨の中でピオーネの花穂整形
今日の午後から天気が下り坂という天気予報だったので、早朝から摘心作業を行いました。シャインマスカット・安芸クイーン・ピオーネの順に一斉に摘心を行いました。誘引がほぼ終わって、昨日からピオーネの花穂整形(仕上げ)に取り掛かったのですが、新梢が簡易トンネルのビニールから出揃ったブドウ園を眺めていて、ふと摘心作業を忘れていることを気付いたのでした。実留まりを良くするために、摘心は必須です。鋏でいきなり本葉6枚を残して摘心する・・・なんてことをして、生理障害を起こしてしまった苦い経験があります。摘心は、誘引がほぼ終わった頃に、未展葉の新梢先端部を親指と中指で摘まんで切除するという方法でやりました。ビニールから先端が20㎝以上伸びている新梢全部をこの方法で摘心し、成長の遅いものは先送りしました。摘心
今朝も雨が降っていましたが、その内に止んで昼からは晴れ間がでてきました。9時頃までの作業で花穂整形(粗仕上げ)は全部完了しました。その後、引き続き安芸クイーンから花穂整形(仕上げ)に着手しました。仕上げの花穂整形は、鋏で2つか3つの車(蕾の集合)落とすだけなので、ハイペースで仕事が進みます。午後から晴れ間が見え始めたので、花穂整形を中断して、シャインマスカットのマイシン処理をしました。それ程急ぐ作業ではないのですが、忘れない内にやってしまいました。シャインマスカットのマイシン処理
5月中旬頃からブドウの管理が本格化して多忙を極めています。昨日から中国地方は梅雨入りしたそうで、今日も朝から雨が降っていました。誘引や花穂整形の作業が忙しいので、雨が降っていても合羽(RainWare)を着て野良仕事をしました。幸い我が家のブドウ園は露地栽培ながら簡易トンネル栽培というやり方で、ブドウの枝の上には幅1m位のビニール(実はポリエチレンフィルム)が張ってあるので、その下で作業する分には雨に直接当たることはありません。今日は、シャインマスカットの花穂整形と誘引を行いました。隣の棚のデラウェアはほゞ満開になりました。ブドウの栽培を始める前に岡山県農業大学校(社会人就農コース)を1年間受講しましたが、その時のクラスメートが忠告してくれたことに今更ながら感謝しています。その忠告と言うのは、「一人でブド...雨の日も野良仕事
そろそろ鮎釣りのシーズンになります。6月上旬から中旬にかけて多くの河川で鮎釣りが解禁されるでしょう。私の鮎釣りは、ブドウの袋掛けが終わってからなので、7月下旬になりそうです。過日、鮎釣りの師匠であるMさんと電話で会話した時に、ライフジャケットの話がでました。私も歳(65歳)だし、足を怪我して未だ痛みが残っているので、川の中を自在に歩き回るようなことはできないかもしれません。ひょっとしたら川の中で足を滑らせて転倒するかもしれません。九頭竜川では毎年何人かの釣り人の水難事故が報告されています。鮎釣り中の事故というのは、崖っぷちから転落するようなのとは違い、転倒して流されるというのが事の始まりで、パニックになって溺れるというストーリーなのでしょう。しかし、九頭竜川のような水量が多くて激流部のある河川では吸い込ま...フロート付き鮎ベストを新調
明日から天気が下り坂という予報なので、ブドウの世話が忙しい時ですが、それよりもプライオリティーの高い作業をしました。その作業とは・・・ウメの収穫とキウイフルーツの花粉採取です。ウメの果実の一部にはカビのようなものが発生して腐敗し始めていますので、ギリギリ収穫のタイムリミットというタイミングです。ウメの果実は沢山生っていますが、手の届く範囲の果実だけを収穫しました。このウメの樹は母親が急な斜面に植えたもので、管理や収穫しにくいのが難点です。やはり、果樹は収穫し易いところに植えないと意味がありません。ゴールデンキウイの花は一週間程前に咲きました。その時、雄花とタイミングが合わなかったので、昨年の雄花から採取して冷凍保存していた花粉を使って人工交配しました。そして、今週はヘイワード種の傍に植えている雄花が咲き始...ウメの収穫・キウイフルーツの花粉採取