ここで、「ドイツ人の血と名誉を守るための法」即ち「ニュルンベルク法」とは、どのようなものだったのだろうかを振り返ってみよう。 その第1条1項では、「ユダヤ人と、ドイツ人の血またはそれと類縁の血を有するドイツ国民の結婚はこれを禁止する。この禁止を犯して行わ
日本史、世界史の見直しを「ヘーゲル哲学」を基礎に行っています。「共産主義国家を考える」「加藤陽子氏、戦争まで、批判」「アイヌは原日本人である」「戦時下の日本女性は輝いていた」「東京商科大学と大東亜戦争」など、幅広く考察します。
石郷岡建著『杉原千畝とスターリン』~命のバトン~たくさんの”千畝”がいた
杉原ビザを支えた沢山の「千畝」たち。こういう本が私の救いとなる。
「右翼ー即ー左翼」「左翼ー即-右翼」 思想のグラデーションデザイン。
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ここで、「ドイツ人の血と名誉を守るための法」即ち「ニュルンベルク法」とは、どのようなものだったのだろうかを振り返ってみよう。 その第1条1項では、「ユダヤ人と、ドイツ人の血またはそれと類縁の血を有するドイツ国民の結婚はこれを禁止する。この禁止を犯して行わ
「逆コース」は本当に「逆コース」だったのか?
何でも「アイヌ差別」だといえば正しいのだろうか?
冒頭にアップしたのは、『日本放送史 上』に掲載されていた、NHKの受信契約の伸びを表すグラフである。このグラフを見ると、満州事変以後の伸びが甚だしい。戦線が中国大陸に拡大するに比例してラジオの受信契約が増加していったことが一目で分かるグラフである。 結論か
杉原ビザを支えた沢山の「千畝」たち。こういう本が私の救いとなる。
「右翼ー即ー左翼」「左翼ー即-右翼」 思想のグラデーションデザイン。
今日の日本にあっても、ニーバーが批判した「モラリスト」たちが、巷に溢れている。そして、モラリストたちによって「社会的混迷」がより深められている。
昭和研究会は、笠信太郎が中心となって「日本経済再編成試案」を纏め発表する。(昭和15年8月)米国において、ニューディールの推進イデオロギーとなった「所有と経営の分離」論は、この試案においては、次のように述べられている。「企業における資本所有と経営機能との分
日本共産党を始めとする「左翼」こそ歴史に向き合うべきだろう!
戦後日本の教育界を席捲した「ソビエト教育学」の第一人者矢川徳光の正体とは?
教育科学研究会と大政翼賛会の関係は?
戦時下の「軍国主義教育」は「左翼教師」によって遂行された!
日本軍の加害責任を問う「日教組」らは、やがてブーメランとなって「皇国民錬成」教育を推進した矢川徳光や梅根悟らの左翼・進歩的教育学者らの頭上に還ってくる!
冒頭にアップした写真は、たまたま古書店の通販案内で見つけた大日本青少年団本部発行の月刊誌『女子版「青年」』8月号の案内である。これを見ると矢川徳光の他に後に京都府知事となった蜷川虎三の寄稿文が掲載されているのが分かる。 長浜功氏は『増補 教育の戦争責任』
聖書の「差別語」書き換えのドグマ。「トランスナショナル」「トランスジェンダー」「トランスナチュラル」運動の「言葉狩り」の狂気について。
イエスキリストは何語を話していたか?「エロイ・エロイ・サバクタニ」は何語?何故新約聖書の全てはギリシャ語で書かれていいたのか?
新約聖書の「新約」とは?「聖書」=バイブルの元の意味は?
一体、「キリスト教」とは何なのか?聖書とは?イエスキリストとは?ユダヤ教とキリスト教の関係は?ここに取り上げる田川建三氏は、キリスト教や聖書の門外漢である私にとって、こうした素朴な疑問に答えてくれる数少ない実証的な第一級の「聖書学者」学者であると考える
ウィットマン氏は次のようにアメリカ人研究者に問うている。 「アメリカ人が問うのは「ジム・クロウ」がナチスに何らかの何らかの影響を与えたのか、という点である。」「ジム・クロウ」とは、アメリカ南部で施行され、1950年代前半から60年代中頃までのアメリカの
ジェイムズ・ウィットマン氏は、また、「ナチスによる紛うかたなき犯罪計画の一端」「とりわけナチスの優生学や残忍な東欧征服」「におけるアメリカの影響」という歴史家の研究成果についても述べている。 優生学ー即ち遺伝的欠陥をもたない「健全な」社会を築くことを目
聖書の「差別語」書き換えのドグマ。「トランスナショナル」「トランスジェンダー」「トランスナチュラル」運動の「言葉狩り」の狂気について。
イエスキリストは何語を話していたか?「エロイ・エロイ・サバクタニ」は何語?何故新約聖書の全てはギリシャ語で書かれていいたのか?
新約聖書の「新約」とは?「聖書」=バイブルの元の意味は?
一体、「キリスト教」とは何なのか?聖書とは?イエスキリストとは?ユダヤ教とキリスト教の関係は?ここに取り上げる田川建三氏は、キリスト教や聖書の門外漢である私にとって、こうした素朴な疑問に答えてくれる数少ない実証的な第一級の「聖書学者」学者であると考える
ウィットマン氏は次のようにアメリカ人研究者に問うている。 「アメリカ人が問うのは「ジム・クロウ」がナチスに何らかの何らかの影響を与えたのか、という点である。」「ジム・クロウ」とは、アメリカ南部で施行され、1950年代前半から60年代中頃までのアメリカの
ジェイムズ・ウィットマン氏は、また、「ナチスによる紛うかたなき犯罪計画の一端」「とりわけナチスの優生学や残忍な東欧征服」「におけるアメリカの影響」という歴史家の研究成果についても述べている。 優生学ー即ち遺伝的欠陥をもたない「健全な」社会を築くことを目
今回取り上げるのは、『ヒトラーのモデルはアメリカだった』(ジェームズ・ウィットマン著・みすず書房)という衝撃的な題名の著書である。著者のジェームズ・ウィットマン氏(1957年生~)は、イェールロースクールに在籍する比較法の教授である。 氏は「はじめに」
もうかれこれ50年以上も前のことであった。私が入学したのは、ちっぽけな名も知られていない辺境の大学であった。当時の公立大学は、エリートが入学する所謂「一期校」と偏差値の低い学生が入学する「二期校」分かれていたが、学力の低い私は、この二期校にかろうじで合格
冒頭に掲載したのは長浜功氏著『増補 教育の戦争責任ー教育学者の戦争責任』(明石書店)と題する著書である。竹内洋氏は『革新幻想の戦後史 上』(中公文庫)において、『教育の戦争責任』をとりあげ、次のように述べる。 同著は、「教育学者は、戦前の皇国主義教育に
日教組ブレーンの教育学者、梅根悟の戦時下言説とは?
戦時下の梅根悟は国家全体主義を唱える「ファシスト」であった。
梅根は、大著 「国民教育の新体制」の「第1編 国民新教育体制の基礎 第1章 高度国防国家」の冒頭において、次のように述べている。「新体制わ高度国防国家体制である。ー之は、近衛文麿公によって、その新体制の発足に際して、下された宣言である。それでわ高度高度国
では、梅根はこの著書でいったいどんなことを主張しているのか。まず、「はしがき」(序文)を読んでみることにする。 「新体制運動わ今われわれ一億国民の、国をあげての運動であり、国の運命をかけての運動である。今われわれわ、これまでわれわれが生きて来たままの生
それでは早速、梅根著『国民教育の新体制』の概要を目次を通してみてみよう。 はしがき 第1篇 国民教育新体制の基礎 第1章 高度国防国家 第2章 教育新体制の目標 第3章 自由主義と全体主義 第4章 国民教育計画の基礎としての国民職能計画
さて、「昭和研究会」によって提唱され、近衛内閣によって推進された「新体制」運動は、日本の教育界にも大きな影響を与えた。今回のブログでは、戦時日本における「教育新体制」運動の一翼を担った梅根悟の「新体制」論をとりあげ、検討することにしたい。 まずは、