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組織横断統括部門 機械システム設計推進本部 https://mechanical-systems-sharing-ph.hatenablog.com/

元有機化学理論実験系で人工衛星の設計・開発・管理をしていた人が、人工衛星の機械システムを思い出しながら、横道に反れたりして、それっぽい知識を残していく

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2019/11/14

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  • 【熱設計者向け】熱伝達率を求めるためのニュートン冷却の法則

    熱解析での入力要素値:熱伝達率 目次 熱解析での入力要素値:熱伝達率 目次 ニュートン冷却の法則から熱伝達率を求める 試験のコンフィギュレーションを考えてみる データ取得後に、ニュートン冷却保存の法則を利用して算出する 参照サイト 式だけ知りたい方は最後だけで問題ないです。 熱シミュレーション(熱解析)の入力要素の中に熱伝達率(Heat transfer coefficient)という係数が存在します。 固体や流体、気体といった相や物資間での熱の伝わりやすさを示す値です。 単純な熱移動だけではなく、時間平均でも考えるため、算出するには時間を考慮に入れることが多い。 単位はW/(m2·K)。単位…

  • 基本宇宙計画の重点事項(2022年5月版)の内容を年表で書き出してみた

    基本宇宙計画とは 基本宇宙計画は、宇宙の大きな可能性と、現在我が国が直面している厳しい状況を認識し、今後20年を見据えた10年間の宇宙政策の基本方針を以下のとおり定め、官民の連携を図りつつ、予算を含む必要な資源を十分に確保し、これを効果的かつ効率的に活用して、政府を挙げて宇宙政策を強化していくものです。 今回参照するのは、令和2年6月30日閣議決定された基本宇宙計画を元に策定された、令和3年12月28日宇宙開発戦略本部決定された基本宇宙計画工程表(令和3年度改定)における、令和4年5月20日宇宙開発戦略本部にて示された宇宙基本計画工程表改訂に向けた重要事項を元にまとめました。 宇宙基本計画工程…

  • 地球軌道上の熱環境 Lessons Learned

    地球軌道上の熱環境 地球軌道上の熱環境というのは、人工衛星の熱解析やデブリ落下解析で使用されます。 宇宙機を製造するにあたり、どんな熱環境を意識する必要があるのかといったことは他に譲るとして、今回は熱解析で利用されるパラメータについてまとまった情報を紹介します。 ドライビングイベント 地球の軌道の熱環境を正確に予測するには、次の要素を考える必要があります。 公差のある季節変動 太陽 アルベド:天体に入射する光に対する反射光の比率 地球の放射エネルギー 太陽定数 まずは太陽定数を考えます。 太陽の定数とは何のことだと思うかもしれませんが、単位面積当たりの単位時間のエネルギー量を示しています。 公…

  • ワイヤーロープアイソレーターの特性:解析モデルでの減衰と剛性の使用 Lessons Learned

    ワイヤーロープアイソレーターの特性:解析モデルでの減衰と剛性の使用 Lessons Learnedとは、組織(に関わらないですが)において業務を遂行した上で得られた教訓(学んだ教訓)のことを指しています。 今回はワイヤーロープアイソレータについてです。 ワイヤーロープアイソレーターとは 防振製品の一つです。 ゴムやばねと同様の性質を利用して振動や衝撃のエネルギーを吸収する製品となります。ゴムやばねはサイズ感の違いがあれど、構造的には同じものです。 伸縮性のある分子構造を持つゴム、金属の伸展性とらせん構造を持つばねは、それぞれ伸縮することで振動や衝撃のエネルギーを熱や運動エネルギーに換えています…

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