はてなにて掲載中京都上賀茂神社・御戸代能7月1日https://ta221961.hatenablog.com/ブログ引っ越し先
四季折々の魅力がある京都は多くの名所が揃っていますが一年の内、数日しか楽しめない貴重な雪の京都は特に趣深く冬ならではの絶景が楽しめ観光でも大変おすすめなんです。盆地特有の底冷えのする寒さで知られる冬の京都ですが京都市周辺部では雪が降っても積もる事はごくまれなので、運よく雪の京都が楽しめる場合は雪景色が美しい名所を訪れ季節感のある古都の風情を体感したいものですよね。1位…貴船神社・奥宮個人的にダントツの1位です。はじめてこの風景を見た時は全身にゾクゾク鳥肌が立ちおもわずうぁ~と声を上げてしまいました。2位…金閣寺ここだけは雪が積もるとすさまじい観光客がやってきます。その人の多さの中でも行く価値は十分ある風景。冬に京都への旅行を計画される際の参考にして下さい。嵐山渡月橋三千院妙満寺霊鑑寺清水寺護王神社青蓮院門...京都雪の名所京都ぶらり男の1人旅
正しくは家隆山光明遍照院(かりゅうざんこうみょうへんしょういん)石像寺と写し、俗に「釘抜地蔵」ともいう。弘法大使の開基と伝え、もと真言宗であったが、重源(ちょうげん)上人が中興してから浄土宗となった。むかし、歌人の藤原定家(ていか)、家隆(いえたか)が住んだところという。地蔵堂に安置する石造地蔵菩薩(ぼさつ)立像は弘法大使の作と伝え、もろもろの苦しみを抜き取るという親交から苦抜(くぬき)地蔵といい、それがなまって釘抜地蔵といわれる。本堂には行基(ぎょうき)の作と伝える観世音菩薩もあわせてまつっている。地蔵堂背後の阿弥陀三尊像(立像一、座像二、重要文化財)は、鎌倉初期の傑作で、中尊の阿弥陀如来像は高さ約一、二メートル、元仁元年(1224)伊勢権守(いせごんのかみ)、佐伯朝臣為家(さえきあそんためいえ)によっ...京都石像寺(釘抜地蔵)
華南三彩から、長次郎・樂歴代、光悦、野々村仁清、尾形乾山、永樂保全など、侘び茶の精神世界から色華やかな王朝世界までの焼物世界・京焼の流れを一望する展覧会です。特別公開として、新指定された重要文化財・長次郎作二彩獅子像を指定後としては当館で初めて公開されます。伝統の陶家に伝えられて樂焼450年エッセンス財団法人樂美術館は樂焼の美術館として1978年樂家に隣接して設立。所蔵品は約900点、樂家14代樂覚入によって寄贈された樂家に伝来する樂歴代作品と茶道工芸美術、樂家文書資料であります。樂歴代はこれらを創作の糧としてを学び、伝えてきたものであります。休館日月曜(但し祝日の場合は開館)開館時間午前10時~午後4寺30分茶碗はまさに手のひらの中の宇宙樂美術館はでは展示ケースのガラス越しの観賞だけではなく実際に手にふ...京都樂美術館「勢揃い京の焼物―侘と雅―」
3月は女の子にとって何よりも楽しい桃の節句があります。桃の節句は江戸時代に定められた五節句(七草粥・桃の節句・端午の節句・七夕祭・菊の節句)のうちの一つで、女の子の成長と幸せを願ってひな人形を飾り、お祝いをします。別名「上巳(じょうし)の節句」とも呼ばれ、悪日とされていた日に紙で人形を作り、けがれを払ってから川に流すという「流し雛」の風習と平安時代の「御人形(ひいな)遊び」とが結びついて、江戸時代に現在のようなひな祭になったといわれています。家族の願いが込められた身代わり人形下鴨神社の流しびな流しびなは平安時代に始まったとされる、子どもの健やかな成長を願って小さな人形を子どもの身代わりに川や海に流し厄を払う行事で、ひな祭りの原型とされています。下鴨神社では、公募で選ばれ結婚を控えた男女が、十二単に衣冠装束...京のひなまつり3日
平等院を訪れたのなら、やはり見ておきたいのは鳳凰堂ですね。これまで大修理が行われており、2007年9月には終了しましたが、それまでの期間は、内部拝観はできませんでした。現在は拝観も出来ます。10円硬貨に描かれている建物は、一目見ておきたいものです。平等院の創建者で、宇治関白として知られる藤原頼通を偲んで営まれる忌日法要です。昭和の大修理後の1958年に復活されて以来、毎年続けられています。2010年に復元された住職の「裘代五條袈裟(きゅうたいごじょうげさ)」は、1053年創建の平等院の落慶式で導師が着用したとみられるもので、6枚の衣を重ね、裾が通常より長いのが特徴です。宝物館・鳳翔館は旧宝物館の6倍以上の容積で、本格的。最新デジタル技術によるコンピューター・グラフィックスを駆使した復元映像展示や、平安時代...京都世界遺産平等院・関白忌2日
江戸時代宝永年間に描かれたという縦6m、横4mの紙本着色で極彩色の涅槃図が1ヶ月間公開され、15日が涅槃会法要です。「花供祖(はなくそ)あられ」の授与もあります。十五夜の満月が中央に描かれ、右上の雲間に、お釈迦さまの生母である摩耶夫人が駆けつける姿もみえる。そして8本の沙羅双樹(4本は入滅の悲しみで枯れ、残り4本は供花として花が咲く)の根元に、北を頭に、西を向いて横たわるお釈迦さま。そのまわりを菩薩など数多くの仏弟子たちが取り囲み、その光景は荘厳なものがある。くわえて弟子のみならず動物や、本来の「涅槃絵」では描かれることが稀な魚類、昆虫などもおり、本邦最多とされる127種類もの生物が描かれている点は特筆される。そこに描かれる姿もとても写実的であり、動物たちは手向けの花を口にくわえたり、手に持ったりして、お...京都真如堂・涅槃会法要と涅槃図公開1日~31日
京都 嵯峨野トロッコ列車運転始動 (3月1日~12月29日)
冬の間(12/30~2月末日)運休していたトロッコ列車が春風をきって動き出します。8つのトンネルをくぐり、保津峡の渓谷美を乗客に楽しませながら、旧山陰本線の嵯峨~亀岡間を走ります。由来開航400年の保津川下り●長岡京時代…水運によって木材を輸送、寺院や城の造営に京に都が置かれる前から、保津川の水流を利用して京都や大阪に物資を運ぶための水運「川下り」が行なわれていました。その後、上流の丹波から筏に乗せて木材が輸送され、天龍寺や臨川寺、大阪城築城、伏見城の造営等に貢献しました。まっすぐに剪定された姿で有名な北山杉は、床柱などに利用されます。1606(慶長11)年~昭和23年頃…角倉了以の開削、産業を支える徳川家康の許可のもと、安南(ベトナム)へと朱印船を派遣して海外貿易を行い、川大名と呼ばれた京都の豪商・角倉...京都嵯峨野トロッコ列車運転始動(3月1日~12月29日)
宝鏡寺は、京都市上京区にある尼門跡寺院です。人形供養のお寺として有名な宝鏡寺。華林宮惠厳(かりんのみやえごん)禅尼が開山した寺院です。ここ宝鏡寺は、別名「人形寺」として有名です。代々天皇の皇女が宝鏡寺の住職を務めていたため、御所から度々人形が贈られました。昭和32(1957)年の秋から始まった人形展で宝鏡寺伝来のお人形などを一般公開するようになり、またその頃から人形供養も承るようになったことから、「人形の寺」と呼ばれるようになりました。孝明天皇ご遺愛の人形をはじめ、皇族ゆかりの由緒ある人形が数多く保存されています。室町時代の創建で歴代皇女が住持となった門跡尼寺の春の恒例特別展です。等身大の人形が飾られ、孝明天皇寵愛の人形をはじめとする、あどけない顔立ちの中に気品が感じられる御所人形や内裏雛等が本堂に並べら...京都宝鏡寺・門跡尼寺の春の人形展3月1日~4月3日
開苑期間2月11日~3月下旬公開予定京都きっての梅の名所、北野天満宮での名物「老梅」は毎年2月初旬頃に見ごろを迎えています(その年の気候等により前後します)。広い梅園には2,000本以上の梅が甘い香りを放っています。種類も花の色も豊富な天神さんの梅は、1月に入ると名物の老梅が、2月上旬頃からは早咲きの梅が咲きます。2月の梅の咲き具合を見てから公開期日が発表され、2~3週間は公開されます。「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花主(あるじ)なしとて春を忘るな」の銘歌を詠まれ、文道の大祖・風月の本主と仰ぎ親しまれる平安朝を代表する文化人菅原道真公は、殊のほか梅を愛された。北野天満宮は全国各地に菅公をお祀りする天満宮や天神社の宗祀であり、約2万坪の境内に50種約1,500本の縁の梅がある。早咲きの梅は例年12月中...京都北野天満宮・梅苑公開(2月25日)
上賀茂地域の農家の元服(成人の)儀式で、男子十五歳になると「あがり」といい、里の仕事、祭礼、町内行事などで一人前の大人として扱われる。上賀茂では古くこの地に住んでいた農家を中心としたサンヤレ講が組織され、例年二月十頃より宿と呼ばれる家に寄り、毎晩、寒風をものともせず頬を真っ赤に染め、足並みを揃え鉦太鼓の調子を合わせ道中を練り歩いた。素朴な神祭りの遺風を受け継ぐものである。この「宿」は「あがり」の子供がいる講中の家を選ぶので毎年変わり、祭りに出る子供たちは前の日にこの宿に集まる。祭りの当日「あがり」の子は大島紬の羽織、黒足袋に下駄履き、首に白襟巻きの姿で太鼓を打ち鳴らし、供物を持った大人、大将木とよぶ青木の幣をもつ十三歳未満の子を先頭に行列を仕立て、十四歳の少年が首から下げた鉦を鳴らし「おーめでとうござる」...京都上賀茂神社・幸在祭(さんやれまつり)24日
当日の呼び物「鏡餅上げ力競べ大会」では、金堂前広場にて男女に分かれ巨大な餅を持ち上げて力比べをします。男性の鏡餅上げの重さは150キロ、女性は90キロで時間を競い合い、優勝者にはこの大鏡餅が授与されます。また、当日に限り災難除け身代わり霊符「大力尊御影」の授与もあります。「五大力さん」とは醍醐寺にある五大堂の五菩薩の事で、衆生済度、現世利益の霊験あらたかだとか。五大力さんとは「五大力さん」と申しますのは、醍醐寺開山以来一千有余年の今日に至るまで毎年二月二十三日に醍醐寺の祖師である、理源大師聖宝の遺訓に則って、上醍醐五大堂等に於いて修行せられてまいりました「仁王会式(にんのうえしき)」の大法要を中心とする醍醐寺最大の宗教行事であります。この五大力本尊仁王会は、現在は下醍醐金堂で修されておりますが、真言密教秘...京都醍醐寺・五大力尊仁王会23日
2月といえば暦の上では立春を迎えますが、寒さはまだまだ残り春が待ち遠しい時期です。燃灯祭は、平安時代に宮中の年中行事として行われていた「子(ね)の日の遊び」を神事化したもので、神社の北に広がる御阿礼(みあれ)野と呼ばれる場所に出て小松(新芽の松)を根引きし、それに燃灯草を添えて神前に供え、春の訪れを奉告します。毎年、2月の「第二の子(ね)の日」に行われていて、日付は年によって変わります。「子(ね)の日の遊び」とは、平安時代の貴族が若菜を摘み、春の到来を喜んで宴遊した野辺遊びのことで、具体的には小松をひき、春の七草を摘みました。新春の風物詩として今も伝わる「七草粥」も、こうして摘まれた若菜を頂いたところから始まるため、その意味でもこの燃灯祭の神事は文化的価値が高いのではないかと、個人的には感じています。乙子...京都上賀茂神社・燃灯祭24日
山伏による柱源護摩供養の後、お札焼があり五大力菩薩が拝観できます。また、大般若経の転読は自由に参加でき、盗難除けの御札、お守りの授与や、粕汁の無料接待があります。案内板によれば、当院は鎌倉時代(1200年頃)に創建された聖護院門跡(本山修験宗の総本山)の代行業務を行う一院家であり、当初は字出口にあって、稱ノ坊(なぎのぼう)とも称されたとされます。それが、明治元年(1868年)に準提堂と合併し、大正3年(1914年)に現在地に移り、積善院凖提堂と呼ばれるようになって現在に至るとされています。なお、本堂には准胝堂の本尊である準提観音像と積善院の本尊である鎌倉時代造立の不動明王像が安置されており、境内には庶民の信仰を集めていた崇徳院地蔵(別名・人食い地蔵)が祀られています。また、毎年2月23日には五大力尊法要が...京都積善院準提堂・五大力尊法要2月23日
城南宮は「曲水の宴」で大変有名ですが、「春の山」とよばれる庭園では「源氏物語」に登場する百余りの植物が植えられていて「源氏物語花の庭」とも呼ばれているほどです。2月下旬には150本余りのしだれ梅、その後は300本もの椿が咲き誇ります。期間中午前10時より神楽殿表舞台にて梅が枝神楽を奉納します。土曜日・日曜日は午前10時に加え、午後3時にも行います。梅が枝神楽の後には健康・招福祈願の花守り(初穂料千円)を表舞台で巫女がお一人お一人を神楽鈴でお祓いをしてお授けします。当該時間以外は、御守・御札の授与所にてお受けください。城南離宮城南宮が鎮まる鳥羽の地は、平安京の表玄関に当たる交通の要衝であり、また鴨川と桂川に臨む景勝地でもありました。やがて貴族の別荘が建てられるようになり、平安時代の末には白河上皇が壮大な離宮...京都城南宮・枝垂れ梅と椿まつり18日~3月22日
平安時代中期に藤原為光によって創設された天台宗の寺。かつて大きな寺領を誇る「法住寺殿」があった。法住寺殿は、後白河法皇が御所を作ると共に、自分の死後を守る墓を敷地内に造営したもの。墓に対峙するように蓮華王院(三十三間堂)を、御所を守る新日吉神宮・熊野神社を移し、政務をする政庁までもを含んでいた。年月を経て法住寺殿はその名前や所管を変えたが、法住寺にちなみ、その名を残すために「法住寺」が生まれた。元禄期には大石内蔵助が参拝したと伝えられ、その縁から四十七士木造が安置されているなど、忠臣蔵縁の寺としても知られている。みがわりさん本尊の「身代不動明王」が祀られており、あらゆる災厄から身代わりとなって護ってくれるといわれ、「みがわりさん」と呼ばれ古くから親しまれています。江戸時代には赤穂浪士大石内蔵助が討ち入り前...京都の梅20シリーズ法住寺
祭神―大国主命、事代主命、少彦名命大国主命は大巳貴神、八千矛神その他多くの名をもち八坂神社の祭神スサノオノミコトの御子とも六代の孫とも伝えられています。出雲の神様で俗に「大黒さん」といわれる福の神であり、縁結びの神とされています。事代主命はその御子、少彦名命は医薬の神で大国主命とともに国造りに励まされました。八坂神社境内にあります。<梅便り>紅梅が咲き始めています。■八坂神社へのアクセス京都駅から市バス206番に乗車。祇園停留所で下車して徒歩1分。※写真は全て過去のものです。京都の梅20シリーズ八坂神社
(2/20)早咲き梅満開。京都で一番古い梅の名所平安時代以前は花の美しさと香りの良さ、そして実は薬として重宝されていたことから、桜より梅の花を人々は愛でていたそうです。ご祭神の1柱である木花咲耶姫命の「このはな」とは梅の花をさすことから、境内にはたくさんの梅の木が植えられ、現在、40種類550本以上の梅の木があり、2月中旬から3月中旬まで梅の花を楽しむことができます。またご利益として子授けの「産(うめ)」と「梅(うめ)」とが掛けられ、梅宮大社のご神花は梅となっています。境内の神苑では梅の木以外にも、四季の花々を鑑賞することができます。大山祗神(オオヤマズミノカミ)は皇祖天照大神(アマテラスオオミカミ)の御孫、瓊ヶ杵尊(ニニギノミコト)の皇后にお立ちになった木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)の父神で...京都の梅20シリーズ子宝の石またげ石の梅宮大社
高台寺(京都市東山区高台寺下河原町526)で「冬の夜の茶会夜咄(よばなし)」が開催されます。所要時間は約3時間で、茶席、拝観、点心(軽い食事)、喫茶が付いています。豊臣秀吉の菩提を弔うため北政所・ねねが創建した名刹高台寺で、冬の夜の風情あるお茶会が楽しめます。群青の冬空の下にライトアップされた高台寺の庭園を見ながら夜咄が繰り広げられます。ろうそくの灯だけで催す、幻想的な冬の夜の茶会。お茶会の経験の無い人でも気軽に呈茶・点心(軽いお食事)を充分に味わえる企画です。(前日16時まで予約可能)■場所:高台寺■期間:冬の夜の茶会夜咄(よばなし)2025年1月17日~3月2日の金・土・日曜日※お申し込みは、参加前日の午後4時までにご予約ください。■時間:所要時間:約3時間受付:17~18時■料金:9000円案内付拝...京都高台寺・冬の夜の茶会『夜咄』1月17日~3月2日
京都の2月~3月はまだ床冷えが厳しく観光客が一番少ない時期です。そんな時期の京都の主役は梅の花です。桜に先駆けて春を届ける梅は、雪景色との共演もあり幻想的な景色を見せてくれます。比較的人も少ないのでゆっくりと梅の名所の散策も素敵です。二条城は京都の梅の名所です。本丸御殿の南西にある梅苑は50種約130本。どちらかというと遅咲き気味の梅です。見ごろはだいたい2月中旬~3月上旬頃。■品種:紅梅(紅千鳥、紅雀など)、白梅、桃色梅、源平咲き分け(1本の木に紅白の花)、シダレウメなど。■50種約130本■見頃:2月中旬~3月上旬■拝観時間:8時45分~16時※12・1・7・8月の毎週火曜日は休城日(当該日が休日の場合は、その翌日が休城日)■料金:梅苑/無料(入場料800円別途必要)■アクセス:市バス9・50「二条城...京都の梅20シリーズ世界遺産元離宮二条城
京都きっての梅の名所、北野天満宮での名物「老梅」は毎年2月初旬頃に見ごろを迎えています(その年の気候等により前後します)。広い梅園には2,000本以上の梅が甘い香りを放っています。種類も花の色も豊富な天神さんの梅は、1月に入ると名物の老梅が、2月上旬頃からは早咲きの梅が咲きます。2月の梅の咲き具合を見てから公開期日が発表され、2~3週間は公開されます。古くは御祭神を宥(なだめる)と音の通じる菜種の花を供え「菜種御供(なたねのごく)」と称していたが明治以降新暦になり、菜種のかわりに梅の花を用いたことから次第に「梅花御供(ばいかのごく)」と呼ばれるようになった。この御供は、四斗の米を蒸し大小2個の台に盛ったもの(これを「大飯(おおばん)・小飯(こばん)」と称す)で、古くより西ノ京に住む当宮の「神人(じにん)」...北野天満宮「梅苑」花の庭公開&梅苑ライトアップ
山門を地上から眺めるのもいいですが、山門の上に上ることもできます。門をくぐった右手に山門に上がるための受付があり、階段から山門の上へあがれます。梅のシーズンに南禅寺に来たら、ぜひ山門の上から景色を見ることをオススメします。ここは歌舞伎の演目『楼門五三桐』で石川五右衛門が名セリフを言う場面として有名です。臨済宗南禅寺派の大本山。歌舞伎『楼門五三桐』の舞台となっており、石川五右衛門が楼上から「絶景かな、絶景かな」の名セリフで見得を切るシーンは有名。絶景かな、絶景かな。春の宵は値千両とは、小せえ、小せえ。この五右衛門の目からは、値万両、万々両……』小堀遠州の作と伝えられる方丈庭園(名勝)や、巨大な三門が有名。参道には湯豆腐店が並んでおり、グルメにおいても南禅寺は名所である。■アクセス■市バス「南禅寺・永観堂道」...京都の梅20シリーズ絶景かなの南禅寺
炎の祭典 阿含の星まつり神仏両界大柴燈護摩供(しんぶつりょうかいだいさいとうごまく)「阿含の星まつり」は、正式には「火の祭典・阿含の星まつり神仏両界大柴燈護摩供」と呼び、毎年2月11日(祝)、本山(京都市山科区北花山大峰)境内地において厳修される、阿含宗最大の行事です。約30年の歴史を持つ、この行事は、参拝者が例年50万人を超え、京都の冬の風物詩として、その名が知られています。神仏両界の秘法によって奉修この護摩供は、仏教の総本尊「真正仏舎利尊」および、神界の主神として素佐之男命を奉安し、大導師を務められる桐山管長が長年の修行の中で体得された、「神仏両界の秘法」によって奉修されます。神界壇・金剛界壇では「宝生護摩」(運気を転換して宝を生み出す)が、仏界壇・胎蔵界壇では「解脱供養護摩」(先祖をご供養して運を開...京都阿含の星まつり2025年2月9日(日)
京都駅から散歩しながら京都国立博物館のお隣智積院目指して歩く途中色々と散策約1時間30分行程で智積院着。真言宗智山派総本山。末寺約3000。南北朝のころ創建された紀州根来山の学頭寺院が起こり。1585年(天正13)兵火に遭い、難を京都に避けた。大坂城落城後、豊臣秀吉の愛児鶴松の菩提を弔うために建立した祥雲禅寺の寺領を徳川家康が寄進し、五百佛山根来寺智積院と改め、仏教研学の道場として栄えた。明治に焼けた金堂は1975年(昭和50)に復興。江戸初期を代表する池泉廻遊式庭園は、中国の廬山を形どったといわれ、収蔵庫には、長谷川等伯一派による桜・楓図(国宝)など極彩色の障壁画を展示。名勝庭園「利休好みの庭」と伝えられる庭園は、秀吉の時代につくられ、江戸時代に修築された東山随一の庭といわれています。中国の廬山(ろざん...京都の梅20シリーズ智積院
旧暦の正月7日に近い2月11日に毎年開催。源氏物語の「若菜の巻」にちなみ七種の若菜のお粥授与(有料)を頂きながら万病退散、不老長寿を祈願します。セリ・ナズナ・スズナ・スズシロなど春の七草を神前に供え、参拝者は熱々の七草粥を食べ、植物のみずみずしい力を体内に摂りいれ、1年間の無病息災、延命長寿を祈願します。春先に若菜を贈り息災を願う風習は『源氏物語』若菜の巻にも見られ、自然と一体になって四季を過ごした日本人の素朴な信仰に根ざしています。城南宮では、旧暦の正月7日に近い、2月11日に毎年行い、大勢の参拝者で賑わいます(1膳450円)。毎年午前10時から会場には長い列ができる。七草を刻む時に歌われる「七草囃(はや)し」が流れる中、親子連れらが白い湯気の立つかゆをすすり、一足早い春の気分を満喫した。七草粥「七草粥...京都城南宮七草粥の日11日
2月中旬~見頃に・・・嵯峨釈迦堂とも呼ばれる清涼寺。五台山と号する浄土宗の寺である。多宝塔の前の紅梅もとってもきれい。春を告げる嵯峨釈迦堂のお松明式用の松束がもう準備がされていました。もとこの地には、源融(みなもとのとおる)の山荘棲霞観(せいかかん)があったが、これが後に寺となって棲霞寺と称した。永延元年(987)奝然(ちょうねん)上人が、愛宕山を中国の五台山に模して大清凉寺を建立しようとして志半ばで没し、弟子の盛算がその遺志を継いで棲霞寺内の釈迦堂をもって清凉寺としたのが当寺の起りである。現在の本堂は、元禄14年(1701)徳川五代将軍綱吉(つなよし)、その母桂昌院(けいしょういん)、大阪の豪商泉屋(後の住友)吉左衛門らの発起により再建されたものである。本堂内には、本尊釈迦如来立像(国宝)及び地蔵菩薩立...京都の梅20シリーズ清涼寺(せいりょうじ)
名勝嵐山、約16kmの渓流を約2時間で下る「保津川下り」。冬期の保津川下りは、お座敷暖房船で運航しております。冬期船の運航期間は12/10~3/9の3ヶ月となっており3/10からは、オープン船春の開幕となり12/9迄運航となります。冬期船の運航は、まだまだ十分に認知されておりませんが、お座敷暖房船の風情を皆様に知って頂けるよう発信していきたいと思います。お座敷暖房船の醍醐味としましては、お客様には絨毯の上に座って頂くスタイルですから波の鼓動が直接伝わり身体全体で迫力を体感。またお客様の目線がオープン船よりも水面に近く、迫り来る波の迫力を目の当たりにします。何よりも一番は、野鳥たちが間近に観れる事が乗船されたお客様に感動と癒しを与えてくれます。今、保津峡の山々の木々たちは1日1日春の息吹きの準備をしているよ...京都保津川下り・冬期お座敷暖房船運行
京都梅20シリーズ 飛梅の菅大臣神社(きたかんだいじんじんじゃ)
菅原道真を祭る同神社。「東風吹かば、匂い起こせよ梅の花・・・。」と自宅の庭の梅の花に歌を詠みかけた。この地には道真公の邸宅があったとされ、道真公の生誕の地とも伝えられる。境内には道真公が愛したという梅が植えられており、季節によって異なる梅が見頃となる。道真公が九州の大宰府に流されることになり、その出発の際、庭の梅の花を見て「東風吹かばにほひおこせよ梅の花主なしとて春なわすれそ」という歌を詠んだ。その後、道真公を慕った梅は一夜にして九州の大宰府に飛んだという。その飛梅として大事にされてきたのが本殿の前にある鳥居のそばに植えられた紅梅。この辺りに菅原家の私塾「菅家廊下」や道真の書斎「山陰亭」があり、後、紅梅殿と呼ばれるようになったという。道真が有名な「東風吹かば、匂い起こせよ梅の花・・・。」が詠まれたのもこの...京都梅20シリーズ飛梅の菅大臣神社(きたかんだいじんじんじゃ)
護摩堂でご祈祷の後、大原で採れた大根で大根炊きが行われ、参拝者に配られます(無料1000人位)。大根は大原の畑で有機農法で栽培されたもので、この純白の大根は何色にも染めやすく、味も沁みやすいのだそうです。秘仏・金色不動尊の特別開扉の予定も。三千院では、ご参拝の皆様に幸先のよい年をおくっていただければと祈念し、毎年二月の初午にあわせ「幸せを呼ぶ大根焚き」を奥の院金色不動堂前広場において盛大に行われます。大根は大原の畑で有機農法で栽培されたものです。大原の里人たちが真心を込めて育てられたこの純白の大根は何色にも染めやすく、味付けも沁みやすいことで有名です。厳冬の大原の里で、特別祈祷のあつあつの大根を味わっていただき、お参りの皆さん共々、無病息災、開運招福をお祈りしましょう。なお「三千院の初午大根焚き」は、出世...京都三千院・初午大根焚き法要8日~11日
世界三大美女として有名な小野小町。隨心院がある山科区小野は、小野氏一族が栄えた場所といわれ、小野小町の実家はここにあったと伝えられています。小町は仁明天皇の女官として宮中に仕えていましたが、仁明天皇の崩御後、小野に戻り、余生を過ごしたといわれています。隨心院はこの実家跡に建てられたことから、小町に縁のある史跡が残されています。境内には、小町が化粧をする際に使った「化粧の井戸」、小町に寄せられた文を下張りにしてつくられた「小野小町文張(ふみはり)地蔵尊像」や多くの恋文を埋めたとされている「文塚」、小町の晩年の姿を写した「卒塔婆(そとば)小町座像」などがあります。小町の伝説は全国に残されていて、境内の中には全国の小町伝説が書かれた日本地図が飾られています。深草少将(ふかくさのしょうしょう)の百夜(ももよ)通い...京都の梅20シリーズ小野小町の随心院
名神高速京都東IC直近の山科区小川中島町に有る勧請縄です。鎌倉時代、牛尾観音の参拝者を大蛇が襲ったのを地元の武士が退治しました。その後、大蛇の祟り(たたり)をおそれた農民は音羽川の岸の松に流れ着いた大蛇の死骸を手厚く葬ったのが始まりと言われています。毎年順番で小山町に住む4軒が、当日の早朝からわらで大蛇を編みはじめその松の木に奉納し、五穀豊穣と家内安全を祈ります。■場所:山科区小山小川町■時間:9時頃~13時頃■アクセス:JR「山科」駅から京阪バス20、21「小山」駅■お問合せ:075-581-2302(京の田舎民具資料館)※写真は全て過去のものです。京都山科区小山・ニ九(にのこう)9日
京都20シリーズ 城南離宮枝垂梅と椿まつり 18日~3月22日
神苑・楽水苑では、源氏物語に登場する100余種の草木があり、「春の山エリア」に植栽された150本余りの紅白のしだれ梅は、2月下旬から咲きそろい始め、追って300本もの様々な椿が開花します。神職による案内もあります。城南離宮城南宮が鎮まる鳥羽の地は、平安京の表玄関に当たる交通の要衝であり、また鴨川に臨む水郷の景勝地でもありました。やがて貴族の別荘が建てられるようになり、平安時代の末には白河上皇が壮大な離宮(城南離宮、鳥羽離宮)を造営して院政を開始されたのです。上皇の御所や御堂、また貴族の宿所などの建物が建ち並び、人々が行き交う様子は都遷りのようであると形容された程です。こうして白河・鳥羽・後白河・後鳥羽上皇と4代150年にわたり政治・文化の中心となり副都心の賑わいを見せたのでした。菊水若水城南宮の菊水若水の...京都20シリーズ城南離宮枝垂梅と椿まつり18日~3月22日
年間お世話になった針に感謝し、特製のこんにゃくに大きな針を刺し手芸・芸能上達を祈願します。近頃針を持つ機会が少なくなりましたが、行事は毎年盛んに行なわれています。甘酒の接待もあります(志納)。今を去るおよそ1800年前、我が国は倭国とか、邪馬台国とか呼ばれ、西暦300年代漸く大陸の中国や朝鮮との文化交流が盛んになり始めました。その頃既にこの現在の法輪寺寺域に三光明星尊をお奉りした「葛野井宮(かずのいぐう)」がありました。秦の始皇帝の子孫、融通王の一族が産業、芸術の繁栄、安全守護の一族祖神として信仰しております「虚空蔵尊(こくうぞうそん)」と深い因縁のあるこの「葛野井宮」を尋ね求めてこの地へ渡来し、彼等伝来の農耕技術を生かした農業をはじめ製糸、染織など中国の工芸を励むようになりました。かように彼等が移住しま...京都虚空蔵法輪寺・針供養8日
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はてなにて掲載中京都上賀茂神社・御戸代能7月1日https://ta221961.hatenablog.com/ブログ引っ越し先
ハテナに移動しました。京都上賀茂神社・御戸代能7月1日https://ta221961.hatenablog.com/entry/2025/06/24/044653?_gl=1*1dwsxyz*_gcl_au*OTg3NTk4MDQ3LjE3NDUxMzM0OTM.ブログ記事の引越し先
長い間閲覧応援おおきにどす(^ω^)・・・✌はてなブログに移行しました。9月末まで掲載します。https://ta221961.hatenablog.com/entry/2025/06/22/045015?_gl=1*1gcssg7*_gcl_au*OTg3NTk4MDQ3LjE3NDUxMzM0OTM.京都ぶらり宇治散策
引っ越し先のハテナです。https://ta221961.hatenablog.com/entry/2025/06/21/050630?_gl=1*xytzt7*_gcl_au*OTg3NTk4MDQ3LjE3NDUxMzM0OTM.引っ越し先です。
何時も閲覧しておおきにどす(^ω^)・・・✌此方に移動しましたので宜しくお願いします。京の一枚京都華厳寺(鈴虫寺)https://ta221961.hatenablog.com/entry/2025/06/20/044946京都華厳寺(鈴虫寺)
梅雨の晴れ間を利用して京都ぶらりと訪れては如何ですか。嵐山の観光スポットといえば見どころ満載です、嵐山の中心ともいえる渡月橋。この橋を挟んで南のエリアと北のエリアにわかれますが北のエリアの中でもオススメのスポットがこちらです嵯峨野。竹林の道(ちくりんのみち)は、大河内山荘から野宮神社の間を約200メートルにわたって続く風情のある小道です。周辺には嵐山や世界遺産の天龍寺などがあります。竹林の道は京都嵐山の代表的な観光名所のひとつで、嵐山を訪れた際には是非立ち寄って頂きたい観光スポットです。竹林は野宮神社から大河内山荘の間で特に大河内山荘前からみた竹林が画になります。嵯峨野巡りといえば、紫式部の「源氏物語」ゆかりの野宮(ののみや)神社から紅葉の名所の常寂光寺、去来の「嵯峨日記」で知られる落柿舎から、嵯峨天皇の...京都嵯峨野竹林の道
今年は例年に無く2週間も早く京都蛍乱舞中です。夕涼みにはちょっと早いも知れませんがあしを運ぶのも良いものです。種類と名前の由来日本には約45種のホタルが生息しています。「源氏螢」、「平家螢」と呼んだりしますが、源平戦に勝った「源氏」の方が体が大きめ。名前の由来には諸説ありますが、平安末期に源平争乱に敗れた平家一門の亡骸の上を、慌しく点滅する小さな螢とゆっくり点滅する大きな螢が宙を舞っていたという言い伝えがあるとか...。見える時間帯と時期だいたい20時頃から。食事は早めに済ませましょう。場所にもよりますが、5月上旬~7月中旬。梅雨が明けるまでがベストチャンスです。たくさん見るための条件こればかりは、運次第ですが、夕立が降った日は、螢がたくさん飛ぶそうです。そのため、雨が降らない日は、近所の飲食店が川の周り...京都ホタルの名所
五花街(祇園東・上七軒・先斗町・祇園甲部・宮川町)に伝わる伝統芸能の合同公演で、長唄や常盤津等の舞台が華やかに上演されます。五花街の舞妓が勢揃いする合同演目「舞妓の賑い」は、この公演でしか見る事の出来ない艶やかな演目の一つです。雨天決行。「五花街の夕べ」では、18時半より市内各老舗料亭(岡崎つる家、菊乃井、炭屋、飄亭、柊家、ウェスティン都ホテル京都)にて、舞妓・芸妓さんが接待します。平成6年、平安建都1200年記念催事として幕を開けた京都五花街合同公演「都の賑い」。祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東の芸妓舞妓、総勢約80名の伎芸を一度にご覧いただけるのは「都の賑い」だけで、それはまさに夢の舞台。毎年恒例の6月の公演では、花街ごとの演目とともに五花街の舞妓の共演による「舞妓の賑い」が披露され、初夏の古...京都五花街合同伝統芸能特別公演28日(土)・29日(日)
京都に堪らぬ猛暑が来る前に京都旅行をお勧めします。今回は夏越祓(なごしのはらい)を紹介します。半年間の罪や穢れを払い(リセット)、残り半年を無事に過ごせるようにと祈る行事です。6月30日は一年間の折り返しにあたる日。この日、京都の主な神社では大きな「茅の輪」を社頭に飾り、その茅の輪をくぐると無病息災・悪厄退散になると伝えられています。またこの日、関西ではまじないとして「水無月」という和菓子を食べる習慣があります。このお菓子は、むかし貴重であった「氷」のかたちをなぞった物といわれています。夏越祓で7月1日~12月31日を折り返そう京都は盆地という土地柄、夏の暑さは日本でも有数の厳しさを誇ります。それゆえに「夏越祓」は重要な儀式だったのかもしれません。そんな夏を乗り越え、1年の後半を元気に過ごすための儀式とし...京都市内各神社・夏越祓(なごしのはらい)6月25日~30日
今年も半年をが過ぎ様としています、はやいですねリッセットしてみませんか、半年の穢れが祓われ・・・。茅の輪をくぐった後、紙の人形に名前、数え年、願い事等を書いて神苑の春の山に進み人形(ひとがた)を禊(みそぎ)の小川に流します。半年間の穢れを払い、残り半分無病息災を祈願しましょう。夏越祓:6/3015時~、車で通り抜けジャンボ茅の輪:7/1~/7、茅の輪をくぐった後、紙の人形に名前、数え年、願い事等を書いて神苑の春の山に進み人形(ひとがた)を禊(みそぎ)の小川に流します。半年間の穢れを払い、残り半分無病息災を祈願しましょう。■場所:城南宮■期間:6月25日~30日(※毎年同じ日程)夏越祓:6月30日車で通り抜けジャンボ茅の輪:7/1~/7■時間:茅の輪くぐり・人形流し・愛車の茅の輪くぐり:9~16時(期間中)...京都城南宮茅の輪くぐり人形(ひとがた)流し(6/25~/30)
チガヤで作った輪。束ねたカヤの大きな輪をくぐる茅の輪くぐり神事は全国の神社でおこなわれている。茅の輪が疫病など夏季の災厄を除くとか、身体についた穢が祓われるという呪術的な力を有しているという信仰と「大祓」が強く結びついている。茅の輪をくぐることは、ある世からの脱皮再生を図るという意味があると考えられ、6月晦日が重要な折り目であると捉えられていたことがわかる。青々とした植物は再生を促す力を宿すと考えられていたことからも、青い茅が特に重視されたのかもしれない。茅の輪くぐり神事は、独特の作法がある。まず、茅の輪を正面から入って左へまわり、また正面からくぐって右へまわり、もう一度正面から左にまわってくぐる。要するに、横8の字に3度くぐる。これは夏に流行しがちな悪疫(あくえき)を除けるための呪的な儀礼である。昔から...京都貴船神社・茅の輪くぐり6月25日~30日
桔梗の開花に合わせて、特別拝観を行っています。桃山時代に作庭の枯山水庭園一面を覆う苔と凛と咲く桔梗の花の青や白とのコントラストを愛でていただきます。紫や白の桔梗と緑鮮やかな苔のじゅうたんに雨の雫が光り、大変美しいこの時期・・・。又塀の外側には二度咲きの萩と紫陽花、昼顔が季節のハーモニーを奏でています。天得院は知る人ぞ知る花の名所。二汁五菜の「桔梗膳」も味わえます。杉苔に覆われた枯山水の庭に、春は黄緑色の桜・御衣黄桜、霧島つつじ、さつき、夏は萩、あじさい、桔梗、秋は二度咲きの萩、白彼岸花、紅葉、つわぶき、藤袴、冬は山茶花、椿と、四季折々の花が咲きほこります。6〜7月の桔梗と、11月の紅葉のシーズンは一般公開をしています。小さい庭ではありますが、心静かに庭を眺めていただき、のんびり、ゆっくりとお過ごしください...京都東福寺天得院・桔梗を愛でる特別公開28日~7月17日
菅原道真公の誕生日6月25日、命日2月25に因み毎月25日は御縁日(天神さん)として、境内周辺は露天が出店したり、多くの参拝者で賑わっています。一度訪れた方はご存じだとは思いますが、茅の輪くぐりには、決まったくぐり方があります。八の字を描く様にくぐります。また、茅輪をくぐるときの唱え言葉があり、説明には以下のように書いてありました。「一、みな月のなごしの祓い(はらい)する人は千歳(ちとせ)の命のぶるといふなり」「二、思ふ事みなつきねとて麻の葉をきりにきりても祓ひつるかな」「三、蘇民将来(そみんしょうらい)。蘇民将来。(繰り返して唱ふ)」翌日の大茅輸くぐりに使用される「大茅の輪」の取り付けも、見ごたえがあるとのことです。但し、いくら目の前に立派に取り付けられてもこの輪をくぐるのは、明日(25日)までお預けで...京都北野天満宮・大茅の輪の取り付け25日
叡山電車の始発駅出町柳から鞍馬駅下車鞍馬寺仁王門まで徒歩5分ぐらいかなぁ。入口で鞍馬山の入山料200円を払い私はケーブカーに乗らず未舗装の参道を267m登って行くと由岐神社があります。階段を登って神社から更に歩いて行くと義経公供養塔がありました。ここまで来たら汗がじわっと出て吹く風が心地よいさて本殿まで791mの九十九折り(つづらおり)参道を歩いて行きます。京都の夏のはじまりをつげる祭事といえば鞍馬寺の竹伐り会式。「竹伐り会式」とは、黒い法衣に白袈裟を弁慶かぶりにした僧兵が二手にわかれ、大蛇にみたてた大竹を山刀で伐るという豪壮な会式です。日に日に緑が濃くなっていく鞍馬山中腹に建つ鞍馬寺で、この日「竹伐り会式」が行なわれます。もともとは、蓮の花が咲く旧暦七月に行なわれていたので、「蓮華会」とも呼ばれています...京都鞍馬寺・竹伐り会式20日
梅雨の晴れ間小塩山の通称「なりひら寺」へ足を運んで癒されて見ては如何ですか、帰りには紫陽花の善峰寺へ。小塩山・十輪寺は、善峰寺の2キロほど手前に位置し天台宗の古刹です。寺は、嘉祥3年(850)文徳天皇のお后、染殿(そめどの)皇后(藤原明子:ふじはらあきらけいこ)の世継ぎ誕生を祈願のため、伝教大師作の延命地蔵菩薩を安置したのが始まりです。毎年6月第3日曜日午後1時より「声明と三弦を聞く会」8月23日本尊地蔵尊秘仏ご開帳午前10時から、11月23日午後1時より「塩がま清めの祀り」が行われます。十輪寺在原業平のゆかりの地平安時代を代表する歌人在原業平。50歳を過ぎた頃から十輪寺で生活していたため、現在でもここにはゆかりのある史跡と桜が残っています。平安時代の貴族には、「塩焼」と呼ばれる塩を焼いてその煙を楽しむ風...京都十輪寺・声明と三弦を聞く会15日
平安の風情を現在に伝える黒木の鳥居に茅の輪が設けれら、他の神社よりも少し早めにくぐることができます。修学旅行生が団体になって、茅の輪をくぐる姿をよく見かけます。野宮神社は平安時代以前、斎王(さいおう)が天皇の代理で伊勢神宮にお仕えする前に身を清めた神聖な場所です。斎王とは「いつきのひめみこ」ともよばれ、伊勢神宮に遣わされた未婚の天皇の娘(皇女)たちのことです。斎王となる皇女は、まず皇居内で1年あまり心身を清め、野宮神社で3年間のみそぎの後、伊勢神宮に向かいます。みそぎの場所は天皇の即位の度に決められ、この嵯峨野の野宮神社は、平安時代に嵯峨天皇の皇女・仁子内親王(よしこないしんのう)の代より、使用されるようになりました。黒木鳥居と小柴垣当社は、過去に行なわれた斎王制度の面影が残る唯一の神社で、クヌギの木を...京都野宮神社・茅の輪くぐり1日(日)~7月31日(木)
八坂神社は、祭事が多い神社ではないでしょうか。その祭事の中で、最も有名なのが祇園祭です。八坂神社例祭は、そんな祇園祭の前の月に行われます。御祭神ゆかりの日を選んで決められた大祭です。八坂神社の御祭神ゆかりの日を選んで決められた例祭で、神事にひき続き神楽舞「東遊び」の舞が披露されます。15時より綾小路流朗詠による向陽会員等の和歌の献詠披講式が行われます。■場所:八坂神社■期間:6月15日(※毎年同じ日程です)■時間:10時~■アクセス:市バス206・208「祇園」または京阪「祇園四条」駅より徒歩約5分■お問合せ:075-561-6155■詳細ページ:http://www.yasaka-jinja.or.jp/※写真は全て過去のものです。京都八坂神社・例祭15日
毎年6月15日に京都市東山区の智積院(ちしゃくいん)で、青葉まつりが行われます。弘法大師空海と高野山中興の祖として知られる興教大師の誕生会法要で、青葉の美しい時期に催されることから「青葉まつり」と呼ばれています。福引(祈祷者対象で無料)や、大書院には茶席が設けられ(500円)、華道展も開かれます。皐月やツツジが見事な桃山時代の名勝庭園、及び収蔵庫の障壁画の無料公開もあります。智積院はアジサイの隠れた名所。運が良ければハート形のアジサイも見つけられるかも。智積院鎌倉時代の中期、頼瑜(らいゆ)僧正が高野山の大伝法院を根来山に移したことに始まる。智積院はその塔頭の一つで学頭寺院だった。1598年(天正13)、豊臣秀吉の根来征伐によってほとんどの堂宇伽藍が焼亡。当時の智積院住職の玄宥(げんゆう)僧正は、京都に逃れ...京都智積院・青葉まつり15日
1年に2週間しか公開されない東林院で沙羅双樹(さらそうじゅ)を愛でようと足を運んで見ては如何ですか。東林院は右京区花園にある妙心寺の塔頭です。妙心寺は臨済宗妙心寺派の大本山で46の塔頭があり、国宝や多くの重要文化財や非公開の織田信長の墓所などがあります。妙心寺の中にある東林院は普段は非公開ですが行事がある時は公開され、宿坊として利用する場合は入ることができます。『平家物語』にうたわれた沙羅双樹の花の庭園。椿に似た五弁の白い花をつける沙羅。沙羅の花は雨上がりか雨降りの日、または午前中に愛でると、青苔と白い花の風情があり素晴らしいそうです。苔の上に散り敷く様を心ゆくまでお楽しみ下さい。19日には夜の特別公開“沙羅の夕べ”も予定されています。双ヶ丘の東、京都市右京区には「花園」という地があります。昔、この地域に...京都妙心寺東林院・花供養とお香を聞く会9日(月)~22日(日)
八坂神社は、京都市東山区にあります。祇園祭の神社として有名です。御神楽奉納奉は京都の夏の風物詩です。祇園祭の神社として有名です。6月14日午後7時半御神楽奉納奉告祭境内の舞殿において弥栄雅楽会による「人(にん)長(じょう)の舞」の奉納があります。人長の舞:人長とは神楽人の長のことで、この舞はその長が武官の装束を着け、手には神鏡の象徴という、木製の輪を付けた榊を持つ、古式ゆかしい典雅な舞です。初夏の八坂さんの風情を楽しみましょう。■場所:八坂神社■期間:6月14日(※毎年同じ日程です)■時間:19時半~21時半■アクセス:市バス206・208「祇園」または京阪「祇園四条」駅より徒歩約5分■お問合せ:075-561-6155■詳細ページ:http://www.yasaka-jinja.or.jp/※主催者の都...京都八坂神社・神楽奉納奉告祭14日
貴船駅から始まるロマンチックな夏デートに織姫と彦星の伝説が伝わる七夕は、日本の節供のなかでもっともロマンチックな由来を持っている日。初夏の貴船は緑が美しく、涼やかな貴船川の清流を眺めて川床料理も楽しめる絶好のシーズン。川沿いには食事処も数多くあり、この季節ならではの鮎料理をいただくのもオススメです。青竹の筒に入れられたろうそくの光が、優しく足元を照らします。雨天決行です。8日には「貴船の水まつり」があり、境内でライブが行われる日もあります。鴨川の水源地にあたる貴船神社は、平安の昔から水の神様として知られ、境内の霊泉に浮かべると文字が浮かび上がる「水占みくじ」が有名です。その一方で、縁結びの神様として知られ、今から1000年前に、女流歌人・和泉式部が貴船神社に参拝して、恋の歌を捧げて祈り、その願いが叶ったと...京都貴船神社・七夕笹飾りライトアップ1日
天平勝宝(750年)に天皇より御戸代田一町が寄進された際に、田楽、猿楽が舞われ、これが日本能楽の先駆となったとされています。田植えが終了し虫害を未然に防ぐための祈願のお祭りです。「神歌」を奉納し、烏扇草(ひおうぎそう)や滋賀県安曇川産の鮎を供えます。■場所:上賀茂神社■期間:7/1(※毎年同じ日程です)■時間:神事:10時~能(有料):18時~■アクセス:市バス9「上賀茂御薗橋」または地下鉄「北山」駅より徒歩約15分■お問合せ:075-781-0011■詳細ページ:http://www.kamigamojinja.jp/※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。※写真は全て過去のものです。京都上賀茂神社・御戸代能7月1日
「小野小町」花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせし間に一千有余年の時を経て人々を魅了し続ける謎の美女小野小町西に東山丘陵、東に醍醐山などの山並みを望む山科盆地。平安時代には貴族たちの遊猟場でした。その南部に位置する随心院。平安時代初期、当代一流の歌人で絶世の美女と謳われた小野小町が、晩年を過ごしたと伝わるお寺です。創建は正暦2(991)年。仁海(にんがい)僧正を開基とする、真言宗善通寺派の大本山です。往時には壮麗な七堂伽藍を構えましたが、承久の乱や応仁の乱など度重なる戦火により諸堂は焼失。現在の本堂は慶長4(1599)年の再建で、薬医門や玄関、書院などは江戸時代初期から中期に建立されました。奥書院を飾る狩野派の襖絵をはじめ、随所に施された絵図が見事。また、苔に覆われた坪庭や白壁が清々しく、...京都小野小町の随心院
景勝地の夏絵巻:大堰川鵜飼開き鵜飼は、風折烏帽子(かざおれえぼし)に腰みのの<昔ながらの装いで手綱を引き、約10羽程の海鵜を飼いならして鮎などの川魚をとる伝統的な漁法で、その歴史は古く嵐山の鵜飼は千年の昔から行われていました。かがり火が川面に揺れる幽玄の世界を楽しんでみてはいかがですか?川岸で鵜飼を見物する浴衣姿の女性が「涼」を誘います。渡月橋の上からよりもやはり川面から見る方が独特の風情があってお奨めです。鵜匠の手につながれた6羽の鵜は、船子(かじこ)のかいの音に反応して身を翻し水面の上と下を行ったり来たり。白く光るアユを次々と鵜匠の手に戻します。今も昔も変わらぬ鵜匠の装束は、いにしえの貴族の風雅な趣そのもので、景勝地ならではの醍醐味です。鵜飼いの歴史在原業平の詠んだ「大堰川うかべる舟のかがり火にをぐら...京都鵜飼景勝地の夏絵巻:大堰川鵜飼開き(7/1~9/23(※毎年同じ日程です)
今回私が散歩する修学院には、修学院離宮、詩仙堂などの名刹を始め、多くの寺社が点在しています。出町柳駅から叡山電鉄にゆられ、修学院で降りて気ままに散歩してみました。まず散歩の前に腹ごしらえ、と蕎麦を食べに評判の塩釜に向かいます。修学院の駅から東大路に出て少し下がると七人ほどの行列が見えました。店内は照明も柔らかく落ち着いた雰囲気。私はテーブル席に座り、生粉打ちせいろ900円を頼みました。一口すすると蕎麦のほのかな甘味と香りが広がります。食べ終わると見計らったように蕎麦湯が出され、つゆを割って飲み干しました。北山通りを東へ白川通りを北へ行くと音羽川が流れています。案内板を頼りに川に沿って遊歩道を歩いているとじっとりと汗が出てきました。昨日までの寒さが嘘のようです。秋の訪れを身体で感じながら先へ進むと塀に突き当...京都修学院離宮
梅雨の晴れ間を利用して京都ぶらりと訪れては如何ですか。嵐山の観光スポットといえば見どころ満載です、嵐山の中心ともいえる渡月橋。この橋を挟んで南のエリアと北のエリアにわかれますが北のエリアの中でもオススメのスポットがこちらです嵯峨野。竹林の道(ちくりんのみち)は、大河内山荘から野宮神社の間を約200メートルにわたって続く風情のある小道です。周辺には嵐山や世界遺産の天龍寺などがあります。竹林の道は京都嵐山の代表的な観光名所のひとつで、嵐山を訪れた際には是非立ち寄って頂きたい観光スポットです。竹林は野宮神社から大河内山荘の間で特に大河内山荘前からみた竹林が画になります。嵯峨野巡りといえば、紫式部の「源氏物語」ゆかりの野宮(ののみや)神社から紅葉の名所の常寂光寺、去来の「嵯峨日記」で知られる落柿舎から、嵯峨天皇の...京都嵯峨野竹林の道
聖徳太子創建のお寺聖徳太子が幼い頃、淡路島の岩屋に小さな唐櫃が流れ着き、太子が蓋を開けると中から黄金でできた一寸八分の如意輪観音の像が出てきました。そこで太子は、自分の持仏として大切にしました。そのころ太子は物部守屋と争っていたので、如意輪観音に勝利を祈り、「勝たせていただければ、四天王寺を建立いたします」と誓いを立てました。勝利をおさめた太子は、用明天皇2年(587年)、大阪四天王寺建立のための用材を求めてこの地に来られました。ある日、泉のかたわらにある多良の木の枝に護持仏をかけて沐浴をされ、終わって仏を手に戻そうとされたが、どういうわけか、枝から離れません。その夜、「お前の守り本尊となってから、すでに7世が過ぎた。これからは、この場所にとどまって衆生の救済に当たりたい」、という仏のお告げを夢で見られま...京都六角堂(いけばな発祥の地)
夕涼みにはちょっと早いも知れませんがあしを運ぶのも良いものです。種類と名前の由来日本には約45種のホタルが生息しています。「源氏螢」、「平家螢」と呼んだりしますが、源平戦に勝った「源氏」の方が体が大きめ。名前の由来には諸説ありますが、平安末期に源平争乱に敗れた平家一門の亡骸の上を、慌しく点滅する小さな螢とゆっくり点滅する大きな螢が宙を舞っていたという言い伝えがあるとか...。見える時間帯と時期だいたい20時頃から。食事は早めに済ませましょう。場所にもよりますが、5月上旬~7月中旬。梅雨が明けるまでがベストチャンスです。たくさん見るための条件こればかりは、運次第ですが、夕立が降った日は、螢がたくさん飛ぶそうです。そのため、雨が降らない日は、近所の飲食店が川の周りに水をまくとか...(笑)。煙草の、点いたり消...京都ホタルの名所
五花街(祇園東・上七軒・先斗町・祇園甲部・宮川町)に伝わる伝統芸能の合同公演で、長唄や常盤津等の舞台が華やかに上演されます。五花街の舞妓が勢揃いする合同演目「舞妓の賑い」は、この公演でしか見る事の出来ない艶やかな演目の一つです。雨天決行。「五花街の夕べ」では、18時半より市内各老舗料亭(岡崎つる家、菊乃井、炭屋、飄亭、柊家、ウェスティン都ホテル京都)にて、舞妓・芸妓さんが接待します。平成6年、平安建都1200年記念催事として幕を開けた京都五花街合同公演「都の賑い」。祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東の芸妓舞妓、総勢約80名の伎芸を一度にご覧いただけるのは「都の賑い」だけで、それはまさに夢の舞台。毎年恒例の6月の公演では、花街ごとの演目とともに五花街の舞妓の共演による「舞妓の賑い」が披露され、初夏の古...京都五花街合同伝統芸能特別公演29日(土)・30日(日)
京都に堪らぬ猛暑が来る前に京都旅行をお勧めします。今回は夏越祓(なごしのはらい)を紹介します。半年間の罪や穢れを払い(リセット)、残り半年を無事に過ごせるようにと祈る行事です。6月30日は一年間の折り返しにあたる日。この日、京都の主な神社では大きな「茅の輪」を社頭に飾り、その茅の輪をくぐると無病息災・悪厄退散になると伝えられています。またこの日、関西ではまじないとして「水無月」という和菓子を食べる習慣があります。このお菓子は、むかし貴重であった「氷」のかたちをなぞった物といわれています。夏越祓で7月1日~12月31日を折り返そう京都は盆地という土地柄、夏の暑さは日本でも有数の厳しさを誇ります。それゆえに「夏越祓」は重要な儀式だったのかもしれません。そんな夏を乗り越え、1年の後半を元気に過ごすための儀式とし...京都市内各神社・夏越祓(なごしのはらい)6月25日~30日
今年も半年をが過ぎ様としています、はやいですねリッセットしてみませんか、半年の穢れが祓われ・・・。茅の輪をくぐった後、紙の人形に名前、数え年、願い事等を書いて神苑の春の山に進み人形(ひとがた)を禊(みそぎ)の小川に流します。半年間の穢れを払い、残り半分無病息災を祈願しましょう。夏越祓:6/3015時~、車で通り抜けジャンボ茅の輪:7/1~/7、茅の輪をくぐった後、紙の人形に名前、数え年、願い事等を書いて神苑の春の山に進み人形(ひとがた)を禊(みそぎ)の小川に流します。半年間の穢れを払い、残り半分無病息災を祈願しましょう。■場所:城南宮■期間:6月25日~30日(※毎年同じ日程)夏越祓:6月30日車で通り抜けジャンボ茅の輪:7/1~/7■時間:茅の輪くぐり・人形流し・愛車の茅の輪くぐり:9~16時(期間中)...京都城南宮茅の輪くぐり人形(ひとがた)流し(6/25~/30)
チガヤで作った輪。束ねたカヤの大きな輪をくぐる茅の輪くぐり神事は全国の神社でおこなわれている。茅の輪が疫病など夏季の災厄を除くとか、身体についた穢が祓われるという呪術的な力を有しているという信仰と「大祓」が強く結びついている。茅の輪をくぐることは、ある世からの脱皮再生を図るという意味があると考えられ、6月晦日が重要な折り目であると捉えられていたことがわかる。青々とした植物は再生を促す力を宿すと考えられていたことからも、青い茅が特に重視されたのかもしれない。茅の輪くぐり神事は、独特の作法がある。まず、茅の輪を正面から入って左へまわり、また正面からくぐって右へまわり、もう一度正面から左にまわってくぐる。要するに、横8の字に3度くぐる。これは夏に流行しがちな悪疫(あくえき)を除けるための呪的な儀礼である。昔から...京都貴船神社・茅の輪くぐり6月25日~30日
桔梗の開花に合わせて、特別拝観を行っています。桃山時代に作庭の枯山水庭園一面を覆う苔と凛と咲く桔梗の花の青や白とのコントラストを愛でていただきます。紫や白の桔梗と緑鮮やかな苔のじゅうたんに雨の雫が光り、大変美しいこの時期・・・。又塀の外側には二度咲きの萩と紫陽花、昼顔が季節のハーモニーを奏でています。天得院は知る人ぞ知る花の名所。二汁五菜の「桔梗膳」も味わえます。杉苔に覆われた枯山水の庭に、春は黄緑色の桜・御衣黄桜、霧島つつじ、さつき、夏は萩、あじさい、桔梗、秋は二度咲きの萩、白彼岸花、紅葉、つわぶき、藤袴、冬は山茶花、椿と、四季折々の花が咲きほこります。6〜7月の桔梗と、11月の紅葉のシーズンは一般公開をしています。小さい庭ではありますが、心静かに庭を眺めていただき、のんびり、ゆっくりとお過ごしください...京都東福寺天得院・桔梗を愛でる特別公開6月8日(金)~7月17日(水)
京都府京都市西京区にある徳川綱吉の生母「桂昌院」にゆかりのあるお寺です。善峰寺は西国33所の20番札所。善峯寺は京都の桜や紅葉の名所として有名ですが、夏は山肌を埋め尽くす「紫陽花」が鑑賞でき、あじさい越しに望める京都市街の風景は癒されます。「白山桜あじさい苑」のエリアは、善峯寺を開いた源算上人が写経のための墨をすったとされる湧き水「白山名水」のあった場所でした。元々眺望が素晴らしい場所でしたが、昭和初期に植えられた杉の木により、眺めが悪くなったため、杉を伐採して桜と紫陽花を植え、花と眺望を味わってもらおうと、今の姿になったそうです。善峯寺は回遊式庭園になっていて、10番目に「白山桜あじさい苑」があります。善峯寺の白山あじさい苑は、高台にあり京都の街が一望できます。京都市街と紫陽花を同時に満喫できるので、撮...京都1万株の紫陽花善峯寺
菅原道真公の誕生日6月25日、命日2月25に因み毎月25日は御縁日(天神さん)として、境内周辺は露天が出店したり、多くの参拝者で賑わっています。一度訪れた方はご存じだとは思いますが、茅の輪くぐりには、決まったくぐり方があります。八の字を描く様にくぐります。また、茅輪をくぐるときの唱え言葉があり、説明には以下のように書いてありました。「一、みな月のなごしの祓い(はらい)する人は千歳(ちとせ)の命のぶるといふなり」「二、思ふ事みなつきねとて麻の葉をきりにきりても祓ひつるかな」「三、蘇民将来(そみんしょうらい)。蘇民将来。(繰り返して唱ふ)」翌日の大茅輸くぐりに使用される「大茅の輪」の取り付けも、見ごたえがあるとのことです。但し、いくら目の前に立派に取り付けられてもこの輪をくぐるのは、明日(25日)までお預けで...京都北野天満宮・大茅の輪の取り付け25日
叡山電車の始発駅出町柳から鞍馬駅下車鞍馬寺仁王門まで徒歩5分ぐらいかなぁ。入口で鞍馬山の入山料200円を払い私はケーブカーに乗らず未舗装の参道を267m登って行くと由岐神社があります。階段を登って神社から更に歩いて行くと義経公供養塔がありました。ここまで来たら汗がじわっと出て吹く風が心地よいさて本殿まで791mの九十九折り(つづらおり)参道を歩いて行きます。京都の夏のはじまりをつげる祭事といえば鞍馬寺の竹伐り会式。「竹伐り会式」とは、黒い法衣に白袈裟を弁慶かぶりにした僧兵が二手にわかれ、大蛇にみたてた大竹を山刀で伐るという豪壮な会式です。日に日に緑が濃くなっていく鞍馬山中腹に建つ鞍馬寺で、この日「竹伐り会式」が行なわれます。もともとは、蓮の花が咲く旧暦七月に行なわれていたので、「蓮華会」とも呼ばれています...京都鞍馬寺・竹伐り会式20日
梅宮大社は京都市の西部を流れる桂川にほど近い所にある。それほど大きな神社ではないが境内の庭園はなかなかの趣がある。茅葺の家を取囲むように池があり、その池の周辺に花菖蒲が咲き乱れている。梅宮大社のある梅津地域は古来から湿地が多く、杜若などが自生していたそうです。4月上旬から5月中旬にかけては杜若、あやめが見ごろとなります。そして東神苑の咲耶池、北神苑にある勾玉池には5月下旬ごろからハナショウブが咲き始めます。ハナショウブがまた、見事!種類も多彩で江戸系、伊勢系、肥後系と色とりどりに庭園を美しく染めます。群生しているポイントもいくつかありますので、ぜひじっくりと初夏の花を楽しんでください。これだけの規模で咲くハナショウブを見られるスポットは京都でもそうそう多くありません。■アクセス京都市バス【3】・【28】・...京都梅宮大社の花菖蒲
平安の風情を現在に伝える黒木の鳥居に茅の輪が設けれら、他の神社よりも少し早めにくぐることができます。修学旅行生が団体になって、茅の輪をくぐる姿をよく見かけます。野宮神社は平安時代以前、斎王(さいおう)が天皇の代理で伊勢神宮にお仕えする前に身を清めた神聖な場所です。斎王とは「いつきのひめみこ」ともよばれ、伊勢神宮に遣わされた未婚の天皇の娘(皇女)たちのことです。斎王となる皇女は、まず皇居内で1年あまり心身を清め、野宮神社で3年間のみそぎの後、伊勢神宮に向かいます。みそぎの場所は天皇の即位の度に決められ、この嵯峨野の野宮神社は、平安時代に嵯峨天皇の皇女・仁子内親王(よしこないしんのう)の代より、使用されるようになりました。黒木鳥居と小柴垣当社は、過去に行なわれた斎王制度の面影が残る唯一の神社で、クヌギの木を...京都野宮神社・茅の輪くぐり
京都の東南、伏見の深草にある藤森神社は境内に2つの紫陽花苑を持っています。6月の初夏藤森神社には、オススメの時期があります。それは初夏が見頃の紫陽花(あじさい)の名所だからです。又藤森神社は馬に関するご利益がある神社です。境内には、本殿を始め、神馬像や旗塚や神鎧像などの見所がたくさんあります。藤森無神社『あじさい祭』5月5日の駈馬神事で有名な藤森神社は、紫陽花の名所でもあります。境内の約1/4を占める紫陽花園は紫、青、ピンク等色とりどりの紫陽花が咲き乱れ、幻想的な雰囲気を醸し出します。約20年前に、境内に35種類程のアジサイを植えて「紫陽花苑」が作られ、今や約3500株に。あじさい祭では、献花、献茶、神楽の奉納が行われます。日時:6月15日(※毎年同じ日程です)けまりの奉納:毎年第3日曜13時~水無月大祓...京都初夏の風物誌紫陽花の藤森無神社
ちょっと足を延ばして新緑の美しい6月は京都のあじさい処へ。三千院は、京都市左京区にある天台宗のお寺。京都市の北、大原の自然豊かな場所に存在しています。さつきの花の終わった梅雨時季には「あじさい祭」でにぎわいます。今年のこの暑さで早くも小紫陽花(こあじさい)、かわいらしく咲き始めています。雨をじゅうぶん吸った苔を照らして、まぶしいくらいです。宸殿、往生極楽院と通って、あじさい苑へ。三千院3000株以上のあじさいがあります。一般的なあじさいの他にも「山あじさい」「星あじさい」「蔓あじさい」など様々なあじさいが所狭しと咲き誇っています。散策路沿いでは、大人の背丈程のアジサイも。対照的に、せせらぎの近くではヤマアジサイが小さな花を咲かせます。期間中は全国の高僧による「チャリティー墨跡展」も開かれています。『あじさ...京都初夏の風物誌紫陽花の三千院