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教養ドキュメントファンクラブ https://tv.ksagi.work/

自称「教養番組評論家」、公称「謎のサラリーマン」の鷺がツッコミを混じえつつ教養番組の内容について解説。かつてのニフティでの伝説(?)のHPが10年の雌伏を経て新装開店。

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2019/10/06

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  • 8/28 サイエンスZERO「地球を陰で支配する!?キノコの知られざる世界」

    独得の生態を持つ生物・キノコ 今回はキノコがテーマ。生態系においては分解で重要な役割を果たしている生物である。今回のサイエンスZEROはこのキノコに注目するとのこと。 キノコには様々な種類が存在するが、季節や成長段階でその成分が変化するという。基本的には胞子が出来るまでは虫などに食べられないように防衛し、胞子が出来るとそれらの成分を弱めて虫などを引き寄せることで胞子を広げてもらうのだという。金沢大学の都野展子准教授のキイロスッポンダケの研究によると、普段はキノコを食べないような虫まで引き寄せる化学物質を分泌するという。キノコは化学物質で動物の行動を制御するのだという。番組では有毒のベニテングダ…

  • 8/28 TBS系 健康カプセル!ゲンキの時間「何歳からでも遅くない!名医オススメ!"骨"貯金を増やす方法」

    神経細胞に潜んだウイルスが悪さをするヘルペス この季節の変わり目などには免疫力の低下で、激痛を伴う水ぶくれであるヘルペスを発症する人が増えるという。60代以上に70%はウイルスを有しているとか。まだ同様に帯状疱疹は80才までに3人に1人が発症するという。しかしこのヘルペス、治っても痛みが残ったりする場合があったりする恐い病気だという。 ヘルペスはウイルス感染症であり、特に単純ヘルペスウイルス1型が多いという。これらは接触感染するもので、子供時代の食べ移しで感染したりすると言う。このウイルスと神経細胞中に潜伏するという。そして免疫細胞の力が低下すると神経内で増殖して、神経細胞に沿って移動して発症…

  • 8/24 NHK 歴史探偵「飛鳥の古墳ツアー」

    飛鳥古墳巡りツーリング 今回の歴史探偵は、古墳オタの渡邊佐和子アナが自転車で飛鳥の古墳ツアーに出るというお話。 最初は明日香村でも有名な石舞台古墳。この古墳は蘇我馬子の墓と言われている。今では石室の石しか残っていないが、元々は四角形の古墳だったという。同様の四角形の古墳は小山田古墳や菖蒲池古墳などにもあると言う。この2つの古墳は大化の改新こと乙巳の変と関係あるのだとか。 乙巳の変で滅亡したのは蘇我氏だが、その時に殺された蘇我入鹿と、その後に追い詰められて自害した蘇我蝦夷の墓と推測できるという。さらに蘇我稲目のといわれる都塚古墳も四角形だという。これらの古墳は飛鳥の宮を取り巻くような位置に配され…

  • 8/23 BSプレミアム ヒューマニエンス「"ゲノム編集"新人類を生む技術か」

    ゲノム編集の重要技術クリスパー・キャス9とは 先週の遺伝子に続いて、今回のヒューマニエンスのテーマはゲノム編集。先週は遺伝子の機能や作用について紹介したが、今回はそこに積極的に人が介入しようとする画期的技術かつ、禁断の木の実でもある。 まずゲノム編集に不可欠の技術であるクリスパー・キャス9だが、これは遺伝子の特定の部分を狙い撃ちで切断できる物質である。クリスパー・キャス9はガイドRNAというものがあり、この20個ほどの塩基の並びと合致するDNA配列に結合すると、その部分でDNAを切断するのだという。すると切断された遺伝子は細胞が自動的に修復するのだが、その時に切断箇所に脱落などが起こって遺伝子…

  • 8/22 BS-TBS にっぽん!歴史鑑定「戦国最強!?復活の名将・立花宗茂」

    戦国最強、不屈の武将・立花宗茂 戦国最強の武将と言えば誰かと問われると諸々の名が上がるところだが、実際にはこの立花宗茂を推す声は少なくはない。一般の知名度は上杉謙信や武田信玄などに比べると大幅に落ちるが、彼は当時から天下無双と言われていた上に、何より関ヶ原で改易に会いながら、その後再び大名に返り咲くという数奇な生涯をたどった人物でもある。そう言う意味で結構「玄人好み」でもある。実はこの番組でも取り上げて欲しいという要望は多かったとか。今回の歴史鑑定はこの立花宗茂を取り上げる。 立花宗茂 (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 大友宗…

  • 8/21 TBS系 世界遺産「300万頭が生きる!アフリカの動物王国」

    アフリカの野生動物の楽園セレンゲティ 今回の世界遺産はアフリカはタンザニアのセレンゲティ国立公園。広大なサバンナの野生動物の楽園である。ここには300万頭もの野生動物が生息している。 www.youtube.com その面積は日本の四国ほど。先住民マサイの言葉で果てしない草原という意味のセレンゲティはその草が多くの動物を養っている。また草原以外の様々な環境がサバンナには存在する。ここには象が8000頭ほど生息している。またヌーは150万頭いて、千頭規模の群れで新鮮な草を求めて大移動する。乾期でも草のある北部で暮らしていたヌーは、雨期になると新しい草を求めて南部に移動する。1年で3000キロの大…

  • 8/21 TBS系 健康カプセル!ゲンキの時間「何歳からでも遅くない!名医オススメ!"骨"貯金を増やす方法」

    骨折をふせぐ骨貯金 日常生活のごく普通の場面に潜んでいる恐怖が骨折。骨粗鬆症などになると骨の中がスカスカになり、ちょっとした動作で簡単に骨折することになりかねない。それがキッカケに寝たきりになったり、死亡率が上がるという危険まである。65歳以上の人が大腿骨を骨折すると5年後の生存率が63.5%まで低下するという。骨粗鬆症を防ぐには骨貯金が重要とのことで、今回はどうやればその骨貯金を増やせるかが今回のテーマ。 骨貯金とは骨の密度の貯金だという。男女ともに20歳ぐらいでもっとも骨密度が高くなり、これがピークボーンだという。それが男性は60才、女性は50才頃から低下し始めるのだという。ここで低下を防…

  • 8/17 BSプレミアム 英雄たちの選択「流転!足利義満が愛した秘宝」

    今回は変化球で美術品が主人公 今回はこの番組にとっては異例の回。この番組は「英雄たちの選択」というだけあって、歴史上の重要人物の歴史的選択に注目する番組なんだが、今回は主人公は人ではなくて牧谿の作である「瀟湘八景図」について。だから当然のように主人公の選択はない(笑)。美術品が主人公と言うことでまるで「美の巨人たち」のようであるが、一応歴史番組であるこの番組では、権力者との関わりの点で注目していく。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 足利義満のコレクションとして始まった「瀟湘八景図」 「瀟湘八景図」は南宋の山深い水辺の8つの風…

  • 8/16 BSプレミアム ヒューマニエンス「"遺伝子"その多様性はガラクタから」

    ガラクタが鍵を握る遺伝子 今回のヒューマニエンスのテーマは遺伝子。今まで何かの度に登場はしているが、これをメインに取り上げたことはなかったようである。この遺伝子、生命の元になる情報の集まりとされている。近年になってヒトゲノムがほぼ解読されたが、その結果はほとんどの部分がタンパク質合成に関与しないガラクタだという衝撃の事実が判明したという。しかしそのガラクタこそが人類の進化の鍵を握っているのではというのが今回の主題。 まず一般的には遺伝子とDNAは同じと思われているが、実は遺伝子とはタンパク質を合成するための情報であり、DNAはそれを構成している物質であると言う。つまり遺伝子はDNAの中でタンパ…

  • 8/14 サイエンスZERO「生き物のからだが溶ける!?"海洋酸性化"の脅威」

    海洋生態系に深刻な影響与える海洋酸性化 今、世界の海で酸性化が問題となってきている。このまま酸性化すると多くの海洋生物が絶滅しかねないという。そういう海洋酸性化について解説する。なお同テーマで数週間前にNHKスペシャルが放送されており、私のブログでも取り上げるべきだなと思いながらなかなか手が回らなかったのだが、今回この番組に素材の有効活用で流用されたようである。 まず海洋酸性化が進めば海がどのようになるか。そのモデルとも言える海域が伊豆諸島の式根島にある。ここはある場所だけが海底から噴き出す二酸化炭素のために極端に酸性化している。この海域はpH7.8であり、このまま行けば現在はpH8.1の世界…

  • 8/14 TBS系 世界遺産「ルネサンスの至宝!噴水の大庭園」

    500の噴水の庭園 イタリアのティヴォリのエステ家の別荘の庭園は500もの噴水を備えている。500年前に名門貴族が作ったルネサンス様式の庭園の傑作である。 www.youtube.com ティヴォリはローマから30キロほど離れた郊外の丘の上にある。ローマ中心を流れるテベレ川の上流のアニエーネ川を遡るとティヴォリにたどり着く。ティヴォリの丘から流れるアニエーネ川は渓谷をなしている。この丘は水が豊かであり、エステ家の別荘の庭はその水を巧みに使用したものである。斜面に沿って何段ものテラスを設け、そこに高度に設計された噴水を配している。 (adsbygoogle = window.adsbygoogl…

  • 8/14 TBS系 健康カプセル!ゲンキの時間「違和感を見つけて早期発見・早期対策!帰省時に出来る認知症チェック」

    認知症は早期発見が重要 「今日は何月何日の何曜日ですか」というのは認知症の確認のためによく出される質問だという。国内での患者は推定で600万人いて、軽度認知障害まで加えると65歳以上で4人に1人なので、誰がなっても不思議ではないという。早期発見が非常に重要だという。それは投薬治療にしても何にしても早いほどよいからだという。そこでこの帰省時期に簡単な認知症チェック方法を紹介という企画。つまりは実家に帰った時に、自分の両親をチェックしてみようと言うことらしい。 なお私なども最近は物忘れが増えたと言うことが気になっているが、物忘れを自覚できている内は大丈夫なのだという。認知症の物忘れは、そもそも忘れ…

  • 8/10 NHK 歴史探偵「戦争とアイドル」

    今回は特別ドラマの宣伝企画です 戦争とアイドルとはこれまた唐突で突飛なテーマと思ったら、これはしっかり理由があって、戦争時のアイドルと言える明日待子を主人公にしたドラマがこの翌日に放送されるからということらしい。全くこの番組らしいというか、最近はNHKの他の番組の宣伝企画ばかりである。それと共にひたすら佐藤二朗の無駄話ばかりが長くなって、番組の内容はドンドンと薄くなっていくという次第。 明日待子 (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); AKBの元祖とも言えるアイドルたちに重要グッズ さて最初に登場するのはムーランルージュ新宿。昭和6…

  • 8/8 BS-TBS にっぽん!歴史鑑定「聖人君子か?独裁者か?鎌倉幕府3代執権・北条泰時」

    大河ドラマ主人公の息子の話 大河ドラマ関連で北条氏関係の内容が増えているが、今回はあれの主人公である義時の長男である泰時の話。武士のあり方を定めた御成敗式目を定め、後の江戸幕府に至るまでの影響を与えた人物である。 北条泰時 (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 義時の台頭と共に権力の中央に 父の義時は頼朝の寵愛を受けて側近の筆頭として優遇されたが、その子であった泰時(幼名は金剛)も頼朝に寵愛されたという。金剛が10才の時、御家人である多賀重行が彼の前を下馬することなく通り過ぎたことを聞いた頼朝は激怒、金剛は多賀は下馬したと罰せられ…

  • 8/7 サイエンスZERO「"毒"変じて薬となる 生物毒のパワーに迫る」

    進化の過程で獲得した毒 毒蛇やサソリなどのように、自然界には自衛のためや狩りのために毒を所有している危険な生物は多数ある。今回はそのような生物毒を薬に有効活用しようという話。 生物毒には我々が作り出した毒物よりも強力なものがある。例えば有名な青酸カリは致死量0.2グラムとかなり強力なものだが、フグ毒は実にその1000倍の毒性があると言う。生物によって毒の強弱はあるが、有毒な動物は地球上に20万種以上いるという。 8000万種の生物の標本を持つというロンドン自然史博物館のロナルド・ジェンナー主任研究員によると、進化の過程において有毒生物がどこで現れたかを見ると100回以上のタイミングが存在すると…

  • 8/7 TBS系 健康カプセル!ゲンキの時間「意外な大病のサイン!?危険なむくみの見分け方」

    危険なむくみの見分け方 むくみで悩んでいる人もいるが、たかがむくみだしと放置している者が少なくない。しかしむくみの中には危険な大病が潜んでいる可能性もあると言う。そのようなむくみの見分け方を紹介する。 まずむくみの原因だが、血管内の水分が増えて細胞に運ばれる量が増加し、水分が脂肪にまで蓄えられて膨らむのだという。夏は一度にたくさん水分を摂りすぎることで発生しやすいので、少量ずつ回数を多く摂るのが良いという。またこれ以外にも食事の際に塩分を取り過ぎることで体内の水分量が一時的に多くなりすぎることでも発生するという。これらは生理的むくみだという。 では危険なむくみとはどのようなものであるか。診断の…

  • 8/3 BSプレミアム 英雄たちの選択「"犬公方"の孤独 徳川綱吉と生類憐れみの令」

    犬公方綱吉の真実 前代未聞の大馬鹿政策を打ち出した無能な暴君という評価が長かった徳川綱吉であるが、近年になって彼はそれまでの殺伐とした社会を改めて、今日の福祉の概念まで取り入れようとした先進的な名君という評価も現れてきている。とは言うものの、現実には生類憐れみの令は社会に混乱をもたらし、多くの問題もあったのも事実である。その綱吉の考えや生涯に迫ろうというのが今回。 綱吉像、何となく頑固で神経質な印象を受ける もっとも綱吉に対する肯定的な見方は最近はあちこちで言われており、テレビでも扱われていたりする。 綱吉の健康問題を絡めて分析したのがこれ tv.ksagi.work ダイジェスト的に紹介して…

  • 8/2 BSプレミアム ヒューマニエンス「"バーチャル"無いものをあると思える力」

    実は攪乱されやすいヒトの五感 今回のテーマはバーチャル。仮想現実のバーチャルリアリティが花盛りであるが、そもそも人間にはそこに存在しないはずのものと存在するかのように感じることが出来る能力が存在するという。 我々は五感によって外界を感じ取っているが、実はこれが意外といい加減なところがあるようである。例えば温かいそうめんを食べてもらい、次にゴーグルをつけてそのそうめんにラーメンの映像を投影しながら食べるとラーメンのような味を感じ、焼きそばにすると焼きそば、蕎麦にすると蕎麦に感じるのだという。これはクロスモーダルと言い、ある感覚が他の感覚の影響を受けて変化する現象だという。大きな影響力を持つ視覚が…

  • 8/1 BS-TBS にっぽん!歴史鑑定「国鉄総裁 謎の死 下山事件」

    戦後最大のミステリー、下山事件 戦後の迷宮入り(に無理矢理させられた)事件である下山事件。国鉄総裁が突然に謎の死を遂げたがついには真相が明かされることがなかったというまさに戦後の闇を象徴する事件である。 亡くなった下山氏(Wikipediaから) 日本がまだGHQ支配下にあった1949年、社会が混乱する中でGHQから国鉄職員の大規模なリストラを命じられていた初代国鉄総裁の下山定則氏が行方不明となり、轢死体として発見されたのである。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 公用車で自宅を出た後に消息が不明となり、轢死体で発見される 下…

  • 7/31 TBS系 世界遺産「空から見る!鬼才ガウディの建築」

    鬼才ガウディの建築群 スペインのバルセロナ。ここには鬼才ガウディの数々の建築が残っている。 www.youtube.com バルセロナは19世紀半ばに古い市街の外に区画整備された新市街が整備された。ここで多くの若い建築家が登場する。ガウディはその一人だった。1882年、大聖堂の建築が始まるが、翌年にガウディが主任建築家に就任したことで設計が一変する。それが現在も建設が続いているサグラダ・ファミリアである。 資金不足などで何度か中断しながら現在も建設は続いており、ガウディ没後100年の2026年完成を目指していたが完成は遅れている。そんな中、昨年末に聖母マリアの塔が完成した。高さは138メートル…

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