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子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック https://www.yukahisa.com

臨床心理士・公認心理師として、主に福祉機関で働いています。 本や研修で学んだ、子育て・育児や対人関係に役立つ心理学テクニックについて記していきます。 備忘録代わりのブログですが、皆さんの生活にも役立てていただけたら幸いです。

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2019/09/04

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  • 子どもには「目」で語りかける!

    本日も豆知識ショート記事です♬ たとえ無意識の行為であっても、話し手が、 ・目をそらす ・目を伏せる ・顔を上げないで話す などをすると、相手は無視されたと感じてしまう。 相手が言葉を受け取るのを見届けて、初めて話したことになる。 ・・・スマホを見ながらお子さんの相手をすることは、無視ですね(ーー;) 原始時代までだったら、「親に無視される=死」です。 そのため、子どもは親に注目してもらうためには、どんな手段でも使います。 その結果の最も最悪な状態が、「『怒られる』という注目の浴び方をするために問題行動を起こす」ということです。 「無視されるぐらいなら、怒られている方がいい」という考え方です。…

  • 「起こって欲しくないこと」を起こさないために☆

    本日も豆知識ショート記事です♬ 「起こって欲しくないこと」がどうすれば起こるかを考えることは、失敗を防ぐための有効な方法です。 「起こらないためには・・・」という考え始め方だと、危ない部分を無意識に見ないようにしてしまったりする可能性があります。 また、危ない部分が見えたとしても、「・・・まぁ、起こらないでしょう♪」のように流そうとしてしまうかもしれません。 対策や修正が面倒・厄介なときほど、このようなことになりやすいと思います。 一方、「どうすれば起こるか・・・」から考え始めると、しらみつぶしに探すような状況にはなりやすいと思います。 起こって欲しくないことの起きる理由が分かれば、そのための…

  • 欲望に耳を傾けましょう!

    本日も豆知識ショート記事です♬ 『行動イノベーション』という目標実現法を開発した大平信孝氏は、『欲望』が大切と仰っています。 『欲望』は、「頭の声」「体の声」「心の声」からなります。 「頭の声」は理性のような部分。 「体の声」は身体感覚からの訴え。 「心の声」は本能とか、無意識とかにも近い部分と考えられます。 そして、「頭の声」ばかりを優先させている人が多いとのことです。 例えば、会社の飲み会。 現在はコロナの影響でほぼないでしょうが、好きな人ばかりではないですよね。 「頭の声」:付き合いだし、行かなきゃなぁ。 「体の声」:残業続きで体が重い。 「心の声」:めんどくさい。 それぞれがこのような…

  • 【朝の豆知識☆】気配りの基本!

    おはようございます! 気配りの基本は、 「相手に不足しているものは何?」 「相手がいま欲しがっているものは何?」 です☆ 相手を考えない一方的なものは、気配りではなくてお節介や親切の押し売りになってしまいますね! ベタな例によく出てくる、唐揚げにバァーっとレモン掛けてくれる人とか、鍋奉行みたいな人は、きっと相手はそれを求めていないと思うので、気配りとは言えなさそうですね(^^; 相手をよく見て、相手のニーズを把握することが大切になりますね☆ この記事は、『銀座No.1ホステスの心をつかむ話し方』(水希、2009)から学んだことの記録です。作者の水希さんは、昼はカウンセラー、夜は銀座のホステスと…

  • 【朝の豆知識☆】思考や行動への無意識の影響

    おはようございます! 『サンクコスト効果』 投資や開発などの経済行為において、金銭や時間や精神的な投資を続けることが、損失につながるとわかっているにもかかわらず、それまで投資したことを惜しんでしまい、結局続けてしまう という過ちのことです。 「せっかくここまでやったから・・・」ってなりがちですよね。 バッサリ見切る大胆さも必要ですね! この記事は、『「欲しい」の本質~人を動かす隠れた心理「インサイト」の見つけ方~』(大松孝弘・波田浩之、2017)から学んだことの記録です。著者の大松氏は、マーケティングを幅広く手掛ける会社の代表取締役をされている方です。人の心がグッと動き、消費につながるメカニズ…

  • 【朝の豆知識☆】裏メッセージに気をつけて!

    おはようございます! 人は、その言葉の裏にあるメッセージに敏感だったり、裏メッセージを作り出したりしてしまいます。 そのため、その言葉を、相手がどう捉えるかは慎重に考えなければなりません☆ 例えば、高齢者に対する「いつまでもお若いですね」は要注意です! 「お若いですね」は、若者に対しては言わないですよね。 この段階で、『「若いですね」と言われる』=『若くない』ということになります。 また、「(〇〇歳にしては)お若いですね」と言われたと相手が感じる場合もあると思います。 褒めているのに、相手は「(〇〇にしては)頑張ったね」「(〇〇のくせに)すごいじゃん」と言われているように感じるということはあり…

  • 【朝の豆知識】伝えるときは、シンプルに!

    おはようございます! 伝えたいことをしっかり伝えるために。 大前提になるのは、「何を伝えるか」よりも「どう伝えるか」が大事ということです。 そのためのポイントとして、「単純性」があります。 脳はなるべく省エネしようとするものなので、長くダラダラ言われても頭には残りません。 韻を踏んでみたり、5・7・5調にしてみたり、頭にスッと入れてもらうための工夫をしましょう♬ 回りくどく説明せず、端的にバシッと決めましょう☆ この記事は、『瞬間説得~その気にさせる究極の方法~』(ケヴィン・ダットン、2011)から学んだことの記録です。 著者のケヴィン・ダットンはロンドン生まれの心理学者で、「社会的影響」研究…

  • 【朝の豆知識☆】コミュニケーションって何?

    おはようございます♪ 「コミュニケーションとは、お互いに、相手を認識し、理解し、尊重して行われる、メッセージの交換過程をいう」 ◯お互いに 一方的ではなく、双方向的ということ。 ◯認識する 相手の存在を認めるということ。 ◯理解し、尊重する 自分の側の目線だけでなく、相手の立場を理解すること、理解しようとすることが大切 これらが揃うとコミュニケーションということですね☆ 確かに、これらが揃ってなかったら、それは「指示」や「命令」という言葉の方がしっくりくるやり取りになってしまいそうですね。 忙しい時にこの3つを網羅することはけっこう大変ですが、お互いに気持ちいいコミュニケーションを取りたいです…

  • 【朝の豆知識☆】野生の勘を鍛える!

    おはようございます! 文明の利器に頼りっぱなしだと、「野生の勘」が鈍ります。 「便利な道具があるんだから、頼ればいいじゃん」という感じですが、「野生の勘」というか、人間に本来備わっている感覚というか、そのようなものは、活かせるに越したことはありません♪ 人間に本来備わっている感覚が敏感な人の方が、プレゼンを時間ぴったりに終わらせることができそうですし、「もうこんな時間!」みたいなことにもならずにすみそうです☆ 時計を見る前に「何時かな?」と考える、ナビを見る前に「北はどっちかな?」と考えるなど、道具に頼る前に勘を使う機会を作ることで鍛えることができます♪ 勘を使う機会を確保して、研ぎ澄まされて…

  • 【朝の豆知識☆】落ち込んでいる人に前を向いてもらうために

    おはようございます! 『サバイバルクエスチョン』 サバイバルクエスチョンは、苦境にある相手に元気になってもらうことができる可能性が上がるテクニックです。 サバイバルクエスチョンは、「これまでのサバイバルについてクエスチョンする」というテクニックです。 具体的には、 「これまでこの苦しい状況をどうやって乗り切ってきたのか?」 ということを質問します。 この質問をされた相手は、これまでどうやってきたのかを考えることになります。 その結果、やれていた部分もあるということに気づくことができたりします。 「絶望」のようになっている人は、明るい未来を描くことなんてできません。 そのため、「大丈夫だよ」「何…

  • 【朝の豆知識☆】思考や行動への無意識の影響

    おはようございます! 人間の思考や行動は5%の意識と、95%の無意識とで成り立っており、意識の水面下にある95%の無意識も様々な意思決定に関わっている。 「やった方がいいことはわかっているけど、やらない」といった場面は、95%の無意識がブレーキを掛けているということなんですね。 怒るときに「なんでやったの!」と問いただして、「・・・なんとなく。」と答えられても、間違いではなかったということですね(;^_^A この記事は、『「欲しい」の本質~人を動かす隠れた心理「インサイト」の見つけ方~』(大松孝弘・波田浩之、2017)から学んだことの記録です。著者の大松氏は、マーケティングを幅広く手掛ける会社…

  • 【朝の豆知識☆】「言ってることと違うじゃん」はやっぱりよくない

    おはようございます! 話の内容と身振りや声のトーンが合っていないことを『内的不一致』と言います。 そして、『内的不一致』があると説得力や信憑性は下がります。 スマホを見ながら褒めても伝わらないということですね(^^;; ゴロンと横になりながら「宿題やりなさいよ」もダメですね(^^; 洗濯物が山になってるのに、「子ども部屋を片づけなさい」も違います(;'∀') ・・・厳しい! この記事は、『心を上手に透視する方法』(トルステン・ハーフェナー、2011)から学んだことの記録です。著者はドイツでマインド・リーダーとして活躍されている方で、本のタイトルの通り、しぐさや言葉から相手を理解するためのいろい…

  • 【朝の豆知識☆】会話を盛り上げる2ステップ♪

    おはようございます! 会話は『広げる』と『掘り下げる』の繰り返しです。 「それから?」で掘り下げ、「ところで」で広げます♪ 行けるところまで掘り下げ、進みづらくなったら広げます☆ 明石家さんまさんのMCがこの方法かなと思います。 「ほいで?」「ほいで?」と聞きながらオチに導き、笑い終わったら次のゲストに振るという感じですよね♪ お笑い怪獣が使っているテクニックなら、間違いない! この記事は、『銀座No.1ホステスの心をつかむ話し方』(水希、2009)から学んだことの記録です。作者の水希さんは、昼はカウンセラー、夜は銀座のホステスという異例な2足のわらじの方で、ホステスを始めた後でカウンセリング…

  • 【朝の豆知識】団結力のある集団は…

    おはようございます! メンバーが何かをそろってする集団は、そうでない集団に比べて団結力があり、互いに協力し合う傾向があります。 最も典型的なものが宗教団体ですが、『同調性』と『儀式』が集団の繁栄には大切です。 試合前の円陣なんかも、団結力を高める効果がありそうですよね。 その点では、現代の生活スタイルではなかなか難しいですが、「家族揃って食卓を囲む」ということも大切ですね☆ この記事は、『瞬間説得~その気にさせる究極の方法~』(ケヴィン・ダットン、2011)から学んだことの記録です。 著者のケヴィン・ダットンはロンドン生まれの心理学者で、「社会的影響」研究の第一人者です。本の中では社会的な影響…

  • 【朝の豆知識☆】子どもは自発的学習者!

    おはようございます! 大人に教えられてではなく、自分で学習して成し遂げたことへの満足感が、子どもを夢中にさせ、さらに新たな学習へと駆り立てる。 親にやれと言われた「だけ」でやっていることは、身にはなりにくそうですね。 親や指導者には、お子さんに興味を持ってもらうための工夫が必要になるということですね。 興味を持つことができれば、お子さんは自分から勝手にやりますもんね♬ この記事は、『子どもは「話し方」で9割変わる』(福田健、2009)から学んだことの記録です。 著者の福田健氏は、言語科学研究所の指導部長・理事を歴任された後、株式会社話し方研究所を設立し、数々のセミナーの講師を務められています。…

  • 【朝の豆知識☆】いけるとこまで小分けにしよう♪

    おはようございます! 物事の最小単位が分かると核心がつかめる 大枠で括ると、その中身はぼんやりとしてしまいます。 反対に、いけるところまで小さく分ければ、そこには想像する余地もなくなり、することがはっきりします。 「英語の勉強」ではなくて、「英単語帳の84ページを3回通りやる」みたいな感じでしょうか。 計画を建てる時や工程表を考えるときなどは、大きく括らず、いけるところまで小分けにした、見ただけで分かるものにしていきましょう! この記事は、『仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?』(飯野謙次、2017)から学んだことの記録です。筆者は失敗学会の事務総長も務められていて、「失敗・ミスを…

  • 【朝の豆知識☆】会話は、質問せずに盛り上げましょう♪

    おはようございます! 会話は質問ではなく、『要約』で返しましょう♪ 質問は、上手く使わないと会話の流れを切ってしまうし、主導権がこちら側になりやすいです。 主導権がないと、話している側はちょっと不快です。 そんな時に、要約をして返します♪ 相手の話を「〇〇だったんですね。」とまとめて返すと、相手は「そうそう、それでね♪」と話しやすいです♪ 主導権は奪わずに、相手のお話を膨らめることができます☆ この記事は、『銀座No.1ホステスの心をつかむ話し方』(水希、2009)から学んだことの記録です。作者の水希さんは、昼はカウンセラー、夜は銀座のホステスという異例な2足のわらじの方で、ホステスを始めた後…

  • 【朝の豆知識☆】指摘するのは今のことだけ!

    「いつも+(否定)」 「また+(否定)」 否定的なこととを「いつも」「また」で括られると、とっても不快です! 自分だったらどうでしょうか? 「君の作る書類はいつもミスがあるな」 「また味付け失敗したの?」 「いつもじゃないし!」「またっていつのことだよ!」と言い返したくなりますね(^^; 失敗についてお子さんと話すときは、その時起こったことだけに焦点を当てましょう☆ この記事は、『心を上手に透視する方法』(トルステン・ハーフェナー、2011)から学んだことの記録です。著者はドイツでマインド・リーダーとして活躍されている方で、本のタイトルの通り、しぐさや言葉から相手を理解するためのいろいろな方法…

  • 【朝の豆知識】記憶は簡単に塗り替えられる♪

    おはようございます! 声かけで記憶を操作できてしまいます! 交通事故についての映像を見せ、 「車はどのくらいのスピードで接触しましたか?」 と聞かれた人の回答と、 「車はどれくらいのスピードで突っ込みましたか?」 と聞かれた人の回答を比べると、 「突っ込みましたか?」と聞かれたグループの方が速いスピードの回答をしたそうです。 質問の仕方によって記憶は歪んでしまうということですね! 例の実験の場合は、 「車はどのくらいのスピードでしたか?」ですかね? 事実を確認するときには、フラットな聴き方を心がける必要があります☆ この記事は、『瞬間説得~その気にさせる究極の方法~』(ケヴィン・ダットン、20…

  • 【朝の豆知識☆】コミュニケーションを成立させるのは…

    おはようございます! コミュニケーションを成立させるのは聞き手であって、話し手ではない。 相手が話を聞いてくれて、初めてコミュニケーションは成立する。 当たり前のようですが、出来ていない人も結構いるのではないでしょうか? 「宿題やっときなさいよ!」と一方的にお子さんに伝えるだけでは、コミュニケーションではないということです。 相手が分からないような難しい横文字を多用するような説明も、コミュニケーションとは言えないということです。 相手の立場になって考えないと、コミュニケーションにはならないということですね☆ 今日も気持ちの良いコミュニケーションを♪ この記事は、『子どもは「話し方」で9割変わる…

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