石原裕次郎が亡くなったとき、追悼盤と銘打ったシングルレコードが発売された。 1987年(昭和62年)8月のことである。
『懐かしの60’sフォーク』村上春樹『ノルウェイの森』の挿入歌はフォークソング
村上春樹『ノルウェイの森』を読んで、僕は、古いフォーク・ソングを聴くようになった。 ブラザーズ・フォアやキングストン・ト
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【深読み考察】村上春樹「TVピープルの逆襲」高度情報社会の中で普通の日常を守ることの難しさ
村上春樹「TVピープル」読了。 本作「TVピープル」は、1990年(平成2年)1月に文藝春秋から刊行された作品集『TVピ
【文学散歩】庄野潤三も愛した老舗の名店「柏又」のうなぎランチと小田原文学散歩
庄野潤三は大の鰻好きだった。 大阪グランドホテル「竹葉亭」のうなぎ会席や、地元「益膳」のうな重など、庄野文学には、随所に
ゴーゴリ「死せる魂」我々自身こそが現代のチチコフかもしれない
ニコライ・ゴーゴリ「死せる魂」読了。 本作「死せる魂」は、1842年に「第一部」が刊行された長篇小説である。 この年、著
『週刊現代』デビュー当時の村上春樹はなぜ「都会派小説の作家」と呼ばれていたのか?
1980年代、村上春樹は「都会的な作家」だと言われた。 あるいは「都会小説の書き手」と呼ぶ人もあった。 若者に人気の、都
映画「ラストソング」吉岡秀隆が歌う主題歌と本木雅弘が歌う甲斐よしひろ&辻仁成
昔、『ラストソング』という日本映画があった。 プロのロックミュージシャンを目指した若者たちの青春物語。 そこに素晴らしい
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庄野潤三「早春」第二の人生を迎えた男たちの青春物語─洗練された聞き書き小説の完成形
庄野潤三「早春」読了。 本作「早春」は、1982年(昭和57年)1月に中央公論社から刊行された長篇小説である。 この年、
庄野潤三「ぎぼしの花」読了。 本作「ぎぼしの花」は、1985年(昭和60年)4月に講談社から刊行された随筆集である。 こ
井伏鱒二「荻窪風土記」庶民として生きた作家の最もリアルな自伝的エッセイ
井伏鱒二「荻窪風土記」読了。 本作「荻窪風土記」は、1982年(昭和57年)11月に新潮社から刊行された長篇随筆である。
『ホットドッグ・プレス』映画「風の歌を聴け」大森監督と原作者(村上春樹)の対談を読み解く
初めて映画化された村上春樹の作品は、デビュー作『風の歌を聴け』(1979)。 公開は1981年(昭和56年)12月で、監
スウィフト「ガリヴァー旅行記」人間否定の異世界転生体験が伝えたかったこと
ジョナサン・スウィフト「ガリヴァー旅行記」読了。 本作「ガリヴァー旅行記」は、1726年10月、イギリスのモットから刊行
『週刊プロレス』2.3札幌で長州力戦をぶち壊された藤波辰巳の青春タイトルマッチ
中島公園にあった「中島スポーツセンター」は、かつて、プロレスの聖地として知られていた。 とりわけ、有名な試合は、1984
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真冬の札幌キノカフェ「友部正人・完全生音ライブ」ギターとブルースハープの衝撃
札幌「キノカフェ」で、友部正人のライブに参加してきた。 友部正人「銀座線を探して」発売記念完全生音ライブ。 マイクもアン
渡辺淳一「阿寒に果つ」天才少女画家の実在モデル(加清純子)の生き急いだ青春
渡辺淳一「阿寒に果つ」読了。 本作「阿寒に果つ」は、1973年(昭和48年)11月に中央公論社から刊行された長篇小説であ
『週刊朝日』村上春樹が谷崎潤一郎賞受賞パーティーで女性作家に囲まれていた件
『週刊朝日』1985年(昭和60年)11月1日号のグラビアに、村上春樹の写真が掲載されている。 見出しは「ほんとは『オバ
ドストエフスキー「罪と罰」史上最強の名作は「生きることの可能性」を伝えたかった
フョードル・ドストエフスキー「罪と罰」読了。 本作「罪と罰」は、1866年に刊行された長篇小説である。 この年、著者は4
パーランマウム「僕の右手」は失われたアイデンティティの象徴だった
今から20年前の2005年(平成17年)。 女子高生の歌うブルーハーツが話題となった。 リンダリンダ、終わらない歌、僕の
村上陽子「風のなりゆき」村上春樹夫人のヨーロッパ紀行写真集に夫は登場しない
村上陽子「風のなりゆき」読了。 本作「風のなりゆき」は、1991年(平成3年)2月にリブロポートから刊行された写真集であ
シューベルト『冬の旅』失恋男子が歌うセンチメンタル・ジャーニー聴き比べ
シューベルト『冬の旅』なら、ディースカウとムーアのコンビが定番。 特に、1962年(昭和37年)に録音されたものがいい。
太宰治『晩年』小説が好きすぎて狂った男たちはデフォルメされた自画像だった
太宰治『晩年』読了。 本作『晩年』は、1936年(昭和11年)6月に砂子屋書房から刊行された短篇小説集である。 この年、
ラングストン・ヒューズ「七十五セントのブルース」と友部正人「乾杯」は絶望の歌だ
友部正人の「乾杯」は、日本中の注目を集めた「あさま山荘事件」をモチーフに、偽善的な現代社会への絶望を歌ったトーキング・ブ
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石原裕次郎が亡くなったとき、追悼盤と銘打ったシングルレコードが発売された。 1987年(昭和62年)8月のことである。
矢口史靖「スウィングガールズ」読了。 本作「スウィングガールズ」は、2004年(平成16年)9月にメディアファクトリーか
石坂洋次郎「あいつと私」読了。 本作「あいつと私」は、1961年(昭和36年)5月に新潮社から刊行された長篇小説である。
エレイン・ローブル・カニグズバーグ『Tバック戦争』読了。 本作『Tバック戦争』は、1993年(平成5年)に刊行された長編
札幌まつりは、北海道神宮の例大祭である。 北海道神宮にはもちろん、中島公園にも多くの露店が並ぶ。 明治以来、札幌市民にと
岩波少年文庫フェア2024は「岩波少年文庫で読むケストナーとドイツの作家たち」だった。 「特製アクリルキーホルダーを応募
読書好きにとって、読書は趣味ではない。 食べることや眠ることと同じように、読書とは生きることなのだ。 快適な読書ライフを
野田知佑「のんびり行こうぜ」読了。 本作「のんびり行こうぜ」は、1986年(昭和61年)7月に小学館から刊行されたエッセ
スルメイカ(真いか)は、函館の夏の風物詩だ。 「函館の朝は、いか刺しから始まる」とまで言われた時代。 そんな食文化も、今
庄司太一の『びんだま飛ばそ』(1997)が出たころ、古いガラス瓶を集めるのが、ちょっとしたブームになった。 ガラス瓶と言
6月の札幌は、アカシヤの季節である。 札幌まつりの頃、札幌の街では、アカシヤの白い花が満開になる。 アカシヤの花の季節は
浜田省吾の名盤『PROMISED LAND 〜約束の地』(1982)は、アメリカ文学の影響を感じさせる。 『約束の地』と
ウイリアム・サロイヤン『わが名はアラム』読了。 本作『わが名はアラム』は、1940年(昭和15年)に刊行された長篇小説で
北大祭は、北海道大学の学園祭である。 大学の学園祭なのに、札幌市民への定着度はすごい。 「ライラックまつり」「北大祭」「
ヴィンテージのカップ&ソーサといえば、オールド・ノリタケ(日本陶器)が超有名だが、モダンなデザインに関しては東洋陶器も負
2025年(令和7年)3月、中公文庫から、森田たまの『随筆 ふるさとの味』が刊行された。 森田たまは、札幌出身の女流作家
多くのコレクターがいることで知られる「Fire-King」(ファイヤーキング)の生産がアメリカで終了したのは、1986年
ロバート・B・パーカー『約束の地』読了。 本作『約束の地』は、1976年(昭和51年)に刊行された探偵小説である。 この
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山口瞳「居酒屋兆治」読了。 本作「居酒屋兆治」は、1982年(昭和57年)6月に新潮社から刊行された長篇小説である。 こ
骨董収集に挑戦してみたいけど、教えてくれる人がいない! 骨董品のことを、もっと勉強したい! 骨董品に関する本を読みたい!
江別の本屋さんに、新潮文庫の豆本ガチャがありました。 何に使うでもないけれど、つい欲しくなってしまうミニチュア雑貨。 文
今回の青春ベストバイは、スワロフスキーのハリネズミです。 購入から20年以上が経つけれど、輝きはあの頃のまま。 上質のも
たくぎんのテレビCMで、中島みゆきの曲が流れていました。 画面に登場しているのは、俳優の吉岡秀隆さん。 あの頃、たくぎん
札幌で生産されている「メイド・イン・サッポロ」のアイテムをまとめてみました。 札幌限定の食べ物は、お土産としても人気があ
今回の青春ベストバイは、オリンパス・ペンです。 小学生でも安心して使うことのできたハーフサイズカメラ。 2000年代のカ
今回の青春ベストバイは、昭和レトロなスピッツ人形です。 昭和30年代、飼い犬として全国でブームとなったスピッツ。 犬のマ
ウディ・アレン監督のオシャレトロな恋愛コメディ『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』が面白くない? そんなことはありません
久しぶりに友部正人でも聴こうかと思ったら、レコードもCDもない。 引越しを繰り返すうちに処分してしまったらしい。 仕方が
Kiwi FM のプレイリストを手に入れた。 Kiwi FM っていうのは、映画『波の数だけ抱きしめて』に登場する架空の
1970年代から1980年代にかけて、日本のアーチストが録音した作品の中から、AORっぽい曲を聴けるアルバムを年代順に揃
ラブマシーンのデビューシングル「お前は夢の中」は、1981年(昭和56年)発売。 発売元は、日本最古のロック専門レーベル
「あいみょんなんて知らない」というおじさんは、今すぐあいみょんを聴くべき。 特に、若い頃に浜田省吾が好きだったおじさん。
NHK「SONGS」で、さだまさしを観た。 別に、録画予約していたわけじゃない。 NHKは常に自動録画しているので、必然
浜田省吾は俺たちの青春のサウンドトラック。 ピークは1986年(昭和61年)発売の『J.BOY』。 そして、アルバム『J
夏が近づくと『波の数だけ抱きしめて』を観たくなる。 音楽が素晴らしいんだよなあ。 もちろん、1982年の空気感も好き。
おじさんは、古い歌が好き。 でも、夏には、最近の歌だって聴きたいと思う。 てなわけで、おじさん向け、21世紀の夏歌ベスト
夏の朝はLUCKY TAPES(通称ラッキー)。 アルバム『dressing』は、爽やかなソウル・ポップを聴かせてくれる
「ユウイチが死んだってよ」 あいつのメッセージを見たとき、僕はユウイチという名前の少年を、すぐには思い出すことができなか
「おまえ、ヤマタツ知ってるか?」と言ったのは、下宿の先輩だった。 先輩と言っても、同じ大学の1年生で、二浪していた彼は、