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「観るだけ美術部」部長のブログ https://mirudakeartclub.hatenablog.com

「観るだけ美術部」勝手に部長です!最近描いていない、描いたことがない、美術展めぐりはすきだけど・・、そういう部員を募っています。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してくださいね。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

「観るだけ美術部」部長
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北海道
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2019/08/17

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  • [企画展]★北東アジアのシルクロード 北方交易と蝦夷錦展

    (北東アジアのシルクロード 北方交易と蝦夷錦展) ★北東アジアのシルクロード 北方交易と蝦夷錦展 市立函館博物館、2024年7月2日(火)-10月13日(日) (WEBサイト→) hakohaku.com 北海道や樺太(現在のサハリン)、極東地域の先住民は、サンタン交易と呼ばれるネットワークを通じて様ざまなモノを流通させ、その交易ルートは「北東アジアのシルクロード」とも呼ばれています。国内でも他の地域に先駆けて博物館が設置された函館では、国内有数の先住民族関係資料が集積されており、このネットワークを通じてもたらされた「蝦夷錦」もその資料のひとつとなっています。 本展では、これら現地資料にあわせ…

  • [特別展]★木田金次郎ストーリーズ展(前編、後編)

    (木田金次郎ストーリーズ展) ★木田金次郎ストーリーズ展(前編、後編) 木田金次郎美術館、2024年7月5日(金)-11月4日(月・振) (WEBサイト→) www.kidakinjiro.com 木田金次郎の作品は様ざまな「物語」が秘めています。小説『生まれ出づる悩み』の主人公のモデルとして描いた有島武郎との関連を始め、岩内や北海道内での制作背景など、作品所蔵者が木田金次郎や岩内に関わりが深く、作品ごとと言っても過言ではないほどに、エピソードやストーリーに彩られています。 2024年は「岩内大火」から70年の節目でもあります。そこで今回の特別展では、会期を「前編・岩内大火以前」「後編・岩内大…

  • [特別展]★アークティック・ステッチ 北方民族の刺繍 展

    (★アークティック・ステッチ 北方民族の刺繍 展) ★アークティック・ステッチ 北方民族の刺繍 展 北海道立北方民族博物館、2024年7月13日(土)-10月20日(日) (WEBサイト→) hoppohm.org 北方地域での縫製は、寒さなどの自然環境から身を守る衣服の制作を始め、テントや舟づくりにも用いられた重要な技術です。単に皮や布を縫い合わせるだけではなく、身の回りの道具類にはステッチ(針目)や色糸、アップリケやビーズを組み合わせた刺繍が施されることもあります。刺し手の思いが込められた刺繍は生活を彩り、民族文化の特徴ともなっています。 本展では、北方諸民族の刺繍の技法、素材、文様の多様…

  • [講演会]★(当館学芸員)「見どころ解説 藤戸竹喜 生誕90年記念展」

    (藤戸竹喜『親子熊』、2004年、個人蔵) ★(当館学芸員)「見どころ解説 藤戸竹喜 生誕90年記念展」 北海道立旭川美術館、2024年9月28日(土)14:00 (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp event.hokkaido-np.co.jp いま、北海道を代表する木彫家、藤戸竹喜(ふじとたけき、1934年-2018年)の驚異的な仕事に熱い眼差しが注がれています。 藤戸竹喜は、北海道美幌町生まれ。少年期を木彫り熊の職人で賑わう旭川市近文で過ごしました。熊彫りの名工として知られた父・竹夫のもと、12歳から熊彫りを始め、15歳には、一人前の職人として…

  • [特別展]★西洋の写本 いとも優雅なる中世の小宇宙 国立西洋美術館 内藤コレクション展

    (西洋の写本 いとも優雅な中世の小宇宙展) ★西洋の写本 いとも優雅なる中世の小宇宙 国立西洋美術館 内藤コレクション展 札幌芸術の森美術館、2024年9月7日(土)-9月29日(日) (WEBサイト→) artpark.or.jp 中世ヨーロッパでは、動物の皮でできた紙に文字を書き写して書物(写本)を作りました。その制作は分業で行われ、写字生が定型の書体で文字を書き写したのち、画家がページの余白や文頭の一文字を華やかに装飾しました。修道院や教会にとって写本の制作と管理は重要な勤めであり、長い時間をかけて完成した写本は宝物として受け継がれ、人びとの信仰を支えると共に、知を後世へと伝える重要な媒…

  • [コン活]★J1第32節 京都サンガFC+生八つ橋あきおたべ

    わが北海道コンサドーレ札幌、前節は首位を走るFC町田ゼルビアとアウェイにて対戦、スコアレスドローで決着しました。相手は首位、こちらは残留目前のチームなので、ドローはよくやったと思うのですが、残留に向けて負けが許されないコンサにとっては、勝ち点3が欲しい試合でもありました。次節は好調の京都サンガFC。しかしここでも負けられません。そこで今回の「勝利をいただきます!」では気合を込めて「生八つ橋あきおたべ」をいただきました。 (生八つ橋あきおたべ。生八つ橋は京都土産のド定番) こちらの「生八つ橋あきおたべ」は、近所のスーパーで買いました。お彼岸ということもあり、和菓子フェアをやっていたので、迷わず購…

  • [講演会]★(当館学芸員)「見どころ解説 皇室の至宝 皇居三の丸尚蔵館展」

    (皇室の至宝 皇居三の丸尚蔵館展) ★(当館学芸員)「見どころ解説 皇室の至宝 皇居三の丸尚蔵館展」 北海道立近代美術館、2024年9月28日(土)14:00 (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp www.tv-hokkaido.co.jp 皇居三の丸尚蔵館は、代々皇室に受け継がれてきた美術工芸品を保存・調査研究・展示してきました。収蔵品は、日本の作品を中心に、海外からもたらされた作品も多く含まれており、その時代や分野も幅広いことで有名です。 本展は、皇室ゆかりの美術工芸品を北海道とのまとまりの上で紹介する、初の本格的な展覧会となります。北海道と京都・…

  • [企画展]★ダブルファンタジー ふたつのものがであうとき展

    (ダブルファンタジー ふたつのものがであうとき展) ★ダブルファンタジー ふたつのものがであうとき展 北海道立三岸好太郎美術館、2024年7月13日(土)-9月25日(水) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp (三岸好太郎『二人の姉妹』、1930年(昭和5年)ごろ、北海道立三岸好太郎美術館) 三岸好太郎の作品では、「ふたつ」のものの出会いが、絵画の造形において重要な役割を果たしていることが少なくありません。ふたりの人物を組み合わせて構成する人物画、水平線などを軸に、画面を二分する構図、異なる色彩を隣り合わせて引き立て合う表現など。本展では、「ダブル」…

  • [特別展]★木田金次郎ストーリーズ展(前編、後編)

    (木田金次郎ストーリーズ展) ★木田金次郎ストーリーズ展(前編、後編) 木田金次郎美術館、2024年7月5日(金)-11月4日(月・振) (WEBサイト→) www.kidakinjiro.com 木田金次郎の作品は様ざまな「物語」が秘めています。小説『生まれ出づる悩み』の主人公のモデルとして描いた有島武郎との関連を始め、岩内や北海道内での制作背景など、作品所蔵者が木田金次郎や岩内に関わりが深く、作品ごとと言っても過言ではないほどに、エピソードやストーリーに彩られています。 2024年は「岩内大火」から70年の節目でもあります。そこで今回の特別展では、会期を「前編・岩内大火以前」「後編・岩内大…

  • [特別展]★美を競う 肉筆浮世絵の世界 光ミュージアム収蔵展

    (美を競う 肉筆浮世絵の世界 光ミュージアム収蔵展) ★美を競う 肉筆浮世絵の世界 光ミュージアム収蔵展 北海道立函館美術館、2024年7月13日(土)-9月23日(月・祝) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp event.hokkaido-np.co.jp 江戸時代に生まれ、現在でも日本のみならず世界中で愛されている「浮世絵」。よく知られているのは、多色摺り木版画で、数多く制作された色鮮やかな「錦絵」ですが、「肉筆浮世絵」は、錦絵とは異なり、浮世絵師が絹本や和紙に直接描いたものです。豪華な着物の文様や、結髪の毛筋一本一本にいたるまで精緻な筆致で描か…

  • [特別展]★西洋の写本 いとも優雅なる中世の小宇宙 国立西洋美術館 内藤コレクション展

    (西洋の写本 いとも優雅な中世の小宇宙展) ★西洋の写本 いとも優雅なる中世の小宇宙 国立西洋美術館 内藤コレクション展 札幌芸術の森美術館、2024年9月7日(土)-9月29日(日) (WEBサイト→) artpark.or.jp 中世ヨーロッパでは、動物の皮でできた紙に文字を書き写して書物(写本)を作りました。その制作は分業で行われ、写字生が定型の書体で文字を書き写したのち、画家がページの余白や文頭の一文字を華やかに装飾しました。修道院や教会にとって写本の制作と管理は重要な勤めであり、長い時間をかけて完成した写本は宝物として受け継がれ、人びとの信仰を支えると共に、知を後世へと伝える重要な媒…

  • [講演会]★(当館学芸員)「ギャラリートーク 脅威と怪異 想像界の生きものたち展」

    (驚異と怪異 想像界の生きものたち展 占術ダイヤグラム) ★(当館学芸員)「ギャラリートーク 脅威と怪異 想像界の生きものたち展」 ウポポイ/国立アイヌ民族博物館、2024年9月21日(土)14:00 (WEBサイト→) nam.go.jp 人類は、常識や慣習から逸脱した「異」なるものを、どのように認識し、説明し、描いてきたのでしょうか。本展では、人魚や龍、河童など、想像界の生きものの多様性について祭具、衣裳、絵画、彫刻、書籍などを通して紹介し、人間の想像と創造の力の源泉を探ります。奇妙で怪しい、不気味だけどかわいい、世界の霊獣、幻獣、怪獣が大集合します。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログ…

  • [コン活]★J1第31節 町田ゼルビア+八王子たまねぎ醤油ラーメン

    わが北海道コンサドーレ札幌、このところ3連勝と波に乗れていたのですが、前節の東京ヴェルディ戦で完敗。J1残留の芽がほとんど摘まれてしまった感があります。ほんとうに悔しい。J2は嫌だ。第31節は9月21日(土)アウェイにて町田ゼルビアと対戦します。そこで今回の「勝利をいただきます!」では、八王子たまねぎ醤油ラーメンをいただきました。 (ニュータッチ社から発売されている「八王子たまねぎ醤油ラーメン」) 表紙パッケージには「シャキシャキたまねぎの甘みとラードの旨み」と書かれていました。八王子市はこのラーメンを推しているらしく、パッケージには「はちどん」というキャラクターも描かれています(上記画像右下…

  • [講演会]★五味 聖「美が結ぶ 皇室と北海道」

    (皇室の至宝 皇居三の丸尚蔵館展) ★五味 聖「美が結ぶ 皇室と北海道」 北海道立近代美術館、2024年9月21日(土)14:00 (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp www.tv-hokkaido.co.jp 皇居三の丸尚蔵館は、代々皇室に受け継がれてきた美術工芸品を保存・調査研究・展示してきました。収蔵品は、日本の作品を中心に、海外からもたらされた作品も多く含まれており、その時代や分野も幅広いことで有名です。 本展は、皇室ゆかりの美術工芸品を北海道とのまとまりの上で紹介する、初の本格的な展覧会となります。北海道と京都・江戸とのつながりを示す近世の…

  • [企画展]★伊達政宗文書を読む 北に渡った独眼竜の書状展

    (伊達政宗文書を読む 北に渡った独眼竜の書状展) ★伊達政宗文書を読む 北に渡った独眼竜の書状展 だて歴史文化ミュージアム、2024年7月6日(土)-9月23日(月・祝) (WEBサイト→) www.city.date.hokkaido.jp 伊達市教育委員会が所蔵する伊達政宗文書の中から、特に貴重な古文書を紹介するとともに、古文書の内容やその魅力について紹介します。 本展で公開される文書は、国内に現存する唯一の書状とされる「伊達政宗から石田三成への書状」のほか、徳川家康崩御に係る伊達成実への書状、合戦直後の伊達成実に対する感状など、どれもが貴重なものばかりです。 (国内に現存する唯一の、伊達…

  • [旅グルメ]★昌の屋 寿都店(旧橋本与作本邸、土蔵)

    (旧橋本家住宅。1879年(明治12年)の漁場建築) ★昌の屋 寿都店(旧橋本与作本邸、土蔵) 福井県から江差に移住し、「仕込屋」という廻船問屋を興した橋本与作の住宅、土蔵。「仕込屋」とは、網元や漁師に品物や金銭を貸し、その代金を海産物などで返済してもらい、これを売るという商売方法で、橋本与作は明治初期に五百石積みの自家北前船を3艘も所有して莫大な利益を上げ、当時としては最高級の住宅建築を建てました。全体としては福井県の本家庄屋住宅を模しており、道外産の建材は集めるのに3年も掛かったとか。 こちら建物に関する記事は、またのちほど改めてUPする予定です。 (旧橋本与作邸の左隣にある土蔵が、改装さ…

  • [特別展]★西洋の写本 いとも優雅なる中世の小宇宙 国立西洋美術館 内藤コレクション展

    (西洋の写本 いとも優雅な中世の小宇宙展) ★西洋の写本 いとも優雅なる中世の小宇宙 国立西洋美術館 内藤コレクション展 札幌芸術の森美術館、2024年9月7日(土)-9月29日(日) (WEBサイト→) artpark.or.jp 中世ヨーロッパでは、動物の皮でできた紙に文字を書き写して書物(写本)を作りました。その制作は分業で行われ、写字生が定型の書体で文字を書き写したのち、画家がページの余白や文頭の一文字を華やかに装飾しました。修道院や教会にとって写本の制作と管理は重要な勤めであり、長い時間をかけて完成した写本は宝物として受け継がれ、人びとの信仰を支えると共に、知を後世へと伝える重要な媒…

  • [企画展]★柿本胤二 嗚呼、メレヨン島 展

    (柿本胤二『嗚呼、メレヨン島』) ★柿本胤二 嗚呼、メレヨン島 展 北海道立文学館、2024年6月25日(火)-9月16日(月・祝) (WEBサイト→) www.h-bungaku.or.jp ミクロネシア連邦ウォレアイ環礁は、太平洋戦争当時、西太平洋「メレヨン島」と呼ばれていました。ここに駐留した旧日本兵6,500名のうち、およそ5,000名が同島で餓死、病死したとされています。本展は、メレヨン島に派遣され、奇跡的に生還した柿本胤二(たねじ)さん(札幌市、2022年に101歳で逝去)による遺作絵画展です。柿本胤二さんは戦後、トヨタ・カローラ札幌の創業者として経済界で活躍するいっぽう、80歳を…

  • [部室から]★第156回 観るだけ美術部 部会

    「観るだけ美術部」部員の皆さま、また日ごろから「観るだけ美術部」を応援していただいている皆さま、いつもありがとうございます。それでは、これより、第156回「観るだけ美術部」の部会を始めてまいります。今回も(1)「観るだけ美術部」部長の連絡・報告、(2)(妄想)懇親会、の2部構成で進めてまいります。どうぞよろしくお願いします (1)「観るだけ美術部」部長からの連絡・報告 部長は夏休みもあっという間に終わり、9月は仕事に忙しくしています。北海道は涼しくなり、あの暑さは何だったのか、という気にさえなります。8月は大きな美術展にいくつか行くことができ、充実した夏休みとなりました。部員の皆さまは、どんな…

  • [企画展]★北東アジアのシルクロード 北方交易と蝦夷錦展

    (北東アジアのシルクロード 北方交易と蝦夷錦展) ★北東アジアのシルクロード 北方交易と蝦夷錦展 市立函館博物館、2024年7月2日(火)-10月13日(日) (WEBサイト→) hakohaku.com 北海道や樺太(現在のサハリン)、極東地域の先住民は、サンタン交易と呼ばれるネットワークを通じて様ざまなモノを流通させ、その交易ルートは「北東アジアのシルクロード」とも呼ばれています。国内でも他の地域に先駆けて博物館が設置された函館では、国内有数の先住民族関係資料が集積されており、このネットワークを通じてもたらされた「蝦夷錦」もその資料のひとつとなっています。 本展では、これら現地資料にあわせ…

  • [コン活]★J1第30節 ×東京ヴェルディ +中村屋ビーフカリー

    わが北海道コンサドーレ札幌、前節でようやく最下位を脱出しましたが、まだまだ残留には苦しい数字のままです。第30節はホーム、プレドで東京ヴェルディと対戦します。東京ヴェルディは昨季J1に昇格してきたチーム。残留をする上でも、勝ち点3は必須です。負けられません!そこで気合を入れるため、今回の「勝利をいただきます!」では、新宿中村屋監修のビーフカリーを再度いただきました。 (新宿中村屋の純欧風ビーフカリー) こちらのレトルトカレー、400円くらいしました。レトルトカレーでは、少しお値段高めなのかもしれません。が、食べてみて、驚きました。深いコクをしっかり感じられ、とても美味しいカレーだったのです。牛…

  • [特別展]★美を競う 肉筆浮世絵の世界 光ミュージアム収蔵展

    (美を競う 肉筆浮世絵の世界 光ミュージアム収蔵展) ★美を競う 肉筆浮世絵の世界 光ミュージアム収蔵展 北海道立函館美術館、2024年7月13日(土)-9月23日(月・祝) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp event.hokkaido-np.co.jp 江戸時代に生まれ、現在でも日本のみならず世界中で愛されている「浮世絵」。よく知られているのは、多色摺り木版画で、数多く制作された色鮮やかな「錦絵」ですが、「肉筆浮世絵」は、錦絵とは異なり、浮世絵師が絹本や和紙に直接描いたものです。豪華な着物の文様や、結髪の毛筋一本一本にいたるまで精緻な筆致で描か…

  • [建築物]★有珠善光寺 奥の院(有珠山外輪山展望台)

    (有珠山外輪山展望台。ここに、有珠善光寺の奥の院があります) ★有珠善光寺 奥の院(有珠山外輪山展望台) 有珠山は、北海道洞爺湖の南に位置する標高737mの活火山です。山頂は有珠郡壮瞥町にあり、山体は虻田郡洞爺湖町、伊達市にもまたがっています。2000年の噴火、1977年の大噴火を始め、20世紀の100年間だけで実に4度もの噴火活動が観測された、世界的にも最も活発な活火山のひとつです。 二重式火山で、直径約1.8kmの外輪山の中に大有珠(737m)、小有珠などの溶岩円頂丘(溶岩ドーム)や、オガリ山、有珠新山(669m)などの潜在円頂丘(潜在ドーム)が形成されています。1663年以降の活動は、ケ…

  • [講演会]★山中由里子「開会記念講演会 人はなぜモンスターを想像するのか?」

    (驚異と怪異 想像界の生きものたち展) ★山中由里子「開会記念講演会 人はなぜモンスターを想像するのか?」 ウポポイ/国立アイヌ民族博物館、2024年9月15日(日)14:00 (WEBサイト→) nam.go.jp 人類は、常識や慣習から逸脱した「異」なるものを、どのように認識し、説明し、描いてきたのでしょうか。本展では、人魚や龍、河童など、想像界の生きものの多様性について祭具、衣裳、絵画、彫刻、書籍などを通して紹介し、人間の想像と創造の力の源泉を探ります。奇妙で怪しい、不気味だけどかわいい、世界の霊獣、幻獣、怪獣が大集合します。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドライ…

  • [部室から]★観るだけ美術部 部会告知+部員名簿(2024年9月部会現在)

    「観るだけ美術部」部員の皆さま、また日ごろから「観るだけ美術部」を応援してくださっている皆さま、いつもありがとうございます。こちらの記事は、第156回「観るだけ美術部」部会の告知記事です。第156回部会は、9月14日(土)10:00より、部室のドアを開けて、部員の皆さまをお待ちしております。 (夏休みに訪れた壽都神社の手水所。部長が同化している?) さて。第156回部会の(妄想)懇親会のテーマは「2024年、夏の思い出、秋のたくらみ」です。北海道はもうすっかり秋の雰囲気が漂ってきましたが、皆さんお住まいに地域では、まだまだ残暑が厳しいとお察しいたします。そこで9月部会のテーマとしては、今年の夏…

  • [特別展]★西洋の写本 いとも優雅なる中世の小宇宙 国立西洋美術館 内藤コレクション展

    (西洋の写本 いとも優雅な中世の小宇宙展) ★西洋の写本 いとも優雅なる中世の小宇宙 国立西洋美術館 内藤コレクション展 札幌芸術の森美術館、2024年9月7日(土)-9月29日(日) (WEBサイト→) artpark.or.jp 中世ヨーロッパでは、動物の皮でできた紙に文字を書き写して書物(写本)を作りました。その制作は分業で行われ、写字生が定型の書体で文字を書き写したのち、画家がページの余白や文頭の一文字を華やかに装飾しました。修道院や教会にとって写本の制作と管理は重要な勤めであり、長い時間をかけて完成した写本は宝物として受け継がれ、人びとの信仰を支えると共に、知を後世へと伝える重要な媒…

  • [常設展]★伊達大雄寺 収蔵品常設展

    (大雄寺宝物殿。藩主や藩士らから収集、寄贈を受けた資料が常設展示されています) ★伊達大雄寺 収蔵品常設展 伊達成実(伊達政宗の重臣で、政宗の従弟)を始祖とする亘理伊達家の菩提寺、大雄寺(宮城県)は、創建およそ600年を誇る奥州きっての古刹です。明治維新で有珠郡に移住した藩主伊達邦成や藩士たちは、この地にもに菩提寺を置き先祖を祀りたいと考えるようになりました。現在の伊達市(北海道)大雄寺にはそうした背景から、藩主伊達邦成を始め、多くの藩士たちから寄贈を受けた鎧や兜、刀、生活民具などが展示されています。奥村孝善さんは、菩提寺である大雄寺を伊達市立の博物館と一体化した施設として活用したいと考え、そ…

  • [建築物]★旧畑島竹次郎邸(此方(こち)、厚真町にて移築保存)

    (パン屋さん「此方(こち)」さん。旧畑島竹次郎邸をリノベーション) ★旧畑島竹次郎邸(此方(こち)、厚真町にて移築保存) www.town.atsuma.lg.jp 厚真町には開拓農家が造った、北陸地方の伝統建築様式の特徴をのこす築100年以上の古民家が多くのこっています。多くの古民家が現存しているのは北海道内ではとても珍しく、太平洋に面した雪の少ない地域のため、家屋が傷みにくく、柱や茅葺(かやぶき)の材料となる木々も多く自生しているためではないかといわれています。 厚真町の古民家のタイプとしてよくみられるのが、「越中造民家(富山県)」、「加賀型・能登型民家(石川県)」、「越前型民家(福井県)…

  • [講演会]★山中由里子「開会記念ギャラリートーク 驚異と怪異展」

    (驚異と怪異 想像界の生きものたち展) ★山中由里子「開会記念ギャラリートーク 脅威と怪異展」 ウポポイ/国立アイヌ民族博物館、2024年9月14日(土)14:00 (WEBサイト→) nam.go.jp 人類は、常識や慣習から逸脱した「異」なるものを、どのように認識し、説明し、描いてきたのでしょうか。本展では、人魚や龍、河童など、想像界の生きものの多様性について祭具、衣裳、絵画、彫刻、書籍などを通して紹介し、人間の想像と創造の力の源泉を探ります。奇妙で怪しい、不気味だけどかわいい、世界の霊獣、幻獣、怪獣が大集合します。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、…

  • [特別展]★美を競う 肉筆浮世絵の世界 光ミュージアム収蔵展

    (美を競う 肉筆浮世絵の世界 光ミュージアム収蔵展) ★美を競う 肉筆浮世絵の世界 光ミュージアム収蔵展 北海道立函館美術館、2024年7月13日(土)-9月23日(月・祝) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp event.hokkaido-np.co.jp 江戸時代に生まれ、現在でも日本のみならず世界中で愛されている「浮世絵」。よく知られているのは、多色摺り木版画で、数多く制作された色鮮やかな「錦絵」ですが、「肉筆浮世絵」は、錦絵とは異なり、浮世絵師が絹本や和紙に直接描いたものです。豪華な着物の文様や、結髪の毛筋一本一本にいたるまで精緻な筆致で描か…

  • [企画展]★伊達政宗文書を読む 北に渡った独眼竜の書状展

    (伊達政宗文書を読む 北に渡った独眼竜の書状展) ★伊達政宗文書を読む 北に渡った独眼竜の書状展 だて歴史文化ミュージアム、2024年7月6日(土)-9月23日(月・祝) (WEBサイト→) www.city.date.hokkaido.jp 伊達市教育委員会が所蔵する伊達政宗文書の中から、特に貴重な古文書を紹介するとともに、古文書の内容やその魅力について紹介します。 本展で公開される文書は、国内に現存する唯一の書状とされる「伊達政宗から石田三成への書状」のほか、徳川家康崩御に係る伊達成実への書状、合戦直後の伊達成実に対する感状など、どれもが貴重なものばかりです。 (国内に現存する唯一の、伊達…

  • [企画展]★ダブルファンタジー ふたつのものがであうとき展

    (ダブルファンタジー ふたつのものがであうとき展) ★ダブルファンタジー ふたつのものがであうとき展 北海道立三岸好太郎美術館、2024年7月13日(土)-9月25日(水) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp (三岸好太郎『二人の姉妹』、1930年(昭和5年)ごろ、北海道立三岸好太郎美術館) 三岸好太郎の作品では、「ふたつ」のものの出会いが、絵画の造形において重要な役割を果たしていることが少なくありません。ふたりの人物を組み合わせて構成する人物画、水平線などを軸に、画面を二分する構図、異なる色彩を隣り合わせて引き立て合う表現など。本展では、「ダブル」…

  • [講演会]★笹倉いる美「特別展解説会 アークティック・ステッチ 北方民族の刺繍展」

    (★アークティック・ステッチ 北方民族の刺繍 展) ★笹倉いる美「特別展解説会 アークティック・ステッチ 北方民族の刺繍展」 北海道立北方民族博物館、2024年9月8日(日)10:00 (WEBサイト→) hoppohm.org 北方地域での縫製は、寒さなどの自然環境から身を守る衣服の制作を始め、テントや舟づくりにも用いられた重要な技術です。単に皮や布を縫い合わせるだけではなく、身の回りの道具類にはステッチ(針目)や色糸、アップリケやビーズを組み合わせた刺繍が施されることもあります。刺し手の思いが込められた刺繍は生活を彩り、民族文化の特徴ともなっています。 本展では、北方諸民族の刺繍の技法、素…

  • [建築物]★伊達大雄寺 本堂、山門、御霊屋(伊達市)

    (亘理伊達家の菩提寺、大雄寺。建築としても風格を感じます) ★伊達大雄寺 本堂、山門、御霊屋(伊達市) daiouji.jp 1869年(明治2年)戊辰戦争によって領地を取り上げられた亘理伊達藩は、同年有珠郡に86戸の藩士家族と共に集団移住を行いました。移住初期には定住に困難を極めましたが、徐々に生活も安定してきた1880年(明治13年)旧家中の懇請もあり、伊達成実(伊達政宗の重臣で、政宗の従弟)の菩提寺である亘理大雄寺(宮城県亘理町)の末寺として、建立されました。住職は相神百川を亘理町から招えて開祖とし、創建された古刹です。 (大雄寺本堂の蟇股) 現在の本堂を含めた堂宇は、1901年(明治3…

  • [コン活]★ルヴァンカップ 準々決勝1回戦、2回戦 ×横浜F・マリノス +銘菓半月

    リーグ戦は降格争い真っ只中の北海道コンサドーレ札幌ですが、何故かルヴァンカップは準々決勝まで進んでおります。9月4日(水)三ツ沢、9月8日(日)にプレドで、横浜F・マリノスとプライムラウンド(準々決勝)を戦います。リーグ戦の降格が目の前にちらついているのに、いまルヴァンカップというタイミングでもないというのが、正直な感想ですが・・。リーグ戦3連勝の勢いに乗って勝っちゃいましょう!今回の「勝利をいただきます!」では、鎌倉銘菓「半月」を喰らいます! (鎌倉銘菓『半月』お上品なお味) 「鎌倉銘菓 半月」は、お盆に親戚からいただきました。薄く焼き上げたクッキー生地に、和風のクリームが挟んであります。和…

  • [企画展]★柿本胤二 嗚呼、メレヨン島 展

    (柿本胤二『嗚呼、メレヨン島』) ★柿本胤二 嗚呼、メレヨン島 展 北海道立文学館、2024年6月25日(火)-9月16日(月・祝) (WEBサイト→) www.h-bungaku.or.jp ミクロネシア連邦ウォレアイ環礁は、太平洋戦争当時、西太平洋「メレヨン島」と呼ばれていました。ここに駐留した旧日本兵6,500名のうち、およそ5,000名が同島で餓死、病死したとされています。本展は、メレヨン島に派遣され、奇跡的に生還した柿本胤二(たねじ)さん(札幌市、2022年に101歳で逝去)による遺作絵画展です。柿本胤二さんは戦後、トヨタ・カローラ札幌の創業者として経済界で活躍するいっぽう、80歳を…

  • [企画展]★北東アジアのシルクロード 北方交易と蝦夷錦展

    (北東アジアのシルクロード 北方交易と蝦夷錦展) ★北東アジアのシルクロード 北方交易と蝦夷錦展 市立函館博物館、2024年7月2日(火)-10月13日(日) (WEBサイト→) hakohaku.com 北海道や樺太(現在のサハリン)、極東地域の先住民は、サンタン交易と呼ばれるネットワークを通じて様ざまなモノを流通させ、その交易ルートは「北東アジアのシルクロード」とも呼ばれています。国内でも他の地域に先駆けて博物館が設置された函館では、国内有数の先住民族関係資料が集積されており、このネットワークを通じてもたらされた「蝦夷錦」もその資料のひとつとなっています。 本展では、これら現地資料にあわせ…

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