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アルパカと聴く幸福なクラシック https://www.alpacablog.jp/

『クラシック音楽を聴いてこころ、幸福』 そんな毎日を、ただ、たんたんと、そして、てくてくと歩いてきました。 多くの方に、聴いて欲しいクラシック音楽を厳選していきます! 末永く、お付き合いいただけたならうれしいです。

アルパカ新一
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2019/08/05

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  • パッヘルベル:カノン【おすすめ名盤を解説】その意味と感想、特徴とは?

    続くらせん階段 どこまでもゆったりと すくすくと成長を楽しむ時に聴きたい ひとの幸福のひとつのカタチ…。 それが成長…。 でも成長って急速にはしないもの。 …いや、急速に成長することもありますか…。 けれども、そういった急成長は、いずれ「コテン…と転んで痛い目にあうことも多い」ものです。 深い砂山を踏みしめながら、なかなか前には進めない、そんな感覚の毎日の中で、 焦り 落ち込み イライラ そんな感情におそわれることもしばしばではないでしょうか? 少なくともアルパカはそんな毎日の繰り返しです(汗) さあ、そんな時は、 「ひとは、ゆっくりとしか進めない」と、 思い直して、深呼吸をしたら、聴こうじゃありませんか? パッヘルベルのカノンを…。 そんなわけで、今回はクラシック音楽の中でもとりわけ人気の高いパッヘルベルのカノン、解説とおすすめ名盤を紹介です。

  • モーリス・ラヴェル:シェエラザード【その歌詞と名盤を解説】ラヴェルの隠れた名曲!

    おとぎの国へようこそ! ラヴェル版「シェエラザード」 オリエンタルな魅力と異国情緒も楽しい♫ ラヴェル: シェヘラザード、おとぎ話への序曲 シェラザードと言えば、R・コルサコフのシェラザードが断然有名! でも、あまり知られていないラヴェルのシェエラザードも、なかなかいいものです♫ 「規模は小さい」ですが、モーリス・ラヴェルらしい美しい管弦楽が聴けて嬉しい名曲です。 今日は、そんな異国情緒も感じるモーリス・ラヴェルの「小さな…」シェエラザード、解説とおすすめ名盤を紹介です。 【解説】モーリス・ラヴェル:シェエラザード モーリス・ラヴェル作曲のシェエラザードには2種類あります。 序曲《シェエラザード》 歌曲《シェエラザード》 です。 今回は、この2曲についての解説をします。 ちなみに、R・コルサコフ作曲したシェラザードの活躍する「千夜一夜物語」についての詳しい内容を知りたい方はこちらをお読みください。 www.alpacablog.jp 【解説】序曲《シェエラザード》 モーリス・ラヴェル:シェエラザードは、1898年に作曲されています。 もともと、モーリス・ラヴェルは自分でシェラザードを自分の書いた脚本をもとにしてオペラを作曲するつもりでいました。 しかし、物語を書くという作業は、なかなか進まずに実を結ばず、結局、オペラ用の序曲のみが残りました。 1899年にモーリス・ラヴェル自身の指揮で演奏されますが、ヤジを飛ばされたり酷評されたりして散々な目にあっています。 このため、モーリス・ラヴェルは、序曲《シェエラザード》の楽譜出版をすることを断念しました。 そして、実のところ、モーリス・ラヴェル自身も問題点を感じてはいました。 それは、 R・コルサコフのオリエンタリズム(東洋趣味) ドビュッシーの得意とした独特な音階(全音音階) 以上、2つのことをマネしているという問題点でした。 それから時は経ち、モーリス・ラヴェル生誕100周年にあたる1975年、あらためて楽譜は出版されました。 ただ、序曲《シェエラザード》の録音自体は1974年に、ジャン・マルティノン:指揮、パリ管弦楽団によって行われています。

  • バッハ:主よ人の望みの喜びよ【解説と3種の名盤】歌詞とその意味は?

    バッハの中でも特に有名! シンプルなのに美しい名曲♫ 優しい気持ちになりたい時に聴きたい (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけてピンチインしてください。”) 《主よ人の望みの喜びよ》は、バッハの有名な曲のひとつですね。 その、 成り立ちは? 本来の訳(やく)は? どんな場面や心情を表現しているの? 本記事では、そんな疑問に答えてみたいと思います。 では、さっそく、バッハ:主よ人の望みの喜びよ、解説とおすすめ名盤を紹介です。 【ここをクリックすると名盤の解説へ飛びます】 【解説】バッハ:主よ人の望みの喜び…

  • シューベルト:アヴェ・マリア【解説と3枚の名盤】歌詞の意味も解説!

    歌曲の王シューベルト♫ ピアノも歌うのがその特徴 有名で美しいアヴェ・マリア! (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけてピンチインしてください。” シューベルト:アヴェ・マリアの 特徴は? 秘密は? その本質は? 今回は、そんなことに迫りつつ、シューベルト:アヴェ・マリア、解説とおすすめ名盤を紹介です。 【ここをクリックすると名盤の解説へ飛びます】 [:contents] 【解説】シューベルト:アヴェ・マリア 本来、《アヴェ・マリア》の意味としては、 めでたしマリア おめでとうマリア こんにちはマリア などの意味です。 信仰深く、敬虔(けいけん)な聖母マリアに対して敬意を表す内容となっていますね。 そして、この《アヴェ・マリア》のモチーフで、たくさんの作曲家が《アヴェ・マリア》を作曲しています。 ただ、シューベルト:アヴェ・マリアに関しては、そのような宗教的な意味ではなく、ある物語の一場面で歌われる、いわばイメージソングのような形で作曲されました。 その物語は、イギリスの作家ウォルター・スコットの《湖上の美人》と言います。 さらに、シューベルト:アヴェ・マリアの正式名称も実は、《エレンの歌 第3番》と呼ぶのです。

  • プッチーニ:ラ・ボエーム【あらすじの解説と名盤】有名な歌も解説

    クリスマスイヴの夜 若い2人の出会いと葛藤 芸術を志す仲間たちとの友情物語り プッチーニ: 歌劇「ラ・ボエーム」:私の名はミミ 第1幕 クリスマス 美しいプッチーニ節(ぶし)のメロディがいっぱいの、オペラ《ラ・ボエーム》解説とおすすめ名盤を紹介です。 [:contents] 【解説】プッチーニ:ラ・ボエーム プッチーニ:ラ・ボエームの青春群像を思わせる、こんな解説があります。 舞台は、1830年ごろのパリのカルティエ・ラタン(ラテン区)で、ここは、現在でも学生や芸術家たちが 集まり、このオペラの舞台となった当時のおもかげを強く残している。 そのラテン区のオンボロアパートに住む、貧しいお針子ミミと詩人のロドルフォの悲恋を中心に、若いボヘミアンたちの愛と友情をほのぼのと描いていて、いわば笑いと涙の青春譜となっている。 また、プッチーニのオペラは、どれも比類のない美しい旋律にあふれているが、このオペラでは、とりわけそれがきわだっているのが、大きな特色である。 出典:志鳥栄八郎 著 「不滅の名曲はこのCDで」P411より引用 解説にある通り、まさしく「笑いあり」「涙あり」の「青春群像オペラ」と言えそうですね。 若者たちの軽快なジョークや心遣いにあふれていて微笑ましい内容ですが、なんと、ラストは悲劇的…。 そんな「山あり谷あり」の展開をするプッチーニ:ラ・ボエームは、楽しい笑いと、深い悲しみが同居するコントラストの強い色彩を持ったオペラですね。 【あらすじを解説】プッチーニ:ラ・ボエーム それでは、ざっくりとあらすじを解説します。 プッチーニ:ラ・ボエームは全4幕のオペラです。 パリを舞台に繰り広げられる、ボエーム(自由気ままに芸術活動をする若者)たちの物語で、おもな登場人物は以下の通りになります。 【登場人物】 ロドルフォ(テノール):詩人 ミミ(ソプラノ):お針子、ロドルフォの恋人 マルチェッロ(バリトン):画家 ムゼッタ(ソプラノ):マルチェッロの元恋人 ショナール(バリトン):音楽家 コルリーネ(バス):哲学者

  • シベリウス:樹の組曲(5つの小品)【1択名盤も解説】「樅(もみ)の木」の可愛らしさが特徴

    たくさんな樹(き)たちの歌 ピアノで語るフィンランドの自然 広大な「白」を感じたい時に聴きたい♫ 第5曲《モミの木》 寒い つらい 孤独 そんなイメージの強い「冬」の定番曲、シベリウス:樹の組曲(5つの小品)は、それでも強く大地に立って耐えている樹(たち)の大地の歌とも言えますね。 とくにシベリウス:樹の組曲(5つの小品)の中の、5曲目である樅(もみ)の木は有名です。 そんなシベリウス:樹の組曲(5つの小品)の解説とおすすめ「1択名盤」を紹介です。 【解説】シベリウス:樹の組曲(5つの小品) 優しい薫りの漂う、シベリウス:樹の組曲(5つの小品)を思わせるこんな解説があります。 私が高校生の頃だった。 春さきのことで沈丁花の香りが甘く悩ましいくらいに漂っていた。 私はシベリウスの譜を小脇にかかて歩きながら、この音楽の中にある光と薫りはずいぶん違うものなんだなと思った。 透明でどこまでも澄み切った空気の中で、この静かな音達は目に見えない彼方まで、どこまでも響きつづけていくのだろうと思った…。 舘野泉(ピアノ):《フィンランドピアノ名曲コレクション》ライナーノートより フィンランド在住のピアニスト、舘野泉さんの、シベリウス:樹の組曲(5つの小品) に対する解説、あるいは感想とも言えるものです。 高校生の頃からフィンランドにあこがれて、シベリウスはもちろん、日本ではあまり知られていないフィンランドの作曲家の曲を積極的に紹介してくださいますね。 そんな舘野泉の名盤を紹介しつつ、シベリウス:樹の組曲(5つの小品)そのものの解説をしていきたいと思います。

  • クリスマスに聴きたい【おすすめクラシック定番曲15選】楽しくって、癒やされるピアノと合唱、オーケストラ

    あなたのクリスマスの過ごし方は… にぎやかにワイワイ楽しく過ごしますか? 好きな人と静かにゆっくり過ごしますか? それともアルパカみたいにボッチでさみしく(泣)静かに過ごしますか? それぞれの人が、それぞれの個性によってクリスマスの過ごし方は違うものです。 ただ、そんなシチュエーションだとしても、クリスマスに欠かせないもの、 それが音楽ですね♫ 本記事では、その音楽の中でも、クリスマスに聴きたい「クラシック音楽のおすすめ」ということで、書いていきたいと思っています。 ピアノ 合唱、声楽曲 オーケストラ 3つのジャンルに分けておすすめを解説します! 「きっと、あなたに合う1曲に巡り会えるハズです!!」 お付き合いいただけたなら幸福です。

  • パルムグレン:粉雪【名盤1択!】【解説】「和」のテイストあふれる北欧の名曲!!

    北欧の透明感! やまとの国(日本)のたおやかさ なぜか共通する、その歌ごころ 静けさと透明感…。 それは北欧のイメージ。 でも、なせか、古式ゆかしいやまとのころの日本の精神にも通じる。 そんな不思議な魅力のある、パルムグレンのピアノ曲《粉雪》の解説とおすすめ名盤を紹介です。 【解説】パルムグレン:粉雪 短い曲の中に「不思議な魅力が満載!」のパルムグレン:粉雪の、こんな素晴らしい解説があります。 降る粉雪のようにつつましく飾り気なく、 ふと日本の歌かしらと錯覚するような単純な旋律に、 悲しみと明るさの不思議にないまざり、 その背後に何かしら高貴な天地の静寂といったような深さの感じられる不思議な曲。 淡々としたこの曲を弾いていると胸が痛くて、 私は時々とてもつらくなる。 他の西欧のピアノ曲に、このような世界があっただろうか。 舘野泉(ピアノ):名盤!《フィンランドピアノ名曲コレクション》ライナーノートより 解説のありますように、パルムグレン:粉雪が、本当に「日本の歌」のように聴こえてきます。

  • モーリス・ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲【5枚の名盤を解説】「重い」けれども美しい!!

    右手を失ったピアニスト… 戦後のメランコリックな心と そこから放つ美しさのある名曲♫ 重い心情の表現がありながらも、鮮(あざ)やかな展開をするモーリス・ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲の解説とおすすめ名盤を紹介です。 【解説】モーリス・ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲 エピソードを解説:モーリス・ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲 モーリス・ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲の独特なエピソードを含む、こんな解説があります。 ポール・ヴィトゲンシュタインという金持ちのピアニストがいた。 戦争で右手を失ったが、ピアノをあきらめず、金にあかせていろいろな人 々に左手のための協奏曲を依嘱した。 リヒャルト・シュトラウスやプロコフィエフも書いたが、いずれも成功しなかった。 この挑戦の勝利の桂冠は、ラヴェルのものだった。(中略) どこか悲劇的な気分をただよわせるのは、「片手のピアニスト」を思い、悲惨な戦争を 意識したせいであろうか? 出典:諸井誠 著 「ピアノ名曲名盤100」P190より引用 1931年11月、ヴィトゲンシュタイン自身によるピアノによる初演が行われました。 しかし、あまりにも難易度の高さに弾きこなすことが出来ませんでした。 そこで、楽譜を書き換えて演奏したため、そのことを良く思わなかったモーリス・ラヴェルとの仲が悪くなったというエピソードがあります。 また、左手のためのピアノ協奏曲が「技巧にこだわりすぎだ」との批判をしたことも、その原因をつくるのに追い打ちをかけたようです。 そんなエピソードのあるモーリス・ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲です。 そして、今でも、さまざまな事情で「左手のみ」でしか活動できないピアニストたちにとってのレパートリーのひとつとなっています。

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