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ブログタイトル
アルパカと聴く幸福なクラシック
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https://www.alpacablog.jp/
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『クラシック音楽を聴いてこころ、幸福』 そんな毎日を、ただ、たんたんと、そして、てくてくと歩いてきました。 多くの方に、聴いて欲しいクラシック音楽を厳選していきます! 末永く、お付き合いいただけたならうれしいです。
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アルパカ新一さんの新着記事

1件〜30件

  • チャイコフスキー:交響曲第1番《冬の日の幻想》【解説と3枚の名盤】

    広大な雪原のパノラマと、 ロシア民謡の美しい音楽性 2つをあわせ持つ憂愁の美が結実した名曲 チャイコフスキーの初期の交響曲の中の傑作、交響曲第1番《冬の日の幻想》。 「成熟の後期交響曲」もいいものですが、「さわやかな初期の交響曲」も悪くないですよ。 そんなわけで、今回はチャイコフスキー:交響曲第1番《冬の日の幻想》の解説と3枚のおすすめ名盤を紹介です。 【解説】チャイコフスキー:交響曲第1番《冬の日の幻想》 ちょっと面白味のあるこんな解説があります。

  • モーリス・ラヴェル:組曲「鏡」【解説と3枚の名盤】はかなさが漂う美しいピアノ組曲

    冷静の中の儚(はかな)さ 美しく弾ける音の 静けさを感じたい時に聴きたい!! ラヴェル: 組曲「鏡」:鐘の谷 【解説】モーリス・ラヴェル:鏡 モーリス・ラヴェル:道化師の朝の歌の、こんな素敵な解説があります。 ラヴェルの印象主義は、たぶん写実的である。 蛾は舞い、鳥は啼き、波は押し寄せ、小舟はゆれ、伊達男は酔いざめに朝の歌を口ずさむ。 そして大小さまざまな鏡の音が、高く、低く、谷に響きわたり、余韻を長く引きながら消えていく。 それは、現象なのであって、心象ではない。 それは描写であって、表現ではない。 出典:諸井誠 著 「ピアノ名曲名盤100」P182より引用 さて、なんとも詩的な(ポエムのような)解説ですね。

  • ショパン:別れの曲【解説と5枚のおすすめ名盤】かなわぬ思いと癒やしのはざま

    誰もが知ってる ショパンの美しい調べ リリカル(叙情的)な思いの時に聴きたい ショパン: 別れの曲 ショパンの中でも、もっとも有名な曲のひとつですね。 そんな素晴らしい曲の解説です。 【解説】ショパン:別れの曲 とても詩的にショパン:別れの曲を表現した、こんな解説があります。 練習曲ーといえば、まず思うのが、ピアノのおけいこだ。 バイエルやチェルニーが ここでは主役。 しかし上には上があって、やがてショパン、リストの高峰に達する。 パルナス山の頂上付近である。(中略) 《別れの曲》と名付けられた第3番ホ長調など、特に旋律の魅力において、ショパンの全作品中でも傑出したものだ。(中略) そこには、高雅な香りと共に、永遠の通俗性がある。 中間部にはショパン的情熱がちらり顔をのぞかせる。 出典:諸井誠 著 「ピアノ名曲名盤100」P88より引用 その時代背景と、こんなエピソード…

  • ラヴェル:ピアノ協奏曲【解説と5枚の名盤】ムチの音、ピシャッ!「愉快で楽天的」なピアノ協奏曲!!

    めっちゃ楽しくてリズミカル! ラヴェルの弾(はじ)けた名曲!! 笑いとユーモアが欲しい時に聴きたい♫ ラヴェル: ピアノ協奏曲:第1楽章 【楽曲を解説】モーリス・ラヴェル:ピアノ協奏曲 ラヴェル:ピアノ協奏曲は、ラヴェル晩年における「原点回帰」であったことを知ることのできる、こんな解説があります。 (初演をしたピアニストの)マルグリット・ロンは、この曲がバスク的な色彩の濃厚な音楽だと見ているが、バスク地方というのはラヴェルの出身地であり、長い遍歴の旅をへて、彼はとうとう音楽の上で生誕の地へ戻っ てきたのだ。(中略) 故郷に帰って、彼の心は武装を解いた。 顔からは仮面が外され、バスク人の素面が現われたのである。 楽想はバスク地方の祭りの若者達の心のように陽気で快活だ。 バスク人達はこの陽性の協奏曲を聴く時、自分等自身を感じるのだそうだ。 出典:諸井誠 著 「ピアノ名曲名盤100」P192より引用 1931年に作曲されたモーリス・ラヴェル

  • ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集【解説と3枚の名盤の感想】その特徴も解説!

    チェコが生んだメロディメーカー ドヴォルザークの傑作中の傑作! 躍動感でノリたい時に聴きたい♫ ドヴォルザーク: スラヴ舞曲 第1番 ハ長調 「同じ聴くなら楽しまなきゃ損(ソン)、損(ソン)!」 たくさんの心地いいメロディと民族性でいっぱいという特徴のあるドヴォルザーク:スラヴ舞曲集の解説です! [:contents] 【楽曲を解説】ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 民族性と舞曲について、あるエピソードを含む、解説があります。 ドヴォルザークの才能を認めたブラームスは、さまざまな助力を惜しまなかったが、なかでも、かつてブラームス自身が「ハンガリー舞曲集」で成功を収めたことから、それと同じような郷土色豊かな舞曲集の作曲をすすめ、さっそく書かれたのが、ドヴォルザークの名を世界的に広めることになった「スラヴ舞曲集」なのであった。 この作品は、チェコのフリアントやポルカ、ポーランドのポロネーズや小ロシアのドゥムカといった、東欧の民族色豊かな舞曲のリズムによる曲を集めたもので、スラヴの土の臭いのする、たいへん魅力的な内容となっている。 出典:志鳥栄八郎 著 「不滅の名曲はこのCDで」P122より引用 「郷土色豊かな舞曲集」って本当にその土地に旅してる感覚に誘われて楽しいものです。 まさしく東欧の世界を散策しながら、折に触れて所どころから聞こえる舞曲に耳を傾ける。 そんな瞬間を思ってしまいます。 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集は、そんなワクワクするような感情を持って聴ける名曲集という感想を持ちますね。 【各楽章を解説】ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 それでは、各楽章についてその特徴や感想などの解説をしたいと思います。 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集は、第1集と第2集が8曲ずつで、全16曲で、成り立っています。 スラヴ舞曲第1集 作品46 第1番「フリアント」 ボヘミアの舞曲で、なんとも弾けた感じの明るい曲という感想です。 名曲、ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集の始まりにふさわしい元気になれる1曲です。 第2番「ドゥムカ」 「ドゥムカ」は、その発祥が、ウクライナの舞曲とかポーランドの舞曲などの説があります。 曲としては、悲しさが漂っているなと思うと、急に明るい基調になったりしながら展開する起伏のある1曲という特徴があります。

  • チャイコフスキー:四季【解説のおすすめ名盤】舟歌の詩も紹介

    見わたす限りの白 そんなロシアの雪が見えるよう 庶民の生活も見えてくるピアノの名曲 チャイコフスキー: 「四季」6月:舟歌 「透明感が音楽として結晶化」したチャイコフスキーのピアノ曲《四季》。 解説と3枚の名盤の、おすすめを紹介です。 [:contents] 【解説】チャイコフスキー:四季 【各曲を解説】チャイコフスキー:四季 チャイコフスキー:四季は1月から12月までをテーマに成り立った曲集です。 今回はそのチャイコフスキー:四季の詩の紹介をしながら解説します。

  • モツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス【解説と名盤】歌詞の感想と癒やしの時間

    その歌詞の敬虔さ、 妙(たえ)なる「曲調の変化」 純粋無垢なモーツァルトの心の世界 (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけてピンチインしてください。”) モーツァルト晩年の「無限にひろがる、その心の透明感」。 「苦しみと悲しみ」そのすべてを包み込んでくれる。 そんな「癒やしの光が降りてくる『小さな名曲』」です。 悲しいニュースが多い現代、人びとには「癒やし」の時と体験が必要かも…。 そこで今回は、「耳からの癒やし」とも言える、モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプスの解説と名盤の紹介です。 【解説】モーツ…

  • ムソルグスキー:展覧会の絵【解説と名盤3枚の感想】特徴は壮大な美術館プロムナード

    絵画の放つ イマジネーション! 音楽で美術館を散策できる名曲!! ムソルグスキー: 組曲「展覧会の絵」:プロムナード 美術館散歩…。 そんな時が音楽で体験できる♫ さあ、ムソルグスキー:展覧会の絵の世界へようこそ! [:contents] 【解説】ムソルグスキー:展覧会の絵 ムソルグスキーの友人の死がキッカケで作曲されたムソルグスキー:展覧会の絵。 こんなエピソードを含む解説があります。

  • 秋に聴きたい【おすすめクラシック15選】:秋に聴く癒しのピアノとオーケストラ

    ほんの少しだけ物憂い「秋」。 夏を乗り越えて、疲れ気味なのかも…。 そんな秋の刻(とき)に聴きたいおすすめクラシック15曲を選んでみました。 「あ、コレ知ってる!」 そんな有名な曲も多数そろえました。 ぜひ、クラシック音楽の森を散策してみてくださいね。

  • ハイドン:交響曲第45番《告別》【名盤3枚の解説と感想】特徴ある「あのエピソード」も解説

    「オレたち、ホームシック…」 そんな楽団員を救うハイドンのヒラメキ! その、ほほえましさに触れたい時に聴きたい♫ 「貴族、エステルハージ公の夏季休暇が2ヶ月延長が決定!」 家族を置いて、言わば単身赴任で、そのエステルハージ公の静養地へ赴いていた楽団員たちは、ガッカリ…。 彼らは、それに付き合いますが、日を追うごとに、軽いホームシックにかかっていきます。 「妻に会いたい」。 「子供を抱きしめたい」。 「とにかく、家族に会いたいんだ」。 おそらく、楽団の長であるハイドンは、楽団員たちから、そんな言葉を数多く聞いたことでしょう。 そんな楽団員を思うハイドンは、ある策を思いつきます…。 【あのエピソードを解説】ハイドン:交響曲第45番《告別》

  • マーラー:交響曲第6番《悲劇的》【解説と名盤5枚】ハンマーの激音が、そいつを打ち砕く!

    音楽の奥の院 マーラーの悲劇世界! ここに入っては、いけない!! マーラー:交響曲第6番「悲劇的」第1楽章 「人いちばい、繊細で、こだわりが強く、妥協を許さない」。 そんなマーラーが描く「悲劇」渦巻く心の世界。 今回は、マーラー:交響曲第6番《悲劇的》の解説です。 【楽曲を解説】マーラー:交響曲第6番《悲劇的》 名解説について マーラー:交響曲第6番《悲劇的》を象徴的に語る、こんな名解説があります。 「悲劇的」と俗によばれているこの交響曲は、マーラー全交響曲中特異 な存在。 短調で終るのだ。 大抵、暗く不吉な予感で始まり、暗から明、紆余曲折を経て、壮麗明澄な世界に向う。(中略) ところが第6には終始悲劇的気分が支配している。 しばしば現われる明るさは、雲間から時折差しかける気まぐれな陽光のようなもの。(中略) 第6の終結はショッキングであり、悲劇的である。 出典:諸井誠 著 「交響曲名曲名盤100」P162より引用

  • ラヴェル:道化師の朝の歌【5枚の名盤解説】スペイン風の異国情緒あり!!

    情熱的なスペインの異国情緒! 楽しいメロディに 胸、踊らせたい時にオススメ!! ラヴェル:道化師の朝の歌 【解説】モーリス・ラヴェル:道化師の朝の歌 モーリス・ラヴェル:道化師の朝の歌の、こんな素敵な解説があります。 「道化師の朝の歌」の原曲は、1905年の5曲からなるピアノ曲集の「鏡」のなかの第4曲である。 このピアノ曲集は、ラヴェルのピアノ曲の傑作にぞくし、しばしば演奏されている。(中略) 1918年に(中略)管弦楽化した(中略)「道化師の朝の歌」は、ラヴェルの知性的に精妙な管弦楽法のなかに辛辣な諷刺と人間としての道化師の悲哀をおりこんでいる。 出典:門馬直美 著 「管弦楽・協奏曲名曲名盤100」P160より引用

  • ドヴォルザーク:チェロ協奏曲【5枚の名盤解説と聴き比べ】優しい風が通り過ぎていく「ボヘミアの自然」を聴こう♫

    広大な自然を目の前にした気持ちよさ おししい空気に包まれる喜び この1曲で心、癒やされよう ドヴォルザーク: チェロ協奏曲ロ短調 Op.104:第1楽章 ドヴォルザークの、かつての叶わなかった想いも、つまった「鎮魂の曲」でもある、ドヴォルザーク:チェロ協奏曲の解説です。 【楽曲を解説】ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 あのブラームスを感動させたドヴォルザーク:チェロ協奏曲の、こんな解説があります。 (ドヴォルザークは)ニューヨークのナショナル音楽院の院長として、ほぼ3年間アメリカに滞在(中略) この期間の最後の大作としてチェロ協奏曲に取組んだのだった。 それだけに、そこには、アメリカの民謡や黒人の音楽から消化した語法がないわけではない(中略) ブラームスは、死去する5か月ほど前にこの曲を知り、「こういう協奏曲を書けるとわかったら、自分で作曲してみたのだが」と語った。 出典:門馬直美 著 「管弦楽・協奏曲名曲名盤100」P114より引用 なんとも、憂いを帯びたメロディと、情感のこもった名曲、ドヴォルザーク:チェロ協奏曲です。 これには、こんなエピソードも遺っています。 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲を完成させて、すぐ、勤め先であるナショナル音楽院のあるニューヨークから、故郷であるチェコへ帰国します。

  • モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番【名盤5枚の解説】第2楽章の悲しみを含んだ美しさは絶品そのもの

    語りすぎない優しさは、 最高のモーツァルトらしさ… 第2楽章の透明感も「傑作」たるゆえん モーツァルト: ピアノ協奏曲第23番:第2楽章 モーツァルトのピアノ協奏曲の中でも、とくに素晴らしい曲のひとつ。 第2楽章のためらいがちで、寂しげなメロディも聴きどころですね。 [:contents] 【楽曲を解説】モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番の優美さの秘密が解ける、こんな解説があります。 (モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番)は、(中略)ティンパニーとトランペットが入らないので、ただでも室内楽的になる(中略) さらにモーツァルトはオーボエの明るい音色を外して、管楽器の主力をフルートとクラリネットに託したので、この協奏曲の織地は金ではなく銀、夏ではなく秋、真昼ではなく午後の斜陽のようになったのである。 従ってすべての演奏はその世界、奥深く陰影に富んだ(たとえ両端楽章でも)その世界を十分に意識し、体現してくれないと合格点にならないのである。 出典:石井宏・藤田由之・渡邊學而 共著 「モーツァルト名曲名盤101」P74より引用 解説にあります、「金ではなく『銀』、夏ではなく『秋』、真昼ではなく『午後の斜陽』とは、素晴らしい表現ですね

  • ラロ:スペイン交響曲【ヴァイオリンの美しい5枚の名盤の解説】

    スペイン的な情熱系の1曲! その風と空気を感じたい時に聴きたい♫ [:contents] 【楽曲を解説】ラロ:スペイン交響曲 なんともスペイン的で、エキゾチックな、魅力や香りを放ちまくってる名曲! ラロ:スペイン交響曲の紹介と解説です!! スペイン風、情熱的解説 情熱的なスペイン情緒についてのエピソードを含む、こんな解説があります。 作品に異国情緒をもりこむという傾向は、ラロの活躍していた19世紀には特に強く、リムスキー=コルサコフの「スペイン奇想曲」のような作品が数多くつくられている。(中略) この曲は、交響曲となってはいるが、実際には、彼の2番目のヴァイオリン協奏曲である。(中略) この曲のいちばんの魅力は、全編に流れる濃厚なスペイン的色彩で、第1楽章冒頭の、独奏ヴァイオリンによる、華やかで情熱的な旋律を聴いた瞬間から、きっと、そのスペイン情緒のとりことなってしまうであろう。 出典:志鳥栄八郎 著 「不滅の名曲はこのCDで」P203より引用 まさしくこの「スペイン情緒」は、とてもクセになるもので、クラシック音楽の中でもこの「スペイン風」の名曲は、とても多いです。 とくにスペインは、ヨーロッパ文化とイスラム文化が交流した独自の情緒と雰囲気をかもし出していて味わい深いですね。

  • モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク【意味と感想の解説】【名盤5枚】明るい気持ちで希望を持とう!

    クラシック音楽の中でも、 最も有名で明るい曲のひとつ 元気や、やる気が欲しい時に聴きたい! モーツァルト: アイネ・クライネ・ナハトムジーク - 第1楽章 古今東西のセレーナード、また、クラシック音楽全体としても、「超」が、つくくらい有名な1曲。 モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークの解説です。 [:contents] 【楽曲を解説】モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク 本来の「セレナード」の意味がわかるこんな解説があります。 セレナードというのは、恋人の窓の下で、恋人への思いのたけを語る愛の歌で、昔は、セレナードといえば声楽曲のことだったのである。 ところが、ハイドンやモーツァルトの時代になると器楽曲になり、尊敬する人や富豪たちの命名日や祝日などに演奏されるようになった。(中略) 「アイネ・クライネ」とは「小さい」、「ナハトムジーク」とは「夜曲」といった意味だが、この曲は、他のセレナードとは大いに違って、弦五部で書かれているため、俗に「弦楽セレナード」とも呼ばれている。 出典:志鳥栄八郎 著 「不滅の名曲はこのCDで」P91より引用 数々の名曲が生まれた頃に作曲 モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークが、作曲された前年、オペラ《フィガロの結婚」》が大ヒット。 そして、モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークが作曲された直後には、オペラ《ドン・ジョヴァンニ》が、完成。 また、この頃には、後期のピノ協奏曲の傑作が続々と作曲された時期にもあたります。 そんな傑作の大行進とも言える華々しい時期に、後世、誰もが知っているこの、モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークも作曲されたわけですね。 作曲の動機は? 作曲動機は不明です。 ただ有名な物理学者のアインシュタインは、こう考えました。 「この頃、モーツァルトは《音楽の冗談》という音楽の基本を故意に、はずした曲を作っている。 この乱れた秩序を、もう一度もとに戻すために、モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークは作曲されたのだ」と…。 まあ、真実のところは、結局わからずじまいですが、 「なるほど、その、こわれた秩序の反動でこんな名曲が出来てしまうのか…。」 そんなことも、もしかしたらあるかもしれないと思ってしまいますね。

  • ビゼー:アルルの女【簡単なあらすじ解説と名盤聴き比べ】劇中、一度も姿を見せないナゾの女

    心地いいメロディがいっぱい! 劇中、姿を見せない「アルルの女」のナゾ!! ビゼー: 「アルルの女」組曲第2番:メヌエット 物語としては悲劇。 それなのに、全体的に「音楽は、明るくて元気なものが多い」のが特徴です。 メロディも美しいですね。 [:contents] 【楽曲を解説】ビゼー:アルルの女 ビゼー:アルルの女の、こんなエピソードを含む、解説があります。 (戯曲、アルルの女が)パリのボードヴィル座で上演された時、支配人カヴァロの依頼で、ビゼーはこの劇のために27曲の付随音楽を作曲した。 不幸にして、劇の評判はかんばしくなかったが、自分の音楽に自信をもっていた彼は、なかから4曲を選んで演奏会用組曲とした。 これが第1組曲で、彼の死後、友人のギローが4曲を選んでまとめたのが第2組曲である。 出典:志鳥栄八郎 著 「不滅の名曲はこのCDで」P112より引用 ビゼーがアルルの女の作曲を依頼された際、小編成のオーケストラ用に作曲してほしいとの要望を受けました。 しかし、ビゼー自身は、もっと大規模なものを作曲したいとの思いがあったようです。 そのため、あまり満足のいく仕上がりには、ならなかったというエピソードがあります。 そして、解説にありました「劇の評判はかんばしくなかった」ことが、組曲を作曲する動機になったのも、また事実です。

  • ドビュッシー:レントより遅く【意味の解説と名盤3枚】1日の終わりに、ふと聴きたくなる1曲

    ほんの少しのアンニュイ(退屈)と、 わずかばかりのオシャレ感 こんな小さなピアノ曲も悪くない 「あいまいさ」の中に、存在する、ゆったりとした「ホント」 今回は、ドビュッシー:レントより遅くを、ゆったりと、解説です♫ 【楽曲を解説】ドビュッシー:レントより遅く 「レントより遅く」。 このなんともわかりにくい「あいまいさ」そのもののタイトルの中に、ドビュッシー:レントより遅くという曲のフワッとした浮遊感を感じます。 また、どこか、フランスの芸術一派のデカダンス(退廃)な雰囲気も、漂いますね。 それも、嫌味な感じではなく、かくし味として、ひそんでいるからココロニクイのですよね。 こんなオシャレなセンスの小さな曲を、さらっと、作曲してしまうからドビュッシーは素晴らしいと思います。

  • ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番【おすすめ名盤の聴き比べ感想と解説】ロシア的憂いと情感がたっぷりの1曲

    このロマンティシズムは ラフマニノフの独断場! こんな感情、誰でも心にひそんでる! ラフマニノフ自作自演《ピアノ協奏曲第2番》 第2楽章(1929年録音) 香りほのかで、甘酸っぱい1曲。 深いところでは、「ロシア的な憂い」も漂うラフマニノフの代表的名曲ですね。 【楽曲を解説】ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番のロマンティックな理由がわかる、こんな解説があります。 昔、《逢引き》という映画を観た。(中略) 記憶に残っているのは、ラフマニノフの《ピアノ協奏曲第2番》のフィナーレがバックに流れていたことだ。(中略) 映画の中味は忘れても、この気分の方は、なぜか記憶の底に残ってしまった。(中略) 青年時代の私は、ラフマニノフを目のかたきにしていた。 下品な通俗音楽で、ハリウッドのメロドラマから抜け出した印象が強かったからである。 よく考えてみると事態は逆だった。 ハリウッドがラフマニノフを利用したのだ。(中略) (ラフマニノフ自身の)自作自演盤を4曲とも聴かせてもらったことがあるが、古い録音で響きは悪くても非常にスケールの大きな、無駄な饒舌や、下品な誇張のない清潔な演奏なので、すっかり印象が変わってしまった。

  • チャイコフスキー:1812年【3枚の名盤解説】思い切り気持ちを高揚させよう!

    大砲をぶっぱなすド派手な演出! ロシアの勝利と凱旋を祝う景気のいい1曲!! 自分の気持ちをバク上げしたい時に聴こう!!! チャイコフスキー: 祝典序曲「1812年」 大砲炸裂! カテドラル(大聖堂)の鐘も鳴り響く!! そんな、 むっちゃ元気にしてくれる「勝利」がテーマの1曲!!!

  • モーツァルト:ケーゲルシュタットトリオ【名盤2枚の解説】クラリネットのささやきが楽しげな1曲

    楽しくてワクワクする感情、 あたたかく包み込むような、優しさ 木漏れ日のようなうれしい日に聴きたい Trio for piano, clarinet and viola "Kegelstatt", KV 498 [:contents] 【楽曲を解説】モーツァルト:ケーゲルシュタットトリオ モーツァルト:ケーゲルシュタットトリオの、こんな楽しいエピソードの解説があります。 この《ケーゲルシュタット》三重奏曲だけは、クラリネット、ヴィオラ、ピアノというめずらしい編成で、比較的気軽な作品として作られたといえよう。 「ゲーグルシュタット」というのは、現在のボーリングに似たゲームで、日本ではむかし九柱戯などと訳されていた。(中略) 当時モーツァルトは、ジャカンという家に出入りをして、その娘のフランツィスカにピアノを教えていた。 ある日、そこでケーゲルシュタットを楽しんでいるうちにこの曲の楽想が頭の中に浮かんできた、というエピソードによるものだが、もちろんその真疑のほどはわからない。

  • ストラヴィンスキー:火の鳥【あらすじの感想と名盤3枚の解説】

    手塚治虫の「火の鳥」 その発想のもとともなった イマジネーション豊かな名曲!! ストラヴィンスキー: バレエ音楽「火の鳥」:終曲 もともとは、ロシアの民話。 手塚治虫の《火の鳥》とは、全く関係のない物語です。 もともとは、ロシアの民話。 手塚治虫の《火の鳥》とは、全く関係のない物語です。 ただ、手塚治虫が、ストラヴィンスキー:火の鳥を聴いている際に、物語の発想、インスピレーションを得たというエピソードがあります。 そんなイマジネーション豊かで、壮大な展開が楽しい音楽です。 そんな、ストラヴィンスキー:バレエ音楽《火の鳥》のもととなった物語である、ロシア民話のあらすじと名盤を解説です。 [:contents] 【楽曲を解説】ストラヴィンスキー:バレエ音楽《火の鳥》 ストラヴィンスキー:火の鳥、作曲時のエピソードがわかる、こんな解説があります。 稀代の興行師、(中略)ディアギレフは、バレエ・リュッス(ロシア・バレエ団)の主宰者として、今世紀初頭のヨーロッパ・バレエ界に偉大な足跡を残した人物である。(中略) ディアギレフは、ある日、ストラヴィンスキーの新作「花火」を聴いて、その斬新な感覚に注目し、新作バレエの音楽を依頼した。 それが、ロシアの古い民話を題材とした「火の鳥」で、1910年のパリでの初演は、大成功を収め、28歳の無名の青年作曲家の名は、一夜にしてヨーロッパ中に知れわたったのである。

  • ドビュッシー:水の反映《映像第1集より》【名盤解説と感想特徴】疲れた心をそっと癒やしてくれる1曲

    キラリ、キラリと光る「水の反映」 毎日、疲れて前へ踏み出せない そんな時に聴きたい1曲♫ ドビュッシー: 映像 第1集 - 第1番 水の反映 今日も上司に叱られて、 いっぱい、いっぱい落ちこんで、 気がつきゃ、うつむき歩いてる…。 「そうだ…『水の反映』でも聴こうかな…♫」 【楽曲を解説】ドビュッシー:水の反映《映像第1集より》 映像的で、印象的。 そんな、ドビュッシー:水の反映に関する、こんな解説があります。

  • モーツァルト:フィガロの結婚【2枚の名盤とあらすじ解説】恋とはどんなものかしら

    親しみやすい旋律と、 ほれたはれたのドタバタ劇! 気持ちが沈んだ時に聴きたい♫ 歌劇「フィガロの結婚」序曲 素晴らしい歌が、ギュギュッと詰まってる名作オペラです。 今回は、そのあらすじと魅力を解説です。 【解説】モーツァルト:フィガロの結婚 モーツァルト:フィガロの結婚の、作曲当時の社会的エピソードを含む、こんな解説があります。 このオペラは、モーツァルトが30歳(1786年)、もっとも脂ののりきった時に書かれたものだが、原作のボーマルシェの戯曲は、フランスの支配階級の腐敗堕落ぶりを猛烈にこきおろしたもので、1784年にパリで初演された時には、たいへんな騒ぎになったという。 そして、このオペラもまた、1789年に勃発したフランス大革命に一役買うことになった、ともいえるのである。

  • サン=サーンス:《白鳥》の美しさと【動物の謝肉祭】感想と名盤解説4枚ー動物たちの声を聴きに行こう!

    はかなくも美しい 透きとおるような白鳥の純白 クサクサして、心の透明度が落ちた時に聴きたい♫ サン=サーンス:《白鳥》は、チェロとピアノで、静かに奏でられる、憂いをおびた美しい1曲。 このサン=サーンス:《白鳥》をもとにした、バレエ作品、「瀕死の白鳥」があります。 これは、傷つき、もがきながらも、その透明で白い、「天使のごとき羽根」を広げます。 そして、その清き時のなかで、静かに息を引き取っていく様が描かれています。 この、バレエ作品「瀕死の白鳥」のイメージもあるのでしょう。 サン=サーンス:動物の謝肉祭のなかで、《白鳥》はとても印象的で心に残る1曲となっていますね。 ちなみに、使用される楽器としては、ピアノ2台、チェロ1挺となっていますが、ピアノ1台で演奏される機会も多いです。 そして、ピアノが表しているのが、きれいに、はかなく揺らめく湖の湖面を表し、チェロは、静かに死を迎える「白鳥そのもの」を表現しています。 作曲の動機としては、チェリストのシャルル・ルブーク主催のプライベートなパーティーで演奏するためでした。 そんな、ごくうちうちでの演奏を目的に作曲したものであるため、内容的には、ユーモアを盛り込んで作りました。 つまり、

  • ラヴェル:水のたわむれ【3枚の名盤解説】【その感想と特徴】雨のそぼ降る休日を楽しもう

    長く続く、梅雨の時期 ステイホームでつまらない いっそ、「水」とたわむれよう♫ ラヴェル: 水の戯れ 「うっとうしい。 ただ、ただ、ひたすら、うっとうしい。 けれども、アルパカ、雨が好き。」 雨がつづいて、ため息が出てしまう毎日に聴きたい、ラヴェル:水のたわむれの、解説です。 【楽曲を解説】ラヴェル:水のたわむれ ラヴェル:水のたわむれの、こんな解説があります。

  • スメタナ:交響詩《わが祖国》「モルダウ」【感想と3枚の名盤解説】国を思い、人を思い、音楽を思う大切な気持ち

    壮大で、スケールが大きい チェコの第2の国歌ともいわれる《モルダウ》 川の流れのごとき音楽が、あなたを癒やしてくれる! スメタナ: 連作交響詩「わが祖国」:モルダウ チェコの独立への思い、夢、希望がつまった、スメタナ:わが祖国、その中でも、もっとも有名で、壮大な1曲《モルダウ》の感想を中心に解説です。 【楽曲を解説】スメタナ:交響詩《わが祖国》「モルダウ」 スメタナ:わが祖国の2曲目の、モルダウは親しみやすい旋律と壮大な川のイメージが浮かぶことから、日本でも有名な1曲です。 そのモルダウ川は、チェコ国内では、最も長い川として知られています。 曲としては、モルダウ川の上流の静かな流れから始まります。 つまり、フルートとクラリネットの、ゆるやかな、かけあいから始まります。 だんだんと下流へむけて流れていくにしたがって、川幅が大きく、ゆったりとしていくイメージは、さまざまな楽器が壮大に合流していく中で、表現されているという感想を持ちます。

  • ベートーヴェン:ピアノソナタ《ワルトシュタイン》【3枚の名盤解説】第1楽章は、まるで駆け抜ける白馬!

    駆け抜けろ白馬!! 失意から、再起へと向かう時に聴きたい♫ 「ワルトシュタイン」:第1楽章 失恋、聴覚障害からの自殺の決意。 そんな失意の思いから、ベートーヴェンを救ったものは…? [:contents] 【楽曲を解説】ベートーヴェン:ピアノソナタ《ワルトシュタイン》 ベートーヴェン:ピアノソナタ《ワルトシュタイン》の印象的なエピソードを含む、こんな解説があります。 このソナタにつけられた「ワルトシュタイン」という名前は、ベートーヴェンがこの曲を献呈したワルトシュタイン伯爵の名をとったものである。 ワルトシュタイン伯爵は、ベートーヴェンがボンにいたころから、彼を援助し、ウィーンの社交界にベートーヴェンがデビューするきっかけを、つくってくれた大パトロンであった。(中略) この曲は、ジュリエッタ・グィチャルディとの恋愛に破れ、しかも耳の病気が絶望的となって、一時は死を覚悟したベートーヴェンが、みごとに立ち直ったころ(1804年)の作品で、力強く前へつき進もうとする彼の意気込みが、特に第一楽章などにはよくあらわれている。 出典:志鳥栄八郎 著 「不滅の名曲はこのCDで」Pより引用

  • シューベルト:菩提樹【3枚の名盤解説】その歌詞と冬の旅の感想

    淡いお空に、浮かんでる ふっくらと、やわらかい雲のよな そんなやさしさと、さみしさを感じる名曲 シューベルト: 歌曲集「冬の旅」:菩提樹 シューベルト:菩提樹は、シューベルトの歌曲《冬の旅》の中の1曲 ことさら有名で、心の柔らかい部分にまで届く「日本の童謡」のような安心感がありますね。 【歌詞の訳と解説「まるで童謡」】シューベルト:菩提樹 シューベルト:菩提樹の、こんな解説があります。 ベートーヴェンが世を去った翌年の1828年、シューベルトが死の床で行っていた最後の仕事が、歌曲集《冬の旅》(この5曲目が「菩提樹」)の校正であった。 この歌曲集は、恋に破れた青年が、生きる望みを失って、凍てつく冬のさなかをさまよい、その間に体験するさまざまなことを歌いあげたもので、どの曲にも恋を失った悲しみ、苦しみがせつなく悲痛にあらわれていて、心にくいいってくる、すばらしい作品である。

  • ブルックナー:交響曲第7番【5枚の名盤】2楽章、版によるシンバル効果も解説

    第2楽章の瞑想と盛り上がり! 版(バージョン)によるシンバル効果 どちらがステキに聴ける!? 【版の違い、シンバル効果を解説】ブルックナー:交響曲第7番 第2楽章 アダージョ 瞑想的な静けさと、熱気をおびた盛り上がり。 2つの魅力を含んだ、ブルックナー:交響曲第7番。 とくに、第2楽章は、その落差が大きく、さまざまな意見があります。 その中でも、第2楽章のクライマックスで、鳴り響く、シンバルを始めとする、ティンパニや、トライアングルの爆音。 作曲者のブルックナーは、人の意見や、環境に左右されることがしばしば。 ブルックナー:交響曲第7番を作曲後、シンバルを始めとする打楽器を楽譜に書き足したのもそんな理由からでした。 つまり、 ブルックナー:交響曲第7番の、初演を行った指揮者ニキシュの意見を取り入れた。 尊敬するワーグナーの訃報に触れて、あえて付け足した。

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