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アルパカと聴く幸福なクラシック https://www.alpacablog.jp/

『クラシック音楽を聴いてこころ、幸福』 そんな毎日を、ただ、たんたんと、そして、てくてくと歩いてきました。 多くの方に、聴いて欲しいクラシック音楽を厳選していきます! 末永く、お付き合いいただけたならうれしいです。

アルパカ新一
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2019/08/05

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  • モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ【2枚の名盤とあらすじの解説】

    親しみやすい旋律と、 ほれたはれたのドタバタ劇! 気持ちが沈んだ時に聴きたい♫ 歌劇「フィガロの結婚」序曲 素晴らしい歌が、ギュギュッと詰まってる名作オペラです。 今回は、そのあらすじと魅力を解説です。 【解説】モーツァルト:フィガロの結婚 モーツァルト:フィガロの結婚の、作曲当時の社会的エピソードを含む、こんな解説があります。 このオペラは、モーツァルトが30歳(1786年)、もっとも脂ののりきった時に書かれたものだが、原作のボーマルシェの戯曲は、フランスの支配階級の腐敗堕落ぶりを猛烈にこきおろしたもので、1784年にパリで初演された時には、たいへんな騒ぎになったという。 そして、このオペラもまた、1789年に勃発したフランス大革命に一役買うことになった、ともいえるのである。

  • ベートーヴェン:ラズモフスキー1番〜3番【解説と5種のおすすめ名盤】(弦楽四重奏曲第7〜9番)

    花咲く弦楽四重奏曲! 青春!情感!華々しい! 3曲そろって素晴らしい名曲群!! No. 7 in F Major, Op. 59, No. 1 "Rasumovsky" - 1. Allegro 光り輝く傑作! ベートーヴェンの「ラズモフスキー」とはベートーヴェンの弦楽四重奏曲の第7番〜第9番の3曲の総称です。 今回はそのラズモフスキーの解説とおすすめ名盤を紹介です。 [:contents] 【全曲解説】ベートーヴェン:ラズモフスキー1番〜3番 有名なエピソードを含む、こんな解説があります。 オーストリア大使としてウィーンに駐在していたロシアの貴族ラズモフスキー伯爵の抱えていた弦楽四重奏団(中略)のために書かれたもので、この三曲が「ラズモフスキー」と呼ばれているのはそのためである。 これらの曲は、ベートーヴェンが36歳の時(1806年)に作曲したもので、いずれの曲も、初期のころの作品と比べて格段の進歩を示し、独自のスタイルをもった傑作となっている。 出典:志鳥栄八郎 著 「不滅の名曲はこのCDで」P251より引用 ベートーベンの有名な言葉があります。 「精神がわたしに語りかけている時、あなたの哀れなヴァイオリンのことなど考えていられると思うか?」 この言葉はベートーヴェンの作曲したラズモフスキーに対して「演奏するには、難しすぎる」と訴えた当時のヴァイオリニスト、シュパンツィヒに向けて語ったものです。 そして、解説にあったラズモフスキー伯爵の抱えていた弦楽四重奏団のリーダーであったのが、そのシュパンツィヒでした。 そんなエピソードがあるくらい高度に仕上がった弦楽四重奏曲なわけですが、その上、メロディもこの上なく美しいのが特徴です。 古今東西の弦楽四重奏曲の中でも若々しくフレッシュな魅力も備えたベートーヴェン:ラズモフスキーは、演奏される機会も多い名曲ですね。

  • フランク:交響曲【解説と5枚の名盤】魅力の旋律美と構成美が交わる名曲!

    流れる重厚感と旋律美♫ フランス的な華やかも心地良く フランクの優れた人格を思わせる響きもいい! フランク 交響曲ニ短調第3楽章 「コツコツと積み上げる地道で着実」なフランクの作曲した、大器晩成型の交響曲の傑作、解説とおすすめ名盤を紹介です。 [:contents] 【解説】フランク:交響曲 人望の厚かったフランクのエピソードを含む、こんな解説があります。 「近代フランス音楽の父」といわれているフランクは、いわゆる「大器晩成型の人」であった。(中略) 彼は、清貧に甘んじながら、自分でなければ書けないような音楽を、こつこつと書いていったのであった。 全体の有機的な統一をはかる「循環形式」という、独自の手法をぞんぶんに用いている。 この手法は、彼以後のフランスの作曲家に多大な影響を与えたのである。 出典:志鳥栄八郎 著 「不滅の名曲はこのCDで」P51より引用

  • バッハ:クリスマス・オラトリオ【3枚の名盤を解説】歌詞も解説、敬虔さがあふれる名曲!

    とても明るいバッハ! クリスマスの幸福を 胸いっぱいに感じよう!! 第1曲 - いざ祝え、この良き日を 本来のバッハの宗教曲とは 厳格 重厚 荘厳 などの言葉が似合いますが、バッハ:クリスマス・オラトリオは別。 明るい! 楽しい!! 弾んでる!!! オラトリオとは言わば「音楽物語」。 新約聖書の物語を音楽として表現しています。 そんな、バッハ:クリスマス・オラトリオの解説とおすすめ名盤を紹介です。 【解説】バッハ:クリスマス・オラトリオ バッハ:クリスマス・オラトリオの特徴を表したこんな解説があります。 例のとおり、大合唱ではじまり、独唱やら重唱やらコラール(賛美歌)やらをおりあわせて、展開してゆきます。(中略) 当然のことながらクリスマスの明るい気分にみたされ、《マタイ受難曲》などとは対照的な世界をつくりだしています。 この明と暗との表現が同じ一人の作曲家によって生まれたということ自体、信じがたいことのように感じられます。 出典:皆川達夫 著 「バロック名曲名盤100」P182より引用 解説にありましたように、明るい気分に満たされた素晴らしい、バッハ:クリスマス・オラトリオ。

  • シューベルト:四重奏断章(弦楽四重奏曲第12番)【解説と名盤3枚】それは断たれたプレリュード!

    こっちがホントの「未完成」♫ プッツリ、突然、終わっちゃう系! 「幻の弦楽四重奏曲」のナゾを解明しちゃおう!! (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけてピンチインしてください。”) さて、突如、途切れる不思議系(?)な名曲…♫ シューベルト:四重奏断章の解説とおすすめ名盤を紹介します。 [:contents] 【解説】シューベルト:四重奏断章(弦楽四重奏曲第12番) シューベルトを襲った自己喪失 四重奏断章(弦楽四重奏曲第12番)を作曲時のシューベルトは23歳。 同じころ、四重奏断章(弦楽四重奏曲第12番)以外の曲も作曲途中で挫折し、中断してしまうということが起きています。 これは、シューベルトが四重奏断章(弦楽四重奏曲第12番)作曲時に精神的に《自己喪失》に陥っていたからだと言われています。

  • メンデルスゾーン:フィンガルの洞窟【解説と3枚の名盤の音と感想】その風景と音がありありと見える名曲

    広がる海原 くだける白波 さあ、神秘の洞窟に踏み込もう (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけてピンチインしてください。”) 情景描写の名曲! メンデルスゾーン:序曲《フィンガルの洞窟》を聴いて実際のフィンガルの洞窟を耳を使って(?)見に行こう!! メンデルスゾーン:序曲《フィンガルの洞窟》の解説とおすすめ名盤を紹介です。 [:contents] 【成りたちを解説】メンデルスゾーン:序曲《フィンガルの洞窟》 メンデルスゾーン:序曲《フィンガルの洞窟》の美しさを思わせる、こんな解説があります。 (フィンガルの)洞窟の風景を描写的な手法をとり入れながら描いたもので、岩にくだける白波、飛びかうかもめの姿、神秘的な洞窟などを暗示する。 海に取材した音楽を古今の他の作曲家も数多く書いているが、このメン デルスゾーンのものほど美的であり、しかも端麗な作品は多くはない。 のちのワーグナーは、この曲をきいてメンデルスゾーンを第一級の風景 画家と評したときもあったほどである。

  • モーツァルト:交響曲第29番【解説とおすすめ名盤8枚】明るくて美しいロココ調の響き!

    明るく雅びやか! ハツラツとしたうれしさが満載!! 沈んだ心に明るい光を注ぎたい時に聴きたい♫ モーツァルト: 交響曲第29番:第1楽章 (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけてピンチインしてください。”) 華やか たおやか まぶしい光 そんなモーツァルトのイイトコロ満載! 心も軽くて、足取りまでも軽くなってしまう楽しさで満ちた名曲、モーツァルト:交響曲第29番の解説とおすすめ名盤を紹介です。 [:contents] 【解説】モーツァルト:交響曲第29番 モーツァルト:交響曲第29番の素晴らしさがわかる、こんな解説があります。 この交響曲は、(中略)オーボエ2、ホルン2、弦合奏という室内楽的な編成であることと、長調という、モーツァルトにとっては流れるような旋律を多く書いている調性をとっていることが、この交響曲の性格を作り出しているといえる。(中略) より軽快で快活であり、劇的な盛り上がりもあり、全体の構成もじつによく出来ているから、初期のモーツァルトの代表作といえる。 出典:石井宏・藤田由之・渡邊學而 共著 「モーツァルト名曲名盤101」P14より引用 解説にありましたようにモーツァルトの初期の代表作のひとつと言って間違いないと思います。

  • マーラー:交響曲第4番【解説と3枚の名盤の感想】室内楽版も天国の歌にふさわしい

    愉快な天使のほほ笑みと おもしろおかしいユーモアと…♫ 心がワクワクする天上の風景が楽しい1曲 マーラー:交響曲第4番 第4楽章 「気むずかしい」曲が多いマーラーの交響曲。 その中にあって、めずらしく「ウキウキ楽しい天上の世界」を描いた名曲、マーラー:交響曲第4番。 室内楽としてアレンジされた版(バージョン)も素晴らしい、解説と名盤の紹介です。 【解説】マーラー:交響曲第4番 「楽しさ」と「ユーモア」たっぷりな、マーラー:交響曲第4番のこんな解説があります。 マーラーが40歳の夏に完成されたこの「第四番」には、それまでの彼の交響曲にただよっていた絶望的な暗さがみじんもない。 マーラーの愛弟子で、名指揮者のブルーノ・ワルターがこの曲について、「天上の愛を夢みる牧歌である」と言っているように、全体に実に明るく楽しい曲となっている。 ことに、終楽章でソプラノが歌う、天国の美しさと天使の楽しい生活をたたえた、素朴なメロディは、とりわけ陽気な明るさにみちている。 出典:志鳥栄八郎 著 「不滅の名曲はこのCDで」P70より引用 マーラーが20代後半のころ、ドイツの民衆歌謡を集めた詩集『少年の魔法の角笛』に触れて感銘を受けます。

  • ドビュッシー:子供の領分【解説と3枚の名盤】作曲の背景とその感想

    はじける子供の笑い声 息をはずませ駆け抜ける! 「あどけなさ」がいっぱいの楽曲! 楽しく愉快に遊ぶ子供のさまを活き活きとしたタッチのピアノの曲として昇華させたドビュッシー:子供の領分の解説とおすすめ名盤を紹介です。 【解説】ドビュッシー:子供の領分 ドビュッシーの微笑ましいエピソードを含む、こんな解説があります。 彼には、40歳を過ぎてからもうけたエンマという娘がいたが、彼はこのひとり娘のエンマを「シュウシュウ」と呼んで、目のなかに入れても痛くないほどかわいがっていたのである。(中略) 彼は、この曲の楽譜の冒頭に次のように記している。 「あとに続く者への、父親のやさしい言葉をそえて、わたしのかわいいシュウシュウへ」と。 彼はこの曲をとおして、エンマとともに、あどけない子供の世界に遊ぼうとしたのであろう。 出典:志鳥栄八郎 著 「不滅の名曲はこのCDで」P314より引用 ドビュッシー:子供の領分は、子供が演奏することを目的したものではなく、むしろ大人が子供の心へと帰ることを目的に作曲された曲です。

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