chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
江戸こぼれ話 笑左衛門残日録 https://plaza.rakuten.co.jp/edobanasi/

江戸、遠山の金さんの時代を背景にした小説、 忍草シリーズ、江戸珍臭シリーズなどの小説、 江戸の裏長屋のこぼれ話を笑左衛門の残日録として書き記し、 俳句、川柳、都々逸など、江戸の町を散歩しています。

朽木一空の江戸時代小説
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/08/01

arrow_drop_down
  • 師走の煩悩

    ​​ 師走の煩悩 ​​ 晦(つごもり)て これでしまいと 除夜の鐘 愚慮纏わりて 煩悩消えず 百八つの煩悩を煩悩を祓うために除夜の鐘を搗くという。 日本橋本石町から除夜の鐘が聞こえてき

  • 師走の風

    ​   ​ 師走の風 ​​ おや、煤払いでございますか?​ ​​   老残に まだここからだと 師走雲 喝を入れたら 腰ひねり 体は毎年衰えていくが、雲一つない師走の空をみあげ よし、頑張る

  • 江戸の師走

       ​​笑左衛門残日録 75​​ 慌ただしさも 娯楽となりぬ 江戸の師走 師走になり、江戸の町にも忙しい空気が流れてきていた。 隠棲の身には世間とは関わり少ないとはいえ、 師走の風が吹くと、心

  • 師走の川柳 笑左衛門

    ​ ​師走の川柳 笑左衛門​ ​ もう師走 ついこの間 お正月 ここにおる 師走の風の 干し柿が 古寺や 静まり返る 師走かな すすはらい 師走の蜘蛛の たくましさ 師走かな 餅搗

  • 神様を造った小太郎

    ​​  笑左衛門残日録 74​​​​ ​神様を造った小太郎 ​​​  柳下の隠宅に小太郎が煮物を抱えてやってきた。 小太郎の父は請負い大工で神田の棟梁源八から仕事を受けていて、 母は煮売り屋で働いている。両親

  • 「小」こそお江戸の粋でござんす

    ​​笑左衛門残日録 73​​ ​​「小」こそお江戸の粋でござんす​​ お筆の寺子屋にふた月前から通いだしたおから長屋の10歳になる小太郎がお筆に難問をぶつけていた。「お筆師匠、教えてください、どうしてお

  • お江戸の親分

    ​​ 笑左衛門 拙作都都逸 ​​ ​    ​お江戸の親分​​ おいでなすった 親分さんが 袖を振り振り ご挨拶 国定忠治、清水次郎長、笹川繁蔵、大前田栄五郎、島村の伊三郎、 など有名な博徒打ちの親分

  • 貸本屋のへた絵画廊でござい〼。

    ​​​ 貸本屋のへた絵画廊でござい〼。 ​​​ 「どうです、この絵草子なんかは、なかなかの人気でございますよ、」 貸本屋文吉が大店の奥方に貸本を薦めてますね、 「客がこねえな、まっ一服やるか、

  • 貸本屋文吉 天保騒動 11 最終章

    ​ ​​貸本屋文吉 天保騒動 11 最終章 ​​ ​​ ~貸本屋 裏稼業は 捨てられず~拙作​​ 鳥居耀蔵が失脚すれば、鳥居耀蔵の密偵の元締めを務めていた 千鳥橋を渡った弥平町の貸本屋桜春堂善兵衛が無事

  • 貸本屋文吉 天保騒動 10

    ​​​ 貸本屋文吉 天保騒動 10 ​​​ ​​~ふる石や瓦とびこむ水の(水野)家~~江戸川柳​​ 将軍徳川家慶が家斉の薨去を経て、幕政の実験を握ると、 家斉の旧側近を罷免し、幕府財政の再興や物価の

  • 貸本屋文吉 天保騒動 9

    ​​​ 貸本屋文吉 天保騒動 9 ​​ ​​~騒動を背負つて廻る貸本屋~ 江戸川柳​​ 貸本屋文吉は吉原遊郭のお得意さんの遊女や下女たちに 本を貸し出した帰り道には必ず、吉原五十間道の地本問屋本屋『耕

  • 貸本屋文吉 天保騒動 8

    ​ ​​ 貸本屋文吉 天保騒動 8​​​ ~ 貸本屋これはおよしと下へ入れ~ 江戸川柳      ~貸本屋人のひまをば付ねらひ~江戸川柳 文吉にあてがわれた得意先は大名屋敷や旗本屋敷の奥だけではなかった。

  • 貸本屋文吉 天保騒動 7

    ​​​ 貸本屋文吉 天保騒動 7​​​ ~この本は 屋敷おもだと貸本屋~ 江戸川柳​​​ ​~うっかりきて 本屋鴨居へ蹴躓き~江戸川柳​​ ~へえっい、千鳥橋の貸本屋桜春堂でごぜえます、、~ 背中

  • 貸本屋文吉 天保騒動 6

    ​​ ​貸本屋文吉 天保騒動 6 ​​​ ​​~貸本屋密書三冊持つて来る~ 江戸川柳​​ 南町奉行所の鳥居耀蔵の役宅に文吉は呼び出されていた。 お調べにしてはおかしいなと、文吉は感じていた。 凄み

  • 貸本屋文吉 天保騒動 5

    ​​​ 貸本屋文吉 天保騒動 5 ​~本の虫だね 盗見してる 蔵の本~拙作​  文吉は神田富沢町の米問屋近江屋源兵衛の次男坊であった。 五才から通った万禅寺の手習い師匠は 一にも弐にも読書をす

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、朽木一空の江戸時代小説さんをフォローしませんか?

ハンドル名
朽木一空の江戸時代小説さん
ブログタイトル
江戸こぼれ話 笑左衛門残日録
フォロー
江戸こぼれ話 笑左衛門残日録

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用