療育の記録 かくれんぼ2
こばとさんが 参加中のテーマはありません。
テーマは同じ趣味や興味を持つブロガーが共通のテーマに集まることで繋がりができるメンバー参加型のコミュニティーです。
テーマ一覧から参加したいテーマを選び、記事を投稿していただくことでテーマに参加できます。
「ブログリーダー」を活用して、こばとさんをフォローしませんか?
療育の記録 かくれんぼ2
療育の記録 かくれんぼ1
療育の記録 遅いイヤイヤ期2
療育の記録 遅いイヤイヤ期1
療育の記録 親子で自分らしく(続き)
療育の記録「親子で自分らしく」
自閉症の療育記録
バンザイ あまり背の高くない中年の女性が、坊主頭の男児を連れて療育相談にやって来た。 持参した生育調査票に私が目を通していいると、高齢出産だとお母さんは自ら言った。3人兄弟の末っ子になるが姉、兄とはだいぶ年が離れている。高齢出産ということで不安はあったが家族は皆喜んでくれたし、妊娠中も比較的順調で出産も正常分娩だった。家族は皆彼の誕生を喜んでいて、姉、兄は育児も手伝ってくれるので保護者が4人いるような感じだと、とお母さんは小さく笑った。 乳児期の生育状態を聞くと、お母さんの顔は曇り、笑い顔だが目が赤くなりうるうるしてきた。乳児期の時に上の姉、兄とはなんか違うので末っ子(T君)にお母さんは一抹の…
バンザイ あまり背の高くない中年の女性が、坊主頭の男児を連れて療育相談にやって来た。 持参した生育調査票に私が目を通していいると、高齢出産だとお母さんは自ら言った。三人兄弟の末っ子になるが姉、兄とはだいぶ年が離れている。高齢出産ということで不安はあったが家族は皆喜んでくれたし、妊娠中も比較的順調で出産も正常分娩だった。家族は皆彼の誕生を喜んでいて、姉、兄は育児も手伝ってくれるので保護者が4人いるような感じだと、とお母さんは小さく笑った。 乳児期の生育状態を聞くと、お母さんの顔は曇り、笑い顔だが目が赤くなりうるうるしてきた。乳児期の時に上の姉、兄とはなんか違うので末っ子(T君)にお母さんは一抹の…
療育の記録 自閉症のいろいろエピソード
オニの子 予約していた療育相談に時間通り男児を連れた御両親が現れた。 会った瞬間は祖父母が孫を連れて療育相談に来たのかと思ってしまった。お父さんはは深い皴の刻まれた顔、薄くなりかけた頭髪には白いものが多く混じっていた。 お母さんは化粧っ気のない暗い表情の顔で、服の色もデザインも4歳児の母親とは見えない地味な服装だった。同年齢の女性に比較しても服装には無頓着そうで、面談だからと言って改まった服装はいらないが、それにしても普段着過ぎた。 4歳の一人息子君は年相応の体格だが発語はなかった。晩婚だったのか、高齢になってからの予期せぬ出産だったか分からないが、可愛くて仕方がない、というより御夫婦niにと…
障害児教育の教科書には載っていないかれらの姿、かれらの世界の奥深さについて語る
作り話 一人息子を連れて面談に来たお母さんはスレンダーな体型で、有名なファッションモデルのT女に似ていた。30代ではあったが20代と言われればそうとしか見えない雰囲気だった。物静かな話し方をした。 息子君はお母さんには全く似ておらず、丸ぽちゃで唇もアヒル口というか、突き出し気味の厚い唇をしていた。お父さん似なのかもしれない。 お母さんは現代で言うキャリアウーマンで外資系の会計事務所に勤務していて、都心まで通勤していた。 幼児椅子に座って対面し、面談を始めた。特に質問したわけではないががお父さんの欄に記載がないことを気にしてか、お母さんは自ら説明し始めた。 彼女はシングルマザーだと言った。離婚で…
続き 就学相談では支援学校のほうが「適」の長男君であったが、市中心部の伝統校ある小学校の支援学級に入学していた。自宅から徒歩で通える距離であり、遠方にある支援学校よりも家庭の状況を鑑みて、親御さんの負担が少ないとおもわれる支援学級の方に決定されたのだろう。 長男君が2年生になった時、妹ちゃんは通園施設の年長になった。兄妹は年子だが生まれ月の関係で1学年は間が離れた。 妹ちゃんは年長になって、こばとの一泊二日の幼児夏合宿に初参加することになった。長男君は既に2回夏合宿を経験済みだったので、2年生の夏は二泊三日の夏合宿の方に参加が可能だった。 一泊と二泊の合宿は別日で計画が立ててあり、通常なら兄妹…
兄妹のきずな 手のかかる時期の二人の子供を育児中とは見えない、病的な感じの太ったお母さんが療育相談にきた。面談は子供同伴が前提なのだが、お母さんは子どもは連れず一人で来た。お母さんは入室すると、おもだるそうに椅子に腰かけた。 障害児が通う通園施設のママ友から話を聞いて、是非通わせたい!他では療育を引き受けてもらえないので、とお母さんは暗い顔で言った。 私は療育希望をしている長男君の生育の様子について質問はさみながら聞いた。 息子は体の発育は普通だったが、2歳を過ぎてもが言葉が出なかった。今も出ていない。喃語さえ出なかった。名前を呼んでも振り向かない。笑顔で話しかけても笑み返しさえしてくれない。…
自閉症のあれこれ 療育の記録
ドール 面談に来た30代のお母さんは顔も体型もぽっちゃりしていたが、物憂げな表情で「私、鬱なんです。」と気だるい声でゆっくり言った。 髪の毛は腰まで長くのばしていて、結ばずにハラリと背中に垂らしていた。連れて来た女児は2人娘のうちの長女の方で、保育園の年組に通っていた。 長女Mちゃんも髪の毛も長く伸ばして背中に垂らしていた。長い睫毛、大きな目をパッチリ開き実に愛らしい顔だった。にこにこ顔で、アイコンタクトも良く口を開けば喋り出すのではないか、とさえ思うほど表情豊かだった。が、彼女は一声も発しなかった。お母さんは相変わらず気だるい声で、長い髪はお父さんの趣味で、口が達者な次女より言葉の出ない長女…
自閉症のあれこれ 療育の記録
自閉症のあれこれ 療育の記録
続き 小学校卒業後の春休み、彼女は中学校の制服を着てこばとに一人でやって来た。 午後の療育時間中だったのでこばとの玄関前の路上で会った。小学校卒業と中学進学の堂々とした彼女の挨拶を聞いた時は目が熱くなり、胸が詰まっておめでとう、の言葉も途切れがちになってしまった。暖かい春の日で空は真っ青に晴れあがっていた。 スタッフが順番に教室を抜け出し彼女を祝福した。代わる代わる笑顔が花咲く写真を何枚も撮った。 「一人で来たの?」「はい!」「お母さんから行くように言われたの?」「いえ、自分の考えで来ました」 すごいなぁ、自発的に行動するようになったんだ。背も私より高くなったし、体つきも逞しい。脚もがっしりし…
あれっ!と思っている間に2月も終わってもうすぐ3月かァ~。 年を取るとほんとに月日の立つのが速いですね。 65歳で年金を受給するようになってから こばとでは無給、早く言えば、ただ働きをしてきました。 年金暮らしなので、家賃3万6千円(水道代込み)4畳半の アパート暮らし。シェリーは事務室暮らし。 こばとは自転車操業赤字経営続きだったので、会社を存続させるためには ただ働き、10時間労働も厭わなかったのですが 2020年に持続化給付金がもらえたのです。 すごくうれしかったです。 その後は毎月赤字にびくびくすることはなくなり、教材の売り上げも 少しずつ伸びて来ました。 おかげさまで。 それで税理士…
後期高齢の滑舌対策 今年77ですが75過ぎる辺りから滑舌に不安を感ずるようになって、 昨年からボイストレーニングをはじめました。 はじめは教室まで習いに行きましたが、 何せ去年は色々ありまして 教室はやめて、YouTubeで朝活に変更。 喉を鍛えて、誤嚥性肺炎の予防になるかと喜んでいたところ、 去年の12月 シェリーが肺炎になってしまって・・・。私の身代わりだったのかな。 喉は鍛えられても舌の動きがいまいち。 年を取るといろんなところに不具合を感じるものです。 舌の動きをよくするには中国語! 日本語にはない発音がいっぱい。 ということで中国語を始めました。 タリーズコーヒーというカフェで台湾の…
私の住む街にも昨晩(2月5日)は厳寒・降雪予報があり、春雷もあって 朝起きると予報通り草むらにうっすらと雪が積もっていました。 しかし、都会はこれしきの雪でも大騒ぎですね。 昨年からこばとで働いているパートさんには幼稚園女児がいるのですが、 昨夜のうちに早々と休園の連絡が来た、と仕事を休まざるを得なくなりました。 幼稚園バスが走れない状況では全くないのに、 今の日本は過剰にリスク回避、転ばぬ先の杖が多くなりましたね。 というか何かあって責任をとらされるよりも安心安全。 平成元年にこばとを始めた頃は雪掻きするほど積もることが 何回もあったけどこんなに騒がなかった気がします。 ところで団塊世代の有…
もう1月もおわり?! 地球は自転の速度を速めているんでしょうか? 光陰矢の如し!!! 気が付けばもう2月!! 思いつく台詞を書き連ねてみましたが、年を取ると時間のすぎるのがはやく感じるようになるんでしょうか? 子供の頃の1年というのはとても長く内容も濃いけれど、 年を取ると、1年も5年も大して変わりませんね。 こばとにとって2月は文科省契約の9条一般図書を日教販に出荷する 1年の山場の月。 今年は6,714冊。段ボール箱100個です。 半年前から会い方スタッフと去年の5月から入社したパートタイムのスタッフと コツコツ梱包準備を進めて来たので余裕です。去年は色々あり過ぎましたが それでもやれまし…
2024年明るい幕開けになるはず、と思っていました。 なのにスタートの元旦から試練が続いていますね。 天気予報を見るたびに避難所のことを思ってしまいます。 自分が後期高齢者なので、 避難所で暮らす高齢者は災害を免れても辛いだろうな~ 関連死が増えて行くことが我が事のようにも思えきます。 太平洋側に住むものとして南海トラフのことは聞かされてきましたし 関連ニュースもチェックしてきました。 えっ、日本海側で大地震?と驚きました。 ちらりと頭をよぎってしまうのは 日本海側には何発ものとある国のミサイルが撃ち込まれていることです。 落下して静かに海底に沈んで行って 横たわるわけでわないだろうとおもうの…
1月13日初めて西千葉に雪が降りました。 と言っても夜間に降り、朝草の上がうっすら白くなっていた程度。 こばとを始めたばかりの頃は雪かきするほど積もった年が何回もあったのに。 日本海側、北陸の人たちのことを思えば、 もっとこっちに雪をよこしていいですよ、と言いたいくらい。 寒さの中で、地震後遺症のように亡くなる方も増えているのではないだろうか。 私は2022年の夏から2023年の夏の間に5回も葬儀に参加しました。 近親者が3人、友人が2人。 友人は私より若く、近親者は私より年上。 近親者の2人の時は相続手続きに関わらざるを得ない立場にたりました。 相続手続き大変でした。 終活は断捨離しておけば…
2024年は心痛む幕開け となってなってしまいましたね。 2023年はいろいろあり過ぎたと書きましたが、 乗り越えたと思った12月、 最後の最後にシェリーの入院がありました。 12月12日の朝、シェリーの息使いがおかしい。 病院に連れて行こうと思っても外は大雨。 車はないのでいつもは歩かせて病院に行っていたので、 スマホで天気予報を頻繁ににらみながら雨が上がるのを待ちました。 雨上がりを見て毛布にシェリーをくるんで大型バックに入れて病院に。 ありがたいことに掛かりつけの病院は歩いて10分。 すごく混んでいました。 動物も年末は病気が多くなるのだな、と変なところに感心したりして・・・ 診察の結果…
お久しぶりです。 長いことご無沙汰してしまいました。 皆さんのブログは読ませていただいてるのですが、2023年は色々なことが有り過ぎて。 私はもうすぐ77になりますが、この年になると周りもそれに近い年ということになり 今年は4回も葬儀に出席。思う所大です。 シェリーももうすぐ12ですが肺炎を患い16日間も入院し、酸素室に入り、点滴をしていました。何とかお正月に間に合って退院出来ましたが、年なので油断はできません。 見た目は変わらず、色つやも良いので今度写真をのせます。 とりあえずKindle版を出したので、また読んでいただきたいなぁと思って。 寒さにも、雪にも負けず、風邪にも負けず良いお年をお…