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2019/07/19

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  • 読書ノート:栞子さんの本棚 ビブリア古書堂セレクトブック 2 (角川文庫)

    『栞子さんの本棚ビブリア古書堂セレクトブック2』は三上延の『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズの作中に登場した作品の中から13作品をセレクトした本です。江戸川乱歩『孤高の鬼』抜粋~ビブリア古書堂の事件手帖4小林信彦『冬の神話』抜粋~ビブリア古書堂の事件手帖4江戸川乱歩『黄金仮面』抜粋~ビブリア古書堂の事件手帖4江戸川乱歩他『江川蘭子』抜粋~ビブリア古書堂の事件手帖4江戸川乱歩『押絵と旅する男』~ビブリア古書堂の事件手帖4江戸川乱歩『二銭銅貨』~ビブリア古書堂の事件手帖4小沼丹『黒いハンカチ』~ビブリア古書堂の事件手帖5寺山修司『われに五月を』抜粋~ビブリア古書堂の事件手帖5木津豊太郎『詩集普通の鶏』抜粋~ビブリア古書堂の事件手帖5太宰治『駆込み訴え』~ビブリア古書堂の事件手帖6黒木舜平(太宰治)『断崖の錯...読書ノート:栞子さんの本棚ビブリア古書堂セレクトブック2(角川文庫)

  • 書評:石田リンネ著、『女王オフィーリアよ、王弟の死の謎を解け』(富士見L文庫)

    『女王オフィーリアよ、己の死の謎を解け』に続く第二弾『女王オフィーリアよ、王弟の死の謎を解け』が発売されたので、早速買って読みました。前回は、オフィーリア女王が殺され、死の間際、薄れゆく意識の中で「私は、私を殺した犯人を知りたい」と強く願ったため、王冠の持ち主にだけ与えられる“古の約束”により、妖精王リアによって10日間だけ生き返り、その間に犯人探ししてついに「呪い」を発動させることに成功し、彼女の代わりに彼女を殺そうとした犯人たちが妖精王リアに殺されてしまいましたが、今回はオフィーリアの弟ジョンが何者かによってブロンズ像で後頭部を殴られて殺されてしまいます。ところがジョンは二日後の葬儀の際に息を吹き返すのです。そこでオフィーリア女王は妖精王リアにとっての「王冠の所有者」の定義について考えるのですが、もし...書評:石田リンネ著、『女王オフィーリアよ、王弟の死の謎を解け』(富士見L文庫)

  • 栞子さんの本棚 ビブリア古書堂セレクトブック 1 (角川文庫)

    『栞子さんの本棚ビブリア古書堂セレクトブック』は三上延の『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズの作中に登場した作品の中から12作品をセレクトした本です。夏目漱石「それから」抜粋アンナ・カヴァン「ジュリアとバズーカ」小山清「落穂拾い」フォークナー「サンクチュアリ」抜粋梶山李之「せどり男爵数奇譚」抜粋太宰治「晩年」坂口三千代「クラクラ日記」抜粋国枝史郎「蔦葛木曽桟」抜粋アーシュラ・K・ル・グイン「ふたり物語」抜粋ロバート・F・ヤング「たんぽぽ娘」F・W・クロフツ「フローテ公園の殺人」抜粋宮沢賢治「春と修羅」抜粋巻末の「収録された作品についての諸々」で三上延ご本人のこれらの作品に対する思いや注釈が書かれています。つくづく著者と私の読書暦が重ならないなと思いつつ太宰以外は興味深く読ませていただきました。中でもロバー...栞子さんの本棚ビブリア古書堂セレクトブック1(角川文庫)

  • Frenkel & Kang著、An Ugly Truth: Inside Facebook's Battle for Domination (The Bridge Street Press)

    Blinkistというドイツ語書籍の要旨を聴けるアプリで「InsideFacebook:DiehässlicheWahrheit(フェイスブック・インサイド醜い真実)」という本が紹介されていたので聞いてみました。ここではオリジナルの英語版「AnUglyTruth:InsideFacebook'sBattleforDomination(醜い真実:フェイスブックの覇権争いの内実)」の方を挙げておきます。2021/7/13刊行で、未邦訳です。Amazonで購入する。フェイスブックがヘイトスピーチなどを一切規制しなかったことで問題になっていたことを覚えている方は多いかと思います。私も記憶の片鱗に留めておいた程度で、その影響力や問題の深刻さについて大して考えたことはなかったのですが、かなりの実害があるようです。20...Frenkel&Kang著、AnUglyTruth:InsideFacebook'sBattleforDomination(TheBridgeStreetPress)

  • 書評:松岡圭祐著、『ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 V 信頼できない語り手』(角川文庫)

    本シリーズ『ecriture新人作家・杉浦李奈の推論』のIV巻が出たのは4月半ば。2か月も経たないうちにもう続巻が書き下ろされ、しかも先月は新たにシリーズ化しそうな『JK』が上梓され、相変わらずの著者の著作スピードに頭が下がる思いです。私はこのシリーズを自動購入に設定しており、昨晩V巻が私の電子書籍ライブラリーに追加されたので、就寝前に「出だしだけでも」と本当にちょっと見るつもりで読み始めて、結局、止まらなくなって気が付いたら最終章まで読み終わり、小鳥たちのさえずりを聴くことになってしまいました。恐るべし、松岡圭祐。その読者牽引力は驚異的です(もちろん全作品ではありませんが)。さて、V巻の事件は大規模な惨劇から始まります。日本小説家協会の懇親会会場で大規模火災が起き、小説家をはじめ多くの出版関係者が亡くな...書評:松岡圭祐著、『ecriture新人作家・杉浦李奈の推論V信頼できない語り手』(角川文庫)

  • パリ食べ歩き

    コロナパンデミックのせいで旅行ができず、2020年1月末にブリュッセルに行ったのを最後にずっとおこもりしていましたが、5月26日から29日まで祭日を含めて4連休にしたフランス住まいのお友だちと一緒にパリに行きました。パリは何と32年ぶり!「食べ歩き」というタイトルからもお分かりのように、大した観光はしていません。今回の旅行の目的は、女同士で楽しくおしゃべりしながら美味しいものを食べることと、ついでに私のつたないフランス語の実地訓練でした。ホテルさて、泊まったホテルはメトロのConvention駅から徒歩2・3分くらいの二つ星ホテル「HôtelAvenir」でした。パリ北駅からは30分近くかかり、どこへ行くにもメトロまたはバスに乗る必要があります。この意味で交通の便は悪くはないという程度です。このホテルはパ...パリ食べ歩き

  • 書評:澤村御影著、『准教授・高槻彰良の推察』1~7巻+EX (角川文庫)

    『准教授・高槻彰良の推察』全7巻(未完結)と番外編のEXの計8冊を一気に読みました。このため、各巻個別の書評を書くのが困難なので、7巻までの全体的な書評を書きたいと思います。主人公は大学1年生(途中進学して2年)の深町尚哉。彼は10歳のときに祖父母の住む田舎でお盆祭りに熱を出したために行けなかったのですが、夜中にふと目が覚め、太鼓の音を聞きつけて、まだ盆踊りをしているのかと思って外に出て行くと、そこでは死者たちが面をかぶって踊っていたのです。尚哉も従兄からお土産にもらったお面を付けていたので最初は気づかれなかったものの、昨年死んだはずの尚哉の祖父に見咎められ、帰ろうとしたものの、他の死者たちにも見つかってしまったので、代償を払うことになります。その時彼は「孤独になる」というべっこう飴を選んでその場で食べます。気...書評:澤村御影著、『准教授・高槻彰良の推察』1~7巻+EX(角川文庫)

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