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いにしえララバイのブログ http://historyman.blog.jp/

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たつや(雑賀弘行)
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2019/04/29

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  • ひろりんとプー子の物語 3-1-2

    第三部 瀬戸内海 第一章 源平合戦 第二節 松浦党の船は、宮島に楓杏を降ろした後、一ノ谷に向かった。 「おぃ、お前の名前なんという」 「ひろりんと言います」 「では、ひろ 露で船を漕ぐことができるか」 「できますよ」 「福原に着いたら、平家の兵士を船で運ぶこと

  • ひろりんとプー子の物語 3-1-1

    第三部 瀬戸内海 第一章 源平合戦 第一節 泰凛と楓杏は、不老不死の霊薬を飲んで眠りに着いたが、共に目を覚ました。 「プー子、起きろ」 「わぁ、よく寝た」 「確か、りかくさんのところで でも、ここはどこなんだろうか」 「あそこに海辺が見える」 「プー子、行って

  • 卑弥呼の世界 5-6

    第5章 暗殺事件 第6節 伊那部と三輪迦麻瀬が三輪の里に向かっている時、迦麻瀬が伊那部に話しかけた。 「イナベさま、倭面上国が奴国連合と和平を結ぶのでしょうか」 「今のところなんとも言えない」 「もし、また戦争になったら」 「そうなれば」 「私、この地を離れ

  • 卑弥呼の世界 5-5

    第5章 暗殺事件 第5節 伊那部と二田弥は、三輪の里に着いた。そして、三輪迦麻瀬を訪ねた。 「ニタヤさま、物部の方が三輪の里に来ていただいて、治安が良くなりました 今日は私に役に立つことでも」 「察しがいいね ここにおられるのは、物部伊那部さまです これから倭面

  • 卑弥呼の世界 5-4

    第5章 暗殺事件 第4節 伊那部と曽孁比古は、肩野の里に戻ってきた。 「ソメヒコ、今からオオヘソキさまにお会いしてくる」 伊那部は、大綜麻杵命の居館に入った時、物部二田弥も三輪の里から戻って来ていた。 「イナベ、奴国の状況はどうだった」 「今から、オオヘソキ

  • 卑弥呼の世界 5-3

    第5章 暗殺事件 第3節 中臣余師杜は、伊那部達の前で奴国の政治体制から始めた。奴国だけではなく、奴国の連合国もそうであったが、トップは『王』でその下に『官』がおり、それを補佐する『副官』がいた。その最高指導部になれるのは、階級制度があり、王・大人・戸口・奴

  • 卑弥呼の世界 5-2

    第5章 暗殺事件 第2節 伊那部達は、物部二田弥が率いる兵士の軍と共に、肩野の里を出発した。二田弥とは、三輪の里で別れ、須玖の里に向かった。 「ソメヒコ、玖須の里に来たときのことを詳しく話してくれないか」 「父が玖須の里に来たときは、ハニヤスの神(埴安命:波邇

  • 卑弥呼の世界 5-1

    第5章 暗殺事件 第1節 安曇厨紀弥は、大王の指示で大綜麻杵命がいる肩野の里に向かった。倭面上国が奴国に攻めて来るのを心配した大王は、東の国の武力に期待して、三輪の里に軍事基地を置くためでした。 「オオヘソキさま、奴国の大王が三輪の里に一部の兵力を移して貰い

  • ひろりんとプー子の物語 2-3-5

    第二部 対馬海峡 第三章 移住民 第五節 摩奈瓶は、李覚の住居に入った。 「りかくさん、久しぶりですね 今日は、珍しい人を連れてきました」 「それは誰だね」 「りかくさんのお兄さんです」 「なんだと、兄を」 李覚は、摩奈瓶を押し退けて表に出た。 「兄上」 「り

  • ひろりんとプー子の物語 2-3-4

    第二部 対馬海峡 第三章 移住民 第四節 摩奈瓶の丸木舟は、那珂の船着場に着いた。 「りさん、ここからは少し歩いていただきます」 「どこまで行くのですか」 「若杉山の麓です」 若杉山の麓に須恵の里(福岡県糟屋郡須恵町)があります。古墳時代に土師氏が須恵器を作

  • ひろりんとプー子の物語 2-3-3

    第二部 対馬海峡 第三章 移住民 第三節 摩奈瓶は、泰凛達を阿那が用意した丸木舟まで案内して、李の家族と泰凛と楓杏を乗せ、三千浦から就航した。 「まなべさん、私も櫂を持って漕ぎます」 「ひろりんさん、やってくれるか」 泰凛らの丸木舟は、対馬の島を通過して、壱

  • ひろりんとプー子の物語 2-3-2

    第二部 対馬海峡 第三章 移住民 第二節 泰凛は李敷と話をしていて、今の状況が何となく理解出来た。楓杏は、まだ腑に落ちないようでした。 「ひろりん、私らどうなっているの」 「プー子、私ら、どうも別世界に来たようです」 「奇跡でも起こったのか知ら もう、お母さん

  • ひろりんとプー子の物語 2-3-1

    第二部 対馬海峡 第三章 移住民 第一節 紀元前200年頃、中国では劉邦引き入れ漢王朝(前漢)が秦国を滅ぼして中国を統一しました。朝鮮半島を支配していた箕子朝鮮は、紀元前4世紀から紀元前3世紀に亘って、北京周辺から移動してきた人達で、古くは、殷王朝を支えていた末裔

  • ひろりんとプー子の物語 2-2-5

    第二部 対馬海峡 第二章 海の民 第五節 泰凛達の丸木舟は、勒島に近づいた。船着場では、阿那の仲間が迎えに来ていた。 「あなさま、お帰りなさい」 「まなべ、何か、変わったことがなかったか」 「また、扶桑の国に渡りたいと言って、私たちの三千浦の集落に滞在してい

  • ひろりんとプー子の物語 2-2-4

    第二部 対馬海峡 第二章 海の民 第四節 壱岐の吉ヶ崎に着いた泰凛は、阿那の丸木舟に米などの積荷を手伝った。 「ひろりんさん、これがヒスイの勾玉だよ 特別にこれをあげるよ」 「いいのですか こんな高価な物を」 「いいとも 積荷を手伝ってくれたからね」 泰凛は、早

  • ひろりんとプー子の物語 2-2-3

    第二部 対馬海峡 第二章 海の民 第三節 泰凛は、久しぶりに丸太舟に乗った。蓬莱で育って、父親と一緒に素潜りで魚を採ったのを思い出していた。しかし、その当時、紀元前2000年の頃と違って、阿那の丸太舟は、櫂が10本もある大型の丸太舟でした。 「ひろりんさん、櫂を使

  • ひろりんとプー子の物語 2-2-2

    第二部 対馬海峡 第二章 海の民 第二節 泰凛と楓杏は、荷揚げされた塩を阿那の集落に運び、掘立柱建物に収納した。この中から、一部を韓の国に運ぶことになる。 「ひろりん、この塩、私が作っていた塩よりもいいね 何処で作っていたのでしょう」 「この塩かい ここから西

  • ひろりんとプー子の物語 2-2-1

    第二部 対馬海峡 第二章 海の民 第一節 泰凛と楓杏は、阿那に会うため吉野ヶ里を後にして、那珂の里に向かった。 「ひろりん、那珂の里ってどんなところでしょうね」 「行ってみないと分からないけれど、久しぶりに海が見える」 泰凛と楓杏が脊振山の山里に沿って歩いて

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