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いにしえララバイのブログ http://historyman.blog.jp/

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たつや(雑賀弘行)
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2019/04/29

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  • ひろりんとプー子の物語 2-1-6

    第二章 対馬海峡 第一章 吉野ヶ里 第六節 泰凛と楓杏は、伊知須侶が作ってくれた鏡を大事そうに持って、唐兄の集落に向かった。 「ひろりん、これからどうする」 「山の頂上に登ったときに、海が見えたと話しただろう あの海の向こうに行ってみたい」 泰凛が玄界灘を見渡

  • ひろりんとプー子の物語 2-1-5

    第二章 対馬海峡 第一章 吉野ヶ里 第五節 泰凛は箕賦珂根に連れられて、三郡山に向かった。脊振山の麓を東に進み、三郡山が見えてきたところで、三郡山系の麓を進むと菅原道真が九州に流罪された太宰府がある。そこから三郡山連峰の宝満山に向かう。 「ひろりんさん、この

  • 卑弥呼の世界 4-6

    第4章 西国の青い空 第6節 安曇厨紀弥は志賀の里に戻って来た。そして、東国の物部一族を西国に連れてきた報告に、奴国の大王に会うため須玖の里へ向かった。 奴国が建国して以来、男王が政権を担い、57年に後漢の光武帝から倭国の王として、認められていた。そして、『漢

  • 卑弥呼の世界 4-5

    第4章 西国の青い空 第5節 伊那部は西国に出発することになり、準備を進めていた。一方、香澄の里でも、大綜麻杵命も高屋阿波良姫(たかやのあわらひめ)と伊香色雄命を連れて行くことになった。そんな時、大王の居館に一人の祈祷師が。 「大王に会わせてください」 「お

  • 卑弥呼の世界 4-4

    第4章 西国の青い空 第4節 伊那部達は西国に出発することが決まったが、遼瀬依を誘拐した黄咲美姫と息長安操は、蘇賀の里の港から丸木舟に乗って、河内湖までやって来た。伊那部から頂いた米と大豆と小豆を瓜破の里に届けるため、河内湖南岸に丸木舟を船がかりした。 「私

  • 卑弥呼の世界 4-3

    第4章 西国の青い空 第3節 美世太彦は、大王に安曇厨紀弥のことを伝えておいた。大王は、その連絡を熟慮していたようであった。 「安曇厨紀弥、あなたの要求は、物部一族では受け入れない だが、我らがよくなるようなことがあれば、話は別だが」 「大王もご承知だと思いま

  • 卑弥呼の世界 4-2

    第4章 西国の青い空 第2節 伊那部は安曇厨紀弥を物井の里に滞在させ、厨紀弥を大王に会わせられるように、また、美世太彦に遼瀬依が誘拐されたことの報告も兼ねて、榎浦の里へ向かった。 「父上、大変なことになりました リョウセイが誘拐されました」 「リョウセイが」

  • 卑弥呼の世界 4-1

    第4章 西国の青い空 第1節 伊那部の居館は、赤ん坊(遼瀬依)が攫われたことで大騒ぎになっていた。 「ムキヤ、いるか」 「はい、ここにいます」 「リョウセイを探してくれ」 「今、手分けして探しています」 武斬弥の仲間は、蘇賀の里から埴崎の里辺りまで、手を伸ば

  • 卑弥呼の世界 3-4

    第3章 赤ん坊誘拐事件 第4節 息長安操は、蘇賀の里で仲間の到着を待っていた。すると、沖から3隻の丸木舟が見えてきた。そして、蘇賀の里の港に3隻が入港した。 「舟からみんなこちらに」 息長安操の仲間が6名。移住者が11名いた。 「おいおい、一人多いぞ」 「あぁ、こ

  • 卑弥呼の世界 3-3

    第3章 赤ん坊誘拐事件 第3節 伊那部と阿木沙都姫が物井の里に来て、1年がたった。伊那部は首長として、佐倉の里新田開発で余った土を、海からの突風がきつい蘇賀の里に運んで、海岸線の整備をしていた。後に、日本武尊の后の弟橘姫が入水し、姫の女人も入水した中で、蘇我比

  • 卑弥呼の世界 3-2

    第3章 赤ん坊誘拐事件 第2節 物井の里は、桃の咲く頃になっていた。阿木沙都姫の別宅では、女人が交代で姫の世話をしていた。 「もう、生まれそう」 阿木沙都姫の額から汗が噴き出していた。女人は、姫の汗を拭きながら。 「水をください そして、土器も」 女人のもう一

  • 卑弥呼の世界 3-1

    第3章 赤ん坊誘拐事件 第1節 伊那部と阿木沙都姫が物井の里に着いた時、集落(ムラ)の人々が新しい首長が着任したことを祝うために祭事場に集まって来た。武斬弥が先に来て、ムラの人達を集めていたようでした。 「みんな、これからの親方になられる伊那部さまです 横にお

  • 卑弥呼の世界 2-5

    第2章 大上海上の国 第5節 伊那部と武斬弥と舞弥呼は、物井の里に寄って、武斬弥の仲間とあって、草刈の里の状況を伝えた後、佐原の里を通過して、榎浦の里についた。 「美世太彦さま、ただいま帰ってきました」 美世太彦と阿木沙都姫が、縁側に座った。 「イナべ、ご苦

  • 卑弥呼の世界 2-4

    第2章 大上海上の国 第4節 伊那部と武斬弥は、佐倉の里の状況を観察していた。 「ムキヤさん、佐倉の里には水田の稲作が少ないですね でも、あの丘にでも稲作ができそうです」 「問題は、水源だな 鹿島川の分岐として水路を作るか」 「そうしたら、この佐倉の里にも集落

  • 卑弥呼の世界 2-3

    第2章 大海上の国 第3節 伊那部と武斬弥は、朝早くから大海上の国へ出発した。そして、現在の国道51号線で、平安時代末期に千葉氏によって整備された旧街道、佐倉街道を通って、荒海の里(千葉県成田市)に出た。縄文時代晩期までは、香取海の湾沿岸になっていました。それ

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