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葵むらさきさんのプロフィール

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毎週火曜日WEB連載、毎週土曜日メールマガジン発行、毎日ツイッター小説配信中。

ブログタイトル
葵むらさき言語凝塊展示室
ブログURL
http://aomra.jugem.jp/
ブログ紹介文
大人のためのお伽噺を書いています。
更新頻度(1年)

108回 / 365日(平均2.1回/週)

ブログ村参加:2019/04/27

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葵むらさきさん
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葵むらさきさんの新着記事

1件〜30件

  • 負社員 第22話 屍が死刑台の上に上がる時というのはこんな気分なんだろうか

    JUGEMテーマ:小説/詩  その、輝かしくも広々とした空間は、まるでこの世のものとも思えぬ所だった。今まで息を切らしながら歩いて来た洞窟の狭い通路とは比べ物にならない、まったくの別世界だ。眩さに目が慣れてくると、やがてその空間を

  • 負社員 第21話 離職率より生き残り率の方がレア率高という確率論

    JUGEMテーマ:小説/詩 「あ、宗像さん」室内に入ると木之花が顔を上げ、笑顔で立ち上がり挨拶した。「きゃー」宗像が両手を天井に向かって差し上げ、嬌声を挙げる。「咲ちゃん、元気ー? お久しぶりー」「どうも」木之花の笑顔にほんのりと

  • カウントアップが始まる

    JUGEMテーマ:小説/詩  公園のベンチに座りスマホをいじっていると、こちらに近づいて来る足音が聞こえた。 顔を上げると、白いレースのついたワンピースを着た、小学三年か四年ぐらいの女の子だった。両肩から三つ編みを前に垂らしている

  • 負社員 第20話 ケアレスミス イズ ヒューマンエラー

    JUGEMテーマ:小説/詩 「啄木」結城は洞窟に入った当初に注意された内容をすっかり忘却し、叫んだ。「石川啄木?」「あの、元祖ワーキングプアか」時中が呟く。「どうして、石川啄木がこんなところに?」結城は天津の顔を、その肩の下あたり

  • 負社員 第19話 働けど働けど尚楽にならざる我が暮らしよ何とかなーあれっ

    JUGEMテーマ:小説/詩 「あれ、店長。おはようございます」板長が厨房に入って来るなり眼を丸くする。「びっくりしたあ。シャッター開いてるから」「魚泥棒が来たとでも思った?」酒林は調理台に向かって包丁を振るいながら笑顔で答える。「

  • ファースト・コンタクト講座

    JUGEMテーマ:小説/詩 「コミュニケーションを構築する際、主に二つのスタイルがあります」講師は言った。 皆はそれぞれのメモリに情報を書き込んでいく。「まず一つめ」講師は続ける。「最初から相手にガーッと近づき、その後この相手とは

  • 負社員 第18話 あなたの言ってることのタイトルがわかりません

    JUGEMテーマ:小説/詩  天津の説明によると、研修内容としての後半部分「開いた岩の中に入り、その中でしかるべき動作を行い、岩から出てそれを閉じる」というところは午後以降、場合によっては明日行うとのことだった。「岩が開くのに、そ

  • 負社員 第17話 沈黙が金なのか言った者が勝つのか例によって臨機応変に対応要なのか

    JUGEMテーマ:小説/詩 「ん。どしたあ」鹿島がPCから顔を上げ、部屋の隅に設えられてある池の方を見た。「鯰?」「べっつにー。大したことじゃない」鯰はゆらりと水中で身をよじりながら嘯く。「そ」鹿島はまたPCに向き、資料や報告書の

  • 負社員 第16話 社の看板、背負うか、掲げるか、掌の上で転がすか

    JUGEMテーマ:小説/詩  こつこつ こつこつ こつこつこつ  岩を叩く音は続いていた。  こつこつ こつこつこつ こつこつこつこつ こつこつ こつこつこつ ひょんひょんひょんひょん  しん、と音が

  • #侘び状専門ツール

    JUGEMテーマ:日記・一般  LINEが苦手だ。 使い方もよくわからない、というかよくわかろうとしていないのもだが、何しろスマホで文字入力するのが、死ぬほど嫌いとは言わないが、泣くほど嫌いである。 なので九割八分、使っていない。

  • 負社員 第15話 もう自分はゾウリムシになってしまいたい病

    JUGEMテーマ:小説/詩  PCにてメールチェックをする。 マウスから手を離し、うん、と腕を上に伸ばして伸びをする。そのまま少しの間、天井を見つめる。 またPCに眼を戻し、社内SNSの新着記事を確認する。 マウスから手を離し、上

  • 負社員 第14話 指図をするというストレス、指示待ちするだけという小狡さ

    JUGEMテーマ:小説/詩  新入社員たちは地道にこつこつと、またこつこつと、岩壁を叩き続けた。皆の口から出る言葉は、元からそう多くあるわけではなかったが、それでも次第にますます減ってゆき、ついには  こつこつ こつこつ

  • 負社員 第13話 夢もロマンもへったくれも身も蓋も元も子もない

    JUGEMテーマ:小説/詩 「ではここで、イベントの手順を実際に行っていきます」天津は三人の新入社員に告げた。 川を越えたところは、それまで辿ってきた岩の道よりも幾分広い、小部屋のようなスペースとなっていたが、広大とまではいえない

  • 転生事務

    JUGEMテーマ:小説/詩  そろそろ日が暮れる。 さあ、今日もラッシュアワーが始まろうとしている。気を引き締めてミスのないよう業務に取り組まねば。 河野は背筋をぴんと伸ばした。 今日は何人来るだろうか。あるいは何十人——場合によ

  • 負社員 第12話 ノットコミュニケーション バットネットワーク

    JUGEMテーマ:小説/詩 「来た」鯰が言った。「何が?」恵比寿は訊いた、が、大概予測はついていた。「新入社員?」 しかし鯰は答えない。池の中で身をくねらせ、向きを変えて泳ぎ続ける。 ふ、と短い溜息をついて、恵比寿はまた壁のカレン

  • #幽霊の資格

    JUGEMテーマ:日記・一般  ふと、思ったのですがね。 まあ私も心霊系・ホラー系・都市伝説系など好きで動画観たりもよくしている者なのですが。  心霊動画とか心霊写真とかに出て来る「霊」って、人間オンリー、ですよね。 そ

  • 負社員 第11話 魔界への扉を開けてしまったかのような緊迫感も特には

    JUGEMテーマ:小説/詩  泥のように眠って眼醒めた朝だった。 泥——泥岩のように? シルト岩のように? いっそホルンフェルスになっちゃおうかな。結城はぼんやりとベッドの中でそんな事を思い、ぼんやりと笑った。 昨日までに受けた研

  • 負社員 第10話 君、死に給え。事勿れ

    JUGEMテーマ:小説/詩  がちゃ、と再びドアが開く。振り向くよりも早く、その声は耳の中に飛び込んできた。「君、何を飲んでいるんだね」そして両肩を背後からがっしと掴まれる。恵比寿の体はがくん、と前後に強く揺さぶられた。「お」「ど

  • 上司出ます

    JUGEMテーマ:小説/詩 「まことに申し訳ございません」笹原は声を沈めて陳謝した。「ご不便をおかけしてしまいまして」「本当だよ」カスタマーは間髪を入れずに返してくる。「不便極まりない」「はい、申し訳ございません」笹原は再度陳謝す

  • 二分五秒の遅刻

     ああ。 出遅れた。 やばい! 走る。 全力で走る。 全力疾走する。 まずいまずいまずい。 どうしていつもこうなんだ俺は? ハアハアハアと息を切らす。 体が重く、思うように動かせない気がする。 思うように足が回らない。 もっと速く! 速く走

  • 負社員 第9話 こんなこと言うと自慢に聞こえるかも知れませんげへへへ

    JUGEMテーマ:小説/詩 「ほい」恵比寿はどこか気の抜けた掛け声とともに、鯰の池の水面に腰から下げた瓢箪をぽんと投げ入れた。 一瞬、水面に黄金色の波がさわわ、と沸き立ち、それはすぐに消えた。後にはゆらゆらと、水面に瓢箪が長閑な風

  • 『闘人サヴィニウス: 紫焔フィリア 2 』 葵むらさき Kindleストア | Amazon

    闘人サヴィニウス: 紫焔フィリア 2 | 葵むらさき | 小説・文芸 | Kindleストア | Amazon  2年振りかぐらいに、電子書籍化作業を致しました。 宇宙海賊ものシリーズ第二弾。 ≪あらすじ≫ 惑星国ガスル

  • 負社員 第8話 うちの上司が屁の役にも立たないんですが

    JUGEMテーマ:小説/詩 「鯰って、あのナマズ? ぬめっとした奴?」結城が自分の体の周りを自分の両掌で撫でおろし、あたかも自分自身がぬめっとしているかのような表現をした。「はい」天津は尚も周囲を気にしながら答える。「まあいってみ

  • 負社員 第7話 いきおいキャパオーバーするモチベーション

    JUGEMテーマ:小説/詩 「ジンリキ?」時中が訊き返し、「人力車?」結城が訊き返し、「神通力?」本原が訊き返した。「はい」天津が頷き、ふっと白光が消える。「あなたは、——あなた方は何者なんですか」時中が問う。「我々は」天津は言い

  • 負社員 第6話 其れを目の当りにした際は是非「けゃー」と

    JUGEMテーマ:小説/詩  鯰(なまず)は、水の中に体を沈めた。丁度よい頃合に濁った水だ。鯰はこのくらいの濁り加減が好きだった。その水の濁り具合は、鯰の元いた場所を思い出させる。その場所を、何と呼べばよいのだろう。冥界? カオス

  • 負社員 第5話 東海道五十三次を描く側とそれを鑑賞する側の違いとは

    JUGEMテーマ:小説/詩 「ちきゅう?」結城が唇を尖らせて大きく繰り返す。「地球って、我々が住んでるこの」足下に向け何度も人差し指を突き下ろしながら叫ぶ。「ぼくらの地球?」「——」天津は少しの間視線をさ迷わせたが「ぼくらの、と思

  • 負社員 第4話 それはさっくりと、心臓だけをえぐり取るような視線だった

    JUGEMテーマ:小説/詩 「つまりリソスフェアの下部にはアセノスフェアがありアセノスフェアの下部にはメソスフェアがあります。リソスフェアを作るのがプレートというものでこれはアセノスフェアの対流に乗って水平運動をしている、というの

  • 負社員 第3話 ぎゃっふー

    JUGEMテーマ:小説/詩 「許し?」「許し?」「許し?」 三人の問い返しが珍しくもまったくシンクロした。「はい」木之花が頷く。「許しって、誰の?」結城が目をまん丸くして訊く。「洞窟の神様?」本原が真顔で訊く。「——」時中は無言で

  • 負社員 第2話 疲れて溜息をつく、それはヒトに与えられた最高の特権

    JUGEMテーマ:小説/詩 「どうだった。今回の新人さんたちは」大山が問う。「そうねえ」木之花はふう、と息を吐きながら書類の挟まったファイルをばさりとデスクに置いた。「まだ初日だからなんとも言えないけれど…&hell

  • 負社員 第1話 極めて前向きに検討させて頂くと共に、一切の関与を否定致します

    JUGEMテーマ:日記・一般  時はゆっくりと、過ぎてゆく。  ず ずず ず …… ず  そしてそれは果てしなく悠長な、運動だった。  ずず ず ず …&he

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