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葵むらさき言語凝塊展示室 http://aomra.jugem.jp/

大人のためのお伽噺を書いています。

毎週火曜日WEB連載、毎週土曜日メールマガジン発行、毎日ツイッター小説配信中。

葵むらさき
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2019/04/27

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  • どうぶつたちのキャンプ 第57話

    JUGEMテーマ:小説/詩  「なあ」ふいに、隣で足早に進んでいるボブキャットが声をかけてきた。「うん、はい」モサヒーは返事をする。「あの、レイヴンっていう奴が捜してる動物ってさ」ボブキャットは小走りに進みながら空を見上

  • どうぶつたちのキャンプ 第56話

    JUGEMテーマ:小説/詩  「あれは誰だ〜い?」 それは、呼びかけというよりも──明らかに『歌』だった。「あそこにいる〜、あの大きな動物は〜」 高らかに朗らかに、歌声が響く。「熊かな? それともゴリラ?」 少なくともゴ

  • どうぶつたちのキャンプ 第55話

    JUGEMテーマ:小説/詩   ぎゃお──んん  遠吠えが聞こえた。 ボブキャットはびくりと身を竦ませたが、すぐに舌打ちして前進を再開した。「ごみ漁り屋か」と呟きつつ。 モサヒーの方はただちに生体信号を検索し、

  • どうぶつたちのキャンプ 第54話

    JUGEMテーマ:小説/詩   ──双葉……? ボブキャットはそれを聞いてふと足を止めた。池の畔だ。 そこに、アメリカビーバーがいることは先ほどから認知していたが、何しろそいつは池のど真ん中、

  • エレヴェイティド

    JUGEMテーマ:小説/詩  わかっている。私が降りるべき所は、一五七六階だ。イゴナロー階、と暗記した。以後成ろう階。そこで降りなければならない。 箱はただ黙々と私たちを運び続ける。上へ。箱とは言うが相当に広い。何人乗っているのだ

  • どうぶつたちのキャンプ 第53話

    JUGEMテーマ:小説/詩   モサヒーは大気圏上層にて宇宙に漂う無人偵察機に信号を送り、また管理者からの連絡を受け取った後、今日はいつものように真っ直ぐ帰ることはせず『偵察』を兼ねて広大な大陸の様子を眺めながら浮揚推進

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