それでは、PIONEER製『A-Y77』の各種スイッチ及びボリューム類の分解清掃に際し、これ等をコントロール基板から取り外したいと思います。 上へ掲載している画像上の専用道具は、サンハヤト製『HSK-200』です。本商品〔現行：HSK-300 〕は、安価な〝はんだ吸取器〟であって、当方が家電製品を自己修理する上で、今や必需品となっています。なお、本商品に関しては、販売名『はんだシュッ太郎〔現行：はんだシュッ太郎NEO〕...

以下へ掲載している画像上の商品は、東芝製『2SA1389』及び『2SC3546』です。 2014年7月、PIONEER製『A-Y77』に対する分解メンテナンスを実施した際、完全に乾燥していた〝熱伝導グリス〟と電気絶縁を目的とする〝Mica wafer〟を除去し、代替品のainex製『HT-10』を使用するつもりで、当該機に実装のヒート・シンクを取り外しました。 ヒート・シンクの裏面へ装着されていた4つのトランジスターは、全てが東芝製であり、内2...

PIONEER製『A-Y77』のコントロール基板の取り外しは、然程難しい作業ではありませんが、経験値の無い不慣れなままで着手すると、やっぱり戸惑う事も多いと思います。 通算7回以上の分解メンテナンスを実施した事のある当方に措いては、コントロール基板の取り外しに掛かる時間は概ね5分程度です。 本資料記事は、以下の不具合を是正する目的で、2023年9月2日より着手していた“NEW PROJECT SC77”のフルメンテナンスに関して...

【実装機】 PIONEER A-Y77 ……… 本機中央のAF基板（外周部付近／7箇所）  ※適宜、該当する実装機を追記する予定です。 リード線を取り外す方法は、以下へ掲載した画像上の通りです。 リード線と導通部が、長年に渡って噛み合っていると、コネクターを開錠しても当該線を簡単に取り外せない事があります。この場合は、リード線を軽く押し込みながら左右（長手方...

〔端 書〕 PIONEER製『A-Y77』は、かの“NEW PROJECT SC77”の〝アンプ〟として、その一翼を担う〝オーディオ機材〟です。（仕 様）※取扱説明書から一部抜粋。 外形寸法 420㎜×98㎜×287㎜（幅×高さ×奥行） 消費電力 160W（電気用品取締法） 実効出力 20㎐～20㎑     70W＋ 70W（歪率0.009％,8Ω）                          &nb...

自室の朝7時頃の温度は、10℃を下回る事、未だ3日前後しかありません。 昨年の今なら、室内でも4℃乃至7℃程度の寒さになっていて、起床する折はもう億劫で致し方ないはずです。 (≧∇≦)ﾉ Yes,sir!! 季節に対して鈍感な当方でも、今年は“暖冬”だとはっきり分かります…。 昨年11月下旬、全ての葉が落ちて大変心配していた〝パキラ〟ですが、1月7日に発芽を確認して、今や以下へ掲載している画像上の姿まで、瞬く間...

PIONEER製『DT-14』に関する自己修理の結末について未だ心残りである理由から、PIONEER製『A-Y77』の自己修理への意欲が全然湧いて来ないので、致し方なく本機のロータリー・ノブの〝ズレ〟に対する是正処置を2週間程度当方作業部屋にも一切入らず長考しておりました。 そこで、ふっと気が付いたのは、 PIONEER製『DT-14』のロータリー・ノブが、オーディオ機材の〝摘み〟に散見の二重構造であった事です。 PIONEER製『DT-14...

販売当時、カード・キー（以下、「スマート・キー」という。）の搭載車は、所謂〝スペシャリティ・カー〟の証でした。 カード・エントリー・システムは、スマート・キーを携帯するだけで、車外から鍵を使わなくても、全ドアの施錠・開錠或いはトランクを開ける事が出来ます。＜取扱説明書より＞ 当システムは、スマート・キーと車両側アンテナ（右側のドア・ミラー及びリア・バンパー部）との間で、電波を用いて暗証信号を交信...

2024年〔令和6年〕1月1日謹 賀 新 年本年も宜しくお願い申し上げます。  我 流「年賀状わんパグ」の一部図画を抜粋 巴里オリンピック開催の年となりました。夏季オリンピックは、陸上競技を中心とした鍛えられた身体能力が結果に繋がる競技が多く、かなり〝ワクワク、ドキドキ〟する大会です。ただ、世間では、紛争や政治資金についてのニュースばかりが大きく...

ラグビーワールドカップ 2023 フランス大会、日本代表の決勝トーナメントへの進出は、残念ながら成りませんでしたが、次回大会に対する期待はもう膨らむばかりです。 当大会前のテスト・マッチは、散々たる結果で最早目も当てられませんでしたが、リーチ・マイケル様の当大会での2本のトライについてはこの上ない程の感動を与えてくれました。1次リーグ戦では、日本代表の調子が試合を重ねる度に上向いた為、この度も決勝トー...

以下へ掲載した画像上のロータリー・スイッチは、旧アルプス電気（現アルプスアルパイン）製『SRRM263400』です。 この度の当該スイッチは、株式会社ボントン様にて購入致しました。オーディオ機材を自己修理する方に措いては、知る人ぞ知る…電子部品専門店ですが、当方は現在に至るまで1度も利用した事がありません。 当方自己修理の最後の一手として、前述の旧アルプス電気（現アルプスアルパイン）製『SRRM263400』を交換...

長年愛用のAmerican Express『Platinum Card』でしたが、今般漸く此れを手放す決意を固めました。 その理由は、 年会費が本年11月1日から改定される為です。（当方の年会費は、本年8月に支払済み。） 『Platinum Card』を手放す事に関しては、2年前より真剣に検討して参りましたが、担当コンシェルジュ様と電話にてご相談する度に、その決意は不甲斐にも毎回揺らいでしまいました。 当方にとっての『Platinum Card』は、...

タイマーLSIの交換を決意するに当たり、PIONEER製『DT-14』に実装された抵抗器、トランジスター、コンデンサー並びにタクト・スイッチの全数チェックを行いましたが、何れの電子部品からも不具合は発見されず、いよいよタイマーLSIが最も疑わしく感じられます。 タイマーLSIの不具合に関しては、マルチ・テスターを用いた電圧値等の測定により、その是非を簡易的に判断したいものの、残念ながら本機のサービス・マニュアルが入...

PIONEER製『DT-14』の〝現在時刻が正しく表示されない〟不具合は、各機能へ切り替える為のモード・セレクター（以下、「ロータリー・スイッチ」という。）に〝導通不良〟が起きているという考えから、当該スイッチに対する清掃作業を行いつつ、この度の不具合へ対処してみたいと思っています。 本来なら、ロータリー・スイッチを分解して、その固定接点及び可動接点を清掃すべきところ、2箇所の〝加締め〟を外す事が困難である...

PIONEER製『DT-14』のロータリー・スイッチを取り外す際に、毎度の如く作業の手が止まるのは、当該スイッチが実装の基板を持ち上げる前工程に於いて、パネル・ステーを事前に取り外すべきであったかどうか、過去の記憶を遡らなければならない時間が必要だからです。 現在に至るまで、本機を5回近く分解しているにも拘らず、なかなかその手順を思い出せないのは、大変忸怩たる思いでした。それも、この度の資料記事の掲載により...

〔端 書〕 PIONEER製『DT-14』は、かの“NEW PROJECT SC77”の〝タイマー〟として、その一翼を担う〝オーディオ機材〟です。（仕 様）※取扱説明書から一部抜粋。 外形寸法 207㎜×50㎜×201.5㎜（幅×高さ×奥行） 消費電力 6W（電気用品取締法） 時刻表示 蛍光表示管によるデジタル表示 時間精度 電源周波数に同期 重 量 1.7㎏ ...

幾つかの不具合に目を瞑りながら使用して参りましたが、左側のスピーカーより全く音が出なくなった為、10年前にも実施しているパイオニア製システムコンポ『SC77』に対する〝フルメンテナンス〟に関し、いよいよ来月から計画的に着手したいと考えています。 当然ながら〝フルメンテナンス〟と言っても、決して〝オーバーホール〟ではありません。同種同等の部品が入手困難である以上、当該フルメンテナンスに於いては、実装され...

内蓋パッキンを交換する時期は、その素材の色が〝白く〟変色したタイミングで行うのがベストだと、製造会社の修理受付ご担当者様から以前伺った事があります。 内蓋パッキンが劣化すると、内容器との密着性は弱まって、上蓋開閉摘み（以下、『フラット・フック』という。〕他の隙間より水蒸気が逃げ、当該器の保温力は低下するそうです。 当方に措いては、前述した保温力の低下を実感した事はありませんが、〝フラット・フック...

大変いつもお世話になっているディーラーのメカニックの方へご依頼した当方分解メンテナンス終了のカセット・チャンジャー（以下、「オート・カセット・セレクター」という。）の取り付けに関し、昨晩『…作業が終わりました。』とのご伝言があって、本日愛車レパードが拙宅へ戻って参りました。 オート・カセット・セレクターの楽曲が流れない車中での運転は、これで終わりだと喜んでいた早々…、 ヒドイ話です。 なぜ、この様...

十分な時間を費やしながら丁寧な作業を心掛けた、カセット・チェンジャー（以下、「オート・カセット・セレクター」という。）の今般分解メンテナンスが、漸く無事に終わりを迎える事が出来ました。カセット・テープの連奏を可能にしたローディング機構は、一体どういう仕組みで成り立っているのか大変興味がありましたので、とても有意義な作業になりました。 当方の記憶が正しければ、カセット・テープを5連奏以上再生可能と...