住所
出身
ハンドル名
zenzaiさん
ブログタイトル
鐔鑑賞記 by Zenzai
ブログURL
https://blog.goo.ne.jp/tsuba_001
ブログ紹介文
鍔や小柄など刀装小道具の作風・デザインを鑑賞記録
自由文
-
更新頻度(1年)

65回 / 76日(平均6.0回/週)

ブログ村参加:2019/04/01

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zenzaiさんのブログ記事

  • 花桐図鐔 埋忠重義 Shigeyoshi Tsuba

    花桐図鐔埋忠重義花桐図鐔埋忠重義桐花の上品な淡い紫色を金の色絵で表現している。桐は桜の後に野を彩る植物。彩るとは言っても、桜ほどには強い存在感を示すわけではない。穏やかで優しい色合い。四月の中頃だろうか、山梨県の塩山からちょっと山の方に小旅行をしたことがある。萌え始めた緑の中に淡い紫の色叢が所々に見られた。目的は桐花の鑑賞ではなかったのだが、つい見とれてしまった。山桜以上に存在感があるように感じられる。花桐図縁頭藤原政龍桐紋を意匠した花桐。洒落た感覚だ。花桐図鐔埋忠重義ShigeyoshiTsuba

  • 牡丹図小柄 高瀬榮壽 Eiju Kozuka

    牡丹図小柄高瀬榮壽牡丹図小柄高瀬榮壽町彫り金工らしい美しい表現になる牡丹図。花弁に量感があり、牡丹の特徴が鮮明。横谷宗珉以降、後藤家にはないこのような贅沢すぎる表現が流行している。絵画では狩野家の花鳥図屏風などに鑑られるように、美しい花、作品化された花は、見ているだけで安心し、穏やかな気分になれる。花鳥図が好まれたのはそのあたりに理由があるのだろう。もちろん牡丹は花の王と呼ばれているように品位の高い花である。牡丹図小柄高瀬榮壽EijuKozuka

  • 桜に燕図鍔 盛親 Morichika Tsuba

    桜に燕図鍔盛親桜に燕図鍔盛親ぼうっとしているあいだに春の花の季節が過ぎてしまった。この鐔は、ちょっと季節を遡って春の花、吉野の桜に燕が題材。桜は遠望のそれと、川の流れにのる花房。美しい場面を題に採り、東龍斎派に特徴的な夢の中にあるような構成。春霞か花の香りか…銀で縁取ったところがいい。飛翔する燕も構成線が美しい。45□桜に燕図鍔盛親MorichikaTsuba

  • 朝顔図鍔 宣政 Nobumasa Tsuba

    朝顔図鍔宣政朝顔図鍔宣政夏の花朝顔。これも長州鐔工の作。やはり唐草を背景に構成しているものの、南蛮の趣は微塵にも感じさせない。美しい作である。朝顔は、江戸時代に栽培が流行し、様々な、奇妙なといったほうが良いだろうか珍しい咲き方をする花が生み出された。朝顔図鍔宣政NobumasaTsuba

  • 鉄線唐草図鍔 岡田宣治 Nobuharu Tsuba

    鉄線唐草図鍔岡田宣治鉄線唐草図鍔岡田宣治鉄線は夏の花。長州鍔工らしい、正確な図柄構成と精密な彫刻になる作。こうなると南蛮風ではない、むしろ洗練味があり、洋風を採り入れた江戸の美意識が強く、近世の日本的な美観を突き詰めた作となっている。耳に唐草を巡らしているところは正阿弥派の影響であろう。正確で精密な彫刻。その美しさが際立っている。鉄の素材もまた美しい。鉄線唐草図鍔岡田宣治NobuharuTsuba

  • 唐花図鍔 南蛮 Nanban Tsuba

    唐花図鍔南蛮唐花図鍔南蛮こうして南蛮鐔、あるいは南蛮鐔の影響が窺える作を並べてみると壮観である。遺されている数の多さを考えると、確かに流行した理由も創造できよう。南蛮鐔の多くは銘がない。かなり有名な鐔工や金工も南蛮鐔を製作しているのではないだろうか。そんな思いが沸き上がる。この鐔は、頗る構成が優れている。唐花と言っていいのだろうか、鉄線花風の唐花と唐草の組み合わせ。とても優雅であり、彫口も鋭く丁寧、量感があり、動きがある。かなりの名工の手になるものであろう。初夏に勢いよく蔓を伸ばす鉄線花は、それゆえに好まれた図柄である。唐花図鍔南蛮NanbanTsuba

  • 霊獣図鍔 京正阿弥 Syoami Tsuba

    霊獣図鍔京正阿弥霊獣図鍔京正阿弥龍神と鳳凰が宝珠を追うといった構成であろうか、常にない奇麗な南蛮風の鐔である。鉄味も良く、金銀が濃密に施されている。鐔の下方に描かれている牡丹がいい。これも華やかな題材で、花の王とも呼ばれ、古くから好まれている。牡丹は春に花をつけるものと、冬が見ごろのものもある。鉄地に金銀の布目象嵌という手法から京都に栄えた正阿弥派の作とみられる。正阿弥派の鐔工も南蛮鐔を製作したのであろう。霊獣図鍔京正阿弥SyoamiTsuba

  • 蔦の細道図鍔 鵜飼清好 Kiyoyoshi Tsuba

    蔦の細道図鍔鵜飼清好蔦の細道図鍔鵜飼清好伊勢物語に取材した図柄。図の要である蔦の繁る東海道の難所の一つ宇津の谷を意匠化したもので、旅道具などを配して絵の内容を想い起させる工夫としている。南蛮鐔そのままかというと異なるが、唐草の表現は南蛮鍔の影響を少なからず受けていると思われ、絡み合うように立体的に組み合わされている。各部の彫刻は繊細である。蔦の細道図鍔鵜飼清好KiyoyoshiTsuba

  • 葡萄に栗鼠図鍔 長州友久 Tomohisa Tsuba

    葡萄に栗鼠図鍔長州友久葡萄に栗鼠図鍔長州友久同じ長州鐔工の、蔓を唐草状に彫り出し、繁る葉と葡萄、これに栗鼠を描いて豊穣の秋を表現した作。そもそも長州鍔工は植物図を正確に高彫表現するを得意とした。南蛮の唐草を背景に、我が国の自然風景観を見事に映し出している。葡萄に栗鼠図鍔長州友久TomohisaTsuba

  • 瓢箪図鍔 長州住久次 

    瓢箪図鍔長州住久次瓢箪図鍔長州住久次瓢箪を唐草状の蔓と共に肉彫表現した作。南蛮鐔の複雑な唐草文が背景にある。先に南蛮鐔の特徴が顕著な双龍図で紹介した久次と同人。即ち、久次はこのような作風を得意としたのであり、南蛮鐔作者の一人であることは明らか。瓢箪図鍔長州住久次

  • 千匹馬図鍔 矢上 Yagami Tsuba

    千匹馬図鍔矢上千匹馬図鍔矢上矢上光廣の作であろう、見てわかるように猿を馬に代えて濃密に肉彫表現した鍔。複雑だが、それぞれの馬は正確な構図からなる精巧な彫口。南蛮の密な肉彫による唐草がこのように変化した。千匹馬図鍔矢上YagamiTsuba

  • 千匹猿図鍔 南蛮 Nanban Tsuba

    千匹猿図鍔南蛮千匹猿図鍔南蛮耳に空隙を設け、中に小さな鉄の球を嵌め込んでいる。その球がカラカラと鈴のように鳴る、変わった作。この装飾は南蛮作の玉追龍図で見かけることがある。図柄はもちろん千匹猿が下地にあり、再び南蛮に向かったと思われる。製作地は不明ながら、我が国の職人の工夫が面白い作である。千匹猿図鍔南蛮NanbanTsuba

  • 千匹猿図鍔 仙陽黒晹 Tsuba

    千匹猿図鍔仙陽黒晹谷千匹猿図鍔仙陽黒晹谷作者については不詳。仙台鐔工と思われる。矢上光廣の作と変わりない出来。このように光廣が手本とされていると同時に、南蛮鐔からの影響も考えるべきであろう。千匹猿図鍔仙陽黒晹Tsuba

  • 千匹猿図鍔 矢上 Yagami Tsuba

    千匹猿図鍔矢上千匹猿図鍔矢上これも同じ図柄だが、切羽台まで猿を彫り表している。耳は菊花形で、いかにも南蛮鐔。猿の表情を見ると光廣のそれより幾分顔が横長に仕立てられている。同門の他工であろうか、それでも濃密に彫り出された猿が躍動的で面白い。千匹猿図鍔矢上YagamiTsuba

  • 千匹猿図鍔 肥州矢上光廣 Mitsuhiro Tsuba

    千匹猿図鍔肥州矢上光廣千匹猿図鍔肥州矢上光廣南蛮鐔の影響を受けたもので、複雑に絡み合う南蛮鐔の唐草を想わせるように連続させた猿猴図鍔。これを千匹猿という。光廣の得意とした図柄である。見ざる聞かざる言わざるの三猿、猿の首引き力比べなどが描かれているのは面白い。この鐔では耳を猿橋のような構成としている。千匹猿図鍔肥州矢上光廣MitsuhiroTsuba

  • 双龍図鍔 長州住久次 Hisatsugu Tsuba

    双龍図鍔長州住久次双龍図鍔長州住久次長州鐔工というと、山水図、植物図、龍神図などを写実的高彫表現するを得意としたことで良く知られているが、このような南蛮鐔も製作している。確かに九州に近い位置関係にある点も考慮するべきであろうが、南蛮鐔は意外にも全国各地で製作されていたようだ。双龍図鍔長州住久次HisatsuguTsuba

  • 八岐大蛇図鍔 南蛮 Nanban Tsuba

    八岐大蛇図鍔南蛮八岐大蛇図鍔南蛮画題は我が国の神話に取材している。造り込みや表現は南蛮の風合いが濃厚。耳の装飾、切羽台の文様も南蛮。江戸時代も下ってくると、このように南蛮風を意匠の要とする金工があらわれた。南蛮鐔は比較的多い。どうやら大きな流行があったようだ。そもそも西洋に開かれていた長崎辺りの金工が製作していたようだが、次第に各地で製作されるようになったと考えられる。八岐大蛇図鍔南蛮NanbanTsuba

  • 南蛮船図鍔 南蛮 Nanban Tsuba

    南蛮船図鍔南蛮南蛮船図鍔南蛮南蛮船という画題も珍しく、面白い。船の胴体には南蛮らしい唐草文が施されている。船を動かすための帆を操る船乗りがおり、舳先には龍神が意匠されている。南蛮船の絵画を見たのであろうか、想像を逞しくする金工の創作意識が窺えよう。南蛮船図鍔南蛮NanbanTsuba

  • 霊獣図縁頭 平戸國重 Kunishige Fuchigashira

    霊獣図縁頭平戸國重霊獣図縁頭平戸國重頭には剣のような十字架のような文様が施されている。縁は、古代中国の饕餮文のような、あるいは我が国の兜に装着される顰のような厳めしい文様。南蛮の縁頭は珍しい。霊獣図縁頭平戸國重KunishigeFuchigashira

  • 玉追龍図鍔 南蛮 Nanban Tsuba

    玉追龍図鍔南蛮玉追龍図鍔南蛮八角形は大宇宙を意味している。耳が面白い。蕨手であろうか、その連続で耳が仕立て上げられている。蕨手を連続させるとこうもなるのかと、改めて得心する。玉追龍図鍔南蛮NanbanTsuba

  • 鳳凰図鍔 南蛮 Nanban Tsuba

    鳳凰図鍔南蛮鳳凰図鍔南蛮なんて面白い図柄であろう、奇妙な花が大きな存在感を示している。主題は華麗な羽根を持つ鳳凰。鐔面に延びる触手のような花の存在、切羽台周辺の構成も複雑でいい。今の人がこれを面白がらないのは不思議だ。江戸時代の南蛮鐔の流行も理解できよう。南蛮鐔江戸時代の武人の感性を見習いたいものだ。鳳凰図鍔南蛮NanbanTsuba

  • 南蛮人図鍔 南蛮 Nanban Tsuba

    南蛮人図鍔南蛮南蛮人図鍔南蛮風変わりな図柄が面白い作。望遠鏡を覗く人物。花、鳥などの断片が唐草にちりばめられている。南蛮鐔に人物図は頗る珍しい。先進の文物には西洋の香りがある。奇妙な花は、未知の土地には想像もできないような花が咲いていると捉えたものであろう。西洋の物語を題材にしているのであろうか、唐草に紛れるようにタコの足が描かれているのも面白い。南蛮人図鍔南蛮NanbanTsuba

  • 南蛮模様図鐔 南蛮 Nanban Tsuba

    南蛮模様図鐔南蛮南蛮模様図鐔南蛮図柄が良く判らない。明らかに南蛮鐔で、西洋への憧憬が窺える作。だが、図柄文様の基本は蕨手の組み合わせで、束ね熨斗のような文様もあり、題材が日本的である点が面白い。山銅地肉彫金色絵。20□南蛮模様図鐔南蛮NanbanTsuba

  • 唐草に文散し図鍔 南蛮 Nanban Tsuba

    唐草に文散し図鍔南蛮唐草に文散し図鍔南蛮蜂、猿、鹿、鳥であろうか、この組み合わせには何らかの意味があると思われる。鹿に蜂のとり合わせは、「俸禄」と読ませたともいわれるが、本当のところは良く判らない。でも日本的な題材であり、南蛮鐔としては面白い。切羽台の形状が長方形である点、耳が二重式に仕立てられている点なども南蛮風である。唐草に文散し図鍔南蛮NanbanTsuba

  • 龍神図鍔 南蛮 Nanban Tsuba

    龍神図鍔南蛮龍神図鍔南蛮唐草に龍。唐草には我が国にはないような花が開いている様子を肉彫金布目象嵌で表している。切羽台形状が変わっている点も南蛮風。龍神の姿態は雨龍と呼ばれるような草体が多い。龍神図鍔南蛮NanbanTsuba

  • 鈴引獅子図鍔 南蛮 Nanban Tsuba

    鈴引獅子図鍔南蛮鈴引獅子図鍔南蛮獅子が鈴を引いている図は、頗る日本的な題材ではないだろうか。その図柄で南蛮の風合いを求めた、頗る面白い作。南蛮鐔の特徴の一つに切羽台を長方形にし、表面に文様を施す点も挙げられる。この鐔では、切羽台に青海波を彫り込んでいる。青海波文も多々みられる。著作権のない時代だから何をしてもかまわなかったのであろう。南蛮鐔には銘もないし、「南蛮」で通っていたのだろう。現代では、たとえ「著作権により使用を禁じる」といった文言や「コピーライト」の記号が付いていなくても、そのまま使用してはいけないのは当然。現在のWebの世界は、誰かが撮った写真を無断で用いたり、文章をそのまま用いたりと、無法の状況だ。どこかの記事から無断で使用したのでは、むしろ恥ずかしいだろう。使いたいのであれば使いたいと連絡してほ...鈴引獅子図鍔南蛮NanbanTsuba

  • 霊獣図鍔 南蛮 Nanban Tsuba

    霊獣図鍔南蛮霊獣図鍔南蛮龍だか何だか判らないような龍神図もある。この鐔が良い例で、獅子のようにも見えるし、龍のようでもある。南蛮鐔の特徴の一つに、耳の仕立てを二重三重にする点も挙げられる。この鐔では耳を土手耳風にし、さらに点を連続させている。唐草は全世界に共通して生まれている文様だ。南蛮だけでない。でも、唐草にも地域の特色がある。シルクロードを経て我が国に来た唐草とは確かに異なる。霊獣図鍔南蛮NanbanTsuba

  • 龍神図鍔 南蛮 Nanban Tsuba

    龍神図鍔南蛮龍神図鍔南蛮南蛮鐔は南蛮や中国で製作されたものではない。南蛮風の装飾が施された我が国のものである。だから、打刀に装着することを想定して切羽台や櫃穴が製作されている。図柄はこのような唐草が多い。唐草と組み合わせた龍神も多い。唐草と龍神は立体的描法で、唐草の隙間を龍がくぐりぬけているような構成もある。龍神図鍔南蛮NanbanTsuba

  • 双龍図鍔 平戸住國重 Kunishige Tsuba

    双龍図鍔平戸住國重双龍図鍔平戸住國重これも真鍮地に巴状に構成された双龍に特徴のある作。裏面は、この工が良く採る波の図。やはり腐らかし処理で地に変化を与えている。さて、南蛮鐔とは何だろう。そもそも南蛮とは西洋のことであり、室町時代に輸入された南蛮物と呼ばれる品々に施されていた装飾に代表される。南蛮とは中国から見て南の方角に位置する蛮国であるとの意味合いがあり、西洋の貿易船が中国の南を経由して我が国に来たことからの呼称だ。だから、南蛮風の装飾には中国の風合いも含まれていると考えられたのであろうか。純然たる西洋風ではないところに面白みがある。双龍図鍔平戸住國重KunishigeTsuba

  • 双龍図鍔 平戸國重 Kunishige Tsuba

    双龍図鍔平戸國重双龍図鍔平戸國重南蛮風の鐔を製作した國重も、腐らかし処理をした作品を遺している。双龍を図として好んでいるのも、南蛮を意識した理由であろう、龍神の潜む雲を暗示したものか、図柄の背景として腐らかし処理が活かされている。明瞭に肌合いが現れているのが切羽台辺り。この鐔は真鍮地を彫り込み、耳を高く仕立て、図柄も肉の高い描法。巴状に龍神を布置している。双龍図鍔平戸國重KunishigeTsuba