東大の学部3000人に占める割合で、本郷や都心駅前の中国人専門塾出身者が激増みたいな間違った報道を以前批判させてもらったが、学齢期以前から日本で勉強し、日本の難関進学校から、日本人の同級生と切磋琢磨した末に東大の学部へ一般受験入学する子たちは、私の同僚の子女にもいる。浪人率も低くないが、彼らは前者(外国学校出身枠で無双みたいな)とは意味もメンタルも全く違う。---SAPIXのαクラスで「無双」した彼らが目指すのは開成や桜蔭、筑波大学附属駒場中といった、東大合格者ランキングで上位に並ぶ名門校だ。彼らの多くは東大や医学部で圧倒的な合格実績を持つ受験指導専門塾、「鉄緑会」の門戸を叩き、そして東大や医学部へと進学していく。就職でも、総合商社や外資系コンサルティング会社や投資銀行の新入社員で中国系の名字は珍しくない...幼いころから日本社会で切磋琢磨した子供たちは別モノ