梅雨が明けていないにもかかわらず、真夏のような日々が続いています。その上、雨も全く降らないので、そろそろ水不足
人間と一緒で、稲も"環境"の影響を大きく受けて育ちます。稲の場合はその年の気候次第でお米の出来が違ってきます。毎年同じことをやっていても、気候次第で豊作にもなったり、不作だったりと結果が違ってくるのが難しいところです。 今年、印象的だったのが稲が倒伏した田んぼが多かったこと。出穂後に雨が続いたことが原因だと思うのですが、ここまで見事に倒れたのは今まで見たことが無いくらいです。地域的なもので、他の農家さんの田んぼも広範囲にわたって倒れてしまいました。 倒れた稲のお米は、まず、土と一緒に刈り上げるので小石がたくさん混じります。これは機械でほとんど除去できるのですが、 白や緑の未熟米、小粒なお米が多くなります。倒れてしまった稲は日当たりが悪くなってあまり登熟出来なくなるので、品質が悪くなります。今年はこのお米が異常に多かったです。 逆に意外だったのが、例年だと大量に発生するカメムシによる被害米。黒っぽいお米が被害米なのですが、今年は少ないというよりもほとんど無かったです。農薬不使用の田んぼでも同様で、なぜ?というような感じでした。梅雨時期に雨が降らなかったことや、7月8月と高温期が長期にわたって続いたことが原因だったのかはわかりませんが、カメムシが田んぼにほとんどいなかったみたいです。
4年度の稲刈りがやっと終わりました。今年も疲れました。 稲刈り最終日ということで、刈っている様子を見に来ました。前回稲刈りの様子を見に来たのが8月の後半でかなり暑かった記憶があるのですが、10月も中旬になると日中でも快適な気温です。晴天で稲刈り日和です。まだ稲は青いのですが、温度が足らなくてもう登熟もほとんどしなくなるので刈ってしまいます。 今年の稲刈りもいろいろと苦労しましたが、例年と一番違ったのが、稲の倒伏が異常に多かったことです。毎年同じようなことをしていても、その年の気候で結果が異なってくるのが栽培の難しいところです。なので、良い収穫を迎えられるとやはりうれしいです。 稲を刈るのは終わりましたが、この収穫したお米の後始末がたくさん残っているのでしばらくは作業が続きます。10月中には機械と施設の片付けと清掃を終わらせてしまいたいです。
気が付いたらあっという間に10月。前回の更新から1ヶ月空いてしまいましたが、とにかく農業の収穫期は忙しいです。 日中はモミの荷受けと乾燥。夜間は乾燥が終わったものから、モミすり~袋詰めの作業をひたすら繰り返していたら10月になっていたという感じです。晴れている日はずっと稲刈りが続くので、その後始末のもみすり作業も毎日です。日を跨いでから帰ることがほとんどなので、体力的にもかなりきつかったです。 近くに飼育場があるので、コウノトリが稲刈り後の田んぼでエサを探しているのをよく見かけました。最初に飛来した頃は珍しかったのですが、こう頻繁に田んぼで見かけるようになると地域に馴染んて来たかな、という感じもします。 新幹線の越前たけふ駅前の最後に植えた田んぼ。もういつ刈っても良いような色をしていますが、天候が安定しないので、晴れの日待ち。あと3日ほどで今年の稲刈りが全部終わる予定なので、最後まで頑張っていきます。
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7月に入って、北陸地方は梅雨がまだ明けていないのに毎日暑いですね。この時期はどうしても雨が降って欲しいのですが
梅雨入りしてから急に蒸し暑くなって、最初の数日の外作業はかなりつらかったです。ですが、人間の体はすごいものでこ
田植えが始まってから全く更新できませんでした。たいへん申し訳ございません。毎年同じことをやっているのに今年は特
今年の春はやっぱり寒いのか、雑草もあまり伸びていなかったので少し楽が出来ていたのですが、そろそろ草刈りのシーズ
ちょっと更新が遅れましたが、今年の稲の育苗が始まりました。 皆様の地域の桜はどのような感じでしょうか。日本は南
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先週は雪が積もってまだまだ冬が続くのかな?と思っていたら今週は初夏の陽気。春はどこに行ってしまったのでしょうか
やっと田んぼの雪が消えたので今年の稲作の準備を始めていきたいと思います。例年に比べると雪解けが遅く開始がかなり
今年の冬は昨年までと違ってかなり雪が降りました。数年ぶりの大雪だったので生活面での不便さも久々に実感した冬でも
日頃より、大変お世話になっております。 今年もあとわずかとなりました。 来年も、皆様の食卓に笑顔があふれるよう
収穫後のお米の後始末も一通り終わったので乾燥調製用の機械の清掃と施設の清掃を行います。 約2ヶ月間使った乾燥施
2024年の稲刈りもようやく終わりました。 水稲栽培は基本的に昨年の稲刈り後から始まって、今年の稲刈り終了まで
まだ稲刈り終わっていません。やっと残りあと3反で終わりです。 10月になると日差しも柔らかく日中もかなりさわや
今回の台風10号、太平洋側はかなり雨が酷かったみたいですが、日本海側の福井県はそよ風と適度な雨程度でほとんど被
日本は南北で結構な気温差があるので、稲刈りのシーズンというのは地域ごとに異なっています。福井県ではだいたいお盆
稲の穂が出ることを出穂(しゅっすい)と言います。近年は毎年暑いのですが、今年はさらに暑いのか、穂が出る時期が例
ようやく北陸地方も梅雨明けしました。と言っても、福井県は北陸で一番南なので、1週間ほど前からほぼ梅雨明けの状態
今年の梅雨は本当に雨が多いですね。全国各地の大雨被害のニュースが毎日のように報じられているので、稲にとってはあ
田植えから稲刈りまでの期間は、ほぼ毎日田んぼの周囲の草刈り。農家の作業のうち、作業時間の半分以上が草刈り作業の
田植えから稲刈りまでの期間は、ほぼ毎日田んぼの周囲の草刈り。農家の作業のうち、作業時間の半分以上が草刈り作業の
いつも皆さんが見慣れている田んぼというのは、たぶん稲だけが水面から出ているだけの状態だと思いますが、これはほと
7月に入って、今年は雨が多い梅雨らしい梅雨を迎えています。昨年はこの時期にほとんど雨が降らなかったので、今年ぐ
ご無沙汰しております。やっと2024年の田植えが終わりました。 ギリギリですが、今年も何とか梅雨入り前までに田
今年のGWはいかがでしたでしょうか。どこかへ遊びに行った人もいれば、お家でゆっくりされた方もいらっしゃると思い
そろそろ5月の大型連休の時期ですが、稲作農家にとっては田植え週間です。専業農家はもちろんですが、農業以外の仕事
福井県もようやく桜が満開になりました。毎年、桜の開花の時期に1回目の稲の種まきが始まり、育苗と田植えを繰り替え
田植えまで1ヶ月となりました。そろそろ苗の準備に取り掛かりたいと思います。まずは種の消毒から。 いつもの温湯消
3月に入ってからというもの雨がずっと続いていて、一向に”春らしさ”というのが見えてきません。日本もとうとう雨季
2月後半からかなり暖かくなって、もう外作業をしてもいいかな?と思っていたら今までずっと雨の日。ようやく雨が上が
今年の冬は一段と暖かく、まだ2月の中旬ですが、もう4月の陽気。前回降った雪もあっという間に消えてしまいました。 例年だと3月頃から田んぼの準備を始めるのですが、今年はそろそろ始めてもよさそうな雰囲気。天気だけ見るともう雪は降らなさそうですが、他の農家さんはまだ誰も動いていないので、こっちも少し様子見です。 例年だと、福井県の田植えは4月下旬頃からがメインシーズンになりますが、2月からこれだけ暖かいと田植えの時期も早くする必要があるのかもしれません。栽培時期がずれると収穫期も変わってくるので、自然環境に合わせて行う仕事というのは難しいです。 春というと自然界の生き物は子育てのシーズン。今年のコウノトリはどうでしょうか。今年は雪解けとともにかなり早めにやってきたので期待できそうです。
2024年の冬は今年も暖かくて、雨は降っても雪にはならず、このまま春になるのかな?と思っていたら急な大雪。一晩で結構積もりました。 昨日までは全く雪が降っていなかったのに、朝起きたらこんな風になっていたら驚きます。風景がほぼ白と黒だけになって、色数も減るのか画像のファイルサイズもいつもよりも小さくなるのがちょっと面白いです。 一晩でだいたい40cmぐらいでしょうか。これくらいなら大丈夫ですが、1mを超えると屋根の雪を降ろさないといけないので大変。近年はそこまで積もることもなくなったので、だいぶん楽にはなりました。 道路はこんな感じ。田舎は車が無いと何もできないので道路は本当にライフライン。食糧はもちろんですが、救急車、消防車、電気や水道の問題が発生しても道路が通れないと死活問題なので雪国の冬は生活するのも大変。都市部の生活に慣れてしまうと不便な田舎に帰りたくないというのも理解できます。 雪は降っただけ積もるので、数時間おきに敷地内の雪を除けるもの雪国の日課。いい運動になります。