chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
高山農園のお米作り https://okomenotakayama.com/blog/

無農薬栽培や特別栽培など農薬に出来るだけ頼らない、おいしいお米作りに取り組んでいます。

高山農園
フォロー
住所
越前市
出身
越前市
ブログ村参加

2019/03/24

1件〜100件

  • お米の乾燥

    収穫したばかりのお米は水分が高く保存には不向きなので、既定の水分以下になるまで乾燥機を使って乾燥させます。 穀物用の大型の乾燥機。昔はお米を作っている田舎の家だと1件に1台はあったと思います。近年は、カントリーエレベーターに持っていったり、他の農家さんに委託することが多いので、こんな大きな乾燥機を持っているところは少なくなってきました。 お米の水分ですが、「すべての米粒を15%以下」になるように乾燥させます。お米は穂の頭の方と根本でも水分が違いますし、田んぼの場所によっても異なります。そのため、収穫したてのお米の水分はバラバラです。それが乾燥させていくと意外と収束していくので不思議なものです。 それでも、規定以上の水分値がでてしまうと規格外のお米になってしまうので乾燥作業にはかなり気を使います。1回の乾燥が終わるまで本当に何度も水分計で水分を計ります。 基本的に乾燥は1晩で終わらせます。翌日の稲刈りに間に合うように作業をするので、朝は5時前から水分を見に行きます。それから微調整をしてお昼前には完了といった感じです。6月だと朝5時はもう日が昇っていたのですが、9月だとだいぶん暗いです。 乾燥機の燃料は灯油です。今年はものすごく値上がりしているのでかなり大変です。出来るだけ収穫する前の田んぼで乾かしたいのですが、天気や刈遅れのことを考えるとそんなことも言っていられないので、時期が来たら刈るといった感じです。 コシヒカリも良い感じになってきました。ただ、台風が来ているのでそれだけが心配です。

  • 4年度の稲刈り開始

    季節は夏から秋に変わる時期なので、天気が悪い日が続いています。毎年田植えはこの時期から始まるので、晴れの日を選んでの田植えです。9月に入ると天気も安定すると思うのですが、しばらくの辛抱です。 自分は乾燥調製担当なので田んぼには行かず、施設内での作業がメインです。コンテナいっぱいに収穫してきたモミ(殻付きの玄米)を乾燥機に入れることろから、きれいな玄米に選別・袋詰めするところまでを行います。 収穫したてのモミ。かなりいろんなものが混じっています。これから様々な選別機を通してきれいにしていきます。それにしてもヒエ(雑草)の種が異常に多いです。 ちょっと田んぼの様子を見に来たら、"雑草の中の稲"を刈っていました。除草剤はもちろん入っているのですが、効かないとこんな感じの稲刈りになります。無農薬栽培の田んぼよりも状態はひどいです。ヒエに覆いかぶされて倒伏している稲が多いので、おそらく小石の混入が多く、玄米も小粒で乳白米が多いと思います。こんな状態になってしまうと収量も見込めません。

  • 稲刈り準備

    毎年のことですが、お盆を過ぎると急に天気が悪い日が多くなります。これから稲刈りシーズンなので晴れて欲しいのですが、なかなかそういうわけにはいかないみたいです。 天気が悪い日は乾燥調製で使用する機械の清掃と整備。昨年の稲刈り後にきれいに清掃した機械でも一年経つとなぜがゴミが出てきます。保存期間の害虫の被害も考えられるので、使用前にもう一度きれいに清掃をします。 全部の機械の清掃が終わったら、乾燥機から袋詰め用の機械までを接続し、1つのラインを作ります。そして一番緊張する動作チェック。一年ぶりに使用する機械なので、稀にスイッチを入れても"動かない"ということがあるので、何事もなく動いてくれると安心します。雑用係の自分はこれから2か月間、稲刈りの手伝いはせず、この施設での収穫後の作業がメインになります。 お米の水分チェック。皆さんに届く白米や玄米は水分15%以下に調製した硬いお米ですが、収穫前は歯で噛むと簡単につぶれてしまうようなお米です。これを収穫した後に保存が効くように乾燥させます。 ちょっと水分高めですが、天気予報を見ると稲刈りが出来る日があまり無いので早めに刈る予定です。稲刈りシーズン中は本当に天気予報ばかり見ています。

  • 夏の終わり

    毎年のことですが、お盆も過ぎる頃になると、かなり強めのまとまった雨が降ります。この雨が来ると今年の夏も終わりという感じになります。 先日の災害から10日ほど経ちました。日野川の水はかなり少なくなったのですが、水は相変わらず濁ったまま。 この川水がパイプラインで田んぼに運ばれてくるので、田んぼの水もドロドロということはないですが、かなり濁り気味。しばらくはこんな状態が続きそうです。 もうこの頃になると、田んぼの作業もあぜ道の草刈りと水管理のみ。あとは稲刈りを待つのみとなってきました。それにしても夏草は春の草とは違って茎が硬いです。刈っていても抵抗感があるので、かなり疲れます。 最後に植えたコシヒカリもようやく穂が出始めました。田植えから約2ヶ月で出穂なので一般的な栽培稲よりもかなり早いです。栽培期間が短い分、分けつは少なく、稲の姿も全体的に小ぶりな感じ。なので、遅植えをするとどうしても収量が見込めません。その代わり、食味が期待できるのでやる価値はあると思います。

  • 雨上がり

    こんなに降るとは思っていなかった8月の雨です。 高さ3mぐらいある、山の谷川から流れ込む川です。一級河川の最上流の川の1つです。雨が降ってもいつもはこんな感じですが、 今日はこんな具合で、ここまでの色と水量は見たことが無いです。勢いがすごすぎて怖いです。 町内を流れる別の川と合流。すでに道路よりも水位が高いです。 そして今回問題の日野川。2日ほど前はこんな感じで細々とした流れでしたが、 今日はとんでもないことになっていました。ちょうどこの堤防横に栽培中の田んぼがあるのですが、さすがに今日は草刈りは怖くてできなかったです。 ここまで荒ぶっている日野川を見るのは初めてです。今年改修したばかりの橋もギリギリ耐えているみたい。 パイプライン用水が無かった時代は川から水を引いていたので、田んぼはこのような大きな川の側に広がっています。ニュース映像でも田んぼが冠水しているのがよく映ると思いますが、堤防が決壊すると一番に被害に遭うのも田んぼです。水がなくてもダメ、多すぎてもダメ、本当に天候次第なのが農業の難しいところの1つだと思います。 こんな中でも稲は何事もなく穂を伸ばしています。農薬不使用栽培のミルキークイーンも穂が出そろって頭も垂れてきました。下草もたくさん生えていますが、それでも今年は元気に色落ちもせず順調みたいです。

  • 大雨

    待ちに待った雨ですが、ちょっと降りすぎです。 定期的に降ってくれるのが良いのですが、今回はあまりにもまとまりすぎた雨で田んぼもドボドボ。5月後半に植えたコシヒカリやミルキークイーンの穂がちょうど伸びてきた時期なので、きちんと受粉してくれるかが心配。 田んぼの排水を開けっ放しにしていてもすごい勢いで水が流れていきます。この水が水路を通って小川に流れ、河川に合流し、最終的に海に行きつきます。最上流の田んぼでかなりの水量なので、この何千、何万枚の田んぼの水が流れ込む一級河川だとすごい量になると思います。

  • 梅雨の戻り

    6月の後半に梅雨が明けてしまって水不足を心配していましたが、逆に田んぼを乾かす時期になってから雨が続いています。水がもらえるので稲は元気なのですが、田んぼがなかなか乾かなくて困っています。 「梅雨の戻り」なんていう便利な言葉があるようですが、6月の梅雨の間は全く雨が降らなかったので、ようやく梅雨入りしたかな?というような感じがしています。なので、今日は梅雨の中休みみたいな良い天気です。 この時期の田んぼは緑一色ですが、品種ごとにどんどん田んぼの色が黄金色に変わっていきます。 久しぶりの良い天気だったためか、「ハナエチゼン」の穂がきれいに出揃いました。気温が上がると一気に花も咲かせます。 今年はカメムシもやや多めな感じ。田んぼにいるカメムシはほっそりとしたスリムな体形をしています。この虫はお米の汁を吸い、虫害に遭うとお米が黒く変色する、いわゆる黒点米になってしまうのでとても厄介です。カメムシは花粉の匂いにつられてやってくるという話を聞いたことがあるので、出穂期に石灰でもまくと臭い消しになってよいかもしれません。

  • 追肥

    稲が背丈を伸ばす生長を終え、穂づくりの時期に入ったので、追加の肥料(追肥)を散布してやります。 こんな機械に肥料を入れて、これを背負って田んぼの周囲から風の力で飛ばして散布します。肥料がだいたい20kg、機械が10kgぐらいあるので、暑さと重さでこの時期の作業はつらいです。 これは有機肥料。一言で表すと、生ゴミをバラバラにして固めて乾燥させたものです。肥料効率が悪いので、どうしても栽培の途中で今回のように追加で肥料を散布してあげる必要があります。この暑い時期だと臭いも結構きついです。 こちらは化学肥料。作物に必要な成分を固めたもので、生育ステージに合わせてゆっくりと溶け出すので、田植え時に同時に散布してあげるだけで稲刈りまで追肥なしでも問題ないくらいです。品種に合わせた専用の肥料もあり、肥料効率も良いので有機肥料よりも安定して収量が良いです。ものすごく便利なのですが、現在とんでもなく値上がりしています。燃料代も値上がり、肥料も値上がりで、農産物が値上がり、そしてそれを基にした加工食品が値上げされていくのも納得していただければと思います。 コンクリートの畦(アゼ)の上を歩きながら散布するのは落ちそうで怖いです。草刈りをしなくても良いコンクリートのあぜ道ですが、この作業の時だけは大変です。 また、田んぼが大きすぎると田んぼの周囲からは届かない場所があるので、その場合は田んぼの中を歩いて散布します。これが一番きついです。荷物は重いし、足元はひざ下まで泥、おまけに暑いので、1回田んぼの中で散布しただけで汗びっしょりフラフラになります。早くドローンで散布できるようになってほしいです。

  • 待望の雨

    やっと降ってくれました。台風が運んできてくれたまとまった雨です。 7月から農業用の取水制限も始まっていたので、このままずっと雨が降らなかったらどうしようかと考えていたところ、何とか雨が降ってくれました。とりあえずは一安心、ということにはならないみたいで、肝心の(日野川へ流れる)ダムの貯水率が46%ぐらいしかなく、今後も心配は続きます。 雨が降ってくれないと農作物も心配ですが、自分たちも休めないので困ります。

  • 梅雨明け2022

    6月上旬の田植えをしていた頃は、梅雨入り前に何とか田植えを終わらせてしまいたいと思っていましたが、その後梅雨入り、そしてあっという間に梅雨が明けてしまいました。雨が全く降っていません。 夕日ではなく朝日です。朝5時前から田んぼの水の見回り。太陽が出てくるとあっという間に暑くなるので、田んぼの巡回は太陽が出ていない間に。 毎日これだけ暑いと田んぼにたっぷり張った水の減り方も激しいです。梅雨の間にほとんど雨が降らなかったので今年は水不足の様相です。 この時期のメインの作業はあぜ道の草刈り。「除草」は農家にとって一番つらい作業だと思います。除草剤にしろ、草刈りにしろ、どれだけ草を減らしても雑草は無くならず必ず生えてきます。終わらない作業を毎月、毎年、延々と続けないといけないので、たまに「何をやっているのだろう」と考えてしまうこともあります。 気温は35度前後、周りは水がたっぷりの田んぼなので、草刈り作業中はとにかく蒸し暑いです。汗をかいても乾かないので不快感も強く、一日中草刈りをしていると気分的にも滅入ります。

  • 片付け

    田植えが終わったので、ぼちぼちですが育苗関連の備品や機械を片付けています。稲作は一年に一度なので、使用する備品も一年で1シーズンだけ。一年間保管しておく場所を作るのも結構たいへんです。 育苗箱は水洗いして保管。何千枚もあるので、洗浄機で洗っても結構時間がかかります。さらに積み重ねておいても場所をとるので、置場所にも困ります。 育苗で使用したビニールハウスも骨組み以外は全部外します。不要になった苗を処分し、プール用のシートを片付け、天井と側面のシートを外し・・・、とやっているとなかなか片付きません。梅雨本番になる前に終わらせてしまいたいです。 とある田んぼの裏にある建物の壁。小さい虫がたくさんついていますが。 これ全部トンボ。 この時期はトンボがヤゴから成虫になる時期なので、朝、田んぼに行くとものすごい数のトンボが飛んでいます。それを狙ってか、ツバメもヒナに餌をやるために狩りに来ているので、早朝の田んぼはかなり賑やかです。

  • 2022年の田植え終了

    今年の田植えもようやく終わりました。長かったです。 4月末からの田植えも2ヶ月弱でなんとか終えることが出来ました。ちょうど北陸地方の梅雨入りが発表されたので、雨季に入るギリギリでした。昨年と同様に今年も苦労したのが、購入7年目の田植え機のトラブル。田植え機のダブル車輪の内側が2本とも外れたり、植え付け用の爪の具合が悪くて苗を植えていかなかったりと、いろんな所が傷んできました。そろそろ買い替えの時期ですが、田植え機ってものすごく高いので簡単に買い替えということもできないのです。農業用の機械は本当に高い物ばかりです。

  • 田植え 残りあと少し

    4月末から始まった田植えもようやく終わりが見えてきました。あと4ha植えたら終わりです。 苗も残り1棟分。育苗の作業が終わったので少し余裕が出てきましたが、それでも毎日朝5時くらいから何かしらの作業をしているくらいなので、田植えが終わるまでは休めません。最後に植えるのは無農薬栽培のコシヒカリ。コシヒカリを植える時期としては遅いので収量は見込めませんが、食味に期待です。 新幹線の「越前たけふ駅」前の田んぼでの田植え。この田んぼも数年後にはなくなって、駅前開発でここら一帯に建物が建っていくみたいです。ほんとにこの駅の周りは田んぼしかないので少しでも賑やかになってくれればと思いますが、今までお世話になっていた農地が無くなっていくのも残念です。ちなみに駅名の「たけふ」とは、越前市になる前の市名が武生(たけふ)市だったので、その名残です。

  • 忙しいです

    田植えシーズンが始まってしまうと育苗~田植えを繰り返していくので、休む暇もありません。毎日、日の出から日の入りまでが外作業時間です。 5月の田植えは業者さんへ出荷用コシヒカリ、タンチョウモチ、黒米まで終了。田植えの全体の約3分の1くらいは終わったでしょうか。消毒が終わっていない種もまだあるので、終わりが見えません。 先日、こんな道具を使いました。田植えで使う道具ですが、最近ではまず使う人はいないと思います。 田面を転がして、田んぼに筋をつける道具で、筋が交差しているところに手で苗を植えます。田植え機が無い時代はこうやって手で田植えをしていたということです。 それで、誰が田植えをしたかというと、様子は下記のリンクから。 9105,47,html 左が田植え機で植えた場所、右が生徒の手植えです。田植え機でのきれいな田植えを見て、先生の「君らが植えたよりも圧倒的だろ」に対して、生徒の「(自分たちが出て植えた方が)愛情がこもっている」の一言。こういった言葉が言える人に将来は農業を継いでほしいと思いました。

  • ハナエチゼン 田植えの続き

    毎日天気がコロコロと変わって1日おきに雨が降るので、1日おきに田植えをしています。 田んぼの場所も1ヶ所に固まっているのではなく、いろんなところにあるので移動もたいへんです。この田んぼは大川沿いの石がゴロゴロしている砂地の田んぼ。田んぼはよく乾くのですが、肥料の持ちが悪いので良さそうにみえて思ったほど収量の無い田んぼです。 こっちは山の中の粘土質の田んぼ。周りをぐるりと山で囲まれているので獣害がひどいです。草刈りも大変。さらに日当たりが悪いのでこっちもあまり収量が良くありません。生産に余力があっても栽培に適した田んぼを選べないのが悩ましいとことです。 田植え中にふと上空を見ると珍しい鳥が2羽。 コウノトリでした。シラサギやアオサギとは違って首をまっすぐにして飛ぶので、それで見分けがつきます。大塩の巣塔のある地域はカラスの縄張りなのでちょっと離れた山奥まで飛んできたのでしょうか。

  • 4年度の田植え開始

    2022年の田植えが始まりました。今年は32haを6月中旬頃まで田植えをする予定です。 毎年のことですが、4月の下旬というと天気の悪い日が多いです。田植えは晴れていないと都合が悪いので、"天気の良い日があったら田植えをする"という感じになります。予定通りに「予定がずれる」のはいつものことなので、それを見越して育苗なども行っています。ですが、今年は育苗期間中の気温が高かったので苗が伸びすぎてしまいました。 田植え開始。田植え機の後ろに乗るのも一年ぶりで、ずっと苗と肥料の補充をしています。8条の田植え機で10aあたり約15分で植えていきます。大きい川の傍の田んぼだと大き目の石がゴロゴロしているので、田植え機もかなり揺れます。田植え機は基本運転手一人乗りなので、さらにもう一人乗っていると結構落ちそうで危ないです。 田植え後の田んぼはこんな感じでスカスカ。稲は1本の株から複数本の株に増えるので、1ヶ月もすると青々としてきます。毎年同じようなことをしていても違った結果になる農業ですが、今年はどんな栽培になるのか不安でもあり、楽しみでもあります。

  • 苗いろいろ

    今年の4月は気温が高い日が多いためか苗も良く伸びます。というか伸びすぎなくらいで、田植えまで持たないくらいです。 こちらは一番最初に準備した「ハナエチゼン」の苗。もういつでも植えられます。1葉目までが長いのが心配ですが、プールでだいぶん水圧を掛けたので茎はかなりしっかりしています。育苗中盤からかなり暑かったので肥料も切れかけで老化しそうです。 この緑の絨毯みたいなのは「にこまる」の苗。結構早めに植えるのですが、刈るのは一番最後になるくらい栽培期間は長い品種です。 床土の種類を間違えて全部無肥料にしてしまい、土の上から肥料をまいたのですが、ようやく色が出てきました。1葉目が1週間たっても展開しなかったので慌てました。 この半分水没しているのが慣行のコシヒカリの苗。プールに水を張ったら雨が降ってもビニールハウスは全開です。なので、雨でプールの水が溢れかえっています。こんな状態でも腐ってしまうことなく問題なく生長するので稲はすごいです。 何故か直立しているもち米「タンチョウモチ」の苗。苗の勢いが違います。これから育苗期間中も暑くなるので、床土は覆土だけ有機肥料入りで下土は無肥料です。あとで追肥します。初期の肥料を減らさないと有機肥料でも効きすぎてしまうので、ちょっと手間ですが工夫しています。 こちらは黒米。いかにもといった感じの変な色をした苗です。たくさんの品種を栽培していると、品種ごとに苗にもそれぞれ特徴があって面白いです。 ここまでが前半の栽培品種で、今後、特栽や有機のコシヒカリ、ミルキークイーン等の主力の品種の育苗が始まります。

  • 暑い

    暑いです。4月前半にもかかわらず、気温は25度以上。育苗用のビニールハウスの中はさらに暑いです。 ビニールハウスのビニールの厚さは0.1mmしかありませんが、閉め切ると一瞬で40度を超えます。プール育苗の場合は水を張ってあるので、空気とは違って水温はゆっくりと温度が上がるのでそれほど慌てることはないのですが、通常の畑育苗の場合はあっという間に苗が焼けてしまいます。 それでも外気と同じくらいには水温も上昇します。ここまでプールの温度が上がってしまうと夜間もシートは開けっぱなしです。 ほったらかしにしておいたビニールハウスの地面もこの暑さで草が伸び放題。 ということで草刈り機の登場。一年のうちで一番多く使用する機械だと思います。雑草は刈っても刈っても伸びてくるので、何のために草刈りをしているのかわからなくなる時もあります。でも、刈らないと邪魔なので刈っている、という感じです。 キレイになりました。この刈り終えた瞬間が一番好きですが、1ヶ月もすると元通りです。 植物は「水、光、栄養、空気」のいづれも必要なので、どれか1つでも遮断するとうまく生長できなくなります。防草シートはこのうち、光を遮って植物の成長を阻害するので雑草が生えません。ただ、防草シートも寿命があるので、傷んでくるとそこから雑草が頭を出してきます。 稲作でも田んぼに紙のシートを張りながら田植えをするという無農薬栽培の方法があります。田面を稲の生えているところ以外を遮光してしまうので、雑草が生えてこないということです。

  • 春作業いろいろ

    4月初旬で気温が25度を超えるようになってきました。連日外作業をしていると暑いし、日焼けで肌もほんのり黒くなってきました。 農繁期になると陽が出ている時間帯が作業時間になります。この時期だと朝6時くらいから作業開始です。田植えが終わる頃になると、田んぼの水管理でまだまだ作業開始が早くなります。 朝は稲にとっては食事の時間なので、日が昇る時間に合わせて水をやります。今日は育苗プールに水を張る日だったので、水を入れました。 プールの床面を均していないと写真みたいに水没する苗もありますが、今までの経験上全く問題なし。1cmほどなら2日ほどで水面から顔を出すくらい伸びてきます。 桜もちょっと散りはじめてきました。 田んぼの周囲も草が大きくなってきました。田植え前に一度刈っておかないと田んぼの管理で邪魔になるので、そろそろ一度目の草刈りです。 稲作って田んぼの内外の雑草対策に一番時間と労力、コストがかかるので、現在の「草刈り」「除草剤」「防草シート」以外に何か良い方法がないかと考えてしまいます。

  • 稲の種まき2022

    育苗期になると毎日やることが多くてなかなか更新ができなくなってきました。無理のない程度に更新していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 一週間ほど水につけておいた種もみを今度はちょっと温度を上げてぬるま湯に1晩ほど漬けます。種子の発芽には酸素も必要なので、シャワーで酸素を水に溶け込ませます。発芽玄米を作るときに、定期的に水の入れ替えをするのはこのためです。 1晩~20時間ほどで芽が出てきます。初めてこの作業をしたときはどれくらいで芽が出てくるのか全く分からない状態だったので、1晩中起きて見ていたこともありましたが、何度もやっているうちにこの品種はこれくらいで、というのが分かるようになってきたので、芽が出ないか心配することもなくなってきました。 種から芽が出たら、土に種をまきます。土に水をかけて、病気の予防薬をふりかけて、種をまいて、最後に土をかぶせて完成です。 一般的な栽培ではここでも農薬を使用します。種子を発芽させる前にも一度消毒をしていますが、さらに芽が出た後にも殺菌消毒をします。これだけ何度も消毒をするのには理由があって、この後の工程で雑菌が繁殖しやすい状態になるためです。苗にとってかなり致命的な病気も発生しやすいため、気分的に処理をしておきたくなるということです。が、無農薬栽培をしたことがあると、この消毒必要なの?と思えてしまいます。 種をまいた育苗箱を積み上げて、数日保温して土から芽が出てくるのを待ちます。ここでの失敗体験として、土に水をかけすぎたことが原因で種が窒息して腐ってしまったことがありました。さらに温かいので、腐った種から雑菌が繁殖し、ほかの苗箱にも被害が広がってしまったことです。理由が分かれば対応は簡単ですが、本当に初めてのころはたくさん失敗したものです。 土からツンツンと白い芽が出てきたら外のビニールハウスへ移動です。ここから育苗開始です。

  • 種もみの準備

    3月終盤。一年ぶりに使用する機械や備品がたくさんあるので、昨年片付けておいたものを取り出してくるのに時間がかかってだいぶん忙しくなってきました。それがひと段落したのでようやく種もみの準備に入ります。 種もみは購入したものを使っています。自家採種ということもできるのですが、何年も使いまわしていると他の品種の種と混じったり、交雑して品種の特性がぼやけてしまいます。F1種ではないですが、そんな感じです。 ちなみに稲の種もみは富山産が圧倒的に多いです。日本アルプスから吹き降ろす風の通り道で病害虫の被害が少ないため、良質のお米ができるということです。 粒ぞろいの良いきれいな籾です。自分たちで栽培している無農薬栽培の籾だと茶色かったり、スカスカでつぶれていたりと、こんなにきれいな籾にはなりません。 まず種もみの消毒から。種子には病原菌が付着している場合があるので、必ず消毒をしてから使用します。今回は慣行用の苗なので薬品を使って消毒します。薬液を水で希釈して種を漬けて完了。1日経ったら風乾して真水で浸水。 無農薬や減農薬栽培用の苗だと、"お湯に10分漬けては取り出し"をしないといけないので、その手間を考慮すると楽です。しかも温湯消毒と比べても圧倒的に苗の病気が少ないというかほぼ無いので、農業の世界でも科学技術の進歩は素晴らしいです。 ただ、農薬は使って栽培した農産物よりも、農薬を使う人が一番被害にあうので、あまり触りたくはないです。種を漬けるのに薬剤に手を入れるのですが、触れると手を洗っても臭いが取れません。 消毒が終わったら1週間ほど真水に漬けて種もみの中の玄米に十分に水を吸わせます。自分たちの地域は市の水道の他にポンプでくみ上げた地下水が利用できるので、それを使っています。田舎の家だと今でも地下水を使っているところはたくさんあります。地下水は一年を通して15度ぐらいの一定の温度なので、種を漬けるのには最適です。地下水は冬は温かく、夏は冷たい。これも自然を利用した栽培の1つです。

  • 育苗ハウスの準備

    田んぼの作業と並行して育苗の準備に入ります。稲は基本的に苗を育てて、ある程度大きくなってから田んぼに植えるという方法を行います。最近では直接田んぼに種をまく方法もありますが、"うまく生えない"ということが普通にあるので、今でも苗を作って植える方法が主流です。 4月頃になると日中は暖かいのですが朝晩はかなり冷えるので、その寒さから苗を守るためのビニールで覆われた育苗ハウスを使います。雪国だと雪が積もるため年中ビニールを張りっぱなしということもできないので、毎年、育苗をする時期だけビニールを張るということをしています。画像が曇っているのは湿気がすごいからで、閉め切っているとサウナ状態です。 それから忘れてはいけないのが防風ネット。強風が吹いたときに最悪ビニールが破れたり飛んでしまう場合があるので、それを少しでも防ぎたいということで設置しています。明日がその大荒れの天気になる予報が出ているので、急遽張りました。 もう何年も前ですが、育苗中にビニールを飛ばしたことがあります。何年も使いまわしていた傷んだビニールだったので、強烈な風にやられて接合部に穴が開き、バラバラになって飛んでしまった・・・ということです。それでも育苗中の苗は全く何ともなかったので、それはすごいと思いました。 福井の桜の蕾もだいぶん大きくなってきました。開花まであと1週間くらいでしょうか。

  • 今年の稲作始まりました

    ちょっとバタバタしており更新が遅れましたが、令和4年の稲作の準備が始まりました。日本は南北東西に広いので、ずっと南の地域だと3月に田植えをするということも聞いたことがあります。福井県だとだいたい4月後半からなので、それに向けての作業が始まります。 まずは田んぼの整備から。田んぼには必ず水を排出するための水路があります。この中に冬の間に泥が溜まるので、これをきれいにしておきます。泥を溜めたままにしておくと排水が出来なくなるのはもちろんのこと、雑草が生えて草を刈る必要性も出てきて邪魔になります。 都市部の道路わきの側溝はこんな作業をすることはないと思いますが、田舎だと田んぼの地主さんや耕作主の仕事です。 泥上げはかなりきつい仕事です。水を吸った粘土が重いこともありますが、冬の間にあまり体を動かしていなかったので、急にこんな作業をすると膝や腰、体中が痛くなります。一年に一度、筋肉痛で苦しむのもこの時期だけです。 水を張りっぱなしだった田んぼも一度水を抜きます。 田んぼ脇にイノシシのけもの道が出来ていました。なぜか毎回決まって同じところを歩くのでこんな感じになります。 イノシシだけでなくシカの糞もそこらじゅうにありました。稲作の害獣というとイノシシとシカで、とくに田植えの時期は鹿が問題になります。せっかく田んぼに植えた苗を食べてしまうので何とかならないかと毎年悩みながら対策をしている次第であります。 農業をやっているとなにかしらの問題の半分くらいは天気や動物など"自然環境"なので、他の業種とは少し変わった難しさがあります。

  • 雪が止みません

    春らしく少し暖かくなってきたと思ったらまた雪が降ってきました。 一旦消えかけた道路の雪もまた積もりはじめました。来週くらいから田んぼの見回りぐらいは出来ると思っていたのですが、雪が消えないと道路が通れないのでもうしばらくかかりそうです。 地面が見えていたパイプハウス跡もまた戻通りの雪の中。ただ、天気予報を見ると来週からは気温が10度を超えるようになるので、今冬の大雪は今回で最後だと思います。雪が積もらない地域が羨ましくもあり、春が待ち遠しいです。

  • 春の訪れ

    2月も中旬に差し掛かり、寒さの中にも少しづつですが"春"を感じられるようになってきました。 今週に入ってから少しづつですが、天気が良い日が増えてきました。1月中は陽が差しても全く暖かくなかったのですが、この頃になると日に当たっていると"暖かい"と感じられるようになってきました。農地を覆う雪もだいぶん少なくなってきました。田んぼの水は雪解け水で凍るように冷たいです。 育苗で使用するパイプハウスも少しづつ地面が見えてきました。あと2か月もするとここに苗が並んでいる予定なので、ゆっくりしていられるのもあと少しだけです。 主要な道路は雪を除けてくれるのですが、農道などはこんな感じで冬の間は通れなくなっています。この雪が解けたら田んぼへ行けるようになります。育苗の準備だけでなく、冬の間にガタガタになった畦や用排水路の整備などやることはいっぱいあるので、3月になったら一気に忙しくなりそうです。

  • 特別栽培米

    農産物には"特別栽培農産物認証制度"というのがあり、節減対象の農薬と化学肥料の使用を50%以下で栽培した農産物に対して認証されます。これは生産者が勝手に謳ってよいものではなく、栽培前に認証をするそれぞれの県に申請をしないといけません。この申請が今年も4月から始まります。 特別栽培農産物の認証制度は「お米」の場合、 同じ作物でも県ごとに基準が違います。 同じ作物でも栽培方法ごとに基準が違います。 同じ作物でも品種で基準が違います。 また、 栽培期間中は昨年の稲刈り後から本年の稲刈りまでです。 田植え前の種子~育苗の段階も栽培期間に入ります。 稲刈り直後から翌年の栽培は始まっているので、この段階で田んぼの周りに除草剤を散布したり、余った化学肥料を撒いてしまったらそれもカウントされます。そんな田んぼで翌年は"栽培期間中:農薬不使用、化学肥料不使用"というのは出来ないです。 意外と盲点なのが苗。育苗って結構手間がかかるので、苗を他所から買ってきて田んぼに植える人がいます。当然ながら田んぼに植える前も"栽培期間中"なので、使用した資材はカウントされます。種子の消毒、病気の予防薬、殺虫剤など苗の段階でもたくさん農薬は使用します。 直播用の鉄コーティングされた種子。種籾の周りに鉄粉がくっついたもので、水をかけると酸化するのでサビて茶色い色をしています。 また、同じ品種でも栽培方法で農薬使用の基準が異なります。上記写真は"直播"の田植え後の写真で、"直播"とは苗を植えるのではなく、種子を直接田んぼにまく植え方です。苗の生長が田んぼの中で行われるので、その期間分、苗を植えるよりも除草剤などを多く使用します。こういった栽培で"当たり前のように普通に使用する農薬使用量"が基準になります。 ちなみに福井県のコシヒカリだと、苗を植える場合は農薬10成分、直播だと農薬11成分が上限になります。特別栽培農産物って基準が微妙に異なるので、参考程度にと思った方が良いです。

  • 米袋の表示の変更

    お米を販売するためには法律に基づいた表示をする必要があります。その表示がちょっと変更になりました。 1つは精米年月日→精米時期(調製年月日→調製時期)。 高山農園では2021年4月から変更して表示してありますが、まず気づいた人はいないと思います。それくらいの変更で、きっちりとした日付が精米した月の上旬や下旬など、ある程度の幅を持たせて表示が出来るようになったものです。精米日があいまいになってしまうので変更の意義はよくわかりません。 2つ目は農産物検査を受けなくても、根拠書類があれば品種表示が出来るようになったことです。今までは生産者であっても、"農産物検査"というのを受けないと品種の表示が出来なかったのですが、ようやくそれが出来るようになりました。こっちは自家販売をしている生産者にとっては大変うれしい変更です。 検査は米を既定の袋に詰めて、検査場に運んで、検査が終わったら持って帰らないといけなかったので、その手間が無くなった分とても助かります。収穫期は稲刈り・調製だけでも時間が足りないくらいなので、これからは少しですが楽になりそうです。

  • 2022年もよろしくお願いいたします

    あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 今年の新年は昨年と同じく雪が積もっています。2,3年前まではとても暖かくて雪が積もるどころか降ることも珍しかったので、気候が昔に戻ったみたいで少し安心しています。水稲って栽培に大量の水を使うので、山奥に積もった雪が梅雨までの貴重な水貯金になります。なので、冬の時期に雪が降らないと、この先ずっと不安になります。貯金がない生活ってものすごく大変です。 2022年のお正月は1日だけ晴れ。あとはずっとこんな感じでいつもの暗い感じの空模様。雪が解けないと外作業が出来ないのが時間的にもったいなく感じてしまいます。 3月頃になると平地は雪もなくなるので、それから急いで4年度の稲作の準備となります。そして4月末には田植が始まるので、こう考えるとなんかあっという間な感じがします。今年も一年間よろしくお願いいたします。

  • 年末年始は大雪になりそうです

    今年も残りわずか。今年の冬は雪が多いみたいで、新年は雪の正月になりそうです。 ブルドーザーの除雪。雪国だとおなじみですが、早朝に1回、降雪が多いと日中でも何度も除雪車が通ります。毎朝この除雪の音で起こされるは雪国だと割とあるあるだと思います。 そのたびに道路沿いには雪の壁が出来るので、最後は人力で雪を除けます。田舎は車社会なので、除雪車が通らないと自分たちの生活が出来なくなるのが不便なところです。ゴミ収集だけでなく、救急車や消防車などの命に係わる緊急車両も来てもらうことが出来なくなるので、"除雪"というのは地域ぐるみでの大切な作業になります。 数年に一度大雪になるのですが、今年は当たり年かもしれません。10年位前ならこれくらいの雪は当たり前だったのですが、近年は雪が降ることはあっても積もることは珍しかったので、今年の雪は特に多いように感じてしまいます。それにしても陰鬱になる空模様です。

  • 雪の季節到来

    12月になって天気が良くない日が続いていましたが、とうとう雪が降ってきました。今年は少し早めの積雪です。 今日、外へ出たらこんな感じ。昨日までは普通の12月の天気でしたが、一晩で30cmほど積もりました。雪って降っているときは雨とは違って全く音がしないので、夜の間に降り続くと、起きた時にびっくりします。 水を張った田んぼもシャーベット状になっています。雪雲って雨雲と違って何故か暗い灰色をしていて、この雲が西から次々と流れてくるので気分も滅入ります。 今年はどんな冬になるのでしょうか。子供の頃だと雪が降ると雪で遊ぶことが出来て楽しみだったのですが、大人になってしまうと億劫なだけです。

  • もち米

    なんかバタバタしているうちに12月になってしまいました。農繁期よりも細かい仕事や事務作業が多いので日にちが経つのが早く感じます。 まだ雪は降ってきませんが、朝晩はかなり冷え込むので水を張った田んぼにも氷が張るようになってきました。こんな状態でも水の中の生き物や冬眠中のカエルは死滅しないのですごいです。 北陸地方の冬は気温がとても低い梅雨のような気候。天気が悪い日が多く、寒いうえに湿度も高いのですごく陰鬱です。太平洋側が羨ましいです。 この時期になると毎年年末のお餅の準備に入ります。自家栽培のもち米100%で、種子を発芽させるところから精米作業までの全工程を知っているので、安心して使える材料です。 もち米の玄米は普通のうるち米と違ってかなり着色しているのですが、精米するときれいな白色になります。うるち米とは違った色をしているのは、お米の主成分であるデンプンの分子構造が違うためです。もち米はうるち米には無い"延び"と"粘り"があるというのもその特徴の1つで、この性質を利用して餅が作られます。

  • 稲刈り後の作業

    稲刈りが終わったらあとは休み、ということはなく、すぐに次年度の栽培の準備に入ります。この何も栽培されていない時期が次年度の稲の栽培にとって一番大切な時期になります。 イネにとって田んぼは体の一部。その体を作るいわゆる"土づくり"の期間です。この間に食べ残しの有機物(稲ワラなど)を分解して体の中をきれいにしておきます。そうしておかないと、栽培時期にガスが湧いたり(おならが出る)、雑草が生えやすくなります。 ということで、まずはその分解者である微生物の養分になるものを散布します。米農家の場合は、たくさんの"米ぬか"があるので、これを田んぼに返してあげます。 稲は石やガラスと同じような硬い物質をたくさん含んでいるので、なかなか腐りません。なので、田んぼを耕して、散布した米ぬかと稲わらと土をよく混ぜてあげます。 そして水を張ります。 よく有機関連のの講習会に行くと、稲ワラの分解には"田んぼは乾かした方が良い"と聞くのですが、個人的な経験からすると、水を張った方が田植え後の雑草は圧倒的に少ないです。また、機械除草をするにしても、土がトロトロになるので、除草効果も高いと思います。 北陸地方の冬は毎日雨と雪で、まず田んぼは乾かないので、中途半端に乾かすよりも水を張ってしまった方が良いのでは?と思っています。その地域の特性に合った抑草や除草というのを考えるのも良いのかもしれません。

  • 大掃除

    だいぶん遅くなってしまいましたが、ようやく調製作業の方も終わったので、機械を清掃して片づけをします。 まずは掃除の基本通り一番高いところから。乾燥機の天面には結構な量の埃や籾クズが溜まっているので、それを落としていきます。コンプレッサでエアをシューっと吹くと、あっという間に視界が真っ白になってマスクをしていても息が苦しくなるほどの埃が立ちます。 普段の清掃とは違って、収穫シーズン最後の清掃は年末の大掃除みたいなものです。可能な限り機械をバラして細部まで清掃をすると、どこにこれだけのゴミが詰まっていたのかがわからないほど大量の藁クズや埃が出てきます。 1シーズン使っただけでこれだけのゴミが出てくるので、毎年必ずやる必要があります。放置しておくと機械の中で固まってしまったり、害虫やネズミの棲みかになってしまうかもしれません。 お米の乾燥調製には「こんなに必要なの?」というくらい、たくさんの機械を使用するので、全部の清掃をするのは本当に大変です。機械の清掃と片付けが終わったら本当の意味での"稲刈り終了"です。

  • 稲麹

    最後に稲刈りをした田んぼでちょっと変わった稲の病気を見つけました。 稲穂に出来る病粒で、こうじ菌に感染することで発病します。「稲こうじ病」と呼ばれるもので、何年かに一度発生する珍しい病気です。地域性もあって、一度も発生したことのない場所では全く見かけません。 天然のこうじ菌なので、これを培養するとお酒や味噌、甘酒などもできるかもしれません。が、稲にとっては病気で、これに感染したお米は小粒で黒くなります。 籾すり機にモミを入れる前に粗選機を通すのですが、藁クズと一緒に病粒も大量に出てきます。被害米は小粒なので網下米としてほとんど排出されるのでカメムシによる黒点米よりはマシです。

  • 稲刈り終了

    やっとおわりました。 8月後半から始まった稲刈りも10月中旬でようやく全て終了。毎年栽培面積が増えるので仕方がないのですが、年々終わる時期が遅くなっています。 今年の稲刈りは雨も少なく、台風も来ず、「稲刈り日和」といった日が多かったので割と余裕をもって作業が出来たと思います。毎年こんな感じだと良いのですが・・・。 最後ということで、運搬の作業を手伝いに来たのですが、刈りたてのモミの青臭さはやっぱり良いものです。ずっと工場みたいなところで作業をしていたので、埃まみれになるのも久々です。 稲を刈る作業は終わっても、これを食べられるようにするまで、まだ少し作業が続きます。10月中には片付けまで全部終わるように作業をしていきたいと思います。

  • あと少し

    いつの間にか9月が終わっており、気が付いたら10月になっていたような感じがします。稲刈りもコシヒカリが終わってようやく終盤になってきました。 最後に植えたコシヒカリの田んぼも稲刈りが終了。残りは「にこまる」という品種だけです。稲刈りは残り1日で終わりますが、その後始末に数日かかるので、11月頃までは作業が続きそうです。お米の販売開始は今しばらくお待ちください。

  • 悪い天気が続きます

    8月後半から始まった稲刈りですが、なかなか"稲刈り日和"という日がありません。毎日梅雨の様な天気です。 ハナエチゼンの稲刈りが終わって、現在はカグラモチというモチ米の稲刈り中。もち米はうるち米と比べて乾燥に非常に手間がかかります。もち米というと真っ白な米粒のイメージですが、水分が高いと普通のうるち米と一緒で透明です。水分が低くなってくると白濁してきます。 無数にある米粒をきれいに白くするには、全体の水分が均一になるようにゆっくり時間をかけて乾燥させていく必要があります。急ぐとうまくいかないのでコツがいります。うるち米と混じらないように機械の清掃や乾燥に時間がかかったりと、なにかと手間がかかるのでもち米を栽培する人が減っているのもうなずけます。 こちらは無農薬栽培の田んぼの稲。真っ白の枯れた穂がたくさん混じっています。 何故かというと、虫に茎の中身を食べられたから。最初はいもち病かと心配したのですが、葉に斑点は無いし、穂首も折れ曲がっていなかったので、茎を調べてみたら穴が開いていました。今年の有機米は半不耕起栽培でかなりうまくいったと思っていたのですが、最後でやられてしまいました。 北陸新幹線の越前たけふ駅の外装は出来たみたいです。その手前にある、一番最後に植えたコシヒカリはまだ真っ青。今年の秋は天気が悪いのでうまく登熟するか心配です。陽が差さないと米粒が小さくなったり、乳白米が増えたりと、品質や食味が悪くなるので、とにかく日光が欲しいです。 これから10月中旬にかけて稲刈りが続きます。今後はかなり忙しくなるので、このページの更新もほとんど出来なくなりますが、出来る限り掲載していきたいと思いますので、またよろしくお願いいたします。

  • 2021年の稲刈り開始

    天気の具合はあまり良くありませんが、今年の稲刈り開始です。 田んぼでの作業はコンバイン(稲刈り機)でザーッと刈り、 刈ったモミ(殻付きの玄米)をコンテナに乗せ換えて乾燥施設びます。ここから出荷できるようになるまでいくつかの工程を経て、お米をきれいな状態にしていきます。 JAなどに出荷する場合は、いわゆるカントリーエレベーターまで運び、荷受けしてもらって終了。あとは全部業者の方でやってもらえるのでお金はかかりますが楽です。 自分で乾燥から出荷までする場合はモミの状態から、乾燥・籾すり・石抜き・複数回の選別を行います。 今年のハナエチゼンの玄米。いつもは選別をしても黒いお米や白いお米が取り除けないくらい大量に混じったりするのですが、今年はそういったお米が割と少なめです。カメムシが少なかったのと登熟期の気候が良かったのが良い結果になったのだと思います。

  • 夏の終わりと長雨

    先週からずっと雨続きで、こんなに雨の多い8月は初めてのような感じがします。この時期は稲にとってお米にデンプンを充填する期間なので、とにかく晴れてくれないといけないのですが、なかなか思うようにはいきません。 先週中に乾燥調製施設の方は準備完了。いつでも稲刈りが出来る状態です。あとは天気が良くなれば・・・といった感じです。 稲穂も雨に濡れて重たそうです。これはハナエチゼンの次に刈る予定のカグラモチという品種ですが、そのうち台風でも来れば倒れてしまいそうな状態になってきました。今年初めて栽培した品種ですが、出来は良さそうです。 青空という感じではないですが、久しぶりに空が明るくなってきました。しばらくはこんな感じで雨は降らない予報なので、20日ぐらいから今年の稲刈りが開始できそうです。

  • 夏の終わり?

    ハナエチゼンはもう収穫直前。という時期での今回の台風。稲は倒れはしませんでしたが、田んぼは水浸し。しかも天気予報を見ると、これから1週間毎日ずっと雨の予報で、収穫は天気が良くなってからになりそうです。 ハナエチゼンの稲はかなり色づいてきました。梅雨明けが早かった分、登熟も少し早めです。そのほかに、コシヒカリやミルキークイーンもちょっと前に穂が出始め、例年に比べると出穂の時期は全体的に早めです。が、今回の台風で夏が終わってしまったような気配がしており、秋入りも今年は早いのかもしれません。そうなると、良食味のお米が出来る条件の1つである「昼夜の寒暖の差」が大きくなるので、これから成熟していく品種にとっては良いタイミングかもしれません。 これから2か月間の仕事場になる乾燥調製施設。田んぼの作業は他の人に任せておいて、自分はここでひたすらお米の(乾燥~玄米~袋詰め)をします。ということで、一年ぶりに使う施設と機械の清掃と整備も稲刈り開始までに終わらせてしまいます。

  • 待望の雨

    梅雨が明けてからずっと晴天続きで、田んぼもカラカラの状態が続いていましたが、今回の台風でようやくまとまった雨が降ってきました。とりあえずは一安心です。 2週間ぶりの雨。台風が連れてきた雨雲で、かなり強めに降ってくれたのでしばらくは水不足の心配はなさそうです。稲の栽培は大量の水を使うので、夏場は夕立が降ってくれるだけでも安心感が違います。 この時期の仕事は田んぼの周囲の草刈りがメインなのですが、長期間雨が降らないと雑草も自然と枯れてしまったり、草に腰がなく、フニャフニャでとっても刈りにくかったりと、作業をする上でも手間がかかります。 午後からは再び晴天。ハナエチゼンの穂も重たそうに垂れてきました。これからますます暑い日が続くので、すぐに穂も色づいてくると思います。早ければお盆過ぎから収穫です。

  • 梅雨明け

    2021年の北陸地方の梅雨明けは7月14日と、昨年に比べると20日近くも早く、水不足が心配される夏になりそうです。 稲の方は今のところ順調。ですが、例年よりも20日ほど長い猛暑の夏を乗り切らないといけないので心配をしています。 一番困るのはお米の品質の低下。暑すぎたり水が不足すると、米粒が小さくなったり、米が割れやすくなったり、また、米粒に空気が混じってしまいます。いくら量が採れても出荷できるお米じゃないと意味がないので、この夏は稲を冷やすための水管理で忙しくなりそうです。 夕立。これがやってくると一気に気温が下がるので田んぼにとっては正に恵みの雨なのですが、なかなかこっちまでやってきてくれないのが悩ましいところです。

  • 出穂開始

    今週はずっと雨。時々曇りなので、雨と雨の間に草刈りをするといった感じの毎日です。 これは田んぼの排水路で、田んぼからの水を排出するための水路です。よくニュースになるのは用水路の方ですが、排水路の方も連日の雨のせいで1mの深さの水路も水の勢いがすごいです。こっちの方が水量と勢いがあるので危険です。 雨の合間の草刈り。植物は天気が悪い方が良く伸びるので、梅雨の時期は草も伸び放題。曇っていれば蒸し暑くてもまだ涼しいのですが、太陽が顔を出すと一気に汗だくになります。 ちょっと稲の方を見ると穂の頭が出ていました。4月末に植えたハナエチゼンですが、今年はかなり早めです。来週からは天気が良くなるみたいなので一気に穂が出揃うと思います。長い穂だと嬉しいのですが、どんな穂が出てくるか楽しみです。

  • 田んぼで使用する農薬

    有機栽培以外の田んぼで使用している農薬についての説明です。 1つは水田内で使用する除草剤。2つの除草効果のある成分が入っていて、田植え時に1回だけ散布します。これをやるかやらないかで、以後の労力が半端なく違ってくるので、農薬不使用栽培以外の田んぼでは欠かせない薬です。どの農家さんでも慣行圃場で除草剤を使用しない人はまずいません。 もう1つは苗箱に散布する薬で、苗用の殺虫薬といもち病の予防効果がある薬です。 田植え後のまだ苗が柔らかい時期だと虫に根をかじられたり、葉をかじられてしまい真っ白になってしまうことがあります。植物にとって根は血管、葉は光合成で炭水化物(人間にとってのご飯)を作る器官なので、これが傷んでしまうと初期の生育に大きく響きます。 また、いもち病はイネにとって致命的な病気で、苗の段階から稲刈りまで一生涯ついて回ります。葉、茎、穂までありとあらゆる部分を枯らし、収穫が通常の5割以下と絶望的になります。収穫できても品質が異常に悪く、売り物にならないくらいです。地域性がある病気なのですが、その地域が高山農園の田んぼのある地域なので、どうしてもこれだけは予防として使っています。 高山農園で使用している農薬は基本的にこの2種類(農薬成分は4成分)だけです。他の農家さんだとその他に、種子の殺菌剤、複数の水田内除草剤、田んぼの周囲への除草剤、稲穂への殺虫剤などを散布することがあります。自分たちはそれらの薬をやらなくても他の方法で対応できるので、どうしても品質維持に必要な2つの農薬だけを使用しています。 使わなくても良いものはお金も労力もかかるし、散布する自分たちにも被害が出る場合があるので使わない。使う場合は医薬品と同じで用法用途容量を守る。これが農作物にとっても私たちにとっても大切だと思います。

  • 毎日草刈り

    田植えが終わり、しばらくは急いでする仕事が無いので、毎日のんびりと草刈りです。田植え前に1回刈っているので、今回で2巡目の草刈りになります。 この時期はセミも鳴かず、カエルの声も聞こえずで、とっても静が。ただ、草刈り機のエンジン音だけが響いています。車もほとんど通らないので、田舎の音はだいたいこんな感じです。 農薬不使用栽培のミルキークイーンの田んぼ。中耕除草に入った直後なので田面が荒れていますが、無農薬1年目の田んぼなのでほとんど草も生えず割と良い状態。これが継続して2年3年と続けていくと草だらけの田んぼになって、 何もしないとこんな感じになります。 水田内雑草対策ののポイントは、1.雑草が生えないようにする。2.雑草が生えても大きくならないようにする。3.雑草が大きくなる前に稲を大きくする。だと思っています。除草よりも早めの抑草です。

  • 日常作業

    田植えの後片付けもだいたい終わり、またいつもの草刈り作業に戻ってきました。 4月末に植えたハナエチゼンの苗はもう水面が見えなくなるくらいになってきました。そろそろ田んぼを乾かして穂づくりの準備に入ります。知らない間に最初の田植えから2か月が経っており、忙しいと本当に数か月があっという間、という感じです。1か月後には穂が出て、8月後半には稲刈り開始なので、栽培期間中は休む間もないのが農業という業種のつらいところの1つです。 山間の田んぼはネットと紐ですごいことになっていますが、これはシカ対策です。シカにとって田んぼは餌場なので、何か対策をしないと苗が無くなります。 獣害というと以前はイノシシによる被害が多かったのですが、数年前に豚コレラが流行りだしてからイノシシも個数が減ったのか、イノシシによる被害はほとんどなくなりました。その代わりにシカが多数出るようになり、本当に困っています。 モリアオガエルの卵。カエルの卵というと"太い糸こんにゃく"みたいなものを想像しますが、こんな泡状の塊を作るカエルもいます。この泡の中に卵があって、泡の中でオタマジャクシが生まれます。必ず下に水のある場所に塊を作るので、雨と一緒にオタマジャクシも水面に落ちていくという仕組みです。

  • 2021年の田植え終了

    4月末からの田植え開始から忙しい日々が続いてきましたが、何とか梅雨入り前に今年の田植えを終えることが出来ました。ようやくといった感じです。 6月の高温期になると苗もすぐに大きくなるので、田植えと育苗のタイミングを合わせるのが難しいです。今年の最後の苗はかなり伸びすぎになってしまいました。 越前市の南にある南越前町の田んぼ。毎年安定して良いお米が出来るので、田植えも毎年だいたい最後になります。それにしても晴れていると6月の日差しは痛いくらいに暑いです。 一番最後は越前市の北にある田んぼ。もう少し行くと鯖江市という場所で、越前市の北から南と割と広範囲で稲作を行っています。面白いのが、土質が地域によって全く違うこと。砂地だと大昔は川だったり、赤土だとそれ程昔ではない頃に開墾した田んぼかな?と思ったりもします。 最終日は何事もなくスムーズに田植えが出来たのですが、今年は田植え機の調子が悪く途中で何度も修理をする羽目になり、気分的にもかなり疲れました。とりあえず一段落で、これから収穫期にかけてとてもつらい草刈り期に入ります。

  • 2021念の田植え終了

    4月末からの田植え開始から忙しい日々が続いてきましたが、何とか梅雨入り前に今年の田植えを終えることが出来ました。ようやくといった感じです。 6月の高温期になると苗もすぐに大きくなるので、田植えと育苗のタイミングを合わせるのが難しいです。今年の最後の苗はかなり伸びすぎになってしまいました。 越前市の南にある南越前町の田んぼ。毎年安定して良いお米が出来るので、田植えも毎年だいたい最後になります。それにしても晴れていると6月の日差しは痛いくらいに暑いです。 一番最後は越前市の北にある田んぼ。もう少し行くと鯖江市という場所で、越前市の北から南と割と広範囲で稲作を行っています。面白いのが、土質が地域によって全く違うこと。砂地だと大昔は川だったり、赤土だとそれ程昔ではない頃に開墾した田んぼかな?と思ったりもします。 最終日は何事もなくスムーズに田植えが出来たのですが、今年は田植え機の調子が悪く途中で何度も修理をする羽目になり、気分的にもかなり疲れました。とりあえず一段落で、これから収穫期にかけてとてもつらい草刈り期に入ります。

  • あともう少し

    いつの間にか6月になっていましたが、田植えもようやく終盤。あともう少しで全部植え終わります。 ミルキークイーンの田植えまで終了。残すはコシヒカリだけとなりました。田植えはあと3日ほどで終わる予定ですが、今年は田植え機の機嫌があまり良くないので、予定どおりにいくことを願っています。本当に昨年までと違って今年の田植え機はトラブルをよく起こします。 そういえば北陸新幹線の南越駅(仮)の正式名称が「越前たけふ」駅に決まったみたいです。いまのところ周辺は何も無く一面の大麦畑ですが、いづれこの地域一帯の田んぼは買収されて建物が建っていくのではないかと思います。

  • 梅雨入り?

    ここ数日曇りや雨の日が続いて、なかなか"晴天"という日がありません。今年は全国的に梅雨入りが早く、しかも長いとの予報なので、稲の生育が心配です。 今年は前線が通過することが多く、それに併せて猛烈な雨が降ることがあります。ビニールハウスのシートが破れないか心配になるくらいの雨が降ったこともありました。1時間に10mmの雨だと、田んぼの水位も1cm上がるのでそれを考えるとすごい雨です。 高温期は多少の雨でもビニールハウスの側面は常に開けておきます。天気が悪いと苗はとにかく伸びるので、少しでもハウス内を明るくして涼しくするため、そして雨水でプールの水を補給するためにほぼ毎日全開です。高温期のプール育苗だと1日1cmくらい苗が伸びてしまいます。

  • 忙しいです

    田植えが始まってしまうと全部植え終わるまでかなり忙しいです。苗は毎日どんどん生長していき止めることが出来ないので、どうしても苗の具合に併せてのスケジュールになってしまいます。 一番最初に植えたハナエチゼンの苗も最初は水に揺られて寝ていましたが、もうこの頃になるとピンと上を向いてしっかりとしてきます。これくらいになったらあとは水を切らさなければ大丈夫。 田植えは「ハナエチゼン」と1回目の「モチ米」、そして「にこまる」まで終了。まだ田植えは半分以上残っています。 GWの連休中は田植え週間でした。兼業農家さんは休みの時じゃないと作業が出来なので、GWの時期がちょうど田植え週間になります。 奥の方に軽トラックがたくさん止まっていますが、たくさんの家族連れの農家さんで賑わっていました。子供さんも手伝いで連れてこられたみたいで、田んぼのある家はなぜか家族総出で田植えをするというイベントみたいなことになっていて、自分も子供の頃は休みなのに手伝わされたこともありました。 まだまだ忙しい日が続きますが、田植えが終わる6月まで頑張っていきたいと思います。

  • 3年度 田植え開始

    4月下旬。令和3年度の田植え開始です。10年ほど前だと5月の連休ぐらいから田植えをするのが気候的に良かったのですが、近年は温暖化の影響で4月下旬くらいから田植えをしても問題ないくらいです。 まずはトラックの荷台に苗積み。以前はこの時期の田植えだと苗が短がすぎて悩むことが多かったのですが、ここ数年は伸びすぎて悩むことの方が多いような感じです。それくらい春先の気温が高くなっているのが苗の長さを見ても実感できます。 8条の田植え機で1反(10a)あたり約15分で植えていきます。田植えのコツは田植え機を出来るだけ止めないこと。田植え機には2人乗る、肥料は最初に全部乗せる、苗継ぎは最少になるように密苗を使うなど、田植え機が常に動いているようにするとスムーズに田植えが出来ます。 田植え直後の苗。お米が穀物として優れているのは、この1株数本の苗が20本以上に増えることです。このスカスカの田んぼも6月頃には水面が見えなくなるほどです。ちなみに同じイネ科の麦も同様に増えます。 まだ水が張ってあるだけの山間の水田地帯ですが、これからどんどん田植えが始まります。1ヶ月後には田植が終わり、6月頃には緑色、8月後半には黄金色の風景が見られると思います。 農業用の機械の減価償却は7年ですが、本当に6~7年ぐらいたつと故障が異常に目立つようになります。今年の田植え初日は田植え機が全く植え付けできなくなったり、2日目には肥料がでなくなったりと、機械的な故障がいくつかありました。 予定通り進まないと気分的にも疲れますが、何とかハナエチゼンの田植えは終了。次は今週中にもち米を植える予定ですが、天気予報を見るとずっと雨。空模様を見ながらの田植えになりそうです。

  • ハナエチゼンの苗

    田んぼの方の均しも終わり、いつでも田植えが出来る状態になったので、苗の方も田植えに向けての最終準備に入ります。 プールの型枠を外して水を抜きます。プール育苗の一番の欠点は田植えの数日前から苗箱を乾かしておかないと育苗箱が重たすぎて運ぶのが大変なこと。ただあまり早すぎると、プール育苗で育てた苗の"根"は温度変化や乾燥に異常に弱く、田植えまでにムレ苗が高確率で発生しやすいので、その点は注意です。 苗は3葉~3.5葉。15cm~17cmくらいの大き目の苗です。高低差がある田んぼが多いので、田植え後の苗が溺れてしまわないように少し長めになるよう調整しています。 プール育苗の場合、床土に含まれる肥料が溶出しやすくやや強めに苗に吸収されるので、苗が柔らかくていもち病も発生しやすいです。4月下旬以降のプール育苗では基本的に無肥料の床土(もしくは覆土だけ肥料入り)を使い、苗への追肥で調整してあげます。これだけで病気と徒長対策ができます。 今日は一日大雨。 霰も降ってきてとても寒く大荒れの天気。明日からはしばらく晴れの日が続く予報なので、良い田植え週間になりそうです。

  • 草刈り開始

    桜が散ると新緑の季節。木々がだんだんと色づいてきましたが、田んぼの周囲の雑草も大きくなり始めました。ということで今年の草刈り開始です。 草を刈るのは時間がかかるので、草刈りが始まると急に忙しくなります。この時期のメインの雑草はシロツメクサとカラスノエンドウ。どちらもマメ科の雑草で春先からとにかく大きく生長します。放置しておくとものすごく邪魔になるので、田植え前に一度きれいに草刈りをしておきます。この頃のイネ科の雑草はまだ大人しいです。 ハナエチゼンの苗も田んぼに植えても良いような状態になりました。種をまいてからだいたい20日ぐらいですが、根が育苗箱からはみ出すくらいしっかりしています。まだ田んぼの準備が出来ていないのでもう少し狭い箱の中で頑張ってもらいます。 田んぼは耕起が終わった状態で、あとは均一にならすだけです。来週中ごろから田植予定です。 シカ対策の支柱とビニール紐。山際の田んぼはこんな状態で見た目がとっても悪いです。

  • ハナエチゼンの育苗2

    先日ビニールハウスに並べたハナエチゼンの苗の途中経過です。 3~4日ほどで緑色の葉と茎になる部分が伸びてくるので、これくらいになったら遮光用のシートを外してあげます。 翌日には1葉目が開いてきたので、プールの準備をして水を張ってしまいました。連日暖かい日が続いていたので予定より生長が早いです。初日のプールの水量は苗が溺れない程度に少なめで、もう少し苗が伸びてきたら箱上2~3cmぐらいまで張ります。 稀に生え方の悪い苗がありますが、そのうち他の苗に追いつくと思います。それ以外は問題なし。プールに水を張ってしまえば"ムレ苗"など怖い病気も発生しにくいので、とりあえずは一安心。 今のところこんな感じ。ほぼ育苗の作業は終了です。プール育苗の今後の作業は水が減ったら追加してあげるくらいで、田植えまで放置できることが良い点です。

  • ハナエチゼンの出芽

    種から芽が出ることを「発芽」と言いますが、土から茎になる部分の芽が出てくることを「出芽」と言います。ということで、ハナエチゼンの芽出しが終わったのでビニールハウスに移し替え、本格的な育苗に入ります。 発芽の段階で発芽勢はかなり良好だったので心配はそれほどしていなかったのですが、割ときれいに出揃ったと思います。 ビニールハウスの床に並べていきます。地面を均していないのでガタガタですが、今までの経験上、プール育苗ではそれほど問題にならなかったので育苗箱が傾いていても構わずに並べていきます。本当は手抜きをせず、均平にした方が良いと思います。 軽く水やりをして、最後は銀色の遮光シートを掛けて終了。以前は不織布タイプのシートを掛けていたのですが、暑くなると育苗箱の水分が蒸発してしまうので現在はいわゆる「太陽シート」を使っています。 桜も満開になりました。ようやく春が来たといった感じがします。 春と言えば毎年この時期恒例の黄砂襲来。雨でもないのにまるで雨雲のように空が暗くなります。

  • 稲の種まき

    一番最初に種をまくのはハナエチゼンという品種。高温耐性がある品種で、8月の暑い時期でもそれなりに成熟することができるため、田植えも早め、種をまくのも一番早いということです。コシヒカリは暑さに弱いので、もう少し遅く植えます。これが"おいしい、不味い"だけではないお米の品種の特性の1つです。 30度前後のぬるま湯にだいたい20時間ほど浸けておくとお米の胚の部分から芽がちょっと出てくるので、これぐらいになったら土にまいてやります。芽はほんの少し出るだけで良く、これでも少し出すぎでベストとは言えないらしいです。 昨日調整した播種機に苗箱と土、種もみをセットして流してやると自動的に種がまかれた状態の苗箱が出来上がります。 最後に先日組み立てた発芽器に段積みにして入れて終わりです。2~3日保温すると土から芽が出てくるので、そうしたらビニールハウスに移します。 ハナエチゼンの種籾の準備が終わったので、次にモチ米の準備に入ります。田植えをする順番に次々と"種の準備→種まき→育苗"を6月までずっと続けます。

  • 種まきの準備いろいろ

    稲の種を水に浸けてから約1週間が経ちました。そろそろ種をまいてもよさそうな段階になってきたので、種蒔き(播種)の準備に入ります。 育苗専用の土が入っているフレコンです。病気が付着しているとマズいので、焼いて消毒殺菌がされています。この袋に土が約1トン入っていて、マット用の育苗箱約250枚分です。結構な値段がするのですが、種まき期間中にこの土を何十袋と使います。 播種機。1年にこの時期だけ使う、半自動の稲の種まき機です。一年ぶりに使うので動くかどうかが心配だったのですが、とりあえず電源を入れて動くことだけは確認。調整は後日。 発芽器。育苗箱に種をまいた後、土から芽が出てくるまで保温をするための装置です。これも一年にこのシーズンだけ使う機械なので、この時期だけ組み立てて使います。普段はバラして物置です。 育苗箱。だいたい1枚30cm×60cm、空の状態で700gあります。箱を統一しないとメーカーによって微妙に大きさや高さが違うので、播種機にセットする時に調整するのが面倒です。備品や機械はだいたい準備出来たので、残りは種になります。 暖かい日が続くかと思うと急に寒くなったりする今日この頃ですが、福井県の桜も開花待ちの状態。明日から暖かくなるみたいなので、もうそろそろです。

  • 準備いろいろ

    冬の間は急ぐような作業もなかったのですが、春になると急に忙しくなり、農業ってこんなに大変なものだったのかと毎年この時期は考えてしまいます。 ビニールハウスのシート張り。側面を張って、天井のシートを掛けて、ビニール紐で全体を固定したら完成。1棟1時間ほどの作業です。このシートもずっと使えるものではなく経年劣化で破れたりするのはもちろんですが、材質がビニールなので、だんだんとビニールが固く、色も濁ってきます。日当たりの悪い中での育苗だと苗が徒長しやすくなるので、数年で買い替えです。 種もそろそろ準備に入ります。これも毎年恒例ですが、塩水選で種籾を選別するところから始めます。昨年のハナエチゼンのモミは登熟が良かったのか、あまり浮いてきませんでした。選別後、消毒をして、その後は1週間ほど水に浸けて芽出しの準備です。 水を張った田んぼにサギが集まってきました。冬眠明けのカエルを食べるためですが、まだちょっと早いみたいです。それにしてもいつも気になるのですが、なぜか全羽同じ方向を向いて休みます。

  • ビニールハウスの準備

    3月も中旬になって、もう雪も降らないだろうということでそろそろ骨組みだけのビニールハウスにシートを掛ける準備に入ります。 まずはスズメが入らないようにするための防獣ネットを張るところから。換気をするためにビニールハウスの側面のシートを開けると、外からスズメが入ってくることがあるので、その防止対策としていつもはイノシシ対策に使っている防獣ネットを側面部に張っていきます。 種籾はスズメにとっては格好の餌なので、何匹も入ってくると苗がボロボロになります。スズメの他にも、ネズミやオケラ、ネキリムシなどが苗にとっての害獣や害虫になります。プール育苗で水に漬けてしまえば問題なくなるのですが、それまでが対策の仕様が無いので困っています。 育苗場所は、山から川を挟んで200m以上の距離があるのですが、それでも地面にはシカの足跡があります。 糞まで転がっています。さすがにシートを張ってしまえば入ってはこないと思いますが・・・。 福井県の桜もツボミはだいぶん大きく膨らんできました。3月末には開花予定です。毎年だいたいこの開花の時期に1回目の播種(種まき)を行います。

  • そろそろ育苗の準備

    今年も3月になりました。今年の冬はそれなりに雪は降ったのですがそれでも以前と比べると積雪は少なく、今年も気温高めの一年になりそうです。毎年田植えの時期もだんだん早くなってきており、育苗の準備もそれに併せて早めに取り掛かります。 ビニールハウスはまだ骨組みだけの状態。今月末にはハウス内に苗が並ぶのでこれからシートを張る準備に入ります。稲は収穫が一年に一度だけ。そのため、一年のうち数回しか使わない施設や機械、備品がたくさんあり、毎年その準備から始まり、後始末で終わります。 この育苗用のハウスもその1つで、シートを張っておくのは1年のうち2か月ほど。あとは風や雪などで傷まないように片付けてしまいます。ということで、毎年面倒ですが施設の準備から始まりです。

  • 立春を迎えて

    2021年もあっという間に1月が過ぎ、2月になりました。1月中は厳しい寒さで大雪が降り、お米の出荷にもご不便をおかけすることがありましたが、現在は積雪も少なくなり、だいぶん過ごしやすくなりました。 今年の冬は寒暖の差が大きく、寒いと氷点下、暖かいと10度以上にもなり、雪が積もっては溶ける・・・を繰り返しています。昨年と比べると積雪は多いですが、それでも"自分たちが知っているいつもの冬"と比べるとかなり少なめです。来週からはさらに暖かくなる予報で、今年も春は早めにやってきそうな感じがします。 水を張った田んぼの土。近年は冬の間は田んぼを乾かす感じで水を張らずに管理をしていたのですが、今年は数年ぶりに水を張りました。 こんな寒い時期でも小さいゴマ粒みたいな生き物が水の中を動いていたり、表層の泥もねっとりしていて、意外と田んぼの中の環境は良さそうです。

  • 雪が積もってきました

    福井県も今回の寒波の影響で大雪が続いています。その上、最高気温も0℃と数年ぶりの厳しい寒さが続いています。 道路も雪が積もって真っ白。業務連絡になるのですが、雪が積もり始めると道幅も狭くなり交通規制も始まるため、お米の発送~お届けに遅れが生じる可能性があります。発送は出来るだけ早めに手配をさせていただいておりますが、到着までにお時間をいただいておりますことは、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。 今回の寒波は山を越えたのでとりあえず一段落。次の寒波は例年通りだと2週間後。今のところ積雪は40~50㎝ほどですが、これが次の寒波までになくならないとさらに積もってしまいます。特に屋根の雪が気になり、1㎡ほど積もったら雪下ろしです。

  • 2021年もどうぞよろしくお願いいたします

    あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 令和3年のお正月は数年ぶりに雪のある"北陸地方の冬らしい冬"になっています。西から重たそうな厚い雲が次々流れてくるので、お昼過ぎでもかなり暗いです。 "雪が積もる"というのはこの辺りでは当たり前のことだったので、今年は少しでも自然環境が以前のように戻って欲しいと願っています。農業は本当に気候で栽培作物から収穫量、品質まですべて変わってくるので、これだけは本当にお祈りするしかありません。 雪の積もった道路は鹿の足跡だらけ。山に餌が無いのはわかりますが、宅地のすぐ裏までやってくるとなると、畑の作物も食べられてしまうのであまり気分の良いものではありません。

  • 初雪

    福井県も今週の火曜日頃から雪が降りはじめ、数日であっという間に一面雪景色になりました。 今日の時点で20cmほど積もったでしょうか。昨年の冬はほとんど雪が降らなかったので、これくらいの積雪でも"大雪"といった感じがします。 午後からは少し陽が出てきました。今回の寒波は数日で収まるみたいなのですぐに雪は消えると思いますが、冬の本番は1月~2月で、積雪も1mぐらいになることもあるのでまだまだ気が抜けません。

  • 今年も暖かい冬

    12月になりましたが、今年の冬もかなり暖かい日が続いています。 北陸地方の冬だと、5年ぐらい前まではこんなに天気の良い日はほとんど無かったのですが、近年は良く晴れて気温も15度近くにもなります。ですが、この小春日和も今週まで、来週の天気予報にはとうとう"雪"の予報が出てきました。 今年の冬は厳しくなるとの長期予報が出ていましたが、どんな冬になるのでしょうか。少しは雪が積もってくれると良いのですが・・・。

  • 11月の草刈り

    稲刈りの後始末も完全に終わり、もう後は冬支度だけとなってきました。 田んぼの作業も耕起して水を張って終わり。春まで休ませてやります。 田んぼの後始末で最後に残ったのが、あぜ道の草刈り。稲刈り前に一度きれいに刈るのですが、8月後半に刈ったところだとまだ結構伸びているので、ザっとですが刈っておきます。カメムシなどの害虫の越冬場所になるのと、特に近年は雪が少なく被害が多くなっているので、こういったところから対策をしていきます。 11月の草刈りだと、気温も20度以下でとても快適です。雨もほとんど降らず今年の秋はかなり過ごしやすい気候ですが、予想だと今年の冬はかなり厳しくなるみたいなので、それだけが少し心配です。

  • 斑点米

    福井県は雪国でしたが、近年は雪が積もるどころかほとんど降りもせず、毎年温かい冬を迎えています。そのため越冬する害虫、特にカメムシが大発生して稲作にとってはかなりの問題になっています。 カメムシに汁を吸われたお米は黒っぽく変色してしまい、玄米に多数混入するとお米の等級(品質)が下がってしまいます。そのため、田んぼでの栽培期間中は殺虫剤を散布したり、収穫後は色彩選別機を通して着色米を取り除いたりします。ですが、100%完全にはカメムシを防除できたり、斑点米を機械で取り除いたりは出来ず、少しは残留してしまいます。 例年なら大したことが無いのですが、今年は例年の3倍以上のカメムシが大発生したため、被害米の量も異常に多く、選別機に複数回通して何とか出荷できるといった感じの作業量でした。先日の乳白米に加えてこの斑点米の除去など、色彩選別機が無いと出荷すらできないような時代になってきました。色彩選別機はかなり高価です。 ということで今年の調製作業もようやくすべて終了。あとは急いで機械の清掃と後片付けです。

  • 今年のお米の品質

    今年は台風も来ず、秋雨にも遭わず、イノシシの被害も全くない、今までにないくらいの好条件の収穫期だったのですが、"暑さ"が問題でした。 9月の中頃に収穫したお米の見た目。真っ白です。いわゆる乳白米で、本来はデンプンが詰まって透明になるはずが、デンプン不足で空気が入っているために白く濁ります。乳白は日照不足か高温障害で多数発生しますが、今年は後者の方。例年だと8月末になると夜間は涼しくなるのですが、今年は9月10日くらいまで夜間気温が25度以下にならず、稲もヘトヘトになってしまったわけです。 9月後半に収穫したお米の見た目。やや改善していますが、それでも例年に比べると白いお米が多いです。乳白米は精米時に割れてしまったり、炊飯時に米粒が崩れてしまったりと全く良いことが無いので出来るだけ取り除きたいのですが、色彩選別機でもこの乳白米をきれいに除去するのは難しいです。気候の影響とはいえ、悩ましいです。

  • ようやく稲刈り終了

    9月末から全く更新できていませんでしたが、ようやく令和2年の稲刈りが全部終わりました。毎年のことですが、収穫期はとにかく忙しいです。 今年の稲刈りを一言で表すと「暑かった」ということです。私たちも暑いのですが、稲も暑すぎでとにかくクタクタに疲れていてあまり良い収穫ではなかったことです。年々悪くなっていくような気がします。 稲刈りが終わったといっても、田んぼの作業が終わっただけでまだ"お米"として出荷できる状態ではないものがたくさん残っているので、まだしばらくは後始末の作業が続きます。10月中には機械と施設の清掃まですべて終わらせたいです。

  • 令和2年の稲刈り開始

    今週はじめから今年の稲刈りを開始しました。まずは一番最初に植えた早生品種のハナエチゼンからです。 この時期の稲刈りはとにかく暑いです。さらに今年は例年以上に残暑が厳しく朝から30度を超えてくるのでかなりつらいです。 と言っても自分は調製施設で荷受け番なので、少しだけ楽をしています。コンテナやフレコンで運んできた収穫したモミ(殻付きのお米)を次々乾燥機に入れていきます。 毎日暑いせいか、今収穫しているお米は良く乾いていて乾燥も楽です。稲は収穫した時点では殻が付いているので、これから殻を取り除いて食べられるようにしていきます。 今年はカメムシが大量に発生していますが、やっぱり被害米が多く、黒く変色しているお米も多く混じっています。 また今年は梅雨が長く出穂後に雨が続いたこと、さらに梅雨空け後は猛暑続きだったことが響いて白いお米も例年以上に多いような感じがします。 こういったお米を取り除いて割ときれいな状態に調製して出荷できるような状態にします。 今回のお米はフレコンに詰めて出荷。30kgづつの紙袋ではないのでかなり楽です。ハナエチゼンが終わって、次はしばらく間が空いて委託作業のコシヒカリです。

  • 稲刈りに向けての準備

    8月も後半、例年ならもうそろそろ涼しくなってきても良い頃なのですが、今年は日中だけでなく朝晩も暑い日が続いています。それなのに台風が1つも来ないというのも不思議なことで、今年はちょっと変な感じがしています。 6月中旬に植えたコシヒカリ。ようやく穂が出そろいました。今年は夜間も暑いので食味もあまり期待できそうにありません。 今年はイノシシが意外とおとなしく、被害が無いどころか足跡すら見かけません。少し忘れていましたが、豚コレラというのも流行っているのでその影響もあるのかもしれません。 収穫直前のハナエチゼン。ハナエチゼンでこれだけ重たそうな穂が付くというのも今までに見たことが無いくらいで、かなり期待できそうです。モミの水分も25%を切ってきたので来週から刈り取り予定です。 稲穂につくカメムシ。カメムシというともっと平べったいのが馴染みのタイプですが、田んぼにいるのはこのように細長いのが多いです。カメムシはお米の汁を吸う害虫で、吸汁されるとお米が黒く変色してしまいます。今年はこのカメムシが異常に多く、田んぼによってはこのように1つの穂に何匹もくっついているので収穫が不安になります。どんなお米なのかは来週にはわかるので、とりあえずはそれからです。

  • 猛暑日

    毎日35度以上の日が続いていて、人間も稲もヘトヘトになっていますが、それでも稲はこの時期に続々と出穂を始めています。ただ、この時期に穂が出てしまうと実りが悪くなるので、出来たらあと1週間ほど遅れてくれれば・・・と思うのですが、自然のことなのでなかなかうまくはいきません。 この時期の田んぼは乾かしながら適宜入水する管理をします。一番の目的は稲の根を土の下の方に張らすことです。稲は水を求めて土の下の方に根を張り、そうすることで、これからやってくる台風や大雨、大きな穂をつけても倒れなくなります。 "稲を倒さない"というのはとても重要なことで、地面に倒れてしまうと、そこから水に浸かって腐ってしまったり、お米が成熟しなかったり、逆にお米が発芽してしまったり、また、お米に石が混じったりといろいろと面倒なことになるので、田んぼの中を歩いても足跡がつかないくらいに乾かします。 最近の田んぼには水栓が付いていて、簡単に水を入れることが出来ます。水稲は田植えから稲刈りまでに本当に莫大な量の水を使うので、これが無いと稲作が出来ないというくらいの代物です。 毎日朝9時には30度を超えるようになってきましたが、次々に出穂が始まっています。これは無農薬栽培のミルキークイーン。今年は雑草が多かったので心配をしていたのですが、割と大きめの穂が出てきたので一安心です。 なんとなく辺りを見回すと、 巣塔にコウノトリが来ていました。今年も春先から何度も見て入るのですが、真夏にやってくるのは初めてです。今までやってきた個体とは少し小さめなので、どこから来たのでしょうか。

  • 今年の夏も暑いです

    梅雨が明けてからまだ1週間も経っていませんが、雲が無いだけで尋常なないくらい暑く、外作業がメインの農業にとってはとっても厳しい時期です。 6月中旬頃の一番最後に植えた稲もようやく穂づくりが始まりました。通常よりも1ヵ月近く遅植えをしているので、稲株もかなり小ぶりです。 梅雨がなかなか明けないので遅くなってしまいましたが、今日は穂肥を散布。散布機に肥料を入るだけ詰めて、それを背負って田んぼの畦道や田んぼの中を歩きます。だいたい30~40kgの荷物になるので、この炎天下だと1回背負っただけで汗だくになります。 美味しいお米作りには必須の穂肥ですが、時期と量を決めるのがたいへん難しく、毎年田んぼごとに変わります。お米は肥料をやりすぎるとマズくなり、少なすぎると小粒になったり乳白米が増えたりします。穂を作って、お米が成熟するまでのギリギリの窒素分(タンパク質)を与えるのが一番なのですが、それが毎年の成育状況や気候によって異なるので、穂肥は作業内容もそうなのですが、いつも苦労します。 この暑さで早生品種は20日ぐらいから稲刈りが出来そうなくらいになってきました。穂肥も草刈りも一段落したので、そろそろ稲刈りの準備に入ります。

  • 梅雨明け?

    天気予報を見ると明日からはずっと晴れの様相。長かった梅雨もようやく明けそうです。 午前中は大雨。おそらく梅雨の最後の雨で、季節の変わり目にはこういった強めの雨が降るのはいつものことです。次にこういった雨が降るのは夏の終わり頃。 雨雲が通り過ぎて午後からは良い天気。ようやく夏空を見上げることが出来るようになりました。本当に今年の梅雨は長かったです。 いもち病の病斑。今年は特に多く見かけます。いもち病は葉や茎に付いた水滴から侵入するので、どうしても雨の多い時期だと被害が広がります。この病気は稲にとっては致命的で、病斑の部分から枯れれしまいます。しかも伝染力が強いので、数日で田んぼ全体どころか地域一帯にまで広がることもあり、何度も被害に遭っている自分たちにとっては梅雨の時期は心配でなりません。 こちらはスズメの害。お米はスズメにとっては好物なので、初期に穂が出た田んぼから集中的にやられます。あまり早く田植えをしすぎるとこうなるので、他の農家さんと併せて同時期に田植えをするのが吉みたいです。 サナギだったカブトムシもいつの間にか成虫になっていました。それにしてもカブトムシの足はトゲトゲがいっぱいあって手に乗せると痛いです。

  • 日照不足

    "こんな年は今までに無い"というくらいの雨が多い日が続いています。いつになったら梅雨が明けるのでしょうか。 毎日グズグズした天気が続いています。たまに陽が差すときもあるのですが、ほとんど曇りか雨で、田んぼも乾きません。おかげで出穂前の稲も真っ黒。倒伏しないかがとっても心配です。 出穂後のハナエチゼン。穂が出てからもここまで濃い色をした稲は今までにないくらいです。これがコシヒカリだったら完全にアウトですね。 これは慣行栽培のコシヒカリの幼穂。今、だいたい2cmぐらいなので、あと2週間ほどで出穂の予定。コシヒカリにも穂肥を振りたいのですが、稲の葉色を見ていると絶対にやってはいけないような色をしているので、もう少し様子を見て、穂が出来上がってから追肥をするか考えたいと思います。

  • 梅雨の中休み

    本当に久しぶりに日光を浴びたような気がします。ずっと降り続いていた雨が上がって、今日は農作業が出来るということで、たくさんの農家さんで田んぼが賑やかでした。 "青空"とまではいきませんが、今日は良い天気。久しぶりの日光は暑かったですが、やっぱりジメジメしているよりはよっぽど良いです。 ハナエチゼンも穂が出始めました。長雨の影響で涼しい日が続いたので例年に比べると少し遅いかな?という感じです。陽の光が無いとお米が十分に実らないので、これから収穫までにどれだけ晴れるかがポイントです。 稲の花。この花にも花粉があるので、あまり聞きませんが、これも花粉症の原因になるみたいです。 山際の田んぼはイノシシとシカ対策ですごいことになっていますが、これぐらいやらないと安心できません。これから収穫期にかけてイノシシが餌を探しに山から下りてくるので、稲穂も狙われるようになります。その対策のため、近くに大きな川や山がある田んぼは全部電気柵で囲って対策をします。田舎ならではの面倒な作業です。

  • 雨が続きます

    今年は本当に"梅雨らしい"梅雨で、6月末からずっと雨の日が続いています。もう田んぼを乾かす時期なので少しでも晴れてほしいのですが、そればかりは人間の力でもどうにもならないので祈るしかありません。 毎日どんよりとした天気。天気の塩梅を見て、こまめに草刈りの日々です。 ちょうど1ヵ月ほど前に植えたコシヒカリの苗。田んぼは藻でひどいことになっていますが今のところは順調。まだ葉が柔らかいので、この長雨だといもち病にならないかが心配です。 昨年11月頃にもみ殻の山の中にいたカブトムシの幼虫ですが、今日掘り起こしてみたらサナギになっていました。幼虫とは全く形状が異なるので不思議です。 半年前はまだふかふかの"もみ殻"といった状態でしたが、半年ほどでボロボロになって半分"土"のようになってきました。昆虫の幼虫やミミズに食べられて、その糞と土が混ざったものです。これが本当の意味での"土づくり"で、こういった無数の小さな生き物の力で"土"が出来ていきます。毎年秋に"土づくり"ということでいろんなものを田んぼに撒いていますが、あれは微生物やこういった生き物の餌で、その餌と一緒に稲ワラをバラバラに分解して土が作られるという仕組みです。

  • 用水路の様子を見に

    梅雨と台風の時期の草刈り。毎年のことですが、草刈りをした後の用水路の様子が気になります。 自分みたいに草刈りの下手な人が草を刈るとこんな風になります。まっすぐ用水路があるのですが、刈った草が詰まって見えなくなっています。 これを放置すると雨が降った後に用水路の水があふれて田んぼに入ってきてしまいます。この"水が入る田んぼ"は草を刈った自分の田んぼではなく、基本的に"下流にあるの他人の田んぼ"です。草が下流に流されてそこで詰まる為です。 別の農家さんが管理している田んぼに水が入ってしまうのでものすごく迷惑をかけることになります。田植え後の田んぼだと苗が流されたり、除草剤を流してしまったりということがあり、収穫期前だと稲を倒してしまうので迷惑どころか損害賠償ものです。 田んぼは隣との明確な境界が無いので割とお互い様的な部分があり、なるべく迷惑が掛からないようにするのが暗黙の了解みたいになっています。なので、雨が降ると自分の田んぼが心配で見に行くというよりは、自分の作業や田んぼの管理のせいで周りの田んぼに迷惑になっていないかを確認しに行くという意味合いが強いです。 用水路の管理も農家の仕事。現在はパイプライン用水が主でもう使われなくなった用水路でも、草を刈った後はきちんと草や泥を上げておきます。自分の田んぼのためだけではなく、別の農家さんのためでもあります。 すっきりしました。 これも用水路。この川から農業用水を取水しており、取水口の管理(ゴミ掃除など)も各農家の毎日の仕事で、雨が降った日の当番だと不安になります。足を滑らせるとニュースになってしまいます。

  • ひたすら草刈り

    梅雨の時期は水がたっぷり当たるので稲はものすごく元気ですが、雑草も良く伸びます。なので、特に急いでする仕事が無い時はとにかく草を刈ります。 5月の連休中に植えたハナエチゼンも株と株の間が見えないくらい大きくなりました。そろそろ穂づくりの時期で、あと1ヶ月ほどで穂が出てきます。田んぼの水を抜いて乾かしにかかります。 アゼの雑草も良く伸びます。特にイネ科の雑草は1日に1cm以上伸びるのと、生長点が根元にあるので刈っても刈ってもキリがありません。刈払機で刈っていても追いつかないので、今年もそろそろスパイダーモアの出番です。 刈払機の2倍以上の排気量があるので機械より長い草でもガンガン刈っていけます。密植していなければススキ程度でも問題なく刈れます。 でも油断をしていると大きな石に刃をぶつけて、刃を固定しているナットが飛んで行方不明になることがあります。今回は無事見つかりました。また、最悪刃が折れたり、刃を固定している写真左の十字の部品が割れます。これ全部消耗品で、部品代だけで年間1万円以上かかっている?と思います。何年か使っていて分かったのですが、メンテナンス費が刈払機と比べて割高なのがスパイダーモアの欠点です。 すっきりしました。が、1か月後には元通りで、また刈らないといけません。

  • 2020年の田植え終了

    3月中旬からの育苗に始まり、4月下旬の田植え開始、それから6月中旬になってようやく2020年度の田植えがすべて終了しました。長かったです。 最後の苗の運び出し。今日も朝5時から準備をします。先日大雨が降ったので、苗箱が水に浸かってかなり重たいです。 この時期になると暑いので苗も伸び放題。お化けのような苗ですが、それでも葉を垂れさせず、まっすぐ上に伸びている苗作りは欠かせません。 今年最後の田植え。今日は曇り空で梅雨にも関わず涼しい風が吹いており、最良の田植え日和。最後に良い日を迎えられてかなり楽でした。稲作にとっては田植と稲刈りは一大イベントなので、ようやくといった感じです。本当に長かったです。 ちなみにすぐ隣では北陸新幹線の高架線の工事中。越前市の北部区間で、この先は先日田植えをした南部の工区につながります。こっちの区間はもうほとんど出来ているみたいです。 そして、田んぼのすぐ裏手に新幹線の駅(福井県の北陸新幹線の4駅の1つ)ができるみたいです。駅の周囲は広大な田んぼ、裏手は山、周りにお店は一軒もなく在来線の駅までもかなりの距離があり、本当に何にもない場所ですが・・・。どうなるのでしょうか。

  • 梅雨入り

    福井県も梅雨入りしました。5月中はほとんど雨が降らなかったので、ようやく待ちに待った雨です。 農繁期は日の出とともに作業開始。今日も朝5時から無農薬栽培の田んぼのチェーン除草に出かけます。雨が降る直前なのか、生暖かい風が強めに吹いています。 先日植えたばかりのもち米(タンチョウモチ)の除草。完全に草を取り除くというよりは、収量に影響しない程度まで草を減らす、また、抑草効果を狙ってのチェーン除草です。 7時半頃、まだ天候が持ちそうなので草刈りへ。梅雨の時期は雨が多くなかなか草刈りに行けないので、雨が降ってない時間を狙ってのこまめな草刈りになります。梅雨時期は草を刈らないと病気が蔓延しやすくなるので大切な仕事です。病気は"治療"よりも"予防"の方が重要なのは動物も植物も同じです。 9時頃から雨が迫ってきたので外作業は終了。 今年の冬は雪がほとんど降らず、春先から水不足気味だったので田んぼにとっては待ち遠しかった雨です。山野に大量に降った雨が夏の農業用水になるので、大量の水を使う稲作にとっては梅雨は無くてはならないものです。

  • 梅雨が迫ってきました

    天気予報を見ると10日夜から雨の様相で、この雨がずっと続くみたいです。雨の中の田植えはできないことはないのですが、気分的にものすごく嫌なので、雨の前に急遽田植えです。 土から芽が出てから15日目のコシヒカリの苗です。まだ2葉の稚苗ですが、根は育苗箱から飛び出すぐらい十分に張っているので田植えをしてしまいました。有機肥料なので根が傷まないかが心配です。 すぐ近くで北陸新幹線の橋桁工事をしています。越前市の南端部の区間ですが、昨年の橋脚だけの状態と比べてより完成に近づいてきたと思います。2022年末にはここに新幹線が走る予定です。越前市の新幹線が走る地域は周りに田んぼと山(トンネル)しかないので、あまり面白味ははないと思います。

  • あともう少し

    2020年の田植えの途中経過です。 ミルキークイーンまで終了。残すはもち米とコシヒカリと少量品種が少し。あと10日ほどで全部の田植えが終わりそうです。 6月は梅雨が心配なので、天気が良いうちに植えてしまいたいです。それにしても毎日暑いです。気温というよりは、日光の熱線が"差す"ような暑さで、"これから"夏を迎えるというのを考えると気が滅入ります。

  • 雨が降ったので

    毎日があまりにも忙しくて前回の更新からかなり日数が経ちましたが、ようやく大雨が降ったので今日は小休止です。 田植えは今日まででハナエチゼンと日本晴が終了。今年も4月は暑かったのでどちらの品種の苗も伸びすぎなくらいです。 日差しも強く、田んぼからの照り返しの日光で肌も良く焼けます。いつもだと何かしら田植え機のトラブルで時間がかかるのですが、今年は特に問題も無く順調に田植えを始めることが出来ました。とりあえず一安心です。 山間部の真四角ではない田んぼ。四角い田んぼはあっという間に植えることが出来るのですが、こういったいびつな形をした田んぼは何度も切り返して植えるのでとにかく時間がかかります。苗や肥料ももたくさん使うし、気分的にも疲れます。 来週からは雨が多い日が続きます。田植えは晴れていないと出来ないので、毎日のように予定を調整して作業を進めていきます。田んぼの耕起・均し、苗の生長具合、天気の塩梅、どれか1つでも問題があるとスケジュールが狂ってくるので、この時期は大変です。 植えた直後は3本ほどの苗ですが、稲は生長が進むとこれが20本以上に増えます。ちなみに苗の周りの白い粒が除草剤です。魔法の粉で、たったこれだけで田んぼに一切雑草が生え無くなります。無農薬栽培をやったことのある農家さんなら身に染みてわかると思うのですが、稲作革命と言っていいほど本当にすごい薬だと思います。

  • 寒い

    4月も終わりに近づいてきましたが、今週はとにかく寒く、育苗中の稲の苗が心配になります。 連日の冷たい雨。"あられ"や"みぞれ"交じりの雨が強風とともに吹き付け、真冬のような寒さです。 育苗プールの水も10度以下。水が冷たいと根が張らないので、少しでも陽が差してくれるのを願うばかりです。 と、心配するのは人間ばかりで、こんなに温度が低くても苗の生長は全く問題なし。稲は寒さにはとにかく強いです。20日ほど前に土から芽を出した日本晴の苗も地上部はもう15cm以上になりました。 根張りも十分。いつでも植えられます。明日からは晴天続きで一気に気温も20度以上に上がるみたいなので良い田植え日和になりそうです。

  • 草刈り開始

    農業というと作物や草花の世話というのが主な仕事と思われていますが、まったく違い、植物は人間が相手をしなくても勝手に育ちます。むしろ、作物以外の相手をしている時間の方が圧倒的に多いです。その1つが"雑草対策"です。 土に雑草の種子が落ちていて、気温が高くて水分があると当たり前のように雑草が生えてきます。雑草が生えないというのが異常と思えるくらい、農業をしていると実感します。 稲作の場合、田んぼの周りの畦道と田んぼの中の雑草の対策が主な仕事です。4月中旬にもなるとあぜ道にも勢いよく雑草が生えてきます。なぜ雑草を刈るかというと、「日当たりが悪くなる、病害虫の巣になる、人間が歩くのに邪魔になる、景観が悪くなる」などがあります。 刈払機。いわゆる草刈り機で、田んぼの仕事で一番使う機械だと思います。除草剤を使わない場合は、ほとんどこの機械で田んぼの周囲を歩きながら草を刈っていきます。 すっきりしました。が、1ヶ月もするとまた元通りになります。田植えから稲刈りまで、ひたすら草刈りを繰りかえすのが農業の主な仕事です。

  • プール育苗

    4月の育苗の一番の大敵は"朝晩の寒さ"です。日中のビニールハウス内はとても暖かいのですが、朝晩はさすがに冷え込み、5度以下になる日も多いです。稲は寒さには強いのですが、生長が遅れると予定通りにいかなくなるという問題が発生します。 その生長が遅れる問題を解決する方法の1つがプール育苗。水は空気と比べると温まりにくく冷めにくいので、急激な温度変化がありません。早朝の気温が5度でも水温は10度以上は確保できるので、20日ほどで田植えが出来る苗を作ることが出来ます。 また、毎日の水やりからも解放されるのと、急な温度変化で苗が焼けるという心配もなくなります。 もう少し朝晩の冷え込みが弱くなったらビニールは常時開放するので、ほとんど手間がかからなくなります。 とりあえず日本晴は終了。ハナエチゼンも残り1回播種を残しているだけで、次は「にこまる」という品種の準備。ここからは特別栽培になります。1つ準備が終わったらその次と休みなしで次々いきます。

  • 苗(日本晴)の途中経過

    3月末にビニールハウスに苗出しをした日本晴の苗の途中経過です。日本晴は割と作りやすい品種なのであまり心配はしていないのですが、毎日の気温が安定しない分だけが気がかりです。プールに水を入れるまではもうしばらくの辛抱です。 昨日の土曜日は晴天で20度近くにまで気温が上がりましたが、今日は北風の吹く寒い一日。毎年桜が満開になるこの頃が、田んぼの仕事開始の時期です。今年は皆さん少し早めに耕起が終わって、田んぼに水を張り始めました。 3日前の苗。この黄緑色をしたものが稲の一枚目の葉っぱです。まだ全体的に弱々しいです。 そして今日の苗。同じ苗かと見違えるくらいに大きくなってきました。だいぶん苗らしくなってきて、もうちょっとしたらプールにも水が張れそうです。 緑の絨毯。きれいに生え揃っていると思います。病気が発生するとこの段階でおかしな苗があるのですが、今回は問題なさそうです。 高山農園の育苗は全てプール育苗なので、早速準備をします。といってもプール用のシートは苗を床に並べる前に終わっているので、あとはプールの型枠を通路側に当てて固定するだけ。2、3日したら水を張って、あとは田植えまで放置です。

  • 令和2年の種まき1回目

    先日、今年初めての種まきを行いました。まずは日本晴から。種まき~出芽、ビニールハウスへの苗運搬の作業記録です。 高山農園の稲の育苗は全てマット苗です。以前ポット苗も試してみたことがあったのですが、ポット苗は苗代の準備と田植時の苗運搬が手間なのと、苗枚数も多くなってしまうので、作業効率の関係からやや密苗気味のマット苗です。種まきは機械がほぼ自動でやってくれるので、人間は土や種を機械に補給するだけ。 種をまき終わったら土から芽が出てくるまで保温します。加湿ヒーター付きの保温器で2~3日ほど。 種まき後の苗箱はこのような感じ。種からは芽が出ているので、次に土から芽が伸びてくるのを待ちます。 だいたい土から1cmほど目が伸びてきたらビニールハウスに移します。 プール育苗用のシートの上に苗箱を並べていきます。土がぎっしり詰まった苗箱は5kg以上あるので、何百枚と並べると腰が痛くなります。 最後に遮光用のシートを掛けてとりあえず終了。 保温器の中は真っ暗なので、出したばかりの稲の芽も真っ白。陽の光に当たるとゆっくりと緑色になっていきますが、いきなり強い陽に当たると障害が出るので、やや遮光性のあるシートをしばらく掛けておきます。これからとってもたいへんな育苗が始まります。

  • 種もみの準備

    稲の種子を水に漬けて約8日が経ちました。そろそろ発芽に十分な温度になってきたので、一晩ぬるま湯に漬けて一気に発芽させます。 だいたい12度で8日間浸種した稲(日本晴)の種籾。もみ殻も透けて幾分大きく膨らんできました。 昨年採種した種もみはJAからも通知が来るくらい発芽勢が悪いみたいで、うまく芽が出そろってくれるか心配です。ちなみに発芽勢とは発芽率とはちがい、"一斉にどれだけ発芽が揃うか"ということで、発芽が揃わないとその後の生長もバラバラになります。 一晩~24時間ぐらい、少し温かめのぬるま湯に漬けて一気に発芽させます。今年は少し心配なので、また今年度最初の催芽ということもあり、少し高めの30度で試してみました。 翌日。少し長めにやりすぎてしまいましたが、芽は割ときれいに出揃いました。9.5割くらいは出ているので、これくらいの出芽なら播種をしても問題なさそうです。 播種機の準備も終わり、明日2020年の一番最初の播種(種まき)をします。

  • 種籾の薬剤消毒

    そろそろ種籾の準備も始めていきます。一番最初に植えるのは"ハナエチゼン"と"日本晴"というあまり聞き慣れない品種だと思いますが、主に外食産業向けの業務用としての用途が多いお米です。 毎年やることは一緒で、まずは種籾の選別用の塩水づくり。比重計を使って割と厳しめの比重で選別します。塩水に昨年採種した種もみを入れて、浮いてきた軽いものを取り除きます。ちなみに種もみは特別なお米ではなく、お米の乾燥後にその一部を採取しただけです。モミすりをすると食べることが出来ます。 昨年のお米はしっかりと粒が詰まっているのか、浮籾は少なめな感じがしますが、 浮いてきた籾の中身はこんな感じの玄米なので、健全な生長が望めません。なので、選別はとても大切です。 選別の後は消毒をします。いつもはお湯を使う温湯消毒ですが、"ハナエチゼン"を温湯消毒するとなぜか発芽率が極端に落ちるので、今回は薬品で消毒をします。かなりエグイ臭いと色がしています。 種籾にはいろいろな雑菌が付着しています。育苗中だけでなく田んぼに植えた後でも問題になるくらいの重大な病原菌が付着している場合があるので、消毒もきっちりと行います。地域的にいもち病やゴマ葉枯れ病が発生しやすい場所に田んぼがあるので、手は抜けません。 消毒が終わったら、数日水に漬けて発芽を促します。昨年のお米は発芽勢が全体的に悪いみたいなので、水温は少し高め、日数も長めで様子を見てみたいと思います。

  • ビニールハウスの準備

    今月末から稲の育苗を始めるので、育苗場所の準備をします。小さいうちの苗は寒さに当たると委縮してしまうことがあるので、主に寒さ対策でビニールハウス内の暖かい場所で育苗をします。 まず、両サイドに防獣ネットを張り、換気のためにシートを開けてもスズメが入ってこないようにします。この時期のスズメはエサがほとんど無く空腹なので、苗をほじくり返して種もみを食べてしまいます。毎日のようにやってくるのでその対策です。 次に下部分のシートをぐるっと張ります。ここまでは割と簡単。 それから、天井部のシートを張ります。前後から順に引っ張っていくというのが主だと思うのですが、高山農園ではシートの束を横から天井の中心まで紐で引っ張り上げて、そこから両サイドに広げるという方法で張っています。個人的にはこっちの方が楽だと思います。 最後にビニール紐で全体を縛って完成。これをやらないと強風が吹いたときにシートが飛びます。春と秋は強風や突風が吹きやすいので、手間ですがしっかりとやります。 とりあえずシートを張るところまでは終了。次は内部の準備をします。

  • そろそろ稲作の準備を始めます

    今年2020年の冬もあまり雪が降らず、雪が積もるということもほとんど無かった福井県です。今までの雪が降っていた頃の3月というとまだ1mぐらい雪が積もっていて"雪解け待ち"という感じでしたが、近年はほぼ一年中外作業が出来ます。 育苗前のこの時期の作業というと、毎年恒例のイノシシ害の後始末。冬の間はイノシシはエサを探して非常に活発になるので、田んぼの周りを覆っているワイヤーメッシュの柵なども簡単に突破してしまいます。細い鉄筋棒で出来ているといっても人間の力では曲げることも難しいのですが、中には鉄筋同士の溶接も剥がしてしまうイノシシもいます。 春になると何故かイノシシはピタッと山から出てこなくなるのは不思議です。なので、田植え前のこの時期に田んぼ廻りの修繕を行います。 田んぼの畦道もイノシシがミミズを採るために掘って崩してしまう場所がいくつもあるので、それも直します。なぜか無農薬栽培の田んぼの畦ばかり狙われるのはそれだけミミズが多いからでしょうか。通常の慣行栽培の田んぼはほとんど無傷です。 それにしても粘土質の土は重たいです。冬の間はあまり動いていなかったので余計に重たく感じるような気がします。 だいたいここまでが3月前半の作業。まだ急ぐ時期ではないので、ぼちぼち作業をしていました。 毎年少しづつですが請け負う田んぼの面積が増えるので、今年は少し早めに田植えをする予定です。今年は4月後半から田植えの予定なのでそろそろ育苗の準備も始めます。

  • ようやく雪が降ってきました

    令和2年もあっという間にひと月が終わり、2月になりました。今年の冬も暖かいといってもさすがに2月にもなると雨が雪に変わってきました。 雪が降ったといってもうっすらとだけ。以前なら12月頃の景色ですが、ここ数年は雪が積もるだけでも珍しくなってきました。気候がだいぶん亜熱帯の方向に寄っているような感じもします。 梅のつぼみもだいぶん膨らんできました。来週はかなり暖かくなるみたいなので、今年も春は早くに来そうです。 農業は科学技術が発展した現在でも昔と同じように気候や気象に左右される仕事で、今年は早めに外仕事の準備に入れそうです。農産物の工場生産というのが一時期流行りましたが、価格は高くても安定した生産ができるという意味では良いのかもしれません。最近の評判はあまり聞きませんが、どうなのでしょうか。 令和2年のコウノトリ。この辺りではもう全く珍しくもなくなってきたコウノトリですが、今年見かけるのは1匹だけ。2匹のつがいで来てもらえると定住してもらえる可能性もあるので楽しみです。 10年位前に1匹のコウノトリが近くの田んぼに飛来したことがきっかけで、その後、コウノトリの巣塔が建ち、近隣の無農薬栽培の田んぼも大幅に増え、さらに今年は近くにビオトープの設置も進められています。豊かな自然環境を作るのは食の安全にもつながるので、"生き物を育む農業、活動"という方向性も良いのではないかと思います

  • 今年もよろしくお願いいたします

    遅くなりましたが、令和2年もよろしくお願いいたします。 新年を迎えましたが、今年も雪が積もっていない福井県です。 この写真のいつも遠くに見えている山は「日野山」と言って、だいたい800mぐらいあります。この山頂が3回ぐらい白くなると地表にも雪が積もり始めるのですが、今冬はその様子も全くなし。日中はよく晴れてとても暖かいです。これが北陸地方の冬なの?という感じもします。 暖かいと元気なのがイノシシ。田んぼの畦(アゼ)がどんどん耕かされていきます。野生の動物なのでエサを探すのに必死なのはわかるのですが、ここまでされると・・・。今年のこの田んぼの草刈りは大変そうです。 暖かいといっても田んぼにはうっすらと氷は張るのでそれなりに朝晩は寒いです。稲作には莫大な量の水を栽培に使うので、このまま雪が降らないととっても困ります。山間部に降り積もった雪で梅雨時期までの水を確保するので、今後も雪が積もらないような気候になると、日本で稲作が可能な地域がどんどん減っていく可能性もあります。食糧事情も厳しくなるかもしれません。いったいどうなってしまうのでしょうか。

  • 餅つき

    2019年もあと数日で終わり。もうすぐ新年ということで、この時期はお正月用の餅つきで毎日大忙しです。餅を搗いて丸めるだけならすぐにできるのですが、お米の準備から後始末までを毎日繰り返すので、量を作ろうと思うと大変です。 餅に使うもち米は炊かずに蒸します。もち米は水分を吸うとどんどん柔らかくなるので、蒸すことで柔らかくなりすぎるのを防ぎます。 蒸したもち米は杵と臼を使って搗き上げます。ご飯粒を潰しながらモチにしていくことによって、モチ本来の力強りコシと粘りが生まれます。粉砕したもち米を捏ねただけだと、柔らかいトロトロのお餅になってしまいます。 最後に丸く整形して冷めたら完成。福井県は切り餅ではなく丸餅です。まだ温かいうちは艶々輝いていますが、冷めてくるとしわしわに縮んでしまいます。 なぜここまでモチの"コシ"にこだわるかというと、理由の1つに福井県の雑煮事情があります。福井県の雑煮は丸餅を焼かずにそのまま煮るだけです。昆布でだしをとって味噌で味付け。具は一切なしです。最後に鰹節をかけていただきます。自分たちはずっとこの雑煮を食べてきたのでこれが普通だと思っていたのですが、全国的にもかなり珍しい雑煮ということを近年知りました。 餅を煮込むので、煮ても簡単には溶けない力強さがモチに求められます。なので、正月のモチだけは自分たちで餅つきをしたり、昔ながらの方法で餅を作っているところに頼むというのが多いみたいです。

  • もち米とうるち米

    12月も後半、もう今年も残りわずかとなってきました。3年位前まではこの時期になると雪が積もりはじめ、陽が全く差さなくなるのですが、近年の冬はとてもあたたかいです。 空模様は北陸地方の冬らしく分厚い雲が途切れ途切れに西から流れてくるのですが、気温が高いので雪が積もるどころか降りもしません。これからはこれが当たり前の冬になるのでしょうか。 これだけ暖かいとあまり"餅が食べたい"という感じがしないのですが、とりあえず季節ものということで今日は「もち米」の話。 お米の主成分は「デンプン」ですが、このデンプンには種類があって、「アミロース」というデンプンが多い種類を「うるち米」、「アミロペクチン」というデンプンが100%のお米を「もち米」と言います。デンプンの種類でお米の色や食感に特徴が生まれます。 お米以外にも、同じイネ科の作物「ヒエ、粟、麦、キビ」などにもモチ系の品種があり、「モチ稗、モチ粟、もち麦、モチキビ」が普通のうるち系の品種よりモチモチした食感があります。もち麦などは最近有名です。「モチとうもろこし」もあったかもしれません。 雑穀米でもこういったモチ系の品種を加えるとよりおいしく食べることが出来るのではないかと思います。 ちなみにデンプンは唾液に含まれる消化酵素「アミラーゼ」で素早く「糖分」に分解されるので、ご飯を口に入れた瞬間に「甘さ(おいしさ)」を感じることが出来ます。 お米には「低アミロース米」という品種系列があり、「うるち米」の中でもアミロペクチンが多く含まれている品種があります。そのため食感がもち米に近くなったり、お米の見た目もやや白っぽくなります。 近年はあっさり系よりももっちりとしたお米が好まれる傾向があるので、低アミロース系の品種がたくさん開発されています。「ミルキークイーン」や「ゆめぴりか」などが有名です。食味検査でも「アミロース」の含有量は重要な指標の1つになっており、なるべく低い方が食味値も高くなる傾向にあります。 お米の品種改良も様々で、低アミロースの逆の高アミロース米、大粒種、大胚芽種、高タンパク米などいろんなタイプのお米が開発されています。現在の品種改良は稲どうしの掛け合わせで開発されていますが、遺伝子改良となると別の植物、さらに動物の遺伝子ともかけ合わせが可能で、ちょっと怖いような感じもします。

  • 田んぼの仕事もそろそろ終わり

    11月にもなると今年の田んぼの作業も終わりです。秋肥料をまいた田んぼを耕起して、水を張って田んぼを休ませてやります。 今年の福井の秋はとても天気が良く、9月~11月は暖かくて過ごしやすいです。いつもの北陸地方の秋の気候というと、秋雨からの寒波到来で、あっという間に冬になるのですが、今年はしっかりと"秋"があります。 これはモミ殻に米ぬかと水を混ぜて堆肥にしたもみ殻たい肥。もみ殻には自然の納豆菌が付着しているので、菌に栄養と水をあげれば簡単に発酵が始まります。ただ、使い道がないので、屋外に野晒しで一年間放置してあります。 この堆肥が小さい生き物にとっては好物みたいで、ミミズからカブトムシまでと様々な生物が寄ってきます。だいたいはイノシシの遊び場になります。 久しぶりに掘り返してみたらカブトムシの幼虫がゴロゴロ出てきました。ハエやカブトムシの幼虫、ミミズなど土の中の芋虫系の昆虫はこういった腐食物を食べ、その排泄物が砂や粘土と混じってようやく"土"になります。人間が土づくりとして行っている秋肥散布や耕起などはこうした菌類や小さな生き物のお手伝いといったもので、これが土づくりの基本になります。

  • 田んぼも寂しくなってきました

    11月になりました。今年の田んぼの仕事もそろそろ終わりです。 高山農園ではお米の生産だけでなく販売も行っているので、一年で大量の「米ぬか」ができます。捨てるのはもったいないので、稲刈り後のこの時期に田んぼに戻してやります。「米ぬか」は稲から採れた収穫物の一部なので、たっぷりのミネラルを含む栄養が詰まっています。田んぼの微生物の餌や菌類の栄養源になります。 それにしても今年はどの田んぼも「ひこばえ」が元気な感じがします。「ひこばえ」とは稲の切株から生えてきた新芽のことで、稲がまだ生きている証拠です。ひこばえが元気な田んぼは収穫したお米も"おいしくない"という話を聞いたことがあります。植物が生長するにはチッソ系の養分が必要で、この養分が田んぼに余っているため、ひこばえが伸びてきます。チッソが多いということはお米の食味のタンパク値も高くなる、という理屈らしいです。今年の福井米は食味が全体的に低めなので、そうなのかもしれません。 ワタリカラスではないのですが、この時期になると"よそ者"のカラスが餌を求めて田んぼに多く集まってきます。餌になるカエルも冬眠の季節で田んぼでもほとんど見かけなくなってきました。 11月にもなると16時過ぎには日が暮れます。農業は"陽が出ているときが仕事の時間"というのが昔からあるみたいで、育苗時期は朝5時ぐらいから、草刈りで忙しい時期は18時ぐらいまでと、気候や時節に合わせた労働時間で作業をしています。これからは外作業は控えめで、お米の販売の仕事がメインになります。

ブログリーダー」を活用して、高山農園さんをフォローしませんか?

ハンドル名
高山農園さん
ブログタイトル
高山農園のお米作り
フォロー
高山農園のお米作り

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用