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プロフィール
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ブログタイトル
高山農園のお米作り
ブログURL
https://okomenotakayama.com/blog/
ブログ紹介文
無農薬栽培や特別栽培など農薬に出来るだけ頼らない、おいしいお米作りに取り組んでいます。
更新頻度(1年)

45回 / 365日(平均0.9回/週)

ブログ村参加:2019/03/24

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ハンドル名
高山農園さん
ブログタイトル
高山農園のお米作り
更新頻度
45回 / 365日(平均0.9回/週)
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高山農園のお米作り

高山農園さんの新着記事

1件〜30件

  • 用水路の様子を見に

    梅雨と台風の時期の草刈り。毎年のことですが、草刈りをした後の用水路の様子が気になります。 自分みたいに草刈りの下手な人が草を刈るとこんな風になります。まっすぐ用水路があるのですが、刈った草が詰まって見えなくなっています。 これを放置すると雨が降った後に用水路の水があふれて田んぼに入ってきてしまいます。この"水が入る田んぼ"は草を刈った自分の田んぼではなく、基本的に"下流にあるの他人の田んぼ"です。草が下流に流されてそこで詰まる為です。 別の農家さんが管理している田んぼに水が入ってしまうのでものすごく迷惑をかけることになります。田植え後の田んぼだと苗が流されたり、除草剤を流してしまったりということがあり、収穫期前だと稲を倒してしまうので迷惑どころか損害賠償ものです。 田んぼは隣との明確な境界が無いので割とお互い様的な部分があり、なるべく迷惑が掛からないようにするのが暗黙の了解みたいになっています。なので、雨が降ると自分の田んぼが心配で見に行くというよりは、自分の作業や田んぼの管理のせいで周りの田んぼに迷惑になっていないかを確認しに行くという意味合いが強いです。 用水路の管理も農家の仕事。現在はパイプライン用水が主でもう使われなくなった用水路でも、草を刈った後はきちんと草や泥を上げておきます。自分の田んぼのためだけではなく、別の農家さんのためでもあります。 すっきりしました。 これも用水路。この川から農業用水を取水しており、取水口の管理(ゴミ掃除など)も各農家の毎日の仕事で、雨が降った日の当番だと不安になります。足を滑らせるとニュースになってしまいます。

  • ひたすら草刈り

    梅雨の時期は水がたっぷり当たるので稲はものすごく元気ですが、雑草も良く伸びます。なので、特に急いでする仕事が無い時はとにかく草を刈ります。 5月の連休中に植えたハナエチゼンも株と株の間が見えないくらい大きくなりました。そろそろ穂づくりの時期で、あと1ヶ月ほどで穂が出てきます。田んぼの水を抜いて乾かしにかかります。 アゼの雑草も良く伸びます。特にイネ科の雑草は1日に1cm以上伸びるのと、生長点が根元にあるので刈っても刈ってもキリがありません。刈払機で刈っていても追いつかないので、今年もそろそろスパイダーモアの出番です。 刈払機の2倍以上の排気量があるので機械より長い草でもガンガン刈っていけます。密植していなければススキ程度でも問題なく刈れます。 でも油断をしていると大きな石に刃をぶつけて、刃を固定しているナットが飛んで行方不明になることがあります。今回は無事見つかりました。また、最悪刃が折れたり、刃を固定している写真左の十字の部品が割れます。これ全部消耗品で、部品代だけで年間1万円以上かかっている?と思います。何年か使っていて分かったのですが、メンテナンス費が刈払機と比べて割高なのがスパイダーモアの欠点です。 すっきりしました。が、1か月後には元通りで、また刈らないといけません。

  • 2020年の田植え終了

    3月中旬からの育苗に始まり、4月下旬の田植え開始、それから6月中旬になってようやく2020年度の田植えがすべて終了しました。長かったです。 最後の苗の運び出し。今日も朝5時から準備をします。先日大雨が降ったので、苗箱が水に浸かってかなり重たいです。 この時期になると暑いので苗も伸び放題。お化けのような苗ですが、それでも葉を垂れさせず、まっすぐ上に伸びている苗作りは欠かせません。 今年最後の田植え。今日は曇り空で梅雨にも関わず涼しい風が吹いており、最良の田植え日和。最後に良い日を迎えられてかなり楽でした。稲作にとっては田植と稲刈りは一大イベントなので、ようやくといった感じです。本当に長かったです。 ちなみにすぐ隣では北陸新幹線の高架線の工事中。越前市の北部区間で、この先は先日田植えをした南部の工区につながります。こっちの区間はもうほとんど出来ているみたいです。 そして、田んぼのすぐ裏手に新幹線の駅(福井県の北陸新幹線の4駅の1つ)ができるみたいです。駅の周囲は広大な田んぼ、裏手は山、周りにお店は一軒もなく在来線の駅までもかなりの距離があり、本当に何にもない場所ですが・・・。どうなるのでしょうか。

  • 梅雨入り

    福井県も梅雨入りしました。5月中はほとんど雨が降らなかったので、ようやく待ちに待った雨です。 農繁期は日の出とともに作業開始。今日も朝5時から無農薬栽培の田んぼのチェーン除草に出かけます。雨が降る直前なのか、生暖かい風が強めに吹いています。 先日植えたばかりのもち米(タンチョウモチ)の除草。完全に草を取り除くというよりは、収量に影響しない程度まで草を減らす、また、抑草効果を狙ってのチェーン除草です。 7時半頃、まだ天候が持ちそうなので草刈りへ。梅雨の時期は雨が多くなかなか草刈りに行けないので、雨が降ってない時間を狙ってのこまめな草刈りになります。梅雨時期は草を刈らないと病気が蔓延しやすくなるので大切な仕事です。病気は"治療"よりも"予防"の方が重要なのは動物も植物も同じです。 9時頃から雨が迫ってきたので外作業は終了。 今年の冬は雪がほとんど降らず、春先から水不足気味だったので田んぼにとっては待ち遠しかった雨です。山野に大量に降った雨が夏の農業用水になるので、大量の水を使う稲作にとっては梅雨は無くてはならないものです。

  • 梅雨が迫ってきました

    天気予報を見ると10日夜から雨の様相で、この雨がずっと続くみたいです。雨の中の田植えはできないことはないのですが、気分的にものすごく嫌なので、雨の前に急遽田植えです。 土から芽が出てから15日目のコシヒカリの苗です。まだ2葉の稚苗ですが、根は育苗箱から飛び出すぐらい十分に張っているので田植えをしてしまいました。有機肥料なので根が傷まないかが心配です。 すぐ近くで北陸新幹線の橋桁工事をしています。越前市の南端部の区間ですが、昨年の橋脚だけの状態と比べてより完成に近づいてきたと思います。2022年末にはここに新幹線が走る予定です。越前市の新幹線が走る地域は周りに田んぼと山(トンネル)しかないので、あまり面白味ははないと思います。

  • あともう少し

    2020年の田植えの途中経過です。 ミルキークイーンまで終了。残すはもち米とコシヒカリと少量品種が少し。あと10日ほどで全部の田植えが終わりそうです。 6月は梅雨が心配なので、天気が良いうちに植えてしまいたいです。それにしても毎日暑いです。気温というよりは、日光の熱線が"差す"ような暑さで、"これから"夏を迎えるというのを考えると気が滅入ります。

  • 雨が降ったので

    毎日があまりにも忙しくて前回の更新からかなり日数が経ちましたが、ようやく大雨が降ったので今日は小休止です。 田植えは今日まででハナエチゼンと日本晴が終了。今年も4月は暑かったのでどちらの品種の苗も伸びすぎなくらいです。 日差しも強く、田んぼからの照り返しの日光で肌も良く焼けます。いつもだと何かしら田植え機のトラブルで時間がかかるのですが、今年は特に問題も無く順調に田植えを始めることが出来ました。とりあえず一安心です。 山間部の真四角ではない田んぼ。四角い田んぼはあっという間に植えることが出来るのですが、こういったいびつな形をした田んぼは何度も切り返して植えるのでとにかく時間がかかります。苗や肥料ももたくさん使うし、気分的にも疲れます。 来週からは雨が多い日が続きます。田植えは晴れていないと出来ないので、毎日のように予定を調整して作業を進めていきます。田んぼの耕起・均し、苗の生長具合、天気の塩梅、どれか1つでも問題があるとスケジュールが狂ってくるので、この時期は大変です。 植えた直後は3本ほどの苗ですが、稲は生長が進むとこれが20本以上に増えます。ちなみに苗の周りの白い粒が除草剤です。魔法の粉で、たったこれだけで田んぼに一切雑草が生え無くなります。無農薬栽培をやったことのある農家さんなら身に染みてわかると思うのですが、稲作革命と言っていいほど本当にすごい薬だと思います。

  • 寒い

    4月も終わりに近づいてきましたが、今週はとにかく寒く、育苗中の稲の苗が心配になります。 連日の冷たい雨。"あられ"や"みぞれ"交じりの雨が強風とともに吹き付け、真冬のような寒さです。 育苗プールの水も10度以下。水が冷たいと根が張らないので、少しでも陽が差してくれるのを願うばかりです。 と、心配するのは人間ばかりで、こんなに温度が低くても苗の生長は全く問題なし。稲は寒さにはとにかく強いです。20日ほど前に土から芽を出した日本晴の苗も地上部はもう15cm以上になりました。 根張りも十分。いつでも植えられます。明日からは晴天続きで一気に気温も20度以上に上がるみたいなので良い田植え日和になりそうです。

  • 草刈り開始

    農業というと作物や草花の世話というのが主な仕事と思われていますが、まったく違い、植物は人間が相手をしなくても勝手に育ちます。むしろ、作物以外の相手をしている時間の方が圧倒的に多いです。その1つが"雑草対策"です。 土に雑草の種子が落ちていて、気温が高くて水分があると当たり前のように雑草が生えてきます。雑草が生えないというのが異常と思えるくらい、農業をしていると実感します。 稲作の場合、田んぼの周りの畦道と田んぼの中の雑草の対策が主な仕事です。4月中旬にもなるとあぜ道にも勢いよく雑草が生えてきます。なぜ雑草を刈るかというと、「日当たりが悪くなる、病害虫の巣になる、人間が歩くのに邪魔になる、景観が悪くなる」などがあります。 刈払機。いわゆる草刈り機で、田んぼの仕事で一番使う機械だと思います。除草剤を使わない場合は、ほとんどこの機械で田んぼの周囲を歩きながら草を刈っていきます。 すっきりしました。が、1ヶ月もするとまた元通りになります。田植えから稲刈りまで、ひたすら草刈りを繰りかえすのが農業の主な仕事です。

  • プール育苗

    4月の育苗の一番の大敵は"朝晩の寒さ"です。日中のビニールハウス内はとても暖かいのですが、朝晩はさすがに冷え込み、5度以下になる日も多いです。稲は寒さには強いのですが、生長が遅れると予定通りにいかなくなるという問題が発生します。 その生長が遅れる問題を解決する方法の1つがプール育苗。水は空気と比べると温まりにくく冷めにくいので、急激な温度変化がありません。早朝の気温が5度でも水温は10度以上は確保できるので、20日ほどで田植えが出来る苗を作ることが出来ます。 また、毎日の水やりからも解放されるのと、急な温度変化で苗が焼けるという心配もなくなります。 もう少し朝晩の冷え込みが弱くなったらビニールは常時開放するので、ほとんど手間がかからなくなります。 とりあえず日本晴は終了。ハナエチゼンも残り1回播種を残しているだけで、次は「にこまる」という品種の準備。ここからは特別栽培になります。1つ準備が終わったらその次と休みなしで次々いきます。

  • 苗(日本晴)の途中経過

    3月末にビニールハウスに苗出しをした日本晴の苗の途中経過です。日本晴は割と作りやすい品種なのであまり心配はしていないのですが、毎日の気温が安定しない分だけが気がかりです。プールに水を入れるまではもうしばらくの辛抱です。 昨日の土曜日は晴天で20度近くにまで気温が上がりましたが、今日は北風の吹く寒い一日。毎年桜が満開になるこの頃が、田んぼの仕事開始の時期です。今年は皆さん少し早めに耕起が終わって、田んぼに水を張り始めました。 3日前の苗。この黄緑色をしたものが稲の一枚目の葉っぱです。まだ全体的に弱々しいです。 そして今日の苗。同じ苗かと見違えるくらいに大きくなってきました。だいぶん苗らしくなってきて、もうちょっとしたらプールにも水が張れそうです。 緑の絨毯。きれいに生え揃っていると思います。病気が発生するとこの段階でおかしな苗があるのですが、今回は問題なさそうです。 高山農園の育苗は全てプール育苗なので、早速準備をします。といってもプール用のシートは苗を床に並べる前に終わっているので、あとはプールの型枠を通路側に当てて固定するだけ。2、3日したら水を張って、あとは田植えまで放置です。

  • 令和2年の種まき1回目

    先日、今年初めての種まきを行いました。まずは日本晴から。種まき~出芽、ビニールハウスへの苗運搬の作業記録です。 高山農園の稲の育苗は全てマット苗です。以前ポット苗も試してみたことがあったのですが、ポット苗は苗代の準備と田植時の苗運搬が手間なのと、苗枚数も多くなってしまうので、作業効率の関係からやや密苗気味のマット苗です。種まきは機械がほぼ自動でやってくれるので、人間は土や種を機械に補給するだけ。 種をまき終わったら土から芽が出てくるまで保温します。加湿ヒーター付きの保温器で2~3日ほど。 種まき後の苗箱はこのような感じ。種からは芽が出ているので、次に土から芽が伸びてくるのを待ちます。 だいたい土から1cmほど目が伸びてきたらビニールハウスに移します。 プール育苗用のシートの上に苗箱を並べていきます。土がぎっしり詰まった苗箱は5kg以上あるので、何百枚と並べると腰が痛くなります。 最後に遮光用のシートを掛けてとりあえず終了。 保温器の中は真っ暗なので、出したばかりの稲の芽も真っ白。陽の光に当たるとゆっくりと緑色になっていきますが、いきなり強い陽に当たると障害が出るので、やや遮光性のあるシートをしばらく掛けておきます。これからとってもたいへんな育苗が始まります。

  • 種もみの準備

    稲の種子を水に漬けて約8日が経ちました。そろそろ発芽に十分な温度になってきたので、一晩ぬるま湯に漬けて一気に発芽させます。 だいたい12度で8日間浸種した稲(日本晴)の種籾。もみ殻も透けて幾分大きく膨らんできました。 昨年採種した種もみはJAからも通知が来るくらい発芽勢が悪いみたいで、うまく芽が出そろってくれるか心配です。ちなみに発芽勢とは発芽率とはちがい、"一斉にどれだけ発芽が揃うか"ということで、発芽が揃わないとその後の生長もバラバラになります。 一晩~24時間ぐらい、少し温かめのぬるま湯に漬けて一気に発芽させます。今年は少し心配なので、また今年度最初の催芽ということもあり、少し高めの30度で試してみました。 翌日。少し長めにやりすぎてしまいましたが、芽は割ときれいに出揃いました。9.5割くらいは出ているので、これくらいの出芽なら播種をしても問題なさそうです。 播種機の準備も終わり、明日2020年の一番最初の播種(種まき)をします。

  • 種籾の薬剤消毒

    そろそろ種籾の準備も始めていきます。一番最初に植えるのは"ハナエチゼン"と"日本晴"というあまり聞き慣れない品種だと思いますが、主に外食産業向けの業務用としての用途が多いお米です。 毎年やることは一緒で、まずは種籾の選別用の塩水づくり。比重計を使って割と厳しめの比重で選別します。塩水に昨年採種した種もみを入れて、浮いてきた軽いものを取り除きます。ちなみに種もみは特別なお米ではなく、お米の乾燥後にその一部を採取しただけです。モミすりをすると食べることが出来ます。 昨年のお米はしっかりと粒が詰まっているのか、浮籾は少なめな感じがしますが、 浮いてきた籾の中身はこんな感じの玄米なので、健全な生長が望めません。なので、選別はとても大切です。 選別の後は消毒をします。いつもはお湯を使う温湯消毒ですが、"ハナエチゼン"を温湯消毒するとなぜか発芽率が極端に落ちるので、今回は薬品で消毒をします。かなりエグイ臭いと色がしています。 種籾にはいろいろな雑菌が付着しています。育苗中だけでなく田んぼに植えた後でも問題になるくらいの重大な病原菌が付着している場合があるので、消毒もきっちりと行います。地域的にいもち病やゴマ葉枯れ病が発生しやすい場所に田んぼがあるので、手は抜けません。 消毒が終わったら、数日水に漬けて発芽を促します。昨年のお米は発芽勢が全体的に悪いみたいなので、水温は少し高め、日数も長めで様子を見てみたいと思います。

  • ビニールハウスの準備

    今月末から稲の育苗を始めるので、育苗場所の準備をします。小さいうちの苗は寒さに当たると委縮してしまうことがあるので、主に寒さ対策でビニールハウス内の暖かい場所で育苗をします。 まず、両サイドに防獣ネットを張り、換気のためにシートを開けてもスズメが入ってこないようにします。この時期のスズメはエサがほとんど無く空腹なので、苗をほじくり返して種もみを食べてしまいます。毎日のようにやってくるのでその対策です。 次に下部分のシートをぐるっと張ります。ここまでは割と簡単。 それから、天井部のシートを張ります。前後から順に引っ張っていくというのが主だと思うのですが、高山農園ではシートの束を横から天井の中心まで紐で引っ張り上げて、そこから両サイドに広げるという方法で張っています。個人的にはこっちの方が楽だと思います。 最後にビニール紐で全体を縛って完成。これをやらないと強風が吹いたときにシートが飛びます。春と秋は強風や突風が吹きやすいので、手間ですがしっかりとやります。 とりあえずシートを張るところまでは終了。次は内部の準備をします。

  • そろそろ稲作の準備を始めます

    今年2020年の冬もあまり雪が降らず、雪が積もるということもほとんど無かった福井県です。今までの雪が降っていた頃の3月というとまだ1mぐらい雪が積もっていて"雪解け待ち"という感じでしたが、近年はほぼ一年中外作業が出来ます。 育苗前のこの時期の作業というと、毎年恒例のイノシシ害の後始末。冬の間はイノシシはエサを探して非常に活発になるので、田んぼの周りを覆っているワイヤーメッシュの柵なども簡単に突破してしまいます。細い鉄筋棒で出来ているといっても人間の力では曲げることも難しいのですが、中には鉄筋同士の溶接も剥がしてしまうイノシシもいます。 春になると何故かイノシシはピタッと山から出てこなくなるのは不思議です。なので、田植え前のこの時期に田んぼ廻りの修繕を行います。 田んぼの畦道もイノシシがミミズを採るために掘って崩してしまう場所がいくつもあるので、それも直します。なぜか無農薬栽培の田んぼの畦ばかり狙われるのはそれだけミミズが多いからでしょうか。通常の慣行栽培の田んぼはほとんど無傷です。 それにしても粘土質の土は重たいです。冬の間はあまり動いていなかったので余計に重たく感じるような気がします。 だいたいここまでが3月前半の作業。まだ急ぐ時期ではないので、ぼちぼち作業をしていました。 毎年少しづつですが請け負う田んぼの面積が増えるので、今年は少し早めに田植えをする予定です。今年は4月後半から田植えの予定なのでそろそろ育苗の準備も始めます。

  • ようやく雪が降ってきました

    令和2年もあっという間にひと月が終わり、2月になりました。今年の冬も暖かいといってもさすがに2月にもなると雨が雪に変わってきました。 雪が降ったといってもうっすらとだけ。以前なら12月頃の景色ですが、ここ数年は雪が積もるだけでも珍しくなってきました。気候がだいぶん亜熱帯の方向に寄っているような感じもします。 梅のつぼみもだいぶん膨らんできました。来週はかなり暖かくなるみたいなので、今年も春は早くに来そうです。 農業は科学技術が発展した現在でも昔と同じように気候や気象に左右される仕事で、今年は早めに外仕事の準備に入れそうです。農産物の工場生産というのが一時期流行りましたが、価格は高くても安定した生産ができるという意味では良いのかもしれません。最近の評判はあまり聞きませんが、どうなのでしょうか。 令和2年のコウノトリ。この辺りではもう全く珍しくもなくなってきたコウノトリですが、今年見かけるのは1匹だけ。2匹のつがいで来てもらえると定住してもらえる可能性もあるので楽しみです。 10年位前に1匹のコウノトリが近くの田んぼに飛来したことがきっかけで、その後、コウノトリの巣塔が建ち、近隣の無農薬栽培の田んぼも大幅に増え、さらに今年は近くにビオトープの設置も進められています。豊かな自然環境を作るのは食の安全にもつながるので、"生き物を育む農業、活動"という方向性も良いのではないかと思います

  • 今年もよろしくお願いいたします

    遅くなりましたが、令和2年もよろしくお願いいたします。 新年を迎えましたが、今年も雪が積もっていない福井県です。 この写真のいつも遠くに見えている山は「日野山」と言って、だいたい800mぐらいあります。この山頂が3回ぐらい白くなると地表にも雪が積もり始めるのですが、今冬はその様子も全くなし。日中はよく晴れてとても暖かいです。これが北陸地方の冬なの?という感じもします。 暖かいと元気なのがイノシシ。田んぼの畦(アゼ)がどんどん耕かされていきます。野生の動物なのでエサを探すのに必死なのはわかるのですが、ここまでされると・・・。今年のこの田んぼの草刈りは大変そうです。 暖かいといっても田んぼにはうっすらと氷は張るのでそれなりに朝晩は寒いです。稲作には莫大な量の水を栽培に使うので、このまま雪が降らないととっても困ります。山間部に降り積もった雪で梅雨時期までの水を確保するので、今後も雪が積もらないような気候になると、日本で稲作が可能な地域がどんどん減っていく可能性もあります。食糧事情も厳しくなるかもしれません。いったいどうなってしまうのでしょうか。

  • 餅つき

    2019年もあと数日で終わり。もうすぐ新年ということで、この時期はお正月用の餅つきで毎日大忙しです。餅を搗いて丸めるだけならすぐにできるのですが、お米の準備から後始末までを毎日繰り返すので、量を作ろうと思うと大変です。 餅に使うもち米は炊かずに蒸します。もち米は水分を吸うとどんどん柔らかくなるので、蒸すことで柔らかくなりすぎるのを防ぎます。 蒸したもち米は杵と臼を使って搗き上げます。ご飯粒を潰しながらモチにしていくことによって、モチ本来の力強りコシと粘りが生まれます。粉砕したもち米を捏ねただけだと、柔らかいトロトロのお餅になってしまいます。 最後に丸く整形して冷めたら完成。福井県は切り餅ではなく丸餅です。まだ温かいうちは艶々輝いていますが、冷めてくるとしわしわに縮んでしまいます。 なぜここまでモチの"コシ"にこだわるかというと、理由の1つに福井県の雑煮事情があります。福井県の雑煮は丸餅を焼かずにそのまま煮るだけです。昆布でだしをとって味噌で味付け。具は一切なしです。最後に鰹節をかけていただきます。自分たちはずっとこの雑煮を食べてきたのでこれが普通だと思っていたのですが、全国的にもかなり珍しい雑煮ということを近年知りました。 餅を煮込むので、煮ても簡単には溶けない力強さがモチに求められます。なので、正月のモチだけは自分たちで餅つきをしたり、昔ながらの方法で餅を作っているところに頼むというのが多いみたいです。

  • もち米とうるち米

    12月も後半、もう今年も残りわずかとなってきました。3年位前まではこの時期になると雪が積もりはじめ、陽が全く差さなくなるのですが、近年の冬はとてもあたたかいです。 空模様は北陸地方の冬らしく分厚い雲が途切れ途切れに西から流れてくるのですが、気温が高いので雪が積もるどころか降りもしません。これからはこれが当たり前の冬になるのでしょうか。 これだけ暖かいとあまり"餅が食べたい"という感じがしないのですが、とりあえず季節ものということで今日は「もち米」の話。 お米の主成分は「デンプン」ですが、このデンプンには種類があって、「アミロース」というデンプンが多い種類を「うるち米」、「アミロペクチン」というデンプンが100%のお米を「もち米」と言います。デンプンの種類でお米の色や食感に特徴が生まれます。 お米以外にも、同じイネ科の作物「ヒエ、粟、麦、キビ」などにもモチ系の品種があり、「モチ稗、モチ粟、もち麦、モチキビ」が普通のうるち系の品種よりモチモチした食感があります。もち麦などは最近有名です。「モチとうもろこし」もあったかもしれません。 雑穀米でもこういったモチ系の品種を加えるとよりおいしく食べることが出来るのではないかと思います。 ちなみにデンプンは唾液に含まれる消化酵素「アミラーゼ」で素早く「糖分」に分解されるので、ご飯を口に入れた瞬間に「甘さ(おいしさ)」を感じることが出来ます。 お米には「低アミロース米」という品種系列があり、「うるち米」の中でもアミロペクチンが多く含まれている品種があります。そのため食感がもち米に近くなったり、お米の見た目もやや白っぽくなります。 近年はあっさり系よりももっちりとしたお米が好まれる傾向があるので、低アミロース系の品種がたくさん開発されています。「ミルキークイーン」や「ゆめぴりか」などが有名です。食味検査でも「アミロース」の含有量は重要な指標の1つになっており、なるべく低い方が食味値も高くなる傾向にあります。 お米の品種改良も様々で、低アミロースの逆の高アミロース米、大粒種、大胚芽種、高タンパク米などいろんなタイプのお米が開発されています。現在の品種改良は稲どうしの掛け合わせで開発されていますが、遺伝子改良となると別の植物、さらに動物の遺伝子ともかけ合わせが可能で、ちょっと怖いような感じもします。

  • 田んぼの仕事もそろそろ終わり

    11月にもなると今年の田んぼの作業も終わりです。秋肥料をまいた田んぼを耕起して、水を張って田んぼを休ませてやります。 今年の福井の秋はとても天気が良く、9月~11月は暖かくて過ごしやすいです。いつもの北陸地方の秋の気候というと、秋雨からの寒波到来で、あっという間に冬になるのですが、今年はしっかりと"秋"があります。 これはモミ殻に米ぬかと水を混ぜて堆肥にしたもみ殻たい肥。もみ殻には自然の納豆菌が付着しているので、菌に栄養と水をあげれば簡単に発酵が始まります。ただ、使い道がないので、屋外に野晒しで一年間放置してあります。 この堆肥が小さい生き物にとっては好物みたいで、ミミズからカブトムシまでと様々な生物が寄ってきます。だいたいはイノシシの遊び場になります。 久しぶりに掘り返してみたらカブトムシの幼虫がゴロゴロ出てきました。ハエやカブトムシの幼虫、ミミズなど土の中の芋虫系の昆虫はこういった腐食物を食べ、その排泄物が砂や粘土と混じってようやく"土"になります。人間が土づくりとして行っている秋肥散布や耕起などはこうした菌類や小さな生き物のお手伝いといったもので、これが土づくりの基本になります。

  • 田んぼも寂しくなってきました

    11月になりました。今年の田んぼの仕事もそろそろ終わりです。 高山農園ではお米の生産だけでなく販売も行っているので、一年で大量の「米ぬか」ができます。捨てるのはもったいないので、稲刈り後のこの時期に田んぼに戻してやります。「米ぬか」は稲から採れた収穫物の一部なので、たっぷりのミネラルを含む栄養が詰まっています。田んぼの微生物の餌や菌類の栄養源になります。 それにしても今年はどの田んぼも「ひこばえ」が元気な感じがします。「ひこばえ」とは稲の切株から生えてきた新芽のことで、稲がまだ生きている証拠です。ひこばえが元気な田んぼは収穫したお米も"おいしくない"という話を聞いたことがあります。植物が生長するにはチッソ系の養分が必要で、この養分が田んぼに余っているため、ひこばえが伸びてきます。チッソが多いということはお米の食味のタンパク値も高くなる、という理屈らしいです。今年の福井米は食味が全体的に低めなので、そうなのかもしれません。 ワタリカラスではないのですが、この時期になると"よそ者"のカラスが餌を求めて田んぼに多く集まってきます。餌になるカエルも冬眠の季節で田んぼでもほとんど見かけなくなってきました。 11月にもなると16時過ぎには日が暮れます。農業は"陽が出ているときが仕事の時間"というのが昔からあるみたいで、育苗時期は朝5時ぐらいから、草刈りで忙しい時期は18時ぐらいまでと、気候や時節に合わせた労働時間で作業をしています。これからは外作業は控えめで、お米の販売の仕事がメインになります。

  • シーズン終わりの大清掃

    今年の稲刈りとモミすりが終わり、お米の後始末がすべて終わったので、その作業で使用した機械と施設内の清掃をまとめて行います。 掃除の基本ということで、高いところから埃を落としていきます。施設で一番高いのは乾燥機の屋根。地面から6m以上あるので結構怖いですが、埃や飛び散ったモミが散乱しているので出来るだけきれいにしていきます。 乾燥機の内部もゴミだらけ。通常開けない場所ほどゴミが溜まっているので、機械は可能な限りバラして清掃します。 外せるものはすべて外します。清掃しながら機械の分解と組み立てを繰り返していくと、不思議と機械の仕組みが理解できるようになり、機械の使用中にモミが詰まっても自分でなんとかできるようになります。 施設の上から順番に清掃して、最後は床。お米の乾燥調製施設は稲作農業の最終工程ですが、これでも食品加工の最上流になるので、できるだけ機械だけでなく施設内もきれいな状態を保つようにしています。お米が残留しているとネズミが住み着いたり、虫が発生したりと良くないことが多々あります。 機械の中に残ったお米。品種ごとや栽培区分の区切りごとに清掃をしていると、けっこうな量の玄米が溜まります。捨てるのももったいないので、最後に全部を混ぜてブレンド米にします。だいたいどの農家さんもこれを食べます。ブレンド米というとマズいというイメージがありますが、このような本来のブレンド米は食感のバランスがとれていて美味しいです。

  • モミすりもようやく終了

    先週、今年の全部の稲刈りが終わって、その後始末もようやく終了しました。これでとりあえずはひと段落です。 一番最後は古代米。他のお米と混ざるとマズいので毎年一番最後になります。古代米といっても特殊なお米ではなく、単なる色の付いたもち米の玄米なので、それほど"おいしい食べ物"ではありません。 もみ殻の山。高さ5m以上の山脈みたいになっていますが、これ全部お米の殻です。籾殻は雨に濡れてもほとんど染み込まず、とっても腐りにくいので毎年処分に困ります。 気が付けばいつの間にか10月も後半で、赤トンボの時期もそろそろ終わり。稲刈りをした後の田んぼの上を日中は無数のトンボが飛んでいましたが、日が暮れると全く見かけなるなるのが不思議でした。 モミすりが終わったので最後は片付け。埃とゴミだらけになった機械と施設を丸ごと清掃します。もう少しだけ後始末が続きます。

  • 令和1年度の稲刈り終了

    8月後半から約2か月、ようやく今年の稲刈りがすべて終了しました。 今年は梅雨入りが早かったため、6月に入ってから植えた分が初期育成が遅れ気味で収量が良くなかったです。また、疎植をした品種はよかったのですが、密植させた品種は登熟不足で網下米と乳白が異常に多く、調製に苦労しました。今年のお米は例年に比べると食味値がやや低めで味度値がとても良いのが特徴的です。 稲刈りが終わった後の田んぼは来年の春までお休みです。この"休ませる"というのが大切で、この期間中に土づくりをして、来年の春にまた稲が健全に育つような田んぼになるよう管理をしていきます。

  • 少し余裕が出てきました

    約1か月ぶりの更新になります。9月中旬から毎日深夜まで作業をしており、仕事が終わると日付が変わっているのが毎日だったのでかなり大変でしたが、ようやく余裕が出てきました。 今日は古代米の収穫。10月に入って朝晩は涼しいというよりは寒いくらいになってきましたが、古代米はこの寒さにあたると色づきが良くなるため、だいぶん遅めの刈り取りです。 先日収穫したもち米。ほぼ福井県でしか栽培されていない"タンチョウモチ"という"おモチに向いた"品種のもち米です。しかも有機栽培のモチ米なのでかなり希少。もち米というと真っ白という印象がありますが、水分が高いと普通のうるち米と同じように透明度があります。これから数日掛けてゆっくりと乾燥させていきます。 稲刈りもあと1日で終了予定。最後は「にこまる」という品種です。今週末の台風が心配ですが、もうこればかりは倒れないよう祈るしかありません。

  • 急に忙しくなってきました

    今週に入ってから日本晴、コシヒカリ、ミルキークイーンと次々と稲を刈り始めたので毎日大忙しです。 毎日残業。収穫期は朝8時から夜9時ぐらいまでが通常業務。9時~11時が残業といった感じです。本当に忙しくなると帰宅が翌日になることもあり、しかも常に体を使う作業が多いので毎日になるとかなりつらいです。お米を待っている皆さまのことを考えるともうちょっと頑張ろうという気になれるのですが、やっぱり本音はつらいです。

  • 今年最後の草刈り

    ハナエチゼンの稲刈り後の後始末が終わり、次の稲刈りまでに少し時間があるので残りの田んぼの草刈りです。4月末から約1か月に1回程度の草刈りをしてきましたが、ようやく9月分で最後になります。稲作は田んぼの中の雑草と田んぼの周りの雑草を様々な手段で減らす作業が仕事の半分ぐらいなので、"ようやく今年の草刈りも終わる"といった感じです。 ハナエチゼンは全部業者さんに出荷。この品種を積極的に売りたいという農家さんには会ったことが無いくらいの、まぁそういった感じの品種です。 コシヒカリも良い色になってきました。今年のコシヒカリは穂づくりの時期に雨が多かったためかどの田んぼも良く出来ています。来週に台風が来るみたいなので、今のところはそれだけが気がかりです。ちなみに左のまだ青い田んぼが高山農園のコシヒカリ。 稲刈りが始まるとそっちの方の仕事がメインになるので田んぼの管理はさぼり気味。そのため、どの田んぼも草だらけ。稲刈りが終わったとしても雑草を残しておくと害虫の巣になって越冬してしまう場合があるので、一年中田んぼはキレイに管理するのが良いのですがなかなかそうはいきません。 有機栽培のコシヒカリの田んぼ。高山農園のコシヒカリの中では一番早く植えたもので、来週後半くらいには稲刈りが出来そうです。今年は除草で苦労しましたが、その後は順調でようやくここまで来ることが出来ました。あとはイノシシが入らないこと、台風が来ないこと、稲刈りの天気に恵まれることを祈るだけです。

  • 稲刈りのお手伝い

    雨が続いてなかなか天気が良くならない日が続いていましたが、ようやく晴れるみたいで遅れていた稲刈りの続きです。個人的に普段は乾燥調製の担当なのであまり田んぼには行かないのですが、今日は人手不足ということで稲刈りの手伝いに。 手伝いと言ってもコンバインに乗っている人以外はやることが無いので、刈り取ったモミの運搬が主な仕事。収穫1人、運搬1人いればなんとか稲刈りが出来てしまうのが現代の稲刈り。 暇なので田んぼの稲を見ているとネズミの巣を発見。 カヤネズミの巣です。稲ワラを器用に丸めてあり、今回は何も入っていませんでしたが稀にですが子育て中のものもあります。稲穂が混じっているので1か月以内に出来たもの。 稲刈り後は鳶やカラスが寄ってきます。田舎のカラスはカエルや昆虫、稲の落ちモミまで食べます。 稲刈りの頃になると日中でも普通に見かけるようになるのがイノシシ。大きな体をしていますがかなり臆病で、"動いている人間"を見ると逃げます。それでもこちらに突進してくる場合もあるのでやはり怖いです。 モミすりで排出したモミ殻に交じっているお米を食べているみたいで、毎日のように山からやってきます。10月も過ぎると食べるものもなくなってしまうので、この時期の動物はかなり貪欲です。 8月も終わり、早生品種の稲刈りは一段落といったところです。次はコシヒカリなのですが、今年は梅雨明けから猛暑が続いたためかコシヒカリの登熟が良く、平地だと早くもコシヒカリも収穫が始まっているみたいです。北陸地方の作柄は昨年に比べると良作気味。今のところ台風発生の話も無く、秋晴れの穏やかな天気が続いてくれればと思います。

  • モミすり お米の収穫後の後始末

    8月も後半になると雨の日が多くなってきました。稲の収穫期はだいたい毎年このような感じなので、晴れた日を狙って稲刈り、雨の日はその後始末という作業になります。 ということで、今週は2日間だけ稲刈りが出来たので、収穫した分のモミすりをします。 モミすりというのは、その名の通りモミ(殻付きの玄米)を狭いゴムロールの間を通して、その摩擦(擦り合わせ)で殻を剥く工程です。 モミすり機を通すと殻が取れて玄米になります。このままでも炊飯して食べることはできますが、この段階の玄米は白っぽかったり黒かったりといろんな色のお米が混じっています。また、小石や細かい雑草の種などが混じっているのでそれらを取り除いてきれいにします。 まず、石抜き。お米の中には見ただけではわからないくらいたくさんの石が混じっています。これをやらないとごはんに石が混じって、歯が欠けます。地面が柔らかい田んぼの稲を刈ると稲と一緒に泥も入ってしまうので、石が混じりやすくなります。 次に網を通して通常の玄米よりも小さいものを取り除きます。緑色をした未熟米、割れたお米、雑草の種子などが取り除かれます。取り除いたものは網下米といい、これはこれで利用価値があります。 さらに色彩選別機を通して通常の玄米とは異なる色をしたお米を取り除きます。黒点米、死米、乳白米、着色米が取り除かれ、この作業をすると玄米が見違えるようにきれいになります。カメムシ防除の農薬散布よりも色彩選別をした方が効果があるくらい黒点米は減ります。 最終的にこのような感じの玄米になります。今年の早生品種は乳白米が多め。色彩選別でも取りきれないくらいたくさん入っています。 最後に30kgづつ袋に詰めて出荷または保管となります。昔は米俵1つで1俵(60kg)だったらしいのでその半分なのですが、それでも30kgは重いです。何百、何千袋と扱うので、上手に持ち上げないと腰を痛めます。20kgの袋にならないでしょうか。

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