梅雨が明けていないにもかかわらず、真夏のような日々が続いています。その上、雨も全く降らないので、そろそろ水不足
ここ最近の世界情勢により肥料が高騰しており、化学合成肥料などは今までよりも2倍近い値段になるとのことです。有機質の肥料もそれにつられて値上がりしています。栽培で使用する肥料を自分たちで作ることも今後は考えていく必要があるのではと、最近考えています。 ということで、毎年この時期に作っている「米ぬかともみ殻の堆肥」。田んぼで使用するのではなく、畑用です。理由はあまりたくさん作れないのと、散布する方法がないこと。たくさんの量を作ろうと思うと作成用の重機、散布用の機械がいるので、そこまで大々的には現状できないです。 自分で乾燥調製をやっている農家さんならわかると思いますが、後始末に困る大量の「もみ殻」。これを堆肥にして少しでも減らせればと思います。捨てたり燃やしたりするとゴミですが、田んぼに返せばこれも肥料になるので、出来るだけ自然循環に貢献できるような栽培が出来ればと思います。と言っても、モミ殻はそのままだとなかなか土に還らないので、ちょっと工夫してあげる必要があります。 もみ殻と米ぬか、水を混ぜて山にしておくと勝手に発酵が始まります。稲ワラやもみ殻には納豆菌のような枯草菌がたくさん付着しているので、それらの栄養になる米ぬかを混ぜてあげると一気に活動を始めます。 数日で60度近い発酵温度になり、手を突っ込むと火傷するくらいの熱さです。これが菌の力なので、自然の力というのはすごいと思います。微生物の発酵熱を利用した冬場の栽培などもあるみたいなので、なかなか奥が深いです。 ただ、これだけの温度だとすぐに乾燥してしまうので、定期的に水を補給してあげる必要があるのですが、今回は豆腐屋さんで新鮮な「おから」が手に入ったのでこれを混ぜてあげます。おからには水の他に、タンパク質(窒素成分)もたっぷり入っているので、堆肥の栄養価もより高めることが出来るのではないか?と思います。これも、「捨てればゴミ、生かせば資源」です。
11月も後半、今年も残り1ヵ月となってきました。歳をとるごとに一年一年が早く過ぎるような感じがしています。あともう少しすると雪が降ってくると思うので、天気が良いうちに外仕事で出来ることは全部やっておきます。 米を販売している農家さんはわかると思うですが、精米時に出る米ぬかが一年分となるとすごい量になるので、これを田んぼに戻してあげます。米ぬかは分解するとかなり優秀な有機質の肥料になるので、捨てるのはもったいないです。後は、田んぼを耕して春まで待ちます。 機械も水で洗えるものはきれいに洗って片づけをします。ほとんどの機械は次に使うのは半年後ぐらいになるので、洗浄後はグリス塗布やオイル交換など、またしっかり働ていくれるよう整備をしておきます。 北陸地方の秋は例年だともっとグズグズした感じの天気が多いのですが、今年は良く晴れて気温も高いです。冬はこの反動で厳冬になる可能性もあるので、冬支度だけはしっかりしておきたいと思います。
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梅雨が明けていないにもかかわらず、真夏のような日々が続いています。その上、雨も全く降らないので、そろそろ水不足
7月に入って、北陸地方は梅雨がまだ明けていないのに毎日暑いですね。この時期はどうしても雨が降って欲しいのですが
梅雨入りしてから急に蒸し暑くなって、最初の数日の外作業はかなりつらかったです。ですが、人間の体はすごいものでこ
田植えが始まってから全く更新できませんでした。たいへん申し訳ございません。毎年同じことをやっているのに今年は特
今年の春はやっぱり寒いのか、雑草もあまり伸びていなかったので少し楽が出来ていたのですが、そろそろ草刈りのシーズ
ちょっと更新が遅れましたが、今年の稲の育苗が始まりました。 皆様の地域の桜はどのような感じでしょうか。日本は南
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先週は雪が積もってまだまだ冬が続くのかな?と思っていたら今週は初夏の陽気。春はどこに行ってしまったのでしょうか
やっと田んぼの雪が消えたので今年の稲作の準備を始めていきたいと思います。例年に比べると雪解けが遅く開始がかなり
今年の冬は昨年までと違ってかなり雪が降りました。数年ぶりの大雪だったので生活面での不便さも久々に実感した冬でも
日頃より、大変お世話になっております。 今年もあとわずかとなりました。 来年も、皆様の食卓に笑顔があふれるよう
収穫後のお米の後始末も一通り終わったので乾燥調製用の機械の清掃と施設の清掃を行います。 約2ヶ月間使った乾燥施
2024年の稲刈りもようやく終わりました。 水稲栽培は基本的に昨年の稲刈り後から始まって、今年の稲刈り終了まで
まだ稲刈り終わっていません。やっと残りあと3反で終わりです。 10月になると日差しも柔らかく日中もかなりさわや
今回の台風10号、太平洋側はかなり雨が酷かったみたいですが、日本海側の福井県はそよ風と適度な雨程度でほとんど被
日本は南北で結構な気温差があるので、稲刈りのシーズンというのは地域ごとに異なっています。福井県ではだいたいお盆
稲の穂が出ることを出穂(しゅっすい)と言います。近年は毎年暑いのですが、今年はさらに暑いのか、穂が出る時期が例
ようやく北陸地方も梅雨明けしました。と言っても、福井県は北陸で一番南なので、1週間ほど前からほぼ梅雨明けの状態
今年の梅雨は本当に雨が多いですね。全国各地の大雨被害のニュースが毎日のように報じられているので、稲にとってはあ
田植えから稲刈りまでの期間は、ほぼ毎日田んぼの周囲の草刈り。農家の作業のうち、作業時間の半分以上が草刈り作業の
田植えから稲刈りまでの期間は、ほぼ毎日田んぼの周囲の草刈り。農家の作業のうち、作業時間の半分以上が草刈り作業の
いつも皆さんが見慣れている田んぼというのは、たぶん稲だけが水面から出ているだけの状態だと思いますが、これはほと
7月に入って、今年は雨が多い梅雨らしい梅雨を迎えています。昨年はこの時期にほとんど雨が降らなかったので、今年ぐ
ご無沙汰しております。やっと2024年の田植えが終わりました。 ギリギリですが、今年も何とか梅雨入り前までに田
今年のGWはいかがでしたでしょうか。どこかへ遊びに行った人もいれば、お家でゆっくりされた方もいらっしゃると思い
そろそろ5月の大型連休の時期ですが、稲作農家にとっては田植え週間です。専業農家はもちろんですが、農業以外の仕事
福井県もようやく桜が満開になりました。毎年、桜の開花の時期に1回目の稲の種まきが始まり、育苗と田植えを繰り替え
田植えまで1ヶ月となりました。そろそろ苗の準備に取り掛かりたいと思います。まずは種の消毒から。 いつもの温湯消
3月に入ってからというもの雨がずっと続いていて、一向に”春らしさ”というのが見えてきません。日本もとうとう雨季
2月後半からかなり暖かくなって、もう外作業をしてもいいかな?と思っていたら今までずっと雨の日。ようやく雨が上が
今年の冬は一段と暖かく、まだ2月の中旬ですが、もう4月の陽気。前回降った雪もあっという間に消えてしまいました。 例年だと3月頃から田んぼの準備を始めるのですが、今年はそろそろ始めてもよさそうな雰囲気。天気だけ見るともう雪は降らなさそうですが、他の農家さんはまだ誰も動いていないので、こっちも少し様子見です。 例年だと、福井県の田植えは4月下旬頃からがメインシーズンになりますが、2月からこれだけ暖かいと田植えの時期も早くする必要があるのかもしれません。栽培時期がずれると収穫期も変わってくるので、自然環境に合わせて行う仕事というのは難しいです。 春というと自然界の生き物は子育てのシーズン。今年のコウノトリはどうでしょうか。今年は雪解けとともにかなり早めにやってきたので期待できそうです。
2024年の冬は今年も暖かくて、雨は降っても雪にはならず、このまま春になるのかな?と思っていたら急な大雪。一晩で結構積もりました。 昨日までは全く雪が降っていなかったのに、朝起きたらこんな風になっていたら驚きます。風景がほぼ白と黒だけになって、色数も減るのか画像のファイルサイズもいつもよりも小さくなるのがちょっと面白いです。 一晩でだいたい40cmぐらいでしょうか。これくらいなら大丈夫ですが、1mを超えると屋根の雪を降ろさないといけないので大変。近年はそこまで積もることもなくなったので、だいぶん楽にはなりました。 道路はこんな感じ。田舎は車が無いと何もできないので道路は本当にライフライン。食糧はもちろんですが、救急車、消防車、電気や水道の問題が発生しても道路が通れないと死活問題なので雪国の冬は生活するのも大変。都市部の生活に慣れてしまうと不便な田舎に帰りたくないというのも理解できます。 雪は降っただけ積もるので、数時間おきに敷地内の雪を除けるもの雪国の日課。いい運動になります。