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高山農園のお米作り https://okomenotakayama.com/blog/

無農薬栽培や特別栽培など農薬に出来るだけ頼らない、おいしいお米作りに取り組んでいます。

高山農園
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越前市
出身
越前市
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2019/03/24

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  • 梅雨の戻り

    6月の後半に梅雨が明けてしまって水不足を心配していましたが、逆に田んぼを乾かす時期になってから雨が続いています。水がもらえるので稲は元気なのですが、田んぼがなかなか乾かなくて困っています。 「梅雨の戻り」なんていう便利な言葉があるようですが、6月の梅雨の間は全く雨が降らなかったので、ようやく梅雨入りしたかな?というような感じがしています。なので、今日は梅雨の中休みみたいな良い天気です。 この時期の田んぼは緑一色ですが、品種ごとにどんどん田んぼの色が黄金色に変わっていきます。 久しぶりの良い天気だったためか、「ハナエチゼン」の穂がきれいに出揃いました。気温が上がると一気に花も咲かせます。 今年はカメムシもやや多めな感じ。田んぼにいるカメムシはほっそりとしたスリムな体形をしています。この虫はお米の汁を吸い、虫害に遭うとお米が黒く変色する、いわゆる黒点米になってしまうのでとても厄介です。カメムシは花粉の匂いにつられてやってくるという話を聞いたことがあるので、出穂期に石灰でもまくと臭い消しになってよいかもしれません。

  • 追肥

    稲が背丈を伸ばす生長を終え、穂づくりの時期に入ったので、追加の肥料(追肥)を散布してやります。 こんな機械に肥料を入れて、これを背負って田んぼの周囲から風の力で飛ばして散布します。肥料がだいたい20kg、機械が10kgぐらいあるので、暑さと重さでこの時期の作業はつらいです。 これは有機肥料。一言で表すと、生ゴミをバラバラにして固めて乾燥させたものです。肥料効率が悪いので、どうしても栽培の途中で今回のように追加で肥料を散布してあげる必要があります。この暑い時期だと臭いも結構きついです。 こちらは化学肥料。作物に必要な成分を固めたもので、生育ステージに合わせてゆっくりと溶け出すので、田植え時に同時に散布してあげるだけで稲刈りまで追肥なしでも問題ないくらいです。品種に合わせた専用の肥料もあり、肥料効率も良いので有機肥料よりも安定して収量が良いです。ものすごく便利なのですが、現在とんでもなく値上がりしています。燃料代も値上がり、肥料も値上がりで、農産物が値上がり、そしてそれを基にした加工食品が値上げされていくのも納得していただければと思います。 コンクリートの畦(アゼ)の上を歩きながら散布するのは落ちそうで怖いです。草刈りをしなくても良いコンクリートのあぜ道ですが、この作業の時だけは大変です。 また、田んぼが大きすぎると田んぼの周囲からは届かない場所があるので、その場合は田んぼの中を歩いて散布します。これが一番きついです。荷物は重いし、足元はひざ下まで泥、おまけに暑いので、1回田んぼの中で散布しただけで汗びっしょりフラフラになります。早くドローンで散布できるようになってほしいです。

  • 待望の雨

    やっと降ってくれました。台風が運んできてくれたまとまった雨です。 7月から農業用の取水制限も始まっていたので、このままずっと雨が降らなかったらどうしようかと考えていたところ、何とか雨が降ってくれました。とりあえずは一安心、ということにはならないみたいで、肝心の(日野川へ流れる)ダムの貯水率が46%ぐらいしかなく、今後も心配は続きます。 雨が降ってくれないと農作物も心配ですが、自分たちも休めないので困ります。

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